JPH08104240A - 作業車両の前後進切換装置 - Google Patents

作業車両の前後進切換装置

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JPH08104240A
JPH08104240A JP26315894A JP26315894A JPH08104240A JP H08104240 A JPH08104240 A JP H08104240A JP 26315894 A JP26315894 A JP 26315894A JP 26315894 A JP26315894 A JP 26315894A JP H08104240 A JPH08104240 A JP H08104240A
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JP26315894A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nikaido
靖 二階堂
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Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業車両のステアリングレバーを把持したま
ま容易に、安全に前後進切換を行えるようにする。 【構成】 ステアリングレバー1にモーメンタリ押しボ
タン式の前進操作用押しボタンスイッチ2、中立操作用
押しボタンスイッチ3、後進操作用押しボタンスイッチ
4を設けて制御装置5と接続する。この制御装置5を、
前進クラッチ12を操作する前進ソレノイドバルブ2
3、および後進クラッチ13を操作する後進ソレノイド
バルブ24と接続する。前記制御装置5は各押しボタン
スイッチの自己保持機能、および2個のスイッチを同時
に押すと中立になるインタロック機能を有するため、ス
テアリングと前後進切換とを同時に容易、かつ安全に操
作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はショベルローダのような
作業車両の前後進切換装置、特にはステアリングレバー
に前後進切換用押しボタンスイッチを設置した作業車両
の前後進切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショベルローダ等の作業車両は一
般に運転席前方中央にステアリングホイールを配置し、
右側に作業機レバーを、左側に変速、および前後進切換
レバーを配置しており、オペレータは右手で作業機を操
作し、左手でステアリングホイールによる操向操作、お
よび変速・前後進切り換えの走行操作を行っている。そ
のため、積み込み作業中等に前後進の切り換えを行う場
合にはステアリングホイールから左手を離して切換レバ
ーを操作しなければならず、この作業は複雑で熟練を要
するという問題があった。
【0003】この問題を解決するために第1の従来技術
として、図8に示す特開平4−356272が提案され
ている。すなわち、図8において、運転席前部にはステ
アリングホイール30と、その右側に作業機操作レバー
31が設けられている。ステアリングホイール30には
ノブ32が装着されており、ノブ32には前後進切換ス
イッチ33が設けられていて、オペレータは右手で作業
機操作レバー31により作業機を操作し、左手でステア
リングホイール30、および前後進切換スイッチ33に
より、ステアリングホイール30から手を離すことなく
ステアリング操作および前後進切換を行えるようになっ
ている。
【0004】また、近年では作業中における操向操作の
利便性からステアリングホイールに変えて、レバー式の
ステアリング操作装置を備える構成である第2の従来技
術として、図9に示す特表平5−501021が提案さ
れている。図9において、運転席の左側にモノレバー方
式のステアリングレバー40が設けられており、ステア
リングレバー40の上部には変速レバー41が軸42に
より回転可能に装着されている。また、ステアリングレ
バー40の裏側には前後進切換操作を行う揺動スイッチ
43が装着されている。変速レバー41は左手親指で回
転操作可能であり、オペレータはステアリングレバー4
0から手を離すことなく1、2、3、4速の速度段の選
