JPH07213690A - パチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコゲーム機

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JPH07213690A
JPH07213690A JP711594A JP711594A JPH07213690A JP H07213690 A JPH07213690 A JP H07213690A JP 711594 A JP711594 A JP 711594A JP 711594 A JP711594 A JP 711594A JP H07213690 A JPH07213690 A JP H07213690A
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JP
Japan
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moving image
winning
specific
unit
game machine
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Application number
JP711594A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Hiroshi Saito
浩志 斉藤
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技者が飽きずに楽しんで遊技することができ
るパチンコゲーム機を提供する。 【構成】特定入賞部105にパチンコ玉が入賞すると、
動画表示部109が、予め用意された複数種類の動画の
うちのいずれかを表示し、該動画が予め定められた特定
の動画である場合に、変動入賞部106が蓋を開放して
玉の入賞が可能な状態となり、大当りとなる。例えば、
予め用意された複数種類の動画は、2つのグループのゲ
ームにおける勝敗を表す動画であり、上記特定の動画
は、2つのグループのうちの予め定められた一方のグル
ープが勝つことを表す1つ以上の動画であるようにする
ことができる。 【効果】遊技者は、動画表示部により表示された動画を
全て見終えなければ、大当りとなるか否かを判断するこ
とができないので、飽きることなく、楽しんで遊技する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコゲーム機に係
り、特に、特定入賞部へのパチンコ玉の入賞を契機とし
て、予め用意された複数種類の動画のうちのいずれか1
つの動画を選択し、該選択した動画が予め定められた特
定の動画(以下、特定動画と称す。)である場合に、該
特定動画を表示した後、変動入賞部が開放するパチンコ
ゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコゲーム機は、パチンコ
玉を移動させるための空間を構成する遊技盤と、該遊技
盤を一定間隔を保って覆うガラス板と、遊技盤とガラス
板とで仕切られる空間内にパチンコ玉を発射するための
発射機構とを有しており、遊技盤が、鉛直方向に実質的
に平行となるように、設置されている。
【0003】遊技盤には、パチンコ玉がそこに入って遊
技盤から排出されると入賞となる、複数の入賞部と、入
賞部に入らなかったパチンコ玉が最終的に集まって、遊
技盤から排出される1つのアウト玉排出部とが設けられ
ている。
【0004】また、遊技盤には、遊技盤に沿って落下す
るパチンコ玉が頻繁に衝突して、その運動方向に揺らぎ
を生ずるように、多数の障害釘が、パチンコ玉の直径相
当の長さ分、遊技盤から突出した状態で、実質的に垂直
に配置されている。これらの障害釘は、衝突するパチン
コ玉を、その運動方向に対して揺らぎを与えつつ、ある
場合には入賞部に向かうように誘導し、また、ある場合
には入賞部からはずれるように誘導するように配置され
ている。
【0005】さらに、遊技盤には、入賞部のうちの特定
の入賞部、すなわち、特定入賞部へのパチンコ玉の入賞
を契機として動作を開始し、予め用意された複数種類の
図柄を順次変更表示していき、それぞれがいずれかの図
柄を表示して動作を停止する複数の変更表示部と、それ
ぞれの変更表示部が動作停止状態で表示した図柄である
表示図柄の組合せが予め定められた特定の組合せ(以
下、特定組合せと称す。)と一致した場合に、パチンコ
玉の入賞が可能な入賞可能状態となる変動入賞部とが設
けられている。
【0006】変動入賞部は、蓋を有し、この蓋は、通常
時は、遊技盤と一体化するように閉鎖された状態となっ
ており、変更表示部の表示図柄の組合せが特定組合せと
一致すると、蓋を開放して、パチンコ玉が入る空間を確
保するようになっている。なお、変動入賞部は、予め定
められた個数のパチンコ玉が入賞するかまたは予め定め
られた時間が経過すると、蓋を閉鎖するようになってい
る。
【0007】変更表示部の表示図柄の組合せが特定組合
せと一致して変動入賞部が入賞可能状態となることを
「大当り」という。
【0008】なお、変更表示部の動作開始および動作停
止は、内部のプロセッサによって制御されるようになっ
ている。すなわち、プロセッサは、変更表示部の動作開
始指示を出力してから予め定められた時間が経過する
と、動作停止指示を出力するようになっている。
【0009】例えば、3つの変更表示部が、「A」〜
「P」の16種類の図柄を変更表示する場合を考える。
特定組合せは、全ての図柄が一致している16個の組合
せ、すなわち、大当りとなるのは、3つの表示図柄が
「A」である場合,「B」である場合,…,「P」であ
る場合の16通りとする。
【0010】特定入賞部へパチンコ玉が入賞すると、3
つの変更表示部は、内部のプロセッサの制御によって、
それぞれ16種類の図柄を順次変更表示していき、それ
ぞれ順番に図柄を表示して動作を停止する。2つの変更
表示部の動作が停止したとき、該2つの変更表示部の表
示図柄が一致した場合は、3つの表示図柄が全て一致す
る可能性があることから、「リーチがかかる」という。
リーチがかかり、3つ目の変更表示部の動作が停止し
て、3つの変更表示部の表示図柄が全て一致した場合
は、大当りとなり、変動表示部が入賞可能状態となる。
【0011】これに関する従来例としては、特公昭63
−21511号公報,特公平2−5102号公報,特公
平2−29350号公報に記載されている技術がある。
【0012】上述した従来例は、変更表示部の動作が停
止した際の表示図柄の組合せが特定組合せと一致した場
合に大当りとする方法であり、変更表示部の表示図柄に
基づいて、大当りであるか否かを決定するようになって
いる。
【0013】一方、最近は、特定入賞部にパチンコ玉が
入賞した時点で、内部のプロセッサの制御によって、ま
ず、各変更表示部の表示図柄が決定され、続いて、大当
りとなるか否かが決定される方法、または、まず、大当
りとなるか否かが決定され、続いて、各変更表示部の表
示図柄が決定される方法が多くなってきている。
【0014】前者については、具体的には、プロセッサ
は、特定入賞部にパチンコ玉が入賞すると、まず、予め
用意された複数種類の図柄の全ての組合せのうちから任
意の1つの組合せを決定し、各変更表示部の表示図柄が
決定した組合せとなるよう、各変更表示部を制御する。
続いて、決定した組合せが特定組合せであるか否かを判
定し、特定組合せである場合は、大当りであるので、各
変更表示部が図柄を表示した後、変動入賞部が入賞可能
状態となる。
【0015】また、後者については、プロセッサは、特
定入賞部にパチンコ玉が入賞すると、まず、大当りとな
るか否かを決定し、さらに、大当りとなると決定した場
