JPS632467Y2 - - Google Patents

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JPS632467Y2
JPS632467Y2 JP1982092545U JP9254582U JPS632467Y2 JP S632467 Y2 JPS632467 Y2 JP S632467Y2 JP 1982092545 U JP1982092545 U JP 1982092545U JP 9254582 U JP9254582 U JP 9254582U JP S632467 Y2 JPS632467 Y2 JP S632467Y2
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driving
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induction motor
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JP1982092545U
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JPS59484U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、織機駆動用のモータおよび織機補助
装置例えばブロア駆動用のモータを制御するため
の装置に関する。
織機には、織機駆動用のモータの他に、ブロア
駆動用のモータが附設されている。ブロアは、補
助装置例えば緯糸の貯留のために用いられる。と
ころで織布条件が変わると、ブロアの風圧調整が
必要とされる。
従来、ブロアの風圧および風量の調整は、空気
吐出口の開口面積を変えることにより行なつてい
た。このため風量の絞り時に、電気エネルギーの
損失が大きくなつている。
一方、織機駆動用のモータは、通常のモータと
異なり、起動トルクを大きくしてある。このため
インチング時の位置合わせに際し、微調整が困難
となつている。
したがつて、本考案の目的は、エネルギー損失
のない状態で、補助装置例えばブロア駆動用のイ
ンダクシヨンモータの回転を調節できるようにす
るとともに、織機駆動用のインダクシヨンモータ
の微小回転を可能とすることである。
上記目的のもとに本考案は、織機駆動用のイン
ダクシヨンモータおよび補助装置例えばブロア駆
動用のインダクシヨンモータを可変周波数型の電
源回路により駆動し、その回転数を必要に応じて
調整できるようにしている。
ところで、上記2つのインダクシヨンモータご
とに可変周波数型の電源回路が設けられると、複
数の電源回路が必要となり、それだけ電源装置が
高価となる。
ところが、この種の織機では、特殊な事情があ
る。すなわち、ブロア駆動用のインダクシヨンモ
ータが回転しているときには、織機駆動用のイン
ダクシヨンモータは、常に定格運転の状態にあ
る。また、逆に織機の停止中で、インチング運転
で位置合わせが必要なときには、ブロア駆動用の
インダクシヨンモータは、回転する必要なく、停
止のままでよい。
したがつて、本考案の他の目的は、織機固有の
動作状況、つまり上記の択一的な動作に着目し、
一つの可変周波数型の電源回路に、織機駆動用の
インダクシヨンモータおよび補助装置駆動用のイ
ンダクシヨンモータのうちいずれか一方を択一的
に接続することにより、その電源回路を複数のイ
ンダクシヨンモータの電源として、共用できるよ
うにすることである。
そこで、本考案は、一つの可変周波数型の電源
回路と織機駆動用のインダクシヨンモータおよび
補助装置駆動用のインダクシヨンモータとの間に
互いに逆作動の関係の接点を介在させ、これらの
接点を択一的にオンの状態に設定することによ
り、電源回路を異なる時間帯で、効率よく利用で
きるようにしている。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて
具体的に説明する。
まず第1図は、本考案の織機のモータ制御装置
1を示している。このモータ制御装置1は、交流
電源2に可変周波数型の電源回路3を接続し、そ
の電源回路3の出力側にメーク接点4によりブロ
ア駆動用のインダクシヨンモータ5を接続すると
ともに、上記電源回路3の出力側にブレーク接点
6および正逆転用のインチング接点7,8により
織機駆動用のインダクシヨンモータ9を接続して
構成してある。もちろん織機駆動用のインダクシ
ヨンモータ9は、定常運転用の運転接点10を介
し交流電源11に接続してある。上記インダクシ
ヨンモータ5,9は、ともに三相交流モータとな
つており、これに対応して電源回路3および交流
電源11は、三相となつている。
上記電源回路3は、公知のコンバータ12およ
びインバータ13を組合わせて構成してある。コ
ンバータ12は、例えばサイリスタ型式のもの
で、電圧制御回路14により交流電流の導通角を
制御し、直流電圧を調整する。またインバータ1
3は、同様に例えばサイリスタ型式のもので、周
波数制御回路15から所定の周波数のゲート信号
を受け、これでサイリスタの点弧角を制御し、コ
ンバータ12の直流電圧から所定の周波数の三相
電圧を発生する。この電圧制御回路14および周
波数制御回路15は、それぞれ接点16,17を
介し、ブロア用の速度設定器18およびインチン
グ速度設定器19に接続されている。
次に第2図は、上記モータ制御装置1の制御回
路20を示している。この制御回路20は、イン
チング回路21,運転準備回路22,織機運転回
路23から構成してある。インチング回路21
は、制御電源用の端子24,25の間に正転スイ
ツチ26およびインチング接点7の駆動用のリレ
ー28を、また逆転スイツチ27およびインチン
グ接点8の駆動用のリレー29を直列にそれぞれ
接続して構成してある。また運転準備回路22
は、端子24,25の間に準備スイツチ30,接
点16,17の駆動用のリレー31を直列に接続
し、またこの準備スイツチ30に直列接続の停止
スイツチ32,リレー31の保持接点33を並列
に接続し、また上記リレー31にメーク接点4の
駆動用のリレー34およびブレーク接点6の駆動
用のリレー35を並列に接続して構成してある。
また織機運転回路23は、端子24,25の間に
運転スイツチ36,リレー31の保持接点37お
よび運転接点10の駆動用のリレー38を接続す
るとともに、上記運転スイツチ36に対しリレー
38の保持接点39を並列に接続して構成してあ
る。なお、図面の括弧中の符号は、連動関係にあ
るものを示している。
次に上記モータ制御装置1および制御回路20
