JPS62184819A - カレンダ−への熱入れゴムの供給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はカレンダーへの熱入れゴムの供給方法に係り
、特にカレンダーロールの全幅に亙って熱入れゴムを均
“９に供給し得る方法に関する。

（従来の技術） カレンダーにて配合ゴムの分出し等を行なう場合、配合
ゴムを一■−熟入れロールにて熱入れした後カレンダー
ロールに供給する。その供給方法として従来用いられて
いる方法は、熱入れロールにて熱入れされたゴムを、一
定幅で切り出して帯状に送り出し、これを供給コンベヤ
に乗せてカレンダーロールに送り込むものである。その
際、カレンダーロール上のパンクゴムがロール全幅に渡
って均笠となるように、供給コンベヤのヘッド部。

つまりカレンダーロールに近い側の端部をカレンターロ
ールの幅方向にｌ￥ｆ振り運動させて、・ｊ１？状ゴム
をロール幅方向に分散させることが行なわれる。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、このような方７人では、ロール」二のパンク
ゴムをロール全幅に渡って充分均等に保つことができず
、このためカレンダーにて分出し等されたゴムの厚みが
不均一・となる不具合が生じていた。また、カレンダー
ロール」二のバンクゴムがロール幅方向に偏在すること
に起因して、第３　Ｆ４に示すように、カレンダーロー
ル」二に訴しく倶３合されてきたゴムＩ００か占いゴム
１０２より先にロールに１１み込まれてしまい、これが
分出しゴム笠におけるエア傷の原因となっていた。−１
いゴムが冷えてエアを抱き込んでしまうのである。特に
ベルトのカバーゴムのように１分出しゴムが製品の外観
に現われるような場合には（勿論分出し後にプレスされ
る）このエア傷は大きな欠陥となるため、その修理が行
なわれるが、この修理のために多大な労力、＋間が必要
となる。また、この他、エア傷の発生した分出しゴムは
修理のために仕掛品としてストックされることとなり、
これに４ｆなってこの仕掛品を収容するための広いスペ
ース（仕掛品置場）が必要となる問題が惹起される（問
題点を解決するための手段） 本発明は、このような問題点を解決するために為された
ものであり、その要旨は、熱入れロールで熱入れされた
後−産′幅で９ノリ出され、さらに供給コンベヤに乗せ
られる１１２状の熱入れゴムを、該コン／バフの送り方
向と直角な方向に１１つ１１１ｊ記力Ｌ・ングーロール
幅に対応した幅で該供給コンベヤにに、＋　して相対的
にＩ工動させることにより、該熱入れゴｔ・を該供給コ
ノー＼ヤ上で蛇行させ、その状態で市記カレンダーロー
ルに供給するようにしたことにある。

（作用） このようにすれば、熱入れロールから送られてきたゴム
は、供給コンベヤ上で予めロール幅方向に均等に分散さ
れ［Ｌつ整列させられた状態となり、そしてその状態で
順次力レンンダーロールに供給されて行く。したがって
カレンダーロール上のバンクゴムはロール全幅に渡って
均τに保たれ、カレンダーから押し出された分出しゴム
笠の厚みも均一となる。

また、カレンダーロール上に新しく供給されたゴムがロ
ール上の占゛いゴムよりも先にロールに１１み辻まれて
いくこともなくなり、これにより、エアの抱き込み不良
も少なくなって、エア傷修理のための作業が軽減され、
又仕掛品も低減してこれを収容するためのスペースも節
減される。

（実施例） 次に、本発明をベルトのカバーゴムの分出しに適用した
場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。

ＥＢ　１　図において、１０はカレンダーで、ロール１
２．１４．１８．１８から成っている。２０は熱入れロ
ールで、ここで熱入れされた配合ゴム２２が運搬コンベ
ヤ２４にて運ばれ、更に供給コンベヤ２６にてカレンダ
ーロール１２，１４−ヒに供給される。

より具体的に述べると、熱入れロール２０にて熱入れさ
れた配合ゴム２２は、先ず図示しない切出し装置にて、
予め定められた一定幅に切り出される。尚、その際の切
出し幅は、カレンダーロール１２，１４上のバンクゴム
３０の；Ｉ″Ｌが心安最小Ｈ，Ｈとなるように選定され
る。切り出さ、れだ帯状の２　＝雫−Ｊ：を送られ、そ
の後、歯状のペンシュラム２ｅを通って供給コンベヤ２
６上に落とされる。

ぺ／シュラム２８は、供給コンベヤ２６の送り方向Ｊ：
直角な方向に振りＴ−Ｍ動することによって、運搬コン
ベヤ２４からの帯状の熱入れゴム２３を供３Ａコンベヤ
２６の幅方向に往復動させるもので、これにより、供給
コンベヤ２６−ヒに落とされたか入れゴム２３は、第２
図に示すように、コンペー″＋２６上で蛇行させられる
。尚、ペンシュラム２８の振り幅、すなわち熱入れゴム
２３の蛇行の幅し、カレンダーロール１２．１４の幅と
ほぼ同じとなるように選定されている。また、ペンシュ
ラム２８の振動速度は、供給コンベヤ２６の送り速度よ
りも一定速度だけ速・こされている。このため、上記蛇
行する熱入れゴム２３は夫々ロール１２．１４とほぼＷ
行乃至それに近い角度で配列した状態となる。

