JP3925183B2 - エラストマー材料用包装フィルムの自動剥離装置および剥離方法 - Google Patents

エラストマー材料用包装フィルムの自動剥離装置および剥離方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エラストマー材料用包装フィルムの自動剥離装置および剥離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴム材料などのエラストマー材料の製造過程においては、ある製造工程で得られたエラストマー材料をポリエチレンなどで構成してある包装フィルムにより包装し、他の場所に移動する場合がある。他の場所では、包装フィルムを剥離した後、エラストマー材料を取り出し、他の製造工程に供することになる。このような場合、従来では、包装フィルムの剥離を人手により行っていたので、大変手間のかかる作業であった。
【0003】
ゴム材料などのエラストマー材料は、粘着性があり、手作業によりエラストマー材料から包装フィルムを剥離する作業は、容易な作業ではなかった。特に、エラストマー材料が大きい場合に、その包装フィルムの剥離作業は、困難であり、作業に時間がかかっていた。
【0004】
また、包装フィルムをエラストマー材料から完全に剥離して除去しないと、製造工程に用いるエラストマー材料中に包装フィルムが混入し、製造装置の安定操業に支障をきたすおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、粘着性を有する表面を持つエラストマー材料であっても、きわめて容易且つ短時間で、包装フィルムを完全に自動剥離することができるエラストマー材料用包装フィルムの自動剥離装置および剥離方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る自動剥離装置は、
エラストマー材料を包装している包装フィルムを自動的に剥離するための自動剥離装置であって、
包装フィルムで包装してあるエラストマー材料の包装フィルムの少なくとも一側面に、当該一側面に沿って第1切り込みを入れる第1切断手段と、
前記第1切り込みが入れられた包装フィルムの側面に当接し、前記第1切り込みの長手方向に対して略直角な方向に包装フィルムを捲り上げて巻き取る少なくとも一対の巻き取り手段とを有する。
【0007】
各巻き取り手段としては、特に限定されず、たとえば巻き取りロールが例示される。巻き取りロールの外周には、包装フィルムの巻き取り始めを容易にするために、巻き取り歯または巻き取り刃を具備させることが好ましい。
【0008】
中でも、複数の鋸歯状巻取り歯を、巻き取りロールの軸方向に具備させることがより好ましく、より目の粗い鋸歯状巻取り歯を当接するエラストマー材料の両端相当部分に具備させることが特に好ましい。
【0009】
また、巻き取りロールの外周に巻き取り歯または巻き取り刃を具備させる場合、外周に沿って複数列の巻き取り歯または巻き取り刃を具備させても良い。中でも、2列の巻き取り歯または巻き取り刃を具備させることが好ましい。
【0010】
本発明に係る自動剥離装置は、前記包装フィルムで包装してあるエラストマー材料を少なくとも一方向に搬送する搬送手段を有することが好ましい。搬送手段としては、特に限定されず、ローラコンベア、ベルトコンベア、搬送パレットなどが例示される。中でも、エラストマー材料をローラコンベア上でプッシャーにより一方向に搬送する搬送手段が好ましい。
【0011】
本発明に係る自動剥離装置は、前記第1切り込みに風を吹き込み、当該第1切り込み部近傍の包装フィルムをエラストマー材料から剥離させて、前記巻き取り手段での捲り上げを容易にする吹き付け手段をさらに有することが好ましい。また、前記第1切り込みが入れられた包装フィルムの側面に隣接する側面に、前記第1切り込みと連続する第2切り込み部を入れる第2切断手段をさらに有することが好ましい。また、この第2切り込みに風を吹き込み、当該第2切り込み部近傍の包装フィルムをエラストマー材料から剥離させる第2吹き付け手段を設けても良い。これら吹き付け手段は、前記切断手段に具備しても良いが、切断手段とは別個に装着しても良い。
【0012】
本発明において、切断手段が切断刃である場合、切断刃の切れ味の低下を防止する為、刃先にオイルを補給するオイル補給手段を具備することが好ましい。
【0013】
オイル補給手段としては,手動または自動で、適量のオイルを、連続的または断続的に補給しうる装置が使用できる。中でも、適量のオイルを自動で断続的に補給しうる装置がより好ましい。
【0014】
補給するオイルの量や補給間隔は、エラストマー材料の種類、包装フィルムの材質、包装フィルムの厚み及び本発明の自動剥離装置の操作速度などを懸案して決定すれば良い。
【0015】
本発明において、前記第1切断手段および第2切断手段としては、特に限定されず、たとえばカッタや切断刃などの切断具、レーザビームを用いた切断具であっても良い。中でも、鋭利な先端部を有する平刃が好ましい。
【0016】
