JP2018158422A - 繰出し機構及びこれを用いた延反機 - Google Patents

繰出し機構及びこれを用いた延反機 Download PDF

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Abstract

【課題】下敷き紙の巻き癖を矯正し、この巻き癖に伴う課題を確実に解消することができる延反機を提供する。
【解決手段】延反テーブル12上を進退移動するキャリッジ14により生地Sを延反するに先立ち、下敷き紙のロール体からの下敷き紙Dを延反テーブル12上において繰出し機構20によりキャリッジ14の進出移動方向へ繰出すようにした延反機1を前提とする。繰出し機構20は、移動体22に設けられ、かつキャリッジ14の進出移動方向に対し延反テーブルに平行な平面において直交する幅方向への移動体22の移動に伴い下敷き紙Dを切断する切断手段23と、移動体22の切断手段23よりもキャリッジ14の進出移動方向上流側に設けられ、切断手段23により切断される下敷き紙Dの先端を延反テーブル12に対し上向きに離間させるように矯正する矯正手段24とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、生地を延反するに先立ってロール体からの下敷き紙を延反テーブル上において繰出すようにした繰出し機構及びこれを用いた延反機に関する。
従来より、この種の延反機にあっては、延反テーブル上を進退移動する延反機本体により生地を延反するに先立ち、延反テーブルの延反機本体の進出移動方向後端に設けられたロール体からの下敷き紙を、繰出し機構の一対の送出ローラによりそのニップ間を通して延反テーブル上に延反機本体の進出移動方向へ向かって前方へ繰出すようにしたものが知られている(特許文献1参照)。このとき、延反機本体の進出移動方向とは、延反テーブルの後端にあるロール体からの下敷き紙が送出ローラのニップ間を通して繰出される延反テーブルの前方向きのことである。
そして、延反テーブル上に繰出される下敷き紙は、コシがあって滑り易い素材が適用され、延反される生地を載せて延反テーブル上において生地の延反動作を行った後、生地を載せた状態で次工程の装置へと送られる。このとき、延反動作の次工程として、裁断機による生地の裁断動作などに供される場合、この裁断機の裁断テーブルがブラシ面により構成されている。このため、裁断テーブルのブラシ面に対する生地の引っ掛かりなどを防止する上で、生地を下敷き紙に載せた状態で延反テーブルから裁断テーブルへと受け渡す必要がある。この場合、延反テーブル上に繰出される下敷き紙は、送出ローラによる下敷き紙の繰出し量をエンコーダでカウントしたり、繰出し時間を計測したりするなどして、下敷き紙の繰出し長さと先端位置とを制御している。
特許第3594665号公報
ところが、送出ローラのニップ間を通して引き出される下敷き紙にあっては、送出ローラのニップ間において滑りが発生することがある。これでは、下敷き紙の繰出し量に誤差が生じ、下敷き紙の繰出し長さ及び先端位置の精度が低下する。
その場合、延反テーブル上に繰出される下敷き紙の先端位置を正確に検出できればよいのであるが、下敷き紙がロール体に巻かれている構成上、当該下敷き紙の先端が延反テーブル上に接するような向きの巻き癖が残存することになる。このため、例えば下敷き紙上に載せて延反し終えた生地を延反テーブル上において進行方向へ移動させて次工程の装置に受け渡す際、下敷き紙の先端が延反テーブル上に接していると、互いの装置同士の間に存在する隙間に下敷き紙の先端が引っ掛かったり、延反テーブル上での下敷き紙の先端検出が難しいなどの問題が生じる。或いは、下敷き紙を繰出すテーブル面がコンベアなどの送り機構を備えていない場合、繰出しの際に下敷き紙の先端がテーブル面との摩擦によって下向きにカールしてしまうという問題も起こり得る。なお、このような下敷き紙の繰出し機構は、延反機に備えることに限らず、裁断機やラベリング装置などの各種装置のテーブル面上において下敷き紙を繰出す場合に用いることも可能である。
