JPH072097Y2 - 搬送不良防止装置 - Google Patents

搬送不良防止装置

Info

Publication number
JPH072097Y2
JPH072097Y2 JP5857989U JP5857989U JPH072097Y2 JP H072097 Y2 JPH072097 Y2 JP H072097Y2 JP 5857989 U JP5857989 U JP 5857989U JP 5857989 U JP5857989 U JP 5857989U JP H072097 Y2 JPH072097 Y2 JP H072097Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
unloader
rear gauge
gauge
solenoid valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5857989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02148737U (ja
Inventor
正志 堀内
利恭 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP5857989U priority Critical patent/JPH072097Y2/ja
Publication of JPH02148737U publication Critical patent/JPH02148737U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH072097Y2 publication Critical patent/JPH072097Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は搬送不良防止装置に関し、さらに詳しくは、例
えば、プレス装置からワークを取り出して次の工程に搬
送する装置における搬送事故回避のための構造に関す
る。
(従来の技術) 周知のように、加工ラインに設定されている自動搬送ラ
インにあっては、第3図に示すように、プレス装置を対
象とする場合がある。
すなわち、第3図はプレス装置からワークを取り出して
次の工程にワークを搬送する段階の状態を示しており、
プレス装置Aは上型A1と下型A2および下型A2に付設して
あるクッション台A3とで構成され、上型A1と下型A2とを
嵌合することでワークBの成形加工を行い、成形加工終
了時には、このプレス装置Aの近傍に位置して、水平面
内で揺動可能な取り出し用アンローダーCによる吸引動
作によってワークBを取り出し、次の工程に移送するよ
うになっている。
一方、プレス装置Aには、ワークBをセットする際のワ
ークBの位置決めを行うための構造が設けてある。
すなわち、上述したクッション台A3には、エアシリンダ
のアクチュエータに固定されて昇降可能な衝立状のリヤ
ゲージDが設けてあり、ワークBを下型A2上に載置する
際には、初期態位を上昇態位としているリヤゲージDに
ワークBの端部を当てることで、位置決めができるよう
になっている。
そして、このリヤゲージDは、成形加工後のワーク取り
出し時にアンローダCが揺動する際、ワークと干渉しな
い位置まで下降してアンローダCによるワークBの取り
出しを妨げないようになっている。
上述したリヤゲージDの昇降動作は、例えば、プレス装
置Aにおけるエアシーケンス回路によって制御されるよ
うになっており、その回路の一例は第4図に示す通りで
ある。
すなわち、第4図において、符号1はスイッチを示して
おり、このスイッチは、プレス装置Aにおける上型A1の
駆動用プランジャに連動するカムによってプレス装置に
おけるシーケンスタイミングに従ってオン・オフ設定さ
れるようになっている。
そしてこのスイッチ1には、リヤゲージDの初期態位復
帰用のタイミングを設定するためのタイマ2およびエア
シリンダ内の給排気を設定する電磁弁3がそれぞれ接続
してある。
この電磁弁3は、給排気によりリヤゲージDの昇降動作
を制御するようになっており、例えば、2方向2位置切
り換え弁によって構成し、オフ時にリヤゲージDを上昇
させて初期態位を設定し、そして、オン時には、リヤゲ
ージDを下降させてアンローダCの揺動路から退避させ
るようになっている。
また、第4図において、符号Rはリレーを、そして符号
R1およびR2は、このリレーRの自己保持用接点を、ま
た、符号2aは、タイマ2のb接点を示している。
このようなエアシーケンス回路において、プレス装置A
が動作するとき、カムによりスイッチ1がオンすると、
タイマ2が起動すると共に、リレーRが励磁されてリレ
ーRの自己保持が行われて電磁弁3への通電路が設定さ
れることで電磁弁3がオンし、タイマ2で設定された時
間内、もしくはワンショットタイプでない場合のスイッ
チ1のオフ復帰が行われるまでの間、リヤゲージDを下
降させるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述したエアシーケンス回路においては、こ
の回路での動作制御がプレス装置の1回の動作、換言す
れば、上型A1が下型A2に嵌合して成形が完了するまでの
1サイクルを基準として行われるだけであるので、その
サイクル中に行われるワークBの取り出しの状態を無視
する結果となり、仮りに、ワークBの搬送工程において
搬送不良が生じた場合には、この事態によってアンロー
ダがワークBの取り出しを行わないと、その事態が解消
した時点にアンローダCによるワークBの取り出しを行
おうとしても、リヤゲージDが初期態位、つまり、上昇
態位に復帰してしまっているために、ワークBの取り出
し路とアンローダCとが干渉して取り出せなくなる虞れ
がある。
そこで、本考案の目的は、上述した搬送工程、特にワー