択を行うとともに、揺動スイッチ43を操作することに
よって車両の前後進切換操作を行えるようになってい
る。
【0005】また、第3の従来技術として、図10に示
すWO93/15927においては、モノレバー方式の
ステアリングレバー50の頭部に走行操作を行う複数個
の接触式の切換ボタン51、および作業機操作を行う複
数個の接触式の切換ボタン52が装着されており、オペ
レータはステアリングレバー50を把持したまま、走行
操作しながら切換ボタン51、52を操作して、前後進
の切換操作、および作業機の操作を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1および第2の従来技術の構成においては、操作用スイ
ッチが押しボタンスイッチでないため操作し難いという
問題がある。また、第3の従来技術は接触式の切換ボタ
ンであるが、誤って2つ以上の切換ボタンを押した場合
の保護機能がなく安全性に問題がある。また、接触式の
切換ボタンを離した場合、そのままその出力を保持する
機能がなく、出力を保持するためには切換ボタンを押し
続けなければならないという問題があった。
【0007】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、操作のやり易い押しボタンスイッチであり、誤
って2個以上同時に操作した場合の保護機能や、押しボ
タンスイッチを離した場合の出力保持機能を備えた作業
車両の前後進切換装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る作業車両の前後進切換装置は、ステアリング
レバーに走行用の前後進切換スイッチを設けた作業車両
において、前記ステアリングレバーに少なくとも前進、
中立および後進の3位置に切り換え可能な各押しボタン
スイッチを具備する。
【0009】前記作業車両の前後進切換装置は、各押し
ボタンスイッチからの信号を受けて作業車両の前後進各
クラッチに送油するためのソレノイド弁を励磁する制御
回路を備え、この制御回路における制御電源の両端子間
に、各押しボタンスイッチ、リレー、リレー接点または
ダイオードを下記のようにそれぞれ直列に接続する。 (1)前進操作用押しボタンスイッチと第1リレーF1 (2)中立操作用押しボタンスイッチと第2リレーN1 (3)後進操作用押しボタンスイッチと第3リレーR1 (4)第1リレーF1のA接点と、第2リレーN1のB
接点と、第3リレーR1のB接点との直列接続と第4リ
レーF2、および第1リレーF1のA接点と第2リレー
N1のB接点と第3リレーR1のB接点との直列接続か
らダイオードを介して第1リレーF1に通電するように
接続する。 (5)第1リレーF1のB接点と第3リレーR1のB接
点との直列接続と第2リレーN1 (6)第1リレーF1のB接点と第2リレーN1のB接
点と第3リレーR1のA接点との直列接続と第5リレー
R2、および第1リレーF1のB接点と第2リレーN1
のB接点と第3リレーR1のA接点との直列接続からダ
イオードを介して第3リレーR1に通電するように接続
する。 (7)第4リレーF2のA接点と前進ソレノイド (8)第5リレーR2のA接点と後進ソレノイド
【0010】また、前記作業車両の前後進切換装置は、
各押しボタンスイッチからの信号を受けて作業車両の前
後進各クラッチに送油するためのソレノイド弁を励磁す
る制御回路を備え、この制御回路における制御電源の両
端子間に、各押しボタンスイッチ、リレー、リレー接点
またはダイオードを下記のようにそれぞれ直列に接続す
る。 (1)前進操作用押しボタンスイッチと第1リレーF1 (2)中立操作用押しボタンスイッチと第2リレーN1 (3)後進操作用押しボタンスイッチと第3リレーR1 (4)第1リレーF1のA接点と、第2リレーN1のB
接点と、第3リレーR1のB接点との直列接続と前進ソ
レノイド、および第1リレーF1のA接点と第2リレー
N1のB接点と第3リレーR1のB接点との直列接続か
らダイオードを介して第1リレーF1に通電するように
接続する。 (5)第1リレーF1のB接点と第3リレーR1のB接
点との直列接続と第2リレーN1 (6)第1リレーF1のB接点と第2リレーN1のB接
点と第3リレーR1のA接点との直列接続と後進ソレノ
イド、および第1リレーF1のB接点と第2リレーN1
