JPS6232664Y2 - - Google Patents

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JPS6232664Y2
JPS6232664Y2 JP10679683U JP10679683U JPS6232664Y2 JP S6232664 Y2 JPS6232664 Y2 JP S6232664Y2 JP 10679683 U JP10679683 U JP 10679683U JP 10679683 U JP10679683 U JP 10679683U JP S6232664 Y2 JPS6232664 Y2 JP S6232664Y2
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JP
Japan
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valve
lifting
press
lifting cylinder
switching valve
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JP10679683U
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JPS6015442U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プレスワークの持上装置の改良に関
する。
(従来技術) 従来一般に、鍛造プレスされた成形品をノツク
アウトピンより突き出すことは知られている(例
えば、実開昭57−136545号公報参照)。そして通
常、鍛造プレスにおいては、加工後のプレスワー
クを、持上用シリンダの作動によるノツクアウト
ピンの突き上げで下金型より所定高さに持上げ
て、持上げられたプレスワークを次の加工位置に
移動させるようにしているが、持上用シリンダは
タイムラグ装置により、所定時間ノツクアウトピ
ンを突き上げ位置に保持するようになつており、
このタイムラグの間に誤つてプレスを起動させる
と、プレススライドによりノツクアウトピンや持
上用シリンダなどが破損されるという問題があつ
た。
(考案の目的) 本考案は、ノツクアウトピンが突き上げ位置に
保持されているタイムラグの間にプレス起動信号
が入つたとき、持上用シリンダを即座に開放し
て、ノツクアウトピンを直ちに下降させるように
工夫して、ノツクアウトピンなどの破損を未然に
防止することを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、ワーク持上用シリンダの作
動室を空圧源に接続する上昇位置と大気に接続す
る開放位置とに切換える切換弁と、この切換弁の
パイロツト回路に接続され、プレススライドの下
降端付近でワーク持上用パイロツト圧を切換弁に
送る持上起動弁と、切換弁のパイロツト回路に介
設され、プレススライドの上昇で持上起動弁から
のワーク持上用パイロツト圧がオフされた後、切
換弁を上昇位置に所定時間保持するタイムラグ装
置とを備えており、そして、切換弁と持上用シリ
ンダとの間に配設され、切換弁と持上用シリンダ
を接続する上昇位置と持上用シリンダを大気開放
する下降位置とに切換える安全弁と、タイムラグ
装置と持上起動弁との間の回路にパイロツト回路
が接続され、パイロツト圧の作用時にプレス起動
信号の空気圧を遮断し、パイロツト圧の非作用時
にプレス起動信号の空気圧を安全弁にパイロツト
圧として送り安全弁を下降位置に切換える制御弁
とを設けて構成したものである。
従つて、プレス起動信号の空気圧を制御弁を介
して安全弁にパイロツト圧として送り安全弁を下
降位置に切換えて持上用シリンダを即座に開放し
てノツクアウトピンを直ちに下降させる一方、プ
レススライドの下降端付近で持上起動弁からのパ
イロツト圧が制御弁に作用したとき、制御弁によ
りプレス起動信号の空気圧を遮断して安全弁を即
座に上昇位置に切換えて、持上用シリンダの機能
が直ちに回復されるようになる。
(考案の効果) 本考案によれば、ワーク持上用シリンダ,切換
弁,持上起動弁,タイムラグ装置に加えて、プレ
ス起動信号の空気圧で持上用シリンダを即座に下
降位置に切換える安全弁を設けたものであるか
ら、プレス起動信号によりノツクアウトピンが直
ちに下降するので、タイムラグの間に誤つてプレ
スを起動させても、ノツクアウトピンや持上用シ
リンダなどが破損されるという事故がなくなる。
また、安全弁により下降位置に切換えられた持
上用シリンダを、プレススライドの下降端付近で
即座に上昇位置に切換える制御弁を設けたもので
あるから、持上用シリンダの上昇作動タイミング
に遅れが生じることがなくなる。
(実施例) 第1図に示すように、鍛造プレス1には、ベー
ス台2の支持枠3上に下型4が積載され、支持枠
3内には、下型4のピン孔4a,4aに上下移動
可能に遊嵌されるノツクアウトピン5,5がプレ
ート6で支持されて配置され、該プレート6の下
部ピン7,7がレバー8,8に当接する一方、上
記ベース台2内には、一回転カム9により、ベー
