JP3557646B2 - 裁断機及びシート材送り裁断方法 - Google Patents

裁断機及びシート材送り裁断方法 Download PDF

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    • B26F1/38Cutting-out; Stamping-out
    • B26F2001/3873Cutting-out; Stamping-out advancing the material stepwise onto the work surface of the cutting machine

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、布帛やレザーなどのシート材を、所望のパターンに裁断するための裁断装置であって、特にシート材が裁断エリアの裁断可能長よりも長い場合にシート材送り裁断を行うことができる裁断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の裁断機は、例えば特開平5−51865号に開示されている。
裁断機の表面は裁断テーブルを形成し、図示しないが裁断機のシート材搬入側には延反機が配置される。延反機の延反テーブル上では下敷シート上にシート材が所定枚数積層される。積層されたシート材は下敷シートと共に裁断テーブル上に搬送される。裁断テーブルの表面は、多数の剛毛が植えられているブラシによって覆われる。裁断テーブルの下方には吸引機構が内蔵され、裁断テーブル上に載置されたシート材を真空吸着して保持することができる。また裁断テーブルは積層されたシート材を搬入し、裁断されたパーツを搬出するために、コンベア駆動方式とされている。裁断時に真空吸引を確実にするために裁断テーブル上に積層されたシート材の上面には図示していないが被覆シートロールから供給されるポリエチレンなどの非通気性被覆シートが被せられる。
【0003】
裁断機のシート材搬入側に配した延反機の延反テーブルの長さは裁断テーブルの長さよりも長く、裁断テーブルの長さよりも長いシート材が延反可能とされている。裁断テーブルの長さよりも長いシート材を裁断するときには、裁断可能な長さ分づつ裁断し、1つの部分の裁断が終了すれば、次の部分を裁断可能な位置まで順次移動させて裁断を行う。裁断に必要とされるシート材の大きさを用尺といい、この用尺は裁断データの中のマーキングエリアの大きさに等しい。1回の送りにより裁断されるシート材の長さは裁断データの中のマーキングエリア内に指定されたシート材送り裁断指定点により決定される。マーキングデータは指定されたシート材送り裁断指定点により複数のエリアに分割される。各分割されたエリアはセグメントと呼ばれる。
【0004】
図6は、裁断機によるシート材送り裁断方法を工程別に示した延反機と裁断機とピックアップテーブルを連続して配置したシステムの上面概略図である。図6では、全体として主に延反機の延反テーブルからなる搬入エリア(S)、裁断テーブル2上の裁断エリア(C)、そして主にピックアップテーブルからなる搬出エリア(P)に大きく分けている。
【0005】
図6に示したシート材のマーキングエリアLAは3つのセグメント(S1〜S3)よりなり、セグメントS3は、他のセグメント(S1,S2)に比べて長さが短い。マーキングエリアLAは裁断エリア(C)の長さより長いためシート材送り裁断が行われる。
【0006】
まず延反機により所望の長さに延反されたシート材4は裁断機側へと搬入される。その際、裁断機の裁断テーブルはコンベア駆動により、シート材4のセグメントS1は搬入エリア(S)を通過し、図6(a)に示した位置まで搬送される。次にティーチング作業により搬送されたシート材4に対して裁断開始点20が指定された後、セグメントS1に対応するシート材4の裁断が行われる。
【0007】
セグメントS1に対応するシート材4の裁断が終了すれば、セグメントS1に続くセグメントがあるか否かの判定を裁断データに基づき判定する。セグメントS1に続くセグメントS2があるから、裁断テーブルのコンベアを駆動させ、セグメントS2のシート材送り裁断指定点21が裁断エリア(C)上の裁断開始点20に来るまでシート材4を搬送する。この時の状態は図6(b)に示す通りである。そしてセグメントS2に対応するシート材4の裁断が行われる。
【0008】
セグメントS2に対応するシート材4の裁断終了後、セグメントS2の搬送時と同様にセグメントS3のシート材送り裁断指定点21が裁断エリア(C)上の裁断開始点20に来るまでコンベアを駆動しシート材4を搬送する。この時の状態は図6(c)に示す通りである。そしてセグメントS3に対応するシート材4の裁断が行われる。裁断終了後、シート材4は搬出エリア(P)に搬出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記した裁断機でシート材送り裁断を行う場合、マーキングエリアLAの最終セグメントS3を裁断するために最終セグメントS3のシート材送り裁断指定点21が裁断エリア(C)上の裁断開始点20に来るまでシート材7の搬送が行われる。しかしながら、セグメントS3の長さは裁断エリア(C)の裁断開始点20からの裁断可能長より短いため最終セグメントS3の裁断エリア(C)上への搬送が終了した状態では、最終セグメントS3終端部から裁断エリア(C)のシート材搬入側方向の裁断エリア上にシート材4の無い部分が多く発生する。
【0010】
このようなシート材4の無い部分に対しても裁断時の真空吸引を確実に行うために非通気性被覆シートを供給しなければならない。また、裁断エリア(C)上のシート材4の無い部分において下敷シートが真空吸引により裁断テーブルのブラシ内に入り込むことでブラシの剛毛に無理な力がかかり倒れた状態で癖がついてしまう。このような癖がブラシについた状態で次の裁断を行った場合、シート材を裁断するために裁断ヘッドに備えたカッタによりブラシの剛毛が傷つけられ破損するという問題がある。
