JP2562660Y2 - ホイスト制御装置 - Google Patents
ホイスト制御装置Info
- Publication number
- JP2562660Y2 JP2562660Y2 JP44493U JP44493U JP2562660Y2 JP 2562660 Y2 JP2562660 Y2 JP 2562660Y2 JP 44493 U JP44493 U JP 44493U JP 44493 U JP44493 U JP 44493U JP 2562660 Y2 JP2562660 Y2 JP 2562660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoist
- hoists
- button switch
- push button
- controlled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は２台のホイストを操作
するホイスト制御装置に関する。
するホイスト制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ホイストは工場内で重量のある荷物を持
ち上げて別の場所まで移動させるのに使用されている。
この種ホイストは、通常１台で運転されることが多い
が、２台でも運転されることがある。通常、ホイストの
運転にはアップ、ダウンスイッチ等を備えた押釦スイッ
チ体のスイッチを操作することにより行われる。特に、
２台のホイストを運転する場合の操作はどちらか１方の
ホイストに設けられた押釦スイッチ体のスイッチにより
行っている。このように２台のホイストを操作するには
両方のホイストに押釦スイッチ体を設ける際、相互間に
インターロック回路を形成しないと安全性が保てない。
このため、２台のホイストを操作する場合にはどちらか
１方のホイストの押釦スイッチ体に切替えスイッチを併
用して、それぞれのホイストの単独運転を行う手段を採
っている。
ち上げて別の場所まで移動させるのに使用されている。
この種ホイストは、通常１台で運転されることが多い
が、２台でも運転されることがある。通常、ホイストの
運転にはアップ、ダウンスイッチ等を備えた押釦スイッ
チ体のスイッチを操作することにより行われる。特に、
２台のホイストを運転する場合の操作はどちらか１方の
ホイストに設けられた押釦スイッチ体のスイッチにより
行っている。このように２台のホイストを操作するには
両方のホイストに押釦スイッチ体を設ける際、相互間に
インターロック回路を形成しないと安全性が保てない。
このため、２台のホイストを操作する場合にはどちらか
１方のホイストの押釦スイッチ体に切替えスイッチを併
用して、それぞれのホイストの単独運転を行う手段を採
っている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記２台のホイストを
運転する場合、両者のホイストが比較的接近して設置さ
れているときには、ホイスト操作にあまり問題が生じな
い。しかし、両者のホイストが離れている場合、押釦ス
イッチ体があるホイスト側の単独運転には問題ないが、
他方の押釦スイッチ体がないホイスト側は押釦スイッチ
体から離れた場所でホイストへの作業を行わなければな
らない。このため、押釦スイッチ体を操作する人と、ホ
イストへの作業を行う人の２人以上の作業の人が必要に
なり、作業効率が著しく悪くなるとともに安全性にも欠
ける問題がある。
運転する場合、両者のホイストが比較的接近して設置さ
れているときには、ホイスト操作にあまり問題が生じな
い。しかし、両者のホイストが離れている場合、押釦ス
イッチ体があるホイスト側の単独運転には問題ないが、
他方の押釦スイッチ体がないホイスト側は押釦スイッチ
体から離れた場所でホイストへの作業を行わなければな
らない。このため、押釦スイッチ体を操作する人と、ホ
イストへの作業を行う人の２人以上の作業の人が必要に
なり、作業効率が著しく悪くなるとともに安全性にも欠
ける問題がある。
【０００４】この考案は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、作業性および安全性の両方を向上させることがで
きるホイスト制御装置を提供することを目的とする。
ので、作業性および安全性の両方を向上させることがで
きるホイスト制御装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案は上記の目的を
達成するために、第１考案は２台のホイストを１方のホ
イストの制御部から他方のホイストを制御し、他方のホ
イストの制御部からは１方のホイストは制御できないよ
うに他方のホイストの制御部にインターロック回路を設
けたことを特徴とするものである。
達成するために、第１考案は２台のホイストを１方のホ
イストの制御部から他方のホイストを制御し、他方のホ
イストの制御部からは１方のホイストは制御できないよ
うに他方のホイストの制御部にインターロック回路を設
けたことを特徴とするものである。
