JPH07215579A - 延反機からの生地搬出方法および装置 - Google Patents

延反機からの生地搬出方法および装置

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JPH07215579A
JPH07215579A JP6007810A JP781094A JPH07215579A JP H07215579 A JPH07215579 A JP H07215579A JP 6007810 A JP6007810 A JP 6007810A JP 781094 A JP781094 A JP 781094A JP H07215579 A JPH07215579 A JP H07215579A
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敏明 森田
Akihiro Otani
明広 大谷
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    • Y10S83/929Particular nature of work or product
    • Y10S83/936Cloth or leather
    • Y10S83/937From continuous or wound supply

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で積層された生地を自動的に搬出
する。 【構成】 延反機21の延反テーブル22上を走行しな
がら、走行台であるキャリッジ23は延反すべきシート
材を繰出して広げ、積み重ねて積層シート材24を形成
する。積層シート材24は、より大きな面積を有する下
敷きシート25上に配置される。キャリッジ23の下部
には、押圧手段であるフットプレッサ27が設けられ
る。フットプレッサ27は、シリンダ28によって上下
方向に昇降変位可能である。ブロアモータ29を回転駆
動させると、ファン30によって押圧される空気が、ノ
ズル31から延反テーブル22の表面に吹出す。フット
プレッサ27で下敷きシート25を押圧し、キャリッジ
23を走行させて積層シート24の搬出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裁断するための生地を
延反テーブル上に広げながら積み重ねる延反機からの生
地搬出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、布帛などのシート状の生地を
裁断する前には、平らに広げて型入れのためのマーキン
グ作業が容易にできる状態に準備するため、延反機が使
用される。積み重ねられた生地は、通常は作業者が人手
で延反機の延反テーブル上から搬出し、自動裁断機など
に移送する。延反機には、搬出作業が容易に行えるよう
に、延反テーブルの表面からエアーを噴出させたり、延
反テーブルの表面にローラが設けられたりしている。
【0003】裁断機では、裁断テーブル上に積み重ねら
れた生地を載置し、積み重ねられた生地を所望のパター
ンに裁断する。裁断テーブルは、積み重ねられた生地を
搬入し、裁断されたパーツを搬出するために、一般にコ
ンベア駆動方式の表面を有している。
【0004】図10は、延反テーブルにおいてもコンベ
ア方式を導入し、延反機から裁断機へ生地を自動的に移
送する構成を示す。すなわち延反機1の延反テーブル2
は、その表面をコンベア3として構成する。コンベア3
が停止している状態で、延反テーブル2上に広げられて
積み重ねられた積層状態の生地は、コンベア3を駆動し
て搬出することによって裁断機4の裁断テーブル5上に
移送される。延反テーブル2のコンベア3を裁断テーブ
ル5のコンベア6に同期させて駆動することによって、
積み重ねられた生地を自動的に裁断テーブル5上に移送
することができる。
【0005】図11は、特公昭62−25785号公報
に開示されている先行技術の概略的な構成を示す。この
先行技術では、ロール状の加工材料原反7と、その上に
重ねられる非通気性のプラスチックシート材料から成る
被覆材料原反8とを裁断テーブル5上に広げる機能を有
している。この機能は、裁断用の刃物などを備える裁断
キャリッジ9とは別に設けられるラベルキャリッジ10
に付属するシート挟持装置11によって達成される。ラ
ベルキャリッジ10は、裁断テーブル5の表面を移動し
て、裁断される各パーツを識別するためのラベルを表示
する。この移動機能を利用して、加工材料原反7からシ
ート材料をシート挟持装置11によって挟持しながら引
出し、裁断テーブル5上に広げる。ラベルキャリッジ1
0やシート挟持装置11の制御を自動的に行うことによ
