JP3821287B2 - シート打抜方法及びptpシートの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルムからシートを打抜くためのシート打抜方法及び該シート打抜方法を用いたPTPシートの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、PTPシート(ブリスターシート)は、例えばPP(ポロプロピレン)よりなり複数のポケット部を備えた包装用フィルムと、ポケット部を塞ぐようにして包装用フィルムに取着されたアルミニウム製のカバーフィルムとを有している。なお、各ポケット部には錠剤等が収容されている。
【0003】
このようなPTPシートは、帯状の包装用フィルムにポケット部を形成し、錠剤等を収容してカバーフィルムを取着した後、シート打抜装置によって、帯状のフィルムから、打ち抜かれる。PTPシートの打抜後に残ったフィルムの端材は、裁断装置により裁断されて、スクラップとして廃棄処理される。
【0004】
近年、このような廃棄処理を減らすことが重要視されており、フィルムの打ち抜きによって生じるスクラップを極力少なくすることが望まれている。
【0005】
もっとも、PTPシートを利用する者の便を考えたとき、PTPシートの四隅にはエッジがない方が好ましい。このため、PTPシートの四隅は、湾曲形成されていることが多く、この部分からスクラップが生じることは致し方ない。
【0006】
そのため、廃棄処理を減らすために重要視されるのは、打ち抜かれるシートの間に帯状の端材を生じさせないことである。
【0007】
例えば、図8に示すように、PTPフィルム45の打抜部分周囲(四方向)に帯状の端材44が残るように打ち抜くと、相当量の端材44の廃棄処理が必要になってしまう。そこで、図9に示すように、シート幅に合わせてPTPフィルム48を移送させて打ち抜きを行えば、幅方向中央と両端とだけに帯状の端材49が残ることになり、廃棄処理を比較的減らすことができる。
【0008】
しかしながら、PTPフィルムの移送にあっては必ず誤差が含まれることになるため、次に示すような問題があった。
【0009】
図10は、移送誤差が生じた時に打ち抜かれるシート形状を示す模式図である。ここに示されるように打抜位置に関し移送方向(記号Iで示す方向)にずれが生じると、通常は記号Aで示す境界に打抜刃があたるべきところ、記号Bとして破線で示す如く、打抜刃があたる場合がある。このときシート形状は、斜線を施して示すものとなり、記号Cで示す部分を頂点とする返し部分が生じてしまう。これは、フィルムの打抜境界の湾曲部分(記号Dで示す部分)が、打抜刃の湾曲部(記号Eで示す部分)で切断されることに起因する。以下、本明細書では、このような返し部分を「エッジ」ということにする。
【0010】
ところで、廃棄処理を極力減らすという観点からは、図9に示した、幅方向中央に残る帯状の端材49をもなくすことが好ましい。
【0011】
しかしながら、上述した移送方向と同様の問題、すなわち、幅方向に生じる誤差によっても、コーナー部分にエッジが生じてしまうという問題があった。そして、この場合、幅方向中央の帯状の端材が生じないようにするのであるから、幅方向に平行に打抜刃を並べて打ち抜くこともできない。
【0012】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、フィルムの幅方向に複数枚のシートを打ち抜くシート打抜方法及び該シート打抜方法を用いたPTPシートの製造方法において、フィルムの移送方向だけでなく幅方向に生じる帯状の端材を極力減少させると共に、打ち抜かれたシートのコーナー部分にエッジを発生させないシート打抜方法及び該シート打抜方法を用いたPTPシートの製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した目的を達成しうる特徴的手段について以下に説明する。また、各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記載する。
【0014】
手段1.移送される帯状のフィルムから、移送方向に直交する前記フィルムの幅方向に複数枚のシートを打ち抜くシート打抜装置であって、
打抜刃を具備するパンチと、
前記フィルムを挟んで設けられ、前記打抜刃に対向して打抜孔の形成されたダイとを備え、
