JPH0721650Y2 - 車両の旋回装置 - Google Patents
車両の旋回装置Info
- Publication number
- JPH0721650Y2 JPH0721650Y2 JP1989104189U JP10418989U JPH0721650Y2 JP H0721650 Y2 JPH0721650 Y2 JP H0721650Y2 JP 1989104189 U JP1989104189 U JP 1989104189U JP 10418989 U JP10418989 U JP 10418989U JP H0721650 Y2 JPH0721650 Y2 JP H0721650Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turning
- electromagnetic switching
- switching valve
- detection
- switch
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、掘削機等の車両における旋回装置に関するも
のである。
のである。
〈従来技術〉 掘削作業を行なう掘削機は、第6図の如く、クローラ式
下部走行体1に旋回自在に上部旋回体2が設けられ、該
上部旋回体2にフロントアタツチメントとしてバケツト
3が回動自在に取付けられている。そして、上部旋回体
2には運転席4が設けられており、運転席4にバケツト
3を操作する一対の荷役レバー5と、上部旋回体2を旋
回操作する旋回レバー6および旋回用フツトペダル7と
が配されている。
下部走行体1に旋回自在に上部旋回体2が設けられ、該
上部旋回体2にフロントアタツチメントとしてバケツト
3が回動自在に取付けられている。そして、上部旋回体
2には運転席4が設けられており、運転席4にバケツト
3を操作する一対の荷役レバー5と、上部旋回体2を旋
回操作する旋回レバー6および旋回用フツトペダル7と
が配されている。
従来、掘削作業からダンプ車への積込作業を行なう場
合、一般的にタンプ車を掘削機の側面あるいは後方に配
置する。そして、掘削した後、上部旋回体2を下部走行
体1に対して旋回させ、ダンプ車に土砂等を積込む。
合、一般的にタンプ車を掘削機の側面あるいは後方に配
置する。そして、掘削した後、上部旋回体2を下部走行
体1に対して旋回させ、ダンプ車に土砂等を積込む。
このとき、荷役レバー5から旋回レバー6に持ち換えて
操作するか、あるいはフツトペダル7を足で操作して上
部旋回体2を旋回させていた。
操作するか、あるいはフツトペダル7を足で操作して上
部旋回体2を旋回させていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、掘削作業から積込作業へ切換えるとき、
荷役レバー5を操作しながら、旋回レバー6を操作する
か、あるいは足でフツトペダル7を操作しなければなら
ず、これらの操作には熟練を要し、だれでも簡単に操作
できるものではなかつた。
荷役レバー5を操作しながら、旋回レバー6を操作する
か、あるいは足でフツトペダル7を操作しなければなら
ず、これらの操作には熟練を要し、だれでも簡単に操作
できるものではなかつた。
そこで、本考案は、上記に鑑み、簡単な操作で旋回で
き、任意の位置で自動的に停止させることができる車両
の旋回装置の提供を目的とする。
き、任意の位置で自動的に停止させることができる車両
の旋回装置の提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案による課題解決手段は、第1図〜第5図の如く、
下部走行体1に対して旋回自在に上部旋回体2が設けら
れたもので、上部旋回体2を旋回させる旋回用モータ8
と、該旋回用モータ8に流体圧を供給して駆動させる電
磁切換バルブ9と、該電磁切換バルブ9に電源を供給し
て作動させる電気回路10と、前記上部旋回体2の回転軸
回りに取付けられた取付ブロツク27aに着脱自在に配置
された前記上部旋回体2の旋回範囲を設定する複数の検
知板27とを備え、前記電気回路10に、前記電磁切換バル
ブ9を作動して前記上部旋回体2を旋回させる操作スイ
ツチ11a,11bと、前記検知板27を検知して前記上部旋回
体2の停止する位置を検出する検出スイツチ12と、該検
出スイツチ12の出力信号により前記電磁切換バルブ9へ
