JPH067082Y2 - 土工車両 - Google Patents

土工車両

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JPH067082Y2
JPH067082Y2 JP1985159758U JP15975885U JPH067082Y2 JP H067082 Y2 JPH067082 Y2 JP H067082Y2 JP 1985159758 U JP1985159758 U JP 1985159758U JP 15975885 U JP15975885 U JP 15975885U JP H067082 Y2 JPH067082 Y2 JP H067082Y2
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JP
Japan
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speed
switch
clutch
reverse
lever
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JP1985159758U
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English (en)
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JPS6266964U (ja
Inventor
俊雄 伊藤
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、土工車両に関するものである。
〈従来技術〉 従来、土工車両、特に第3図に示されるようなトラクタ
ーショベルにおいては、車体1の後部に機関2が設けら
れ、該機関2の駆動力を伝達する変速機3が車体1の下
部中央に配設されている。しかるに、この変速機3を制
御する変速コントロールレバー4は機械式又は電気式に
かかわらず、荷役コントロールレバー5とは別設された
ものである。そして、この場合、土砂に向って車両を前
進させ、突込み直前までは、二速で操作され、突込む直
前に大きな突込力を得るために、車速を二速から一速に
切替えると同時に、荷役コントロールレバー5を操作し
なければならない。即ち、作業者は、荷役コントロール
レバー5から右手を一度離し、ハンドルにのせ次に左手
をハンドルから離し変速コントロールレバー4を操作す
るかまたはハンドルから手を離し変速コントロールレバ
ー4を操作しなければならなず、後者の場合特に安全性
に問題があった。そのため作業は複雑で、熟練を要する
といった欠点があった。
〈目的〉 本考案は、上記の欠点を解消するためになされたもの
で、土砂等への突込み時の車速を切替を荷役コントロー
ルレバーを操作しながら可能にして、運転操作を簡単に
し得る土工車両の提供を目的とする。
〈実施例〉 以下、本考案を第1〜4図の実施例に基づいて説明する
と、本考案に係る土工車両は、流体圧駆動用荷役装置6
と、流体圧駆動用変速機3とを具え、前記荷役装置6の
流体圧を制御する荷役コントロールレバー5が設けら
れ、前記変速機3は、複数段の変速変換クラッチ7〜9
と、前進クラッチ10及び後進クラッチ11と、前記速
度変換クラッチ7〜9への流体の供給を変速用切換バル
ブ25を介して制御する変速コントロールレバー4と、
前記前後進クラッチ10,11への流体の供給を前後進
用切換バルブ26を介して制御する前後進切換レバー1
2とを具え、前記速度変換クラッチ7,8の速度段を一
速と二速との間で自動的に切換える電磁弁13が前記切
換バルブ25と一,二速クラッチ7,8との間に介装さ
れ、前記前後進切換レバー12の前進クラッチ10側又
は後進クラッチ11側への切換えに連動して切換わる前
後進スイッチ14と、前記変速コントロールレバー4の
操作に連動して各速度変換クラッチ7〜9への流体供給
位置に応じて切換わる速度段スイッチ15とが設けら
れ、前記電磁弁13を切換制御する押ボタン形レバース
イッチ16が前記荷役コントロールレバー5の握り部2
0に配設されている。
そして、前記レバースイッチ16、速度段スイッチ1
5、前後進スイッチ14、および電磁弁13と該電磁弁
13が作動中のみONするインジケータランプ18との
並列体が直列に接続されて成る電気回路17が設けられ