【0011】
本発明の目的は、上記したように裁断テーブル側のトラブル発生を防ぐこと、また非通気性被覆シートの節約を行うことのできる裁断機におけるシート材送り裁断装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるために本発明は、裁断テーブルの裁断エリアにシート材を載置し、シート材を非通気性被覆シートで覆い、裁断時にシート材を真空吸引して保持しながら非通気性被覆シートと共に裁断手段により裁断し、シート材を搬送手段により前記裁断エリアに搬送してシート材送り裁断が可能である裁断機において、マーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定する判定手段と、シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上のセグメントの裁断を行った後、搬送手段により次セグメントを搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを前記判定手段で判定し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指定点が前記裁断開始点に達するまで搬送手段を駆動させ、前記裁断手段によりシート材を裁断するように制御し、上記の制御を前記判定手段により残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定されるまで繰り返し、前記判定手段で前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定した場合には、マーキングエリアの終端部が裁断エリア上に載るまで搬送手段を駆動して裁断手段によりシート材を裁断するように制御する裁断制御手段とを含むことを特徴とする。
【0013】
また本発明は、裁断テーブルの裁断エリアにシート材を載置し、シート材を非通気性被覆シートで覆い、裁断時にシート材を真空吸引して保持しながら非通気性被覆シートと共に裁断し、シート材を前記裁断エリアに搬送してシート材送り裁断が可能である裁断機のシート材送り裁断方法であって、シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上にあるセグメントの裁断を行った後、次セグメントを裁断エリアに搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指定点が前記裁断開始点に達するまでシート材を搬送させて裁断を行うように制御し、残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断可能長を越えないと判定されるまで同様の制御を繰り返し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定した場合には、マーキングエリアの終端部に対応するシート材が裁断エリア上に載るまで搬送し、シート材の裁断を行うことを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明に従えば、シート材のシート材送り裁断を行う時は、裁断エリア上にあるセグメントの裁断を行った後、次セグメントを裁断エリアに搬送する際、残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定する。残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指定点が裁断開始点に達するまで搬送手段を駆動させてから裁断を行うように制御する。この制御は残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定するまで繰り返し、残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定した場合には、マーキングエリアの終端部が裁断エリア上に載るまで搬送手段を駆動させて裁断するように制御を行う。
【0015】
【実施例】
本発明の一実施例を図面を基に説明をする。
図1は裁断機1の外観を示した斜視図である。
裁断機1の裁断テーブル2上には、裁断キャリッジ3が設けられる。裁断キャリッジ3は、裁断テーブル2上を長手方向に移動可能であり、裁断キャリッジ3にはシート材4を裁断するためのカッタを備える裁断ヘッド5が裁断キャリッジ3上を移動可能に設けられる。裁断テーブル2は表面に複数の剛毛ブラシ6を有するコンベア駆動方式に構成される。シート材4が裁断データ7に基づいて裁断される。シート材4の表面には、シートロール8から繰り出されたポリエチレンなどの非通気性被覆シート9が被覆される。非通気性被覆シート9もシート材4と共に裁断ヘッド5により裁断される。裁断により非通気性被覆シート9の非通気性がなくなるので、裁断後は非通気性被覆シート10によって再び被覆される。非通気性被覆シート10は、裁断キャリッジ3に設けられるシートロール11と裁断テーブル2の前端に設けられるスタンド12との間に広げられる。
【0016】
通常、裁断機1のシート材搬入側には図示しない延反機が設置される。延反機は延反テーブル上に、延反すべきシート材4を繰り出して広げ、所望の長さでシート材4を積層する。シート材4は長いほど効率的な延反及び裁断機1による裁断を行うことができる。シート材4は、より大きな面積を有する下敷きシート13上に配置される。下敷きシート13は、例えば一定間隔で通気孔があけられたクラフト紙などが用いられる。下敷きシート13を使用するのは、延反されたシート材4を裁断機1により裁断する際、裁断機1の裁断テーブル2表面を形成する剛毛ブラシ6がシート材4に突き刺さることを防ぐためである。
