JPH07215716A - 食塩水中の硫酸イオンを除去する方法 - Google Patents

食塩水中の硫酸イオンを除去する方法

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JPH07215716A
JPH07215716A JP6268384A JP26838494A JPH07215716A JP H07215716 A JPH07215716 A JP H07215716A JP 6268384 A JP6268384 A JP 6268384A JP 26838494 A JP26838494 A JP 26838494A JP H07215716 A JPH07215716 A JP H07215716A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明は食塩水中の硫酸イオン、特にブライン
中に存在する硫酸イオンを除去する方法を提供するもの
である。 【構成】(i) 酸性pHでブライン溶液をジルコニウム含
有化合物と接触させ、(ii)硫酸イオンを吸着したジルコ
ニウム含有化合物と、硫酸イオンが除去されたブライン
溶液とを分離し、(iii) (ii)で得られたジルコニウム含
有化合物を塩基性pHで処理して硫酸イオンを脱着さ
せ、(iv)硫酸イオン濃度が高くなった塩基性水溶液と、
実質的に硫酸イオンを含まないジルコニウム含有化合物
とを分離する段階より成るブライン溶液から硫酸イオン
を分離する方法。 ジルコニウム含有化合物は式:Zr(OH)4・xH2
(xは4〜200の数)で表される水酸化ジルコニウムの
水和物で、しかも、未乾燥のゲル状沈澱物の形で存在す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食塩水中の硫酸イオン、
特にブライン(saumures)中に存在する硫酸イオンを除去
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有毒元素を出さずに電気分解用ブライン
中の硫酸イオンの含有量を低下させる方法は古くから求
められてきた。現在ではさらに、水銀またはバリウム等
の有毒元素をできるだけ出さず、しかも、排液の量が少
ない処理が求められている。
【0003】硫酸バリウムを沈澱させてブラインを脱サ
ルフェート化する方法には下記の欠点がある: 1) 精製スラッジ中に許容される遊離バリウム含有量に
関する現在の規制に合わせなればならない。 2) 水銀法のループでの汚染スラッジは水銀含有量が高
いと投棄できない。 3) 塩素酸塩法のブラインループではBaCrO4 の形のク
ロムの放出も規制されている。
【0004】これらの硫酸イオンを沈澱させる化学的処
理では、ブライン中に存在するその0の有毒元素、特に
水銀が出るのは避けられない。従って、少なくともスラ
ッジを洗浄する必要がある。
【0005】低濃度ブライン(100 g/リットルのNaC
l)をアニオン樹脂で処理する方法での脱サルフェート
化能力は水収支によって極めて限定される。すなわち、
この方法では溶出前に樹脂を洗うことで水銀の放出を避
けることができるが、余り有利な方法ではない。
【0006】水酸化ジルコニウムのような物質は硫酸イ
オンに対して優れた親和性を有しているので、無機物質
上へ吸着させるのが最も確実な方法のように思われる。
米国特許第 3,378,336号には、予めバリウム形にした陽
イオン樹脂でブラインを精製する方法が記載されてい
る。マグネシウムやカルシウムのようなアルカリ土類金
属はこのバリウムと置換し、その結果放出されたバリウ
ムは硫酸バリウムの形で沈澱する。しかし、この方法に
は下記の欠点がある: 1) 沈澱物によって陽イオン樹脂が閉塞する危険があ
る。 2) バリウムの放出はカルシウムとマグネシウムの含有
量のみに関係し、硫酸イオンの含有量には関係しない。
従って、バリウムに関する問題が残る。
【0007】米国特許第 4,556,463号には、下記2つの
手段を組み合わせてブラインを脱サルフェート化する処
理方法が記載されている: 1) 弱塩基性陰イオン樹脂上を通過させ、硫酸塩を結晶
化させる。 2) 陰イオンループの水を用いてブラインを塩化ナトリ
ウム濃度 100g/リットルまで希釈する。 しかし、この方法の脱サルフェート化能力には限度があ
る。すなわち、この脱サルフェート化はブラインループ
に導入できる水の最大量に直接関係する。
【0008】米国特許第 4,415,677号には、陽イオン樹
脂にジルコニウム塩を含浸し、次いで、塩素酸ジルコニ
ウムを水酸化アンモニウムを用いて水酸化物にし、 ZrOCl3 +2NH4 OH → ZrO(OH)2 +2NH
4 Cl 過剰な水酸化アンモニウムをブラインで洗浄する方法が
記載されている。この方法で26%の塩化ナトリウム溶液
をpH1〜3へ酸化してからカラムに通すと、T=50
℃、pH=1、BV/h(BV:ベッド容積)で硫酸イ
オン含有量を 970〜110 ppm へ下げることができる。
【0009】米国特許第 4,405,576号には、アクリル酸
を添加し、系中でそれを重合することによってジルコニ
ウム化合物の固定を良くする方法が記載されている。実
施例の負荷率はpH=2.4 、T=72℃、硫酸イオン濃度1.