って、裁断テーブル5上への生地の自動的な搬入が可能
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】延反機の延反テーブル
上に積み重ねて広げられた生地を人手によって搬出する
場合は、生地に皺などが生じないように、幅方向両端を
作業者が支持する必要があり、最低二人の作業者が必要
となる。図10のように、延反機1にもコンベア駆動方
式の延反テーブル2を導入することは、延反機1の製造
コストが大きくなる。図11の先行技術のように、延反
機を設けないで裁断機4のみで加工材料原反7から生地
を引出して広げる場合は、生地を引出している作業中に
は裁断を行うことができず、裁断機4の稼働率が低下す
る。一般に裁断機4では、裁断テーブル5を真空吸引し
ながら裁断キャリッジ9を高精度に移動させてパーツの
裁断を行うため、裁断テーブル5の長さをあまり大きく
とることはできない。このため、裁断機4とは別に延反
機1を設け、延反テーブル2の長さを裁断テーブル5の
長さよりも大きくし、裁断テーブル5の長さよりも長い
生地も延反可能としておく。裁断テーブル5の長さより
も長い生地を裁断するときには、裁断可能な長さ分ずつ
裁断し、1つの部分の裁断が終了したら、次の部分を裁
断可能な位置まで移動させて裁断するアドバンス方式と
することもできる。これに対して図11の先行技術で
は、アドバンス方式は加工材料原反7から連続的に引出
される1枚ずつの生地に対してしか行うことができない
ので効率が悪い。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成で積層された
生地を自動的に搬出することができる延反機からの生地
搬出方法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、生地の原反を
搭載する走行台から生地を延反テーブル上に予め設定さ
れる長さ分ずつ繰出して積層し、積層された生地を搬出
する延反機からの生地搬出方法において、積層された生
地を捕捉して、走行台の走行に追随させる捕捉手段を走
行台に設けておき、走行台を積層された生地に対して予
め定める捕捉位置に走行移動させて、捕捉手段によって
積層された生地を捕捉する捕捉段階と、延反テーブル表
面から積層された生地の下面に向けて空気を噴出させる
噴出段階と、走行台を走行させて、積層された生地を延
反テーブル上から搬出する搬出段階とを含むことを特徴
とする延反機からの生地搬出方法である。
【0009】また本発明の前記搬出段階では、積層され
た生地を搬出して、搬出方向下流側に配設される自動裁
断機の裁断テーブル上へ搬入させることを特徴とする。
【0010】また本発明の前記自動裁断機の裁断テーブ
ルはコンベア駆動方式であり、前記搬出段階では積層さ
れた生地を捕捉した走行台の走行とコンベアの駆動とを
関連付けて行うことを特徴とする。
【0011】また本発明は、予め定める生地の長さにつ
いて、前記捕捉段階、前記噴出段階、前記搬出段階およ
び積層された生地の捕捉を解除する段階を、繰返して行
うことを特徴とする。
【0012】また本発明は、延反テーブル上に予め広げ
ておかれた下敷きシート上に走行台から生地を繰出して
積層し、前記捕捉段階では下敷きシートを介して積層さ
れた生地の捕捉を行うことを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記搬出段階で、積層され
た生地の最上位層上に非通気性合成樹脂シートを被覆す
ることを特徴とする。
【0014】さらに本発明は、生地の原反を搭載する走
行台から生地を延反テーブル上に予め設定される長さ分
ずつ繰出して積層し、積層された生地を搬出する延反機
からの生地搬出装置において、走行台に設けられ、積層
された生地を捕捉する作動状態と、積層された生地を捕
捉しない不作動状態とが切換え可能な捕捉手段と、延反
テーブル表面から積層された生地の下面に向けて空気を
噴出させるための空気圧搾手段と、走行台を積層された
生地に対して予め定める捕捉位置に走行移動させて捕捉
手段によって積層された生地を捕捉し、空気圧搾手段を
作動させながら走行台を走行させて、積層された生地を
延反テーブル上から搬出するように制御する制御手段と
を含むことを特徴とする延反機からの生地搬出装置であ
る。
【0015】また本発明の前記捕捉手段は、積層された
生地を上方から押圧するための押圧手段を含み、前記作
動状態では、押圧手段と延反テーブル表面との間で積層
された生地の少なくとも一部が捕捉されることを特徴と
する。
【0016】また本発明の前記押圧手段は、積層された
生地の搬出方向に対して、走行台の前方に設けられるこ
