JPH0757962B2 - 建設機械の旋回安全装置 - Google Patents

建設機械の旋回安全装置

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JPH0757962B2
JPH0757962B2 JP30122687A JP30122687A JPH0757962B2 JP H0757962 B2 JPH0757962 B2 JP H0757962B2 JP 30122687 A JP30122687 A JP 30122687A JP 30122687 A JP30122687 A JP 30122687A JP H0757962 B2 JPH0757962 B2 JP H0757962B2
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JP
Japan
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valve
turning
obstacle
pilot
safety device
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JP30122687A
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Inventor
義之 山本
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油谷重工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、上部旋回体に障害物センサを装備した上部
旋回式建設機械の旋回安全装置に関する。
従来の技術 第3図は、建設機械のうち、油圧ショベルの全体側面図
である。図において、1は下部走行体、2は上部旋回体
である。第4図は、従来技術旋回安全装置を装備した建
設機械の平面視図である。3,4は上部旋回体2の左右側
部に取付けられた障害物センサ、0は上部旋回体2の旋
回中心である。
従来技術の建設機械用旋回安全装置(図示なし)では、
上部旋回体左右側部にそれぞれ障害物センサを取付け、
その障害物センサを旋回操作と連動可能に構成し、旋回
操作時に上記障害物センサによる検出信号を制御装置に
出力した警報などを発生させたり、上部旋回体の正逆回
転作動を全く停止させるようにした。
この発明の解決すべき問題点 従来技術の旋回安全装置では、上部旋回体旋回操作時
に、障害物センサにより障害物を検知したときに、上部
旋回体の正逆旋回作動を全く停止させた。そのために、
運転者が上部旋回体を障害物に近接させてその障害物を
確認し、直ちに逆の旋回操作を行う場合に、その逆の操
作を行なっても上部旋回体が旋回作動しなかった。した
がって、人身にかかわる対応などの場合に不具合であっ
た。また、従来技術の旋回安全装置では、旋回操作を開
始する前に障害物があっても、旋回操作を行なわないと
障害物センサがはたらかないので、旋回用操作レバーを
操作開始した時点において上部旋回体は旋回作動し、危
険であった。
この発明は上記の問題点を解決し、上部旋回体の旋回作
動中は勿論、上部旋回体の旋回停止においても、常に障
害物センサの機能をはたらかせ、旋回開始時に障害物を
検知していれば旋回操作を不能とし、また旋回作動中に
障害物を検知したときには、上記上部旋回体の旋回作動
を停止させるが、上記と逆方向には旋回作動を可能とす
る旋回安全装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために講じたこの発明の手段は、 イ.上部旋回体左右側部にそれぞれ複数個の障害物セン
サを配設し、 ロ.一方、リモコン用パイロット弁と、旋回弁の左右パ
イロット圧受圧部とを連通するパイロット油路にそれぞ
れ電磁切換弁を設け、 ハ.上記電磁切換弁のそれぞれソレノイドと上記障害物
センサとをコントローラ部を介して連係し、さらにその
コントローラ部に上記ソレノイドを別個オフ操作可能に
動作切換スイッチを接続し、 ニ.上部旋回体左右側部の後方側信号範囲を有する障害
物センサのうち、いずれか一方からの検出信号が上記コ
ントローラ部に出力したときに、その検出信号を出力し
た側の電磁切換弁をパイロット油路遮断位置に切換え、
他方の側の電磁切換弁をパイロット油路開通位置に保持
可能に設定して構成した。
作用 イ.上部旋回体左右側部の後方側信号範囲を有する障害
物センサのうち、いずれか一方からの検出信号がコント