クの取り出し工程における問題に鑑み、搬送工程での事
故発生が生じた後のワークの取り出しを良好に行えるよ
うにして搬送不良を防止できる搬送不良防止装置を得る
ことにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、上型と下型とを嵌
合することでワークのプレス成形を行うプレス装置本体
と、このプレス装置本体の近傍に配置され、上型と下型
とが分離する非成形時には上記下型上のワーク上面に位
置し、そして、成形時には、上記下型の側方に退避する
ように水平面内で揺動可能とされ、成形後のワークを取
り出して次の工程に搬送するアンローダと、上記プレス
本体に固定されていて、ワークを載置設定する際に上昇
態位を設定されて、同ワークの端部を衝止して位置決め
する昇降可能なリヤゲージとを備え、上記アンローダに
よるワークの取り出し時には、上記リヤゲージを下降さ
せてワーク取り出しの際の干渉を防ぐ構造を備えたプレ
ス装置において、上記リヤゲージの昇降駆動用給排機構
に用いられるエアシリンダの駆動用電磁弁の駆動切り換
え回路中に、上記アンローダがワーク取り出し態位に設
定されていることを検知する信号によって電路を開状態
として上記アンローダの上昇復帰を設定する切り換え手
段を配置して、上記リヤゲージの上昇態位設定時に、上
記アンローダの態位がワーク取り出し態位にあるときに
のみ、上記電路を開状態として、上記電磁弁によるリヤ
ゲージの上昇を可能にすることを提案するものである。
(作用) 本考案によれば、アンローダがワーク取り出し態位にあ
るときのみ、リヤゲージの上昇による初期態位復帰が行
われる。
(実施例) 以下、第1図および第2図において本考案実施例の詳細
を説明する。
第1図は本考案実施例による搬送不良防止装置の要部を
示す第4図相当の回路図であり、第4図に示した構造部
品と同じものは同符号により示してある。
本実施例の特徴は、リヤゲージの上昇復帰をアンローダ
の取り出し態位検知信号によって行うようにした点にあ
る。
すなわち、カムによりオン・オフ作動するスイッチ1と
電磁弁3との間の電路に、アンローダの取り出し態位検
知によって動作するスイッチ(図示されず)によって励
磁されて開状態に切り替わるように設定してあるリレー
(図示されず)のb接点4を設け、自動搬送状態にある
アンローダCがワークBを取り出す態位にあるときに限
って、このリレーの励磁によるb接点4の開状態への切
り換え動作を介し、電磁弁3への通電を解除して、エア
シリンダの給排気設定を、リヤゲージDが上昇態位に復
帰する状態に設定する。
従って、リヤゲージDは、第2図示のように、アンロー
ダCが正常な稼働状態、つまり、アンローダCの稼働状
態を設定する搬送状態が正常な段階においては、リレー
のb接点4が電磁弁3への通電路を開状態に維持するの
で、電磁弁3は、タイマ2による計時時間内で下降した
後、上昇して初期態位に復帰する。
なお、この状態のタイマ2の設定時間に対するリレーに
おけるb接点4の開状態設定までの時間は、このリレー
による開状態設定までの時間をタイマ2による設定時間
よりも短くしてあり、これにより、正常搬送時では、リ
ヤゲージの上昇復帰がタイマ2による設定時間に基づい
て、換言すれば、プレス装置A側でのシーケンスタイム
によって行われるようになっている。
一方、アンローダCが正常稼働状態にない場合には、換
言すれば、搬送ラインで何らかの事故が発生してアンロ
ーダCが取り出し態位にない状態で動作が停止した場合
には、リレーのb接点4が閉状態に維持されたままとな
り、タイマ2の計時時間が過ぎてもアンローダCの取り
出し態位が回復さるまでの間、その状態を維持して電磁
弁3への通電を継続し、リヤゲージDを下降状態に保持
する。この状態は、上述したように、アンローダCがワ
ークBの取り出し態位へ復帰した時点にリレーのb接点
4がオフ状態に切り換えられることにより解除され、こ
の時点に、電磁弁3への通電路が遮断されることで、電
磁弁3がオフ状態に切り換えられてリヤゲージDを上昇
復帰させる。
また、本実施例においては、上述したリヤゲージDの上
昇復帰動作を自動搬送状態にあるアンローダCの稼働状
態に基づいて行えない場合、換言すれば、何らかの事態
により、アンローダC側でのワーク取り出し態位の検出
が行えなかった場合のリヤゲージDの上昇復帰を行わせ
るための構造が設けてある。
すなわち、この構造は、第1図において、スッチ1とタ
イマ2との間に、タイマ2の動作設定用として、手動に
よる開状態設定を可能にするリレーのb接点5が設けて
あり、仮りに、アンローダCのワーク取り出し態位検出
によるリヤゲージDの上昇復帰が行えない場合には、こ
のb接点5を閉状態に維持することで、タイマ2による
設定時間でのリヤゲージDの上昇復帰を可能にして、タ
イマ2による設定時間経過後に、リヤゲージDを上昇復
帰させるようになっている。
本実施例によれば、今まで使用していたプレス装置用の
エアシーケンス回路に電磁弁の駆動設定用の接点を付設
するだけでよいので、各型毎でことなる搬送タイミング
に対処するためにエアシーケンス回路とは別に、搬送工
程を監視してリヤゲージの上昇復帰タイミングを設定す
るための特別な回路を設けるような必要をなくすことが
できる。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、ワークの載置設定用のリヤゲー
ジの上昇復帰を、このリヤゲージが下降している段階に
ワークの取り出しを行うアンローダのワーク取り出し態
位を検知することで行うようにしたので、搬送工程での
事故発生によって、実際にアンローダがワークの取り出
し態位にない場合に、リヤゲージが上昇復帰してしまう
のを未然に防止し、これにより、ワークの取り出し不良
に起因して起こる搬送不良を防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例による搬送不良防止装置のよう部