の電源供給を遮断して前記上部旋回体2を停止させる遮
断装置13とが設けられたものである。
下部走行体1に対して旋回自在に上部旋回体2が設けら
れたもので、上部旋回体2を旋回させる旋回用モータ8
と、該旋回用モータ8に流体圧を供給して駆動させる電
磁切換バルブ9と、該電磁切換バルブ9に電源を供給し
て作動させる電気回路10と、前記上部旋回体2の回転軸
回りに取付けられた取付ブロツク27aに着脱自在に配置
された前記上部旋回体2の旋回範囲を設定する複数の検
知板27とを備え、前記電気回路10に、前記電磁切換バル
ブ9を作動して前記上部旋回体2を旋回させる操作スイ
ツチ11a,11bと、前記検知板27を検知して前記上部旋回
体2の停止する位置を検出する検出スイツチ12と、該検
出スイツチ12の出力信号により前記電磁切換バルブ9へ
の電源供給を遮断して前記上部旋回体2を停止させる遮
断装置13とが設けられたものである。
〈作用〉 上記課題解決手段において、検知板27を取付ブロツク27
aに配置して上部旋回体2の旋回させたい範囲を設定す
る。なお、検知板27は取付ブロツク27aに着脱自在とさ
れているので、検知板27を任意の位置に設置するだけ
で、上部旋回体2の旋回範囲を簡単に変更できる。次
に、上部旋回体2の旋回させたい方向の操作スイツチ11
aまたは11bをオンする。すると、電磁切換バルブ9に電
源が供給され、電磁切換バルブ9が切換わり、圧液が旋
回用モータ8に送給され上部旋回体2が旋回する。
aに配置して上部旋回体2の旋回させたい範囲を設定す
る。なお、検知板27は取付ブロツク27aに着脱自在とさ
れているので、検知板27を任意の位置に設置するだけ
で、上部旋回体2の旋回範囲を簡単に変更できる。次
に、上部旋回体2の旋回させたい方向の操作スイツチ11
aまたは11bをオンする。すると、電磁切換バルブ9に電
源が供給され、電磁切換バルブ9が切換わり、圧液が旋
回用モータ8に送給され上部旋回体2が旋回する。
上部旋回体2が所定の角度だけ旋回すると、検出スイツ
チ12が検知板27を検知して作動する。この出力信号によ
り遮断装置13が電磁切換バルブ9への電源供給を遮断し
て、電磁切換バルブ9は中立に戻り、旋回用モータ8に
圧液が送給されなくなつて、旋回用モータ8は停止して
旋回が停止する。
チ12が検知板27を検知して作動する。この出力信号によ
り遮断装置13が電磁切換バルブ9への電源供給を遮断し
て、電磁切換バルブ9は中立に戻り、旋回用モータ8に
圧液が送給されなくなつて、旋回用モータ8は停止して
旋回が停止する。
さらに、元に戻るときは、逆方向へ旋回させる操作スイ
ツチ11aまたは11bをオンすることにより、上記と同様に
旋回して元の位置に戻る。
ツチ11aまたは11bをオンすることにより、上記と同様に
旋回して元の位置に戻る。
したがつて、今までレバー操作により旋回させていたも
のが、操作スイツチ11a,11bの操作だけで設定された二
点間を旋回して自動的に停止させることができるので、
ある決まつた位置への旋回操作の繰り返し作業が容易に
行なうことができる。また、検知板27を3つ設ければ、
中間で一旦停止させることもできる。
のが、操作スイツチ11a,11bの操作だけで設定された二
点間を旋回して自動的に停止させることができるので、
ある決まつた位置への旋回操作の繰り返し作業が容易に
行なうことができる。また、検知板27を3つ設ければ、
中間で一旦停止させることもできる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本考案の実施例を示す旋回装置の電気回路図、第2
図は同じく旋回装置の油圧回路図、第3図は同じく掘削
機の概略断面図、第4図は検出スイツチの内部回路図、
第5図は検知板の配置図である。
図は本考案の実施例を示す旋回装置の電気回路図、第2
図は同じく旋回装置の油圧回路図、第3図は同じく掘削
機の概略断面図、第4図は検出スイツチの内部回路図、
第5図は検知板の配置図である。
本実施例の掘削機における旋回装置は、図示の如く、下
部走行体1に対して旋回自在に上部旋回体2が設けら
れ、上部旋回体2を旋回させる旋回用モータ8と、該旋
回用モータ8に流体圧を供給して駆動させる電磁切換バ
ルブ9と、該電磁切換バルブ9を作動させる電気回路10
とを備え、該電気回路10に、前記電磁切換バルブ9を作
動して上部旋回体2を旋回させる操作スイツチ11a,11b
