JPH0761629B2 - シート材の裁断装置 - Google Patents
シート材の裁断装置Info
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- JPH0761629B2 JPH0761629B2 JP1564293A JP1564293A JPH0761629B2 JP H0761629 B2 JPH0761629 B2 JP H0761629B2 JP 1564293 A JP1564293 A JP 1564293A JP 1564293 A JP1564293 A JP 1564293A JP H0761629 B2 JPH0761629 B2 JP H0761629B2
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Description
を、特に積層した状態で所望のパターンに裁断するため
のシート材の裁断装置に関する。
は、布帛などのシート材の生地から縫い合わせるべきパ
ーツを裁断する必要がある。図6は、従来からの自動裁
断機1の外観を示す。自動裁断機1の表面は裁断テーブ
ル2を形成して、この上にシート材が載置される。裁断
テーブル2の表面は、多数の剛毛が植えられているテー
ブルブラシ3によって覆われる。裁断テーブル2の下方
には真空発生機構が内蔵され、裁断テーブル2上に載置
されたシート材を真空吸着して保持することができる。
またテーブルブラシ3は、裁断テーブル2の長手方向に
シート材を搬送可能なコンベアの一部を構成する。
けられる。裁断ヘッド4にはシート材を裁断するための
カッタが備えられる。裁断テーブル2のカッタがシート
材を貫通してテーブルブラシ3に達しても、剛毛が逃げ
るので支障なく裁断を続けることができる。裁断ヘッド
4は、Yビーム5上をY方向に往復移動可能である。Y
ビーム5は、裁断テーブル2の長手方向に沿ってY方向
と垂直なX方向に往復移動可能である。Yビーム5の一
方端には、操作ユニット6が設けられる。裁断ヘッド4
の移動は、フロッピーディスク装置7に挿入されるフロ
ッピーディスク上の裁断データに従って制御される。フ
ロッピーディスク装置7には、デザイン用のCAD装置
などによって作成した裁断すべきパーツのデータが供給
される。
アテーブル8上を経て供給される。エアテーブル8は、
生地の供給時には空気を噴出させて生地を浮遊させる。
テーブルブラシ3は、コンベアループ上部の水平面を構
成し、真空吸引しながら供給された生地を生地搬出側に
搬送する。
と、テーブルブラシ3は静止し、裁断ヘッド4が移動し
て裁断が行われる。裁断が終了すると、テーブルブラシ
3は再び搬送を開始し、生地搬出側のエアテーブル9か
ら噴出される空気によって浮遊された状態で、裁断され
たパーツは搬出される。裁断時に真空吸引を確実に行う
ために、積層された生地の上面にはビニールシートロー
ル10から供給されるビニールシートがかぶせられる。
裁断ヘッド4は、ビニールシートで覆われた状態の生地
を裁断する。裁断されると裁断線に沿って空気が漏れる
ので、さらに真空吸引による生地の保持を確実にするた
め、ビニールシート11が裁断後のパーツを覆う。安全
のため、自動裁断機1の4隅には非常停止スイッチ12
が設けられる。
からの自動裁断機1によって裁断される生地の状態を図
7に示す。延反機によって延反された生地は、複数枚分
積層されて裁断テーブル上に搬入される。1組の裁断デ
ータによって裁断すべき生地は、1マーク分として取扱
われる。延反された生地の長さは、用尺とよばれる。図
7(1)は、用尺が1マーク分に対応し、余裕代20
が、各マーク21,22,23の前後に設けられる状態
を示す。このようにマーク21,22,23の用尺を個
別に裁断するときには、それぞれ前後に余裕代20が必
要となる。余裕代20を設けないと、生地の周縁部に近
い部分を裁断するときに支障が生じる。しかしながら、
このように個別にマーク21,22,23を裁断すると
きには、各回毎に生地の搬入、吸引、原点指定、生地の
搬出などの作業を繰返さなければならない。原点指定
は、搬入された生地の位置合わせのために行われる。こ
のような繰返し作業は、たとえば同一の裁断データで裁
断を繰返すときにも必要となる。
裁断においては、図7(2)に示すように、リピート回
数分の用尺を用意し、1回裁断する毎に裁断データをチ
ェックし、生地の搬入搬出等の作業を行うようにする
と、余裕代20,25,26を減少させることができ
る。しかしながら、1マーク分の裁断毎に作業が必要で
ある点では、図7(1)と同様であり、しかも手作業で
は余裕代20,25,26の間隔が変動する。
裁断データを予めCAD装置などで作成しておき、リピ
ート回数分の裁断を自動的に行う状態を示す。余裕代2
0を搬送するためのデータも与えておけば、マーク2
1,22,23毎に作業を行う必要がなく、その間作業
者は、たとえば搬出側に待機して裁断されたパーツの取
出し作業などに専念することができる。しかしながら、
延反された用尺の都合で、たとえばもう1回リピートし
て裁断することが可能なマーク28や余裕代29の部分
が発生しても、新たに裁断データを作り直さない限り、
自動的には裁断を連続して行うことができない。
自動的に連続して行うことができるシート材の裁断装置
を提供することである。
上にシート材を搬送する搬送手段と、搬送されたシート