合には、特定組合せのうちから任意の1つの組合せを決
定し、大当りとならないと決定した場合には、特定組合
せ以外の組合せ(以下、ハズレ組合せと称す。)のうち
から任意の1つのハズレ組合せを決定するようにする。
続いて、各変更表示部の表示図柄が決定した特定組合せ
またはハズレ組合せとなるよう、各変更表示部を制御す
る。
【0016】以下、後者の方法におけるプロセッサの動
作について、図13および図14を用いて説明する。
【0017】なお、ここでは、3つの変更表示部が、
「A」〜「P」の16種類の図柄を変更表示する場合を
考える。特定組合せは、全ての図柄が一致している16
個の組合せ、すなわち、大当りとなるのは、3つの表示
図柄が「A」である場合,「B」である場合,…,
「P」である場合の16通りとする。
【0018】図13はパチンコゲーム機の内部の記憶装
置の記憶内容の一部を示す図である。
【0019】図13において、1301は大当りとなる
特定組合せを記憶している大当りテーブル、1302は
ハズレ組合せを記憶しているハズレテーブルである。
【0020】大当りテーブル1301には、「A,A,
A」,「B,B,B」,…,「P,P,P」の16個の
特定組合せが格納されている。
【0021】また、ハズレテーブル1302には、
「A,A,B」,「A,A,C」,…,「A,A,
P」,「B,B,A」,「B,B,C」,…,「B,
B,P」,…「P,P,O」というように、「A」〜
「P」の16種類の図柄の組合せの数(16×16×1
6)から16を減じた数分、すなわち、4080個のハ
ズレ組合せが格納されている。
【0022】そして、プロセッサは、特定入賞部へパチ
ンコ玉が入賞する度に、図14のフローチャートに示す
処理を行う。すなわち、まず、大当りとなるか否かを決
定し(ステップ1401)、大当りとなると決定する
と、さらに、特定組合せを決定する(ステップ140
2)。
【0023】ここで、大当りとなるか否かを決定する処
理の例について説明する。
【0024】プロセッサは、例えば、「0」〜「23
4」の範囲を持つ乱数Xを乱数計算により求め、求めた
乱数Xの値が予め定められた数(例えば、「0」)とな
った場合に、大当りとなると決定し、「1」〜「23
9」のうちのいずれかとなった場合に、大当りとならな
いと決定する。乱数Xの範囲は、大当りとなる確率に関
係しており、この例では、大当りとなる確率は240分
の1となる。
【0025】また、ここで、特定組合せを決定する処理
の例について説明する。
【0026】プロセッサは、「0」〜「15」の範囲を
持つ乱数Yを乱数計算により求め、求めた乱数Yの値に
応じて特定組合せを決定する。すなわち、乱数Yの値が
「0」となった場合に、特定組合せが「A,A,A」で
あると決定し、乱数Yの値が「1」となった場合に、特
定組合せが「B,B,B」であると決定し、乱数Yの値
が「15」となった場合に、特定組合せが「P,P,
P」であると決定する。
【0027】プロセッサは、特定組合せを決定すると、
特定組合せのうちの1つ目の図柄,2つ目の図柄を第1
の変更表示部,第2の変更表示部がそれぞれ表示して動
作を停止するよう制御する(ステップ1403,ステッ
プ1404)。例えば、特定組合せが「F,F,F」で
あると決定した場合は、プロセッサは、第1の変更表示
部,第2の変更表示部がそれぞれ「F」を表示して動作
を停止するよう制御するので、第1の変更表示部,第2
の変更表示部の表示図柄は、共に「F」となり、リーチ
がかかる。
【0028】続いて、プロセッサは、特定組合せのうち
の3つ目の図柄を第3の変更表示部が表示して動作を停
止するよう制御する(ステップ1405)。これによ
り、3つの変更表示部の表示図柄は、共に「F」とな
り、大当りとなる。
【0029】大当りとなると、変動入賞部は、蓋を開放
して、入賞可能状態となるので、プロセッサは、変動入
賞部が該状態を解除するのを待って(ステップ140
6)、ステップ1401に戻る。
【0030】一方、プロセッサは、大当りとならないと
決定すると、さらに、ハズレ組合せを決定する(ステッ
プ1407)。
【0031】ここで、ハズレ組合せを決定する処理の例
について説明する。
【0032】プロセッサは、「0」〜「4079」の範
囲を持つ乱数Zを乱数計算により求め、求めた乱数Zの
値に応じてハズレ組合せを決定する。すなわち、乱数Z
の値が「0」となった場合に、ハズレ組合せが「A,
A,B」であると決定し、乱数Zの値が「1」となった
場合に、ハズレ組合せが「A,A,C」であると決定
し、乱数Zの値が「4079」となった場合に、ハズレ
組合せが「P,O,P」であると決定する。
【0033】プロセッサは、ハズレ組合せを決定する
と、ハズレ組合せのうちの1つ目の図柄,2つ目の図柄
を第1の変更表示部,第2の変更表示部がそれぞれ表示
して動作を停止するよう制御する(ステップ1408,
ステップ1409)。
【0034】なお、大当りとならないと決定した場合で
もリーチがかかる場合がある。すなわち、ハズレ組合せ
が「A,A,B」〜「A,A,P」,「B,B,A」,
「B,B,C」〜「B,B,P」,…,「P,P,A」
〜「P,P,O」の240個のうちのいずれかであると
決定された場合は、リーチがかかる。
【0035】続いて、プロセッサは、ハズレ組合せのう
ちの3つ目の図柄を第3の変更表示部が表示して動作を
停止するよう制御し(ステップ1410)、ステップ1
401に戻る。
【0036】なお、変更表示部が動作中に、効果音を流
すようにし、リーチがかかった場合は、別の効果音を流
すようにし、大当りとなった場合は、さらに別の効果音
を流すようにすることができる。
【0037】このように、従来のパチンコゲーム機にお
いては、特定入賞部にパチンコ玉が入賞した時点で、大
当りとなるか否かが既に決定されているが、遊技者にと
っては、3つの変更表示部の表示図柄が全て一致した場
合に大当りとなるということに変わりはない。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパチン
コゲーム機は、変更表示部の表示図柄の組合せが特定組
合せと一致した場合に大当りとなるようになっているの
で、例えば、図柄が全て一致した組合せが特定組合せで
あるとすると、遊技者は、変更表示部の表示図柄が全て
一致するのを待つだけであり、この間、予め用意された
複数種類の図柄が変更表示されていく様子を眺めるだけ
となるので、遊技者が単純な表示の様子に飽きてしまう
という恐れがあった。
【0039】また、従来のパチンコゲーム機は、リーチ
がかかった場合にのみ、大当りとなる可能性があること
から、リーチがかからなかった場合には、最後の1つの
変更表示部が動作していても、遊技者は、既に大当りと
ならないことが分かってしまうので、興味を失ってしま
うという問題点があった。
【0040】本発明の目的は、遊技者が楽しんで遊技す
ることを可能とするパチンコゲーム機を提供することに
ある。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパチンコゲーム機は、遊技媒体の入賞が可
能な状態となる変動入賞部と、予め定められた動作開始
指示を契機として、上記変動入賞部を入賞可能状態にす
るか否かを決定する決定部と、上記決定部の決定内容に
基づいて、予め用意された複数種類の動画のうちのいず
れかを選択する選択部と、上記選択部により選択された
動画を表示する動画表示部とを備えるようにしており、
上記変動入賞部は、入賞可能状態にすると上記決定部に
より決定された場合に、上記動画表示部により動画が表
示された後、入賞可能状態となるようにしている。
【0042】なお、遊技媒体の入賞が可能な少なくとも
1つの特定入賞部をさらに備えるようにし、この特定入
