JP2005080690A - マルチターミナル型ルーレットゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のプレイヤーがそれぞれのゲームターミナルを利用して対戦形式でゲームを行うマルチターミナル型ルーレットゲーム装置を提供する。
【解決手段】複数のプレイヤーにより操作される複数のゲームターミナル(10a,10b)と; 各ゲームターミナル(10a,10b)に対応して設けられ、プレイヤーの操作に応じて、ルーレット回転盤上に、ゲームターミナルごとに定められた識別要素を有するゲーム用投子を射出する装置(3a,3b)と; 周辺部に複数の投子捕捉ポケットを有し、ルーレット回転盤上に同軸に配置される投子捕捉盤(4a,4b,4c)と; 投子捕捉盤の各投子捕捉ポケットごとに設けられた投子識別要素検知器(601〜618)と; 各投子識別要素検知器からの投子識別信号を検知、解析し、その解析結果に応じて所定の賞を与える入賞装置(9)と; を具備したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、単独で用いることも、他のゲーム装置と組み合わせて用いることも可能なルーレットゲーム装置の改良に関し、特に、複数のプレイヤーによってそれぞれ操作される複数のゲームターミナルを備えたマルチターミナル型ルーレットゲーム装置の改良に関するものである。
本物のルーレットを模したゲームを行う装置としては、例えば下記の特許文献1〜2に記載のもののほか、各種各様のものが多数知られている。
特開平11−137768号公報 特開平11−137772号公報
また、ルーレット式の回転ゲーム盤上にメダルを投下し、メダルが受け入れられたポケットの種類に応じてゲームを進行させるように構成したメダルゲーム機が、下記の特許文献3に開示されている。
特開2000−300827号公報
更にまた、スロットマシンゲーム機でゲーム中に抽選を行う場合に、ディスプレイ画面に一時的にルーレットを表示して抽選を行う遊戯機が、下記の特許文献4に開示されている。
特開2002−143380号公報
然しながら、これらの従来のルーレットゲーム装置若しくは他のゲーム装置に組み込まれたルーレット盤は、いずれもルーレット盤上の特定のポケットにボール等の投子が入ったか否か、或いはまた、投子の入ったポケットの種別によって出目を決定するものであり、そのような基本的構成に関しては、複数のプレイヤーが参加して同時にプレイを行うマルチターミナル型のルーレットゲーム装置においても同様であった。
即ち、従来のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置においては、各プレイヤーが操作するためのターミナルは複数設けられていても、ルーレット盤上に放出され転動するゲーム用の投子は、どのプレイヤーのものでもなく、その投子の入ったポケットに応じて各プレイヤーの当たり外れや優先順位等が定まるようになっていた。投子は、いわば全プレイヤーに対して中立的存在の共有物であり、その投子の数や放出のタイミング等を各プレイヤーが個別に選択したり関与したりすることは不可能であった。即ち、プレイヤーは、投子がどのポケットに入るかを予測選択できるだけであり、後はただ受動的に抽選結果を待つだけで、投子の個数や放出時期を各人が個別に選択するなどの、抽選結果に影響を及ぼす行為を行う余地はなかった。即ち、全くの偶然性のみによって抽選結果が得られる点に信頼性が認められ、それを損なう要素は極力排除されるように構成されていた。従って、各ターミナルのプレイヤーが各人異なった個数の投子をそれぞれ所望の時期に放出して、抽選結果を奪い合うというような対戦的要素は従来のルーレットゲーム装置は備えておらず、その意味では面白みに欠けるという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、複数のプレイヤーがそれぞれのゲームターミナルを利用して対戦形式でゲームを行い、抽選結果を競うことのできるマルチターミナル型ルーレットゲーム装置を提供することにある。
本発明の上記の目的は、
すり鉢型のゲームフィールドを有するルーレット回転盤と、
ルーレット回転盤を回転させる駆動機構と、
ルーレット回転盤を囲んで設けられ、それぞれ異なったプレイヤーにより操作される複数のゲームターミナルと、
各ゲームターミナルに対応して設けられ、プレイヤーの操作に応じて、ルーレット回転盤上に、ゲームターミナルごとに定められた識別要素を有するゲーム用投子を射出する装置と、