材を裁断テーブル上に保持する保持手段と、裁断手段と
が備えられるシート材の裁断装置において、少なくとも
1組の裁断データを記憶する記憶手段と、1組の裁断デ
ータによって裁断すべきシート材の1マーク分に付加さ
れて余裕代となる部分の間隔を指定する間隔指定手段
と、記憶手段に記憶された裁断データについて、裁断す
べき態様を複数マーク分設定する裁断態様設定手段と、
裁断態様設定手段に設定された裁断態様に従い、搬送手
段、保持手段および裁断手段を制御してシート材を1マ
ーク分ずつ裁断し、搬送手段を制御して各マーク分のシ
ート材間の間隔が間隔指定手段によって指定された間隔
となるようにシート材を搬送させる制御手段とを含むこ
とを特徴とするシート材の裁断装置である。
同一裁断データによる裁断を複数マーク分繰返すべきこ
とおよびその回数が設定可能であることを特徴とする。
異なる裁断データによる裁断を複数マーク分行うことお
よびその裁断順序が設定可能であることを特徴とする。
て、1マーク分のシート材についての裁断が行われ、余
裕代となる部分として指定された間隔をあけて次のマー
ク分の裁断が自動的に行われる。このようにして、複数
マーク分の裁断が自動的に連続して行われるので、位置
合わせなどの作業は最初の1回だけ行えばよい。このた
め、作業者は裁断中には搬出側で裁断されたパーツの取
出し作業などに専念することができる。
一の裁断データで複数マーク分の裁断を繰返して行うこ
とを設定することができる。これによって、1組の裁断
データを用意するだけで、種々の長さの生地の用尺に対
応して無駄のない裁断を行うことができる。
る裁断データについての裁断順序を設定することができ
る。これによって、異なる裁断データを連続的に自動裁
断することができる。
示す。制御手段30は、たとえば図6に示す操作ユニッ
ト6内に設けられ、マイクロコンピュータなどを含んで
実現される。図6に示す操作ユニット6の表面の各種キ
ーや、図6のフロッピーディスク装置7などのデータ入
力手段31からは、制御手段32に裁断データが入力さ
れる。制御手段30は、図6に示す自動裁断機1などに
設けられるコンベアなどの搬送手段32、真空吸引によ
る保持手段33およびカッタを備える裁断手段34を制
御する。制御手段30によって制御を行うための裁断デ
ータなどは、記憶手段35に記憶される。複数マーク分
の裁断を行うときの裁断態様は、裁断態様設定手段36
に設定される。複数マーク分の裁断を行うときのマーク
間の間隔は、間隔指定手段37から指定される。裁断態
様設定手段36および間隔指定手段37は、たとえば図
6の操作ユニット6の表面パネル上の操作スイッチや、
フロッピーディスク装置7に挿入されるフロッピーディ
スクのデータを作成するCAD装置などによって実現さ
れる。
テップa1から動作を開始し、ステップa2では裁断す
べき裁断データがデータ入力手段31から入力され、記
憶手段35に記憶される。ステップa3では間隔指定手
段37からマーク間の間隔が指定される。ステップa4
では裁断態様設定手段36に、同一の裁断データで裁断
を繰返すべきリピート回数が設定される。
状のシート材が平らに延反される。一般に複数枚が積層
された状態で延反される。延反される1枚分の長さは用
尺とよばれ、これが長いほど延反機を効率的に使用する
ことができる。したがって、敷地などの許す限り長い用
尺を用いることが好ましい。ステップa6では延反され
たシート材が裁断テーブル上に搬入される。ステップa
7では、延反されたシート材に対して延反位置合わせが
行われる。延反位置合わせは、たとえば原点とされる位
置に裁断ヘッドを移動し、裁断ヘッド内に内蔵されるレ
ーザ装置からのレーザビームをシート材表面に照射し、
作業者はレーザビームの照射された位置が原点として適
当であるか否かを判断する。複数箇所において位置合わ
せを行い、シート材の傾きなどの調整のためのデータを
得るようにすることもできる。
う。ステップa9では、予め設定されたリピート回数分
の裁断が行われたか否かを判断する。リピート回数分の
裁断が行われていないと判断されるときには、ステップ
a10に移り、次のマーク分の裁断を行うためにシート
材を搬送する。このとき次のマーク分のシート材と既に
裁断されたマーク分のシート材との間には、ステップa
3において指定された間隔があけられる。シート材の搬
送の後はステップa8に戻る。ステップa9でリピート
回数分の裁断が終了したと判断されるときには、ステッ
プa11で裁断を終了する。
を示す。1回分の用尺に対して、3回リピートを繰返
し、余裕代40をマーク間の間隔として各マーク41,
42,43についての裁断を連続して行う。リピート回
数を変更すれば、異なる長さの用尺に対しても容易に対
応することができる。
果を示す。本実施例は図1に示す実施例と類似する。注
目すべきは、図3は3回のリピートであるのに対して回
数が異なり、しかも1回目、2回目、3回目および4回
目のマーク51,52,53,54がそれぞれ異なる裁
断データに基づいて裁断されることである。このように
マーク毎にパーツやマークの長さなどの裁断データが異
なるときであっても、それぞれの裁断データを図1に示
す記憶手段35に記憶させ、裁断態様設定手段36に裁
断すべき順序を設定すれば、容易に連続した自動裁断を
行うことができる。
す。本実施例において注目すべきは、自動裁断機60は
オンライン伝送線61を介してCAD装置62にオンラ