の動作を説明する。まず正規の運転時には、最初
に準備スイツチ30が閉じられるため、リレー3
1はその保持接点33,37および接点16を閉
じ、かつ接点17を開放する。同時にリレー34
は、メーク接点4を閉じ、ブロア駆動用のインダ
クシヨンモータ5に電源回路3の電力を供給す
る。またリレー35は、ブレーク接点6を開き、
電源回路3とインダクシヨンモータ9との給電路
を開放状態とする。このようにしてブロア駆動用
のインダクシヨンモータ5は、ブロアを回転さ
せ、準備状態となる。この後に、運転スイツチ3
6が閉じられると、リレー38は、励磁状態とな
り、その保持接点39を閉じるとともに、運転接
点10を閉じ、交流電源11の電力を織機駆動用
のインダクシヨンモータ9に供給する。このよう
にして織機は運転状態に入る。そしてブロア駆動
用のインダクシヨンモータ5の回転数は、速度設
定器18の値を調整し、周波数制御回路15の発
振周波数を変えることによつて、インバータ13
の出力周波数を変えることによつて行なわれる。
したがつてブロアの風量は、織布条件に応じて、
最適値に設定できることになる。なおインダクシ
ヨンモータ5の回転数は、電圧制御回路14を操
作して、コンバータ12の直流出力電圧を変える
ことによつても行なわれる。そしてインダクシヨ
ンモータ5,9の停止は、停止スイツチ32をオ
フ状態に操作し、リレー31,34,35の励磁
を解くことにより行なわれる。
一方、インチング操作は、正転スイツチ26ま
たは逆転スイツチ27をオンすることにより行な
われる。例えば正転方向のインチングは、正転ス
イツチ26を操作し、リレー28を励磁し、その
インチング接点7を閉じることによつて行なわれ
る。このときブレーク接点6が閉じた状態にある
から、インバータ13の三相電力は、ブレーク接
点6およびインチング接点7を経て、織機駆動用
のインダクシヨンモータ9に供給される。この場
合においても、インバータ13の出力周波数がイ
ンチング速度設定器19の操作により調整できる
から、織機駆動用のインダクシヨンモータ9は、
適当な低い回転数で運転できる。したがつてイン
チング時の位置合わせは、円滑かつ正確に行なえ
る。
なお、上記実施例は、インダクシヨンモータ
5,9を三相式としているが、そのモータの型式
はそれに限らない。また織機が直流電源回路を備
えている場合には、電源回路3のコンバータ12
は不必要である。メーク接点4およびブレーク接
点6は、相互に逆作動の関係にあればよいから、
メーク・ブレークの関係は逆であつてもよい。ま
た、インダクシヨンモータ5は、ブロアのほか、
織機の他の補助装置の駆動源としても利用でき
る。
本考案によれば、ブロアなどの回転速度がその
インダクシヨンモータの回転速度を制御すること
により最適値に設定できるから、電力の浪費がな
く、また理想的な運転が得られ、しかも織機駆動
用のインダクシヨンモータがインチングに適切な
低い回転速度で駆動できるから、インチングが容
易であり、正確な位置合わせが可能となる。特に
本考案では、織機駆動用のインダクシヨンモータ
と、補助装置駆動用のインダクシヨンモータとが
同時に動作せず、それらが択一的に動作すること
に着目して、それらのうちのいずれか一方が、電
源回路に対し、互いに逆作動の関係の接点によつ
て択一的に接続されるため、異なる時間帯で電源
回路が有効に利用でき、複数のインダクシヨンモ
ータごとに電源回路が必要とされず、それだけ電
源装置が安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る織機のモータ制御装置の
ブロツク線図、第2図は同装置の制御回路の回路
図である。 1……織機のモータ制御装置、2……交流電
源、3……電源回路、4……メーク接点、5……
インダクシヨンモータ、6……ブレーク接点、
7,8……インチング接点、9……インダクシヨ
ンモータ、10……運転接点、11……交流電
源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変周波数型の電源回路3の出力側に接点4に
    より、補助装置駆動用のインダクシヨンモータ5
    を接続するとともに、上記電源回路3の出力側に
    上記接点4と逆作動の関係にある接点6およびイ
    ンチング接点7,8により織機駆動用のインダク
    シヨンモータ9を接続し、さらにこのインダクシ
    ヨンモータ9を運転接点10により定格駆動用の
    交流電源11に接続してなることを特徴とする織
    機のモータ制御装置。
JP9254582U 1982-06-21 1982-06-21 織機のモ−タ制御装置 Granted JPS59484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9254582U JPS59484U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 織機のモ−タ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9254582U JPS59484U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 織機のモ−タ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59484U JPS59484U (ja) 1984-01-05
JPS632467Y2 true JPS632467Y2 (ja) 1988-01-21

Family

ID=30222822

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JP9254582U Granted JPS59484U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 織機のモ−タ制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS506866A (ja) * 1973-05-31 1975-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS506866A (ja) * 1973-05-31 1975-01-24

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JPS59484U (ja) 1984-01-05

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