周辺部に複数の投子捕捉ポケットを有し、使用時には、ルーレット回転盤と同軸、かつ、ゲームフィールドの内縁と同じ高さに配置される投子捕捉盤と、
投子捕捉盤の各投子捕捉ポケットごとに設けられた投子識別要素検知器と、
各投子識別要素検知器からの投子識別信号を検知、解析し、その解析結果に応じ、所定の賞を与える入賞装置と、
を具備したことを特徴とするマルチターミナル型ルーレットゲーム装置によって達成できる。
上記投子射出装置が、ゲーム用投子をプレイヤーが指定した個数だけ射出するよう構成したり、プレイヤーの指定したタイミングで射出するように構成することも推奨される。
上記ゲーム用投子のゲームターミナルごとに定められる識別要素としては、例えば、色彩や、ICチップからの出力データ等々を好適に採用し得る。
複数の投子捕捉盤が、適宜の間隔を介して支軸上に同軸に取り付けられ、
当該支軸が、ルーレット回転盤と同軸に昇降自在に支持され、
支軸の昇降駆動装置及び投子捕捉盤の回転装置が設けられ、
プレイヤーによって選択され、又は、ゲームの進行状態に応じて自動的に選択された投子捕捉盤の任意の一つが、ゲームフィールドの内縁と同じ高さに移動せしめられるよう構成されると共に、
上記複数の投子捕捉盤のうち特定の投子捕捉盤については、ゲームフィールドの内縁と同じ高さに移動せしめられた後に、軸中心に回転せしめられるよう構成されると共に、
当該回転せしめられる投子捕捉盤は、その外周縁に投子をゲームフィールド外に弾き飛ばし得る弾爪を有するよう構成することも推奨される。
その場合において、ルーレット回転盤の外縁部に沿って上下方向に変位可能な障壁枠を設けることも推奨される。
投子は、ボール、コイン、メダル、さいころ等々、様々な形態のものを用いることができる。
なお、本発明のルーレットゲーム装置は、他のゲーム装置と組み合わせて用いように構成できるほか、ルーレットゲームのみを楽しむ単独のゲーム機として構成することも可能である。
上記の如き構成であると、各プレイヤーの操作に応じて、ゲームターミナルごとに定められた識別要素を有するゲーム用投子がルーレット回転盤上に射出されるので、各プレイヤーごとの出目の有無や順位を定めることが可能となり、そのため、プレイヤー同士の対戦と、抽選結果を競うことも可能となり、従来にない面白さを楽しむことのできるマルチターミナル型ルーレットゲーム装置を提供し得るものである。
また、プレイヤーが指定した個数だけ投子が射出されるように構成した場合には、その投子の数によってルーレットゲームの帰趨が左右されるので、プレイヤー同士の対戦感覚を一層鮮明にすることができる。
また、投子を射出するタイミングをプレイヤーごとに選択可能とした場合には、他のプレイヤーとの射出時期を異ならせることにより、有利な抽選結果が得られるようにすることができる。
更にまた、特定の投子捕捉盤については、軸中心に回転せしめられるよう構成すると共に、当該投子捕捉盤の外周縁に投子をゲームフィールド外に弾き飛ばし得る弾爪を設けた場合には、複数のプレイヤーの投子のうち、ゲームフィールド外に弾き飛ばされることなく、ゲームフィールド内に残った投子のプレイヤーを勝ちとするなどの対戦型のサバイバルゲームが可能となり、従来のルーレットゲーム装置にはない面白さを提供することができる。
以上のように、ルーレットによる抽選に対戦的要素を加味することにより、プレイヤーの射幸心と競争心を喚起することができる。
各プレイヤーが射出する投子が、それぞれ個別に出目結果に反映(有利不利が発生)することで、プレイヤーが投子の射出数を決定する際に、戦略性や駆け引き性が発生し、高度の判断が要求されると共に、良い結果が得られたときには充分な達成感が得られる。
また、既存機種には無い上記の如きゲーム性が付与されることで、他機種との差別化を図ることができる。
以下、図面に示す実施例を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係るルーレットゲーム装置の一実施例の全体的構成を示す外観図、
図2は、図1に示すルーレットゲーム装置の要部を示す説明図、
図3は、図1に示すルーレットゲーム装置で用いられる投子捕捉盤の一実施例を示す平面図、
図4は、図1に示すルーレットゲーム装置で用いられる投子捕捉盤のもう一つの実施例を示す平面図、
図5は、図1に示すルーレットゲーム装置で用いられる投子捕捉盤の更にもう一つの実施例を示す平面図、
図6は、図1に示すルーレットゲーム装置のルーレット回転盤の外縁部に上下方向に変位可能なように設けられる障壁枠の配置状態を示す概略断面図である。
