JPH07100282A - 縫製装置 - Google Patents

縫製装置

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JPH07100282A
JPH07100282A JP5275986A JP27598693A JPH07100282A JP H07100282 A JPH07100282 A JP H07100282A JP 5275986 A JP5275986 A JP 5275986A JP 27598693 A JP27598693 A JP 27598693A JP H07100282 A JPH07100282 A JP H07100282A
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JP
Japan
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sewing
sewn product
sewn
sewing machine
cloth
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JP5275986A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kojima
博 小島
Nobuo Baba
信雄 馬場
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SINGER NIKKO KK
Original Assignee
SINGER NIKKO KK
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Publication date
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Priority to US08/308,529 priority patent/US5458074A/en
Publication of JPH07100282A publication Critical patent/JPH07100282A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B33/00Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B25/00Sewing units consisting of combinations of several sewing machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫製装置の提供。 【構成】 搬送面19a上の縫製物Mを搬送する巻掛け
具14と、搬送駆動装置5と、縫製物Mの送り込み側X
となる該巻掛け具14の下方に配置され縫製物支持部材
9と、ミシン1,1の針位置NBと縫製物支持部材9と
の間に配置され、巻掛け具14によつて搬送された縫製
物Mと縫製物支持部材9上の後続の縫製物Mとの間に所
定の間隔N’が形成された際、先行する縫製物Mの前端
部AF又は後端部ARを検出する布端検出手段S2とを
備え、縫製物Mを載置した縫製物支持部材9が上昇を完
了した際、搬送駆動装置5の駆動を開始し、布端検出手
段S2が縫製物Mの前端部AF又は後端部ARを検出し
た際、搬送駆動装置5の駆動を停止する。 【効果】 先行する縫製物と縫製物支持部材上の次位の
縫製物との間隔を、適正な一定値に保つことができる。
その結果、連続的に縫製される縫製物の切り離し作業の
合理化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製物の両側部を同時
に縫製する縫製装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、縫製物である図10
に示すようなガーゼを材料とするマスク生地Aは、折り
畳まれたガーゼマスク生地Aの両側部からそれぞれ一定
の寸法MLだけ離れた位置を、ミシンにより片側毎に縫
製し縫い目FTを形成している。そして、縫い目FTが
解けるのを防ぐため、縫い始め及び縫い終わりに止め縫
いBTを施している。
【0003】このように、従来のマスクの縫製装置にあ
つては、通常のミシンを1個使用し、片側づつ縫製して
いる。そのため、両側の縫い目が均一かつ対称をなして
品質の良いマスクを能率良く縫製するには、熟練した作
業を必要とし、縫製工場における縫製工程の合理化を図
る上での隘路となつていた。
【0004】加えて、一般的に縫製工場においては、マ
