JPH07212988A - マイクロコンピュータの電源装置 - Google Patents

マイクロコンピュータの電源装置

Info

Publication number
JPH07212988A
JPH07212988A JP6002772A JP277294A JPH07212988A JP H07212988 A JPH07212988 A JP H07212988A JP 6002772 A JP6002772 A JP 6002772A JP 277294 A JP277294 A JP 277294A JP H07212988 A JPH07212988 A JP H07212988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
microcomputer
transistor
circuit
operation mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6002772A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kano
弘一 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP6002772A priority Critical patent/JPH07212988A/ja
Publication of JPH07212988A publication Critical patent/JPH07212988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータの動作モードを通常動
作モードからデータ保持モードに切換える際に、補助電
源からはデータ保持に必要な電流だけを供給すればよい
ようにする。 【構成】 マイクロコンピュータ12は、発振回路を内
蔵し、通常動作モードとデータ保持モードとを切換え可
能である。電源回路11は、通常動作モード時にはトラ
ンジスタTR2をON状態として、メイン電圧VCCか
らマイクロコンピュータ12の電源端子VDDに電流を
供給する。メインスイッチ15がオフになると、メイン
電圧VCCが低下し、停止信号HALTはローレベルに
なる。これによってマイクロコンピュータ12内の発振
回路の発振が停止し、消費電流は減少する。トランジス
タTR2はOFF状態になり、電源回路11からデータ
保持用の電流を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子制御装置に用
いられ、通常動作モードとデータ保持モードとが切換え
可能なスタンバイ機能を有するマイクロコンピュータの
電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種制御用に使用されている
マイクロコンピュータとしては、ランダムアクセスメモ
リ(以下「RAM」と略称する)を内蔵し、わずかの消
費電流でデータの保持が可能なスタンバイモードを有す
るものが好適に使用されている。これらの電子制御装置
では、電源電圧が遮断されると、マイクロコンピュータ
をデータ保持モードに切換えて、小容量の補助電源から
データ保持用の電流を供給する。
【0003】図4は、従来からのマイクロコンピュータ
電源装置の概略的な構成を示す。電源回路1は、バイポ
ーラICによって実現され、CMOSICによって実現
されるマイクロコンピュータ2への電源供給と、動作モ
ードの切換えとを行う。電源回路1およびマイクロコン
ピュータ2は、ECUなどと呼ばれる車載用制御装置3
に搭載される。車載用制御装置3に対する電源は、車載
用のバッテリ4である。マイクロコンピュータ2が通常
動作モードとなるのは、メインスイッチ5が導通してオ
ンになっているときである。車載用制御装置3のバッテ
リ端子6は、直接、バッテリ4の正出力端子に接続され
る。電源端子7は、メインスイッチ5を介してバッテリ
4の正出力端子に接続される。
【0004】車載用のバッテリ4は、一般に12V程度
の直流出力電圧を有するけれども、出力電圧は変動しや
すい。このため、トランジスタtr1によって安定化さ
れたメイン電圧VCCがマイクロコンピュータ2の通常
動作モードにおける電源電圧となる。通常動作モード時
には、メイン電圧VCCは、トランジスタtr2を介し
てマイクロコンピュータ2の電源電圧端子VDDに与え
られる。電源回路1は、メイン電圧VCCを監視し、そ
の電源電圧VCCが基準値以上あるときにバックアップ
出力端子Buからの信号でトランジスタtr2をオンに
させる。マイクロコンピュータ2が通常動作モードのと
きには、水晶振動子xtalが接続される端子X0,X
1を有する内部の発振回路が発振を続け、マイクロコン
