JPS58165693A - 電動機速度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば電動チェンブロツク及び電動トロリー及
び電動サドルを備えた荷役作業機等の作業速度を切換え
る装置に関し、三相交流電源をオン操作する電源リレー
と、三相交流電源を印加する三相交流電動モータを変速
操作する速度切換リレーとを備え、前記電源リレーを作
動させるスイッチ部材に遅延部材を連結させ、速度切換
リレー作動後に此れと連動して電源リレーを遅延作動さ
ぜるもので、前記速度切換リレー操作による電動モータ
の速度切換時、該モータの惰性回転が低下した後に電源
リレー操作によって電動モータを再作動させ得、前記電
動モータの惰性回転に伴う此の発電作用によって生じる
電源リレーの極間アーク短絡を防止し得、前記電源リレ
ーの焼付き等の損傷を激減し得ると共に、前記電源リレ
ーの極間アーク短絡が発生しない程度の電動モータの低
回転途中に速度切換リレーと連動して電源リレーをオン
オフ作動させ得、前記電源リレーの耐久性向上並びに全
体の消費電力の節約を図るようにした電動機速度制御装
置を提供しようとするものである。

以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図乃至第３図に示す如く、工場などの構築用支柱（
１）…に梁部材（２）を介して左右一対の走行レール（
３）（３）を略平行に架設させると共に、Ｈ形鋼製ビー
ム（４）の両端を連結固定させる電動サドル（５）（５
）各レール（３）（３）に上載する。前記レール（３）
に嵌着せる車輪（６）…と、該車輪（６）を駆動する可
逆型電動モータ（７）と前記サドル（５）に備え、前記
モータ（７）を正逆転させてビーム（４）を前後に移動
させるように形成する。ま之適宜高さに横架させる前記
ビーム（４）に電動トロリー（８）を支持させると共に
、前記ビーム（４）に嵌合させる車輪（９）…と、該車
輪（９）を駆動する可逆型電動モータ（１０）とを前記
トロリー（８）に備え、前記モータ（１０）を正逆転さ
せてトロリー（８）を左右に移動させるように形成する
。さらに支軸（１１）及び懸吊金具（１２）を介して前
記トロリー（８）の本体フレーム（１３）（１３）下端
に電動チェノブロック（１４）に前後左右に揺動自在に
吊下げると共に、荷物吊下フック（１５）を有するロー
ドチエン（１６）と、該チェン（１６）を巻上げ巻下し
操作する可逆型電動モータ（１７）と、前記モータ（１
７）の制御用配電ボックス（１８）と、配線ケーブル（
１９）を介して前記ボックス（１８）から吊下げる操作
スイッチボックス（２０）とを前記チエンブロック（１
４）に備える。そして前記チエンブロック（１４）のモ
ータ（１７）を正逆転させて前記フック（１５）を昇降
させる正逆転手動操作押ボタン（２１）（２２）と、前
記トロリー（８）の電動モータ（１０）を正逆転させて
トロリー（８）を左右に移動させる正逆転手動操作押ボ
タン（２２）（２３）と、前記サドル（５）の電動モー
タ（７）を正逆転させてサドル（５）を前後に移動させ
る正逆転手動操作押ボタン（２５）（２６）とを前記操
作スイッチボックス（２０）に備え、前記チェンブロツ
ク（１４）による荷物の吊上げ及び吊下し作業並びに前
記サドル（５）及びトロリー（８）による荷物の前後左
右移動作業などの荷役作業を行うように構成する。

第４図は上記手エンブロック（１４）の制御回路図であ
り、チェノブロック（１４）の電動モータ（１７）は三
相誘導電動機構造で、極数変換方式でもって共の速度制
御を行うもので、低速側極数（例えば６Ｐ）の入力端子
（Ｕ）（Ｖ）（Ｗ）並びに高速側極数（例えば２Ｐ）の
入力端子（Ｕ′）（Ｖ′）（Ｗ′）を前記の三相交流電
動モータ（１７）に備える。そして三相交流電源（Ｒ）
（Ｓ）（Ｔ）に接続する電源スィッチ（２７）と、其の
電源（Ｒ）（Ｓ）（Ｔ）を前記モータ（１７）に正相ま
たは逆相接続する正転及び逆転用電源リレー（２８）（
２９）と、各リレー（２８）（２９）の正相及び逆相接
続のためのリレースイッチ（３０）（３１）のいずれか
一方を前記モータ（１７）の各入力端子（Ｕ）（Ｖ）（
Ｗ）または（Ｕ′）（Ｖ′）（Ｗ′）のいずれか一方に
接続してモータ（１７）を変速操作する速度切換リレー
（３２）とを備え、前記リレースイッチ（３０）（３１
）に接続する切換リレー（３２）のリレースイッチ（３
３）（３４）の常閉接点（３３ａ）（３４ａ）を前記モ
ータ（１７）の低速側入力端子間（３３ｂ）（３４ｂ）
に、また前記リレースイッチ（３３）（３４）の常開接
点（３３ｂ）（３４ｂ）を前記モータ（１７）の高速側
入力端子（Ｖ′）（Ｗ′）に夫々接続させる。

