JPH07213515A - X線tv体位表示動作ディスプレイ寝台装置 - Google Patents
X線tv体位表示動作ディスプレイ寝台装置Info
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- JPH07213515A JPH07213515A JP6039046A JP3904694A JPH07213515A JP H07213515 A JPH07213515 A JP H07213515A JP 6039046 A JP6039046 A JP 6039046A JP 3904694 A JP3904694 A JP 3904694A JP H07213515 A JPH07213515 A JP H07213515A
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、医療用X線診断装置に係わり、特に
X線TV寝台装置に関するものである。従来、消化管の
疾患検査に於いて、二重造影法にてX線写真を撮る場
合、医師は別室からマイクを使って患者に体位の移動を
指示していた。しかしながら患者の不慣れ等により、医
師の希望通りに体位の移動を行う事は難しかった。そこ
で、本発明では、患者の前に見える様TVモニタをX線
TV寝台装置に設置し、このモニタに医師の望む体位を
表示する事により、スムースに患者の体位移動を行う様
にした事を特長としている。 【構成】本発明のX線TV寝台装置に於いては、被検者
が向くべき体位を指示するテレビモニタをX線TV寝台
の一部に固定し、一方、X線制御・寝台制御室では、画
像再生用装置に、予め被検者が取るべき体位を記録して
おき、医師の操作により、指示すべき画像信号がテレビ
モニタへ出せる構造としている。
X線TV寝台装置に関するものである。従来、消化管の
疾患検査に於いて、二重造影法にてX線写真を撮る場
合、医師は別室からマイクを使って患者に体位の移動を
指示していた。しかしながら患者の不慣れ等により、医
師の希望通りに体位の移動を行う事は難しかった。そこ
で、本発明では、患者の前に見える様TVモニタをX線
TV寝台装置に設置し、このモニタに医師の望む体位を
表示する事により、スムースに患者の体位移動を行う様
にした事を特長としている。 【構成】本発明のX線TV寝台装置に於いては、被検者
が向くべき体位を指示するテレビモニタをX線TV寝台
の一部に固定し、一方、X線制御・寝台制御室では、画
像再生用装置に、予め被検者が取るべき体位を記録して
おき、医師の操作により、指示すべき画像信号がテレビ
モニタへ出せる構造としている。
Description
【0001】
【0002】透視時における言葉の指示だけでなく、T
V像を見る事により、正確な体位動作ができる。
V像を見る事により、正確な体位動作ができる。
【産業上の利用分野】本発明は、医療用X線診断装置に
係わり、特にX線TV寝台装置に関する。
係わり、特にX線TV寝台装置に関する。
【0003】
【従来の技術】人間の消化管(食道、胃、十二指腸、小
腸、大腸)の疾患を診断する装置として、イメージイン
テンシファイア、光学系、X線TVカメラからなるX線
透視系と、増感紙、フィルム系からなるX線撮影系を具
備した医用寝台いわゆる、X線TV寝台装置がある。第
1図にその従来X線TV寝台装置を示す。X線検査を受
ける被検者1は、X線TV寝台2に横たわり、診断を受
ける。診断を行う為に、X線管3よりX線が放射され
る。被検者1を通過したX線は、フイルム撮影装置4を
通って、イメージインテンシファイア5に入る。ここ
で、被検者1の疾患情報を持ったX線像は、光の像へ変
換され、光学系6を経由して、X線TVカメラ7へ光学
像として、入射される。ここで光学像はTV信号に変換
され、電気信号となる。この電気信号は、X線被爆を避
けるために、X線透視・撮影室からX線防護されたX線
制御、寝台制御室へ送られる。ここで、観察モニタ8へ
入力され、観察画像として表示される。この際、X線技
師又は医師はこのX線透視・撮影室からX線防護ガラス
9を透して、患者を観察しながら、X線条件の設定、X
線TV寝台2の起倒、上下、左右動をX線制御装置10
を操作しながら行う。その際、疾患の患部をより良く見
る為、X線造影剤を被検者1に飲ませ、その造影剤を消
化管に良く塗り付ける必要がある。いわゆる二重造影法
である。即ち、あらゆる角度から透視、撮影診断をする