ピュータ2の動作に必要なクロック信号などを供給す
る。マイクロコンピュータ2は、特にCMOSICなの
で、静止状態のときには消費電流がきわめて少ないけれ
ども、発振回路からのクロック信号などが供給されて動
的状態にあるときには消費電流が多い。内蔵される発振
回路のオン、オフの制御は、停止端子HALTにローレ
ベルの信号を停止信号として与えることによって行われ
る。停止端子HALTは、抵抗rを介してメイン電圧V
CCに接続される。
【0005】マイクロコンピュータ2には、イニシャラ
イズ用の初期入力端子INITと、モード切換え時にス
タンバイRAMが書換えられることがないように、書込
み禁止のための入力端子WIが設けられる。
【0006】電源回路2内には、制御端子CONTを介
してトランジスタtr1を制御し、メイン電圧VCCを
制御するための電源制御回路と、マイクロコンピュータ
2に対する書込み禁止信号WIとイニシャライズ信号I
NITを発生する回路とが含まれる。
【0007】図5は、図4の構成の動作を示す。メイン
スイッチ5がオンになっている間は、トランジスタtr
1および電源回路1によって制御されるメイン電圧VC
Cは5Vである。このときトランジスタtr2はオン状
態であり、マイクロコンピュータ2の電源端子VDDに
は、トランジスタtr2を介してメイン電圧VCCが供
給される。メイン電圧VCCから抵抗rを介して接続さ
れる停止端子HALTもほとんどメイン電圧VCCのレ
ベルである。抵抗rは、CMOS半導体素子に生じやす
いラッチアップ現象を防止するために挿入される。電源
回路1は、この状態で書込み禁止信号WIおよびイニシ
ャライズ信号INITをハイレベルにし、これらの機能
を実行しない状態にする。
【0008】メインスイッチ5がオフになると、メイン
電圧VCCは低下する。この電圧が書込み禁止基準電圧
WI以下になると、書込み禁止信号WIがローレベルに
なり、マイクロコンピュータ2内のスタンバイRAMを
書込み禁止状態にする。さらに電圧が低下して切換え基
準電圧VBu以下になると、電源回路1のバックアップ端
子Buからの出力がOFF状態になり、トランジスタt
r2がOFF状態になる。メイン電源の電圧VCCがさ
らに低下して、初期化基準電圧VINIT以下になると、イ
ニシャライズ信号INITがローレベルになり、マイク
ロコンピュータ2は初期化される。すでに書込み禁止信
号INTがローレベルとなってスタンバイRAMは書込
み禁止状態になっているので、保持されているデータは
変化しない。
【0009】メイン電圧VCCがさらに低下して、停止
基準電圧VHALT≒1/2VDD以下になると、停止信号H
ALTがローレベルになり、マイクロコンピュータ2の
水晶振動子xtalによる発振が停止する。マイクロコ
ンピュータ2は、水晶振動子xtalの発振動作中に、
たとえば数10mAの電流を消費する。水晶振動子xt
alの停止期間は、たとえば100μA程度しか電流を
消費しない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すようなマイ
クロコンピュータの電源装置では、バックアップ端子B
uがOFFになっても、およびに示すような期間
は、停止信号HALTがハイレベルであるので、水晶振
動子xtalが停止しないで発振を続け、電流を消費す
る。マイクロコンピュータ2がデータ保持モードのとき
には、電源回路1の電源端子VDDからマイクロコンピ
ュータ2に対して電流を供給する。前述のおよびの
期間は短いけれども、電源回路1内部からマイクロコン
ピュータ2の通常動作モードに相当する電流を供給しな
ければならない。このため、電源回路1をICとして形
成するときの出力素子のチップ面積が大きくなり、電源
回路のコストアップを招いている。
【0011】また、データ保持モード時には、通常動作
モード時とは別のバックアップ用補助電源から電流を供
給するような場合には、およびの期間に大電流が流
れるので、バックアップ電源の寿命が短くなったり、大
容量の電源が必要となったりする。
【0012】本発明の目的は、通常動作モードからデー
タ保持モードへの切換え時にデータ保持に必要な電流を
供給するだけでよいマイクロコンピュータの電源回路を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常動作モー
ドとデータ保持モードとが切換えられ、通常動作用の発
振回路を内蔵するマイクロコンピュータに対して、電源
電圧を監視し、電源電圧が予め定める基準値未満のとき
に、データ保持モードに切換えるための切換え信号とデ
ータ保持用の補助電源とを供給するマイクロコンピュー
タの電源装置において、前記切換え信号に応答して、マ
イクロコンピュータに内蔵される発振回路を停止させる