2 g/リットルで、樹脂1リットル当たりSO4 --約5
gである。
【0010】同じ発明者の米国特許第 4,415,678号で
は、pH=1.5 、T=65℃で、負荷率が樹脂1リットル当
たり14gになっている。いずれの場合も溶出には水を用
いており、各実施例で処理された溶液の量は10BV以下
であり、再生後の処理能力については記載はない。
【0011】欧州特許第 427,256号には、ジルコニウム
の水酸化物−酸化物をベースとした吸着剤を用いてブラ
イン中に存在する硫酸イオンを抽出する方法が記載され
ている。この触媒のイオン交換機構は下記の通りであ
る: (1) 酸性媒体中での吸着: 2 ZrO(OH)2+ Na2SO4 + 2 HCl → (ZrOOH)2SO4 + 2
H2O + 2 NaCl (2) 塩基性媒質中での脱着: (ZrOOH)2 SO4 + 2 NaOH → 2 ZrO(OH)2 + N
a2SO4 吸着剤は1〜20μmの粒状で、その効果は表面のOH-
基の数に比例し、塩化ナトリウム含有量が 200g/リッ
トルのブラインの硫酸イオン含有量を 6.2g/リットル
から 0.5g/リットル以下まで下げることができる。し
かし、塩素酸塩電気分解でブラインから硫酸イオンを除
去する場合には、クロムが吸着剤に吸着され、その後に
放出され、そのクロム酸塩が吸着剤に吸着される危険が
ある。
【0012】ストレルコ(Strelko) 達は酸化ジルコニウ
ム水和物の硫酸塩の吸着選択性について報告している
(Zhurnal Fizicheskoi Kuimii 64, 408-412, 1990、
『二酸化ジルコニウム水和物の硫酸イオン吸着選択
性』)。ここで使用されているジルコニウム化合物の乾
燥物含有量は70%である。すなわち、上記欧州特許第 4
27,256号で用いられている化合物と同じ燃焼損失物で構
成されている。
【0013】特開昭67-300652 号を紹介したCA−1181
27578 では、予め脱塩素化したブラインをイオン交換体
としてZr(OH)4 粒子(粒径7〜8μm)を用い、
脱着剤として水酸化ナトリウムを用いて硫酸イオン化す
る方法が記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】塩素、水酸化ナトリウ
ムおよび塩素酸ナトリウムを製造するためのブライン中
に存在するSO4 --を有毒物質を出さずに完全に除去す
るのが望ましいが、上記の各特許はこの問題を完全に解
決するものではない。従って、本発明の目的はこの課題
を解決することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記段階: (i) 酸性pHでブライン溶液をジルコニウム含有化
合物と接触させ、(ii) 硫酸イオンを吸着したジルコ
ニウム含有化合物と、硫酸イオンが除去されたブライン
溶液とを分離し、(iii) (ii)で得られたジルコニウム
含有化合物を塩基性pHで処理して硫酸イオンを脱着さ
せ、(iv) 硫酸イオン濃度が高くなった塩基性水溶液
と、実質的に硫酸イオンを含まないジルコニウム含有化
合物とを分離するより成るブライン溶液から硫酸イオン
を分離する方法において、ジルコニウム含有化合物が
式: Zr(OH)4 ・xH2 O (xは4〜200 の数)で表される水酸化ジルコニウムの
水和物で、しかも、未乾燥のゲル状沈澱物の形で存在す
ることを特徴とする方法を提供する。
【0016】
【作用】「未乾燥のゲル状沈澱物」とは、ピエール(A.