ス台2にピン10aで枢着されたシリンダレバー
10を介して上下動して上記レバー8,8を揺動
させる昇降軸11が配置されている。
そして、プレス起動信号(後述)によりプレス
スライド12と共に上型13が下降して下型4と
の間でワーク14を鍛造した後、プレススライド
12とともに上型13が上昇すると、第2図に示
すように一回転カム9が回転して昇降軸11を上
昇させ、該昇降軸11によりレバー8,8を揺動
させてプレート6を上動させ、該プレート6によ
りノツクアウトピン5,5を下型4から突き上げ
て、ワーク14を所定高さに持上げるようになつ
ている。
一回転カム9は、昇降軸11を上昇位置に上昇
させたのち、そのままさらに回転され昇降軸11
の最下降位置に対応した一回転位置で停止するの
で、所定時間ノツクアウトピン5,5を突き上げ
位置に保持するために、シリンダレバー10を介
して昇降軸11を上昇位置に保持させるワーク持
上用シリンダ15がベース台2とシリンダレバー
10との間に設けられる。
第3図はワーク持上用シリンダ15の空気圧制
御回路で、ワーク持上用シリンダ15を切換作動
するための切換弁16は、空圧源17と持上用シ
リンダ15の作動室18との間のメイン回路19
に介設され、作動室18を空圧源17に接続し持
上用シリンダ15を持上作動する上昇位置aと作
動室18を大気に開放する開放位置bとに切換え
られる。
メイン回路19の切換弁16と作動室18との
間には、一方向弁と絞りとを並設してなるチエツ
ク付流量制御弁20と急速排気弁21とが介設さ
れる。
切換弁16を下降位置bから上昇位置aに切換
えて持上用シリンダ15を起動する持上起動弁2
2は、切換弁16のパイロツト回路23に接続さ
れ、プレススライド12の下降端付近でプレスス
ライド12のドグ24に検知ローラ25が接する
と、図の大気開放位置から接続位置に切換えら
れ、空圧源26から開閉弁27を介して供給され
るワーク持上用パイロツト圧をシヤトル弁28,
タイムラグ装置29を介して上記切換弁16に送
るようになる。
上記タイムラグ装置29は、一方向弁と絞りと
を並設してなるチエツク付流量制御弁で構成さ
れ、プレススライド12が上昇して持上起動弁2
2の検知ローラ25からドグ24が離れ持上起動
弁22が大気開放側に復動された後も、上記パイ
ロツト圧の放出を所定時間遅延させて、切換弁1
6を上昇位置aに所定時間保持するものである。
一方、プレス起動弁35(後述)のペタル操作
時に持上用シリンダ15を即座に大気に開放する
ための安全弁32は、切換弁16と持上用シリン
ダ15のメイン回路19のチエツク付流量制御弁
20との間に介設され、切換弁16と持上用シリ
ンダ15を接続する上昇位置cと持上用シリンダ
15を大気に開放する下降位置dとに切換えられ
る。
また、上記プレススライド12の下降端付近で
持上用シリンダ15の機能を回復させる制御弁3
3は、タイムラグ装置29と持上起動弁22との
間の回路23にパイロツト回路34が接続され、
パイロツト圧の作用時にプレス起動弁(起動ペタ
ル)35のペタル操作による空圧源36からの空
気圧を遮断する遮断位置eと、パイロツト圧の非
作用時にプレス起動弁35からの空気圧を安全弁
32のパイロツト圧として送り安全弁32を下降
位置dに切換える起動位置fとに切換えられる。
なお37は、持上起動弁22に代えて空圧源3
8からの空気圧をパイロツト回路23に送ること
ができるマニアル弁である。
上記のようにプレスワーク14の持上装置を構
成すれば、プレス起動弁35をペタル操作してプ
レススライド12の下降を開始すると、制御弁3
3を介して空圧源36から起動する信号としての
パイロツト圧が安全弁32に送られ、安全弁32
が下降位置dに切換えられ、持上用シリンダ15
の作動室18は一旦大気に開放されるが、プレス
スライド12の下降端付近でドグ24が検知ロー
ラ25に係当すると持上起動弁22が切換えら
れ、パイロツト回路23,34にパイロツト圧が
作用する。
そして、このパイロツト圧で制御弁33が遮断
位置eに切換えられ安全弁32が上昇位置cに切
換えられてメイン回路19が連通される一方、シ
ヤトル弁28、タイムラグ装置29を介して切換
弁16にもパイロツト圧が作用して上昇位置aに
切換えられ、空圧源17からの空気圧がチエツク
付流量制御弁20,急速排気弁21を介して持上
用シリンダ15の作動室18に作用しようとする
が、その場合、チエツク付流量制御弁20の絞り
が働くため、持上用シリンダ15は、即座には作
動されず、絞りによつて設定される所定の遅延時
間の後に作動されることとなる。
ワーク14のプレスが完了してプレススライド
12が上昇されると、上述の如く、一回転カム9
によりシリンダレバー10を介して昇降軸11が
上昇され、ノツクアウトピン5,5が突き上げら
れてワーク14が所定高さに持上げられ、その後
一回転カム9が一回転位置で停止しても、シリン
ダレバー10はこのタイミングでは、空圧源17
からの空気圧によつて作動されている持上用シリ
ンダ15により上揺動位置に保持されるようにな
る。
そして、タイムラグ装置29によるタイムラグ
の間、ノツクアウトピン5,5が突き上げ位置に