とを特徴とする。
【0017】また本発明の前記押圧手段は、積層された
生地の最上位層を上方から押圧することを特徴とする。
【0018】また本発明の前記積層された生地は、搬送
方向に対する幅が積層された生地よりも大きい下敷きシ
ート上に載置され、前記押圧手段は、積層された生地が
載置されている領域の幅方向の外側で下敷きシートを押
圧することを特徴とする。
【0019】また本発明の前記捕捉手段は、積層された
生地を搬出方向の後端面を前方へ押圧して推進させるた
めの推進手段を含み、前記作動状態では推進手段が積層
された生地の後端面に当接することを特徴とする。
【0020】また本発明の前記制御手段は、搬出方向の
下流側と関連付けて積層された生地を搬出するための走
行台の走行速度を制御することを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明に従えば、延反テーブル上に予め設定さ
れる長さ分ずつ生地を繰出す走行台に、積層された生地
を捕捉して走行台の走行に追随させる捕捉手段を設けて
おく。延反テーブル上に生地が繰出されて積層される
と、予め定める捕捉位置に走行台を走行移動させ、捕捉
手段によって積層された生地を捕捉する。その状態で、
延反テーブル表面から積層された生地の下面に向けて空
気を噴出させると、積層された生地と延反テーブルとの
摩擦抵抗が減少した状態となり、走行台を走行させれ
ば、積層された生地を容易に搬出させることができる。
【0022】また本発明に従えば、延反テーブルから搬
出される積層された生地を、自動裁断機の裁断テーブル
上へ搬入させる。延反機から積層された生地を搬出方向
下流側へ自動的に移送し、自動裁断機における裁断を自
動的に行うことができる。
【0023】また本発明に従えば、自動裁断機の裁断テ
ーブルはコンベア駆動方式であり、積層された生地を捕
捉した走行台の走行とコンベアの駆動とを関連付けて行
うので、延反機から自動裁断機へ積層された生地を円滑
に移送することができる。
【0024】また本発明に従えば、走行台の走行と裁断
テーブルのコンベア駆動とを関連付けながら、予め定め
る生地の長さについて、捕捉段階、噴出段階、搬出段階
および積層された生地の捕捉を解除する段階を繰返して
行うことができる。柔らかい生地や積層枚数が極めて少
ない場合などでは、自動裁断機側のコンベアから捕捉す
る位置までの長さに制限があり、あまり長くなると途中
で折れてしまうおそれがある。予め途中で折れない程度
に定める長さだけ生地のさらに後退した側を補足し、繰
返して搬出する尺取り方式によれば、柔らかい生地も捕
捉手段とコンベアとによって確実に搬出することができ
る。
【0025】また本発明に従えば、予め延反テーブル上
に広げておかれた下敷きシート上に生地を積層し、下敷
きシートを介して積層された生地の捕捉を行うので、積
層された生地を直接捕捉する必要はなく、積層された状
態が崩れたりするおそれもない。下敷きシートは、積層
された生地の面が粗いときや生地が柔らかいときに、裁
断テーブルを形成するコンベアの表面に剛毛マットが敷
いてあるときに、積層された生地に剛毛が突き刺さらな
いように使用される。そのような下敷きシートを積層さ
れた生地の搬出の際にも有効に利用することができる。
【0026】また本発明に従えば、搬出段階で、積層さ
れた生地の最上位層上に非通気性合成樹脂シートを被覆
する。裁断機で裁断する際に、生地を真空吸着して固定
するため、生地の通気性が大きいときには非通気性合成
樹脂シートを被覆する必要がある。この非通気性合成樹
脂シートを生地が延反機側から裁断機側へと搬出される
段階で被覆することができるので、裁断機側の負担が軽
減される。
【0027】また本発明に従えば、制御手段は、捕捉手
段によって積層された生地を捕捉しながら空気圧搾手段
を作動させる。積層された生地は延反テーブル表面に対
する摩擦抵抗が減少した状態で走行台を走行させて搬出
される。空気圧搾手段による積層された生地への空気の
噴出は従来から用いられているので、走行台に捕捉手段
を追加するだけの簡易な構成によって搬出を自動的に行
うことができる。
【0028】また本発明に従えば、捕捉手段は積層され
た生地を上方から押圧し、延反テーブル表面との間で積
層された生地の少なくとも一部を捕捉する。一方から押
圧すればよいので、生地を挟持するために必要な構成な
どから比較すれば、簡単な構成で捕捉手段を実現するこ
とができる。
【0029】また本発明に従えば、押圧手段は走行台の
搬出方向前方に設けられる。押圧手段を搬出方向の最先
端に近く配設するので短い長さの生地でも搬出可能であ
り、走行台の走行を積層された生地の搬出に有効に利用
することができる。