賞部は、遊技媒体の入賞があると、上記決定部に対して
動作開始指示を出力するようにすることができる。
【0043】上記選択部は、詳しくは、上記変動入賞部
を入賞可能状態にすると上記決定部により決定された場
合に、予め用意された複数種類の動画のうちの予め定め
られた特定動画を選択し、上記変動入賞部を入賞可能状
態にしないと上記決定部により決定された場合に、予め
用意された複数種類の動画のうちの上記特定動画以外の
動画を選択するようになっている。
【0044】また、本発明のパチンコゲーム機は、予め
定められた動作開始指示を契機として、予め用意された
複数種類の動画のうちのいずれかを選択する選択部と、
上記選択部により選択された動画を表示する動画表示部
と、上記選択部により選択された動画が特定動画である
か否かを判断する判断部と、上記選択部により選択され
た動画が上記特定動画であると上記判断部により判断さ
れた場合に、上記動画表示部により特定動画が表示され
た後、遊技媒体の入賞が可能な状態となる変動入賞部と
を備えるようにしている。
【0045】なお、遊技媒体の入賞が可能な少なくとも
1つの特定入賞部をさらに備えるようにし、この特定入
賞部は、遊技媒体の入賞があると、上記選択部に対して
動作開始指示を出力するようにすることができる。
【0046】例えば、予め用意された複数種類の動画
は、2つのグループのゲームにおける勝敗を表す動画で
あるとすることができる。このとき、上記特定動画は、
これらの動画のうちの、上記2つのグループのうちの予
め定められた一方のグループが勝つことを表す1つ以上
の動画であるとすることができる。
【0047】ゲームを野球であると考えると、予め用意
された複数種類の動画は、例えば、投手が投球し、打者
がホームランを打つことを表す1つ以上の動画、およ
び、打者が空振りすることを表す1つ以上の動画である
とすることができ、上記特定動画は、これらの動画のう
ちの前者であるとすることができる。また、ゲームがボ
クシングであると考えると、予め用意された複数種類の
動画は、例えば、2人のボクサーがボクシングをし、一
方のボクサーが勝つことを表す1つ以上の動画、およ
び、もう一方のボクサーが勝つことを表す1つ以上の動
画であるとることができ、上記特定動画は、これらの動
画のうちの前者および後者のうちのいずれか一方である
とすることができる。
【0048】なお、上記変動入賞部は、入賞可能状態に
おいて、予め定められた時間が経過するかまたは予め定
められた個数の遊技媒体が入賞すると、該状態を解除す
るようにする。
【0049】
【作用】本発明におけるパチンコゲーム機においては、
従来のパチンコゲーム機のように、複数の変更表示部が
予め用意された複数種類の図柄を順次変更表示するよう
にせずに、上記動画表示部が、予め用意された複数種類
の動画のうちの、上記選択部により選択された動画を表
示するようにしている。
【0050】例えば、上記決定部を設けた構成を考える
と、上記特定入賞部は、遊技媒体の入賞があると、上記
決定部に対して動作開始指示を出力し、上記決定部は、
上記変動入賞部を入賞可能状態にするか否かを決定す
る。そして、上記選択部は、上記変動入賞部を入賞可能
状態とすると上記決定部により決定された場合には、予
め用意された複数種類の動画のうちの特定動画を選択
し、上記変動入賞部を入賞可能状態としないと上記決定
部により決定された場合には、予め用意された複数種類
の動画のうちの上記特定動画以外の動画を選択する。上
記変動入賞部は、入賞可能状態にすると上記決定部によ
り決定された場合に、上記動画表示部により特定動画が
表示された後、入賞可能状態となる。
【0051】また、例えば、上記判断部を設けた構成を
考えると、上記特定入賞部は、遊技媒体の入賞がある
と、上記選択部に対して動作開始指示を出力し、上記選
択部は、上記動画表示部が表示すべき動画を選択する。
そして、上記判断部は、上記選択部により選択された動
画が特定動画であるか否かを判断し、上記変動入賞部
は、上記選択部により選択された動画が特定動画である
と上記判断部により判断された場合に、上記動画表示部
により特定動画が表示された後、入賞可能状態となる。
【0052】上記動画表示部が表示する動画は、例え
ば、2人のボクサーのファイティングシーンを表し、こ
れらの2人のボクサーのうちのいずれか一方を遊技者側
に見立て、最終的に遊技者側のボクサーが勝った場合
に、大当りとなるようにするので、テレビゲームにおけ
る白熱した戦闘シーンにも似たアニメーションとして遊
技者の目に映るので、遊技者は、退屈することなく楽し
んで遊技することが可能となる。
【0053】なお、遊技者側のボクサーが勝つ場合の動
画も負ける場合の動画も、複数種類用意しておくことに
より、遊技者は、いずれの場合も様々なアニメーション
を見ることができるので、退屈することがなくなる。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0055】図1は本実施例のパチンコゲーム機の正面
図である。
【0056】図1に示すように、本実施例のパチンコゲ
ーム機は、パチンコ玉を移動させるための空間を構成す
る遊技盤11と、遊技盤11を一定間隔を保って覆うガ
ラス板12と、遊技盤11とガラス板12とで仕切られ
る空間内にパチンコ玉を発射するための発射機構とを有
しており、遊技盤11が、鉛直方向に実質的に平行とな
るように、設置されている。
【0057】また、パチンコゲーム機の前面には、遊技
者がパチンコ玉を打ち出す操作を行うための発射ハンド
ル101と、パチンコ玉を貯留するための受皿102と
が設けられている。発射ハンドル101は、上述した発
射機構の一部を構成するものである。
【0058】また、遊技盤11を囲むように、ガイドレ
ール103が設けられている。ガイドレール103は、
発射ハンドル101によって発射されたパチンコ玉を、
これに沿って案内し、遊技盤11の鉛直方向の上方位置
(上流部)に送り出すものである。
【0059】また、遊技盤11には、パチンコ玉がそこ
に入って遊技盤11から排出されると入賞となる、複数
の入賞部104,特定入賞部105,変動入賞部106
と、これらの入賞部104,特定入賞部105,変動入
賞部106に入らなかったパチンコ玉が最終的に集まっ
て、遊技盤11から排出される1つのアウト玉排出部1
07とが設けられている。
【0060】また、遊技盤11には、遊技盤11に沿っ
て落下するパチンコ玉が頻繁に衝突して、その運動方向
に揺らぎを生ずるように、多数の障害釘108が、パチ
ンコ玉の直径相当の長さ分、遊技盤11から突出した状
態で、実質的に垂直に配置されている。パチンコホール
側は、これらの障害釘108の傾き具合を微妙に調整す
ることにより、特定入賞部105へのパチンコ玉の入賞
しやすさを変更することができる。
【0061】さらに、遊技盤11には、特定入賞部10
5へのパチンコ玉の入賞を契機として動作を開始し、予
め用意された複数種類の動画のうちのいずれかを表示す
る動画表示部109が設けられている。
【0062】変動入賞部106は、動画表示部109が
表示した動画が予め定められた特定の動画(以下、特定
動画と称す。)である場合に、動画表示部109が該特
定動画を表示した後、パチンコ玉の入賞が可能な入賞可
能状態となる。詳しくは、変動入賞部106は、蓋を有
し、この蓋は、通常時は、遊技盤11と一体化するよう
に閉鎖された状態となっており、動画表示部109が特
定動画を表示した場合は、動画表示部109が該特定動
画を表示した後、蓋を開放して、パチンコ玉が入る空間
を確保する。なお、変動入賞部106は、予め定められ
た個数のパチンコ玉が入賞するかまたは予め定められた
時間が経過すると、蓋を閉鎖する。
【0063】本実施例においては、動画表示部109が