必要があり、その為に被検者1を右に向け、左に向け、
うつ伏せにし、仰向けにする必要が有る。更に体を、回
転させる為にどちらから回転するかも重要である。それ
を行う為に、X線技師又は医師はマイクを通じて被検者
1にその指示をする。しかしながら、従来のX線TV寝
台装置では、マイクで指示をする為、被検者1は音声を
聞いて、自分の体の動きを判断する事になる。ところ
が、被検者1はこの様な作業に慣れていない為、右に向
いて下さいと言われても、すぐには向けなかったり、又
年を取ると、音が聞きとれなくなったりし、いわゆる透
視・撮影時間が長くかかると言う問題が有った。
腸、大腸)の疾患を診断する装置として、イメージイン
テンシファイア、光学系、X線TVカメラからなるX線
透視系と、増感紙、フィルム系からなるX線撮影系を具
備した医用寝台いわゆる、X線TV寝台装置がある。第
1図にその従来X線TV寝台装置を示す。X線検査を受
ける被検者1は、X線TV寝台2に横たわり、診断を受
ける。診断を行う為に、X線管3よりX線が放射され
る。被検者1を通過したX線は、フイルム撮影装置4を
通って、イメージインテンシファイア5に入る。ここ
で、被検者1の疾患情報を持ったX線像は、光の像へ変
換され、光学系6を経由して、X線TVカメラ7へ光学
像として、入射される。ここで光学像はTV信号に変換
され、電気信号となる。この電気信号は、X線被爆を避
けるために、X線透視・撮影室からX線防護されたX線
制御、寝台制御室へ送られる。ここで、観察モニタ8へ
入力され、観察画像として表示される。この際、X線技
師又は医師はこのX線透視・撮影室からX線防護ガラス
9を透して、患者を観察しながら、X線条件の設定、X
線TV寝台2の起倒、上下、左右動をX線制御装置10
を操作しながら行う。その際、疾患の患部をより良く見
る為、X線造影剤を被検者1に飲ませ、その造影剤を消
化管に良く塗り付ける必要がある。いわゆる二重造影法
である。即ち、あらゆる角度から透視、撮影診断をする
必要があり、その為に被検者1を右に向け、左に向け、
うつ伏せにし、仰向けにする必要が有る。更に体を、回
転させる為にどちらから回転するかも重要である。それ
を行う為に、X線技師又は医師はマイクを通じて被検者
1にその指示をする。しかしながら、従来のX線TV寝
台装置では、マイクで指示をする為、被検者1は音声を
聞いて、自分の体の動きを判断する事になる。ところ
が、被検者1はこの様な作業に慣れていない為、右に向
いて下さいと言われても、すぐには向けなかったり、又
年を取ると、音が聞きとれなくなったりし、いわゆる透
視・撮影時間が長くかかると言う問題が有った。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】上述した様に、従
来のX線TV寝台装置では、X線技師又は、医師が被検
者1にマイクで動きを指示しても患者は指示通りに動く
のに時間がかかったり、又指示通りに動かなかった。そ
こで、本発明は、この様なX線診断装置に慣れていない
被検者や、年を取って聴力が衰えた被検者でも、容易
に、X線技師又は医師の指示通りに体位を決める事が出
来る様にしたX線TV寝台装置を提供する事を目的とし
ている。
来のX線TV寝台装置では、X線技師又は、医師が被検
者1にマイクで動きを指示しても患者は指示通りに動く
のに時間がかかったり、又指示通りに動かなかった。そ
こで、本発明は、この様なX線診断装置に慣れていない
被検者や、年を取って聴力が衰えた被検者でも、容易
に、X線技師又は医師の指示通りに体位を決める事が出
来る様にしたX線TV寝台装置を提供する事を目的とし
ている。
【0005】
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明のX線TV寝台装置
に於いては、被検者が向くべき体位を指示するテレビモ
ニタをX線TV寝台の一部に固定し、一方、X線制御・
寝台制御室では、画像再生用装置(ビデオフロッピーレ
コーダー、光ディスクレコーダー、光磁気ディスクレコ
ーダー等)に、予め被検者1が取るぺき体位を記録して
おき、X線技師又は医師の操作により、指示すべき画像
信号がテレビモニタ11へ出せる構成としている。
に於いては、被検者が向くべき体位を指示するテレビモ
ニタをX線TV寝台の一部に固定し、一方、X線制御・
寝台制御室では、画像再生用装置(ビデオフロッピーレ
コーダー、光ディスクレコーダー、光磁気ディスクレコ