本発明に係るルーレットゲーム装置は、複数のプレイヤーがルーレットゲーム自体を楽しむための複数のゲームターミナルを備えたルーレットゲーム専用機として構成することもできるが、図1に示した実施例のルーレットゲーム装置では、ルーレットゲーム装置本体Rの両脇にメダルゲーム機Ma及びMbが備えられ、メダルゲームの進行過程でイベントとして抽選を行う場面において中央のルーレットゲーム装置本体Rが利用されるように構成されている。
この図1に示した実施例のゲーム装置では、2人のプレイヤーがメダルゲーム機MaとMbをそれぞれ用いてメダルゲームを行い、当該メダルゲームの進行過程でイベントとして抽選を行う場面において、中央のルーレットゲーム装置本体Rで対戦型のルーレットゲームを行うように構成されている。メダルゲーム機Maには、プレイヤーがゲーム操作を行うためのゲームターミナル10a(図2参照)が設けられ、同様にメダルゲーム機Mbにはゲームターミナル10bが設けられている。
図2には、上記ルーレットゲーム装置本体Rの要部が示されている。
図2中、1はルーレット回転盤、1aはそのゲームフィールド、2はルーレット回転盤1の回転駆動機構、3aはゲームターミナル10aからの操作入力に従って作動する投子射出装置、3bはゲームターミナル10bからの操作入力に従って作動する投子射出装置、4a,4b,4cはそれぞれ異なった形態の投子捕捉盤、5は投子捕捉盤4a,4b,4cの支軸、601〜618は投子捕捉盤4a,4b,4cの各投子捕捉ポケットごとに設けられた投子識別要素検知器、7は支軸5の昇降駆動装置、8は投子捕捉盤の回転装置、9は入賞装置、10aはプレイヤーがゲーム操作を行うためにメダルゲーム機Maに設けられたゲームターミナル、10bはもう一人のプレイヤーがゲーム操作を行うためにメダルゲーム機Mbに設けられたゲームターミナル、11はゲーム装置全体の作動の制御を行う制御装置である。
なお、ゲームターミナル10aからの操作入力に従って作動する投子射出装置3aからは、ゲームターミナル10aについて定められた識別要素を有するボールその他のゲーム用の投子、例えば赤色の投子が、プレイヤーの指定した個数だけ、プレイヤーの指定したタイミングで射出されるようになっている。同様に、ゲームターミナル10bからの操作入力に従って作動する投子射出装置3bからは、ゲームターミナル10bについて定められた識別要素を有するゲーム用の投子、例えば青色の投子が、プレイヤーの指定した個数だけ、プレイヤーの指定したタイミングで射出されるようになっている。
ルーレット回転盤1は、すり鉢型のゲームフィールド1aを有し、その回転駆動機構2によって使用時に一時的に回転せしめられるようになっている。その回転期間中に、各プレイヤーの操作等に基づき、投子射出装置3a及び3bからゲーム用投子がルーレット回転盤1上に放出され、ルーレット回転盤1上を転動する。然るのち、ルーレット回転盤1の回転を停止させると、投子は徐々にその転動速度を低下させると共に、転動半径を減少させ、すり鉢型のゲームフィールド1aの中央方向へ移動する。
ゲームフィールド1aの中央には、図2に示した状態においては、ルーレット回転盤と同軸に、かつ、ゲームフィールド1aの内縁と同じ高さになるように投子捕捉盤4aがセットされており、投子捕捉盤4aの周辺部には複数の投子捕捉ポケット(図示した例においては6個のポケット)が形成されている。ゲームフィールド1a内を転動していた投子は次第にその転動速度を低下させ、最終的に投子捕捉盤4aの6個のポケットのうちの何れかの中に捕捉されて停止する。
投子捕捉盤4aの各投子捕捉ポケットには光学式、電子式等の投子識別要素検知器601〜606が設けられており、投子がポケットに捕捉されたか否かと、捕捉された場合には、その投子がどのゲームターミナル(プレイヤー)のものであるかを、その投子の識別要素(色や、ICチップからの出力データ、等々)から判別するようになっている。ボーナス等が付与される予め定められたポケットに投子が捕捉されたことが検知された場合には、その投子識別信号に応じて、当該投子を射出したゲームターミナルのプレイヤーに対して、制御装置11を介して入賞装置9が作動し、所定の賞が与えられるようになっている。
ここで「賞」とは、通常は、ルーレットゲーム装置本体Rにおけるストックボールの増加や、メダルゲーム機Ma,Mbにおけるストックメダルの増加若しくは払出し等であるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、対戦中の2人のプレイヤーのどちらかが、ゲーム上の何らかの権利を取得する優先順位等であってもよい。また、減点等の罰も、ここでは賞の一種として解するものとする。