前記フィルムの移送方向及び幅方向における前記フィルムの打抜境界を、別のシートの外縁部として利用できるように、前記打抜刃は、千鳥掛けの状態に配置され、
さらに、前記フィルムの打抜境界に対応する打抜刃は、当該打抜境界の直線部分を切断できる形状になっていることを特徴とするシート打抜装置。
【0015】
なお、前記「打抜境界」は、「打抜刃によって打ち抜かれたフィルムの外縁である」こととしてもよい(以下、各手段において同様)。
【0016】
手段1では、フィルムの移送方向及び幅方向において、フィルムの打抜境界を、別のシートの外縁部として利用できるように、打抜刃を千鳥掛けの状態に配置している。
【0017】
したがって、移送方向だけでなく、フィルムの幅方向においても、シートとシートの間に帯状の端材を生じさせず、しかも、幅方向に複数枚のシートを打ち抜くことができる。
【0018】
また、手段1では、フィルムの打抜境界に対応する打抜刃は、当該外縁部の直線部分を切断できる形状になっている。
【0019】
従来、シートのコーナー部分にエッジが生じる一因は、シートの打ち抜きによって生じたフィルムの打抜境界の湾曲部分が切断されてしまうことにある(図10参照)。この点、手段1によれば、フィルムの打抜境界の直線部分を切断できるように打抜刃の形状を工夫しているため、シートのコーナー部分にエッジが生じることを防止することができる。
【0020】
手段2.移送される帯状のフィルムから、移送方向に直交する前記フィルムの幅方向に2枚のシートを打ち抜くシート打抜装置であって、
打抜刃を具備するパンチと、
前記フィルムを挟んで設けられ、前記打抜刃に対向して打抜孔の形成されたダイとを備え、
前記フィルムの移送方向及び幅方向における前記フィルムの打抜境界を、別のシートの外縁部として利用できるように、前記打抜刃は、千鳥掛けの状態に配置され、
さらに、前記フィルムの打抜境界に対応する打抜刃は、当該打抜境界の直線部分を切断できる形状になっていることを特徴とするシート打抜装置。
【0021】
手段2によれば、フィルムの移送方向及び幅方向において、フィルムの打抜境界を別のシートの外縁部として利用できるように、打抜刃を千鳥掛けの状態に配置しているため、打ち抜かれるシートとシートとの間に帯状の端材を生じさせず、しかも、幅方向に2枚のシートを打ち抜くことができる。
【0022】
また、フィルムの打抜境界の直線部分を切断できるように打抜刃の形状を工夫しているため、シートのコーナー部分にエッジが生じることを防止することができる。
【0023】
手段3.移送される帯状のフィルムから、移送方向に直交する前記フィルムの幅方向に3枚のシートを打ち抜くシート打抜装置であって、
打抜刃を具備するパンチと、
前記フィルムを挟んで設けられ、前記打抜刃に対向して打抜孔の形成されたダイとを備え、
前記フィルムの移送方向及び幅方向における前記フィルムの打抜境界を、別のシートの外縁部として利用できるように、前記打抜刃は、千鳥掛けの状態に配置され、
さらに、前記フィルムの打抜境界に対応する打抜刃は、当該打抜境界の直線部分を切断できる形状になっていることを特徴とするシート打抜装置。
【0024】
手段3によれば、フィルムの移送方向及び幅方向において、フィルムの打抜境界を別のシートの外縁部として利用できるように、打抜刃を千鳥掛けの状態に配置しているため、打ち抜かれるシートとシートとの間に帯状の端材を生じさせず、しかも、幅方向に3枚のシートを打ち抜くことができる。
【0025】
また、フィルムの打抜境界の直線部分を切断できるように打抜刃の形状を工夫しているため、シートのコーナー部分にエッジが生じることを防止することができる。
【0026】
手段4.手段1乃至3のいずれかにおいて、前記フィルムの幅方向における少なくとも一方の端部を、シートの外縁部として利用できるように、前記打抜刃が配置されていることを特徴とするシート打抜装置。
【0027】
手段4によれば、フィルムの幅方向における端部をシートの外縁部として利用できるように打抜刃が配置されているため、フィルムの端部に帯状の端材が生じない。
【0028】
手段5.手段1乃至4のいずれかにおいて、前記千鳥掛けの状態は、前記フィルムの幅方向に前記打抜刃が隣り合わない状態であることを特徴とするシート打抜装置。
【0029】