特定動画を表示して変動入賞部106が入賞可能状態と
なることを「大当り」という。
【0064】なお、動画表示部109は、CRTや液晶
ディスプレイ等の表示装置によって実点される。
【0065】さて、遊技者が発射ハンドル101を所望
の角度だけ回転すると、受皿102に貯留されているパ
チンコ玉は、該回転角度に応じた強さで1つずつ発射さ
れ、ガイドレール103に案内されながら、遊技盤11
に導かれる。そして、入賞部104,特定入賞部105
にパチンコ玉が入賞すると、予め定められた個数(例え
ば、7個)のパチンコ玉が受皿102に支払われる。特
に、特定入賞部105にパチンコ玉が入賞した場合は、
動画表示部109が動作を開始し、予め用意された複数
の動画のうちのいずれかを表示する。
【0066】なお、動画表示部109の動作中に特定入
賞部105にパチンコ玉が入賞することを考慮して、4
個分までのパチンコ玉の入賞を入賞個数表示部110に
表示し、動画表示部109の操作を保証することができ
るようになっている。
【0067】また、通常、動画表示部109の動作中に
は、遊技者の気分を高揚させるために、パチンコゲーム
機からは効果音が流されており、大当りとなると、遊技
者の喜びを増加させるために、通常時の効果音とは異な
る効果音が流される。
【0068】動画表示部109が表示した動画が特定動
画である場合は、大当りとなるので、変動入賞部106
は、動画表示部109が該特定動画を表示した後、蓋を
開放し、予め定められた個数(例えば、10個)のパチ
ンコ玉が入賞するかまたは予め定められた時間(例え
ば、30秒)が経過すると、蓋を閉鎖する。変動入賞部
106が1回蓋を開放して閉鎖するまでの間、すなわ
ち、1回のラウンド中に入賞したパチンコ玉のそれぞれ
について、予め定められた個数(例えば、15個)のパ
チンコ玉が受皿102に支払われる。
【0069】なお、動画表示部109は、ラウンド中に
は、遊技者を飽きさせないために、予め用意された複数
種類の動画とは別の、大当り時用の予め用意された1つ
以上の動画を表示したり、変動入賞部106へのパチン
コ玉の入賞個数をカウントした結果を表示したりするよ
うにすることが好ましい。
【0070】また、本実施例のパチンコゲーム機におい
ても、従来と同様に、1回の大当りに対して、予め定め
られた回数(例えば、16回)のラウンドを用意するよ
うにすることができる。また、1回のラウンド中に、変
動入賞部106内の特定部位にパチンコ玉が入賞した場
合にのみ、次のラウンドに進むことができるようにする
こともできる。
【0071】一方、入賞部104,特定入賞部105の
いずれにも入賞しなかったパチンコ玉は、アウト玉排出
部107に入り、パチンコホール側に回収される。
【0072】従来のパチンコゲーム機においては、複数
の変更表示部が予め用意された複数種類の図柄を順次変
更表示するようにし、これらの変更表示部の表示図柄の
組合せが特定組合せと一致した場合に、大当りとなるよ
うにしていたが、本実施例のパチンコゲーム機において
は、動画表示部109が予め用意された複数種類の動画
のうちのいずれかを表示するようにし、動画表示部10
9が表示した動画が特定動画である場合に、大当りとな
るようにしている。
【0073】動画表示部109が表示する動画は、2つ
のグループのゲームにおける勝敗を表す動画であり、2
つのグループのうちの予め定められた一方のグループを
遊技者側に見立て、該遊技者側のグループがゲームに勝
つことを表す1つ以上の動画が特定動画である。
【0074】これにより、遊技者は、勝負がかかったア
ニメーションを見ることとなるので、従来のように、単
に複数種類の図柄が変更表示される様子を見る場合に比
べて、楽しんで遊技を行うことができるようになる。
【0075】また、従来のパチンコゲーム機において
は、例えば、3つの変更表示部が設けられ、3つの変更
表示部が表示図柄が一致した場合の組合せが特定組合せ
であるとした場合、2つの変更表示部の表示図柄が一致
した時点でリーチがかかるので、2つの変更表示部の表
示図柄が一致しなければ、遊技者は、3つ目の変更表示
部の表示図柄に興味を持つことはなかったが、本実施例
のパチンコゲーム機においては、リーチがかかるという
状態がなく、言い替えれば、全ての場合がリーチがかか
っている状態である。従って、遊技者は、表示される動
画を最後まで見なければ、大当りとなるか否かを判断す
ることができないので、飽きることがなくなる。
【0076】以下、動画の具体例について説明する。
【0077】本実施例において予め用意されている複数
種類の動画は、上述したように、2つのグループのゲー
ムにおける勝敗を表す動画である。ゲームの例として
は、例えば、野球やボクシング等のスポーツ,ジャンケ
ンや腕相撲等の遊びが挙げられる。
【0078】(1)野球の場合の具体例 投手が投球し、打者がホームランを打つことを表す1つ
以上の動画、および、打者が空振りすることを表す1つ
以上の動画を用意し、前者を特定動画とする。
【0079】すなわち、例えば、図2(a)に示すよう
に、打者がホームランを打つことを表す動画が動画表示
部109により表示された場合は、大当りとなり、図2
(b)に示すように、打者が空振りすることを表す動画
が動画表示部109により表示された場合は、ハズレと
なる。なお、いずれの動画においても、1種類ではな
く、複数種類の動画を用意することにより、遊技者は、
様々なアニメーションを見ることができるので、退屈す
ることがなくなる。
【0080】また、打者がホームランを打つことを表す
動画では、さらに、打者がホームランを打った後には、
ホームランであることを遊技者に強調するために、「ホ
ームラン」という文字を表示したり、ボールをズームア
ップし、スタンドに入るまでの様子を表示したり、さら
に、ベースを一周する打者の様子やベンチの選手と喜び
合う様子やがっくりしている投手の様子を表示したりす
ることができる。なお、これらの表示は、変動入賞部1
06が蓋を開放してから閉鎖するまでの間、すなわち、
ラウンド中に行ってもよい。
【0081】また、1球で勝敗を決めずに、2ストライ
クまで許容するようにしてもよく、このようにした場合
は、打者がホームランを打つことを表す動画には、1球
目でホームランを打つ場合,2球目でホームランを打つ
場合,3球目でホームランを打つ場合といったバリエー
ションを加えることができる。さらに、2ストライク3
ボールまで許容するようにしてもよい。
【0082】また、例えば、図2(c)に示すように、
まず、複数の投手および複数の打者を表示し、それぞれ
投手および打者をランダムに選択してから、対戦するよ
うにしてもよい。この場合、さらに、各投手ごとに、防
御率や勝敗数を示すデータを表示したり、各打者ごと
に、打率やホームラン数を示すデータを表示したりし、
選択された投手および打者の組合せによって、大当りと
なる確率を変えるようにすると、遊技者は、選択された
投手および打者のデータを見て、ホームランを打つ可能
性を推測することができる。また、この場合、打者がホ
ームランを打つことを表す動画が表示されて大当りとな
った場合に、さらに、この動画が予め定められた特別の
動画であるならば、以降に選択される投手および打者の
組合せが、打者すなわち遊技者にとって有利になるよう
に選択されるようにすることも可能である。
【0083】また、従来、「小当り」という状態を設
け、小当りとなった場合に、変動入賞部106が大当り
となった場合よりも少ない回数、蓋を開放するようにし
ているパチンコゲーム機がある。そこで、本実施例のパ
チンコゲーム機においても、小当りと実現するために、
ホームランではなく、ヒットを打つことを表す1つ以上
の動画を用意することができる。この場合、さらに、打