Pierre) が“Introduction auxprocedes sol-gel ”(S
eptima, Paris 1992, 第7頁)で定義のように、ゲル
と沈澱物との中間に形成される凝集塊に相当する。以
下、「ジルコニウム含有ゲル状沈澱物」または単に「ゲ
ル状沈澱物」という。
【0017】実施例でのジルコニウム含有ゲル状沈澱物
の構造式は下記で表される: Zr(OH)4 ・xH2 O (xは12〜100 、好ましくは12〜25である) 本発明実施例でのゲル状沈澱物のジルコニウム含有量は
ZrO2 の重量パーセンテージで表して5〜60重量%であ
る。
【0018】本発明が適用される硫酸イオン含有ブライ
ンは、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチ
ウム等の水溶液である。硫酸イオン含有ブラインの塩化
物濃度に関しては制限はなく、本発明方法は任意濃度の
塩化物イオンに対して適用することができる。
【0019】未乾燥のゲル状沈澱物は本発明方法の重要
な特徴の1つである。すなわち、この未乾燥のゲル状沈
澱物を使用することによって公知方法、特に欧州特許第
427,256 号記載の方法に比べてはるかに高い硫酸イオン
除去効率が得られる。
【0020】このジルコニウム含有ゲル状沈澱物は、公
知の任意のゲル状沈澱物調製法を用いて調製することが
できる。一般にはジルコニウム含有懸濁液を沈澱させて
ゲル状沈澱物を調製する。これは中性または酸性溶液か
ら出発することができ、例えばZrOCl2 ・8H2 O溶
液、塩基性の硫酸ジルコニウム溶液、硝酸ジルコニウム
溶液またはZrCl4 の加水分解生成物溶液から調製するこ
とができる。沈澱はアルカリ剤、特にNH4 OHを用い
てpHを高くすることによって行うことができる(少な
くともpHを>2)。炭酸ジルコニルを溶解させて調製
した場合には、初期溶液は塩基性であってもよい。この
場合の沈澱は適当なアルカリ剤、例えば水酸化アンモニ
ウムまたは水酸化ナトリウムを用いて媒体を塩基性(p
H>10)にするか、酸性試薬、特に無機酸を用いて溶液
を酸性にして溶液を脱カーボネート化して行うことがで
きる。
【0021】開始時の溶液のZr濃度は他の操作条件に応
じて決定し、例えば 0.2M/リットルにする。開始溶液
は水溶液である。沈澱は常温から沸点までの温度で行
う。沈澱は約80℃から85℃の温度で行うのが好ましい。
酸性のジルコニウム含有溶液から出発し、沈澱pHを2
〜4に調節するのも好ましい。ゲル状沈澱物を形成する
酸化ジルコニウムの粒径は1〜20μm、好ましくは2〜
10μmである。沈澱プロセスは溶液を放置する静止段階
を含んでいてもよい。最初の沈澱後にデカンテーシッし
て上澄み液を抜き出し、その後、出発溶液を再度新たに
供給することもできる。こうすることによって粒径が大
きくなり、粒径分布を調節することができる。さらに、
沈澱をバッチ式、半連続的または連続的に行うことがで
きる。本発明ではジルコニウム含有ゲル状沈澱物を乾燥
処理してはならず、単に、排水または脱水のみすなわち
過剰な水の除去だけにしなければならない。
【0022】本発明の別の対象はこのジルコニウム含有
ゲル状沈澱物すなわち式: Zr(OH)4 ・xH2 O (xは4〜200 )で表されるジルコニウムのゲル状沈澱
物にある。このゲル状沈澱物ではジルコニウムが式Zr
(OH)4 ・xH2 Oの形の水和水酸化物の状態で存在
するが、Zrの重量パーセントは二酸化物すなわちZrO2
で表示する。
【0023】本発明方法の第1の段階では、ブラインを
酸性pHでジルコニウム含有ゲル状沈澱物と接触させて
硫酸イオンを吸着させる。酸性pHは酸の添加で調節す
る。硫酸塩を形成しない酸、例えば硝酸、塩酸、その他
の酸が好ましい。硫酸は陰イオンがSO4 --なので避け
なければならない。一方、塩酸は陰イオンがCl- でブラ
インの陰イオンと同じであるので好ましい。
【0024】実施例では、この酸性化段階すなわち段階
(i) でのpHは1〜5で、好ましくは2〜4である。S
4 --イオンをゲル状水酸化ジルコニウム沈澱物と接触
させて吸着させる第1段階は攪拌下または攪拌なしで5
分から3時間行う。温度は室温〜沸点、好ましくは20〜
90℃、例えば約50〜80℃程度にする。この第1の段階で
は、ゲル状ジルコニウム沈澱物と硫酸イオンとはZr/S