手段5に示すように、千鳥掛けの状態は、具体的には、フィルムの幅方向に打抜刃が隣り合わない状態であることが考えられる。このようにすれば、幅方向において打ち抜かれるシートとシートとの間に帯状の端材を生じさせることなく、しかも、幅方向に複数枚のシートを打ち抜くことができる。
【0030】
手段6.手段5において、前記フィルムはシート幅に合わせて間欠的に移送されるよう構成されており、
前記パンチは、前記フィルムの移送のインターバルに可動されるよう構成されていることを特徴とするシート打抜装置。
【0031】
手段6によれば、フィルムがシート幅に合わせて間欠的に移送され、パンチは、フィルムの移送のインターバルに可動されるようになっている。すなわち、このインターバルに、打抜刃によるシートの打ち抜きが行われる。
【0032】
このような構成を前提とすれば、次に示すような構成を採用することが考えられる。
【0033】
手段7.手段6において、前記隣り合わない状態は、前記フィルムの移送方向に、シート幅の正数倍だけ、前記打抜刃をずらした状態であることを特徴とするシート打抜装置。
【0034】
手段7に示すように、フィルムの移送方向に、シート幅の正数倍だけ、打抜刃をずらすようにしてもよい。シート幅の正数倍だけずらすのは、シート幅に合わせてフィルムが間欠的に移送されるからである。
【0035】
手段8.手段6において、前記隣り合わない状態は、前記フィルムの移送方向に、シート幅だけ、前記打抜刃をずらした状態であることを特徴とするシート打抜装置。
【0036】
上述したように、シート幅の正数倍だけ打抜刃をずらして配置してもよいが、手段8によれば、打抜刃をシート幅だけずらして配置しているため、複数の打抜刃が近い位置に配置され、シート打抜装置がよりコンパクトに構成できる。
【0037】
手段9.手段1乃至8のいずれかにおいて、前記フィルムの打抜境界あるいは端部に対応する打抜刃は、シート幅よりも所定分だけ外側に位置する直線部と、シートのコーナー部を切断する湾曲部と、前記直線部と前記湾曲部とをなめらかに接続する接続部とを有し、
前記フィルムの直線部分を、前記接続部によって切断できる形状になっていることを特徴とするシート打抜装置。
【0038】
通常、打抜刃は、シート幅で設けられる直線部と、シートのコーナー部を形成する湾曲部とを有する。この場合に、ずれが生じると、この湾曲部がフィルムの打抜境界の湾曲部分を切断する可能性があり、このとき、問題となるエッジが出来てしまう。この点、手段9によれば、直線部をシート幅よりも所定分だけ外側に設け、さらに、直線部と湾曲部とをなめらかに接続する接続部を設けている。そして、この接続部によってフィルムの打抜境界の直線部分を切断できるようになっているため、問題となるエッジが出来にくい。
【0039】
手段10.手段9において、前記接続部は、前記湾曲部の曲率半径よりも大きな曲率半径の円弧状をなしていることを特徴とするシート打抜装置。
【0040】
手段10によれば、接続部が湾曲部の曲率半径よりも大きな曲率半径の円弧状をなしているため、フィルム打抜境界の湾曲部分が打抜刃の湾曲部で切断される場合と比べ、直線部分と接続部による切断部分とが、ほぼ平行になる。したがって、エッジ(返し部分)が出来ないだけでなく、フィルム直線部分の端が切り立つことも防止できる。
【0041】
手段11.手段9又は10において、前記所定分は、前記フィルムの移送により生じる誤差分として設計されていることを特徴とするシート打抜装置。
【0042】
手段11によれば、移送方向及び幅方向における誤差の分だけ、打抜刃の直線部をシート幅よりも外側に設けているため、誤差範囲内のフィルムのずれであれば、打抜刃の接続部にて、フィルムの直線部分を切断することができる。
【0043】
手段12.手段1乃至11のいずれかにおいて、前記フィルムの移送によって生じるフィルムの面に直交する方向のずれを規制する面直交方向規制部を備えていることを特徴とするシート打抜装置。
【0044】
手段12によれば、面直交方向規制部がフィルムの面に直交する方向のずれを規制するため、シートの適切な打ち抜きが可能となる。なお、ここでフィルムの面に直交する方向とは、パンチの可動方向としてもよい。
【0045】
手段13.手段1乃至12のいずれかにおいて、前記フィルムの移送によって生じるフィルムの前記幅方向のずれを規制する幅方向規制部を備えていることを特徴とするシート打抜装置。
【0046】
手段13によれば、幅方向規制部がフィルムの幅方向のずれを規制するため、シートの適切な打ち抜きが可能になる。