イン接続されていることである。図1に示す制御手段3
0、データ入力手段31、記憶手段35、裁断態様設定
手段36および間隔指定手段37は、CAD装置62側
に設けられる。この実施例においても前述の実施例と同
様の動作を行うことができる。また、自動裁断機におい
て、シート材を機械的なカッタによって裁断するばかり
ではなく、レーザ光線などによって裁断することもでき
るのは勿論である。また、シート材の保持も、真空吸引
ばかりではなく、静電吸引などによって行うようにして
もよいことは勿論である。
た裁断態様に従って、複数マーク分の裁断を連続して自
動的に行うことができる。したがって、最初の裁断の際
に、たとえば位置合わせなどを行えば、以降の裁断時に
は作業者の介入は不要となる。このため、作業者はたと
えば搬出側において裁断されたパーツの取出し作業など
に専念することができる。また裁断されるマーク間の間
隔を必要最小限で指定すれば、生地の節約を図ることが
できる。
繰返して行う裁断を、生地の長さに応じて柔軟に行うこ
とができる。
断データによる裁断を連続して自動的に行うことができ
る。
ブロック図である。
である。
な平面図である。
的な平面図である。
な斜視図である。
る。
略的な平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 裁断テーブル上にシート材を搬送する搬
送手段と、搬送されたシート材を裁断テーブル上に保持
する保持手段と、裁断手段とが備えられるシート材の裁
断装置において、 少なくとも1組の裁断データを記憶する記憶手段と、 1組の裁断データによって裁断すべきシート材の1マー
ク分に付加されて余裕代となる部分の間隔を指定する間
隔指定手段と、 記憶手段に記憶された裁断データについて、裁断すべき
態様を複数マーク分設定する裁断態様設定手段と、 裁断態様設定手段に設定された裁断態様に従い、搬送手
段、保持手段および裁断手段を制御してシート材を1マ
ーク分ずつ裁断し、搬送手段を制御して各マーク分のシ
ート材間の間隔が間隔指定手段によって指定された間隔
となるようにシート材を搬送させる制御手段とを含むこ
とを特徴とするシート材の裁断装置。 - 【請求項2】 前記裁断態様設定手段には、同一裁断デ
ータによる裁断を複数マーク分繰返すべきことおよびそ
の回数が設定可能であることを特徴とする請求項1記載
のシート材の裁断装置。 - 【請求項3】 前記裁断態様設定手段には、異なる裁断
データによる裁断を複数マーク分行うことおよびその裁
断順序が設定可能であることを特徴とする請求項1記載
のシート材の裁断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1564293A JPH0761629B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | シート材の裁断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1564293A JPH0761629B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | シート材の裁断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06226691A JPH06226691A (ja) | 1994-08-16 |
JPH0761629B2 true JPH0761629B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=11894374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1564293A Expired - Fee Related JPH0761629B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | シート材の裁断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761629B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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US20130255324A1 (en) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | Deckers Outdoor Corporation | Density enhancement method for wool pile fabric |
CN103707342B (zh) * | 2013-12-30 | 2016-03-02 | 潍坊市宇虹防水材料(集团)有限公司 | 高聚物改性沥青防水卷材分割机 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1564293A patent/JPH0761629B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06226691A (ja) | 1994-08-16 |
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