本発明に係る包装フィルムの剥離方法は、
エラストマー材料を包装している包装フィルムを自動的に剥離するための剥離方法であって、
前記エラストマー材料の包装フィルムの少なくとも一側面に、当該一側面に沿って第1切り込みを入れる工程と、
前記第1切り込みが入れられた包装フィルムの側面に、少なくとも一対の巻き取りロールを当接させ、前記第1切り込みの長手方向に対して略直角な方向に、前記包装フィルムの上面および下面を捲り上げて巻き取る工程とを有する。
【0017】
好ましくは、前記一対の巻き取りロールにより、前記包装フィルムの上面および下面を、ほぼ同時に捲り上げて巻き取る。さらに好ましくは、前記包装フィルムの上面を一方の巻き取りロールにより巻き取り、その直後に、前記包装フィルムの下面を他方の巻き取りロールにより巻き取る。
【0018】
本発明に係る自動剥離装置および剥離方法が適用されるエラストマー材料としては、特に限定されないが、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)などのジエン系ゴム、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレン−ジエンターポリマーゴム(EPDM)、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴムなどのオレフィン系ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、多硫化ゴムなどを挙げることができる。
【0019】
また、本発明において、包装フィルムの材質は特に限定されないが、エチレン-塩化ビニルコポリマー、エチレン酢酸ビニルコポリマー、塩素化ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ノルボルネン樹脂、フッ素プラスチック、ポリアミド(PA)、ポリアリレート、1,2ポリブタジエン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリサルホン、ポリビニルアルコール、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンサルファイド、ポリブタジエン、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリメチルメタクリレートなどが例示され、また、これらの混合物からなるものであってもよい。
【0020】
また、本発明における包装フィルムは、異種のポリマー層を有する複層フィルムであってもよい。
【0021】
【作用および効果】
本発明に係る自動剥離装置および剥離方法によれば、第1切り込みが入れられた包装フィルムの側面に、一対の巻き取り手段を当接させ、それぞれの巻き取り手段により包装フィルムの上面および下面を捲り上げて巻き取る。このため、粘着性を有する表面を持つエラストマー材料であっても、きわめて容易且つ短時間で、包装フィルムを自動剥離することができる。また、包装フィルムがエラストマー材料の表面に残ることもなくなる。
【0022】
特に本発明では、巻き取りロールなどの巻き取り手段が1本のものに比較し、一対の巻き取りロールにより、ほぼ同時に、包装フィルムの上面および下面を巻き取ることができるため、包装フィルムの自動剥離がさらに容易になり、しかも、その剥離に要する時間の短縮を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1に示すように、本発明の1実施形態に係る自動剥離装置2は、エラストマー材料としてのゴムベール4をラッピングしてある包装フィルム6を剥離して、ゴムベール4を取り出すための装置である。なお、本実施形態では、ゴムベール4は、NBRであり、幅約35cm、長さ約70cm、高さ約20cmの立方体状のものである。また、包装フィルム6は、厚みが60μm程度の二枚のポリエチレンフィルムシートから成り、これらシートでゴムベール4を上下から挟み込んで覆い込み、シートの突き合わせ部をヒートシールしたものである。
【0024】
包装フィルム6でラッピングされたゴムベール4は、搬送手段としてのローラコンベア8の上に載せられる。ローラコンベア8の上面には、Y方向に沿って細長いローラがX方向に所定間隔で配置してあり、包装されたゴムベール4は、X方向に沿って移動自在になっている。
【0025】
ローラコンベア8の上方には、Y方向移動機構13によりY方向に移動自在に装着してある第1切断手段としての前面切断具10と、図示省略してある移動機構によりX方向に移動自在に装着してある第2切断手段としての一対の側面切断具12とを有する。各切断具10および12には、図示省略してあるエアノズル(吹き付け手段)が具備してある。エアノズルの作用については後述する。
【0026】
なお、前面切断具10は、図示省略してある移動機構により、Y方向以外に少なくともZ方向、好ましくはZ方向およびX方向に移動自在に構成してある。また、側面切断具12は、X方向以外に、Y方向、またはY方向およびZ方向に移動自在に構成してもよい。