のB接点と第3リレーR1のA接点との直列接続からダ
イオードを介して第3リレーR1に通電するように接続
する。
【0011】
【作用】上記のように、作業車両の前後進切換装置はス
テアリングレバーに少なくとも前進、中立および後進の
3位置に切り換え可能な各押しボタンスイッチを具備し
たので、ステアリングレバーを把持してステアリング操
作を行いながら前後進および中立の操作が可能となる。
従って、オペレータのステアリング操作が極めて容易に
とる。そして、各押しボタンスイッチの自己保持機能に
より、各押しボタンスイッチを一度押せば、その後に離
してもその出力は保持されるため、押しボタンスイッチ
を押し続ける必要がない。また、押しボタンスイッチを
2個以上同時に操作した場合、あるいはリセットした場
合には必ず中立となり、複数の操作が同時に行われるこ
とがないので、安全に運転操作をすることができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明に係る作業車両の前後進切換装
置の一実施例について、図面を参照して詳述する。図1
は前後進切換装置の全体制御回路図である。運転席前
方、左側に設けられたステアリングモノレバー1の上部
にはモーメンタリ式の押しボタンスイッチよりなる前進
スイッチ2、中立スイッチ3および後進スイッチ4が装
着されており、これら各押しボタンスイッチと制御装置
5とは電気的に接続されている。また、運転席前方、右
側には作業機操作レバー6が設けられている。
【0013】エンジン10により駆動される走行装置1
1には前進クラッチ12および後進クラッチ13が設け
られており、前進クラッチ12をON、後進クラッチ1
3をOFFにすると動力は前進減速歯車14を通って出
力軸16を前進回転させる。前進クラッチ12をOF
F、後進クラッチ13をONにすると動力は後進減速歯
車15を通って出力軸16を後進回転させる。
【0014】油圧ポンプ20の吐出回路21には前進ソ
レノイドバルブ22および後進ソレノイドバルブ24が
介装されており、前進ソレノイド23および後進ソレノ
イド25は制御装置5に接続している。ステアリングモ
ノレバー1の前進スイッチ2を押すと、図2に詳述する
ように制御装置5を介して前進ソレノイド23が励磁さ
れ、前進ソレノイドバルブ22がロ位置に切り換わる
と、圧力油は回路26を経て前進クラッチ12の図示し
ないシリンダに供給されるため、前進クラッチ12をO
Nとし、出力軸16は前進回転する。後進スイッチ4を
押せば、図2に詳述するように後進ソレノイドバルブ2
4はロ位置に切り換わって圧力油は回路27に供給さ
れ、後進クラッチ13の図示しないシリンダに供給され
るため、後進クラッチ13はONし、出力軸16は後進
回転する。中立スイッチ3を押せば、図2に詳述するよ
うに前進ソレノイド23、および後進ソレノイド25は
ともにOFFとなり、前進ソレノイドバルブ22、およ
び後進ソレノイドバルブ24はともにイ位置となり、前
進クラッチ12の図示しないシリンダ、および後進クラ
ッチ13の図示しないシリンダにはともに圧力油が供給
されないため、前進クラッチ12および後進クラッチ1
3はともにOFFとなり出力軸16は非駆動状態とな
る。
【0015】図2は前記制御装置5の第1実施例を示す
前後進切換制御回路の回路図であり、メインスイッチ7
とバッテリ8とにより電源回路を構成している。前記作
業車両の前後進切換装置は、各押しボタンスイッチから
の信号を受けて作業車両の前後進各クラッチ12,13
の図示しないシリンダに送油するための各ソレノイド弁
22,23の各ソレノイド23,25を励磁する制御回
路を備え、この制御回路における制御電源8の両端子間
に、各押しボタンスイッチ2,3,4、リレーF1,F
2,N1,R1,R2、リレー接点F1A,F1B,F
2A,N1B,R1A,R1B,R2Aまたはダイオー
ド17,18を下記のようにそれぞれ直列に接続する。 (1)前進操作用押しボタンスイッチ2と第1リレーF
1 (2)中立操作用押しボタンスイッチ3と第2リレーN
1 (3)後進操作用押しボタンスイッチ4と第3リレーR
1 (4)第1リレーF1のA接点F1Aと、第2リレーN
1のB接点N1Bと、第3リレーR1のB接点R1Bと
の直列接続と第4リレーF2、および第1リレーF1の
A接点F1Aと第2リレーN1のB接点N1Bと第3リ
