JPH07203695A - 主電動機のスター・デルタ始動装置 - Google Patents

主電動機のスター・デルタ始動装置

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JPH07203695A
JPH07203695A JP27694A JP27694A JPH07203695A JP H07203695 A JPH07203695 A JP H07203695A JP 27694 A JP27694 A JP 27694A JP 27694 A JP27694 A JP 27694A JP H07203695 A JPH07203695 A JP H07203695A
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JP
Japan
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star
delta
starting
connection
main motor
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Pending
Application number
JP27694A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kono
洋之 河野
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばプレス機等の主電動機Mとしてのかご
形の三相交流誘導電動機のスター・デルタ始動装置にお
いて、始動時のスター結線からデルタ結線への切換え
を、常に理想的な適正タイミングで自動的に行うことの
できる手段を提供する。 【構成】 このため、従来技術のタイマによる時間制御
によらずに、前記主電動機Mの手前の三相R,S,T交
流電源の配線の一相Tに直列電流検出器CSを挿入し、
主電動機Mのスター回路起動時に、始動電流がI(定格
電流)/3に達したことを検出したとき、リレーCRに
よりスター結線からデルタ結線に自動的に切換えるよう
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工作機械等用
に主電動機として用いられるかご形誘導電動機のスター
・デルタ始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばプレス機などの一般の工作機械等
の動力駆動線用の主電動機して用いられるこの種のかご
形電動機の始動特性は、一般的に始動電流が定格電流に
対して比較的大きく、またその割合には始動トルクが小
さいため、極小容量電動機の全電圧始動の場合を除き、
その始動装置として、一般に公知のスター・デルタ始動
方式が採用されている。
【0003】この始動方式は、周知のように、固定子各
線がデルタ(Δ)結線の電動機を始動の時だけスター
(Y)結線として始動し、運動状態まで加速されたのち
に、巻線を正規のデルタ結線に切換える方法であり、こ
の場合には、始動電流ならびに始動トルクは、いずれも
前記全電圧始動の場合の1/3になる。
【0004】この始動方法は、上記のように始動電流、
始動トルクが全電圧始動時の1/3に限定されるという
ことと、スターからデルタへの結線切換の際に比較的大
きい突入電流が流れることがあるのが問題点ではある
が、装置が簡単かつ安価な“スター・デルタ開閉器”に
より行うことができるという実用上の特徴を有するた
め、無負荷ないし軽負荷で始動でき、かつ大きな加速ト
リクを要しない負荷を駆動する工作機械等の低圧の主電
動機用として広く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スター・デルタ始動方式にあっては、始動時のスター結
線からデルタ結線に切換えるタイミングにはタイマ手段
が用いられていたため、モータ容量及び始動時の負荷状
態に応じてスター・デルタの切換タイミングが相異する
ため、タイマの適正な時間設定を行う必要があり、図2
に始動時の時間(t)対電流値(I)特性線図を示すよ
うに、始動電流値の切換え制御を一定の設定時間(t
c )で行っているため、電流値制御上からの理想的な切
換タイミング(A点)をその都度得ることは極めて困難
であった。
【0006】さらにまた、もしこの適正なタイマ設定値
c を誤ると、例えば始動電流が全電圧始動時の1/3
に達していなくてもデルタ結線に切換えてしまうため、
モータに負荷がかかった状態で過大電流が流れてライン
の電圧降下を生じ、ブレーカの作動等を生ずる可能性が
あった。
【0007】本発明は、以上のような従来のこの種のス
ター・デルタ始動方式の問題点にかんがみてなされたも
ので、始動時のスター・デルタ結線切換えを、タイマ手
段によることなく、電流値により制御することにより、
理想的な切換えタイミングを得るための手段の提供を目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、主電動機としてのかご形誘導電動機のスター・デ
ルタ始動装置において、前記電動機の手前の三相交流電
源配線の一相に電流検知手段を直列に配設し、予め設定
された電流値の検出信号により、始動時に前記電動機の
スター結線よりデルタ結線への切換えを行うよう構成す
ることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0009】
【作用】以上のような本発明構成により、タイマ等を必
要とすることなく、モータ容量によりΔ回路に必要な電
流値を設定するだけで、この種のスター・デルタ起動装
置における理想的なスター・デルタ回路切換えタイミン
グを得ることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1に、本発明に係る一実施例のプレス機械等の主電動
機用としてのかご形三相交流誘導電動機のスター・デル
タ始動装置の回路図を示す。この基本回路は、図示のご
とく公知のスター・デルタ結線切換用の回路であるが、
本実施例の特徴は、主電動機Mの手前の三相交流電源配
線の一相Tに直列に電流検知器CSを挿入したことにあ
る。これにより主電動機Mのスター結線起動時に起動電
流がI/3(Iは定格電流)に達して運転状態となった
とき、スター結線をオフしてデルタ結線に切換えるよう
にしたものである。
【0011】PCはシーケンサ、CRは電流継電器(リ
レー)で、電極検知器CSが電流値I/3を検知したと
き、この出力信号を受けて、リレーCRにより主電動機
Mの切換回路SKのスター結線をオフしてデルタ結線に
自動的に切換えるよう構成されている。これら切換手段
は公知の従来技術を用いることができるので詳細説明は
省略する。電流検知器CSには、通常の電流計または電
流トランス等を用いることができる。
【0012】以上のように、本実施例によれば、従来の
タイマ手段に不必要となり、使用する主電動機Mの容量
により、デルタ結線の切換タイミンクに必要な電流値を
設定するだけでよく、適正な電流値により自動的に切換
わるため、ほぼ理想的な始動特性が得られる。なお、実
際には、補助的な切換タイミング判断/確認手段とし
て、始動後の主電動機Mの回転速度計等を使用しても差
支えないことはもちろんである。
【0013】なお、この実施例は、深みぞ形あるいは2
重かご形のいずれの特殊かご形誘導電動機にも適用し得
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
かご形誘導電動機の始動時のスター結線からデルタ結線
への切換タイミングを従来のタイマ手段に代えて、直接
的に電流値を基準として決定するようにしたため、モー
タ容量により適正な電流値を予め設定するのみで、常に
理想的な切換タイミングを自動的に得ることができるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のスター・デルタ始動装置の回路図
【図2】 始動時の時間対電流値特性線図
【符号の説明】
M 主電動機 CS 電流検知機 PC シーケンサ CR リレー R,S,T 三相交流電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電動機としてのかご形誘導電動機のス
    ター・デルタ始動装置であって、前記電動機の手前の三
    相交流電源配線の一相に電流検知手段を直列に配設し、
    予め設定された電流値の検出信号により、始動時に前記
    電動機のスター結線よりデルタ結線への切換えを行うよ
    う構成したことを特徴とする主電動機のスター・デルタ
    始動装置。
JP27694A 1994-01-06 1994-01-06 主電動機のスター・デルタ始動装置 Pending JPH07203695A (ja)

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JP27694A JPH07203695A (ja) 1994-01-06 1994-01-06 主電動機のスター・デルタ始動装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397565B1 (ko) * 2001-01-16 2003-09-13 엘지산전 주식회사 다기능 하이브리드 개폐기
KR101141095B1 (ko) * 2010-12-30 2012-05-03 주식회사 비엠일렉텍 와이 델타 결선절환수단을 구비한 전기차 배터리용 충전기
WO2016022877A1 (en) * 2014-08-07 2016-02-11 Thermo King Corporation Methods and systems for automatically adapting to an input power for a transport refrigeration system

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Effective date: 20020723