スク生地のような所定寸法の縫製物は、連続して運転さ
れるミシンによつて縫製し、縫製物相互の間に繋がつて
いる上下糸の連結部分を、縫製後に作業者が切断してい
る。作業者が連結部分を切断する場合、一度の切断作業
にて済ませるため、連結部分の長さは数ミリメートル程
度が望ましい。連結部分が長過ぎる場合には、マスク生
地に残る連結部分を再び切断する余分な作業が必要とな
り、また、短過ぎる場合には、切断の際、誤つてマスク
生地を損傷する恐れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、請求項1
の発明の構成は、作業テーブル2上に左右方向に対向し
て固定され、同期して運転される一対のミシン1,1
と、前記作業テーブル2の搬送面19a上に配置され、
該搬送面19a上の縫製物Mを前後方向の送り込み側X
から送り出し側Yに搬送する巻掛け具6と、該巻掛け具
6を正逆に駆動する搬送駆動装置5と、該縫製物Mの送
り込み側Xとなる該巻掛け具6の下方に配置され、該縫
製物Mを載置する縫製物支持部材9と、該縫製物支持部
材9を、前記搬送面19aと合致する高さ位置と該搬送
面19aから没入する高さ位置との間で昇降駆動する昇
降駆動装置7と、前記ミシン1,1の針位置NBと該縫
製物支持部材9との間に配置され、該巻掛け具6によつ
て搬送された該縫製物Mと該縫製物支持部材9上の後続
の該縫製物Mとの間に所定の間隔N’が形成された際、
先行する該縫製物Mの前端部AF又は後端部ARのいず
れか一方を検出する布端検出手段S2とを備え、該縫製
物Mを載置した縫製物支持部材9が上昇を完了した際、
搬送駆動装置5の駆動を開始し、布端検出手段S2が該
縫製物Mの前端部AF又は後端部ARのいずれか一方を
検出した際、搬送駆動装置5の駆動を停止することを特
徴とする縫製装置である。請求項2の発明の構成は、ミ
シン1,1の針位置NBと布端検出手段S2との間に、
該針位置NBから所定の距離Nとして配置され、1枚目
の縫製物M1の前端部AFが検出された際、該縫製物M
1を距離Nだけ送り出し側Yに搬送するように搬送駆動
装置5を駆動し、その後、該縫製物M1の前端部AF付
近に止め縫いBTを施すようにミシン1,1及び搬送駆
動装置5を駆動する布位置検出手段S1を備えることを
特徴とする請求項1の縫製装置である。請求項3の発明
の構成は、布位置検出手段S1が、後続の縫製物M2の
前端部AFを検出した際、先行する縫製物M1を所定の
距離Nと所定の間隔N’との差Cだけ送り出し側Yに搬
送するように搬送駆動装置5を駆動すると共に、ミシン
1,1を駆動し、その後、先行する該縫製物M1の後端
部AR付近に止め縫いBTを施すようにミシン1,1及
び搬送駆動装置5を駆動する制御信号を送ることを特徴
とする請求項2の縫製装置である。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、下降状態にある縫製
物支持部材9上に縫製物Mを載置し、昇降駆動装置7に
よつて縫製物支持部材9を搬送面19aと合致する高さ
位置に上昇させ、縫製物Mを載置した縫製物支持部材9
が上昇を完了した際、搬送駆動装置5の駆動を開始し、
搬送駆動装置5によつて巻掛け具6を正駆動し、縫製物
Mを搬送面19a上の送り込み側Xから送り出し側Yに
搬送する。縫製物支持部材9は、昇降駆動装置7によつ
て下降させ、縫製物支持部材9上に次の縫製物Mを載置
する。
【0007】そして、縫製物Mと縫製物支持部材9上の
後続の縫製物Mとの間に所定の間隔N’が形成された
際、先行する縫製物Mの前端部AF又は後端部ARのい
ずれか一方が布端検出手段S2にて検出されるので、こ
の検出信号に基づいて搬送駆動装置5の駆動を停止す
る。次いで、下降状態にある縫製物支持部材9上に次位
の縫製物Mを載置した状態で、昇降駆動装置7によつて
縫製物支持部材9を搬送面19aと合致する高さ位置に
上昇させ、送駆動装置5によつて巻掛け具6を正駆動
し、縫製物Mを搬送面19a上の送り込み側Xから送り
出し側Yに搬送する。このようにして、前後の縫製物M
の間に次々に所定の間隔N’が形成された状態で、針位
置NBに達した縫製物Mの両側部に、一対のミシン1,
1によつて縫製を施す。
【0008】請求項2の発明によれば、縫製物支持部材
9上の1枚目の縫製物M1が、巻掛け具6によつて送り
込み側Xから送り出し側Yに搬送され、縫製物M1の前
端部AFが布位置検出手段S1によつて検出された際、
搬送駆動装置5を駆動して縫製物M1を距離Nだけ送り
出し側Yに搬送する。これにより、1枚目の縫製物M1
の前端部AFが針位置NBに達する。その後、ミシン