レーR1のB接点R1Bとの直列接続からダイオード1
7を介して第1リレーF1に通電するように接続する。 (5)第1リレーF1のB接点F1Bと第3リレーR1
のB接点R1Bとの直列接続と第2リレーN1 (6)第1リレーF1のB接点F1Bと第2リレーN1
のB接点N1Bと第3リレーR1のA接点との直列接続
と第5リレーR2、および第1リレーF1のB接点F1
Bと第2リレーN1のB接点N1Bと第3リレーR1の
A接点R1Aとの直列接続からダイオード18を介して
第3リレーR1に通電するように接続する。 (7)第4リレーF2のA接点F2Aと前進ソレノイド
23 (8)第5リレーR2のA接点R2Aと後進ソレノイド
25
【0016】図2の各リレーにおいて、○印は対応する
リレーが消磁されるとOFFで、対応するリレーが励磁
されるとONされる常開接点を示し、●印は対応するリ
レーが消磁されるとONで、対応するリレーが励磁され
るとOFFされる常閉接点を示す。すなわち、第1リレ
ーF1に電流が流れると接点F1AはONされ、F1B
はOFFされ、第4リレーF2に電流が流れると接点F
2Aは閉じて前進ソレノイド23は励磁されるようにな
っている。
【0017】つぎに図2〜図6により代表的な操作に関
する作用について説明する。図2において、メインスイ
ッチ7をONすると第2リレーN1が励磁され、接点N
1BはOFFに切り換わって第4リレーF2、第5リレ
ーR2にはともに消磁されるため、接点F2A,R2A
はOFFとなって前進ソレノイド23、後進ソレノイド
25は消磁されて作業車両は中立状態となる。
【0018】この中立状態から前進させる場合には、図
3に示すように前進操作用押しボタンスイッチ2を押す
と第1リレーF1が励磁され、接点F1AはON、F1
BはOFFに切り換わる。そのため第4リレーF2が励
磁されると共に、第1リレーF1の励磁は自己保持さ
れ、第2リレーN1は消磁される。したがって、接点F
2AはONとなり前進ソレノイド23は励磁されて出力
軸16は前進回転し、前進操作用押しボタンスイッチ2
から手を離しても、第1リレーF1の励磁は自己保持さ
れているため図4に示すような制御回路となり、前進ソ
レノイド23が励磁状態を維持して出力軸16は前進回
転を持続する。後進の場合についても前進の作用と同様
であるため説明は省略するが、いずれも押しボタン操作
であるため容易に操作できる。
【0019】前進状態にあるときに中立操作用押しボタ
ンスイッチ3を押すと図5に示すような制御回路とな
り、第2リレーN1が励磁され、接点N1AはON、N
1BはOFFされ、第1リレーF1、第4リレーF2は
OFFされる。したがって、前進ソレノイド23は消磁
されるため出力軸16の前進回転は停止する。後進状態
にあるときに中立操作用押しボタンスイッチ3を押した
場合についても、前記前進状態にあるときと同様に後進
ソレノイド25は消磁されるため出力軸16の後進回転
は停止する。
【0020】また、前進操作用押しボタンスイッチ2と
後進操作用押しボタンスイッチ4とを同時に押した場合
には図6に示す制御回路となる。すなわち、第1リレー
F1に励磁されると第5リレーR2の直列回路の接点F
1Bが開き、第3リレーR1に励磁されると第4リレー
F2の直列回路の接点R1Bが開く。したがって、第4
リレーF2および第5リレーR2の両方とも消磁される
ため、前進ソレノイド23および後進ソレノイド25は
共に励磁されず、出力軸16は中立状態となり回転しな
い。すなわち、前進操作用押しボタンスイッチ2と後進
操作用押しボタンスイッチ4とを同時に押した場合に
は、前進、後進のどちらにも入らず中立状態となり、イ
ンタロック機能を発揮し安全性を確保する。同様にその
他2個以上のスイッチを同時に押した場合にもインタロ
ック機能を発揮して中立状態となるが、前記前進操作用
押しボタンスイッチ2と後進操作用押しボタンスイッチ
4とを同時に押した場合と同様のため詳細説明は省略す
る。メインスイッチ7を切ると図2の状態となり、再度
メインスイッチ7をONすると前記同様に制御回路5は
リセットされて中立状態に復帰する。
【0021】図7は前記制御装置5の第2実施例を示す
前後進切換制御回路の回路図であり、メインスイッチ7
とバッテリ8とにより電源回路を構成している。前記作
業車両の前後進切換装置は、各押しボタンスイッチから