者がヒットを打つことを表す動画には、打者がシングル
ヒットを打つ場合,打者が2ベースヒットを打つ場合,
打者が3ベースヒットを打つ場合といったバリエーショ
ンを加えることができる。
【0084】(2)ボクシングの場合の具体例 2人のボクサーがボクシングをし、一方のボクサーが勝
つことを表す1つ以上の動画、および、もう一方のボク
サーが勝つことを表す1つ以上の動画を用意し、前者お
よび後者のうちのいずれか一方を特定動画とする。
【0085】すなわち、例えば、図3(a)に示すよう
に、左側のボクサーが勝つことを表す動画が動画表示部
109により表示された場合は、大当りとなり、図3
(b)に示すように、右側のボクサーが勝つことを表す
動画が動画表示部109により表示された場合は、ハズ
レとなる。なお、いずれの動画においても、1種類では
なく、複数種類の動画を用意することにより、遊技者
は、様々なアニメーションを見ることができるので、退
屈することがなくなる。
【0086】また、例えば、図3(c)に示すように、
まず、対戦相手の候補となる複数のボクサーを表示し、
対戦相手となるボクサー(右側のボクサー)をランダム
に選択してから、対戦するようにしてもよい。この場
合、さらに、各ボクサーごとに、勝敗数を示すデータを
表示し、選択されたボクサーによって、大当りとなる確
率を変えるようにすると、遊技者は、選択されたボクサ
ーのデータを見て、左側のボクサーを勝つ可能性を推測
することができる。また、この場合、左側のボクサーが
勝つことを表す動画が表示されて大当りとなった場合
に、さらに、この動画が予め定められた特別の動画であ
るならば、以降に選択されるボクサーが、左側のボクサ
ーすなわち遊技者にとって有利になるように選択される
ようにすることも可能である。さらに、左側のボクサー
の候補となる複数のボクサーおよび対戦相手の候補とな
る複数のボクサー(右側のボクサー)を表示し、それぞ
れのボクサーをランダムに選択してから、対戦するよう
にしてもよい。
【0087】(3)ジャンケンの場合の具体例 2人の競技者がジャンケンをし、一方の競技者が勝つこ
とを表す1つ以上の動画、および、もう一方の競技者が
勝つことを表す1つ以上の動画を用意し、前者および後
者のうちのいずれか一方を特定動画とする。
【0088】すなわち、例えば、図4(a)に示すよう
に、左側の競技者が勝つことを表す動画が動画表示部1
09により表示された場合は、大当りとなり、図4
(b)に示すように、右側の競技者が勝つことを表す動
画が動画表示部109により表示された場合は、ハズレ
となる。
【0089】ジャンケンにおいては、グーで勝つ場合
(チョキで負ける場合),チョキで勝つ場合(パーで負
ける場合),パーで勝つ場合(グーで負ける場合)が考
えられるが、それぞれの場合について、1種類ではな
く、複数種類の動画を用意することにより、遊技者は、
様々なアニメーションを見ることができるので、退屈す
ることがなくなる。
【0090】また、1回で勝敗を決めずに、予め定めら
れた回数までの回数で勝敗を決めるようにしてもよく、
このようにした場合は、1回目で勝つ(負ける)場合,
2回目で勝つ(負ける)場合,…といったバリエーショ
ンを加えることができる。なお、2回目以降で勝敗が決
まる場合は、それまでは、引き分けることとなるが、引
き分け方も、グーで引き分ける場合,チョキで引き分け
る場合,パーで引き分ける場合が考えられるので、遊技
者は、様々なアニメーションを見ることができる。
【0091】(4)腕相撲の場合の具体例 2人の競技者が腕相撲をし、一方の競技者が勝つことを
表す1つ以上の動画、および、もう一方の競技者が勝つ
ことを表す1つ以上の動画を用意し、前者および後者の
うちのいずれか一方を特定動画とする。
【0092】すなわち、例えば、図5(a)に示すよう
に、左側の競技者が勝つことを表す動画が動画表示部1
09により表示された場合は、大当りとなり、図5
(b)に示すように、右側の競技者が勝つことを表す動
画が動画表示部109により表示された場合は、ハズレ
となる。なお、いずれの動画においても、1種類ではな
く、複数種類の動画を用意することにより、遊技者は、
様々なアニメーションを見ることができるので、退屈す
ることがなくなる。
【0093】以上の説明では、4つの具体例を挙げた
が、これに限るものではなく、柔道,徒競走,綱引き
等、何でもよい。また、2つのグループは、人間でなく
ても、動物や者であってもよい。
【0094】なお、上述したような動画を表示すること
から、動画表示部109は、可能な限り大きいサイズで
あるようにすることが好ましい。
【0095】次に、上述した本実施例の動作を実現する
ための制御部について、図6〜図10を用いて説明す
る。
【0096】制御部は、パチンコゲーム機の内部に設け
られており、上述した本実施例の動作を実現するための
制御を行うものである。
【0097】図6は制御部の構成図である。
【0098】図6において、601は動画表示部制御装
置、602は特定入賞部制御装置、603は入賞個数表
示部制御装置、604は変動入賞部制御装置、605は
プロセッサ、606は記憶装置である。
【0099】動画表示部制御装置601は、プロセッサ
605の制御に従って、動画表示部109に動画を表示
させる。詳しくは、プロセッサ605から指示された動
画の実体である動画データを読み出して動画表示部10
9に表示させ、表示が終了すると、その旨をプロセッサ
605に通知する。
【0100】特定入賞部制御装置602は、特定入賞部
105にパチンコ玉が入賞したことを検出するごとに、
内部に設けた特定入賞カウンタのカウント値に「1」を
加算する。この特定入賞カウンタは、「0」〜「3」ま
でカウント可能なカウンタであり、初期値としては、
「0」がセットされており、カウント値は、入賞個数表
示部制御装置603に出力されている。
【0101】入賞個数表示部制御装置603は、特定入
賞部制御装置602から出力されているカウント値に基
づいて、特定入賞部105に入賞したパチンコ玉の個数
を4個まで入賞個数表示部110に表示するためのもの
である。これは、予め用意されている4個のランプのう
ちのカウント値分のランプを点灯することにより実現す
ることができる。
【0102】変動入賞部制御装置604は、プロセッサ
605の制御に従って、変動入賞部106の蓋を開放さ
せたり閉鎖させたりする。また、変動入賞部制御装置6
04は、変動入賞部106の蓋が開放している間に変動
入賞部106にパチンコ玉が入賞したとを検出する度
に、その旨をプロセッサ605に通知する。
【0103】プロセッサ605は、記憶装置606に記
憶されているプログラムを読み出して実行することによ
り、本実施例の動作を実現する。
【0104】記憶装置606は、プロセッサ605が実
行するプログラムを記憶すると共に、図7に示すような
各種データを記憶する。
【0105】図7は記憶装置606の記憶内容の一部を
示す図である。
【0106】図7において、701は動画テーブル、7
02は動画データ、703は変動入賞部106に入賞し
たパチンコ玉の個数を10個までカウントするための変
動入賞カウンタである。
【0107】動画テーブル701には、予め用意されて
いる複数種類の動画を識別するための識別子ごとに、該
動画の実体である動画データ702の記憶位置および該
動画が特定動画であるか否かを示すフラグが格納されて
いる。図7の例では、特定動画である場合には、フラグ
に「1」が設定され、特定動画以外の動画(以下、ハズ
レ動画と称す。)の場合には、フラグに「0」が設定さ
れている。
【0108】図7は、240個の動画が用意され、その
うちの10個が特定動画である例を示している。
【0109】ここで、動画表示部制御装置601および
動画データ702について説明する。