【0047】
手段14.手段1乃至13のいずれかにおいて、前記打抜孔内に少なくとも前記フィルムの移送方向先端部が没入するのを規制する没入規制部を備えていることを特徴とするシート打抜装置。
【0048】
フィルムの移送方向先端部が、打抜孔内に没入してしまうと、シートの打抜不良品が発生してしまう。この点、手段14によれば、没入規制部が移送方向先端部の没入を規制するため、シート打抜不良品の発生の抑制を図ることができる。
【0049】
手段15.手段1乃至14のいずれかにおいて、前記ダイは、略水平に移送される前記フィルムに対して、下方に設けられ、
前記パンチは、前記フィルムの上方に設けられることを特徴とするシート打抜装置。
【0050】
手段15によれば、略水平に移送されるフィルムに対して、ダイが下方に設けられているため、打ち抜かれたシートは、打抜孔から自由落下する。したがって、シートを容易に貯留できる。その結果、シートの搬送機構の簡素化を図ることができる。
【0051】
手段16.手段1乃至15のいずれかにおいて、前記シートは、PTPシートであることを特徴とするシート打抜装置。
【0052】
手段16に示すように、PTPフィルムからPTPシートを打ち抜くためのシート打抜装置として適用することで、PTPシートの製造に伴う廃棄処理を減少させることができる。また、PTPシートのコーナー部に極端なエッジが生じないため、PTPシートの使い勝手を向上させることができる。
【0053】
手段17.手段16に記載のシート打抜装置を備えることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0054】
手段17に示すように、シート打抜装置をPTPシートの製造装置に適用してもよい。
【0055】
なお、上記手段16、17に記載のPTPシートに代えて、ブリスターシートとしてもよい。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に示すように、シートとしてのPTPシート(ブリスターシート)1は、例えばPP(ポロプロピレン)よりなり複数のポケット部2を備えた包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたアルミニウム製のカバーフィルム4とを有している。各ポケット部2には錠剤5が1つずつ収容されている。本実施の形態では、PTPシート1は、帯状の包装用フィルム3及びカバーフィルム4から形成された帯状のPTPフィルム6が打抜かれることで、シート状に製造されている。尚、PTPシート1の四隅部は、湾曲形状となっており、これにより、PTPシート1を取り扱う者にとっての取扱性の向上が図られている。
【0057】
次に、上記のように構成されてなるPTPシート1を製造するためのPTP包装機10(PTPシートの製造装置)の概略について、図3に基づき説明する。
【0058】
帯状の包装用フィルム3は、最上流側においてロール状に巻回されている。包装用フィルム3は、上述したようにPP等の比較的硬質で所定の剛性を有する合成樹脂によって構成され(PVC等の他の熱可塑性樹脂材料により構成してもよい)、透明又は半透明を呈している。
【0059】
ロール状に巻回された包装用フィルム3は、間欠的に搬送されるようになっており、包装用フィルム3の搬送経路に沿って、加熱手段12とポケット成形手段13とが順に並設されている。これら加熱手段12及びポケット成形手段13によって、ポケット部形成装置14が構成されている。そして、加熱装置12によって包装用フィルム3が部分的に加熱されて、該包装用フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット成形手段13によって包装用フィルム3にポケット部2が成形される。なお、このポケット部2の成形は、包装用フィルム3の搬送動作間のインターバルの際に行われる。
【0060】
ポケット部2が形成された包装用フィルム3の移送経路に沿って、ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する錠剤投入装置16、検査装置17、フィルム受けロール18が配設されている。錠剤投入装置16は、シャッタを開くことで錠剤5を落下させるものであり、このシャッタが開放した時に各ポケット部2に錠剤5が投入される。
【0061】