【0030】また本発明に従えば、押圧手段は積層され
た生地の最上位層を上方から押圧する。積層された生地
の下面には、空気圧搾手段によって延反テーブル表面か
ら噴出する空気の圧力が作用しているので、上方からの
押圧力があまり大きくなくても積層された生地を充分に
捕捉することができる。
【0031】また本発明に従えば、積層された生地は、
搬送方向に対する幅が積層された生地よりも大きい下敷
きシート上に載置される。押圧手段は積層された生地の
載置されている領域の幅方向の外側で下敷きシートを押
圧する。積層された生地を直接押圧しないので、生地の
把握のために充分な押圧力を加え、確実に積層された生
地を捕捉し、搬出することができる。
【0032】また本発明に従えば、捕捉手段に含まれる
推進手段は、積層された生地の搬出方向の後端面に当接
して押圧し、積層された生地を前方へ推進させる。積層
された生地を両方から押圧しないので、生地を上方から
圧縮することなく、また下敷きシートなどを用いること
なく搬出することができる。
【0033】また本発明に従えば、延反機の搬出方向下
流側と関連付けて積層された生地の搬出速度を制御する
ので、たとえばコンベア駆動方式の自動裁断機などを下
流側に配置して、その搬送速度と略同速度または搬送速
度よりも小さい速度で積層された生地の搬出を行うこと
が容易である。
【0034】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の構成を簡略に示
す。図1(A)は正面図、図1(B)は平面図をそれぞ
れ示す。延反機21の延反テーブル22上を走行しなが
ら、走行台であるキャリッジ23は延反すべきシート材
を繰出して広げ、積み重ねて積層シート材24を形成す
る。積層シート材24は、より大きな面積を有する下敷
きシート25上に配置される。下敷きシート25は、た
とえば一定間隔で通気孔があけられたクラフト紙などが
用いられる。下敷きシート25を使用するのは、延反さ
れた生地を自動裁断機で裁断する際、自動裁断機の裁断
テーブル表面が剛毛ブラシで形成されている場合に、表
面の剛毛が生地に突き刺さるのを防ぐためであり、従来
から行われている。
【0035】生地の延反を繰返して生地を積み重ね、積
層シート材24の厚みが増加すると、リフタ26が上昇
し、キャリッジ23から繰出すシート材の高さを積層シ
ート材24の最上位層の高さに合わせて調整する。
【0036】キャリッジ23の下部には、押圧手段であ
るフットプレッサ27が設けられる。フットプレッサ2
7は、シリンダ28によって上下方向に昇降変位可能で
ある。フットプレッサ27およびシリンダ28は捕捉手
段を構成し、積層シート材24の先頭から長さLの位置
で捕捉する。延反テーブル22内には、空気圧搾手段で
あるブロアモータ29およびファン30が設けられる。
延反テーブル22の表面には、一定間隔でノズル31が
設けられる。ブロアモータ29を回転駆動させると、フ
ァン30によって押圧される空気が、ノズル31から延
反テーブル22の表面に吹出す。これによって下敷きシ
ート25の下面と延反テーブル22の表面間の摩擦抵抗
が減少し、搬出が容易となる。
【0037】図2は、延反テーブル22およびキャリッ
ジ23の構成を一部を切欠いて示す。ノズル31には、
空気を吹出すための噴出孔32が設けられる。キャリッ
ジ23は、走行台車33、解反部34、放反部35およ
び繰出部36を備える。キャリッジ23の走行方向の前
端面には、リフタ26によって上下に昇降変位する拡布
ローラ37、生地押さえ38およびカッタ39が設けら
れる。リフタ26の直後には、フットプレッサ27およ
びその上下の昇降変位用のシリンダ28が設けられる。
【0038】解反部34には、延反すべきシート材の生
地原反40が載置される。解反部34で生地原反40か
ら引出されたシート材41は、放反部35および繰出部
36を経てシート材42としてキャリッジ23の前端面
に繰出されて垂れ下がり、拡布ローラ37によって広げ
られて延反テーブル22上にシート材43として引出さ
れる。生地原反40からは、解反モータ44によって回
転駆動されながらシート材41が繰出される。キャリッ
ジ23の走行は、車輪45によって円滑に行われる。
【0039】図3および図4は、フットプレッサ27に
関連する構成を拡大して示す。図3(A)は平面図、図
3(B)は一部を切欠いて示す正面図、図4は図3
(B)の左側面図をそれぞれ示す。これらの図におい
て、走行台車33の側板46の前方に、フットプレッサ
27を装着したシリンダ28が取付けられる。フットプ
レッサ27の下端面には、ウレタンゴムなどのゴム板4
7が貼付けられる。フットプレッサ27は、シリンダ2
8のロッド48の先端にナット49を用いて固定され