かかる点から、下敷き紙の巻き癖を矯正して、下敷き紙の先端の引っ掛かりや先端検出といった巻き癖に伴う課題を確実に解消したいという要求がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、下敷き紙の巻き癖を矯正し、この巻き癖に伴う課題を確実に解消することができる繰出し機構及びこれを用いた延反機を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、延反テーブル上を進退移動する延反機本体により生地を延反するに先立ち、前記延反テーブルに支持されたロール体からの下敷き紙を前記延反テーブル上において繰出し機構により前記延反機本体の進出移動方向へ繰出すようにした延反機を前提とする。そして、前記繰出し機構は、前記延反機本体の進出移動方向に対し前記延反テーブルに平行な平面において直交する方向への移動に伴い前記下敷き紙を切断する切断手段と、この切断手段よりも前記延反機本体の進出移動方向上流側に設けられ、前記切断手段により切断される下敷き紙の先端を前記延反テーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正する矯正手段とを備えることを特徴としている。
また、前記矯正手段は、前記延反テーブルに対し移動する移動体に設けられ、かつ前記延反テーブルに向かって先端が突出する突起部と、前記延反テーブルに設けられ、前記突起部の先端が前記下敷き紙の先端近傍を上方から押さえ込んだ状態で押し込まれる溝状の凹部とを備えていてもよい。
また、前記移動体は、前記延反機本体の進出移動方向に対し前記延反テーブルに平行な平面において直交する方向へ移動可能に設けられていてもよい。
これに対し、前記移動体は、前記延反テーブルに対し上下方向へ移動可能に設けられていてもよい。
更に、前記延反機本体は、前記延反テーブル上において生地を延反する際にその生地の先端を検出する検出手段を備える。そして、前記検出手段は、前記矯正手段により延反テーブルに対し上向きに離間するように矯正された下敷き紙の先端を検出していてもよい。
一方、前記目的を達成するため、本発明では、テーブルに支持されたロール体からの下敷き紙を前記テーブル上に繰出す繰出し機構を前提とする。そして、前記下敷き紙の繰出し方向に対し前記テーブルに平行な平面において直交する方向への移動に伴い前記下敷き紙を切断する切断手段と、この切断手段よりも前記下敷き紙の繰出し方向上流側に設けられ、前記切断手段により切断される下敷き紙の先端を前記テーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正する矯正手段とを備えることを特徴としている。
以上、要するに、矯正手段は、下敷き紙を切断する切断手段よりも延反機本体の進出移動方向上流側において、切断手段により切断される下敷き紙の先端を延反テーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正することで、下敷き紙の先端が延反テーブル上に接することがない。これにより、次工程の装置との間に存在する隙間に下敷き紙の先端が引っ掛かることがなくなる上、延反テーブル上での下敷き紙の先端検出がわかり易いものとなり、巻き癖に伴う課題を確実に解消することができる。
また、延反テーブルに対し移動する移動体に設けた突起部の先端を延反テーブルの凹部に下敷き紙の先端近傍を上方から押さえ込んだ状態で押し込むことで、突起部と凹部とで矯正手段を簡単に構成することができる。
また、移動体を延反機本体の進出移動方向に対し延反テーブルに平行な平面において直交する方向へ移動可能に設けることで、延反機本体の進出移動方向に対し延反テーブルに平行な平面において直交する方向の全域に亘るような長大な突起部を必要とせず、突起部のコンパクト化を図ることができる。
これに対し、移動体を延反テーブルに対し上下方向へ移動可能に設けることで、下敷き紙の先端を延反テーブルに対し上向きに離間させるように矯正する際に突起部を下方へ進出移動させればよく、突起部による下敷き紙の矯正を瞬時に行うことができる。
更に、延反機本体に生地の先端を検出する検出手段を設け、この検出手段によって延反テーブルに対し上向きに離反する下敷き紙の先端を検出することで、下敷き紙の先端を検出する検出手段を新たに設ける必要がなく、生地の先端検出用の検出手段を用いて下敷き紙の先端位置を容易にかつ安価に検出することができる。