停止信号を導出する発振停止回路と、前記停止信号に応
答して、予め定める時間経過後に前記補助電源の供給を
開始する出力回路とを含むことを特徴とするマイクロコ
ンピュータの電源装置である。
【0014】
【作用】本発明に従えば、マイクロコンピュータの電源
装置には発振停止回路と出力回路とが含まれる。発振停
止回路は、マイクロコンピュータの動作モードを通常動
作モードからデータ保持モードへ切換えるための切換え
信号に応答して、マイクロコンピュータに内蔵される発
振回路を停止させる停止信号を導出する。出力回路は、
停止信号に応答して、予め定める時間経過後にデータ保
持用の補助電源の供給を開始する。発振停止信号によっ
てマイクロコンピュータに内蔵される通常動作用の発振
回路の発振が停止してから、出力回路は補助電源の供給
を開始するので、データ保持に必要な電流のみを供給す
ればよい。これによって、電源回路を半導体集積回路化
するときの出力回路のチップ面積を小さくすることがで
きる。電源回路全体においては、出力回路の占めるチッ
プ面積の割合が大きいので、出力回路のチップ面積の減
少は、全体としてのチップ面積の縮小を可能とし、電源
回路のコストダウンを図ることができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略的な構成を
示す。バイポーラICによって実現される電源回路11
は、CMOSICによって実現されるマイクロコンピュ
ータ12に対する電源の供給と動作モードの切換えとを
行う。マイクロコンピュータ12は、スタンバイRAM
と、端子X0およびX1に接続される水晶振動子XTA
Lを用いて動作用のクロック信号を発生させる発振回路
とを内蔵する。電源端子VDDに供給される電流は、通
常動作モード時にはたとえば数10mAであり、データ
保持モード時にはたとえば数100μA程度である。ス
タンバイRAMは、書込み禁止信号WIがローレベルに
なると、書込み禁止状態となる。イニシャライズ信号I
NITがローレベルになると、予め定められる初期状態
になり、プログラムカウンタや各種レジスタの値が一定
値に初期化される。停止信号HALTがローレベルにな
ると、内蔵する発振回路の発振が停止する。
【0016】電源回路11内には、トランジスタTR1
を制御端子CONTを介して制御し、5V程度のメイン
電圧VCCを得るための回路と、トランジスタTR2の
ベースをマイクロコンピュータ12が通常動作モードの
ときにオンになるようにスイッチング制御する回路と、
書込み禁止信号WIを導出する回路と、イニシャライズ
信号INITを導出する回路と、停止信号HALTを導
出する回路とが含まれる。
【0017】電源回路11およびマイクロコンピュータ
12は、たとえば車載用制御装置13に搭載される。電
源は、車載用のバッテリ14から供給される。イグニッ
ションスイッチなどに連動するメインスイッチ15のオ
ン、オフによって、マイクロコンピュータ12の動作モ
ードが切換えられる。マイクロコンピュータ12がデー
タ保持モードのときには、バッテリ端子16を介して電
流が供給され、補助電源となる。メインスイッチ15を
介する電源出力は、電源端子17を介して、PNPトラ
ンジスタTR1のエミッタに供給される。トランジスタ
TR1のベースは、電源回路11の制御端子CONTに
接続される。トランジスタTR1のコレクタからはメイ
ン電圧VCCが得られる。電源回路11内では、メイン
電圧VCCの電源電圧を監視する。またメイン電圧VC
Cは、PNPトランジスタTR2のエミッタにも供給さ
れる。トランジスタTR2のベースは、電源回路11の
バックアップ端子Buに接続される。トランジスタTR
2のコレクタは、マイクロコンピュータ12の電源端子
VDDに接続される。トランジスタTR2はマイクロコ
ンピュータ12が普通動作モードのときの電源電流を供
給するための電流ブースタとして動作する。
【0018】図2は、図1の動作状態を示す。メインス
イッチ15がオンのときには、メイン電圧VCCは5V
である。書込み禁止信号WI、イニシャライズ信号IN
IT、停止信号HALTいずれもハイレベルであり、ト
ランジスタTR2はON状態である。メインスイッチ1
5がオフになると、メイン電圧VCCのラインには車載
用制御装置13内でコンデンサなどが接続されているの
で、その電圧は徐々に低下する。メイン電圧VCCが書
込み禁止基準電圧VWI以下になると、書込み禁止信号W
Iがローレベルになり、マイクロコンピュータ12内の
スタンバイRAMが書込み禁止状態となる。次にメイン
電圧VCCが、初期化基準電圧VINIT以下になると、イ
ニシャライズ信号INITがローレベルになる。本実施
例では、この初期化基準電圧が、同時に停止基準電圧V
HALTぉよび切換え基準電圧VBuとも一致するようにして