1,1及び搬送駆動装置5を駆動することにより、縫製
物M1の前端部AF付近に止め縫いBTを施すことがで
きる。
【0009】請求項3の発明によれば、縫製物Mが巻掛
け具6によつて送り込み側Xから送り出し側Yに搬送さ
れ、後続の縫製物M2の前端部AFが布位置検出手段S
1によつて検出された際、先行する縫製物M1を所定の
距離Nと所定の間隔N’との差Cだけ送り出し側Yに搬
送するように搬送駆動装置5を駆動すると共に、ミシン
1,1を駆動するので、この間、先行する縫製物M1に
縫製が施されると共に、先行する縫製物M1の後端部A
Rが針位置NBに達する。その後、ミシン1,1及び搬
送駆動装置5を駆動することにより、先行する縫製物M
1の後端部AR付近に止め縫いBTを施すことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1〜図10は1実施例を示す。図1〜図
4中において符号1はそれぞれミシンであり、ミシン
1,1は、作業テーブル2上に左右方向に所定距離を離
間させて固定され、対向配置されている。両ミシン1
は、作業テーブル2の下方に設けたミシンモータ3によ
り、図外のタイミングベルトを介して同期して運転され
る。この一対のミシン1,1により、縫製物であるマス
ク生地Mの両側部を、同時に縫製可能である。
【0011】マスク生地Mは、ガーゼを材料とし、図1
0に示すように幅W、長さLの矩形状をなし、幅W方向
の両側部がそれぞれ折り畳み端部Ma,Mbを形成して
いる。このようなマスク生地Mには、その折り畳み端部
Ma,Mbのそれぞれに、各側部から所定の寸法MLだ
け離れた位置をそれぞれ縫製し、各折り畳み端部Ma,
Mbを綴じ合わせる縫い目FTを形成すると共に、縫い
目FTが解けるのを防ぐため、前端部AF及び後端部A
R付近の縫い始めと縫い終わりに止め縫いBTをそれぞ
れ形成する。
【0012】作業テーブル2上の中央部には、図4に示
すようにマスク生地Mの幅Wに合わせて離間させて、ガ
イド部材13,13が対向配置され、作業テーブル2上
の中央部に固定されるマスク載置板19とで、縫製され
るマスク生地Mの移動用の通路を区画する。このマスク
載置板19の中央開口部には、図3に示すように針板1
cが組み込まれ、針板1cには各ミシン1,1の針ND
を通過させる針穴1dが一対形成されている。
【0013】4a,4bは、図1,図2に示すように各
ミシン1を跨いで対向し、作業テーブル2上にそれぞれ
固定される門型の支承部材で、搬送装置4のフレームを
形成している。この支承部材4a,4b間には、図1に
示すように1個の駆動軸20、3個の回動軸22及び1
個の支え軸25が支持される。
【0014】駆動軸20は、作業テーブル2の上後部に
位置させて支承部材4a,4bに回転自在に支持され、
一方の支承部材4aの側面に取付ける搬送駆動装置であ
るパルスモータ5のモータ軸が、駆動軸20に連結して
いる。この駆動軸20には、一対の歯付きのプーリ30
が左右対称に固定されている。
【0015】回動軸22は、駆動軸20と共にほぼ矩形
の頂点をなすように配置され、各支承部材4a,4bに
それぞれ回転自在に支持され、各回動軸22に一対のプ
ーリ30がそれぞれ固定されている。支承部材4a,4
bの下部前後に架設される2個の回動軸22は、同一水
平面上に位置している。しかして、対をなす各プーリ3
0には、巻掛け具である歯付きの搬送ベルト6がそれぞ
れ巻掛けてあるので、パルスモータ5の正逆駆動によ
り、搬送ベルト6がそれぞれ正逆回動する。支え軸25
は、単一のテンションプーリ26を回転自在に支持して
いるので、支え軸25の取付け位置を調節して、テンシ
ョンプーリ26に接する一対の搬送ベルト6に適度の張
力を付与することができる。この支承部材4a,4b、
駆動軸20、回動軸22、プーリ30、パルスモータ5
等により、搬送ベルト6を正逆に駆動する搬送装置4を
構成する。
【0016】各プーリ30に巻掛けられ、テンションプ
ーリ26にて張力が付与されて並列配置される一対の搬
送ベルト6は、下端部前後に配置した2個の回動軸22
のプーリ30間に巻掛けた部分が、マスク載置板19の
上面である搬送面19aに対して所定間隔を隔ててほぼ
水平をなしている。この搬送ベルト6が水平をなす箇所
の後側が図2に示すように送り込み側Xを形成し、前側
が送り出し側Yを形成している。しかして、搬送ベルト
6は、作業テーブル2の搬送面19a上の両針ND間に
配置され、搬送面19a上のマスク生地Mを前後方向の
送り込み側Xから送り出し側Yに次第に搬送する。
【0017】一方、搬送ベルト6の後端部に位置するミ