【0017】
図2は、図1に示した裁断機1の裁断テーブル2の上面図である。
裁断テーブル2上の斜線部が裁断エリア(C)である。図示しない延反機により積層されたシート材4は、裁断テーブル2のシート材搬入側より搬入され、裁断エリア(C)内で裁断される。
【0018】
図3は、本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示したものである。
入力手段14には、CAD装置などにより作成されたマーキングエリアLAを含む裁断データ7が入力される。記憶手段15は、入力手段14により入力された裁断データ7を記憶する。裁断制御手段16は、裁断機1に設けられるコンベアなどの搬送手段17、カッタを備える裁断手段18を制御する。判定手段19は、マーキングエリアLAが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長より長いか否かの判定を行う。記憶手段15,判定手段19,裁断制御手段16は、裁断機1のコントローラ23内に設けられる。
【0019】
図4は、裁断機1による裁断動作の流れを示したものである。図5は本発明である裁断機1によるシート材送り裁断方法を工程別に示した延反機と裁断機1とピックアップテーブルを連続して配置したシステムの上面概略図である。前記システムの上面概略図は全体として主に延反機の延反テーブルからなる搬入エリア(S)、裁断テーブル2上の裁断エリア(C)、そして主にピックアップテーブルからなる搬出エリア(P)に大きく分けている。搬入されるシート材4のマーキングエリアLAは3つのセグメント(S1〜S3)に分割され、セグメントS3は、他のセグメント(S1,S2)に比べて長さが短いものとする。
【0020】
ステップa1では、延反機により所望の長さで積層したシート材4がシート材搬入側から裁断テーブル2上の裁断エリア(C)へとコンベアを駆動させることにより搬入が行われる。この時の状態は図5(a)に示す通りである。
【0021】
ステップa2では、裁断テーブル2上に搬入されたシート材4に対して裁断開始点20が指定される。裁断開始点20の指定は、裁断開始点20とされる位置に裁断ヘッド5を移動し、裁断ヘッド5内に内蔵されるレーザ装置からのレーザビームをシート材4表面に照射し、レーザビームの照射された位置が裁断開始点20として適当であるか否かを判断して行われる。ステップa2の作業は一般にティーチング作業と呼ばれ、自動あるいは作業者を有して行われる。裁断開始点20が指定されるシート材4の初めのセグメントを第1セグメントS1と呼ぶことにする。第1セグメントS1で指定された裁断エリア(C)上の裁断開始点20は、用尺の裁断が終了するまで記憶される。
【0022】
ステップa3では、マーキングエリアLAが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長より長いか否かを判定する。マーキングエリアLAが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長より長いときはシート材送り裁断を行い、マーキングエリアLAが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長より短いときは通常裁断を行う。本実施例のシート材の場合、セグメント(S1〜S3)からなるマーキングエリアLAは裁断エリア(C)の長さより長いためシート材送り裁断が行われる。
【0023】
ステップa3でシート材送り裁断をすると判定されたときには、ステップa4に進み第1セグメントS1に対して、CAD装置により予め作成されたマーキングデータを含む裁断データ7に基づいて各パーツの裁断を行う。
【0024】
次にステップa5に移り、残りのマーキングエリアが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長より長いか否かの判定を行う。これは次式が成立するか否かにより判定される。
【数1】LA−Xn≦LB−X1
ただし、LA:マーキングエリア,LB:裁断エリア長,Xn:シート材送り裁断指定点21のX座標,X1:裁断開始点20のX座標である。これらは裁断データ7を基に判定される。シート材送り裁断指定点21は各セグメントに対して裁断データ7作成時に指定されている。
【0025】
ステップa5で条件が成立しなければ、ステップa6で次のセグメントのシート材送り裁断指定点21が裁断開始点20に来るまでコンベアを駆動させ、シート材4を搬送させる。本実施例のシート材4の場合、セグメント(S2〜S3)からなる残りのマーキングエリアは裁断開始点20からの裁断可能長よりも長い。したがってシート材4は図5(b)に示す位置に搬送される。
【0026】
ステップa7では裁断データ7に基づいてセグメント内のパーツの裁断が行われる。裁断が終了すればステップa5に戻され、再び残りのマーキングエリアが裁断開始点20からの裁断可能長より長いか否かの判定を行われる。残りのマーキングエリアが裁断開始点20からの裁断可能長より長ければ再びステップa6に移るが、ステップa5の条件が成立した場合つまり残りのマーキングエリアが裁断開始点20からの裁断可能長より短い場合、ステップa8に進む。本実施例のシート材4の場合、セグメントS3からなる残りのマーキングエリアは裁断開始点20からの裁断可能長より短いため、ステップa8に進むことになる。
【0027】
裁断データ7には、マーキングエリアLAの終端部としてマーキングエリア終端点22が設定されている。ステップa8ではマーキングエリア終端点22に対応するシート材4が裁断テーブル2上の裁断エリア(C)に載るまでシート材4の搬送が行われる。この時の状態は、図5(C)に示す通りである。