る。シリンダ28が、たとえば空気圧によって伸長状態
となると、フットプレッサ27の表面のゴム板47が、
下敷きシート25を延反テーブル22の表面との間で押
圧し、下敷きシート25を介して積層シート材24を捕
捉する。シリンダ28は、取付板50を介して側板46
に取付けられる。シリンダ28のロッド48を収縮させ
ると、フットプレッサ27は2点鎖線で示す位置まで上
昇し、下敷きシート25を押圧している状態が解除され
る。
【0040】図5は、延反機と裁断機とを連続して配置
したシステムを示す。延反機21は、キャリッジ23が
延反方向51のように往復走行しながら生地を積み重
ね、積層シート材24を下敷きシート25の上に形成す
る。延反機21の下流側端には、シート被覆装置52が
設けられる。シート被覆装置52は、繰出装置53、切
断装置54および生地センサ55を有する。
【0041】延反機21の下流側には、自動裁断機56
が設置される。自動裁断機56の裁断テーブル57上に
は、裁断キャリッジ58が設けられる。裁断キャリッジ
58は、裁断テーブル57上を図5の左右方向に移動可
能であり、裁断キャリッジ58には生地を裁断するため
の裁断ヘッド59が設けられる。裁断テーブル57は、
表面に剛毛マットを有するコンベア駆動方式に構成さ
れ、積層シート材60が、裁断データに従って裁断され
る。積層シート材60の表面には、シート被覆装置52
から繰出されたポリエチレンなどの非通気性合成樹脂シ
ート、すなわち空気不透過性被覆シート61が被覆され
る。空気不透過性被覆シート61も積層シート材60と
同時に裁断ヘッド59によって裁断され、空気不透過性
を失うので、裁断後は空気不透過性被覆シート62によ
って再び被覆される。空気不透過性被覆シート62は、
裁断キャリッジ58に設けられるシートロール63と裁
断テーブル57の前端に設けられるスタンド64との間
に広げられる。
【0042】延反機21の上流側には、下敷きシート供
給装置65が設けられ、ロール状の下敷きシート原反6
5aから延反テーブル22上に下敷きシート25を引出
して広げることができる。引出しは、キャリッジ23に
設けられる捕捉手段を利用して自動的に行うことができ
る。引出された下敷きシート25は、カッタ65bによ
って切断することができる。
【0043】図6は、図5のシステムを動作させるため
の電気的構成を示す。延反機制御装置66には、入力装
置67から延反データや裁断データが入力される。また
自動裁断機56の裁断テーブルのコンベア駆動状態に同
期させたりして関連付けるための信号も入力される。延
反テーブル22のノズル31から噴出させる空気は、空
気圧搾装置68によって形成される。空気圧搾装置68
内には、ブロアモータ29の回転速度を制御して、空気
圧を連続的に調整可能に駆動するためのインバータ69
が設けられる。延反機制御装置66は、積層シート材2
4の厚みや重さなど、延反される生地の素材の条件に従
ってインバータ69を制御し、適正な空気の噴出力を得
る。延反機制御装置66は、さらにシート被覆装置52
内の生地センサ55からの信号に応答し、繰出装置53
および切断装置54を制御して、空気不透過性被覆シー
ト61を繰出し、所定の長さで切断する。
【0044】延反機制御装置66によって制御されるキ
ャリッジ23内の中央処理装置70には、マイクロコン
ピュータなどが含まれる。入力装置71には、延反デー
タとして、生地の長さである用尺、枚数および制御デー
タが与えらえる。制御データは、繰返し搬出を行うか、
用尺のまま裁断を行うか、用尺分の長さを複数回に分け
て裁断するアドバンスモードであるか否かなどの制御モ
ードを指定する。中央処理装置70は、キャリッジ位置
検出器72からのキャリッジ23の位置を表す信号に応
答し、キャリッジ走行モータ73、解反モータ44、繰
り出しモータ74、リフタ26、カッタ39およびシリ
ンダ28を制御する。
【0045】図7は、図6の構成の動作を示す。ステッ
プa1から動作を開始し、ステップa2ではブロアモー
タ29をOFFし、ステップa3ではシリンダ28を上
昇させて押圧手段をOFFする。次にステップa4では
入力装置71から延反データを入力する。ステップa5
ではシート材の延反を行う。ステップa6では所定の枚
数の積層が終了したか否かを判断する。終了していない
ときにはステップa5に戻る。
【0046】延反が終了すると、ステップa7でキャリ
ッジ23を押圧位置まで移動する。ステップa8でシリ
ンダ28を下降させ、押圧手段をON状態とする。次に
ステップa9で、ブロアモータ29をONとし、延反テ
ーブル22の表面から空気を吹出させる。ステップa1
0ではキャリッジ23を搬送方向に前進させ、所定距離