シンテーブル1には、図1に示すようにマスク載置板1
9の後端部に接続する空所1aが形成され、マスク載置
板19の後端部を下方に折り曲げて形成したストッパ部
19bが、この空所1aの前端部に垂下している。この
ストッパ部19bは、後記する縫製物支持部材9上に載
置されるマスク生地Mの挿入位置を規制する機能を有す
る。なお、ストッパ部19bは、後記する支軸18を中
心とする円弧形をなしている。
【0018】この空所1aには、縫製物支持部材9が備
えられる。縫製物支持部材9の後端部は、支軸18によ
り、作業テーブル2に揺動自在に支持される。そして、
縫製物支持部材9には、縫製物支持部材9をマスク載置
板19の上面が形成する搬送面19aと合致する高さ位
置と搬送面19aから没入する高さ位置との間で、昇降
駆動する昇降駆動装置である復動式の空気圧シリンダ装
置7を付属させる。空気圧シリンダ装置7は、ミシンテ
ーブル1の下面に支持部材14を介して固設され、その
ピストンロッド7aは、空所1a内に侵入して縫製物支
持部材9の下部に相対揺動自在にピン結合している。
【0019】空気圧シリンダ装置7は、切換バルブ31
を切換えて、一方の圧力空気供給路13aから空気圧シ
リンダ装置7の下室に図外の圧力空気源からの圧力空気
を供給し、空気圧シリンダ装置7の上室をドレインし
て、往き作動が与えられ、また、空気圧シリンダ装置7
の下室をドレインし、他方の圧力空気供給路13bから
空気圧シリンダ装置7の上室に圧力空気を供給して、帰
り作動が与えられる。
【0020】しかして、空気圧シリンダ装置7に往き作
動を与えることにより、ピストンロッド7aが突出し、
縫製物支持部材9を支軸18を中心として上昇揺動さ
せ、縫製物支持部材9の上面をマスク載置板19の搬送
面19aに一致させ、また、空気圧シリンダ装置7に帰
り作動を与えれば、縫製物支持部材9が下降揺動するの
で、送り込み側Xの方向から、縫製物支持部材9上にマ
スク生地Mを挿入載置することができる。
【0021】S1は布位置検出手段である布位置センサ
ーであり、ミシン1の針板1c上に対向して配置される
一対のミシン1の針NDの中心軸線を結ぶ針位置NBか
ら、マスク生地Mの送り込み側Xに距離Nを隔てて配置
され、搬送ベルト6によつて縫製物支持部材9上から搬
送されるマスク生地Mの前端部AFを検出し、検出信号
は制御装置10に送られる。この距離Nは、マスク生地
Mの止め縫いBTの長さよりも長く設定されている。布
位置センサーS1は、図3に示すように針板1cに組み
込まれ、例えば発光素子と受光素子とからなる光センサ
ーにて構成することができる。この布位置センサーS1
による制御信号に基づき、後記するようにミシンモータ
3及びパルスモータ5の駆動が制御される。
【0022】布位置センサーS1は、具体的には、1枚
目のマスク生地M1の前端部AFが検出された際、マス
ク生地M1を距離Nだけ送り出し側Yに搬送するように
パルスモータ5を駆動し、その後、マスク生地M1の前
端部AF付近に止め縫いBTを施すようにミシンモータ
3及びパルスモータ5を駆動し、また、図7に示すよう
に後続のマスク生地M2の前端部AFが検出された際、
先行するマスク生地M1を所定の距離Nと所定の間隔
N’との差Cだけ送り出し側Yに搬送するようにパルス
モータ5を駆動すると共に、ミシンモータ3を駆動し、
その後、先行する該マスク生地M1の後端部AR付近に
止め縫いBTを施すようにミシンモータ3及びパルスモ
ータ5を駆動する制御信号を送出する。
【0023】S2は布端検出手段である布端センサーで
あり、図2,図4に示すように布位置センサーS1より
もマスク生地Mの送り込み側Xに位置し、マスク載置板
19のストッパ部19b、つまり縫製物支持部材9上に
載置されるマスク生地Mの前端部AFから距離Hを隔て
て、マスク生地Mの側端上方に設けられる。布端センサ
ーS2は、センサー取付板15を介して作業テーブル2
上に固着されている。センサー取付板15は、マスク生
地Mの進行方向(矢印Aにて示す)に延在する長穴15
aを有し、固定ねじ16により作業テーブル2上に固着
される。しかして、布端センサーS2は、前後の取付け
位置が調節可能である。
【0024】この布端センサーS2は、縫製物支持部材
9上から搬送ベルト6によつて送り込まれるマスク生地
Mの前端部AFを検出し、検出信号は制御装置10に入
力される。制御装置10に布端センサーS2による検出
信号が入力されれば、駆動回路11を介して搬送装置4
のパルスモータ5が一旦停止制御されると共に、運転中
のミシンモータ3は一旦停止制御される。すなわち、パ
ルスモータ5は、マスク生地Mを載置した縫製物支持部