いる。そのため、停止信号HALTもローレベルにな
り、トランジスタTR2がOFF状態となる。すなわち
停止信号HALTによって水晶振動子XATLの発振が
停止したときにトランジスタTR2がオフとなる。な
お、メイン電圧VCCの立上がり時にも、停止信号HA
LTがハイレベルになるのと、トランジスタTR2がO
N状態になるのとは同時である。すなわち、マイクロコ
ンピュータ12の通常モードでの動作中は、必ずメイン
電圧VCCがトランジスタTR2経由でマイクロコンピ
ュータ12の電源端子VDDに供給される。電源回路1
1の電源端子VDDからマイクロコンピュータ12に単
独で電流を供給しなければならないのは、水晶振動子X
ATLによる発振停止後であり、このとき要求される電
流値は高々数100μA程度であり、電源回路11内の
VDDレギュレータ部分のチップ面積は小さくてよい。
【0019】図3は、電源回路11内の等価的な電気的
構成を示す。データ保持モード用の電源の出力回路に
は、NPN型の出力トランジスタ20が用いられる。出
力トランジスタ20のコレクタは、図1のバッテリ14
に接続されるバッテリ端子BATTに接続される。出力
トランジスタ20のエミッタは、電流検出用の抵抗21
を介して電源端子VDDに接続される。出力トランジス
タ20のベースと電源端子VDDとの間には、電流リミ
ット回路22が接続される。電流リミット回路22は、
抵抗21を流れる電流によって生じる電圧降下が基準値
を超えると動作し、出力トランジスタ20の出力電流を
制限する。これによって、出力トランジスタ20に過大
な電流が流れることはなく、出力トランジスタ20のチ
ップ面積や配線ワイヤなどの電流容量を小さくしても、
溶断などの発生を防止することができる。バッテリ端子
BATTと接地端子GNDとの間には、基準電圧回路2
3も接続される。基準電圧回路23からは、基準電圧V
refとして1.25Vが出力される。電源端子VDD
と接地端子GNDとの間には、抵抗24と抵抗25との
直列回路が接続される。抵抗24は33kΩであり、抵
抗25は15kΩである。抵抗24と抵抗25との接続
点は、演算増幅器26の反転入力端子に接続される。演
算増幅器26の非反転入力端子には、基準電圧Vref
が与えられる。演算増幅器26の出力は、エミッタが出
力トランジスタ20のベースに接続されるPNPトラン
ジスタ27のベースに接続される。トランジスタ27の
コレクタは、接地端子GNDに接続される。演算増幅器
26およびトランジスタ27は、電源端子VDDが4V
以上のときには、出力トランジスタ20をオフにするよ
うに動作する。
【0020】ブースタ用のトランジスタTR2を制御す
るために、演算増幅器28が設けられる。演算増幅器2
8の非反転入力端子は、電源端子VDDに接続される。
演算増幅器28の反転入力端子は、メイン電圧VCCに
接続される。演算増幅器28の出力は、バックアップ端
子Buを介してトランジスタTR2のベースに接続され
る。演算増幅器28は、メイン電圧VCCが電源端子V
DDの電圧よりハイレベルのときにトランジスタTR2
をON状態にする。
【0021】メイン電圧VCCと初期端子GNDとの間
には、抵抗29およびNPNトランジスタ30のコレク
タ・エミッタ間が直列に接続される。抵抗29とトラン
ジスタ30のコレクタとの接続点からは、停止信号HA
LTが得られる。
【0022】メイン電圧VCCと接地端子VGNDとの
間には、抵抗31および抵抗32の直列回路も接続され
る。基準電圧Vrefと接地端子GNDとの間には、抵
抗33および抵抗34、PNPトランジスタ35のコレ
クタ・エミッタ間が直列に接続される。抵抗31と抵抗
32との接続点、および抵抗33と抵抗34との接続点
は、演算増幅器36の反転入力端子および非反転入力端
子にそれぞれ接続される。演算増幅器36の出力は、ト
ランジスタ30のベースと反転増幅器37の入力とに接
続される。反転増幅器37の出力は、トランジスタ35
のベースに接続される。抵抗31,32,33,34の
抵抗値は、それぞれ33kΩ,15kΩ,1kΩ,1
6.8kΩである。このような抵抗値であると、演算増
幅器36の反転入力端子に与えられる基準電圧は、演算
増幅器26の非反転入力端子に与えられる基準電圧Vr
efよりも低くなるので、停止信号HALTを導出する
トランジスタ30のトランジスタTR2よりもON状態
にし、停止信号HALTをローレベルにすることができ
る。
【0023】演算増幅器36の出力がハイレベルにな
り、トランジスタ30がON状態となって停止信号HA
LTがローレベルになるときには、反転増幅器37を介
してトランジスタ35のベースにはローレベルの出力が
与えられ、トランジスタ35はOFF状態となる。その
ため、演算増幅器36の非反転入力端子には、演算増幅