【０００６】第２考案は前記ホイストの制御部には押釦
スイッチ体を設け、１方のホイストの押釦スイッチ体に
は両ホイストの動作選択用のスイッチおよび１方のホイ
スト操作用のスイッチを設け、他方のホイストの押釦ス
イッチ体には他方のホイスト操作用のスイッチだけを設
けたことを特徴とするものである。
スイッチ体を設け、１方のホイストの押釦スイッチ体に
は両ホイストの動作選択用のスイッチおよび１方のホイ
スト操作用のスイッチを設け、他方のホイストの押釦ス
イッチ体には他方のホイスト操作用のスイッチだけを設
けたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】他方のホイストの制御部にインターロック回路
を設けたので、１方のホイストから他方のホイストを操
作させることができるが、他方のホイストからは１方の
ホイストの操作はできないようにし、他方のホイストだ
けの操作のみができるようにした。
を設けたので、１方のホイストから他方のホイストを操
作させることができるが、他方のホイストからは１方の
ホイストの操作はできないようにし、他方のホイストだ
けの操作のみができるようにした。
【０００８】
【実施例】以下この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は第１ホイスト制御回路を示す回路図で図１
において、ＨＩＭは巻上用電動機、ＨＭＢは電磁ブレー
キ、ＴＩＭは横行用ブレーキ付電動機で、これらは制御
部ＣＢＸで制御される。制御部ＣＢＸは電磁接触器ＭＣ
１〜ＭＣ４、リレーＲ1，Ｒ2からなり、リレーＲ1，Ｒ2
は押釦スイッチ体ＰＢＳ1に設けられている第１，第２
ホイストの動作選択用の第１，第２スイッチＳＷ1，Ｓ
Ｗ2により制御される。押釦スイッチ体ＰＢＳ1中の符号
Ｕ，Ｄは巻上用電動機ＨＩＭを駆動させてフック（図示
省略）を上昇したり、降下させたりするホイスト駆動用
アップ、ダウンスイッチ、符号Ｅ，Ｗは横行用ブレーキ
付電動機ＴＩＭを東西に移動させたりするホイスト駆動
用スイッチである。図中、ＬＳはリミットスイッチ、Ｔ
1はタイマ、ＳｉＲｆはシリコン整流器である。シリコ
ン整流器ＳｉＲｆは電磁ブレーキＨＭＢと駆動用ブレー
キＴＭＢに接続される。
する。図１は第１ホイスト制御回路を示す回路図で図１
において、ＨＩＭは巻上用電動機、ＨＭＢは電磁ブレー
キ、ＴＩＭは横行用ブレーキ付電動機で、これらは制御
部ＣＢＸで制御される。制御部ＣＢＸは電磁接触器ＭＣ
１〜ＭＣ４、リレーＲ1，Ｒ2からなり、リレーＲ1，Ｒ2
は押釦スイッチ体ＰＢＳ1に設けられている第１，第２
ホイストの動作選択用の第１，第２スイッチＳＷ1，Ｓ
Ｗ2により制御される。押釦スイッチ体ＰＢＳ1中の符号
Ｕ，Ｄは巻上用電動機ＨＩＭを駆動させてフック（図示
省略）を上昇したり、降下させたりするホイスト駆動用
アップ、ダウンスイッチ、符号Ｅ，Ｗは横行用ブレーキ
付電動機ＴＩＭを東西に移動させたりするホイスト駆動
用スイッチである。図中、ＬＳはリミットスイッチ、Ｔ
1はタイマ、ＳｉＲｆはシリコン整流器である。シリコ
ン整流器ＳｉＲｆは電磁ブレーキＨＭＢと駆動用ブレー
キＴＭＢに接続される。
【０００９】図２は第２ホイスト制御回路を示す回路図
で、図１の第１ホイスト制御回路と同一部分は同一符号
を付して示す。図２において、符号１１，２１，３１，
４１，１Ａ，１Ｂ，Ｃ1，Ｃ2は図１の符号の同じ符号の
個所に接続される。Ｒ3，Ｒ4はインターロック用のリレ
ーで、このリレーＲ3，Ｒ4の常閉接点は直列接続されて
押釦スイッチ体ＰＢＳ2のホイスト駆動用アップダウン
スイッチＵ，Ｄと横行用ブレーキ付電動機ＴＩＭを東西
に移動させたりするホイスト駆動用スイッチＥ，Ｗに接
続される。ＭＣ５〜ＭＣ８は電磁接触器で、この電磁接
触器ＭＣ５〜ＭＣ８はリレーＲ3，Ｒ4が附勢されたと
き、押釦スイッチ体ＰＢＳ2の各スイッチＵ，Ｄ，Ｅ，
Ｗによっては制御できず、第１ホイスト制御回路の押釦
スイッチ体ＰＢＳ1により制御される。これにより、第
２ホイスト制御回路の各電動機等は第１ホイスト制御回
路の押釦スイッチ体ＰＢＳ2により駆動され、離れた場
所においても第２ホイスト制御回路の各電動機等の制御
ができる。
で、図１の第１ホイスト制御回路と同一部分は同一符号
を付して示す。図２において、符号１１，２１，３１，
４１，１Ａ，１Ｂ，Ｃ1，Ｃ2は図１の符号の同じ符号の
個所に接続される。Ｒ3，Ｒ4はインターロック用のリレ
ーで、このリレーＲ3，Ｒ4の常閉接点は直列接続されて
押釦スイッチ体ＰＢＳ2のホイスト駆動用アップダウン
スイッチＵ，Ｄと横行用ブレーキ付電動機ＴＩＭを東西
に移動させたりするホイスト駆動用スイッチＥ，Ｗに接
続される。ＭＣ５〜ＭＣ８は電磁接触器で、この電磁接
触器ＭＣ５〜ＭＣ８はリレーＲ3，Ｒ4が附勢されたと
き、押釦スイッチ体ＰＢＳ2の各スイッチＵ，Ｄ，Ｅ，
Ｗによっては制御できず、第１ホイスト制御回路の押釦
スイッチ体ＰＢＳ1により制御される。これにより、第
２ホイスト制御回路の各電動機等は第１ホイスト制御回
路の押釦スイッチ体ＰＢＳ2により駆動され、離れた場