と、上部旋回体2の停止する位置を検出する検出スイツ
チ12と、該検出スイツチ12の出力信号により電気回路10
を遮断して上部旋回体2を停止させる遮断装置13とが設
けられたものである。
部走行体1に対して旋回自在に上部旋回体2が設けら
れ、上部旋回体2を旋回させる旋回用モータ8と、該旋
回用モータ8に流体圧を供給して駆動させる電磁切換バ
ルブ9と、該電磁切換バルブ9を作動させる電気回路10
とを備え、該電気回路10に、前記電磁切換バルブ9を作
動して上部旋回体2を旋回させる操作スイツチ11a,11b
と、上部旋回体2の停止する位置を検出する検出スイツ
チ12と、該検出スイツチ12の出力信号により電気回路10
を遮断して上部旋回体2を停止させる遮断装置13とが設
けられたものである。
そして、旋回装置の油圧回路は、第2図の如く、前記旋
回用モータ8と、旋回用モータ8を制御する制御バルブ
14と、旋回用モータ8に流体圧を供給するポンプ15とタ
ンク16とを接続したもので、旋回用モータ8と制御バル
ブ14との間に前記電磁切換バルブ9が介設されている。
回用モータ8と、旋回用モータ8を制御する制御バルブ
14と、旋回用モータ8に流体圧を供給するポンプ15とタ
ンク16とを接続したもので、旋回用モータ8と制御バル
ブ14との間に前記電磁切換バルブ9が介設されている。
前記制御バルブ14は、三位置切換弁で、ポンプ15に接続
するaポートと、タンク16に接続するbおよびcポート
と、電磁切換バルブ9に接続するdポートと、旋回用モ
ータ8に接続するeおよびfポートとを有している。
するaポートと、タンク16に接続するbおよびcポート
と、電磁切換バルブ9に接続するdポートと、旋回用モ
ータ8に接続するeおよびfポートとを有している。
そして、制御バルブ14の第一位置14Aでaポートとfポ
ートおよびbポートとeポートが連通し、第三位置14C
でaポートとeポートおよびbポートとfポートが連通
し、第一位置14Aの外端に取付けられた旋回レバー6の
切換えにより旋回用モータ8を正逆回転させる。第二位
置14Bでは、aポートとdポートが連通して中立位置と
なり、電磁切換バルブ9にポンプ15からの圧液を供給す
る。また、その両端には復帰ばね17a,17bが取付けられ
ている。
ートおよびbポートとeポートが連通し、第三位置14C
でaポートとeポートおよびbポートとfポートが連通
し、第一位置14Aの外端に取付けられた旋回レバー6の
切換えにより旋回用モータ8を正逆回転させる。第二位
置14Bでは、aポートとdポートが連通して中立位置と
なり、電磁切換バルブ9にポンプ15からの圧液を供給す
る。また、その両端には復帰ばね17a,17bが取付けられ
ている。
前記電磁切換バルブ9は、三位置切換弁で、制御バルブ
14のdポートに接続するgポートとタンク16に接続する
h、iおよびjポートと、旋回用モータ8に接続するk
およびlポートとを有している。
14のdポートに接続するgポートとタンク16に接続する
h、iおよびjポートと、旋回用モータ8に接続するk
およびlポートとを有している。
そして、電磁切換バルブ9の切換位置は前記制御バルブ
14と同じ構成であり、第一位置9Aおよび第三位置9Cで旋
回用モータ8に連通し、第二位置9Bで中立となる。ま
た、その両端に前記操作スイツチ11a,11bにより作動す
る右旋回用および左旋回用ソレノイド18a,18bが取付け
られ、第三位置9Cの外端に復帰ばね19が取付けられてい
る。
14と同じ構成であり、第一位置9Aおよび第三位置9Cで旋
回用モータ8に連通し、第二位置9Bで中立となる。ま
た、その両端に前記操作スイツチ11a,11bにより作動す
る右旋回用および左旋回用ソレノイド18a,18bが取付け
られ、第三位置9Cの外端に復帰ばね19が取付けられてい
る。
なお、電磁切換バルブ9と旋回用モータ8との間に、旋
回用モータ8の急激な作動を防止するための絞り弁20a,
20bが介設されている。
回用モータ8の急激な作動を防止するための絞り弁20a,
20bが介設されている。
前記電気回路10は、第1図の如く、24V直流電源22、ヒ
ユーズ23、電源スイツチ24と、右旋回用操作スイツチ11
a、遮断装置13、検出スイツチ12および左旋回用操作ス
イツチ11b、遮断装置13、検出スイツチ12の各並列接続
体と、電磁切換バルブ9の右旋回用および左旋回用ソレ