器26の入力端子とほぼ同じ基準電圧Vrefが与えら
れる。
【0024】本実施例では、停止信号HALTを発生す
るための停止基準電圧VHALTを、イニシャライズ信号I
NITを発生するための初期化基準電圧VINITと同一に
し、これらの信号を同時にローレベルにしているけれど
も、イニシャライズ信号INITを同時にローレベルに
する必要はない。ただし同時にローレベルにするときに
は、電源回路11内のレベル弁別回路などを共用するこ
とができ、チップ面積の縮小に寄与する。またトランジ
スタTR2のONからOFF状態への切換えと、停止信
号HALTのローレベルへの切換えを同時に行っている
けれども、トランジスタTR2のOFF状態への切換え
を一定時間遅らせるようにすれば、出力トランジスタ2
0に過大な電流が流れることを確実に防止することがで
きる。また、電源回路11の等価的な構成は、同様の機
能を有する範囲で、種々考えられる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源回路
の出力回路は、マイクロコンピュータの保持モード時に
必要となる電流のみを供給すればよいので、電源回路の
チップ面積を縮小し、コストダウンを図ることができ
る。また、補助電源を別に設けるような場合は、補助電
源の容量を小さくし、長寿命化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を示すグラフである。
【図3】図1の電源回路11内の構成を示すブロック図
である。
【図4】従来のマイクロコンピュータ装置の概略的な電
気的構成を示すブロック図である。
【図5】図4の構成の動作を示すグラフである。
【符号の説明】
11 電源回路 12 マイクロコンピュータ 13 車載用制御装置 14 バッテリ 15 メインスイッチ 20 出力トランジスタ 22 電流リミット回路 23 基準電圧回路 TR1,TR2 トランジスタ XTAL 水晶振動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作モードとデータ保持モードとが
    切換えられ、通常動作用の発振回路を内蔵するマイクロ
    コンピュータに対して、電源電圧を監視し、電源電圧が
    予め定める基準値未満のときに、データ保持モードに切
    換えるための切換え信号とデータ保持用の補助電源とを
    供給するマイクロコンピュータの電源装置において、 前記切換え信号に応答して、マイクロコンピュータに内
    蔵される発振回路を停止させる停止信号を導出する発振
    停止回路と、 前記停止信号に応答して、予め定める時間経過後に前記
    補助電源の供給を開始する出力回路とを含むことを特徴
    とするマイクロコンピュータの電源装置。
JP6002772A 1994-01-14 1994-01-14 マイクロコンピュータの電源装置 Pending JPH07212988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6002772A JPH07212988A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 マイクロコンピュータの電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6002772A JPH07212988A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 マイクロコンピュータの電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07212988A true JPH07212988A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11538635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6002772A Pending JPH07212988A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 マイクロコンピュータの電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07212988A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638619A (en) * 1979-09-06 1981-04-13 Tokyo Electric Co Ltd Electric power supply backup unit for volatile memory element