ローラ部に出力すると、コントローラ部は上記検出信号
を出力した側の電磁切換弁用ソレノイドを通電させる。
その電磁切換弁は油路開通位置より油路遮断位置に切換
わるので、旋回弁は中立位置に戻る。そこで、旋回モー
タの回転作動は停止する。なおそのときに、旋回モータ
停止前回転方向に再びレバー操作しても、その方向に始
動はできない。
ロ.しかし上記の場合に、コントローラ部は、検出信号
を出力しなかった他方の側の電磁切換弁用ソレノイドを
非通電状態のままに保持している。そこで、上記イ項で
述べた状態で停止した上部旋回体において、直ちに操作
レバーを上記イ項と逆方向に操作すると、その方向に従
って上部旋回体は旋回作動可能となる。
ハ.なお、上記イ項のように、通電状態となった電磁切
換弁側の動作切換スチッチをオフ操作すると、その電磁
切換弁用ソレノイドは非通電となり上記電磁切換弁は油
路遮断位置より油路開通位置に戻る。それにより、リモ
コン用操作レバーはいずれの方向に対しても操作可能に
なる。
実施例 以下、この発明にかかる旋回安全装置を図面に基いて詳
細に説明する。第1図は、この発明にかかる旋回安全装
置を装備した建設機械の平面視図である。図において、
2′は上部旋回体、5,6は上部旋回体2′の左側部に取
付けたそれぞれ障害物センサ、7,8は右側部に取付けた
障害物、センサ、F,F′は障害物センサ5,6のそれぞれ信
号範囲、R,R′は障害物センサ7,8のそれぞれ信号範囲で
ある。第2図は、この発明にかかる旋回安全装置の油圧
回路図である。図において、9は上部旋回体2′に取付
けられた旋回モータ、10は旋回モータ9のブレーキ弁、
11は旋回モータ切換制御用旋回弁、12,13はそれぞれ旋
回弁11の左右パイロット圧受圧部、14はメインポンプ、
15,16はそれぞれリモコン用パイロット弁、17は操作レ
バー、18はパイロットポンプ、19は作動用タンク、20,2
1はそれぞれ電磁切換弁、22,23は電磁切換弁20,21のそ
れぞれソレノイド、24はコントローラ部25,26はそれぞ
れ動作切換スイッチである。
次に、この発明にかかる旋回安全装置の構成を第1図お
よび第2図について述べる。上部旋回体2′左右側部に
それぞれ複数個の障害物センサ56および7,8を配設し
た。一方、リモコン用パイロット弁15,16と、旋回弁11
の左右パイロット圧受圧部12,13とを連通するパイロッ
ト油路にそれぞれ電磁切換弁20,21を設けた。そして、
その電磁切換弁20,21のそれぞれソレノイド22,23と障害
物センサ5,6,7,8とをコントローラ部24を介して連係し
た。さらにそのコントローラ部24に、上記ソレノイド2
2,23を別個オフ操作可能に動作切換スイッチ25,26を接
続した。そして、上部旋回体2左右側部の後方側信号範
囲R,R′を有する障害物センサ6,8のうち、いずれか一方
からの検出信号が上記コントローラ部22に出力したとき
にその検出信号を出力した側の電磁切換弁をパイロット
油路遮断位置に切換え、他方の側の電磁切換弁をパイロ
ット油路開通位置に保持可能に設定して、構成した。な
お、前方側信号範囲F,F′を有する障害物センサ5,7は、
警報発生など他機能用に使用するために取付けてある。
次に、この発明にかかる旋回安全装置の作動機能につい
て述べる。リモコン用操作レバー17を左右方向位置イ,
ロのうちたとえばロ位置方向へ操作する。パイロットポ
ンプ18からの吐出圧油は、パイロット弁16、パイロット
油路27、電磁切換弁21(このときソレノイド23は非通電
となっている)の油路開通位置ハ、パイロット油路28を
経て、旋回弁11のパイロット圧受圧部13に作用し、旋回
弁11をニ位置に切換える。そこで旋回モータ9は右回転
し、上部旋回体2′を旋回作動させる。こうして上部旋
回体2′を旋回作動させているときに、後方側信号範囲
R′を有する障害物センサ8が障害物を検知すると、障
害物センサ8からの検出信号がコントローラ部24に出力
する。それにより、コントローラ部24は電磁切換弁21の
ソレノイド23を通電させる。電磁切換弁21は油路開通位
置ハより油路遮断位置ホに切換わるので、旋回弁11はニ
位置より中立位置に戻る。そこで、旋回モータ9の回転
作動は停止する。なおそのときに、操作レバー17をロ位
置方向へ再び操作しても、電磁切換弁21が油路遮断位置
ニにあるので、旋回モータ9は始動しない。しかし上記
の場合に、コントローラ部24は、検出信号を出力しなか
った障害物センサ6側の電磁切換弁20用ソレノイド22を
非通電状態のままに保持している。そこで、上記のよう
に停止した状態の上部旋回体2′において、直ちに操作