だけ前進させたらステップa11でシリンダ28を上昇
させて押圧手段をOFFとする。ステップa12では、
繰返し搬出のモードが設定されているか否かを判断す
る。繰返し搬出モードが設定されているときには、ステ
ップa13でブロアモータ29をOFFとし、ステップ
a7に戻る。ステップa12で繰返し搬出が終了してい
るとき、あるいは繰返し搬出を行わないモードであると
判断されるときには、ステップa14に移り、搬出が終
了したか否かを判断する。終了していないときには搬出
を続ける。終了していると判断されるときには、ステッ
プa15でブロアモータ29をOFFにし、ステップa
16で終了する。
【0047】以上の各ステップのうち、ステップa7お
よびステップa8は、積層された生地を捕捉する捕捉段
階A1である。ステップa9は、捕捉された生地の下面
に向けて空気を噴出させる噴出段階A2である。ステッ
プa10およびステップa11は、捕捉された生地を、
搬送方向の前方に搬出する搬出段階A3である。各段階
を自動的に行うので、複数の作業者による搬出作業が不
要になるばかりではなく、複数人で作業する場合に不可
避な位置ずれが生じにくくなる。このため、自動裁断機
に直接搬入すれば、裁断のための座標を合わせるティー
チング作業を簡易化することもできる。
【0048】図8は、フットプレッサ27によって積層
シート材24を押圧して捕捉する位置の例を示す。捕捉
箇所は2箇所でもよいけれども、図8(A)は4箇所の
捕捉箇所75を示し、図8(B)は3箇所の捕捉箇所7
6を示し、図8(C)は幅広の捕捉箇所77を示す。複
数の捕捉箇所75,76は、幅方向に対して対称の位置
に設ける方が好ましい。幅広の捕捉箇所77は、1箇所
でもよい。下敷きシート25を使用しない場合は、直接
積層シート材24の最上位層を押圧する。シリンダ28
の押圧力は、たとえば3kg程度とする。また、フット
プレッサ27の表面から真空吸引するようにすれば、一
層確実に捕捉を行うことができる。また、フットプレッ
サ27の表面をワンウェイクラッチ構造とし、下流側か
ら引張るときには、捕捉状態が緩和されるようにしてお
けば、下流側の自動裁断機のコンベア速度がキャリッジ
の走行速度よりも大きくても円滑に搬出することができ
る。ワンウェイクラッチ構造としては、たとえば、搬出
方向下流側に向けて傾斜するようにばね付勢した爪を設
ける。生地が下流側に引っ張られるときは爪が寝て不作
用状態となり、生地を押し出すときは爪が立って作用状
態となる。
【0049】図9は、本発明の他の実施例を示す。本実
施例は図1の実施例に類似し、対応する部分には同一の
参照符を付す。注目すべきは、積層シート材24に対す
る捕捉手段である推進手段78は、後端面79を搬送方
向80に押圧して推進させることである。積層シート材
24の上方から押圧しないので、積層シート材24を圧
縮しないで搬出することができる。
【0050】なお、下敷きシート25は、キャリッジ2
3の捕捉手段を用いて延反テーブル22上に広げている
けれども、手作業で広げるようにしてもよい。また、延
反機21の搬送方向前方には自動裁断機を設けているけ
れども、積層シート材24を一時的に載置する作業台な
どを設けてもよい。搬入機能を備えていないような単な
る作業台であっても、捕捉手段によって生地を捕捉しな
がら搬送するので、積層シート材24を効率的に移送す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、延反機の
走行台に捕捉手段を設け、積層された生地を捕捉して搬
出することができる。積層された生地の下方には延反テ
ーブル表面から空気が噴出されるので、積層された生地
を自動的に捕捉して容易に搬出することができる。搬出
が自動化され、複数人による手作業が不要となり、さら
に搬出状態も良好となって裁断機でのティーチングなど
の後工程が簡易化される。
【0052】また本発明によれば、積層された生地を自
動裁断機の裁断テーブル上へ搬入させるので、生地の搬
出と裁断とを連続して自動的に行うことができる。
【0053】また本発明によれば、コンベア駆動方式の
自動裁断機の裁断テーブル上に、搬出される積層された
生地を連動させて供給することができる。コンベア駆動
方式の裁断テーブルの搬送機能を利用するので、延反機
側での搬出に要する負担が軽減される。
【0054】また本発明によれば、捕捉段階、噴出段
階、搬出段階および積層された生地の捕捉を解除する段
階を繰返して尺取り方式で行うので、折れやすいような
柔らかい生地や積層枚数が少ない生地でも良好な状態で
搬出することができる。
【0055】また本発明によれば、下敷きシートを利用
して積層された生地の捕捉を行うことができるので、積