4のモル比が2〜20、好ましくは5〜15の割合で存在
する。本発明方法は効果が高いので、公知方法に比べて
この比を低くすることができ、従って、非常に高価な原
料であるジルコニウムを節約することができる。本発明
実施例では、段階(i) でのZr/SO4 のモル比は2〜20
である。
【0025】本発明方法の第2段階では、SO4 --イオ
ンが吸着されているジルコニウム含有ゲル状沈澱物すな
わちケーキと、硫酸イオンが除去された溶液とを分離す
る。この分離は適当な任意の手段、例えば遠心分離、吸
引濾過、濾過−洗浄、その他で行うことができる。濾過
−洗浄とは濾過後に水で洗浄することをいう。実施温度
は室温から沸点の間、好ましくは20〜90℃、例えば約50
〜80℃である。
【0026】本方法の第3段階では、ゲル状沈澱物すな
わちケーキをアルカリ溶液で処理して硫酸イオンを脱着
させる。任意のアルカリ剤、例えば、アルカリ金属の二
炭酸塩または炭酸塩、アルカリ金属の水酸化物を用いる
ことができる。好ましいアルカリ剤は水酸化ナトリウム
である。実施例では、第3段階でのpHは7〜13、好ま
しくは8〜11である。この段階は5分〜3時間、攪拌下
で行うことができる。操作温度は室温から沸点、好まし
くは20〜90℃、例えば約50〜80℃であり、50〜60℃が有
利である。
【0027】アルカリ溶液はアルカリ性水溶液であり、
ゲル状沈澱物をアルカリ溶液に加えても、予めゲル状沈
澱物すなわちケーキを分散させた溶液中にアルカリ剤を
添加してもよい。本発明の変形実施例では、本発明方法
の段階(iii) で硫酸イオンを吸着したゲル状沈澱物をア
ルカリ溶液で処理する。本発明のさらに他の変形実施例
では、本発明方法の段階(iii) で硫酸イオンを吸着した
ゲル状沈澱物を予め分散させた溶液にアルカリ剤を添加
する。
【0028】本発明方法の第4段階では、ジルコニウム
含有ゲル状沈澱物すなわちケーキと硫酸イオンを高濃度
に含む溶液とを分離し、沈澱物またはケーキを洗浄す
る。この分離操作は適当な任意の手段、例えば遠心分離
と洗浄または濾過−洗浄で行うことができる。濾過−洗
浄とは濾過後に水で洗浄することを意味する。操作温度
は20〜90℃、例えば約50〜80℃である。実施例では、本
発明方法の操作温度は20〜90℃、例えば50〜80℃であ
り、50〜60℃が有利である。
【0029】本発明で用いられる水酸化ジルコニウム水
和物のゲル状沈澱物は一回使用した後に除去するか、再
循環して使用することができる。本発明のゲル状沈澱は
特性が優れているので、全体または一部を再循環するの
に適している。従って、本発明の1実施例では、ジルコ
ニウム含有ゲル状沈澱物の一部または全部を好ましくは
洗浄、脱水して段階(i) へと再循環する。本発明は硫酸
イオンに限られるものではなく、硫酸イオンとほぼ類似
な特性を有するその他のイオンにもほぼ同様に適用する
ことができる。以下、本発明の実施例を説明するが、本
発明が実施例に限定されるものではない。
【0030】
【実施例】試験の一般的処理 一定量の水酸化ジルコニウムをブライン 100 cm3に添加
し、懸濁液を50℃に加熱して、pHを3に調節し、30分間
攪拌する。最初のブラインはNaCl= 300g/リットル且
つSO4 --=20.5g/リットルとし、次のブラインはNa
Cl= 200g/リットル且つSO4 --= 4.2g/リットル
(欧州特許公開第 427,256号の条件)とした。
【0031】この段階の終了後に濾過、水洗する。全体
(濾液および洗浄液)を所定量とした後、SO4 --イオ
ンを定量する。固体に固定したSO4 --イオンの質量収
支はこの方法で行うことができる。硫酸イオンを吸着し
たジルコニウム含有ケーキを濃度10g/リットルの水酸
化ナトリウム溶液(100cm3)に懸濁し、最終pHを11〜
12にする。懸濁液を30分間50℃に保つ。この段階の後に
懸濁液を濾過し、ケーキを水洗する。濾液および洗浄液
を所定の量にして硫酸塩収支を計算する。一般に、固定
量とアルカリ性媒体中に脱着した量とは良く一致する。
【0032】実施例1 水酸化ジルコニウムを予め乾燥または焼成した試験 水酸化ジルコニウムの合成 215 gのZrOCl2 ・8H2 Oを添加してZr含有量が 0.2
M/リットルの水溶液3,300 cm3 を調製する。攪拌しな
がら濃度2%のNH4 OHを 264 cm3添加してpHを9.