材9が上昇を完了した際、駆動を開始し、布端センサー
S2がマスク生地Mの前端部AFを検出した際、駆動を
一旦停止する。
【0025】このように、搬送ベルト6によつて搬送さ
れるマスク生地Mは、次に載置されるマスク生地Mの前
端部AFから距離Hを隔てている布端センサーS2の検
出信号に基づいて停止され、後続するマスク生地Mは、
停止している先行するマスク生地Mに対して一定の関係
位置から搬送が開始される。従つて、マスク生地Mの長
さをL、マスク生地M相互の間隔をN’(数ミリメート
ル)とすれば、図2に示すようにマスク生地Mの間隔
N’=H−Lとなり、次々に搬送されるマスク生地Mの
間隔N’を、常に一定に保つことが可能となる。
【0026】制御装置10は、図9に示すようにCP
U、入・出力インターフェイス、ROM及びRAMを備
える周知のマイクロコンピュータにて構成され、布位置
センサーS1又は布端センサーS2からの入力信号に基
づき、一対のミシン1,1のミシンモータ3、搬送装置
4のパルスモータ5及びエアーシリンダ装置7の作動を
シーケンス制御する。すなわち、制御装置10は、後記
する作動スイッチ12の操作によつて作動するエアーシ
リンダ装置7による縫製物支持部材9の上昇駆動と、搬
送装置4のパルスモータ5の回転駆動とが連動するよう
にプログラムされており、エアーシリンダ装置7の往き
作動により縫製物支持部材9が上昇を完了、つまり縫製
物支持部材9が搬送面19aと合致した際にパルスモー
タ5が回動を開始する。
【0027】また、制御装置10には、パルスモータ5
によつて駆動される搬送ベルト6が、マスク生地Mを布
位置センサーS1から針位置NBまでの距離Nを前進さ
せるのに必要なパルス信号を発するデータを記憶してお
り、駆動回路11からのこのパルス信号によつてパルス
モータ5に所定の回動が与えられ、前述したように1枚
目のマスク生地M1の前端部AFが針位置NBに到達し
た際、つまりパルス信号の終了と同時にミシンモータ3
の駆動信号を駆動回路11を通して出力し、ミシンモー
タ3を駆動して縫製を開始させると共に、パルスモータ
5に所定の正逆の回動を与え、止め縫いBTを形成す
る。また、後続のマスク生地M2の前端部AFが検出さ
れた際、図7に示す所定の距離Nと所定の間隔N’との
差Cを演算し、先行するマスク生地M1をこの差Cだけ
送り出し側Yに搬送するようにパルスモータ5を駆動す
ると共に、ミシンモータ3を駆動し、その後、先行する
該マスク生地M1の後端部AR付近に止め縫いBTを施
すようにミシンモータ3及びパルスモータ5を駆動する
検出信号を送出する。
【0028】このように、制御装置10には、マスク生
地Mの縫製に必要な縫い始めと縫い終わりにほつれ止め
のため、数針の前後進縫いによる止め縫いBTを形成さ
せる縫製データが記憶され、駆動回路11を通してパル
スモータ5の正回転及び逆回転の回動制御と、ミシンモ
ータ3の駆動による数針の制御とが行われる。しかし
て、駆動回路11は、ミシンモータ3、パルスモータ5
及びエアーシリンダ装置7を制御装置10からの指示信
号に基づき制御する機能を有し、エアーシリンダ装置7
の駆動回路11a、搬送用のパルスモータ5の駆動回路
11b及びミシンモータ3の駆動回路11cを備えてい
る。
【0029】12は作動スイッチであり、作業者による
作動スイッチ12の操作によつてエアーシリンダ装置7
が作動し、この作動に伴つて縫製物支持部材9が上昇
し、マスク生地Mが搬送ベルト6の下面に送り込まれ
る。次に、上記実施例の作用について、図5,図6並び
に図8に示すタイムチャート及び表1を参照して説明す
る。なお、図8及び表1に示す符号a〜pは、図5,図
6に示す位置a〜pに対応している。
【0030】
【表1】
【0031】先ず、図5の左端位置aに示すように、縫
製物支持部材9上に、1枚目のマスク生地M1を載置す
る。この状態にて、ミシンモータ3及び搬送装置4のパ
ルスモータ5はそれぞれ停止し、作動スイッチ12はO
FF作動されて、エアーシリンダ装置7は帰り作動して
いる。
【0032】作動スイッチ12をON作動させれば、エ
アーシリンダ装置7が往き作動し、縫製物支持部材9が
下降状態から上昇状態に移行する。縫製物支持部材9が
上昇を完了したなら、図5の位置bに示すように、搬送
装置4のパルスモータ5が駆動を開始し、1枚目のマス
ク生地M1が、搬送ベルト6によつてマスク載置板19
上を送り出し側Yに向けて搬送され始める。マスク生地
M1の搬送が開始されたなら、その後、適宜にエアーシ
リンダ装置7を帰り作動させ、縫製物支持部材9を下降
させる。1枚目のマスク生地M1の搬送により、図5の
位置cに示すように、前端部AFが布端センサーS2に
て検出されたなら、検出信号が制御装置10に送られ、
パルスモータ5の駆動回路11bを介して、パルスモー
タ5ひいては搬送ベルト6が停止する。
【0033】ここで、布端センサーS2は、縫製物支持
部材9上のマスク生地Mの前端部AFから距離Hを隔て
ており、マスク生地Mの一定長さLと、1,2枚目のマ
スク生地M1,M2の間隔N’との和が一定距離Hと合
致しているため、間隔N’も一定となる。このマスク生
地M1の搬送の間に、マスク生地M1の搬送により空い
た下降状態の縫製物支持部材9上に、図5の位置cに示
すように、2枚目のマスク生地M2を載置しておく。
【0034】次いで、作動スイッチ12をON作動すれ
ば、2枚目のマスク生地M2を載置した縫製物支持部材
9が下降状態から上昇状態に移行する。縫製物支持部材
9が上昇を完了したなら、図5の位置dに示すように、
搬送装置4のパルスモータ5が駆動を開始し、2枚目の
マスク生地M2の搬送が開始される。この2枚目のマス
ク生地M2の搬送は、1枚目のマスク生地M1と共に得
られ、図5の位置eに示すように、マスク生地M2の前
端部AFが布端センサーS2にて検出されるまで継続さ
れる。2枚目のマスク生地M2の前端部AFが布端セン
サーS2にて検出されたなら、搬送装置4のパルスモー
タ5が停止する。
【0035】この間に、エアーシリンダ装置7は帰り作
動し、縫製物支持部材9が下降復帰するので、図5の位
置eに示すように、縫製物支持部材9上に3枚目のマス
ク生地M3を載置しておく。再度、作動スイッチ12を
ON作動すれば、3枚目のマスク生地M3を載置した縫
製物支持部材9が上昇する。パルスモータ5が回転駆動
を開始し、図5の位置fに示すように、マスク生地M
1,M2と共に3枚目のマスク生地M3の搬送が開始さ
れ、続いて1枚目のマスク生地M1の前端部AFが布位
置センサーS1にて検出される。布位置センサーS1に
よる制御信号が、制御装置10に入力されると、パルス
モータ5の駆動回路11bからの信号により、パルスモ
ータ5が、制御装置10に予め記憶された縫製データに
基づいた所定のパルスカウント数にて駆動され、図5の
位置gに示すように、1枚目のマスク生地M1を前端部
AFが針位置NBに到達するまで搬送する。この間に、
エアーシリンダ装置7は帰り作動し、縫製物支持部材9
が下降復帰する。
【0036】1枚目のマスク生地M1の前端部AFが針
位置NBに到達、つまり、所定のパルスカウント数によ
るパルスモータ5の回転が終了すれば、これに続いて、
制御装置10の記憶回路に予め記憶された縫製データが
ミシンモータ3の駆動回路11cから出力され、この縫
製データに基づいてミシンモータ3が回転駆動され、図
5の位置hに示すように、所定の針数の縫製が1枚目の
マスク生地M1に施される。その際、パルスモータ5
が、制御装置10の記憶回路に予め記憶された所定のパ
ルスカウント数にて正回転駆動された後に逆回転駆動さ
れ、搬送ベルト6が前後に駆動される。このようなミシ
ンモータ3の回転駆動及び搬送ベルト6の駆動により、
1枚目のマスク生地M1の前端部AF付近に、所定の長
さの前後進縫いによる止め縫いBTが行われる。なお、
実際のミシンモータ3の回転駆動は、図示を省略した針
位置検出器によつて針NDの昇降位置を検出しながら、
行われる。
【0037】図6の位置iに示すように、所定の長さの
止め縫いBTが行われた後、搬送装置4のパルスモータ
5及びミシンモータ3は、前進縫いを行うように制御さ
れ、図6の位置jに示すように、3枚目のマスク生地M
3の前端部AFが、布端センサーS2にて検出されるま
で、前進縫いが継続される。3枚目のマスク生地M3の
前端部AFが、布端センサーS2にて検出されたなら、
搬送装置4のパルスモータ5及びミシンモータ3は停止
する。この間に、図6の位置jに示すように、縫製物支
持部材9上に4枚目のマスク生地M3を載置しておく。
【0038】作動スイッチ12をON作動すれば、4枚
目のマスク生地M4を載置した縫製物支持部材9が上昇
する。続いて、図6の位置kに示すように、4枚目のマ
スク生地M4の搬送が開始され、同時に、ミシンモータ
3が回転を開始し、1枚目のマスク生地M1の縫製が再
開される。この1枚目のマスク生地M1に対する縫製
は、1枚目のマスク生地M1の後端部ARが布位置セン
サーS1にて検出され、制御信号が制御装置10に入力
されるまで継続する。この間に、エアーシリンダ装置7
は帰り作動し、縫製物支持部材9が下降復帰する。
【0039】マスク生地M1の後端部ARが布位置セン
サーS1にて検出された後は、図6の位置lに示すよう
に、2枚目のマスク生地M2の前端部AFが、布位置セ