供給コンベヤ２６ヒで蛇行させられた熱入れゴ１．２３
はその状態で次々とカレンダー口−ルｌ８の間から分出
しされる。

第２図から明らかなように、供給コンベヤ２６）二で蛇
行した熱入れゴム２３は、カレンダーロール１２．１４
のほぼ全幅に渡ってガミなく分１我した状態となってい
る。したがって、カレンターロール１２．１４上には、
熱入れゴム２３がロール全幅に渡ってガミなく　Ｉ［つ
均等に供給される。

しかも、コンベヤ２６上におけるゴム蛇行列の各ｒｌｉ
ｌ部位２５．より厳密にはコンベヤ２６−Ｆでその幅方
向に延びる部分２７は、ロール１２，１４とほぼ平行な
いしそれに近い角度をなして前後に並んでいるため、こ
れ笠各ゴム部分２７は、コンベヤベルト３？の進行につ
れてカレンダーロール１２，１４に供給される際、その
全体がロール１２．１４上にほぼ同時的に落とし込まれ
る。すなわち、ロール１２．１４の幅方向一端から他端
にかけて熱入れゴム２３が同時に供給されるのである。

このため、カレンダーロール１２，１４上のバンクゴム
３０はロール１２．１４全幅に渡って常に均一に保たれ
る。

このように本）人に従えば、カレンダーロール１２　、
１４１−の／・ノクゴト３０がローＩし幅方向に均・に
保たれるため、分出しゴムの厚みは均一となり、また、
供給コノベヤ２６にて新しく送られてきたゴムは、その
供給順序に従ってロール１２．１４に１１み込まれてい
く。このため、エアの抱、き込みも少なくなり、これに
起因する不良が人１に、：に減少する。

以上の効果をより明確に示すくく、本誌に従ってベルト
のカバーゴムの分出しを行なった場合の実験例を以下に
説明する。

〈実験例〉 熱入れロール２０で熱入れされた配合ゴム２２を、厚み
８〜１５ＩＩｌｆｆｉ１幅５０〜３５０■の帯状ゴム２
３としてｙｌり出し、これを幅４００■の運搬コンベヤ
２４に乗せて、速度２１ＩＩＩＩ１１で送り出した。送
り出された（ｉＦ状ゴム２３をペンシュラム２８で、１
＠３００〜１４００ｍｍに振り、幅１４００ｍｍの供給
コンベヤ２６−ヒで蛇行させた。

尚、供給コンベヤ２６の送り速度は、配合ゴム２２の切
り出し幅に合わせて、すなわちカレンダーロール１２，
１４上のパンクゴム３０が必要最小量となるように調節
した。

このようにして、カバーゴムを分出ししたところ、エア
抱き込みに基づく不良が大幅に減少し、その修理のため
の労力が２０ＭＨ（マンアワー＝１作業者の１時間当り
の労（＠量）７月減少した。

また、修理品の低減（１０本７月）によって、これを仕
掛品として収容しておくためのスペースが９ｍ２削減さ
れた。

以上、本発明の一実施例を詳述したか、本発明はその他
のＪｆ、様で実施することも可能である。

たとえば、上記ペンシュラム２８の振り速度を遅くして
、熱入れゴム２３をある程度緩やかに蛇′４１させても
本発明の−・応の効果を奏することができるし、また、
このようなペンシュラム２８の振り了゛運動によらずに
、供給コンベヤ２６の後端部を尻振りさせることにより
、イ；？状に送られてくる熱入れゴム２３を供給コンベ
ヤ２６−Ｌで蛇行させることも＋１丁能である。

その他、供給コンベヤ２６の送り速度を、ペンシュラム
２８の振りｒ−運動、或いは供給コンベヤ２６後端部の
尻振り連動に同期して変化させることにより、同コンヘ
ヤＬにおける熱入れゴム２３の蛇行形態を任、この形態
にコントロールすることも可能である。

その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてち
業者の知識に基づき様々な変更、修正を加えた態様で実
施することが可能である。

（９５，明の効果） 以上、詳述したように、本発明は熱入れロールかＣ〕）
送り出された帯状のゴムを供給コンベヤ上で蛇行させ、
その状態でカレンダーロールに供給するようにしたもの
である。

このようにすることによって、熱入れゴムをカレンター
ロール全幅に渡って均一に供給でき、以ってカレンター
ロールから押し出されるゴｌ、の厚みを均一にでき、ま
たエア抱き込みに基づく不良を低減ないし解消すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は木発り１の−一ぜ施例である熱入れゴムの供給
方法の実施情況をその装置とともに示す説明図であり、
第２図は第１図の供給コノ゛＼ヤ１−における熱入れゴ
ムの蛇「丁形３Ｅ；を示ず図である。 第３図は従来の熱入れゴｔ、供給力が、の不具合を説明
するための説明図である。 １２．１４，１６．１８：カレンダーロール２０：熱入
れロール ２３；熟入れゴム ２８：ぺ／ジュラム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 熱入れロールで熱入れされた後、一定幅に切り出されて
   帯状に送られてくる熱入れゴムを、供給コンベヤにてカ
   レンダーロールに連続的に供給する方法であって、 前記供給コンベヤ上に乗せられる帯状の熱入れゴムを、
   該コンベヤの送り方向と直角な方向に且つ前記カレンダ
   ーロール幅に対応した幅で該供給コンベヤに対して相対
   的に揺動させることにより、該熱入れゴムを該供給コン
   ベヤ上で蛇行させ、その状態で前記カレンダーロールに
   供給するようにしたことを特徴とするカレンダーへの熱
   入れゴムの供給方法。