JPS6012645B2 (ja) * 1977-09-29 1985-04-02 新明和工業株式会社 距離制御装置
JPS6044141B2 (ja) * 1983-04-18 1985-10-02 ダイセル化学工業株式会社 デザイン用積層板
JPS6127441B2 (ja) * 1977-10-06 1986-06-25 Ricoh Kk
JPS625358B2 (ja) * 1979-02-27 1987-02-04 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH02201516A (ja) * 1989-01-31 1990-08-09 Toshiba Corp パワーセーブ方式

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012645B2 (ja) * 1977-09-29 1985-04-02 新明和工業株式会社 距離制御装置
JPS6127441B2 (ja) * 1977-10-06 1986-06-25 Ricoh Kk
JPS625358B2 (ja) * 1979-02-27 1987-02-04 Tokyo Shibaura Electric Co
JPS5638619A (en) * 1979-09-06 1981-04-13 Tokyo Electric Co Ltd Electric power supply backup unit for volatile memory element
JPS6044141B2 (ja) * 1983-04-18 1985-10-02 ダイセル化学工業株式会社 デザイン用積層板
JPH02201516A (ja) * 1989-01-31 1990-08-09 Toshiba Corp パワーセーブ方式

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5347170A (en) Semiconductor integrated circuit having a voltage stepdown mechanism
EP0440204B1 (en) Semiconductor integrated circuit device having main power terminal and backup power terminal independently of each other
US6518823B1 (en) One-time programmable logic device
US6160392A (en) Start-up circuit for voltage reference generator
US5650741A (en) Power line connection circuit and power line switch IC for the same
JPH10312683A (ja) 半導体メモリ素子の電圧調整回路
PT767416E (pt) Fonte de alimentacao de energia para microcomputador
JP3747618B2 (ja) 電源回路
JPH07261883A (ja) 電源制御用半導体集積回路装置
JP3478596B2 (ja) 電源接続回路及び電源線用スイッチic
JP3133673B2 (ja) 基板電圧発生回路
JPH07212988A (ja) マイクロコンピュータの電源装置
EP0661714B1 (en) Circuit device and corresponding method for resetting non-volatile and electrically programmable memory devices
JP2002304890A (ja) 半導体装置の内部電源電圧発生回路
JP2000149552A (ja) 半導体集積回路
JP2000297732A (ja) イグナイタ制御装置
JP2001341595A (ja) 電源制御装置
JPH08205400A (ja) 電子機器類の電源供給回路
JP2002149250A (ja) 定電流回路
JPH054022Y2 (ja)
JP2002099358A (ja) マイクロコンピュータのリセット回路
KR950008457B1 (ko) 트랜지스터를 이용한 sram 백-업 회로
US6173396B1 (en) Circuit configuration with a microprocessor
JPH022165B2 (ja)
KR920007038Y1 (ko) 메모리 소실방지용 전원회로

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010925