所においても第２ホイスト制御回路の各電動機等の制御
ができる。
【００１０】また、第１ホイスト制御回路の押釦スイッ
チ体ＰＢＳ1にある第１，第２ホイストの動作選択用の
第１，第２スイッチＳＷ1，ＳＷ2がオフのときにはリレ
ーＲ3，Ｒ4が附勢されないため、押釦スイッチ体ＰＢＳ
2の各スイッチＵ，Ｄ，Ｅ，Ｗによって第２ホイスト制
御回路の各電動機等の駆動制御ができる。
チ体ＰＢＳ1にある第１，第２ホイストの動作選択用の
第１，第２スイッチＳＷ1，ＳＷ2がオフのときにはリレ
ーＲ3，Ｒ4が附勢されないため、押釦スイッチ体ＰＢＳ
2の各スイッチＵ，Ｄ，Ｅ，Ｗによって第２ホイスト制
御回路の各電動機等の駆動制御ができる。
【００１１】図３は第１，第２ホイストの概略構成図
で、ＨＯＳＴ1，ＨＯＳＴ2はそれぞれ第１，第２ホイス
トである。
で、ＨＯＳＴ1，ＨＯＳＴ2はそれぞれ第１，第２ホイス
トである。
【００１２】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
２台のホイストを操作する際、１方のホイストから他方
のホイストを制御することができるようにして操作員が
１人でも２台のホイストを安全に操作できるため、作業
性および安全性とも向上させることができる。
２台のホイストを操作する際、１方のホイストから他方
のホイストを制御することができるようにして操作員が
１人でも２台のホイストを安全に操作できるため、作業
性および安全性とも向上させることができる。
【図１】この考案の実施例を示す第１ホイスト制御回路
の回路図である。
の回路図である。
【図２】実施例の第２ホイスト制御回路の回路図であ
る。
る。
【図３】２台のホイストを示す概略構成図である。
ＨＩＭ…巻上用電動機 ＨＭＢ…電磁ブレーキ ＴＩＭ…横行用ブレーキ付電動機 ＣＢＸ…制御部 ＰＢＳ1，ＰＢＳ2…押釦スイッチ体 Ｒ1〜Ｒ4…リレー ＭＣ１〜ＭＣ８…電磁接触器
Claims (2)
- 【請求項１】 ２台のホイストを１方のホイストの制御
部から他方のホイストを制御し、他方のホイストの制御
部からは１方のホイストは制御できないように他方のホ
イストの制御部にインターロック回路を設けたことを特
徴とするホイスト制御装置。 - 【請求項２】 ホイストの制御部には押釦スイッチ体を
設け、１方のホイストの押釦スイッチ体には両ホイスト
の動作選択用のスイッチおよび１方のホイスト操作用の
スイッチを設け、他方のホイストの押釦スイッチ体には
他方のホイスト操作用のスイッチだけを設けたことを特
徴とする請求項１記載のホイスト制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP44493U JP2562660Y2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ホイスト制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP44493U JP2562660Y2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ホイスト制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656090U JPH0656090U (ja) | 1994-08-02 |
| JP2562660Y2 true JP2562660Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=11473974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP44493U Expired - Lifetime JP2562660Y2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ホイスト制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562660Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102239208B1 (ko) * | 2019-12-24 | 2021-04-12 | 변기영 | 호이스트의 전동기 보호기기 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP44493U patent/JP2562660Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102239208B1 (ko) * | 2019-12-24 | 2021-04-12 | 변기영 | 호이스트의 전동기 보호기기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0656090U (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |