JPH0242330B2 - - Google Patents

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JPH0242330B2
JPH0242330B2 JP2763186A JP2763186A JPH0242330B2 JP H0242330 B2 JPH0242330 B2 JP H0242330B2 JP 2763186 A JP2763186 A JP 2763186A JP 2763186 A JP2763186 A JP 2763186A JP H0242330 B2 JPH0242330 B2 JP H0242330B2
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JP
Japan
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rubber
roll
calender
supply conveyor
width
Prior art date
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JP2763186A
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English (en)
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JPS62184819A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/93Tyres

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はカレンダーへの熱入れゴムの供給方
法に係り、特にカレンダーロールの全幅に互つて
熱入れゴムを均等に供給し得る方法に関する。
(従来の技術) カレンダーにて配合ゴムの分出し等を行なう場
合、配合ゴムを一旦熱入れロールにて熱入れした
後カレンダーロールに供給する。その供給方法と
して従来用いられている方法は、熱入れロールに
て熱入れされたゴムを、一定幅で切り出して帯状
に送り出し、これを供給コンベヤに乗せてカレン
ダーロールに送り込むものである。その際、カレ
ンダーロール上のバンクゴムがロール全幅に渡つ
て均等となるように、供給コンベヤのヘツド部、
つまりカレンダーロールに近い側の端部をカレン
ダーロールの幅方向に首振り運動させて、帯状ゴ
ムをロール幅方向に分散させることが行なわれ
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような方法では、ロール上のバ
ンクゴムをロール全幅に渡つて充分均等に保つこ
とができず、このためカレンダーにて分出し等さ
れたゴムの厚みが不均一となる不具合が生じてい
た。また、カレンダーロール上のバンクゴムがロ
ール幅方向に偏在することに起因して、第3図に
示すように、カレンダーロール上に新しく供給さ
れてきたゴム100が古いゴム102より先にロ
ールに噛み込まれてしまい、これが分出しゴム等
におけるエア傷の原因となつていた。古いゴムが
冷えてエアを抱き込んでしまうのである。特にベ
ルトのカバーゴムのように、分出しゴムが製品の
外観に現われるような場合には(勿論分出し後に
プレスされる)このエア傷は大きな欠陥となるた
め、その修理が行なわれるが、この修理のために
多大な労力、手間が必要となる。また、この他、
エア傷の発生した分出しゴムは修理のために仕掛
品としてストツクされることとなり、これに伴な
つてこの仕掛品を収容するための広いスペース
(仕掛品置場)が必要となる問題が惹起される。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような問題点を解決するために
為されたものであり、その要旨は、熱入れロール
で熱入れされた後一定幅で切り出され、さらに供
給コンベヤに乗せられる帯状の熱入れゴムを、該
コンベヤの送り方向と直角な方向に且つ前記カレ
ンダーロール幅に対応した幅で該供給コンベヤに
対して相対的に揺動させることにより、該熱入れ
ゴムを該供給コンベヤ上で蛇行させ、その状態で
前記カレンダーロールに供給するようにしたこと
にある。
(作用) このようにすれば、熱入れロールから送られて
きたゴムは、供給コンベヤ上で予めロール幅方向
に均等に分散され且つ整列させられた状態とな
り、そしてその状態で順次カレンダーロールに供
給されて行く。したがつてカレンダーロール上の
バンクゴムはロール全幅に渡つて均等に保たれ、
カレンダーから押し出された分出しゴム等の厚み
も均一となる。
また、カレンダーロール上に新しく供給された
ゴムがロール上の古いゴムよりも先にロールに噛
み込まれていくこともなくなり、これにより、エ
アの抱き込み不良も少なくなつて、エア傷修理の
ための作業が軽減され、又仕掛品も低減してこれ
を収容するためのスペースも節減される。
(実施例) 次に、本発明をベルトのカバーゴムの分出しに
適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図において、10はカレンダーで、ロール
12,14,16,18から成つている。20は
熱入れロールで、ここで熱入れされた配合ゴム2
2が運搬コンベヤ24にて運ばれ、更に供給コン
ベヤ26にてカレンダーロール12,14上に供
給される。
より具体的に述べると、熱入れロール20にて
熱入れされた配合ゴム22は、先ず図示しない切
出し装置にて、予め定められた一定幅に切り出さ
れる。尚、その際の切出し幅は、カレンダーロー
ル12,14上のバンクゴム30の量が必要最小
量となるように選定される。切り出され帯状の熱
入れゴム23は、傾斜配置された運搬コンベヤ2
4上を送られ、その後、筒状のペンジユラム28
を通つて供給コンベヤ2上に落とされる。ペンジ
ユラム28は、供給コンベヤ26の送り方向と直
角な方向に振り子運動することによつて、運搬コ
ンベヤ24からの帯状の熱入れゴム23を供給コ
ンベヤ26の幅方向に往復動させるもので、これ
により、供給コンベヤ26上に落とされた熱入れ
ゴム23は、第2図に示すように、コンベヤ26
上で蛇行させられる。尚、ペンジユラム28の振
り幅、すなわち熱入れゴム23の蛇行の幅は、カ
レンダーロール12,14の幅とほぼ同じとなる
ように選定されている。また、ペンジユラム28
の振動速度は、供給コンベヤ26の送り速度より
も一定速度だけ速くされている。このため、上記
蛇行する熱入れゴム23は夫々ロール12,14
とほぼ平行乃至それに近い角度で配列した状態と
なる。
供給コンベヤ26上で蛇行させられた熱入れゴ
ム23はその状態で次々とカレンダーロール1
2,14上に供給され、更にロール16,18の
間から分出しされる。
第2図から明らかなように、供給コンベヤ26
上で蛇行した熱入れゴム23は、カレンダーロー
ル12,14のほぼ全幅に渡つて万遍なく分散し
た状態となつている。したがつて、カレンダーロ
ール12,14上には、熱入れゴム23がロール
全幅に渡つて万遍なく且つ均等に供給される。
しかも、コンベヤ26上におけるゴム蛇行列の
各単位部分25、より厳密にはコンベヤ26上で
その幅方向に延びる部分27は、ロール12,1
4とほぼ平行ないしそれに近い角度をなして前後
に並んでいるため、これ等各ゴム部分27は、コ
ンベヤベルト32の進行につれてカレンダーロー
ル12,14に供給される際、その全体がロール
12,14上にほぼ同時的に落とし込まれる。す
なわち、ロール12,14の幅方向一端から他端
にかけて熱入れゴム23が同時に供給されるので
ある。このため、カレンダーロール12,14上
のバンクゴム30はロール12,14全幅に渡つ
て常に均一に保たれる。
このように本法に従えば、カレンダーロール1
2,14上のバンクゴム30がロール幅方向に均
一に保たれるため、分出しゴムの厚みは均一とな
り、また、供給コンベヤ26にて新しく送られて
きたゴムは、その供給順序に従つてロール12,
14に噛み込まれていく。このため、エアの抱き
込みも少なくなり、これに起因する不良が大幅に
減少する。
以上の効果をより明確に示すべく、本法に従つ
てベルトのカバーゴムの分出しを行なつた場合の
実験例を以下に説明する。
実験例 熱入れロール20で熱入れされた配合ゴム22
を、厚み8〜15mm、幅50〜350mmの帯状ゴム23
として切り出し、これを幅400mmの運搬コンベヤ
24に乗せて、速度21mmで送り出した。送り出さ
れた帯状ゴム23をペンジユラム28で、幅300
〜1400mmに振り、幅1400mmの供給コンベヤ26上
で蛇行させた。尚、供給コンベヤ26の送り速度
は、配合ゴム22の切り出し幅に合わせて、すな
わちカレンダーロール12,14上のバンクゴム
30が必要最小量となるように調節した。
このようにして、カバーゴムを分出ししたとこ
ろ、エア抱き込みに基づく不良が大幅に減少し、
その修理のための労力が20MH(マンアワー:1
作業者の1時間当りの労働量)/月減少した。ま
た、修理品の低減(10本/月)によつて、これを
仕掛品として収容しておくためのスペースが9m2
削減された。
以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明