検査装置17は、錠剤5が各ポケット部2に確実に充填されているか否か、また錠剤5の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うためのものである。該検査装置17は、ポケット部2の開口側からの検査を行う。
【0062】
一方、帯状に形成されたカバーフィルム4は、ロール状に巻回されている。ロール状に巻回されたカバーフィルム4の引出し端は、前記フィルム受けロール18の方へと案内されている。フィルム受けロール18には、加熱ロール19が圧接可能となっており、両ロール18,19間に包装用フィルム3及びカバーフィルム4が送り込まれるようになっている。そして、包装用フィルム3及びカバーフィルム4が、両ロール18,19間を加熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着され、これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填されたPTPフィルム6が製造される。
【0063】
フィルム受けロール18の下流ではPTPフィルム6移送経路に沿って、錠剤等の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うための検査装置21が配設されている。この検査装置21はポケット部2の突出面側からの検査を行うものである。従って、検査装置17による検査と相俟って、PTPフィルム6の表裏両面側からの検査を実行することができるようになっている。なお、各検査装置17,21によって不良品判定された場合、その不良品判定となったPTPシートは、図示しない不良シート排出機構によって別途排出される。
【0064】
検査装置21の下流ではPTPフィルム6の移送経路に沿って、スリット成形装置22、刻印装置23及びシート打抜装置24が順に配設されている。スリット成形装置22は、PTPフィルム6の所定位置にスリットを形成する機能を有する。刻印装置23はPTPフィルム6の所定位置にロットナンバー等の識別情報を示す刻印を付す機能を有する。シート打抜装置24は、PTPフィルム6をPTPシート1単位に打抜く機能を有する。なお、PTPフィルム6は、シート幅に合わせて間欠的に移送される。したがって、シート打抜装置24によるPTPシート1の打ち抜きは、PTPフィルム6の移送のインターバルになされる。シート打抜装置24の下側には、シート打抜装置24から落下するPTPシート1を貯留するための完成品用ホッパ25が設けられている。
【0065】
なお、前記シート打抜装置24に対応して、PTPフィルム6の幅方向のずれを規制するための幅方向ガイド部61及び、上下方向のずれを規制するための上下方向ガイド部62が設けられている。これにより、PTPフィルム6の打抜位置に対する移送による誤差は、僅かなものとなる。ここでいう幅方向ガイド部61が、上記手段でいう「幅方向規制手段」に相当し、上下方向ガイド部62が「面直交方向規制部」に相当する。
【0066】
PTP包装機10の概略は以上のとおりであるが、以下においては、シート打抜装置24について、より具体的に説明する。図4に示すように、シート打抜装置24は、ダイを構成する固定型31とパンチを構成する可動型32とを備えており、固定型31と可動型32との間を、PTPフィルム6が固定型31の移送面33に沿って、ほぼ水平に移送されるようになっている。また、シート打抜装置24は、可動型32側の下流側(図の左側)において吸引機構34を備えている。
【0067】
可動型32には駆動・伝達機構35が連結され、固定型31に近接・没入した作業位置と、固定型31から離間した待機位置とに切換駆動される。駆動・伝達機構35としては、モータ、流体圧シリンダ、カム伝達機構等の適宜のものを使用することができる。
【0068】
また、可動型32には、複数(本実施の形態では2つ)の打抜刃36が固定型31に向かって突設されている。
【0069】
ここで、打抜刃36の配置とPTPフィルム6との関係を、図5に基づいて説明する。図5は、可動型32側からの、PTPフィルム6に対する打抜刃36の配置・形状を示す模式図である。
【0070】
打抜刃36は、図5に示すように、千鳥掛けの状態に配置されている。具体的には、PTPフィルム6の移送方向(記号Iで示した方向)及び幅方向(記号Hで示した方向)において、PTPシート1のシート幅だけずらして配置されている。このように配置することによって、幅方向及び移送方向において、先に打抜かれたPTPシート1によるPTPフィルム6の打抜境界が、次に打抜かれるPTPシート1の外縁部として利用できるようになっている。