ーダー等)に、予め被検者1が取るぺき体位を記録して
おき、X線技師又は医師の操作により、指示すべき画像
信号がテレビモニタ11へ出せる構成としている。
【0007】
【作用】この様に、テレビモニタに自分が向くべき体位
を表示し、音、声、光、振動等の外的指示に基づいて動
く様にすると、この様な検査に慣れていない被検者で
も、又年を取って耳が遠い人、あるいは理解力が低下し
た人でも一目瞭然で、容易に必要な体位にする事ができ
る。
を表示し、音、声、光、振動等の外的指示に基づいて動
く様にすると、この様な検査に慣れていない被検者で
も、又年を取って耳が遠い人、あるいは理解力が低下し
た人でも一目瞭然で、容易に必要な体位にする事ができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。第2図は、本発明に係わるX線TV寝台の第1
の実施例を示す。図中11は本発明で説明した体位表示
方向を示したテレビモニタである。被検者はこのテレビ
モニタを見ながら上記した音等の指示に基づき、技師又
は医師の意図した体位を容易に、素早く、取る事ができ
る。第3図はその時のテレビモニタの表示である。又、
第4図は現在の体位と次に取るべき体位を表示したテレ
ビモニタである。こうすることによって、より被検者は
分かりやすくなる。なお、この時、テレビモニタの代わ
りに、液晶ディスプレイとかフィルム画像又は、写真画
像等を用いても、同様の効果が得られる事は言う迄もな
い。
明する。第2図は、本発明に係わるX線TV寝台の第1
の実施例を示す。図中11は本発明で説明した体位表示
方向を示したテレビモニタである。被検者はこのテレビ
モニタを見ながら上記した音等の指示に基づき、技師又
は医師の意図した体位を容易に、素早く、取る事ができ
る。第3図はその時のテレビモニタの表示である。又、
第4図は現在の体位と次に取るべき体位を表示したテレ
ビモニタである。こうすることによって、より被検者は
分かりやすくなる。なお、この時、テレビモニタの代わ
りに、液晶ディスプレイとかフィルム画像又は、写真画
像等を用いても、同様の効果が得られる事は言う迄もな
い。
【0009】
【発明の効果】以上詳述してきたように、本発明によれ
ば、X線透視・撮影検査に慣れていない被検者や、年を
取った被検者でも、容易に、X線技師又は医師の意図し
た体位を取る事ができ、スムーズに検査を行う事がで
き、スムースに検査を行うことが出来る。特に、集団検
診等で、多数のしかも、広い層の被検者を対象とした検
査に於いては、検査時間の短縮効果は非常に大であり、
経済的効果、X線技師や医師の負担軽減は、計り知れな
いものがある。
ば、X線透視・撮影検査に慣れていない被検者や、年を
取った被検者でも、容易に、X線技師又は医師の意図し
た体位を取る事ができ、スムーズに検査を行う事がで
き、スムースに検査を行うことが出来る。特に、集団検
診等で、多数のしかも、広い層の被検者を対象とした検
査に於いては、検査時間の短縮効果は非常に大であり、
経済的効果、X線技師や医師の負担軽減は、計り知れな
いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を説明する為の従来のX線TV寝台の
構成を示す。
構成を示す。
【図2】 本発明に係わるX線TV寝台の第1の実施例
の構成を示す。
の構成を示す。
【図3】 体位を表示する為のモニタの体位表示例、
【図4】 現在の体位と、次に取るべき体位を同時に表
示したテレビモニタの体位表示例である。
示したテレビモニタの体位表示例である。
1………被検者 2………X線TV寝台 3………X線管 4………フィルム撮影装置 5………イメージインテンシファイア 6………光学系 7………X線TVカメラ 8………観察モニタ 9………X線防護ガラス 10………X線制御装置 11………テレビモニタ 12………画像再生用装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 X線TV体位表示動作ディスプレイ寝
台装置
台装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用X線診断装置に
係わり、特にX線TV寝台装置に関する。
係わり、特にX線TV寝台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の消化管(食道、胃、十二指腸、小