メダル払出し等の賞の付与動作は、入賞装置9によって実行される。
而して、図示した実施例のルーレットゲーム装置においては、投子捕捉盤4aの他に、更に形態の異なる2個の投子射出装置4b,4cが、適宜の間隔を介して支軸5上に同軸に取り付けられている。
支軸5は、その昇降駆動装置7によって上下方向に昇降可能なようになっており、ゲームの状況に応じて、プレイヤーにより選択され、又は、ゲームの進行状態に応じて自動的に選択された投子捕捉盤4a,4b,4cの中の任意の一つが、ゲームフィールド1aの内縁と同じ高さに移動せしめられるようになっている。
また、最上段の投子捕捉盤4cについては、上記の如くプレイヤーにより選択され、ゲームフィールド1aの内縁と同じ高さに移動せしめられた後に、投子捕捉盤の回転装置8によって軸中心に回転せしめられるように構成されている。
下段の投子捕捉盤4aの6個の投子捕捉ポケットには、前記の如く、投子識別要素検知器601〜606が設けられているが、これと同様に、中段の投子捕捉盤4bの6個の投子捕捉ポケットには、投子識別要素検知器607〜612が設けられ、上段の投子捕捉盤4cの6個の投子捕捉ポケットには、投子識別要素検知器613〜618が設けられている。
図示した実施例において、例えば、下段の投子捕捉盤4aはSJPディスク(スーパージャックポットディスク)と称され、図3にその平面図が示されている。
2人のプレイヤーが、図1に示すメダルゲーム機Ma及びMbを用いてゲームを行っている過程において、どちらかのメダルゲーム機のスロットに或る一定のシンボルが揃うと、そのメダルゲーム機のプレイヤーに対して、抽選手段としてSJPディスクを用いてルーレットゲーム装置本体Rで抽選を行う権利が与えられる。
プレイヤーがその抽選を希望するときは、SJPディスク(投子捕捉盤4a)を選択すると共に、使用ボール数を指定する。
然るときは、SJPディスク(投子捕捉盤4a)がゲームフィールド1aの内縁と同じ高さに移動せしめられた後、ルーレット回転盤1が回転し始め、抽選を行う権利を与えられたプレイヤーの投子射出装置(3a又は3b)から、プレイヤーが指定した数のボール(投子)が放出される。その後、前記の如くルーレット回転盤1の回転が停止し、ボールの転動速度も低下して、各ボールはSJPディスク(投子捕捉盤4a)のポケット内に捕捉される。このとき、S、J又はPマークの付いたポケットのすべてにボールが入ると、ボールストック数が1個追加されるというボーナス(賞品)が与えられる。ボールストック数が一定の値に達すると、そのプレイヤーのメダルゲーム機(Ma又はMb)におけるゲーム上の何らかの特典が与えられる。S、J又はPマークのポケットの1つ又は2つにだけボールが入った場合には、その記録が液晶画面に表示され、次回にSJPディスクを用いて抽選を行い、残りのポケットにボールが入ったときにボーナスが与えられる。
次に、中段の投子捕捉盤4bは、例えば、スペシャルアップディスクと称され、図4にその平面図が示されている。
このスペシャルアップディスク4bは、例えば、倍率争奪ゲームを行うために利用されるようになっており、当該倍率争奪ゲームは、メダルゲーム機Ma及びMbで下記の共通バトルゲームを行い、その共通バトルゲームでメダルをゲットできたプレイヤーにのみ参加権利が発生するようになっている。
共通バトルゲームは、規定時間内に他のターミナル(プレイヤー)より早く規定数のメダルをスタートチャッカーに入れることを競うゲームであり、その順位に応じてメダルをゲットできるようになっている。スタートチャッカーにメダルを入れられなかったターミナルや、規定枚数に達しなかったターミナルはリタイアとなる。メダルをゲットできたターミナルには、上記スペシャルアップディスク4bを用いた倍率争奪ゲームに参加できる権利が与えられる。倍率争奪ゲームに参加するかしないかはプレイヤーの自由であり、参加しない場合は、ゲットしたメダルが払い出される。
倍率争奪ゲームに参加するプレイヤーが1人でもいる場合には、倍率争奪ゲームが開始され、前記スペシャルアップディスク4b(中段の投子捕捉盤)がルーレット回転盤1のゲームフィールド1aの内縁と同じ高さに移動せしめられ、セットされる。