【0071】
PTPフィルム6の端部は、ちょうど各打抜刃36の外側部分にくるようになっている。すなわち、PTPフィルム6の両端部が、PTPシート1の外縁部として利用できるようになっている。
【0072】
さらに、PTPフィルム6の打抜境界に対しては、その直線部分を切断できるように、打抜刃の形状が工夫されている。図5中に記号Kで示す部分(以下「変形部K」という)がそれである。
【0073】
ここで打抜刃36の形状について、図5中の記号Jで示す部分を拡大した図6に基づいて説明する。図6に示すように、打抜刃36の変形部Kは、所定分mだけシート幅よりも外側に配置された直線部αと、コーナー部分を打ち抜く湾曲部γと、直線部αと湾曲部γとをなめらかに接続する接続部βとを有している。
【0074】
このとき、湾曲部γは、打抜刃36の側縁51とPTPフィルム6の境界52に接する曲率半径R2の円弧になっている。つまり、このときの曲率中心Pは、側縁51及び境界52から距離R2にある点となる。これに対し、接続部βは、曲率半径R2よりもはるかに大きな曲率半径R1の円弧状となっている。このときの曲率中心Oは、境界52から(R1−m)の距離にある。なお、側縁51からの距離Sは、所定分mから数学的に求められる。すなわち、接続部βと湾曲部γとが点Qでなめらかに接続される(接する)とすれば、この点Qと曲率中心Pとを結ぶ直線上に曲率中心Oが存在する。また、曲率中心Oは、上述したように境界52から(R1−m)の距離にあるため、距離Sが求められる。所定分mは、PTPフィルム6の移送方向の誤差分として設定することができる。
【0075】
なお、ここでは図5中の記号Jで示す部分を例に挙げて説明したが、他の変形部Kについても、同様である。
【0076】
移送方向においては、PTPフィルム6の移送方向の誤差分として所定分mが設定され、打抜刃36の変形部Kが設計されている。また、幅方向においては、PTPフィルム6の幅方向の誤差分として所定分mが設定され、打抜刃36の変形部Kが設計されている。
【0077】
したがって、図6から分かるように、所定分mの範囲でPTPフィルム6がずれたとしても、PTPフィルム6の境界52の直線部分が、打抜刃36の接続部βで常に切断されることになる。つまり、境界52の直線部分と接続部βによる切断部分が、ほぼ平行になるのである。
【0078】
一方、固定型31には、前記各打抜刃36と対応して打抜孔38が貫通形成されている。そして、該打抜孔38内を打抜刃36で打抜かれたPTPシート1が自由落下するようになっている。また、固定型31の下流側の打抜孔38内には、エアを吹出すための吹出通路としてのエア供給通路39が形成されている。エア供給通路39の基端側は、図示しないエアポンプに連結されている。また、エア供給通路39は、斜め上方に向かって形成されており、その吹出口40から打抜孔38の開口部41下流側に向かって、エアが吹出されるようになっている。
【0079】
吸引機構34の吸引口42は、斜め下方の固定型31に向かって開口形成されている。すなわち、前記エア供給通路39から吹出されるエアの流れ方向に沿って、打抜孔38の開口部41下流側からエアが吸引される。この吸引機構34及びエア供給通路39等が、上述した手段中の「没入規制手段」に相当する。
【0080】
以上のように構成されたPTP包装機10によってPTPシート1を製造する手順について、主要な工程を中心として説明する。
【0081】
包装用フィルム3は、まず、ポケット部形成装置14において、ポケット部形成工程を経る。すなわち、包装用フィルム3はまず、加熱手段12へと間欠的に移送される。すると、包装用フィルム3はポケット部2に対応する部位において部分的に加熱され、非常に伸びやすい軟化状態となる。次に、包装用フィルム3は、ポケット成形手段13へと間欠的に移送され、該フィルム3の軟化部分が軟化部分が延伸され、ポケット部2が形成される。
【0082】
その後、包装用フィルム3はさらに下流側の錠剤投入装置16の方へと移送される。該錠剤投入装置16によってポケット部2に錠剤が投入され、また続く検査装置17による検査工程を経た後、包装用フィルム3は、カバーフィルム4とともに、フィルム受けロール18の方へと移送される。ここで、フィルム受けロール18及び加熱ロール19によってカバーフィルム4が包装用フィルム3に対し加熱圧接されることで、取着される。