レバー17を逆のイ位置方向へ操作すれば、旋回モータ9
は左回転し、上部旋回体2′を回転作動させることがで
きる。上記説明では、後方側信号範囲R″を有する障害
物センサ8が障害物を検知する場合について述べたが、
後方側信号範囲Rを有する障害物センサ6が障害物を検
知した場合にも、同様の作用機能を発揮する。
なお、上記例における通電状態になっている電磁切換弁
21側の動作切換スイッチ26をオフ操作すると、そのソレ
ノイド23は非通電となり、電磁切換弁21は油路遮断位置
ホより油路開通位置ハに戻る。それにより、リモコン用
操作レバー17のロ位置方向への操作は可能となる。なお
他方の動作切換スイッチ25は、電磁切換弁20に対して上
記動作切換スイッチ26と同様の機能を有している。
発明の効果 従来技術の旋回安全装置では、上部旋回体旋回操作時
に、障害物センサにより障害物を検知したときに、上部
旋回体の正逆旋回作動を全く停止させた。そのために、
運転者が上部旋回体を障害物に近接させてその障害物を
確認し、直ちに逆の旋回操作を行う場合に、その逆の操
作を行っても上部旋回体が旋回作動しなかった。したが
って、人身にかかわる対応などの場合に不具合であっ
た。また、従来技術の旋回安全装置では、旋回操作を開
始する前に障害物があっても、旋回操作を行わないと障
害物センサがはたらかないので、旋回用操作レバーを操
作開始した時点において上部旋回体は旋回作動し、危険
であった。
しかし、この発明にかかる旋回安全装置では、リモコン
用パイロット油路にそれぞれ電磁切換弁を設けたので、
上部旋回体左右側部の後方側信号範囲を有する障害物セ
ンサのうち、いずれか一方からの検出信号がコントロー
ラ部に出力すると、上部旋回体の旋回作動は停止する。
なおそのときに、操作レバーを上部旋回体停止前の旋回
方向に再び操作しても、上部旋回体は始動しない。しか
し上記の場合、すなわち上部旋回体の旋回作動停止直後
に、操作レバーを逆の方向に操作すれば、上部旋回体は
その方向に従って旋回作動可能となる。
したがって、この発明にかかる旋回安全装置は、上部旋
回体が旋回作動を行っていないときに障害物を検知した
場合には、その方向に旋回操作を行うことができないよ
うにしているし、また、旋回中に障害物を検知した場合
には、上部旋回体の旋回作動を停止するが逆方向には旋
回操作が可能である。それにより、建設機械の旋回操作
性と安全性とを向上させた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の旋回安全装置をそなえた建設機械の
平面視図、第2図はこの発明にかかる旋回安全装置の油
圧回路図、第3図は油圧ショベルの全体側面図、第4図
は従来技術建設機械の平面視図である。 2,2″……上部旋回体 3,4,5〜8……障害物センサ 9……旋回モータ 11……旋回弁 12,13……パイロット圧受圧部 15,16……パイロット弁 20,21……電磁切換弁 22,23……ソレノイド 24……コントローラ部 25,26……動作切換スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部走行体と上部旋回体とからなり、その
    上部旋回体を旋回せしめる旋回モータとパイロット切換
    式旋回弁とをそなえ、かつ上部旋回体左右側部にそれぞ
    れ障害物センサを装備した建設機械において、上記上部
    旋回体左右側部にそれぞれ複数個の障害物センサを配設
    し、一方、リモコン用パイロット弁と、上記旋回弁の左
    右パイロット圧受圧部とを連通するパイロット油路にそ
    れぞれ電磁切換弁を設け、その電磁切換弁のそれぞれソ
    レノイドと上記障害物センサとをコントローラ部を介し
    て連係し、さらにそのコントローラ部に動作切換スイッ
    チを接続し、上部旋回体左右側部の後方側信号範囲を有
    する障害物センサのうち、いずれか一方からの検出信号
    が上記コントローラ部に出力したときに、その検出信号
    を出力した側の電磁切換弁をパイロット油路遮断位置に
    切換え、他方の側の電磁切換弁をパイロット油路開通位
    置に保持可能に設定して構成したことを特徴とする建設
    機械の旋回安全装置。
JP30122687A 1987-11-27 1987-11-27 建設機械の旋回安全装置 Expired - Lifetime JPH0757962B2 (ja)

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