JP5638307B2 - ゴムシートの製造ラインおよび製造方法 - Google Patents
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前記第2カレンダーロールの外周面および前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合した状態の下で、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によって一対の前記ゴムシートを、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によってゴムシートを圧延成形できるように構成され、前記ゴムシートの両側部を裁断する裁断装置を有するゴムシートの製造ラインにおいて、
前記ゴム材料を一対のカレンダーロールの両側の2ヶ所の供給部に連続的に供給できるように構成され、かつ、前記2ヶ所の供給部間の距離が、前記裁断後のゴムシートのシート幅よりも大きくなるように構成されていることを特徴とするものである。
前記第2カレンダーロールの外周面および前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合した状態の下で、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によって一対の前記ゴムシートを、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によってゴムシートを圧延成形した後、該ゴムシートの両側部を裁断するゴムシートの製造方法において、
前記ゴム材料を一対のカレンダーロールの両側の2ヶ所の供給部に連続的に供給し、かつ、前記2ヶ所の供給部間の距離が、前記裁断後のゴムシートのシート幅よりも大きいことを特徴とするものである。
図1は、本発明の製造ラインおよび製造方法に係るカレンダー装置の好適な実施の形態の概略斜視図であり、図2は、本発明の製造ラインおよび製造方法に係るカレンダー装置の好適な実施の形態のカレンダーロールの配置の説明図である。本発明の製造ラインおよび製造方法に係るカレンダー装置は、正回り方向へ回転する第1カレンダーロール1と、第1カレンダーロール1に対して平行に設けられ、かつ、逆回り方向へ回転し、第1カレンダーロール1との協働によりゴム材料5からゴムシート6aを連続的に圧延成形する第2カレンダーロール2とを有している。また、第1カレンダーロール1に対して平行に設けられ、かつ、逆回り方向に回転する第3カレンダーロール3と、第3カレンダーロール3に対して平行に設けられ、かつ、正回り方向へ回転し、第3カレンダーロール3との協働によってゴム材料5からゴムシート6bを連続的に圧延成形する第4カレンダーロール4と、を有している。そして、第2カレンダーロール2の外周面および第4カレンダーロール4の外周面にそれぞれ転写された一対のゴムシート6a,6bを重合した状態の下で、第2カレンダーロール2と第4カレンダーロール4との協働によって押圧してゴムシート6を成形している。その後、得られたゴムシートの両側部を、裁断装置(図示せず)を用いて裁断している。図中のaはゴム材料5の供給部間の距離、bは裁断後のゴムシートの幅を示す。
60(μm)×1.1(g/cm3)=66g/m2
となり、66g/m2ものユニットマスが変動することになる。
<実施例>
撓み係数が0.12μm/kNのカレンダーロール4本を用いて、図1に示すタイプのカレンダー装置を作製した。このカレンダー装置の一対のカレンダーロールの両側2ヶ所からゴム材料5を連続的に投入し、シート幅bが1300mm、シート厚が0.5mmのゴムシートを作製した。その際に、第2カレンダーロールと第4カレンダーロールとのゲージの変化を、渦流ゲージセンサー(株式会社 新川社製)を用いて測定した。なお、ゴム材料5の供給部間の距離aは1540mmとした。また、ゴムシートの補強材7として、スチールコードを用いた。
ゴム材料の投入位置をカレンダー装置の一対のカレンダーロールの中心部としたこと以外は、実施例と同様にして第2カレンダーロールと第4カレンダーロールとのゲージの変化を測定した。
60(μm)×1.1(g/cm3)=66g/m2
であり、実施例は、
10(μm)×1.1(g/cm3)=11g/m2
となり、1m2当たり、50g以上のゴム材料の変動を抑えることができる。
2,12,22 第2カレンダーロール
3,13,23 第3カレンダーロール
4,14,24 第4カレンダーロール
5,15,25 ゴム材料
6,16,26 ゴムシート
7,17,27 補強材
10,20,30 カレンダー装置
Claims (8)
- 正回り方向へ回転する第1カレンダーロールと、該第1カレンダーロールに対して平行に設けられ、かつ、逆回り方向へ回転し、前記第1カレンダーロールとの協働によりゴム材料からゴムシートを連続的に圧延成形する第2カレンダーロールと、前記第1カレンダーロールに対して平行に設けられ、かつ、逆回り方向に回転する第3カレンダーロールと、該第3カレンダーロールに対して平行に設けられ、かつ、正回り方向へ回転し、前記第3カレンダーロールとの協働によってゴム材料からゴムシートを連続的に圧延成形する第4カレンダーロールと、を備え、
前記第2カレンダーロールの外周面および前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合した状態の下で、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によって一対の前記ゴムシートを、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によってゴムシートを圧延成形できるように構成され、前記ゴムシートの両側部を裁断する裁断装置を有するゴムシートの製造ラインにおいて、
前記ゴム材料を一対のカレンダーロールの両側の2ヶ所の供給部に連続的に供給できるように構成され、かつ、前記2ヶ所の供給部間の距離が、前記裁断後のゴムシートのシート幅よりも大きくなるように構成されていることを特徴とするゴムシートの製造ライン。 - 前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールの間隙へ向かって補強材が供給され、該補強材を間に前記第2カレンダーロールの外周面および前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合する請求項1記載のゴムシートの製造ライン。
- 正回り方向へ回転する第1カレンダーロールと、該第1カレンダーロールに対して平行に設けられ、かつ、逆回り方向へ回転し、前記第1カレンダーロールとの協働によりゴム材料からゴムシートを連続的に圧延成形する第2カレンダーロールと、前記第1カレンダーロールに対して平行に設けられ、かつ、逆回り方向に回転する第3カレンダーロールと、該第3カレンダーロールに対して平行に設けられ、かつ、正回り方向へ回転し、前記第3カレンダーロールとの協働によってゴム材料からゴムシートを連続的に圧延成形する第4カレンダーロールと、を備え、
前記第2カレンダーロールの外周面および前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合した状態の下で、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によって一対の前記ゴムシートを、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によってゴムシートを圧延成形した後、該ゴムシートの両側部を裁断するゴムシートの製造方法において、
前記ゴム材料を一対のカレンダーロールの両側の2ヶ所の供給部に連続的に供給し、かつ、前記2ヶ所の供給部間の距離が、前記裁断後のゴムシートのシート幅よりも大きいことを特徴とするゴムシートの製造方法。 - 前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールの間隙へ向かって補強材を供給し、該補強材を間に前記第2カレンダーロールの外周面および前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合する請求項3記載のゴムシートの製造方法。
- カレンダーロールの撓み(μm)/カレンダーロールに加わる荷重(kN)を撓み係数(μm/kN)としたとき、前記第2カレンダーロールおよび前記第4カレンダーロールの撓み係数が0.05以上である請求項3または4記載のゴムシートの製造方法。
- 前記ゴムシートのシート幅が800〜1800mmである請求項3〜5のうちいずれか一項記載のゴムシートの製造方法。
- 前記ゴムシートのシート厚が0.2〜1.0mmである請求項3〜6のうちいずれか一項記載のゴムシートの製造方法。
- 前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールに加わる荷重が50kN以上である請求項3〜7のうちいずれか一項記載のゴムシートの製造方法。
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