一方、切断手段により切断される下敷き紙の先端をテーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正することで、下敷き紙の先端がテーブル上に接することがない。これにより、下敷き紙を繰出すテーブル面にコンベアなどの送り機構を備えていなくても、繰出しの際に下敷き紙の先端がテーブル面との摩擦によって下向きにカールしてしまうことがなくなる。しかも、次工程の装置との間に存在する隙間に下敷き紙の先端が引っ掛かることがなくなる上、テーブル上での下敷き紙の先端検出がわかり易いものとなる。よって、巻き癖に伴う課題を確実に解消することができる。
本発明の実施の形態に係る延反機の斜視図である。 図1の延反機の延反機本体を正面から見た正面図である。 図1の延反機の繰出し機構の移動体の背面図である。 図3の移動体の側面図である。 繰出し機構よる下敷き紙の繰出し動作の手順を示す説明図であって、(a)は下敷き紙の必要長さが得られる先端位置に検出手段が来るように延反機本体を下敷き紙必要長さ検出位置まで進出移動させた状態、(b)は先端を検出手段が検出して下敷き紙の繰出し動作を停止した状態、(c)は延反動作のために延反機本体を下敷き紙必要長さ検出位置まで先行して進出移動させた状態、(d)は後端を切断した下敷き紙の先端を先端予定位置まで繰出して停止させた状態をそれぞれ示している。 延反機による下敷き紙の繰出しから生地の延反動作までの手順を示す説明図であって、(a)は延反機本体を延反動作開始位置に停止させている待機状態、(b)は下敷き紙の必要長さが得られる先端位置に検出手段が来るように延反機本体を下敷き紙必要長さ検出位置まで進出移動させた状態、(c)は先端を検出手段が検出して下敷き紙の繰出し動作を停止した状態、(d)は延反動作のために延反機本体を下敷き紙必要長さ検出位置まで先行して進出移動させた状態、(e)は下敷き紙の先端を先端予定位置まで繰出して停止させた状態、(f)は延反機本体を延反開始位置まで移動させた状態、(g)は延反機本体を延反動作により延反終了位置まで移動させた状態、(h)は次に積層される生地に合わせて延反機本体を延反開始位置まで移動させた状態、(i)は次に積層される生地に合わせて延反機本体を延反動作により延反終了位置まで移動させた状態をそれぞれ示している。 測距センサによる下敷き紙の先端の位置検出を説明する説明図であって、(a)は先端を矯正しない状態での下敷き紙の検出位置、(b)は先端を矯正した状態での下敷き紙の検出位置をそれぞれ示している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る延反機の斜視図、図2は延反機の延反機本体を正面から見た正面図をそれぞれ示している。
図1及び図2において、延反機1には、生地Sをロール状に巻いた原反Gが取り付けられているとともに、生地Sを原反Gから引き出す解反部(図示せず)が設けられている。また、延反機1は、水平に設置された延反テーブル12と、この延反テーブル12上をその一側(図1では右側)と他側(図1では左側)との間で進退移動する延反機本体としてのキャリッジ14とを備えている。
キャリッジ14には、解反部で引き出された生地Sを皺のない状態で繰出す繰出し口13が設けられている。また、キャリッジ14の幅方向両端には、延反テーブル12の幅方向両端の案内レール121,121上を転動する車輪141,141(図5に表れる)が設けられている。
キャリッジ14には、繰出し口13に臨むようにキャリッジ14の進出移動方向に対し延反テーブル12に平行な平面において直交する方向つまり幅方向の全域に亘ってレール15が設けられている。このレール15には、当該レール15に沿って往復移動するホルダ16が設けられている。このホルダ16には、図示しない回転刃と固定刃とからなる切断装置が搭載され、ホルダ16の往動により原反Gから引き出された生地Sを切断装置でもって切断している。