【0083】
次に、カバーフィルム4が取着されることにより得られたPTPフィルム6は、検査装置21による検査工程を経た後、さらにスリット形成工程及び刻印工程を経てシート打抜装置24の方へと移送される。このとき、幅方向ガイド部61及び上下方向ガイド部62によって、移送による幅方向及び上下方向のずれが僅かなものとなる。
【0084】
シート打抜装置24では、駆動・伝達機構35の駆動により待機位置にある可動型32が、作業位置との間で往復移動させられる。このとき、千鳥掛けの状態に配置された複数(本実施の形態では2つ)の打抜刃36によって、PTPフィルム6の幅方向に同時に複数枚(本実施の形態では2枚)のPTPシート1が打ち抜かれる。そして、PTPフィルム6の打抜境界や端部は、打抜刃36の変形部Kによって打ち抜かれる。また、固定型31のエア供給通路39からのエアの吹出し、及び、吸引機構34によるエアの吸引によって、PTPフィルム6の下流端が持ち上げられ、固定型31の開口部41に、PTPフィルム6の下流端が引っ掛かることがない。
【0085】
次に、本実施の形態のシート打抜装置24の発揮する効果を説明する。
【0086】
本実施の形態では、打抜刃36が、千鳥掛けの状態に配置されている。具体的には、PTPフィルム6の移送方向及び幅方向において、PTPシート1のシート幅だけずらして配置されている。このように配置することによって、幅方向及び移送方向において、先に打抜かれたPTPシート1によるPTPフィルム6の打抜境界が、次に打抜かれるPTPシート1の外縁部として利用されるようになっている(図5参照)。
【0087】
したがって、移送方向だけでなく、フィルムの幅方向において、シートとシートの間に帯状の端材を生じさせず、しかも、幅方向に複数枚(本実施の形態では2枚)のシートを打ち抜くことができる。
【0088】
また、本実施の形態では、PTPフィルム6の端部がちょうど各打抜刃36の外側部分に対応するように、調整されている。つまり、PTPフィルム6の幅方向における両端部が、PTPシート1の外縁部となるようになっているのである。これによって、PTPフィルム6の幅方向の両端部にも、帯状の端材を生じさせることがない。
【0089】
さらにまた、本実施の形態では、PTPフィルム6の打抜境界・端部に対しては、打抜刃36が変形部Kを有する形状となっている。この打抜刃36の変形部Kは、所定分mだけシート幅よりも外側に配置された直線部αと、コーナー部分を打ち抜く湾曲部γと、直線部αと湾曲部γとをなめらかに接続する接続部βとを有している(図6参照)。そして、所定分mは、PTPフィルム6の移送によって生じる誤差分として設定されている。したがって、PTPフィルム6の誤差の範囲内でのずれに対しては常に、境界52の直線部分が、打抜刃36の接続部βで切断される。このとき、接続部βは、湾曲部γの曲率半径R2よりも大きな曲率半径R1の円弧状となっており、直線部分と接続部βによる切断部分とがほぼ平行になるため、エッジが出来ないことはもとより、フィルム直線部分の端が切り立つことも防止できる。
【0090】
また、本実施の形態では、幅方向ガイド部61及び上下方向ガイド部62を設けているため、移送による幅方向及び上下方向の誤差が僅かなものとなり、適切なシートの打ち抜きが可能になる。
【0091】
加えて、固定型31のエア供給通路39からのエアの吹出し、及び、吸引機構34によるエアの吸引によって、PTPフィルム6の下流端が持ち上げられ、固定型31の開口部41にPTPフィルム6の下流端が引っ掛かることがないため、この点でも、適切なシートの打ち抜きが可能になる。
【0092】
なお、上述した実施の形態の記載内容に限定されることなく、例えば次のように実施してもよい。
【0093】
(a)上記実施の形態では、PTPフィルム6の幅方向に、2枚のPTPシート1を打ち抜く構成であったが、同様に打抜刃36を千鳥掛けの状態に配置すれば、3枚以上のPTPシート1を打ち抜く構成とすることもできる。
【0094】
例えば3枚のPTPシート1を打ち抜く構成にあっては、図7(a)及び(b)に示すように、記号Iで示す方向に移送されるPTPフィルム7に対し、打抜刃を同図斜線部分に対応して配置し、同図記号Kで示す辺を変形部とすることが一例として考えられる。