ンサーS1にて検出されるまで縫製が継続される。この
2枚目のマスク生地M2の前端部AFが、布位置センサ
ーS1にて検出された際、1枚目のマスク生地M1の後
端部ARの針位置NBまでの残存縫製長さである差C
を、隣接するマスク生地M1,M2の間隔N’、及び布
位置センサーS1と針位置NBとの距離Nを用いて、C
=N−N’として演算し、制御装置10内の記憶回路に
記憶させる。
【0040】また、2枚目のマスク生地M2の前端部A
Fが、布位置センサーS1にて検出されたなら、制御装
置10に予め記憶された縫製データに基づいたパルスカ
ウントにて、搬送装置4のパルスモータ5及びミシンモ
ータ3が回転駆動され、図6の位置mに示すように、マ
スク生地M1の後端部ARが針位置NBに到達する位置
まで、所定の針数にて差Cに応じた距離が縫製される。
なお、図7に示すように、マスク生地M1の後端部AR
が針位置NBまで移動する差Cと隣接するマスク生地M
1,M2の一定間隔N’との和は、布位置センサーS1
から針位置NBまでの一定距離Nと同一であり、差Cも
一定である。従つて、この差Cに応じた距離の縫製も、
マスク生地M2の前端部AFが、布位置センサーS1に
て検出された後、制御装置10に予め記憶された縫製デ
ータに基づいたパルスカウントにて、搬送装置4のパル
スモータ5及びミシンモータ3を回転駆動させることに
より、行うことが可能である。かくして、1枚目のマス
ク生地M1に対する折り畳み端部Ma,Mbを綴じ合わ
せる縫い目FTが形成される。
【0041】このようにして1枚目のマスク生地M1の
後端部ARが針位置NBに到達すると、図6の位置n〜
oに示すように、予め、制御装置10に記憶された縫製
データに基づいて、ミシンモータ3及びパルスモータ5
が、所定のパルスカウントにて正逆回転駆動される。こ
れにより、1枚目のマスク生地M1の後端部AR付近
に、所定の長さの後進縫い及び前進縫いによる止め縫い
BTが施される。
【0042】所定の長さの止め縫いBTが行われた後、
つまり図6の位置oに示すように、マスク生地M1の後
端部ARが針位置NBに到達した状態で、ミシンモータ
3のみが停止し、引き続きマスク生地Mの搬送がパルス
モータ5の回転駆動によつて継続される。この搬送長さ
は、2枚目のマスク生地M2の前端部AFが針位置NB
に到達するまでの距離であり、隣接するマスク生地M
1,M2の間隔N’に一致している。
【0043】その後、図5の位置hに示すものと同様
に、制御装置10の記憶回路に予め記憶された所定のデ
ータに基づいてミシンモータ3が回転駆動されると共
に、パルスモータ5が、制御装置10の記憶回路に予め
記憶された所定のパルスカウント数にて正逆回転駆動さ
れ、搬送ベルト6が前後に駆動され、2枚目のマスク生
地M2の前端部AF付近に、所定の長さの前後進縫いに
よる止め縫いBTが行われる。かくして、図5の位置g
〜図6の位置pの作業が繰り返されることにより、2枚
目以降のマスク生地Mに次々に縫製が施され、多数枚の
マスク生地Mが所定の間隔N’を有して連鎖状に連なつ
て得られる。先行するマスク生地M1の後端部ARと、
後続のマスク生地M2の前端部AFとの間は、図7及び
図6の位置pに示すように、マスク生地M相互の間隔
N’=N−Cの区間だけ縫製が停止しているので、縫い
糸によつて連結された状態にある。
【0044】ところで、上記の実施例にあつては、布端
センサーS2を、マスク生地Mの前端部AFを検出する
ように配置したが、マスク生地Mの後端部ARを検出す
るように配置し、隣接するマスク生地M間に所定の間隔
N’を確保することも可能である。但し、その場合には
図11に示すように縫製物支持部材9上に載置したマス
ク生地Mの前端部AFから布端センサーS2までの距離
hは、隣接するマスク生地Mとの間隔N’と一致させ
る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明によれば、両側の縫い目が均一かつ対称をなして
品質の良い縫製物を能率良く縫製することができると共
に、布端検出手段によつて縫製物支持部材からの縫製物
の送り込み位置を規制することができ、縫製物支持部材
上にある次位の縫製物との間隔を、適正な一定値に保つ
ことができる。
【0046】その結果、連続的に縫製される縫製物の連
結部分の間隔を、作業者による一度の切断作業にて切断
完了可能な適正値に設定して、縫製工場における縫製物
の切り離し作業の合理化に多大な効果を発揮させること
ができ、また、切断された余分な糸端が作業場に散乱す
ることを防止でき、糸の節約にもなるなどの効果を奏す