【0028】
そしてステップa9でマーキングデータを含む裁断データ7に基づいてパーツの裁断が行われる。ステップa10では、裁断テーブル2上の裁断されたシート材4を裁断機1のシート材搬出側に設置したピックアップテーブルまで搬出する。そしてステップa11に移り裁断作業は終了となる。
【0029】
ステップa3でマーキングエリアLAが裁断開始点20からの裁断可能長より短いと判定されたときは、通常裁断を行うためにステップa12に移る。そしてマーキングデータを含む裁断データ7に基づいてパーツの裁断を行う。ステップa13では、裁断テーブル2上の裁断されたシート材4を裁断機1のシート材搬出側に設置したピックアップテーブルまで搬出を行う。そしてステップa14に移り裁断作業は終了となる。
【0030】
なお、裁断機1のシート材4の搬入側には延反機を設けているが、これはシート材4を一時的に載置する作業台などを設けてもいいことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シート材送り裁断時、裁断エリア上のセグメントの裁断を行った後、次セグメントを裁断エリアに搬送する際、残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長よりも短ければマーキングエリアの終端部が裁断エリア上に載るまでシート材を搬送し裁断を行うため、最終セグメント終端部から裁断エリアのシート材搬入側方向の裁断エリア上に発生するシート材の存在しない部分が少なくなる。したがって、裁断エリア上のシート材の無い部分において下敷シートが裁断テーブルのブラシ内に入り込むことによるブラシが破損を無くすことができ、また裁断エリア上のシート材の無い部分に供給する非通気性被覆シート及び下敷きシートは必要最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の裁断機の外観を示した斜視図である。
【図2】図1に示す裁断機の裁断テーブルの上面図である。
【図3】本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す裁断機による裁断動作のフローチャートである。
【図5】本発明の裁断機によるシート材送り裁断方法を工程別に示した裁断テーブルの平面図である。
【図6】従来の裁断機によるシート材送り裁断方法を工程別に示した裁断テーブルの平面図である。
【符合の説明】
1・・・・裁断機
2・・・・裁断テーブル
4・・・・シート材
6・・・・剛毛ブラシ
7・・・・裁断データ
9,10・・・・非通気性被覆シート
13・・・下敷シート
16・・・裁断制御手段
17・・・搬送手段
18・・・裁断手段
19・・・判定手段
20・・・裁断開始点
21・・・シート送り裁断指定点
22・・・マーキングエリア終端点
LA・・・マーキングエリア
LB・・・裁断エリア長

Claims (2)

  1. 裁断テーブルの裁断エリアにシート材を載置し、シート材を非通気性被覆シートで覆い、裁断時にシート材を真空吸引して保持しながら非通気性被覆シートと共に裁断手段により裁断し、シート材を搬送手段により前記裁断エリアに搬送してシート材送り裁断が可能である裁断機において、
    マーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定する判定手段と、
    シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上のセグメントの裁断を行った後、搬送手段により次セグメントを搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを前記判定手段で判定し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指定点が前記裁断開始点に達するまで搬送手段を駆動させ、前記裁断手段によりシート材を裁断するように制御し、上記の制御を前記判定手段により残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定されるまで繰り返し、前記判定手段で前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定した場合には、マーキングエリアの終端部が裁断エリア上に載るまで搬送手段を駆動して裁断手段によりシート材を裁断するように制御する裁断制御手段とを含むことを特徴とする裁断機。
  2. 裁断テーブルの裁断エリアにシート材を載置し、シート材を非通気性被覆シートで覆い、裁断時にシート材を真空吸引して保持しながら非通気性被覆シートと共に裁断し、シート材を前記裁断エリアに搬送してシート材送り裁断が可能である裁断機のシート材送り裁断方法であって、
    シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上にあるセグメントの裁断を行った後、次セグメントを裁断エリアに搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指定点が前記裁断開始点に達するまでシート材を搬送させて裁断を行うように制御し、残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断可能長を越えないと判定されるまで同様の制御を繰り返し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定した場合には、マーキングエリアの終端部に対応するシート材が裁断エリア上に載るまで搬送し、シート材の裁断を行うことを特徴とする裁断機におけるシート材送り裁断方法。
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