【0110】動画データ702は、上述したような2つ
のグループにおけるゲームの勝敗を表すために、ゲーム
の状況を適当な時間間隔をおいて記録した複数の静止画
データから構成されている。そして、これらの静止画デ
ータが、1秒間に予め定められた数(例えば、30
個)、連続的に表示されることにより、動きが表現され
る。
【0111】動画表示部制御装置601は、プロセッサ
605から出力された記憶位置に基づいて、記憶装置6
06に記憶されている動画データ702、すなわち、該
動画データ702を構成する静止画データを順次読み出
し、1秒間に30個分の静止画データを動画表示部10
9に表示させる。動画データの表示技術は従来の技術と
相違はない。
【0112】なお、動画表示部制御装置601は、多量
のデータを扱うことから、プロセッサ605とは別のコ
プロセッサとして実現することが好ましい。また、動画
データ702は、多量となることから、パチンコゲーム
機の構造を考慮して、記憶装置606とは別の記憶装置
に記憶されるようにしてもよく、また、圧縮されて記憶
されるようにしてもよい。圧縮されて記憶されるように
した場合は、動画表示部制御装置601は、伸長回路を
有するようにする必要がある。
【0113】また、動画データ702は、1種類の動画
群ではなく、複数種類の動画群が記録されたCDやLD
等によって供給するようにしたり、動画データ702を
供給する専用の情報処理装置を設け、この情報処理装置
から各パチンコゲーム機に動画データ702を供給する
ようにしてもよい。
【0114】図8は特定入賞部制御装置602および入
賞個数表示部制御装置603の動作の流れを示すフロー
チャートである。
【0115】特定入賞部制御装置602は、特定入賞部
105にパチンコ玉が入賞したことを検出する度に(ス
テップ801)、内部に設けられた特定入賞カウンタの
カウント値を「1」加算する(ステップ802)。特定
入賞カウンタのカウント値は、入賞個数表示部制御装置
603に出力されており、入賞個数表示部制御装置60
3は、予め用意されている4個のランプのうちのカウン
ト値分のランプを点灯する(ステップ803)。図8に
示した動作は、以下に示すプロセッサ605の動作に関
係なく、常時行われているものである。
【0116】図9および図10はプロセッサ605の動
作の流れを示すフローチャートである。
【0117】図9は動画表示処理を示し、図10は大当
り処理を示している。なお、動画表示処理は、電源が投
入されるか、または、発射ハンドル101が回転されと
起動される。
【0118】図9に示すように、動画表示処理において
は、プロセッサ605は、まず、特定入賞部制御装置6
02内の特定入賞カウンタのカウント値を判定し、カウ
ント値が「0」でないならば(ステップ901)、動画
表示部109が表示すべき動画を選択する(ステップ9
02)。
【0119】ここで、動画を選択する処理の例について
説明する。
【0120】図7に示すように、本実施例においては、
240個の動画が用意されており、そのうちの10個が
特定動画となっている。240個の動画からランダムに
1つの動画を選択するとき、特定動画が選択されて大当
りとなる確率は、24分の1となるが、一般に、パチン
コゲーム機においては、大当りとなる確率は、230分
の1〜240分の1程度に設定されている。そこで、プ
ロセッサ605は、例えば、大当りとなる確率を240
分の1とするために、「0」〜「2409」の範囲を持
つ乱数Xを乱数計算により求め、求めた乱数Xの値が
「0」〜「9」となった場合に、それぞれ、動画テーブ
ル701における識別子が「0」〜「9」の動画、すな
わち、フラグが設定されている動画(特定動画)を選択
し、「10」〜「19」,「20」〜「29」,…,
「2390」〜「2399」,「2400」〜「240
9」となった場合に、それぞれ、動画テーブル701に
おける識別子が「10」,「11」,…「238」,
「239」の動画、すなわち、フラグが設定されていな
い動画(ハズレ動画)を選択する。
【0121】続いて、プロセッサ605は、動画を選択
すると、動画テーブル701における該動画に対応する
記憶位置を、動画表示部制御装置601に出力する(ス
テップ903)。
【0122】これにより、動画表示部制御装置601
は、出力された記憶位置に基づいて、選択された動画の
実体である動画データ702を記憶装置606から読み
出して動画表示部109に表示させる。なお、動画表示
部制御装置601は、全ての動画データ702を読み出
し、動画表示部109に表示させ終えると、その旨を示
す表示終了信号をプロセッサ605に出力する。
【0123】なお、本実施例においては、動画データ7
02の記憶位置を、先頭位置および末尾位置で示すよう
にしているが、先頭位置のみで示すと共に、動画データ
702の末尾に、末尾である旨を示すマークを付与して
おくようにしてもよい。このようにした場合、動画表示
部制御装置601は、該マークによって、全ての動画デ
ータ702を読み出したか否かを判断することが可能と
なる。
【0124】続いて、プロセッサ605は、特定入賞カ
ウンタのカウント値を「1」減算すると共に(ステップ
904)、動画テーブル701における選択された動画
のフラグが設定されているか否かを判定する(ステップ
905)。
【0125】フラグが設定されている場合は、選択され
た動画が特定動画であることを意味しているので、動画
表示部制御装置601からの表示終了信号を待って(ス
テップ906)、大当り処理を起動する(ステップ90
7)。そして、大当り処理の終了を待って、ステップ9
01に戻る。
【0126】また、フラグが設定されていない場合は、
選択された動画がハズレ動画であることを意味している
ので、動画表示部制御装置601からの表示終了信号を
待って(ステップ908)、ステップ901に戻る。
【0127】一方、図10に示すように、大当り処理に
おいては、プロセッサ605は、まず、変動入賞部10
6が蓋を開放させるための開放信号を変動入賞部制御装
置604に出力する(ステップ1001)。
【0128】これにより、変動入賞部制御装置604
は、変動入賞部106に蓋を開放させるので、変動入賞
部106へのパチンコ玉の入賞が可能となる。変動入賞
部制御装置604は、変動入賞部106が蓋を開放して
いる間に変動入賞部106にパチンコ玉が入賞したこと
を検出する度に、その旨を示す入賞検出信号をプロセッ
サ605に出力する。
【0129】プロセッサ605は、30秒が経過するま
でに、変動入賞部制御装置604から入賞検出信号出力
されると(ステップ1003)、変動入賞カウンタ70
3のカウント値を「1」加算する(ステップ100
4)。
【0130】変動入賞カウンタ703のカウント値を
「1」加算した結果、変動入賞カウンタ703のカウン
ト値が「10」に達していないならば(ステップ100
5)、ステップ1002に戻り、「10」に達したなら
ば、ステップ1006に進む。また、変動入賞カウンタ
703のカウント値に係らず、30秒が経過しても(ス
テップ1002)、ステップ1006に進む。
【0131】さて、ステップ1006においては、プロ
セッサ605は、変動入賞部106が蓋を閉鎖させるた
めの閉鎖信号を変動入賞部制御装置604に出力する。
【0132】これにより、変動入賞部制御装置604
は、変動入賞部106に蓋を閉鎖させるので、変動入賞
部106へのパチンコ玉の入賞が不可能となる。
【0133】続いて、プロセッサ605は、変動入賞カ
ウンタ703の値をリセットして(ステップ100
7)、処理を終了する。
【0134】なお、1回の大当りに対して、予め定めら
れた回数(例えば、16回)のラウンドを用意するよう
にした場合は、上述した大当り処理を16回繰り返すよ