はその他の態様で実施することも可能である。
たとえば、上記ペンジユラム28の振り速度を
遅くして、熱入れゴム23をある程度緩やかに蛇
行させても本発明の一応の効果を奏することがで
きるし、また、このようなペンジユラム28の振
り子運動によらずに、供給コンベヤ26の後端部
を尻振りさせることにより、帯状に送られてくる
熱入れゴム23を供給コンベヤ26上で蛇行させ
ることも可能である。
その他、供給コンベヤ26の送り速度を、ペン
ジユラム28の振り子運動、或いは供給コンベヤ
26の後端部の尻振り運動に同期して変化させる
ことにより、同コンベヤ上における熱入れゴム2
3の蛇行形態を任意の形態にコントロールするこ
とも可能である。
その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲に
おいて当業者の知識に基づき様々な変更、修正を
加えた態様で実施することが可能である。
(発明の効果) 以上、詳述したように、本発明は熱入れロール
から送り出された帯状のゴムを供給コンベヤ上で
蛇行させ、その状態でカレンダーロールに供給す
るようにしたものである。
このようにすることによつて、熱入れゴムをカ
レンダーロール全幅に渡つて均一に供給でき、以
つてカレンダーロールから押し出されるゴムの厚
みを均一にでき、またエア抱き込みに基づく不良
を低減ないし解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である熱入れゴムの
供給方法の実施情況をその装置とともに示す説明
図であり、第2図は第1図の供給コンベヤ上にお
ける熱入れゴムの蛇行形態を示す図である。第3
図は従来の熱入れゴム供給方法の不具合を説明す
るための説明図である。 12,14,16,18;カレンダーロール、
20;熱入れロール、23;熱入れゴム、26;
供給コンベヤ、28;ペンジユラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱入れロールで熱入れされた後、一定幅に切
    り出されて帯状に送られてくる熱入れゴムを、供
    給コンベヤにてカレンダーロールに連続的に供給
    する方法であつて、 前記供給コンベヤ上に乗せられる帯状の熱入れ
    ゴムを、該コンベヤの送り方向と直角な方向に且
    つ前記カレンダーロール幅に対応した幅で該供給
    コンベヤに対して相対的に揺動させることによ
    り、該熱入れゴムを該供給コンベヤ上で蛇行さ
    せ、その状態で前記カレンダーロールに供給する
    ようにしたことを特徴とするカレンダーへの熱入
    れゴムの供給方法。
JP2763186A 1986-02-10 1986-02-10 カレンダ−への熱入れゴムの供給方法 Granted JPS62184819A (ja)

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JP2763186A JPS62184819A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 カレンダ−への熱入れゴムの供給方法

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JP2763186A JPS62184819A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 カレンダ−への熱入れゴムの供給方法

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JPS62184819A JPS62184819A (ja) 1987-08-13
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KR100433852B1 (ko) * 2001-08-01 2004-06-04 주식회사 명진티에스알 고무 성형공정의 원료 투입 및 성형장치
JP4494442B2 (ja) * 2007-07-20 2010-06-30 三ツ星ベルト株式会社 ゴムシート圧延方法及びゴムシート圧延装置
JP5638307B2 (ja) * 2010-08-02 2014-12-10 株式会社ブリヂストン ゴムシートの製造ラインおよび製造方法
JP6560031B2 (ja) 2015-06-11 2019-08-14 Toyo Tire株式会社 ゴムシートの製造装置及び製造方法

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