また、延反機1の延反テーブル12の後端には、繰出し機構20が設けられている。この繰出し機構20は、延反テーブル12上を進退移動するキャリッジ14により生地Sを延反するに先立ち、ロール体K(図5に表れる)から引出された下敷き紙Dを延反テーブル12上においてキャリッジ14の進出移動方向へ繰出している。また、繰出し機構20は、駆動ローラ201と従動ローラ202とを備え、ロール体Kからの下敷き紙Dを両ローラ201,202間のニップを通して延反テーブル12の後端に送り出し、延反テーブル12上のコンベアとの共同によって延反テーブル12上をキャリッジ14の進出移動方向に繰出す。この場合、延反テーブル12の前方には、次工程の装置としての図示しない裁断機が連設され、この裁断機のブラシ面により構成された裁断テーブルと延反テーブル12との間には数ミリ程度の微小な隙間が存在している。
図3は延反機1の繰出し機構20の移動体22の背面図、図4は移動体22の側面図をそれぞれ示している。図3及び図4において、繰出し機構20は、延反テーブル12の幅方向全域に亘って設けられた筐体21と、この筐体21に対しその幅方向へ移動可能に設けられた移動体22と、この移動体22に設けられ、下敷き紙Dを切断する切断手段23と、移動体22における切断手段23よりもキャリッジ14の進出移動方向上流側(図4では右側)に設けられた矯正手段24と、を備えている。切断手段23は、移動体22に回転自在に支持された円板状の回転刃231と、この回転刃231に対し刃先が常時摺接するブロック状の固定刃(図示せず)とを備えている。回転刃231は、図示しないモータの軸に駆動可能に連結されて回転する。
矯正手段24は、移動体22に設けられ、かつ延反テーブル12に向かって先端が下方へ突出する略円弧状の突起部25と、延反テーブル12に筐体21を介して幅方向全域に亘って設けられ、突起部25の先端が下敷き紙Dの先端近傍を上方から押さえ込んだ状態で押し込まれる溝状の凹部26とを備えている。
矯正手段24は、切断手段23よりもキャリッジ14の進出移動方向上流側(図4では右側)へ所定量(5〜30mm程度)離間して設けられ、当該位置において下敷き紙Dの巻き癖を矯正して、切断手段23により切断される下敷き紙Dの先端を延反テーブル12に対し上向きに離間させるようにしている。このとき、突起部25の先端により凹部26に押し込まれた下敷き紙Dの巻き癖は、当該下敷き紙Dに折り目が入れられて矯正され、これによって下敷き紙Dの先端を延反テーブル12に対し上向きに離間させるようにしている。
また、突起部25は、その先端が基部より同一の断面形状を呈する平板状に形成されている一方、凹部26は、キャリッジ14の進出移動方向において突起部25の略3〜4倍程度の間隔で向かい合う縦壁によって形成されている。なお、図3及び図4中における符号27は、押さえ板であって、回転刃231により下敷き紙Dを切断する際に当該下敷き紙Dを延反テーブル12に対し押し付けて切断時のズレを抑制している。図4に一点鎖線で示すように、押さえ板27は、矯正手段24により下敷き紙Dを矯正した際に延反テーブル12に対し上向きに離間しようとする下敷き紙Dの先端を押さえているが、押さえ板27の通過後に下敷き紙Dの先端は延反テーブル12に対し上向きに離間する。
更に、キャリッジ14には、延反テーブル12上に繰り出された生地Sの先端を検出する検出手段としての測距センサ28が設けられている。この測距センサ28は、延反テーブル12上における生地Sの先端の高さを計測して生地Sの先端が到達したことを検出するために供される。本実施の形態では、測距センサ28は、延反テーブル12上に繰り出された下敷き紙Dの先端の高さを計測して下敷き紙Dの先端が到達したことを検出するために供される。
次に、延反機1による下敷き紙Dの繰出しから生地Sの延反動作までの手順を図5及び図6に基づいて説明する。図5は繰出し機構20による下敷き紙Dの繰出し動作の手順を示す説明図、図6は延反機1による下敷き紙Dの繰出しから生地Sの延反動作までの手順を示す説明図をそれぞれ示している。
先ず、図6の(a)に示すように、キャリッジ14を延反テーブル12後端の延反動作開始位置に停止させて待機状態にしておく。このとき、下敷き紙Dは、ロール体Kから両ローラ201,202間のニップを通して延反テーブル12の後端に繰出され、切断手段23の回転刃231により切断されているものとする。