うにすればよい。
【0135】また、特定入賞部105,変動入賞部10
6に入賞したパチンコ玉についての支払いを行うために
は、玉支払機構を設け、特定入賞部制御装置601から
玉支払機構に対して、特定入賞部105に玉が入賞した
ことを示す入賞検出信号が出力されるようにし、変動入
賞部制御装置604から玉支払機構に対して、入賞検出
信号出力されるようにする。そして、玉支払機構は、特
定入賞部制御装置601から入賞検出信号が出力される
と、7個のパチンコ玉を受皿102に支払うようにし、
変動入賞部制御装置604から入賞検出信号が出力され
ると、15個のパチンコ玉を受皿102に支払うように
する。玉支払機構は、例えば、パチンコホール側から各
パチンコゲーム機にパチンコ玉を供給するために、パチ
ンコ玉が1つずつ列をなして並んでいる供給路を、通常
時に遮断しておき、特定入賞部制御装置601または変
動入賞部制御装置604から入賞検出信号出力された場
合に、供給路を開通させ、該当する個数分のパチンコ玉
を供給することにより実現することができる。
【0136】また、効果音を流すためには、通常時の効
果音および大当り時の効果音を出力する効果音出力機構
を設け、特定入賞部制御装置601から効果音出力機構
に対して、入賞検出信号が出力されるようにし、変動入
賞部制御装置604から効果音出力機構に対して、入賞
検出信号が出力されるようにする。そして、効果音出力
機構は、特定入賞部制御装置601から入賞検出信号が
出力されると、通常時の効果音を出力するようにし、さ
らに、変動入賞部制御装置604から入賞検出信号が出
力されると、大当り時の効果音を出力するようにする。
【0137】上述したように、本実施例のパチンコゲー
ム機によれば、動画表示部109が予め用意された、2
つのグループのゲームにおける勝敗を表す複数種類の動
画のうちのいずれかを表示するようにし、動画表示部1
09が表示した動画が、2つのグループのうちの予め定
められた一方のグループがゲームに勝つことを表す1つ
以上の特定動画である場合に、大当りとなるようにして
いるので、遊技者は、勝負がかかったアニメーションを
見ることとなり、楽しんで遊技を行うことができるよう
になる。
【0138】また、遊技者は、表示される動画を最後ま
で見なければ、大当りとなるか否かを判断することがで
きないので、飽きることがなくなる。
【0139】さて、上述したパチンコゲーム機の例で
は、動画表示部109が表示する動画を先に選択し、該
動画が特定動画であるか否かを判定することによって、
大当りとなるか否かを決定するような例について説明し
たが、これとは逆に、大当りとなるか否かを先に決定
し、その決定に応じて、動画表示部109が表示する動
画を選択するようにしてもよい。
【0140】以下、そのような実施例について説明す
る。
【0141】本実施例のパチンコゲーム機の正面図は、
図1と同じである。また、動画表示部109の表示例を
示す図は、図2〜図5と同じである。さらに、制御部の
構成図は、図6と同じである。
【0142】図11は記憶装置606の記憶内容を示す
図である。
【0143】図11において、1101は特定動画テー
ブル、1102はハズレ動画テーブル、702は動画デ
ータ、703は変動入賞部106に入賞したパチンコ玉
の個数を10個までカウントするための変動入賞カウン
タである。
【0144】特定動画テーブル1101は、予め用意さ
れている複数種類の動画のうちの特定動画を記憶してお
り、特定動画の識別子ごとに、その実体である動画デー
タ702の記憶位置が格納されている。
【0145】ハズレ動画テーブル1102は、予め用意
されている複数種類の動画のうちのハズレ動画を記憶し
ており、ハズレ動画の識別子ごとに、その実体である動
画データ702の記憶位置が格納されている。
【0146】図11は、240個の動画が用意され、そ
のうちの10個が特定動画である例を示している。
【0147】本実施例における特定入賞部制御装置60
2および入賞個数表示部制御装置603の動作の流れを
示すフローチャートは、図8と同じである。
【0148】図12は動画表示処理を示すフローチャー
トである。
【0149】図12に示すように、動画表示処理におい
ては、プロセッサ605は、まず、特定入賞部制御装置
602内の特定入賞カウンタのカウント値を判定し、カ
ウント値が「0」でないならば(ステップ1201)、
大当りとなるか否かを決定する(ステップ1202)。
【0150】ここで、大当りとなるか否かを決定する処
理の例について説明する。
【0151】プロセッサ605は、例えば、「0」〜
「239」の範囲を持つ乱数Xを乱数計算により求め、
求めた乱数Xの値が予め決められた数(例えば、
「0」)となった場合に、大当りとなると決定し、
「1」〜「239」のうちのいずれかとなった場合に、
大当りとならないと決定する。乱数Xの範囲は、大当り
となる確率に関係しており、この例では、大当りとなる
確率は240分の1となる。
【0152】さて、プロセッサ605は、大当りとなる
と決定すると、さらに、特定動画を選択する(ステップ
1203)。
【0153】ここで、特定動画を選択する処理の例につ
いて説明する。
【0154】プロセッサ605は、「0」〜「9」の範
囲を持つ乱数Yを乱数計算により求め、求めた乱数Yの
値に応じて、特定動画を選択する。すなわち、乱数Yの
値が「0」となった場合に、特定動画テーブル1101
における識別子が「0」の特定動画を選択し、乱数Yの
値が「1」となった場合に、特定動画テーブル1191
における識別子が「1」の特定動画を選択し、乱数Yの
値が「9」となった場合に、特定動画テーブル1101
における識別子が「9」の特定動画を選択する。
【0155】続いて、プロセッサ605は、特定動画を
選択すると、特定動画テーブル1101における該特定
動画に対応する記憶位置を、動画表示部制御装置601
に出力する(ステップ1204)。
【0156】これにより、動画表示部制御装置601
は、出力された記憶位置に基づいて、選択された特定動
画の実体である動画データ702を記憶装置606から
読み出して動画表示部109に表示させる。なお、動画
表示部制御装置601は、全ての動画データ702を読
み出し、動画表示部109に表示させ終えると、その旨
を示す表示終了信号をプロセッサ605に出力する。
【0157】なお、本実施例においては、動画データ7
02の記憶位置を、先頭位置および末尾位置で示すよう
にしているが、先頭位置のみで示すと共に、動画データ
702の末尾に、末尾である旨を示すマークを付与して
おくようにしてもよい。このようにした場合、動画表示
部制御装置601は、該マークによって、全ての動画デ
ータ702を読み出したか否かを判断することが可能と
なる。
【0158】続いて、プロセッサ605は、大当りとな
ると決定しているので、特定入賞カウンタのカウント値
を「1」減算するとともぬ(ステップ1205)、動画
表示部制御装置601からの表示終了信号を待って(ス
テップ1206)、大当り処理を起動する(ステップ1
207)。そして、大当り処理の終了を待って、ステッ
プ1201に戻る。
【0159】一方、プロセッサ605は、大当りとなら
ないと決定すると、さらに、ハズレ動画を選択する(ス
テップ1208)。
【0160】ここで、ハズレ動画を選択する処理の例に
ついて説明する。
【0161】プロセッサ605は、「10」〜「23
9」の範囲を持つ乱数Zを乱数計算により求め、求めた
乱数Zの値に応じて、ハズレ動画を選択する。すなわ
ち、乱数Zの値が「10」となった場合に、ハズレ動画
テーブル1102における識別子が「10」のハズレ動
画を選択し、乱数Zの値が「11」となった場合に、ハ
ズレ動画テーブル1102における識別子が「11」の