また前記の各リレー（２８）（２９）（３２）等を駆動
するための操作電源トランス（３６）と、正逆相接続用
の前記リレースイッチ（３０）（３１）ののオフ動作後
に該部にアーク短絡が生じない程度に前記モータ（１７
）の回転が低下する時間（例えば０．２秒）だけ出力を
遅らぞるオフディレー型遅延部材である第１及び第２タ
イマ（３６）（３７）とを備え、前記トランス（３５）
にタイマ駆動電源（３８）を介して接続する遅延操作ス
イッチであるリレースイッチ（３９）を前記速度切換リ
レー（３２）に設けると共に、前記リレースイッチ（３
９）の常閉接点（３９ａ）を第１タイマ（３６）に、ま
た前記リレースイッチ（３９ａ）の常開接点（３９ｂ）
を第２タイマ（３７）に夫々接続させる。

さらに上記した正逆転手動操作押ボタン（２１）（２２
）によってオンオフ操作する速度切換手動スイッチであ
る低速スイッチ（４０）（４１）及び高速スイッチ（４
２）（４３）を備え、前記押ボタン（２１）（２２）の
押操作によって低速スイッチ（４０）（４１）のみが先
にオン作動し、さらに押ボタン（２１）（２２）を押す
ことによって前記スイッチ（４０）（４１）がオン状態
で高速スイッチ（４０）（４１）がオン作動すると共に
、前記押ボタン（２１）（２２）の復帰操作によって低
速スイッチ１（４０）（４１）がオン状態で高速スイッ
チ（４２）（４３）のみが先にオフ作動し、さらに押ボ
タン（２１）（２２）を復帰させることによって低速ス
イッチ（４０）（４１）もオフ作動させるように、前記
押ボタン（２１）（２２）に低速及び高速スイッチ（４
０）（４１）及び（４２）（４３）を連結させる。そし
て上記ロードチエン（１６）の巻上げ動作を規制する上
昇リミットスイッチ（４４）を介して一方の各スイッチ
（４０）（４２）を前記トランス（３５）に、また前記
ロードチエン（１６）の巻下げ動作を規制する下降リミ
ットスイッチ（４５）を介してもう一方の各スイッチ（
４１）（４３）に前記トランス（３５）に夫々接続させ
る。

次いで上記の正転及び逆転用電源リレー（２８）（２９
）を作動させるスイッチ部材即ちタイムスイッチである
タイムリレースイッチ（４６）（４７）及び（４８）（
４９）を第１及び第２タイマ（３６）及び（３７）に設
けると共に、前記高速スイッチ（４２）（４３）に速度
操作リレー（５０）（５１）を接続させ、前記リレー（
５０）（５１）のリレースイッチ（５２）（５３）を前
記低速スイッチ（４０）（４１）に接続させる。そして
前記リレースイッチチ（５２）の常閉接点（５２ａ）を
タイムリレースイッチ（４６）に、前記リレースイッチ
（５３）の常閉接点（５３ａ）をタイムリレースイッチ
（４７）に、各リレースイッチ（５２）（５３）の常開
接点（５２ｂ）（５３ｂ）を上記速度切換リレー（３２
）に此の電源（５４）を介して夫々接続させると共に、
前記低速スイッチ（４０）（４１）に各タイムリレース
イッチ（４８）（４９）を、また各タイムリレースイッ
チ（４６）（４８）の常開接点（４６ａ）（４８ａ）に
正転用電源リレー（２８）を、また各タイムリレースイ
ッチ（４７）（４９）の常開接点（４７ａ）（４９ａ）
に逆転用電源リレースイッチ（２９）を夫々接続させる
ものである。

本発明は上記の如く構成しており、上記操作スイッチボ
ックス（２０）の正逆転手動操作押ボタン（２３）（２
４）（２５）（２６）を押してサドル（５）及びトロリ
ー（８）を前後及び左右移動させ、チェンブロック（１
４）を任意の場所に移動すせてロードチエン（１６）先
端のフック（１６）に吊る荷物を昇降させるもので、上
記電源スイッチ（２７）をオン操作すると、リレースイ
ッチ（３９）を介して第１タイマ（３６）が作動する。