ている。
なお、インジケータランプ18は、運転席1Aの前部操
作パネル上に配されている。第1図中、19は電源、2
0は荷役コントロールレバー4の握り部である。
ところで、インジケータランプ18と電磁弁13とを電
源19に対して並列接続したのは、以下の理由による。
すなわち、作業開始前にインジケータランプ18の球切
れが生じたとき、電源19にインジケータランプ18お
よび電磁弁13を直列に接続しら場合でも、またこれら
を並列に接続した場合でも、レバースイッチ16を押し
てもインジケータランプ18は点灯せず、土砂のすくい
込み作業は行われない。ところが、作業中にインジケー
タランプ18の球切れが生じたとき、直列に接続した場
合には、電磁弁13への通電が遮断され、一速クラッチ
側から二速クラッチ側へ切換わり、土砂への突込力がな
くなってすくい込み作業を完遂できず、中途半端な状態
で作業を中止しなければならなくなり、後作業が面倒な
ものとなる。一方、本実施例の如く、並列に接続した場
合には、電磁弁13は切換わらないので、そのまま作業
は続行することができ、とりあえずその作業だけは完了
させておけるからである。また前記前後進スイッチ14
は前記前後進切換レバー12に連動して後進時に開成
(OFF)し、前進時に閉成(ON)するものである。
また速度段スイッチ15は、変速コントロールレバー4
に連動して第一速投入状態Aおよび第三速投入状態Cで
開成し、第二速投入状態Bで閉成するものである。また
レバースイッチ16の可動接点16aは、コントロールレ
バー5の握り部20に形成された縦孔21を上下動自在
な可動杆22の下端に固定され、該可動杆22は握り部
20の支持盤20aを上方へ貫通して上端に押子23が固
定される。該押子23の上端は、前記縦孔21から上方
へ突出されると共に該押子23と前記支持盤20aの間に
前記可動接点16aを上方へ付勢するコイルばね24が介
装される。
また第2図は走行装置の流体圧回路を示すもので、図中
25は速度変換クラッチ7〜9への流体(圧油)の供給
を切り換える切換バルブで、変速コントロールレバー4
により切換制御される。26は前進クラッチ10または
後進クラッチ11への流体(圧油)の供給を切換える切
換バルブ、27は流体圧タンク、28はチャージングポ
ンプ、29はオイルフィルタ、30はカットオフバルブ
である。前記変速用切換バルブ25は、三位置切換弁
で、a〜fポートを有し、D位置で一速クラッチ7に、
E位置で二速クラッチ8に、F位置で三速クラッチ9に
それぞれ圧油が供給されるよう構成される。また前記電
磁弁13は二位置切換弁で、g,h,iポートを有し、前記
変速用切換バルブ25のeポートと電磁弁13のgポー
トが接続され、iポートと二速クラッチ8が、hポート
と一速クラッチ7が接続されている。そして、前記変速
用切換バルブ25のdポートと一速クラッチ7との間に
一速クラッチ7側へ流れる逆止弁31が介設されてい
る。なお、前後進用切換バルブ26は三位置切換弁で、
その中立位置で流体が別の駆動機構へ供給される。
次に作用を説明すると、今、前進クラッチ10を接続す
るために前後進切換レバー12を操作して切換バルブ2
6を切換え、二速クラッチ8を接続するために変速コン
トロールレバー4を操作して切換えバルブ25を切換え
ると、車両は、前進二速で土砂に向って突入する。その
時、荷役用コントロールレバー5の握り部20を操作し
ながら押しボタン形レバースイッチ16の押子23を押
してそのスイッチ16を投入すると、前後進スイッチ1
4がONし、また速度段スイッチ15は二速側に入って
ONしているため、電磁弁13に通電し、変速コントロ
ールレバー4が二速に入っているにも拘わらず、電磁弁
13が一速クラッチ側へ切換り、車速は二速から一速に
切替わる。なお、この作動中、即ちレバースイッチ16
を押している間はインジケータランプ18が点灯し、作
動中であることを知らせる。
次に土砂をすくい込み、車両を後退するときは、後進ク
ラッチ11を接続するために前後進切換レバー12を切
替えると、前後進スイッチ14が後進側Pに切替わって
OFFするため、電磁弁13への通電が遮断され、電磁
弁13が切換って再び後進二速に復帰する。
このように車両の走行を伴う荷役または土工作業中でも
荷役コントロールレバー5の握り部20のレバースイッ
チ16を押すだけで変速コントロールレバーの複雑な操
作を必要とせずに変速できるので、安全性および作業性
を向上できる。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、荷役コ
ントロールレバーの握りに付設されたレバースイッチに
より、車両が前進二速で土砂に突入したときに自動的に
前進二速から前進一速へ切換えることができ、簡単な操
作で変速を行なうことができ、安全性および作業性を向
上し得るといった優れた効果がある。
しかも、レバースイッチのオンにより電磁弁が作動した
ときだけ報知器が作動するので、例えば前進三速で走行
していて大きな突込力を得るために、作業者がレバース
イッチをオンして一速に変速したつもりで作業を続けよ
うとしても、実際には一速に変速されておらず、誤まっ
た作業をしているのに気づき、正常な作業を行なうこと
ができ、操作ミスによる事故を防止することができる。
また、レバースイッチが正常に作動しないとき、変速は
行なわれず、これを認識するのは困難であるが、報知器
がレバースイッチに直列に接続されているので、レバー
スイッチが正常に作動しないと、報知器が作動せず、レ
バースイッチが正常かどうかすばやく知覚できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変速装置を示す電気回路図、第2図は
油圧回路図、第3図はトラクターショベルの側面図、第
4図は本考案に係る荷役コントロールレバーの握り部を
示す断面図である。 3:変速機、4:変速コントロールレバー、5:荷役コ
ントロールレバー、6:荷役装置、7〜9:速度変換ク
ラッチ、10:前進クラッチ、11:後進クラッチ、1
2:前後進切換レバー、13:電磁弁、14:前後進ス
イッチ、15:速度段スイッチ、16:レバースイッ
チ、17:電気回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧駆動用荷役装置と、流体圧駆動用変
    速機とを具え、前記荷役装置の流体圧を制御する荷役コ
    ントロールレバーが設けられ、前記変速機は、複数段の
    速度変換クラッチと、前進クラッチ及び後進クラッチ
    と、前記速度変換クラッチへの流体の供給を変速用切換
    バルブを介して制御する変速コントロールレバーと、前
    記前後進クラッチへの流体の供給を前後進用切換バルブ
    を介して制御する前後進切換レバーとを具え、前記速度
    変換クラッチへの流体の供給を自動的に一速クラッチ側
    と二速クラッチ側との間で切換える電磁弁が前記変速用
    切換バルブと一,二速クラッチとの間に介装され、前記
    前後進切換レバーの前進クラッチ側又は後進クラッチ側
    への切換えに連動して切換わる前後進スイッチと、前記
    変速コントロールレバーの操作に連動して各速度変換ク
    ラッチへの流体供給位置に応じて切換わる速度段スイッ
    チとが設けられ、前記前後進スイッチが前進入力状態お
    よび速度段スイッチが二速投入状態のときに二速クラッ
    チから一速クラッチへ流体圧がかかるように前記電磁弁
    を切換制御するレバースイッチが前記荷役コントロール
    レバーの握り部に配設され、電磁弁と前記レバースイッ
    チの作動状態を知らせる報知器との並列体が、前記レバ
    ースイッチ、速度段スイッチ及び前後進スイッチと直列
    に接続されて成る電気回路が設けられたことを特徴とす
    る土工車両。
JP1985159758U 1985-10-17 1985-10-17 土工車両 Expired - Lifetime JPH067082Y2 (ja)

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JPS6266964U JPS6266964U (ja) 1987-04-25
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JPS5954847A (ja) * 1982-09-20 1984-03-29 Komatsu Ltd 車両の自動変速制御装置
JPS59107663U (ja) * 1983-01-12 1984-07-20 ティー・シー・エム株式会社 土工車両の変速装置

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