8 に調節する。15分間攪拌後、懸濁液を濾過し、水洗す
る。得られたケーキを90℃で一定重量になるまで乾燥す
る。生成物を 1,000℃で焼成し、TGAでZrO2 の含有
量を測定する。観察された重量損失量は−12.1%であ
る。従って、90℃で乾燥したケーキのZrO2 含有量は8
7.9%である。これは試験 1-1に相当する。別の部分を
160℃、 240℃、 370℃、 500℃に加熱する。90℃と試
験温度との間の重量損失(乾燥ケーキに対して)は〔表
1〕の 1-2〜1-5 に示してある。
【0033】
【表1】
【0034】硫酸イオンの吸着 各試験で約10gの粉末を導入した。使用したブラインの
量は 100 cm3(NaCl=300 g/リットル且つ硫酸=20.7
9 g/リットル)である。 試験温度 50℃ 最終pH 3 試験時間 30分 結果は〔表2〕に示してある。
【0035】
【表2】
【0036】実施例2 試験2ではジルコニウム含有ケーキを40℃で乾燥した
(水酸化ジルコニウムの沈澱はpH 9.3で行った) 。Zr
2 含有量は40℃で乾燥した生成物を 1,000℃で焼成し
て測定した。操作条件および使用溶液は試験 1-1〜1-5
と同じである。結果を〔表3〕に示してある。
【0037】
【表3】 この試験結果からも、乾燥温度が低くなる程、SO4
ZrO2 の重量比が高くなることが分かる。
【0038】実施例3 公知(欧州特許第427,256 号)のものとの比較 上記特許に記載の実施例1の最初の3つの試験結果から
1リットルのブライン質量収支を計算した(NaCl=200
g/リットル、Na2SO4=6.2g/リットルすなわちS
4 =4.19g/リットル)。その他の結果は〔表4〕に
まとめて示してある。
【0039】
【表4】 (注)上記特許の実施例 この特許のデータから計算で得られる固定硫酸塩の含有
量は、本発明により40℃で乾燥した粉末の結果(実施例
2)とほぼ同じであることが分かった。
【0040】実施例4 乾燥しない水酸化ジルコニウムを用いた試験 水和 Zr(OH)4のバッチ沈澱 ZrOCl2・8H2Oを用いて 0.2M/リットルのZr溶液25
0cm3を作る。ジルコニウムの沈澱は室温で最終pH9.45
で行う。濾過−洗浄後、重量が99.1gの湿ったケーキが
得られる。このケーキのZrO2 含有量は 8.625gであっ
た。この水酸化ジルコニウム水和物の式は、Zr(OH)
4・70H2Oである。
【0041】硫酸イオンの吸着 上記の湿ったゲル状沈澱物99.1gを用いて、酸性媒体中
での吸着と、塩基性媒体中での脱着とを3サイクル行う
(それぞれ 4-1、 4-2、 4-3とする)。いずれの場合
も、NaCl濃度が 300g/リットルで、SO4 含有量が 2
0.79g/リットルのブライン 100 cm3を用いた。各段階
で洗浄し、未乾燥ケーキを用いた次の段階を行った。酸
性濾液+ケーキ洗浄水の体積から計算した重量収支は
〔表5〕に示してある。
【0042】
【表5】 この実施例で得られた硫酸イオンの保持率は、例え40℃
でも予め乾燥させた製品および焼却重量損失が30%以下
のものを用いた場合の値よりもかなり高いことがわか
る。
【0043】実施例5 Zr(OH)4 の半連続的沈澱試験 pH8でのゲル状沈澱物の調製 室温で得られた上記のゲル状沈澱は基本粒子が微細であ
るため濾過が困難である。この粒径は沈澱を85〜90℃で
行うことで大きくすることができる。Zr溶液(0.2 M/
リットル)250cm3を入れた反応器のpHを8に調節し、
次いで、pHを8に調節しつつZr溶液を連続的に添加す
る(流速1リットル/時)。pHは20重量%のNH3
含むアンモニア溶液を用いて調節する。pHは反応器外
の容器内で測定する。すなわち、懸濁液はポンプによっ
て反応器からこの容器へ連続的に循環供給され、重力に
よって反応器へ落下する。反応器が一杯になった時に供
給を止め、30分間熟成させる。攪拌を停止して懸濁液を
沈降させる。その後、上澄み液を抜き出す。反応器から
一部を抜き出した後、攪拌を再開し、pHを8に調節し
つつ再度同じZr溶液を供給する(T=85℃)。
【0044】この半連続的操作によって粒子が成長し、
粒径の中央値は2.63μmから2回目の沈澱サイクル後に
は5.08μmへと変化する。こうして得られるゲル状沈澱
物の構造式は以下で表される: Zr(OH)4 ・92H2 O 上記沈澱サイクルを2回行った後に懸濁液全部を濾過
し、ケーキを洗浄した。脱水ケーキを硫酸塩吸着試験用
(平均ZrO2 含有量=6.8 %)にそのまま保存した。
【0045】硫酸イオンの吸着 以下の表に結果を示す3つの試験では、一定質量の未乾