このとき、ロール体Kから両ローラ201,202間のニップを通して延反テーブル12の後端に繰出された下敷き紙Dは、切断手段23の回転刃231により切断される際に、当該回転刃231よりもキャリッジ14の進出移動方向上流側へ所定量離間した位置において、移動体22の移動に伴い幅方向一側から矯正手段24の突起部25の先端により下敷き紙Dの先端近傍を上方から押さえ込んだ状態で凹部26内に押し込まれ、下敷き紙Dの先端を延反テーブル12に対し上向きに離間させるように矯正される。この場合、切断手段23の回転刃231による下敷き紙Dの切断と、矯正手段24による下敷き紙Dの矯正とを同時に行っている。
次いで、図5の(a)及び図6の(b)に示すように、下敷き紙Dの必要長さが得られる先端位置に測距センサ28が来るようにキャリッジ14を下敷き紙必要長さ検出位置まで進出移動させておく。その後、ロール体Kからの下敷き紙Dを両ローラ201,202間のニップを通しつつ、延反テーブル12上のコンベアとの共同によって延反テーブル12上をキャリッジ14の進出移動方向へ下敷き紙Dを繰出す。そして、図5の(b)及び図6の(c)に示すように、延反テーブル12上を進出移動方向へ繰出した下敷き紙Dの先端を測距センサ28が検出すると、駆動ローラ201及び延反テーブル12上のコンベアの駆動を停止し、下敷き紙Dの先端を下敷き紙必要長さ検出位置で停止させる。
その後、図5の(c)及び図6の(d)に示すように、延反動作のためにキャリッジ14を下敷き紙Dの延反動作予定位置まで先行して進出移動させておく。このとき、必要長さが得られている下敷き紙Dの後端を切断手段23の回転刃231により切断するとともに、これに続く次点の下敷き紙Dを先端が延反テーブル12から離間するように矯正手段24により矯正しておく。
それから、延反テーブル12上のコンベアを駆動させ、延反テーブル12上において下敷き紙Dを進出移動方向へ移動させる。そして、図5の(d)及び図6の(e)に示すように、延反テーブル12上を進出移動方向へ移動させた下敷き紙Dの先端を測距センサ28が検出すると、延反テーブル12上のコンベアの駆動を停止し、下敷き紙Dの先端を延反動作予定位置で停止させる。
しかる後、図6の(f)に示すように、キャリッジ14を生地Sの延反動作開始位置まで後退させる。それから、図6の(g)に示すように、キャリッジ14を延反動作開始位置から後退させて延反動作を行う。このとき、延反テーブル12上に所望長さの生地Sを繰出し口13から引出し、その状態で、レール15に沿ってホルダ16を進出移動させた際に生地Sを切断装置で切断することで、延反テーブル12の下敷き紙Dの上に生地Sを載置する。
それから、図6の(h)に示すように、キャリッジ14を生地Sの延反動作開始位置まで進出させてから、図6の(i)に示すように、キャリッジ14を延反動作開始位置から後退させて延反動作を繰返し行うことで、延反テーブル12の下敷き紙Dの上に生地Sを一枚ずつ積層する。
図7は測距センサ28による下敷き紙Dの先端の位置検出を説明する説明図であって、(a)は先端を矯正しない状態での下敷き紙Dの検出位置、(b)は先端を矯正した状態での下敷き紙Dの検出位置をそれぞれ示している。
図7の(a)に示すように、ロール体Kに巻かれた下敷き紙Dに残存する巻き癖は表層付近(図7に破線で表れる)と芯付近(図7に実線で表れる)とで差異が発生している。このため、測距センサ28が高さ(図7に一点鎖線で示す)を検出するものであることから、下敷き紙の先端が延反テーブル上に接していると、下敷き紙Dの先端の検出位置に前後方向で大きな差が発生していることが分かる。このとき、矯正手段24により矯正した状態での下敷き紙Dの検出位置は、図7の(b)に示すように、先端が延反テーブル12に対し上向きに離間しているので、下敷き紙Dの先端の検出位置に前後方向で僅かな差しか発生していないことが分かる。これにより、測距センサ28による下敷き紙Dの先端の検出精度が巻き癖に影響されることなく非常に高いものとなる。