の信号を受けて作業車両の前後進各クラッチ12,13
の図示しないシリンダに送油するための各ソレノイド弁
22,23の各ソレノイド23,25を励磁する制御回
路を備え、この制御回路における制御電源8の両端子間
に、各押しボタンスイッチ2,3,4、リレーF1,N
1,R1、リレー接点F1A,F1B,F2A,N1
B,R1A,R1B,R2Aまたはダイオード17,1
8を下記のようにそれぞれ直列に接続する。 (1)前進操作用押しボタンスイッチ2と第1リレーF
1 (2)中立操作用押しボタンスイッチ3と第2リレーN
1 (3)後進操作用押しボタンスイッチ4と第3リレーR
1 (4)第1リレーF1のA接点F1Aと、第2リレーN
1のB接点N1Bと、第3リレーR1のB接点R1Bと
の直列接続と前進ソレノイド23、および第1リレーF
1のA接点F1Aと第2リレーN1のB接点N1Bと第
3リレーR1のB接点R1Bとの直列接続からダイオー
ド17を介して第1リレーF1に通電するように接続す
る。 (5)第1リレーF1のB接点F1Bと第3リレーR1
のB接点R1Bとの直列接続と第2リレーN1 (6)第1リレーF1のB接点F1Bと第2リレーN1
のB接点N1Bと第3リレーR1のA接点との直列接続
と後進ソレノイド25、および第1リレーF1のB接点
F1Bと第2リレーN1のB接点N1Bと第3リレーR
1のA接点R1Aとの直列接続からダイオード18を介
して第3リレーR1に通電するように接続する。
【0022】図7における○印と●印の接点の作動、お
よび図7の代表的な操作に関する作用については前記図
2〜図6と同様のため説明を省略する。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のような構成としたため、
以下のような効果を奏する (1)モーメンタリタイプの押しボタンスイッチのため
操作がやり易く、オペレータは右手で作業機の操作を行
い、左手でステアリング操作と前後進操作とが同時に行
え、操作性が向上する。 (2)一度押しボタンスイッチを操作し、離してもその
出力を保持する自己保持機能があるため操作がやりやす
い。 (3)押しボタンスイッチを同時に2個以上操作しても
インタロック機能が働いて中立になるので安全である。 (4)制御回路をリセットした場合、制御回路は中立に
復帰するので安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の前後進切換装置の全体
制御回路図である。
【図2】図1における第1実施例の前後進切換制御回路
の回路図である。
【図3】図2において、メインスイッチと前進操作用押
しボタンスイッチとをONしたときの回路図である。
【図4】図3の自己保持状態を示す回路図である。
【図5】図4の状態において、中立操作用押しボタンス
イッチをONした後の回路図である。
【図6】図2において、メインスイッチをONした後、
前進操作用押しボタンスイッチと後進操作用押しボタン
スイッチとを同時にONした後の状態を示す回路図であ
る。
【図7】図1における第2実施例の前後進切換制御回路
の回路図である。
【図8】第1の従来の技術における運転席の配置図であ
る。
【図9】第2の従来の技術におけるステアリングレバー
の外観斜視図である。
【図10】第3の従来の技術におけるステアリングレバ
ーの正面図である。
【符号の説明】
1・・・・ステアリングモノレバー、2・・・・前進操作用押し
ボタンスイッチ、3・・・・中立操作用押しボタンスイッ
チ、4・・・・後進操作用押しボタンスイッチ、5・・・・制御
装置、7・・・・メインスイッチ、12・・・・前進クラッチ、
13・・・・後進クラッチ、22・・・・前進ソレノイドバル
ブ、23・・・・前進ソレノイド、24・・・・後進ソレノイド
バルブ、25・・・・後進ソレノイド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングレバーに走行用の前後進切
    換スイッチを設けた作業車両において、前記ステアリン
    グレバーに少なくとも前進、中立および後進の3位置に
    切り換え可能な各押しボタンスイッチを具備したことを
    特徴とする作業車両の前後進切換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各押しボタンス