【0027】
前面切断具10のX方向前後位置には、一対の巻き取り手段としての一対の巻き取りロール14が配置してある。各巻き取りロール14は、ゴムベール4のY方向幅よりも長い軸方向長さを持ち、Z方向に沿って所定間隔でY方向に沿って平行に配置してある。
【0028】
各ロール14は、少なくともZ方向、好ましくはZ方向およびX方向に移動可能に両端部が保持してある。また、各ロール14は、図示省略してある駆動手段により、正逆両方に回転可能になっており、相互に反対方向に回転するようになっている。各ロール14の外周には、図4に示すように、軸方向数カ所であって円周方向数カ所に、巻き取り歯15が具備してある。巻き取り歯15の作用については後述する。
【0029】
ローラコンベア8上のX方向の後位置には、主プッシャ20が配置してある。主プッシャ20は、ゴムベール4をローラコンベア8上でX方向の前方へ移動させるものである。また、ローラコンベア8上の略中央部の両側部には、ゴムベール4をY方向に位置決めするための押さえパッド24が配置してある。一対の押さえパッド24は、圧力シリンダなどの駆動手段によりY方向に同期して移動可能であり、ゴムベール4の両側面に圧接し、ローラコンベア8上でのゴムベール4の位置決めを行う。
【0030】
また、ローラコンベア8上の略中央部の上下には、ゴムベール4をZ方向の上下から位置固定するための押さえパッド24aがZ軸方向に移動自在に配置してある。これらの一対の押さえパッド24aは、圧力シリンダなどの駆動手段によりZ方向に同期して移動可能であり、ゴムベール4の上下面に圧接し、ローラコンベア8上でのゴムベール4の位置決めを行う。
【0031】
次に、本発明の1実施形態に係る剥離方法について説明する。
まず、図1に示す主プッシャ20を用いて、ゴムベール4を、ローラコンベア8に沿って、X方向所定位置に移動させる。その前後に、一対の側面切断具12を、Y方向に沿って待機位置から押し当て位置まで移動させる。その後に、図2に示すように、側面切断具12の先端がゴムベール4の包装フィルム6の両側面6aに押しつけられた状態で、ゴムベール4を、X方向前方Xaに移動させる。その結果、包装フィルム6の両側面6aには、X方向に略平行な側方切り込み(第2切り込み)30が形成される。
【0032】
次に、図3に示すように、ゴムベール4をX方向前方Xaに移動させて所定位置まで来た段階で、両側の押さえパッド24をY方向に移動させ、両方の押さえパッド24でゴムベール4の両側面6aを挟み込み、ゴムベール4の位置決め固定を行う。その状態で、前面切断具10の先端部を、ゴムベール4を被覆する包装フィルム6の前面(側面の一つ)6bに押し当て、Y方向に移動させることで、側方切り込み30に連続する前方切り込み(第1切り込み)32を形成する。
【0033】
なお、ここで、前面切断具10が前面6b端に到達したのち、前面切断具10を前方切り込み開始点方向へ10cm程度戻すことが、角部の包装フィルムを完全に切断できる点で好ましい。
【0034】
前方切り込み32を形成した後、または形成する途中の段階で、前面切断具10に具備してあるエアノズルから圧力エアを吹き出し、切り込み32を膨らまして切り込み部のフィルムをゴムベールから浮かし、後述する巻き取り作業を容易にする。なお、側面切断具12に具備してあるエアノズルからも、同様な圧力エアが吹き出し、切り込み30を膨らましても良い。
【0035】
次に、図4に示すように、前面切断具10をZ方向待機位置またはX方向待機位置まで移動させ、代わりに、上下一対の押さえパッド24aを待機位置からZ軸方向に移動させ、双方の押さえパッド24aでゴムベール4の上下面6cを挟み込み、ゴムベール4を固定する。その後、Z方向に所定間隔で配置された一対の巻き取り用ローラ14の内の上側のローラ14を、前方切り込み32の僅かに上部に位置するフィルム部分に接触させながら回転させる。ローラ14の回転方向は、前方切り込み32の僅かに上部に位置するフィルム部分を捲り上げる方向である。その際に、ローラ14の外周には、巻き取り歯15が具備してあるため、巻き取り歯15がフィルム部分に引っかかり、フィルム部分を容易に捲り上げることができる。
【0036】
同様に、一対の巻き取り用ローラ14の内の下側のローラ14を、前方切り込み32の僅かに下部に位置するフィルム部分に接触させながら回転させる。ローラ14の回転方向は、前方切り込み32の僅かに下部に位置するフィルム部分を捲り上げる方向である。その際に、ローラ14の外周には、巻き取り歯15が具備してあるため、巻き取り歯15がフィルム部分に引っかかり、フィルム部分を容易に捲り上げることができる。
【0037】
その後、上側のローラ14を回転させながらZ方向の上部に移動させ、それと同時に、またはその直後に、下側のローラ14を反対方向に回転させながらZ方向の下部に移動させ、各ローラ14がゴムベール4の上面および下面に位置した段階で、ゴムベール4を、図1に示す主プッシャ20を用いて、図4に示すX方向前方Xaに移動させる。その結果、側面切断具12による側方切り込み30の形成が再開される。また、図5に示すように、各ローラ14を回転させながら、ゴムベール4をX方向前方Xaに移動させることで、ゴムベール4の上面および下面に位置するフィルム6は、各ローラ14の外周に巻き取られる。