る。加えて、縫製物の連結部分が縫製物に損傷を与えな
い範囲で短くなるため、不良品の発生が抑制されるま
た、布位置検出手段を設けることにより、縫製物の前端
部又は後端部付近に止め縫いを施す作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係る縫製装置を一部断面
にて示す側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 同じく針板付近を断面にて示す側面図。
【図4】 同じく布端センサーの取付け状態を示す正面
図。
【図5】 同じく作用説明図。
【図6】 同じく作用説明図。
【図7】 同じく作用説明図。
【図8】 同じくタイムチャートを示す図。
【図9】 同じく電気機器の配置を示す図。
【図10】 同じくマスク生地を示す斜視図。
【図11】 同じく布端センサーの他の配置例を示す平
面図。
【符号の説明】
1:ミシン、2:作業テーブル、3:ミシンモータ、
4:搬送装置、4a,4b:支承部材、5:パルスモー
タ(搬送駆動装置)、6:搬送ベルト(巻掛け具)、
7:空気圧シリンダ装置(昇降駆動装置)、9:縫製物
支持部材、12:作動スイッチ、19:マスク載置板、
19a:搬送面、20:駆動軸、22:回動軸、30:
プーリ、M:マスク生地(縫製物)、Ma,Mb:折り
畳み端部、NB:針位置、S1:布位置センサー(布位
置検出手段)、S2:布端センサー(布端検出手段)、
AF:前端部、AR:後端部、BT:止め縫い、C:
差、N:距離、N’:間隔、X:送り込み側、Y:送り
出し側。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業テーブル(2)上に左右方向に対向
    して固定され、同期して運転される一対のミシン(1,
    1)と、前記作業テーブル(2)の搬送面(19a)上
    に配置され、該搬送面(19a)上の縫製物(M)を前
    後方向の送り込み側(X)から送り出し側(Y)に搬送
    する巻掛け具(6)と、該巻掛け具(6)を正逆に駆動
    する搬送駆動装置(5)と、該縫製物(M)の送り込み
    側(X)となる該巻掛け具(6)の下方に配置され、該
    縫製物(M)を載置する縫製物支持部材(9)と、該縫
    製物支持部材(9)を、前記搬送面(19a)と合致す
    る高さ位置と該搬送面(19a)から没入する高さ位置
    との間で昇降駆動する昇降駆動装置(7)と、前記ミシ
    ン(1,1)の針位置(NB)と該縫製物支持部材
    (9)との間に配置され、該巻掛け具(6)によつて搬
    送された該縫製物(M)と該縫製物支持部材(9)上の
    後続の該縫製物(M)との間に所定の間隔(N’)が形
    成された際、先行する該縫製物(M)の前端部(AF)
    又は後端部(AR)のいずれか一方を検出する布端検出
    手段(S2)とを備え、該縫製物(M)を載置した縫製
    物支持部材(9)が上昇を完了した際、搬送駆動装置
    (5)の駆動を開始し、布端検出手段(S2)が該縫製
    物(M)の前端部(AF)又は後端部(AR)のいずれ
    か一方を検出した際、搬送駆動装置(5)の駆動を停止
    することを特徴とする縫製装置。
  2. 【請求項2】 ミシン(1,1)の針位置(NB)と布
    端検出手段(S2)との間に、該針位置(NB)から所
    定の距離(N)として配置され、1枚目の縫製物(M
    1)の前端部(AF)が検出された際、該縫製物(M
    1)を距離(N)だけ送り出し側(Y)に搬送するよう
    に搬送駆動装置(5)を駆動し、その後、該縫製物(M
    1)の前端部(AF)付近に止め縫い(BT)を施すよ
    うにミシン(1,1)及び搬送駆動装置(5)を駆動す
    る布位置検出手段(S1)を備えることを特徴とする請
    求項1の縫製装置。
  3. 【請求項3】 布位置検出手段(S1)が、後続の縫製
    物(M2)の前端部(AF)を検出した際、先行する縫
    製物(M1)を所定の距離(N)と所定の間隔(N’)
    との差(C)だけ送り出し側(Y)に搬送するように搬
    送駆動装置(5)を駆動すると共に、ミシン(1,1)
    を駆動し、その後、先行する該縫製物(M1)の後端部
    (AR)付近に止め縫い(BT)を施すようにミシン
    (1,1)及び搬送駆動装置(5)を駆動する制御信号
    を送ることを特徴とする請求項2の縫製装置。
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