JPH0617836Y2 - 電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路 - Google Patents

電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路

Info

Publication number
JPH0617836Y2
JPH0617836Y2 JP16773988U JP16773988U JPH0617836Y2 JP H0617836 Y2 JPH0617836 Y2 JP H0617836Y2 JP 16773988 U JP16773988 U JP 16773988U JP 16773988 U JP16773988 U JP 16773988U JP H0617836 Y2 JPH0617836 Y2 JP H0617836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
cargo handling
handling device
hydraulic
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16773988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0289000U (ja
Inventor
紀一 金田
Original Assignee
住友エール株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友エール株式会社 filed Critical 住友エール株式会社
Priority to JP16773988U priority Critical patent/JPH0617836Y2/ja
Publication of JPH0289000U publication Critical patent/JPH0289000U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0617836Y2 publication Critical patent/JPH0617836Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電気式フォークリフトの荷役装置駆動用の
油圧および電気回路の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来知られている電気式ウォーキーフォークリフトにお
いては、一般に、一対をなすポンプおよびモータで圧力
油を発生させ、荷役装置(フォーク)昇降用のリフトシ
リンダに供給するようになっているが、モータの制御は
単にON/OFFのみであるため、荷役装置が急激に作動する
のを防止し、微速操作を可能ならしめるために、油圧回
路中に流量制御弁を備えている。
ウォーキーフォークリフトにおいては、操作装置はハン
ドルに集中配置されているが、前記した流量制御弁の操
作レバーは、その構造上ハンドルには配置できないた
め、操作性が悪いという問題点がある。
また、流量制御弁なしでボタンスイッチのみにより操作
しようとすると、いきおい荷役装置の速度を小さくして
急激な作動を防止するようにせざるを得ず、操作性は向
上しても作動速度が遅く、作動性が劣るという問題点が
残る。
[この考案が解決しようとする課題] この考案は、上記問題点を解決することを課題とするも
のであって、ボタン操作のみで操作可能であって、作動
開始時は遅い速度で、一定時間後は早い速度で荷役装置
を駆動することができる操作性のよい荷役装置の駆動用
回路を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記課題を解決するための手段を提供する
ものであって、一対をなすモータおよびポンプ,リリー
フバルブ,ソレノイドバルブにより構成されるリフトシ
リンダ駆動用油圧回路を2組備えると共に、該油圧回路
の制御電気回路に遅延回路を設け、前記2組の油圧回路
のうち、一方を遅延起動させるようにしたことを特徴と
する荷役装置の駆動回路を考案要旨とするものである。
[実施例] 第1図は油圧回路、第2図は電気回路を示す。
先ず、第1図の油圧回路について説明する。
図中、1,1′は、フォーク2昇降用リフトシリンダ3
を駆動するための油圧回路であって、両油圧回路1,
1′は互いに並列に接続され、それぞれリフトシリンダ
3に圧油を供給できるようになっている。
この両油圧回路1,1′は同一構成のもので、何れも、
一対をなすモータ4およびポンプ5,リリーフバルブ
6,ソレノイドバルブ7を備え、モータ4をONすると、
ポンプ5が回転し、圧油がリフトシリンダ3内に供給さ
れてフォーク2が上昇し、ソレノイドバルブ7をONする
と、リフトシリンダ3内の圧油がタンク8側に連通し、
フォーク2は自重によって降下するようになっている。
なお、両油圧回路1,1′がそれぞれ有しているモータ
4,ソレノイドバルブ7を区別するために、一方の油圧
回路1に属するモータにM1,他方の油圧回路1′に属
するモータにM2の符号を付し、同様にソレノイドバル
ブ7作動用ソレノイドにはSOL1,SOL2の符号を付した。
次に、電気回路について説明する。
9はモータM1,M2操作用の押釦スイッチ、CR1,CR2
はコンタクタ、CR1a,CR2aはその接点、10はソレノイ
ドSOL1,SOL2操作用の押釦スイッチ、T1,T2は遅延
リレー、T1a,T2aはその接点である。
[作用] この考案は上記の構成を有し、押釦スイッチ9を押すと
コンタクタCR1がONとなりその接点CR1aが閉じ一方の油
圧回路に属するモータM1が作動する。同時に遅延リレ
ーT1が作動し一定の時間が経過した後、コンタクタCR
2がONとなりその接点CR2aが閉じ他方の油圧回路1′に
属するモータM2も作動する。
したがって、起動時リフトシリンダ3には、当初一方の
油圧回路1からの圧油のみが供給され、フォーク2は遅
い速度で上昇するが、一定時間経過後、他方の油圧回路
1′からの圧油が加わり、早い速度で上昇する。
また、押釦スイッチ10を押すと一方の油圧回路に属す
るソレノイドSOL1が作動し当該ソレノイドバルブ7を連
通する。同時に遅延リレーT2が作動し一定の時間が経
過した後その接点T2aが閉じ他方の油圧回路1′に属す
るソレノイドSOL2も作動し当該ソレノイドバルブ7を連
通する。
したがって、リフトシリンダ3は、当初一方の油圧回路
1のソレノイドバルブ7のみを介してタンク8と連通
し、フォーク2は遅い速度で下降するが、一定時間経過
後、他方の油圧回路1′のソレノイドバルブ7も連通す
るので、フォーク2は早い速度で下降する。
[効果] この考案によれば、一対をなすモータおよびポンプ,リ
リーフバルブ,ソレノイドバルブにより構成されるリフ
トシリンダ駆動用油圧回路を2組備えると共に、該油圧
回路の制御電気回路に遅延回路を設け、前記2組の油圧
回路のうち、一方を遅延起動させるようにしたことによ
り、押釦スイッチの操作のみによって、作動開始当初は
荷役装置を遅い速度で起動し、一定時間経過後に早い速
度で昇降させることができる操作性のよい駆動用回路を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧回路、第2図はその操作用電気回路を示
す。 1,1′:油圧回路 2:荷役装置(フォーク) 3:リフトシリンダ 4:モータ M1:一方のモータ M2:他方のモータ 5:ポンプ 6:リリーフバルブ 7:ソレノイドバルブ SOL1:一方のソレノイド SOL2:他方のソレノイド 8:タンク 9,10:押釦スイッチ CR1,CR2:コンタクタ T1,T2:遅延リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対をなすモータおよびポンプ,リリーフ
    バルブ,ソレノイドバルブにより構成されるリフトシリ
    ンダ駆動用油圧回路を2組備えると共に、該油圧回路の
    制御電気回路に遅延回路を設け、前記2組の油圧回路の
    うち、一方を遅延起動させるようにしたことを特徴とす
    る電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路。
JP16773988U 1988-12-27 1988-12-27 電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路 Expired - Lifetime JPH0617836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16773988U JPH0617836Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16773988U JPH0617836Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0289000U JPH0289000U (ja) 1990-07-13
JPH0617836Y2 true JPH0617836Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=31456306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16773988U Expired - Lifetime JPH0617836Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617836Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4986079B2 (ja) * 2008-03-18 2012-07-25 日本輸送機株式会社 フォークリフトの油圧システム及びその制御方法
EP3053705B1 (en) * 2013-09-30 2019-02-06 Izumi Products Company Power unit and electric tool