腸、大腸)の疾患を診断する装置として、イメージイン
テンシファイア、光学系、X線TVカメラからなるX線
透視系と、増感紙、フィルム系からなるX線撮影系を具
備した医用寝台いわゆる、X線TV寝台装置がある。第
1図にその従来X線TV寝台装置を示す。X線検査を受
ける被検者1は、X線TV寝台2に横たわり、診断を受
ける。診断を行う為に、X線管3よりX線が放射され
る。被検者1を通過したX線は、フィルム撮影装置4を
通って、イメージインテンシファイア5に入る。ここ
で、被検者1の疾患情報を持ったX線像は、光の像へ変
換され、光学系6を経由して、X線TVカメラ7へ光学
像として、入射される。ここで光学像はTV信号に変換
され、電気信号となる。この電気信号は、X線被爆を避
けるために、X線透視・撮影室からX線防護されたX線
制御、寝台制御室へ送られる。ここで、観察モニタ8へ
入力され、観察画像として表示される。この際、X線技
師又は医師はこのX線透視・撮影室からX線防護ガラス
9を透して、患者を観察しながら、X線条件の設定、X
線TV寝台2の起倒、上下、左右動をX線制御装置10
を操作しながら行う。その際、疾患の患部をより良く見
る為、X線造影剤を被検者1に飲ませ、その造影剤を消
化管に良く塗り付ける必要がある。いわゆる二重造影法
である。即ち、あらゆる角度から透視、撮影診断をする
必要があり、その為に被検者1を右に向け、左に向け、
うつ伏せにし、仰向けにする必要が有る。更に体を、回
転させる為にどちらから回転するかも重要である。それ
を行う為に、X線技師又は医師はマイクを通じて被検者
1にその指示をする。しかしながら、従来のX線TV寝
台装置では、マイクで指示をする為、被検者1は音声を
聞いて、自分の体の動きを判断する事になる。ところ
が、被検者1はこの様な作業に慣れていない為、右に向
いて下さいと言われても、すぐには向けなかったり、又
年を取ると、音が聞きとれなくなったりし、いわゆる透
視・撮影時間が長くかかると言う問題が有った。
腸、大腸)の疾患を診断する装置として、イメージイン
テンシファイア、光学系、X線TVカメラからなるX線
透視系と、増感紙、フィルム系からなるX線撮影系を具
備した医用寝台いわゆる、X線TV寝台装置がある。第
1図にその従来X線TV寝台装置を示す。X線検査を受
ける被検者1は、X線TV寝台2に横たわり、診断を受
ける。診断を行う為に、X線管3よりX線が放射され
る。被検者1を通過したX線は、フィルム撮影装置4を
通って、イメージインテンシファイア5に入る。ここ
で、被検者1の疾患情報を持ったX線像は、光の像へ変
換され、光学系6を経由して、X線TVカメラ7へ光学
像として、入射される。ここで光学像はTV信号に変換
され、電気信号となる。この電気信号は、X線被爆を避
けるために、X線透視・撮影室からX線防護されたX線
制御、寝台制御室へ送られる。ここで、観察モニタ8へ
入力され、観察画像として表示される。この際、X線技
師又は医師はこのX線透視・撮影室からX線防護ガラス
9を透して、患者を観察しながら、X線条件の設定、X
線TV寝台2の起倒、上下、左右動をX線制御装置10
を操作しながら行う。その際、疾患の患部をより良く見
る為、X線造影剤を被検者1に飲ませ、その造影剤を消
化管に良く塗り付ける必要がある。いわゆる二重造影法
である。即ち、あらゆる角度から透視、撮影診断をする
必要があり、その為に被検者1を右に向け、左に向け、
うつ伏せにし、仰向けにする必要が有る。更に体を、回
転させる為にどちらから回転するかも重要である。それ
を行う為に、X線技師又は医師はマイクを通じて被検者
1にその指示をする。しかしながら、従来のX線TV寝
台装置では、マイクで指示をする為、被検者1は音声を
聞いて、自分の体の動きを判断する事になる。ところ
が、被検者1はこの様な作業に慣れていない為、右に向
いて下さいと言われても、すぐには向けなかったり、又
年を取ると、音が聞きとれなくなったりし、いわゆる透
視・撮影時間が長くかかると言う問題が有った。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上述した様に、従
来のX線TV寝台装置では、X線技師又は、医師が被検
者1にマイクで動きを指示しても患者は指示通りに動く
のに時間がかかったり、又指示通りに動かなかった。そ
こで、本発明は、この様なX線診断装置に慣れていない
被検者や、年を取って聴力が衰えた被検者でも、容易