を示すブロック図、第2図は第1図に示した装置におけ
る部分的構造を示す模型図、第3図は従来の搬送装置の
部分的構造を示す第2図相当の模型図、第4図は第3図
に用いられるリヤゲージの上昇復帰構造を示す第1図相
当のブロック図である。 A……プレス装置、A1……上型、A2……下型、B……ワ
ーク、C……アンローダ、D……リヤゲージ、1……ス
イッチ、2……タイマ、3……電磁弁、4……アンロー
ダのワーク取り出し態位を検知することで、アンローダ
の上昇復帰を設定するための切り換え手段であるリレー
接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型と下型とを嵌合することでワークのプ
    レス成形を行うプレス装置本体と、このプレス装置本体
    の近傍に配置され、上型と下型とが分離する非成形時に
    は上記下型上のワーク上面に位置し、そして、成形時に
    は、上記下型の側方に退避するように水平面内で揺動可
    能とされ、成形後のワークを取り出して次の工程に搬送
    するアンローダと、上記プレス装置本体に固定されてい
    て、ワークを載置設定する際に上昇態位を設定されて、
    同ワークの端部を衝止して位置決めする昇降可能なリヤ
    ゲージとを備え、上記アンローダによるワークの取り出
    し時には、上記リヤゲージを下降させてワーク取り出し
    の際の干渉を防ぐ構造を備えたプレス装置において、 上記リヤゲージの昇降駆動用給排機構に用いられるエア
    シリンダの駆動用電磁弁の駆動切り換え回路中に、上記
    アンローダがワーク取り出し態位に設定されていること
    を検知する信号によって電路を開状態に切り換えること
    で上記アンローダの上昇復帰を設定する切り換え手段を
    配置して、上記リヤゲージの上昇態位設定時に、上記ア
    ンローダの態位がワーク取り出し態位にあるときにの
    み、上記電路を開状態として、上記電磁弁によるリヤゲ
    ージの上昇復帰を可能にすることを特徴とする搬送不良
    防止装置。
JP5857989U 1989-05-19 1989-05-19 搬送不良防止装置 Expired - Lifetime JPH072097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5857989U JPH072097Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 搬送不良防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5857989U JPH072097Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 搬送不良防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148737U JPH02148737U (ja) 1990-12-18
JPH072097Y2 true JPH072097Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31584320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5857989U Expired - Lifetime JPH072097Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 搬送不良防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072097Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02148737U (ja) 1990-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4806071A (en) Method of unstacking metal sheets
JP2532533Y2 (ja) ワーク搬送系のインターロック装置
JPH072097Y2 (ja) 搬送不良防止装置
JPH0260359B2 (ja)
KR950035566A (ko) 부품공급장치 및 부품공급방법
KR960011992B1 (ko) 프레스장치
JPH07186170A (ja) 成形品の取出し方法ならびにその取出し装置
JPH02305613A (ja) 成形品取出装置
JPS61166439A (ja) プレス成形装置における成形素材の供給装置
JPH0646897Y2 (ja) 成形品搬送装置
JPH0544106Y2 (ja)
JPH0639256U (ja) インサート部材供給装置
KR0176353B1 (ko) 자동차 생산라인의 부품 운반용 행거 언로딩부진입 감지장치
JPH0664884A (ja) 自動調芯型タイヤ吊り上げ方法及びその装置
CN211510460U (zh) 自动化拆装模盖的转印纸更换装置
JPH0451958Y2 (ja)
JPH0450996Y2 (ja)
CN211496155U (zh) 具有检测功能的转印纸更换装置
JPS6234235Y2 (ja)
JP4027769B2 (ja) インサートワーク用チャック及びインサート成形品取出機
JPH0729155B2 (ja) ワーク加工用型装置
JP2596109Y2 (ja) 製品積込み用バケットの搬送装置
KR940001806B1 (ko) Ic 마킹기의 슬리이브 분리 이송장치
KR0131954Y1 (ko) 수치제어 선반용 공작물 자동급속 로딩시스템
JPS6232664Y2 (ja)