ノイド18a,18bを直列に接続したものである。
ユーズ23、電源スイツチ24と、右旋回用操作スイツチ11
a、遮断装置13、検出スイツチ12および左旋回用操作ス
イツチ11b、遮断装置13、検出スイツチ12の各並列接続
体と、電磁切換バルブ9の右旋回用および左旋回用ソレ
ノイド18a,18bを直列に接続したものである。
前記操作スイツチ11a,11bは、押ボタン式常時開スイツ
チで、左右一対の荷役レバー5a,5bの上端グリツプにそ
れぞれ配置されている。
チで、左右一対の荷役レバー5a,5bの上端グリツプにそ
れぞれ配置されている。
前記検出スイツチ12は、近接スイツチであり、第4図の
如く、トランジスタ25とその出力装置26とからなる。エ
ミツタ端子のINは前記遮断装置13に、コレクタ端子のG
はグラウンドに接続され、ベース端子は出力装置26の+
端子を介して直流電源22に接続されている。そして、検
出スイツチ12は、第3図の如く、上部旋回体2の底部に
固定されている。
如く、トランジスタ25とその出力装置26とからなる。エ
ミツタ端子のINは前記遮断装置13に、コレクタ端子のG
はグラウンドに接続され、ベース端子は出力装置26の+
端子を介して直流電源22に接続されている。そして、検
出スイツチ12は、第3図の如く、上部旋回体2の底部に
固定されている。
また、上部旋回体2の停止位置を設定するための検知板
27が、前記検出スイツチ12に対向して下部走行体1の上
面に配されている。検知板27は、断面L字形の板の一部
を突出させ、突出部を被検出部としたものである。検知
板27は、上部旋回体2の回転軸2aの回りに取付けられた
輪状の取付ブロツク27aにボルトで固定されており、ボ
ルトを取外すことにより取付ブロツク27aの任意の位置
に取付け可能とされ、第5図の如く、左,右旋回および
中央部の各位置に設定される。そして、検出スイツチ12
が検知板27に近づくと、検出スイツチ12はオフ信号を出
力する。
27が、前記検出スイツチ12に対向して下部走行体1の上
面に配されている。検知板27は、断面L字形の板の一部
を突出させ、突出部を被検出部としたものである。検知
板27は、上部旋回体2の回転軸2aの回りに取付けられた
輪状の取付ブロツク27aにボルトで固定されており、ボ
ルトを取外すことにより取付ブロツク27aの任意の位置
に取付け可能とされ、第5図の如く、左,右旋回および
中央部の各位置に設定される。そして、検出スイツチ12
が検知板27に近づくと、検出スイツチ12はオフ信号を出
力する。
前記遮断装置13は、常時開のリレー接点28とリレーコイ
ル29とからなるリレーである。そして、検知板27が検出
スイツチ12から離れている時には、検出スイツチ12のIN
とGとが導通しており、このときリレーが作動し、検知
板27が検出スイツチ12に近づきINとGの導通がなくなる
と、リレーは作動しなくなる。
ル29とからなるリレーである。そして、検知板27が検出
スイツチ12から離れている時には、検出スイツチ12のIN
とGとが導通しており、このときリレーが作動し、検知
板27が検出スイツチ12に近づきINとGの導通がなくなる
と、リレーは作動しなくなる。
上記構成において、まず検出板27を上部旋回体2の旋回
させたい範囲の位置の取付ブロツク27aに設置する。次
に、電源スイツチ24をオンし、上部旋回体2の旋回させ
たい方向の操作スイツチ11aまたは11bをオンする。する
と、電磁切換バルブ9に電源が供給され、ソレノイド18
aまたは18bが作動して、電磁切換バルブ9は、第一位置
9Aまたは第三位置9Cに切換わる。そして、制御バルブ14
は中立位置のため、ポンプ15からの圧液は制御バルブ14
を通過して電磁切換バルブ9を通り、旋回用モータ8に
送給され上部旋回体2が旋回する。このとき、操作スイ
ツチ11aまたは11bを離しても検出スイツチ12は導通して
おり、リレーコイル29は、励磁され続けているので、リ
レー接点28は閉状態であり、電磁切換バルブ9に電源が
供給され続ける。
させたい範囲の位置の取付ブロツク27aに設置する。次
に、電源スイツチ24をオンし、上部旋回体2の旋回させ
たい方向の操作スイツチ11aまたは11bをオンする。する
と、電磁切換バルブ9に電源が供給され、ソレノイド18
aまたは18bが作動して、電磁切換バルブ9は、第一位置
9Aまたは第三位置9Cに切換わる。そして、制御バルブ14