燥水酸化ジルコニウムを100cm3のブライン中に下記条件
で導入した。 温度 50 ℃ 最終pH 3 時間 30 分 上記試験と同様に、酸性懸濁液を濾過し、ケーキを洗浄
した。濾液および洗浄液を所定量とし、SO4 --含有量
を測定して質量収支を出した。各試験当たりのZrO2
入量を知るために、脱着段階で生じたケーキ全体を一定
量の1M硫酸に懸濁し、ICPでジルコニウムを測定し
た。得られた結果は〔表6〕に示してある。
【0046】
【表6】
【0047】実施例6 pH4でのゲル状沈澱物の調製 この実施例の試験では半連続的操作は上記実施例とほぼ
同じである。しかし、pHは4に調節した(温度は同じ
T=85℃)。3回の沈澱サイクルを行い、各サイクルの
間で懸濁液を沈降させ、清澄上澄み相を抜き出す操作を
行った。得られた水酸化ジルコニウム水和物の構造式は
Zr(OH)4 ・20H2 Oである。
【0048】
【表8】
【0049】硫酸イオンの吸着 〔表9〕に6および6' の番号を付けた試験結果は、塩
基性媒体中で脱着して得られるジルコニウム含有ケーキ
の再循環シュミレーションに相当する。すなわち完全な
吸着−脱着サイクルを2回行った。 温度 50 ℃ 吸着時の最終pH 3 攪拌期間 30 分 ゲル状沈澱物No. 1を用いた試験と同様にケーキ全体の
硫酸を溶解して導入したZrO2 の量を求めた。物質収支
は〔表9〕に示してある。
【0050】
【表9】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記段階: (i) 酸性pHでブライン溶液をジルコニウム含有化
    合物と接触させ、(ii) 硫酸イオンを吸着したジルコ
    ニウム含有化合物と、硫酸イオンが除去されたブライン
    溶液とを分離し、(iii) (ii)で得られたジルコニウム
    含有化合物を塩基性pHで処理して硫酸イオンを脱着さ
    せ、(iv) 硫酸イオン濃度が高くなった塩基性水溶液
    と、実質的に硫酸イオンを含まないジルコニウム含有化
    合物とを分離するより成るブライン溶液から硫酸イオン
    を分離する方法において、 ジルコニウム含有化合物が式: Zr(OH)4 ・xH2 O (xは4〜200 の数)で表される水酸化ジルコニウムの
    水和物で、しかも、未乾燥のゲル状沈澱物の形で存在す
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ジルコニウム含有化合物のゲル状沈澱物
    が式: Zr(OH)4 ・xH2 O (xは12〜100 、好ましくは12〜25の数)で表される請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ゲル状沈澱物中のジルコニウム含有量が
    ZrO2 で計算して5〜60重量%である請求項1または
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 段階 (i)でのZr/SO4 のモル比が2
    〜20である請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 段階 (i)でのpHが1〜5、好ましくは
    2〜4である請求項1〜4のいずれか一項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 段階 (iii)でのpHが7〜13、好ましく
    は8〜11である請求項1〜5のいずれか一項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 段階(ii)を濾過または濾過−洗浄で行う
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 段階(iv)を濾過−洗浄で行う請求項1〜
    7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 20〜90℃の温度で行う請求項1〜8のい
    ずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ゲル状沈澱物を段階 (i)へ再循環する
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 式:Zr(OH)4 ・xH2 O(xは
    4〜200 )で表されるジルコニウムのゲル状沈澱物。
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