    イッチからの信号を受けて作業車両の前後進各クラッチ
    に送油するためのソレノイド弁を励磁する制御回路を備
    え、この制御回路における制御電源の両端子間に、各押
    しボタンスイッチ、リレー、リレー接点またはダイオー
    ドを下記のように接続することを特徴とする作業車両の
    前後進切換装置。 (1)前進操作用押しボタンスイッチと、第1リレー
    (F1)とを直列に接続する。 (2)中立操作用押しボタンスイッチと、第2リレー
    (N1)とを直列に接続する。 (3)後進操作用押しボタンスイッチと、第3リレー
    (R1)とを直列に接続する。 (4)第1リレー(F1)のA接点と、第2リレー(N
    1)のB接点と、第3リレー(R1)のB接点との直列
    接続と、 とを直列に接続するととも
    に、第1リレー(F1)のA接点と、第2リレー(N
    1)のB接点と、第3リレー(R1)のB接点との直列
    接続からダイオードを介して第1リレー(F1)に通電
    するように直列に接続する。 (5)第1リレー(F1)のB接点と、第3リレー(R
    1)のB接点との直列接続と第2リレー(N1)とを直
    列に接続する。 (6)第1リレー(F1)のB接点と、第2リレー(N
    1)のB接点と、第3リレー(R1)のA接点との直列
    接続と、第5リレー(R2)とを直列に接続するととも
    に、第1リレー(F1)のB接点と、第2リレー(N
    1)のB接点と、第3リレー(R1)のA接点との直列
    接続からダイオードを介して第3リレー(R1)に通電
    するように直列に接続する。 (7)第4リレー(F2)のA接点と、前進ソレノイド
    とを直列に接続する。 (8)第5リレー(R2)のA接点と、後進ソレノイド
    とを直列に接続する。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記各押しボタンス
    イッチからの信号を受けて作業車両の前後進各クラッチ
    に送油するためのソレノイド弁を励磁する制御回路を備
    え、この制御回路における制御電源の両端子間に、各押
    しボタンスイッチ、リレー、リレー接点またはダイオー
    ドを下記のように接続することを特徴とする作業車両の
    前後進切換装置。 (1)前進操作用押しボタンスイッチと、第1リレー
    (F1)とを直列に接続する。 (2)中立操作用押しボタンスイッチと、第2リレー
    (N1)とを直列に接続する。 (3)後進操作用押しボタンスイッチと、第3リレー
    (R1)とを直列に接続する。 (4)第1リレー(F1)のA接点と、第2リレー(N
    1)のB接点と、第3リレー(R1)のB接点との直列
    接続と、前進ソレノイドとを直列に接続するとともに、
    第1リレー(F1)のA接点と、第2リレー(N1)の
    B接点と、第3リレー(R1)のB接点との直列接続か
    らダイオードを介して第1リレー(F1)に通電するよ
    うに直列に接続する。 (5)第1リレー(F1)のB接点と、第3リレー(R
    1)のB接点との直列接続と第2リレー(N1)とを直
    列に接続する。 (6)第1リレー(F1)のB接点と、第2リレー(N
    1)のB接点と、第3リレー(R1)のA接点との直列
    接続と、後進ソレノイドとを直列に接続するとともに、
    第1リレー(F1)のB接点と、第2リレー(N1)の
    B接点と、第3リレー(R1)のA接点との直列接続か
    らダイオードを介して第3リレー(R1)に通電するよ
    うに直列に接続する。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010206891A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd エンジン発電機の誤操作防止装置
JP2017115545A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社Kcm ホイールローダ
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