は中立位置のため、ポンプ15からの圧液は制御バルブ14
を通過して電磁切換バルブ9を通り、旋回用モータ8に
送給され上部旋回体2が旋回する。このとき、操作スイ
ツチ11aまたは11bを離しても検出スイツチ12は導通して
おり、リレーコイル29は、励磁され続けているので、リ
レー接点28は閉状態であり、電磁切換バルブ9に電源が
供給され続ける。
上部旋回体2が所定の角度だけ旋回して、旋回方向側の
検知板27に近づくと、検出スイツチ12が作動してINとG
の導通がなくなり、リレーコイル29は励磁されなくな
り、リレー接点28が開放される。そして、ソレノイド18
aまたは18bが解除され、電磁切換バルブ9は中立の第二
位置9Bに戻り、旋回用モータ8に圧液が送給されなくな
つて、旋回用モータ8は停止して旋回が停止する。
検知板27に近づくと、検出スイツチ12が作動してINとG
の導通がなくなり、リレーコイル29は励磁されなくな
り、リレー接点28が開放される。そして、ソレノイド18
aまたは18bが解除され、電磁切換バルブ9は中立の第二
位置9Bに戻り、旋回用モータ8に圧液が送給されなくな
つて、旋回用モータ8は停止して旋回が停止する。
さらに、元に戻るときは、逆方向への旋回させる操作ス
イツチ11aまたは11bをオンすることにより、上記と同様
に旋回して元の位置に戻る。
イツチ11aまたは11bをオンすることにより、上記と同様
に旋回して元の位置に戻る。
なお、旋回レバー6を手動で操作して、制御バルブ14を
切換えることにより旋回用モータ8を作動させて、上部
旋回体2を旋回操作することも可能である。
切換えることにより旋回用モータ8を作動させて、上部
旋回体2を旋回操作することも可能である。
したがつて、今までレバー操作により旋回させていたも
のが、操作スイツチ11a,11bの操作だけで設定された二
点間を旋回して自動的に停止させることができる。その
ため、ある決まつた位置への旋回操作の繰り返し作業が
容易に行なうことができる。
のが、操作スイツチ11a,11bの操作だけで設定された二
点間を旋回して自動的に停止させることができる。その
ため、ある決まつた位置への旋回操作の繰り返し作業が
容易に行なうことができる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、検出スイツチはリードスイツチ、光スイツチを
用いてもよい。また、ポテンシヨンメータを利用してマ
イクロコンピユータにより制御してもよい。
用いてもよい。また、ポテンシヨンメータを利用してマ
イクロコンピユータにより制御してもよい。
また、検知板の移動手段として、検知板が取付けブロツ
クの周縁上をモータ等により自走可能にしてもよい。
クの周縁上をモータ等により自走可能にしてもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、今まで
レバー操作により上部旋回体を旋回させていたものが、
操作スイツチの操作だけで設定された二点間を旋回して
自動的に停止させることができる。しかも、上部旋回体
の旋回範囲を設定する検知板は取付ブロツクに着脱自在
とされているので、検知板を任意の位置に設置するだけ
で、上部旋回体の旋回範囲を簡単に可変することがで
き、ある決まつた位置への旋回操作の繰り返し作業が容
易に行なえる。
レバー操作により上部旋回体を旋回させていたものが、
操作スイツチの操作だけで設定された二点間を旋回して
自動的に停止させることができる。しかも、上部旋回体
の旋回範囲を設定する検知板は取付ブロツクに着脱自在
とされているので、検知板を任意の位置に設置するだけ
で、上部旋回体の旋回範囲を簡単に可変することがで
き、ある決まつた位置への旋回操作の繰り返し作業が容
易に行なえる。
さらに、上部旋回体の旋回および停止は操作スイツチ、
検出スイツチおよび遮断装置等からなる簡単な電気回路
により自動的に行なうことができ、旋回体の位置を検出
するセンサ,複雑な制御回路等を必要とせず、故障時の
メンテナンスも容易になり、簡単かつ安価な旋回装置の
実現が可能になるといつた優れた効果がある。
検出スイツチおよび遮断装置等からなる簡単な電気回路
により自動的に行なうことができ、旋回体の位置を検出
するセンサ,複雑な制御回路等を必要とせず、故障時の
メンテナンスも容易になり、簡単かつ安価な旋回装置の
実現が可能になるといつた優れた効果がある。