また前記スイッチボックス（２０）のの正転成いは逆転
手動操作押ボタン（２１）または（２２）を押すと、先
ず低速スイッチ（４０）または（４１）がオン作動し、
リレースイッチ（５２）または（５３）並びにリレース
イッチ（４６）または（４７）を介して正転成いは逆転
用電源リレー（２８）または（２９）を励磁作動させ、
リレースイッチ（３０）または（３１）並びにリレース
イッチ（３３）（３４）を介して三相交流電源（Ｒ）（
Ｓ）（Ｔ）を電動モータ（１７）の低速側入力端子（Ｕ
）（Ｖ）（Ｗ）正相或いは逆相接続し、前記モータ（１
７）によって低速でロートチエン（１６）を巻上げ或い
は巻下げ駆動し、フック（１５）に吊下げた荷物を伴い
速度で希望する高さに上昇或いは下降させる。

さらに曲記正転成いは逆転手動操作押ボタン（２１）ま
たは（２２）を前記以上に押すと、低速スイッチ（４０
）ま友は（４１）をオン保持した状態で、高速スイッチ
（４２）または（４３）をオン作動し、高速操作リレー
（５０）または（５１）を励磁作動させ、リレースイッ
チ（６２）または（５３）を切換えて電源リレー（２８
）または（２９）をオフ復帰させると同時に、リレース
イッチ（５２）または（５３）を介して速度切換リレー
（３２）を励磁作動させ、各リレースイッチ（３３）（
３４）をを電動モータ（１７）の高速側入力端子（Ｖ′
）（Ｗ′）に切換接続すると共に、リレースイッチ（３
９）を切換えて第１タイマ（３６）をオフ復帰させ、各
タイムリレースイツチ（４６）（４７）をオフ作動させ
る一方、前記リレースイツチ（３９）を介して第２タイ
マ（３７）が作動し、電動モータ（１７）の回転が低下
して此の発電によるリレースイッチ（３０）（３１）の
アーク短絡を防ぐ程度の時間（約０，２秒）だけ遅延さ
せてタイムリレースイッチ（４８）（４９）を切換える
。そして低速スイッチ（４０）または（４１）並びにタ
イムリレースイッチ（４８）または（４９）を介して正
転或いは逆転用電源リレー（２８）または（２９）を励
磁作動させ、リレースイッチ（３０）または（３１）並
びにリレースイッチ（３３）（３４）を介して三相交流
電源（Ｒ）（Ｓ）（Ｔ）を電動モータ（１７）の高速側
入力端子（Ｕ′）（Ｖ′）（Ｗ′）に正相或いは逆相接
続し、前記モータ（１７）によって高速でロードチエン
（１６）を巻上げ或いは巻下げ駆動し、フック（１５）
にに吊下げた荷物を速い速度で希望する高さに上昇或い
は下降させる。

次いで前記押ボタン（２１）または（２２）を復帰さゼ
て低速スイッチ（４０）または（４１）をオン保持した
状態で高速スイッチ（４２）または（４３）のみをオフ
作動させると、速度操作リレー（５０）または（５１）
並びに高速切換リレー（３２）がオフ復帰し、リレース
イッチ（３３）（３４）を低速側入力端子（Ｖ）（Ｗ）
に接続させると同時に、リレースイッチ（３９）を切換
えて第２タイマ（３７）をオフ復帰させ、タイムリレー
スイッチ（４８）または（４９）をオフ作動して電源リ
レー（２８）または（２９）をオフ復帰させると共に、
前記リレースイッチ（３９）を介して第１タイマ（３６
）を再び作動させ、上記したアーク短絡防止に必要な時
間（約０．２秒）経過後にタイムリレースイッチ（４６
）（４７）を再びオン作動させ、上記と同様に電源リレ
ー（２８）または（２９）を励磁作動し、電動モータ（
１７）を再び低速回転させる。そして前記押ボタン（２
１）または（２２）をさらに復帰させて低速スイッチ（
４０）または（４１）をオフ作動すると、電源リレー（
２８）または（２９）がオフ復帰し、電動モータ（１７
）を停止保持するものである。

なお、上記実施例においてチエンブロック（１４）の電
動モータ（１７）を変則制御したが、上記サドル（５）
の電動モータ（７）並びに上記トロリー（８）の電動モ
ータ（１０）も上記実施例と同様に変速制御することも
容易に行えるものである。