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0289000U (ja) 1990-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0617836Y2 (ja) 電気式フォークリフトの荷役装置駆動用回路
US4008779A (en) Power steering control system for industrial trucks
JPH0719995Y2 (ja) 船外機の油圧式昇降機構
JP2695768B2 (ja) リーチ式バツテリフオークリフトのモータ制御装置
JPH10310395A (ja) フォークリフトの荷役装置
JP2541101Y2 (ja) 電気式フォークリフトのリモコンリフトの昇降制御装置
JPS6235651Y2 (ja)
JPS632812B2 (ja)
JPH067082Y2 (ja) 土工車両
JPH0126714Y2 (ja)
JP2535069Y2 (ja) 作業車両の駆動装置
JPS6245100B2 (ja)
JPS6220789Y2 (ja)
JP2541698Y2 (ja) 高所作業車の作動停止装置
SU146932A1 (ru) Устройство дл программного управлени электрическим грейферным краном трехфазною тока
JP2002167177A (ja) 荷役車両の荷役制御装置
JPH08113049A (ja) 作業車両の車速段切換装置
JPS6011040Y2 (ja) フオ−クリフトの油圧弁切換装置における電動機スイツチの開閉装置
JPS6052080B2 (ja) フオ−クリフトトラツクにおけるリフトシリンダ制御装置
JPS6347427Y2 (ja)
JPH028958Y2 (ja)
JPS6219475Y2 (ja)
JPS61183093A (ja) 油圧ウインチの制御回路
JPS58165693A (ja) 電動機速度制御装置
JPH07101695A (ja) 産業車両のリフト昇降制御装置