層された生地を良好な状態で搬出することができる。
【0056】また本発明によれば、積層された生地の最
上位層上に非通気性合成樹脂シートを被覆した状態で自
動裁断機の裁断テーブル上に搬出することができる。こ
れによって自動裁断機側での非通気性合成樹脂シートの
被覆作業を前以て行うことができ、自動裁断機における
作業が軽減される。
【0057】さらに本発明によれば、走行台に設けられ
る捕捉手段によって積層された生地を捕捉し、空気圧搾
手段によって空気を延反テーブル表面から噴出させた状
態で走行台を走行させて生地を容易に搬出することがで
きる。走行台に捕捉手段を追加するだけで生地の搬出を
自動的に行うことができるようになるので、簡単な構成
で生地の自動的な搬出を実現することができる。
【0058】また本発明によれば、捕捉手段は積層され
た生地を上方から押圧し、延反テーブル表面との間で積
層された生地の少なくとも一部を捕捉する。延反テーブ
ル表面からは、空気圧搾手段によって空気が噴出するの
で、押圧力と空気の噴出力とで積層された生地を充分に
捕捉し搬出することができる。
【0059】また本発明によれば、押圧手段は積層され
た生地の搬出方向に対して走行台の前方に設けられる。
これによって、走行台の走行移動範囲を有効に利用し、
積層された生地のできるだけ前方を捕捉して短い長さの
生地の搬出を行うことができる。
【0060】また本発明によれば、押圧手段は積層され
た生地の最上位層を上方から押圧する。これによって大
きな面積の生地などを容易に捕捉することができる。
【0061】また本発明によれば、積層された生地より
も搬送方向に対する幅が大きい下敷きシートを押圧して
積層された生地を捕捉するので、積層された生地には直
接押圧力が作用しない。生地が押圧によって変形しやす
く、かつ下流側の自動裁断機において下敷きシートを使
用するようなときには、下敷きシート上に載置した直ち
に裁断が可能な状態で積層された生地を裁断機側に供給
することができる。
【0062】また本発明によれば、推進手段は積層され
た生地の搬出方向の後端面を前方に押圧して推進させ
る。これによって、積層された生地を上方から押圧する
ことなく、生地の搬出を行うことができる。
【0063】また本発明によれば、搬送方向の下流側に
関連付けて搬出速度を制御する。搬出方向の下流側にコ
ンベア駆動方式の自動裁断機が設けられるようなときに
は、コンベア駆動速度と略同速度またはより小さい走行
速度で延反機からの積層された生地の搬出を連動させて
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の簡略化した正面図および平
面図である。
【図2】図1の実施例の延反テーブル22およびキャリ
ッジ23に関連する構成を一部を切欠いて示す正面図で
ある。
【図3】図1のフットプレッサ27に関連する構成を示
す平面図および一部を切欠いて示す正面図である。
【図4】図1のフットプレッサ27に関連する構成を示
す搬送方向前方から見た側面図である。
【図5】図1の実施例の延反機21と自動裁断機56と
によって構成されるシステムを示す簡略化した正面図で
ある。
【図6】図5のシステムの電気的構成を示すブロック図
である。
【図7】図5のシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】図1の実施例で積層シート材24を捕捉する位
置の例を示す簡略化した平面図である。
【図9】本発明の他の実施例の簡略化した正面図であ
る。
【図10】従来からの延反機からの生地搬出方法を示す
簡略化した正面図である。
【図11】先行技術による裁断機への生地搬入方法を示
す簡略化した正面図である。
【符号の説明】
21 延反機 22 延反テーブル 23 キャリッジ 24 積層シート材 25 下敷シート 26 リフタ 27 フットプレッサ 28 シリンダ 29 ブロアモータ 30 ファン 31 ノズル 33 走行台車 40 生地原反 41,42,43 シート材 46 側板 47 ゴム板 52 シート被覆装置 56 自動裁断機 57 裁断テーブル 58 裁断キャリッジ 60 積層シート材 61,62 空気不透過性被覆シート 66 延反機制御装置 68 空気圧搾装置 69 インバータ 70 中央処理装置 75,76,77 捕捉箇所 78 推進部材 79 生地後端面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地の原反を搭載する走行台から生地を
    延反テーブル上に予め設定される長さ分ずつ繰出して積
    層し、積層された生地を搬出する延反機からの生地搬出
    方法において、 積層された生地を捕捉して、走行台の走行に追随させる