第1図は本考案の実施例を示す旋回装置の電気回路図、
第2図は同じく旋回装置の油圧回路図、第3図は同じく
掘削機の概略断面図、第4図は検出スイツチの内部回路
図、第5図は検知板の配置図、第6図は掘削機の側面図
である。 1:下部走行体、2:上部旋回体、8:旋回用モータ、9:電磁
切換バルブ、10:電気回路、11a,11b:操作スイツチ、12:
検出スイツチ、13:遮断装置。
第2図は同じく旋回装置の油圧回路図、第3図は同じく
掘削機の概略断面図、第4図は検出スイツチの内部回路
図、第5図は検知板の配置図、第6図は掘削機の側面図
である。 1:下部走行体、2:上部旋回体、8:旋回用モータ、9:電磁
切換バルブ、10:電気回路、11a,11b:操作スイツチ、12:
検出スイツチ、13:遮断装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−153830(JP,A) 特開 昭54−91903(JP,A) 特開 昭53−100601(JP,A) 実開 平1−124860(JP,U) 実開 昭61−106562(JP,U) 実開 昭49−55205(JP,U) 特公 昭56−576(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】下部走行体に対して旋回自在に上部旋回体
が設けられた車両において、上部旋回体を旋回させる旋
回用モータと、該旋回用モータに流体圧を供給して駆動
させる電磁切換バルブと、該電磁切換バルブに電源を供
給して作動させる電気回路と、前記上部旋回体の回転軸
回りに取付けられた取付ブロツクに着脱自在に配置され
た前記上部旋回体の旋回範囲を設定する複数の検知板と
を備え、前記電気回路に、前記電磁切換バルブを作動し
て前記上部旋回体を旋回させる操作スイツチと、前記検
知板を検知して前記上部旋回体の停止する位置を検出す
る検出スイツチと、該検出スイツチの出力信号により前
記電磁切換バルブへの電源供給を遮断して前記上部旋回
体を停止させる遮断装置とが設けられたことを特徴とす
る車両の旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989104189U JPH0721650Y2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 車両の旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989104189U JPH0721650Y2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 車両の旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342846U JPH0342846U (ja) | 1991-04-23 |
JPH0721650Y2 true JPH0721650Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31652991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989104189U Expired - Lifetime JPH0721650Y2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 車両の旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721650Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5938431A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-02 | Kubota Ltd | 旋回台付き作業車 |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP1989104189U patent/JPH0721650Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0342846U (ja) | 1991-04-23 |
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