以上実施例から明らかなように本発明は、三相交流電源
（Ｒ）（Ｓ）（Ｔ）をオン操作する電源リレー（２８）
（２９）と、三相交流電源（Ｒ）（Ｓ）（Ｔ）を印加す
る三相交流電動モータ（１７）を変速操作する速度切換
リレー（３２）とを備え、前記電源リレー（２８）（２
９）を作動させるタイムリレースイッチ（４６）（４７
）（４８）（４９）スイッチ部材に第１及び第２タイマ
（３６）（３７）等の遅延部材を連結させ、速度切換リ
レー（３２）作動後に此れと連動して電源リレー（２８
）（２９）を遅延作動させるもので、前記速度切換リレ
ー（３２）操作による電動モータ（１７）の速度切換時
、該モータ（１７）の惰性回転が低下した後に電源リレ
ー（２８）（２９）操作によって電動モータ（１７）を
再作動させることができ、前記電動モータ（１７）の惰
性回転に伴う此の発電作用によって生じる電源リレー（
２８）（２９）の極間アーク短絡を防止でき、前記電源
リレー（２８）（２９）の焼付き等の損傷を激減できる
と共に、前記電源リレー（２８）（２９）の極間アーク
短絡が発生しない程度の電動モータ（１７）の低回転途
中に速度切換リレー（３２）と連動して電源リレー（２
８）（２９）をオンオフ作動させることができ、前記電
源リレー（２８）（２９）の耐久性向上並びに全体の消
費電力の節約を図ることができて頗る経済的である等の
顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体の正面図、第２図
は同平面図、第３図は同側面図、第４図は要部の電気回
路図である。 （１７）…電動モータ （２８）（２９）…電源リレー （３２）…速度切換リレー （３６）…第１タイマ（遅延部材） （３７）…第２タイマ（遅延部材） （４６）〜（４９）…タイムリレースイッチ（スイッチ
部材）（Ｒ）（Ｓ）（Ｔ）…三相交流電源 出願人　　　象印チーンブロ・・り株式会社　　　　　
　　　　）代理人　　藤　　原　　忠　　治′。 手続補正書（自発） 昭和５７年６　月２５日 ｌ、事件の表示 昭和５７年　特許顕部４６６２０号 ３、　補正をする者 事件との関係　　本　　人 ４、代理人 ６、　補正により増加する発明の数 （１）　　明細書中部１１頁３行目の「行えるものであ
る。」の後に下記の文章を挿入する。 「更に＠５図は変形例を示す電気回路Ｖであり、第１及
び第２タイマｆ箸ｌ３７１にタイマ駆動電源鵠合切ｉｔ
接続するＩＩリレースイッチを切換えるタイマ電源切換
操作リレー＋５５１　’ｉ備え、各１ル−スイ・ソチ６
ｚＩ５３１）常開接点（５２ｂＭＦ＋８ｂ）ＦＣ前記＋
１Ｌ／−１５１９ｉ接続さぞ、リレースイッチ’３３１
１３４１を切換える速度切換リレー＋３Ｚに此の電源ｌ
５４）の前段で前記１ル−（５０紫並列に股げるもので
、前記１ル−スイッチｌ５２１Ｉ５３）の切換え１作時
、速度切換リレーりに並列接続さぜるコンデンサ（６６
１のオフ放電時間だけ前記リレー嘔のオフ１作九遅れる
のに対し、前記リレースイッチＦ５１５３１の切換え１
作と連動して略同時タイマ電源切換操作１ル−＋５５１
　’にオン及びオフ作１さぜる工うに構成する。そして
押ボタン２１１またけ１２′２操作に工って高速スイッ
チ（４２）−１７’ｊは４３ヲオン作１さぞてｈる状唾
下で、前記押ボタン四筐之は＋２２の復帰に１って高速
スイッチ；４２）筐たは旧をオフ作動さぜたとき、先ず
タイマ電源切換操作リレーＩ５θかりレースイツチＩ５
ｚまたけ１５３１の切換と同時にオフ作動し、第２タイ
マ１３７１を１１セツトして電源１】レー１２８１’Ｅ
たは１９をオフ作動し、１ル−スイッチ１３Ｑｌ　ｊた
は（３１）がオフになった後、速度切換＋ル−１３Ｚを
オフ作動さぞて１ル−スイヅチ弔咀を低速側に切換え、
第１タイマ田の作１によって低速回転さぞる噂）のであ
る。」（２）「図面の簡単な説明」を下記の如く訂正す
る。 「第１図は本発明の一実施例を示す全体の正面図、＠２
図は開平面図、第３図は同側面図、第４図は要部の電気
回路図、第５図は変形例を示す電気回路図である。」 （３）　　第５図？別紙の通り追加する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 三相交流電源をオン操作する電源リレーと、三相交流電
   源を印加する三相交流電動モータを変速操作する速度切
   換リレーとを備え、前記電源リレーを作動させるスイッ
   チ部材に遅延部材を連結させ、速度切換リレー作動後に
   此れと連動して電源リレーを遅延作動させるように種数
   したことを特徴とする電動機速度制御装置。