【0038】
図5に示すように、ゴムベール6の包装フィルム6が、一対の巻き取りロール14によりゴムベール6の約半分程度まで巻き取られた後に、図6に示すように、各ローラ14を逆回転させてロール14に巻き取られたフィルム6を外しながら、主プッシャでゴムベール4の後端部をフィルム6の内側から前方に押す。ゴムベール4からフィルム6が完全に剥離される直前に、図6に示すように、ゴムベール4の後端のY方向両側に位置するフィルム回収バー50を、ゴムベールの後端で主プッシャ20の先端を挟んで折り返されたフィルム6の間に両側から差し込む。このバー50がフィルム6の折り返し地点の内側に両側から差し込まれた後、主プッシャ20を矢印Xb方向に移動させて待機位置に戻す。
【0039】
その後、ローラコンベア8のX軸方向途中にY軸方向に沿って形成してある回収溝52の溝入口に回転自在に配置してある一対の回収ローラ54を相互に巻き込む方向に回転させる。そして、フィルム6の折り返し位置に差し込まれた一対の回収バー50を、Z軸方向の下方に押し下げ、フィルム6の折り返し箇所を、一対の回収ローラ54の間に導く。これらの回収ローラ54は、相互に巻き込む方向に回転してあるので、フィルム6は、ローラ54間に巻き込まれて、溝52の底部に圧縮されて収容される。その後、溝52のY軸方向の一方の開口部から回収プッシャ58の押し込み板56を差し込み、溝52内部の圧縮フィルムを、溝52のY軸方向の他方の開口部に位置する回収袋60の回収口62に押し込む。その結果、フィルム6は、全て回収袋60の内部に回収される。回収袋60の内部に回収されたフィルム6は、廃棄処分または再処理利用される。
【0040】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の1実施形態に係る剥離装置の概略斜視図である。
【図2】 図2は本発明の1実施形態に係る剥離方法の一工程を示す概略斜視図である。
【図3】 図3は図2の続きの工程を示す概略斜視図である。
【図4】 図4は図3の続きの工程を示す概略斜視である。
【図5】 図5は図4の続きの工程を示す概略斜視である。
【図6】 図6は図5の続きの工程を示す概略斜視である。
【符号の説明】
2… 剥離装置
4… ゴムベール
6… 包装フィルム
8… ローラコンベア
10… 前面切断具
12… 側面切断具
14… 巻き取りロール

Claims (4)

  1. エラストマー材料を包装している包装フィルムを自動的に剥離するための自動剥離装置であって、
    包装フィルムで包装してあるエラストマー材料の包装フィルムの少なくとも一側面に、当該一側面に沿って第1切り込みを入れる第1切断手段と、
    前記第1切り込みが入れられた包装フィルムの側面に当接し、前記第1切り込みの長手方向に対して略直角な方向に包装フィルムを捲り上げて巻き取る少なくとも一対の巻き取り手段と、
    前記エラストマー材料の後端部を前方に押す搬送手段とを有し、
    前記包装フィルムが、前記巻き取り手段により約半分程度まで巻き取られた後に、前記巻き取り手段を逆回転させて、前記巻き取り手段に巻き取られた包装フィルムを外しながら、前記搬送手段により前記エラストマー材料の後端部を前方に押すことを特徴とするエラストマー材料用包装フィルムの自動剥離装置。
  2. 前記第1切り込みに風を吹き込み、当該第1切り込みを膨らまし、前記巻き取り手段での捲り上げを容易にする吹き付け手段をさらに有する請求項1に記載のエラストマー材料用包装フィルムの自動剥離装置。
  3. エラストマー材料を包装している包装フィルムを自動的に剥離するための剥離方法であって、
    前記エラストマー材料の包装フィルムの少なくとも一側面に、当該一側面に沿って第1切り込みを入れる工程と、
    前記第1切り込みが入れられた包装フィルムの側面に、少なくとも一対の巻き取りロールを当接させ、前記第1切り込みの長手方向に対して略直角な方向に、前記包装フィルムの上面および下面を捲り上げて巻き取る工程と、
    包装フィルムが、前記巻き取りロールにより約半分程度まで巻き取られた後に、前記巻き取りロールを逆回転させて、前記巻き取りロールに巻き取られた包装フィルムを外しながら、前記エラストマー材料の後端部を前方に押す工程とを有するエラストマー材料用包装フィルムの剥離方法。
  4. 前記一対の巻き取りロールにより、前記包装フィルムの上面および下面を、同時に捲り上げて巻き取り、または前記包装フィルムの上面を一方の巻き取りロールにより巻き取り、その直後に、前記包装フィルムの下面を他方の巻き取りロールにより巻き取ることを特徴とする請求項3に記載のエラストマー材料用包装フィルムの剥離方法。
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