保持され、タイムラグの経過後、切換弁16が開
放位置bに切換わつて持上用シリンダ15の作動
室18を大気に開放し、シリンダレバー10が下
揺動されて昇降軸11,ノツクアウトピン5,5
も下降して一持上サイクルが終了する。
一方、このタイムラグ装置29によるタイムラ
グの間に、誤つてプレス起動弁35をペタル操作
すると、空圧源36から制御弁33を介して起動
信号としてのパイロツト圧が安全弁32に送ら
れ、安全弁32が下降位置dに切換えられる。
そうすると、持上用シリンダ15の作動室18
が即座に大気に開放され、シリンダレバー10が
下揺動されて、昇降軸11,ノツクアウトピン
5,5も直ちに下降するようになり、プレススラ
イド12が下降して上型13が下型4と重ね合わ
さつても、ノツクアウトピン5,5はすでに下降
しているので破損されることがない。
また、プレススライド12の下降端付近でドグ
24により持上起動弁22が切換えられると、制
御弁33が遮断位置eに切換えられ、安全弁32
が即座に上昇位置cに切換えられるので、持上用
シリンダ15には切換弁16からの空気圧がチエ
ツク付流量制御弁20の絞りを介して作用するよ
うになり、持上用シリンダ15の上昇作動のタイ
ミングに遅れが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は鍛造プレスのワーク持上前の断面図、
第2図は第1図のワーク持上中の断面図、第3図
は空気圧制御回路図である。 1……鍛造プレス、4……下型、5……ノツク
アウトピン、9……一回転カム、10……シリン
ダレバー、11……昇降軸、12……プレススラ
イド、14……ワーク、15……持上用シリン
ダ、16……切換弁、17……空圧源、18……
作動室、22……持上起動弁、24……ドグ、2
9……タイムラグ装置、32……安全弁、33…
…制御弁、35……プレス起動弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレス加工されたワークを金型より所定高さに
    持上げる装置であつて、 プレスワークを持上げるノツクアウトピンを上
    下動させるワーク持上用シリンダと、 該持上用シリンダの作動室を空圧源に接続する
    上昇位置と大気に接続する開放位置とに切換える
    切換弁と、 該切換弁のパイロツト回路に接続され、プレス
    スライドの下降端付近でワーク持上用パイロツト
    圧を上記切換弁に送る持上起動弁と、 上記切換弁のパイロツト回路に介設され、プレ
    ススライドの上昇で上記持上起動弁からのワーク
    持上用パイロツト圧がオフされた後、上記切換弁
    を上昇位置に所定時間保持するタイムラグ装置
    と、 上記切換弁と持上用シリンダとの間に配設さ
    れ、切換弁と持上用シリンダを接続する上昇位置
    と持上用シリンダを大気開放する下降位置とに切
    換える安全弁と、 上記タイムラグ装置と持上起動弁との間の回路
    にパイロツト回路が接続され、パイロツト圧の作
    用時にプレス起動信号の空気圧を遮断し、パイロ
    ツト圧の非作用時にプレス起動信号の空気圧を安
    全弁のパイロツト圧として送り安全弁を下降位置
    に切換える制御弁とを設けてなることを特徴とす
    るプレスワークの持上装置。
JP10679683U 1983-07-08 1983-07-08 プレスワ−クの持上装置 Granted JPS6015442U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10679683U JPS6015442U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 プレスワ−クの持上装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10679683U JPS6015442U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 プレスワ−クの持上装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015442U JPS6015442U (ja) 1985-02-01
JPS6232664Y2 true JPS6232664Y2 (ja) 1987-08-21

Family

ID=30249772

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JP10679683U Granted JPS6015442U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 プレスワ−クの持上装置

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JPS6015442U (ja) 1985-02-01

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