【0095】
(b)また、上記実施の形態では、あるいは、上記(a)においては、PTPフィルム6の移送方向にシート幅だけ打抜刃をずらして配置しているが、シート幅の正数倍だけずらして配置してもよい。ただし、シート幅だけずらすようにすれば、複数の打抜刃が比較的近い位置に配置されることになるため、シート打抜装置がコンパクトになるという点で有利である。
【0096】
(c)上記実施の形態における没入規制手段について言えば、エア供給通路39は、固定型31に形成されているが、別途エアの供給ノズル等を設けるようにしてもよい。また、吸引機構34は、省略しても差し支えない。さらにまた、エア供給通路39から吹出されるエアに代えて、他のガス、例えば、窒素、アルゴン等の不活性ガス等を採用してもよい。
【0097】
(d)上記実施の形態における没入規制手段、面直交方向規制部、幅方向規制部を適宜省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はPTPシートを示す斜視図であり、(b)はPTPフィルムを示す斜視図である。
【図2】PTPシートを示す部分拡大断面図である。
【図3】PTP包装機の概略構成を説明するための模式図である。
【図4】シート打抜装置の構成を示すための部分断面図である。
【図5】PTPフィルムに対する打抜刃の配置・形状を示す模式図である。
【図6】打抜刃の打抜境界に対応する部分の形状を示す説明図である。
【図7】別実施形態における打抜刃の配置を例示する説明図である。
【図8】PTPシートの打ち抜きによって生じる端材を示す説明図である。
【図9】PTPシートの打ち抜きによって生じる端材を示す説明図である。
【図10】PTPシートに生じるエッジを示す説明図である。
【符号の説明】
1…PTPシート、6…フィルムとしてのPTPフィルム、10…PTPシートの製造装置としてのPTP包装機、24…シート打抜装置、31…ダイとしての固定型、32…パンチとしての可動型、34…吸引機構、36…打抜刃、38…打抜孔、39…エア供給通路、61…幅方向規制部としての幅方向ガイド部、62…面直交方向規制部としての上下方向ガイド部、m…所定分、K…変形部、α…直線部、β…接続部、γ…湾曲部。
Claims (6)
- 間欠的に移送される帯状のフィルムから、移送方向に直交する前記フィルムの幅方向に複数枚の略矩形状のシートを打ち抜くシート打抜方法であって、
一辺が前記移送方向に平行で、他辺が前記一辺に直交する略矩形状の打抜刃を具備し、前記フィルムの移送のインターバルに可動されるパンチと、
前記フィルムを挟んで設けられ、前記打抜刃に対向して打抜孔の形成されたダイとを用い、
前記打抜刃を、千鳥掛けの状態に配置することで、
前記フィルムの移送方向及び幅方向における前記フィルムの打抜境界を、別のシートの外縁部として利用できるようにするとともに、
さらに、前記打抜刃のうち、前記フィルムの打抜境界に対応する部分が当該打抜境界の直線部分を切断するようにしたことを特徴とするシート打抜方法。 - 前記フィルムの幅方向における少なくとも一方の端部を、シートの外縁部として利用できるように、前記打抜刃を配置したことを特徴とする請求項1に記載のシート打抜方法。
- 前記千鳥掛けの状態は、前記フィルムの幅方向に前記打抜刃が隣り合わない状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート打抜方法。
- 前記フィルムはシート幅に合わせて間欠的に移送されるよう構成されており、
前記パンチは、前記フィルムの移送のインターバルに可動されることを特徴とする請求項3に記載のシート打抜方法。 - 前記隣り合わない状態は、前記フィルムの移送方向に、シート幅だけ、又は、シート幅の正数倍だけ、前記打抜刃をずらした状態であることを特徴とする請求項3又は4に記載のシート打抜方法。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載のシート打抜方法は、
間欠的に移送される帯状のPTPフィルムから、移送方向に直交する前記PTPフィルムの幅方向に複数枚の略矩形状のPTPシートを打ち抜くPTPシートの打抜方法であって、
当該PTPシート打抜方法を用いることを特徴とするPTPシートの製造方法。
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