    捕捉手段を走行台に設けておき、 走行台を積層された生地に対して予め定める捕捉位置に
    走行移動させて、捕捉手段によって積層された生地を捕
    捉する捕捉段階と、 延反テーブル表面から積層された生地の下面に向けて空
    気を噴出させる噴出段階と、 走行台を走行させて、積層された生地を延反テーブル上
    から搬出する搬出段階とを含むことを特徴とする延反機
    からの生地搬出方法。
  2. 【請求項2】 前記搬出段階では、積層された生地を搬
    出して、搬出方向下流側に配設される自動裁断機の裁断
    テーブル上へ搬入させることを特徴とする請求項1記載
    の延反機からの生地搬出方法。
  3. 【請求項3】 前記自動裁断機の裁断テーブルはコンベ
    ア駆動方式であり、前記搬出段階では、積層された生地
    を捕捉した走行台の走行とコンベアの駆動とを関連付け
    て行うことを特徴とする請求項2記載の延反機からの生
    地搬出方法。
  4. 【請求項4】 予め定める生地の長さについて、前記捕
    捉段階、前記噴出段階、前記搬出段階および積層された
    生地の捕捉を解除する段階を、繰返して行うことを特徴
    とする請求項3記載の延反機からの生地搬出方法。
  5. 【請求項5】 延反テーブル上に予め広げておかれた下
    敷きシート上に走行台から生地を繰出して積層し、 前記捕捉段階では下敷きシートを介して積層された生地
    の捕捉を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の延反機からの生地搬出方法。
  6. 【請求項6】 前記搬出段階で、積層された生地の最上
    位層上に非通気性合成樹脂シートを被覆することを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の延反機からの生
    地搬出方法。
  7. 【請求項7】 生地の原反を搭載する走行台から生地を
    延反テーブル上に予め設定される長さ分ずつ繰出して積
    層し、積層された生地を搬出する延反機からの生地搬出
    装置において、 走行台に設けられ、積層された生地を捕捉する作動状態
    と、積層された生地を捕捉しない不作動状態とが切換え
    可能な捕捉手段と、 延反テーブル表面から積層された生地の下面に向けて空
    気を噴出させるための空気圧搾手段と、 走行台を積層された生地に対して予め定める捕捉位置に
    走行移動させて捕捉手段によって積層された生地を捕捉
    し、空気圧搾手段を作動させながら走行台を走行させ
    て、積層された生地を延反テーブル上から搬出するよう
    に制御する制御手段とを含むことを特徴とする延反機か
    らの生地搬出装置。
  8. 【請求項8】 前記捕捉手段は、積層された生地を上方
    から押圧するための押圧手段を含み、前記作動状態で
    は、押圧手段と延反テーブル表面との間で積層された生
    地の少なくとも一部が捕捉されることを特徴とする請求
    項7記載の延反機からの生地搬出装置。
  9. 【請求項9】 前記押圧手段は、積層された生地の搬出
    方向に対して、走行台の前方に設けられることを特徴と
    する請求項8記載の延反機からの生地搬出装置。
  10. 【請求項10】 前記押圧手段は、積層された生地の最
    上位層を上方から押圧することを特徴とする請求項8ま
    たは9記載の延反機からの生地搬出装置。
  11. 【請求項11】 前記積層された生地は、搬送方向に対
    する幅が積層された生地よりも大きい下敷きシート上に
    載置され、 前記押圧手段は、積層された生地が載置されている領域
    の幅方向の外側で下敷きシートを押圧することを特徴と
    する請求項8または9記載の延反機からの生地搬出装
    置。
  12. 【請求項12】 前記捕捉手段は、積層された生地を搬
    出方向の後端面を前方へ押圧して推進させるための推進
    手段を含み、前記作動状態では推進手段が積層された生
    地の後端面に当接することを特徴とする請求項7記載の
    延反機からの生地搬出装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、搬出方向下流側と関
    連付けて積層された生地を搬出するための走行台の走行
    速度を制御することを特徴とする請求項7〜12のいず
    れかに記載の延反機からの生地搬出装置。
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