したがって、本実施の形態では、矯正手段24は、下敷き紙Dを切断する切断手段23の回転刃231よりも進出移動方向上流側において、回転刃231により切断される下敷き紙Dの先端を延反テーブル12に対し上向きに離間させるように矯正しているので、先端が延反テーブル12上に接することがない。これにより、次工程の裁断機の裁断テーブルとの間に存在する微小な隙間に下敷き紙Dの先端が引っ掛かることがなくなる上、延反テーブル12上での下敷き紙Dの先端検出がわかり易いものとなり、巻き癖に伴う課題を確実に解消することができる。
また、突起部25の先端を延反テーブル12の後端部の凹部26に下敷き紙Dの先端近傍を上方から押さえ込んだ状態で押し込んでいることにより、突起部25と凹部26とで矯正手段24を簡単に構成することができる。
また、突起部25がキャリッジ14の幅方向へ移動可能な移動体22に設けられているので、キャリッジ14の幅方向の全域に亘るような長大な突起部を必要とせず、突起部25のコンパクト化を図ることができる。
更に、延反テーブル12上における下敷き紙D及び生地Sの先端の高さを計測して下敷き紙D及び生地Sの先端が到達したことを検出する測距センサ28がキャリッジ14に設けられているので、下敷き紙Dの先端を検出する検出手段を新たに設ける必要がなく、測距センサ28を用いて下敷き紙Dの先端位置を容易にかつ安価に検出することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。たとえば、前記実施の形態では、矯正手段24の突起部25をキャリッジ14の幅方向へ移動可能な移動体22に設けたが、矯正手段の突起部をキャリッジの幅方向全域に亘って設け、この突起部が延反テーブルに対し上下方向へ移動可能な移動体に設けられていてもよい。その場合、下敷き紙の先端を延反テーブルに対し上向きに離間させるように矯正する際に突起部を設けた移動体を下方へ進出移動させればよく、突起部による下敷き紙の矯正を瞬時に行うことができる。このとき、突起部は、キャリッジの幅方向全域に亘って設けられていなくてもよく、キャリッジの幅方向両端の少なくとも一方において下敷き紙を筋交い状に矯正するものであってもよく、この突起部が延反テーブルに対し上下方向へ移動可能な移動体に設けられていればよい。
また、前記実施の形態では、延反テーブル12の後端に幅方向へ延びる凹部26を設けたが、延反テーブル12の後端に弾性変形可能なウレタン樹脂材を使用し、突起部の先端が下敷き紙Dの先端近傍を上方から押さえ込んだ状態でウレタン樹脂材に押し込まれるようにしてもよく、その場合においても、下敷き紙がその先端を延反テーブルに対し上向きに離間させるように矯正される。このとき、下敷き紙は、突起部の先端が比較的細い板状のものであれば折り目が入れられた状態に矯正されるものの、突起部の先端がこれよりも太い板状のものや断面略U字状に形成されたものであれば、ウレタン樹脂材に没入した際に緩い略U字状の曲げが入れられた状態に矯正される。
また、前記実施の形態では、キャリッジ14に設けた測距センサ28により、下敷き紙Dの先端を検出したが、延反テーブルの幅方向一側に、複数の光学センサを上下方向に並べて遮蔽した下敷き紙の先端の高さを検出したり、カメラを設置して画像処理により下敷き紙の先端の高さを検出するようにしてもよい。
更に、前記実施の形態では、突起部25の先端が基部より同一の断面形状を呈する平板状に形成する一方、凹部26を、キャリッジ14の進出移動方向において突起部25の略3〜4倍程度の間隔で向かい合う縦壁によって形成したが、突起部の先端及び凹部が断面略V字状や略U字状に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態では、切断手段23の回転刃231による下敷き紙Dの切断と、矯正手段24による下敷き紙Dの矯正とを同時に行ったが、双方個別に駆動手段を設けたり、双方に機構的な位相差が生まれるように構成するなどして、互いに時間差をもって下敷き紙の切断と下敷き紙の矯正とが行われるようにしてもよい。このとき、切断手段による下敷き紙の切断よりも下敷き紙の矯正を遅らせるようにすれば、下敷き紙を矯正した際に先端を延反テーブルに対しスムーズに上向きに離間させることが可能となる。