に、X線技師又は医師の指示通りに体位を決める事が出
来る様にしたX線TV寝台装置を提供する事を目的とし
ている。
来のX線TV寝台装置では、X線技師又は、医師が被検
者1にマイクで動きを指示しても患者は指示通りに動く
のに時間がかかったり、又指示通りに動かなかった。そ
こで、本発明は、この様なX線診断装置に慣れていない
被検者や、年を取って聴力が衰えた被検者でも、容易
に、X線技師又は医師の指示通りに体位を決める事が出
来る様にしたX線TV寝台装置を提供する事を目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明のX線TV寝台装置
に於いては、被検者が向くべき体位を指示するテレビモ
ニタをX線TV寝台の一部に固定し、一方、X線制御・
寝台制御室では、画像再生用装置(ビデオフロッピーレ
コーダー、光ディスクレコーダー、光磁気ディスクレコ
ーダー等)に、予め被検者1が取るベき体位を記録して
おき、X線技師又は医師の操作により、指示すべき画像
信号がテレビモニタ11へ出せる構成としている。
に於いては、被検者が向くべき体位を指示するテレビモ
ニタをX線TV寝台の一部に固定し、一方、X線制御・
寝台制御室では、画像再生用装置(ビデオフロッピーレ
コーダー、光ディスクレコーダー、光磁気ディスクレコ
ーダー等)に、予め被検者1が取るベき体位を記録して
おき、X線技師又は医師の操作により、指示すべき画像
信号がテレビモニタ11へ出せる構成としている。
【0005】
【作用】この様に、テレビモニタに自分が向くべき体位
を表示し、音、声、光、振動等の外的指示に基づいて動
く様にすると、この様な検査に慣れていない被検者で
も、又年を取って耳が遠い人、あるいは理解力が低下し
た人でも一目瞭然で、容易に必要な体位にする事ができ
る。
を表示し、音、声、光、振動等の外的指示に基づいて動
く様にすると、この様な検査に慣れていない被検者で
も、又年を取って耳が遠い人、あるいは理解力が低下し
た人でも一目瞭然で、容易に必要な体位にする事ができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。第2図は、本発明に係わるX線TV寝台の第1
の実施例を示す。図中11は本発明で説明した体位表示
方向を示したテレビモニタである。被検者はこのテレビ
モニタを見ながら上記した音等の指示に基づき、技師又
は医師の意図した体位を容易に、素早く、取る事ができ
る。第3図はその時のテレビモニタの表示である。又、
第4図は現在の体位と次に取るべき体位を表示したテレ
ビモニタである。こうすることによって、より被検者は
分かりやすくなる。なお、この時、テレビモニタの代わ
りに、液晶ディスプレイとかフィルム画像又は、写真画
像等を用いても、同様の効果が得られる事は言う迄もな
い。
明する。第2図は、本発明に係わるX線TV寝台の第1
の実施例を示す。図中11は本発明で説明した体位表示
方向を示したテレビモニタである。被検者はこのテレビ
モニタを見ながら上記した音等の指示に基づき、技師又
は医師の意図した体位を容易に、素早く、取る事ができ
る。第3図はその時のテレビモニタの表示である。又、
第4図は現在の体位と次に取るべき体位を表示したテレ
ビモニタである。こうすることによって、より被検者は
分かりやすくなる。なお、この時、テレビモニタの代わ
りに、液晶ディスプレイとかフィルム画像又は、写真画
像等を用いても、同様の効果が得られる事は言う迄もな
い。
【0007】
【発明の効果】以上詳述してきたように、本発明によれ
ば、X線透視・撮影検査に慣れていない被検者や、年を
取った被検者でも、容易に、X線技師又は医師の意図し
た体位を取る事ができ、スムーズに検査を行う事がで
き、スムースに検査を行うことが出来る。特に、集団検
診等で、多数のしかも、広い層の被検者を対象とした検
査に於いては、検査時間の短縮効果は非常に大であり、
経済的効果、X線技師や医師の負担軽減は、計り知れな
いものがある。
ば、X線透視・撮影検査に慣れていない被検者や、年を
取った被検者でも、容易に、X線技師又は医師の意図し
た体位を取る事ができ、スムーズに検査を行う事がで
き、スムースに検査を行うことが出来る。特に、集団検
診等で、多数のしかも、広い層の被検者を対象とした検
査に於いては、検査時間の短縮効果は非常に大であり、
経済的効果、X線技師や医師の負担軽減は、計り知れな
いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を説明する為の従来のX線TV寝台の
構成を示す。
構成を示す。
【図2】 本発明に係わるX線TV寝台の第1の実施例
の構成を示す。
の構成を示す。
【図3】 体位を表示する為のモニタの体位表示例。
【図4】 現在の体位と、次に取るべき体位を同時に表
示したテレビモニタの体位表示例である。
示したテレビモニタの体位表示例である。
【符号の説明】 1……被検者 2……X線TV寝台 3……X線管 4……フィルム撮影装置 5……イメージインテンシファイア 6……光学系 7……X線TVカメラ 8……観察モニタ 9……X線防護ガラス 10……X線制御装置 11……テレビモニタ 12……画像再生用装置
Claims (1)
- 【請求項1】X線透視、撮影診断を行う時、被検者が次
に取るべき体位を表示したディスプレイ装置を具備し、
次の動作を行う事を特長としたX線TV寝台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039046A JPH07213515A (ja) | 1994-01-29 | 1994-01-29 | X線tv体位表示動作ディスプレイ寝台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039046A JPH07213515A (ja) | 1994-01-29 | 1994-01-29 | X線tv体位表示動作ディスプレイ寝台装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07213515A true JPH07213515A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12542191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039046A Pending JPH07213515A (ja) | 1994-01-29 | 1994-01-29 | X線tv体位表示動作ディスプレイ寝台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07213515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8419618B2 (en) | 2007-02-05 | 2013-04-16 | Olympus Medical Systems Corp. | Display device and in-vivo information acquiring system using the same |
JP2015223237A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社日立メディコ | X線透視撮影装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63220842A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | 株式会社東芝 | X線診断装置 |
-
1994
- 1994-01-29 JP JP6039046A patent/JPH07213515A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63220842A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | 株式会社東芝 | X線診断装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8419618B2 (en) | 2007-02-05 | 2013-04-16 | Olympus Medical Systems Corp. | Display device and in-vivo information acquiring system using the same |
JP2015223237A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社日立メディコ | X線透視撮影装置 |
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