ハズレ動画を選択し、乱数Zの値が「239」となった
場合に、ハズレ動画テーブル1102における識別子が
「239」のハズレ動画を選択する。
【0162】続いて、プロセッサ605は、ハズレ動画
を選択すると、ハズレ動画テーブル1102における該
ハズレ動画に対応する記憶位置を、動画表示部制御装置
601に出力する(ステップ1209)。そして、大当
りとならない決定しているので、特定入賞カウンタのカ
ウント値を「1」減算すると共に(ステップ121
0)、動画表示部制御装置601からの表示終了信号を
待って(ステップ1211)、ステップ1201に戻
る。
【0163】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技者は、表示された動画を全て見終えなければ、大当
りとなるか否かを判断することができないので、飽きる
ことなく、楽しんで遊技することができる。従って、本
発明のパチンコゲーム機を設置しているパチンコホール
にとっても、遊技者の増加を見込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のパチンコゲーム機の正面図。
【図2】動画表示部の表示例を示す説明図。
【図3】動画表示部の表示例を示す説明図。
【図4】動画表示部の表示例を示す説明図。
【図5】動画表示部の表示例を示す説明図。
【図6】本実施例のパチンコゲーム機における制御部の
構成図。
【図7】本実施例のパチンコゲーム機における記憶装置
の記憶内容の一部を示す説明図。
【図8】本実施例のパチンコゲーム機における特定入賞
部制御装置および入賞個数表示部制御装置の動作の流れ
を示すフローチャート。
【図9】本実施例のパチンコゲーム機におけるプロセッ
サの動画表示処理を示すフローチャート。
【図10】本実施例のパチンコゲーム機におけるプロセ
ッサの大当り処理を示すフローチャート。
【図11】別の実施例のパチンコゲーム機における記憶
装置の記憶内容の一部を示す説明図。
【図12】別の実施例のパチンコゲーム機におけるプロ
セッサの動画表示処理を示すフローチャート。
【図13】従来のパチンコゲーム機における記憶装置の
記憶内容の一部を示す説明図。
【図14】従来のパチンコゲーム機におけるプロセッサ
の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…遊技盤、12…ガラス板、101…発射ハンド
ル、102…受皿、103…ガイドレール、104…入
賞部、105…特定入賞部、106…変動入賞部、10
7…アウト玉排出部、108…障害釘、109…動画表
示部、110…入賞個数表示部、601…動画表示部制
御装置、602…特定入賞部制御装置、603…入賞個
数表示部制御装置、604…変動入賞部制御装置、60
5…プロセッサ、606…記憶装置、701…動画テー
ブル、702…動画データ、703…変動入賞カウン
タ、1101…特定動画テーブル、1102…ハズレ動
画テーブル。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技媒体の入賞が可能な状態となる変動入
    賞部と、 予め定められた動作開始指示を契機として、上記変動入
    賞部を入賞可能状態にするか否かを決定する決定部と、 上記決定部の決定内容に基づいて、予め用意された複数
    種類の動画のうちのいずれかを選択する選択部と、 上記選択部により選択された動画を表示する動画表示部
    とを備え、 上記変動入賞部は、入賞可能状態にすると上記決定部に
    より決定された場合に、上記動画表示部により動画が表
    示された後、入賞可能状態となることを特徴とするパチ
    ンコゲーム機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のパチンコゲーム機におい
    て、 遊技媒体の入賞が可能な少なくとも1つの特定入賞部を
    さらに備え、 上記特定入賞部は、遊技媒体の入賞があると、上記決定
    部に対して動作開始指示を出力することを特徴とするパ
    チンコゲーム機。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のパチンコゲーム機
    において、 上記選択部は、上記変動入賞部を入賞可能状態にすると
    上記決定部により決定された場合に、予め用意された複
    数種類の動画のうちの予め定められた特定の動画(以
    下、特定動画と称す。)を選択し、上記変動入賞部を入
    賞可能状態としないと上記決定部により決定された場合
    に、予め用意された複数種類の動画のうちの上記特定動
    画以外の動画を選択することを特徴とするパチンコゲー
    ム機。
  4. 【請求項4】予め定められた動作開始指示を契機とし
    て、予め用意された複数種類の動画のうちのいずれかを
    選択する選択部と、 上記選択部により選択された動画を表示する動画表示部
    と、 上記選択部により選択された動画が予め定められた特定
    の動画(以下、特定動画と称す。)であるか否かを判断
    する判断部と、 上記選択部により選択された動画が上記特定動画である
    と上記判断部により判断された場合に、上記動画表示部
    により特定動画が表示された後、遊技媒体の入賞が可能
    な状態となる変動入賞部とを備えたことを特徴とするパ
    チンコゲーム機。
  5. 【請求項5】請求項4記載のパチンコゲーム機におい
    て、 遊技媒体の入賞が可能な少なくとも1つの特定入賞部を
    さらに備え、 上記特定入賞部は、遊技媒体の入賞があると、上記選択
    部に対して動作開始指示を出力することを特徴とするパ
    チンコゲーム機。
  6. 【請求項6】請求項3,4または5記載のパチンコゲー
    ム機において、 予め用意された複数種類の動画は、2つのグループのゲ
    ームにおける勝敗を表す動画であり、 上記特定動画は、上記動画のうちの、上記2つのグルー
    プのうちの予め定められた一方のグループが勝つことを
    表す1つ以上の動画であることを特徴とするパチンコゲ
    ーム機。
  7. 【請求項7】請求項3,4または5記載のパチンコゲー
    ム機において、 予め用意された複数種類の動画は、投手が投球し、打者
    がホームランを打つことを表す1つ以上の動画、およ
    び、打者が空振りすることを表す1つ以上の動画であ
    り、 上記特定動画は、上記動画のうちの前者であることを特
    徴とするパチンコゲーム機。
  8. 【請求項8】請求項3,4または5記載のパチンコゲー
    ム機において、 予め用意された複数種類の動画は、2人のボクサーがボ
    クシングをし、一方のボクサーが勝つことを表す1つ以
    上の動画、および、もう一方のボクサーが勝つことを表
    す1つ以上の動画であり、 上記特定動画は、上記動画のうちの前者および後者のう
    ちのいずれか一方であることを特徴とするパチンコゲー
    ム機。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか記載のパチンコゲ
    ーム機において、 上記変動入賞部は、入賞可能状態において、予め定めら
    れた時間が経過するかまたは予め定められた個数の遊技
    媒体が入賞すると、該状態を解除することを特徴とする
    パチンコゲーム機。
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Cited By (6)

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