スペシャルアップディスク4bの各ポケットには、「x0」、「x1」、「x2」、「x3」等のマークが記されており、それぞれのポケットにボールが入った場合には、前回ボーナスとして与えられたボール数が0倍(即ち、没収)、1倍(増減なし)、2倍、3倍等に変化するようになっている。
スペシャルアップディスク4bが上記の如くセットされた後、ルーレット回転盤1が回転し始め、投子射出装置3a及び3bから、プレイヤーの指定した個数のボール(投子)がそれぞれ放出される。射出されるボールには、各ターミナルに特有の色が付けられており、どのターミナルのボールであるかが一目で分かるようになっている。参加していないターミナルについては、例えば黒色のボールが射出されるようになっている。
その後、ルーレット回転盤1の回転が停止し、ボールの転動速度も低下して、各ポケットに入ったときは、そのボールの色が判別され、その色に対応するターミナルにおいて前記共通バトルゲームでゲットされたメダル数に、そのポケットの表示倍率(0倍、1倍、2倍、3倍)をかけた枚数のメダルが、当該ターミナルのメダルゲーム機において払い出される。
次に、上段の投子捕捉盤4cは、サバイバルディスクと称され、図5にその平面図が示されている。
このサバイバルディスク4cは、2人のプレイヤーが図1に示すメダルゲーム機Ma及びMbを用いてそれぞれの獲得メダル数を競う対戦型ゲームを行っている場合において、一つのイベントとしてサバイバル(生き残り)ゲームを行うときの抽選手段として用いられる。
2人以上のプレイヤーがサバイバルゲームに参加するという選択を行った場合には、使用するボール数を指定すべき旨の表示がなされ、各プレイヤーはその数を入力する。
然るときは、サバイバルディスク4cがゲームフィールド1aの内縁と同じ高さに移動せしめられると共に、図6に示す如く、ルーレット回転盤1の外縁部に沿って上下方向に変位可能なように設けた障壁枠1bが引き下げられる。次いで、投子捕捉盤の回転装置8が駆動され、サバイバルディスク4cが高速で回転せしめられる。
その状態で、投子射出装置3a及び3bから、各プレイヤーが指定した数の着色されたボールが次々に放出され、それらのボールの一部は、サバイバルディスク4cの外周縁に設けた弾爪41,41に弾かれてゲームフィールド外(アウトゾーン)へ投げ出される。
一定時間が経過すると、サバイバルディスク4cの回転が停止し、サバイバルゲームが終了する。このときにサバイバルディスク4cのポケットに入ったボールが生き残ったボールとなり、投子識別要素検知器613〜618によってボールの色及び数が判別されて、入賞装置9の作動により各色のボールの数に応じたメダルが各プレイヤーのフィールドに払い出される。
本発明に係るルーレットゲーム装置の上記の如き各種動作の制御は、制御装置11のハードウェアに組み込まれた所定のコンピュータープログラムを当該ハードウェアを用いて実行することにより実現されるものである。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば、ゲームターミナルは3つ以上設けることが可能であり、投子捕捉盤の形態も各種各様のものが採用でき、従って、本発明は、その目的の範囲内において、上記の説明に基づき当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
本発明は上記の如く構成されるから、本発明によるときは、複数のプレイヤーがそれぞれのターミナルを利用して対戦形式でゲームを行い、抽選結果を競うことのできるマルチターミナル型ルーレットゲーム装置を提供し得るものであり、そのため、次のような作用効果を達することができる。。
(1)ルーレットによる抽選に対戦的要素を加味することにより、プレイヤーの射幸心と競争心を喚起することができる。
(2)各プレイヤーが射出する投子がそれぞれ個別に出目結果に反映(有利不利が発生)されることで、プレイヤーが投子の射出数を決定する際に、戦略性や駆け引き性が発生し、高度の判断が要求されると共に、良い結果が得られたときには充分な達成感が得られる。
(3)既存機種には無いゲーム性が付与されることで、他機種との差別化を図ることができる。
本発明に係るルーレットゲーム装置の一実施例の全体的構成を示す外観図である。 図1に示すルーレットゲーム装置の要部を示す説明図である。 図1に示すルーレットゲーム装置で用いられる投子捕捉盤の一実施例を示す平面図である。 図1に示すルーレットゲーム装置で用いられる投子捕捉盤のもう一つの実施例を示す平面図である。 図1に示すルーレットゲーム装置で用いられる投子捕捉盤の更にもう一つの実施例を示す平面図である。 図1に示すルーレットゲーム装置のルーレット回転盤の外縁部に上下方向に変位可能なように設けられる障壁枠の配置状態を示す概略断面図である。