また、前記実施の形態では、延反機1の延反テーブル12の前方に次工程の装置としての裁断機を連設したが、これに限定されるものではなく、延反機の延反テーブルの前方に次工程の装置としてのラベリング装置などが連設されていてもよく、この場合においても、ラベリング装置のテーブルと延反テーブルとの間には数ミリ程度の微小な隙間が存在しているものとする。
更に、本実施の形態では、繰出し機構20を延反機1に用いた場合について述べたが、裁断機やラベリング装置などの各種装置のテーブル面上において下敷き紙を繰出す場合に用いられていてもよいのはいうまでもない。その場合、下敷き紙の先端をテーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正することで、下敷き紙の先端がテーブル上に接することがない。これにより、下敷き紙を繰出すテーブル面にコンベアなどの送り機構を備えていなくても、繰出しの際に下敷き紙の先端がテーブル面との摩擦によって下向きにカールしてしまうことがなくなる。しかも、次工程の装置との間に存在する隙間に下敷き紙の先端が引っ掛かることがなくなる上、テーブル上での下敷き紙の先端検出がわかり易いものとなる。よって、巻き癖に伴う課題を確実に解消することが可能となる。
1 延反機
12 延反テーブル
14 キャリッジ(延反機本体)
20 繰出し機構
22 移動体
23 切断手段
24 矯正手段
25 突起部
26 凹部
28 測距センサ(検出手段)
D 下敷き紙
K ロール体
S 生地

Claims (6)

  1. 延反テーブル上を進退移動する延反機本体により生地を延反するに先立ち、前記延反テーブルに支持されたロール体からの下敷き紙を前記延反テーブル上において繰出し機構により前記延反機本体の進出移動方向へ繰出すようにした延反機であって、
    前記繰出し機構は、前記延反機本体の進出移動方向に対し前記延反テーブルに平行な平面において直交する方向への移動に伴い前記下敷き紙を切断する切断手段と、この切断手段よりも前記延反機本体の進出移動方向上流側に設けられ、前記切断手段により切断される下敷き紙の先端を前記延反テーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正する矯正手段とを備えていることを特徴とする延反機。
  2. 前記矯正手段は、
    前記延反テーブルに対し移動する移動体に設けられ、かつ前記延反テーブルに向かって先端が突出する突起部と、
    前記延反テーブルに設けられ、前記突起部の先端が前記下敷き紙の先端近傍を上方から押さえ込んだ状態で押し込まれる溝状の凹部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の延反機。
  3. 前記移動体は、前記延反機本体の進出移動方向に対し前記延反テーブルに平行な平面において直交する方向へ移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の延反機。
  4. 前記移動体は、前記延反テーブルに対し上下方向へ移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の延反機。
  5. 前記延反機本体は、前記延反テーブル上において生地を延反する際にその生地の先端を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段は、前記矯正手段により前記延反テーブルに対し上向きに離間するように矯正された下敷き紙の先端を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の延反機。
  6. テーブルに支持されたロール体からの下敷き紙を前記テーブル上に繰出す繰出し機構であって、
    前記下敷き紙の繰出し方向に対し前記テーブルに平行な平面において直交する方向への移動に伴い前記下敷き紙を切断する切断手段と、この切断手段よりも前記下敷き紙の繰出し方向上流側に設けられ、前記切断手段により切断される下敷き紙の先端を前記テーブルに対し上向きに離間させるように当該下敷き紙の巻き癖を矯正する矯正手段とを備えていることを特徴とする繰出し機構。
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