符号の説明
1 ルーレット回転盤
1a ゲームフィールド
2 ルーレット回転盤の回転駆動機構
3a,3b 投子射出装置
4a,4b,4c 投子捕捉盤
41 弾爪
5 支軸
601〜618 投子識別要素検知器
7 支軸の昇降駆動装置
8 投子捕捉盤の回転装置
9 入賞装置
10a,10b メダルゲーム機Ma,Mbのゲームターミナル
11 制御装置
Ma,Mb メダルゲーム機
R ルーレットゲーム装置本体

Claims (8)

  1. すり鉢型のゲームフィールド(1a)を有するルーレット回転盤(1)と、
    ルーレット回転盤を回転させる駆動機構(2)と、
    ルーレット回転盤(1)を囲んで設けられ、それぞれ異なったプレイヤーにより操作される複数のゲームターミナル(10a,10b)と、
    各ゲームターミナル(10a,10b)に対応して設けられ、プレイヤーの操作に応じて、ルーレット回転盤上に、ゲームターミナルごとに定められた識別要素を有するゲーム用投子を射出する装置(3a,3b)と、
    周辺部に複数の投子捕捉ポケットを有し、使用時には、ルーレット回転盤と同軸、かつ、ゲームフィールドの内縁と同じ高さに配置される投子捕捉盤(4a,4b,4c)と、
    投子捕捉盤の各投子捕捉ポケットごとに設けられた投子識別要素検知器(601〜618)と、
    各投子識別要素検知器からの投子識別信号を検知、解析し、その解析結果に応じて所定の賞を与える入賞装置(9)と、
    を具備したことを特徴とするマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  2. 上記投子射出装置(3a,3b)が、ゲーム用投子をプレイヤーが指定した個数だけ射出することを特徴とする請求項1に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  3. 上記投子射出装置(3a,3b)が、ゲーム用投子をプレイヤーの指定したタイミングで射出することを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  4. 上記ゲーム用投子のゲームターミナルごとに定められる識別要素が色彩であることを特徴とする請求項1に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  5. 上記ゲーム用投子のゲームターミナルごとに定められる識別要素が、ICチップからの出力データであることを特徴とする請求項1に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  6. 複数の投子捕捉盤(4a,4b,4c)が、適宜の間隔を介して支軸(5)上に同軸に取り付けられ、
    当該支軸(5)が、ルーレット回転盤(1)と同軸に昇降自在に支持され、
    支軸(5)の昇降駆動装置(7)及び投子捕捉盤の回転装置(8)が設けられ、
    プレイヤーによって選択され、又は、ゲームの進行状態に応じて自動的に選択された投子捕捉盤(4a,4b,4c)の任意の一つが、ゲームフィールド(1a)の内縁と同じ高さに移動せしめられるよう構成されると共に、
    上記複数の投子捕捉盤(4a,4b,4c)のうち特定の投子捕捉盤(4c)については、ゲームフィールド(1a)の内縁と同じ高さに移動せしめられた後に、軸中心に回転せしめられるよう構成されると共に、
    当該回転せしめられる投子捕捉盤(4c)は、その外周縁に投子をゲームフィールド外に弾き飛ばし得る弾爪(41,41)を有すること、
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  7. ルーレット回転盤の外縁部に沿って上下方向に変位可能な障壁枠(1b)を設けたことを特徴とする請求項6に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
  8. 投子が、ボール、コイン、メダル又はさいころのうちから選ばれたいずれか一種であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のマルチターミナル型ルーレットゲーム装置。
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