JPH0719995Y2 - 船外機の油圧式昇降機構 - Google Patents

船外機の油圧式昇降機構

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JPH0719995Y2
JPH0719995Y2 JP5275790U JP5275790U JPH0719995Y2 JP H0719995 Y2 JPH0719995 Y2 JP H0719995Y2 JP 5275790 U JP5275790 U JP 5275790U JP 5275790 U JP5275790 U JP 5275790U JP H0719995 Y2 JPH0719995 Y2 JP H0719995Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は船舶に装備する船外機の、トリム時とチルト時
の油圧式昇降装置に関する。
(ロ)従来技術 従来から船外機のトリム時とチルト時の昇降装置に関す
る技術は公知とされているのである。例えば実開昭61-1
45098号公報に記載の技術の如くである。
しかし該従来の技術においては、1個の電動モータによ
って大容量ポンプと小容量ポンプを駆動していたので、
大型の特殊な電動モータが必要であったのである。
またトリム用の大容量油圧ポンプの吐出油をドレンす
る、圧力感応型の特殊な切換弁を介装していたのでコス
トをアップする要因となっていたのである。
(ハ)考案が解決すべき課題 本考案は停船中及び低速航走時に船外機を水面から上げ
る為の上昇回動や、同じく停船時に船外機に付着したフ
ジツボ等の取り除き作業をする場合の船外機の上昇であ
るチルト操作を、第一のリリーフ弁による低圧かつ大油
量で速く行い、逆に高速航走時の上昇であるトリム操作
を第二のリリーフ弁による高圧かつ小油量で遅く行うべ
く構成したものである。
そして、トリム操作とチルト操作の両方を可能とする船
外機の油圧式昇降機構を、市販の小吐出量の油圧ポンプ
と、小型の電動モータと、小型のチェック弁とリリーフ
弁により、安価に構成せんとするものである。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
船外機1の上昇・下降を行う油圧シリンダ2に圧油を供
給する油圧ポンプを、第一の油圧ポンプ3と第二の油圧
ポンプ4の2台を配置し、第一の油圧ポンプ3からの圧
油は、低圧に設定した第一のリリーフ弁L1,L2と第一の
チェック弁C1,C2を介して油圧シリンダ2の上昇・下降
側の油室に供給し、第二の油圧ポンプ4からの圧油は、
高圧に設定した第二のリリーフ弁L3と第二のチェック弁
C3を介して油圧シリンダ2の上昇側の油室に供給すべく
構成し、停船中及び低速航走時に船外機を水面から上げ
る為の上昇回動であるチルト操作は、第一の油圧ポンプ
3と第二の油圧ポンプ4の両方の圧油により、低圧かつ
大油量で速く行い、高速航走時の船外機1の上昇である
トリム操作は、第二の油圧ポンプ4からの高圧かつ小油
量により遅く行うべく構成したものである。
また、第一の電動モータ12の正逆回転によって駆動され
る第一の油圧ポンプ3の正逆の吐出ポートと、船外機1
を上昇させる側の油圧シリンダ2の上昇側と下降側の油
室とを繋ぐ油路中に、第一の油圧ポンプ3の吐出側から
順に、第一のリリーフ弁L1,L2と第一のチェック弁C1,C2
とを介装し、前記第一のチェック弁C1,C2の間に油路切
換弁5を介装し、第一の油圧ポンプ3よりも小容量の第
二の油圧ポンプ4を第二の電動モータ14の正逆回転によ
って駆動すると共に、その吐出油を第一のリリーフ弁L
1,L2より以上に高圧に設定する第二のリリーフ弁L3,L4
を設け、該圧油を第二のチェック弁C3,C4を介して、第
一のチェック弁C1,C2と前記油圧シリンダ2の上昇側と
下降側の油室との間に導き、第二のチェック弁C3,C4の
間に油路切換弁6を配置したものである。
また、第一の電動モータ12の正逆回転によって駆動され
る第一の油圧ポンプ3の正逆の吐出ポートと、船外機1
を上昇させる側の油圧シリンダ2の上昇側・下降側の油
室を繋ぐ油路中に、第一の油圧ポンプ3の上流側から順
に、第一のリリーフ弁L1,L2と第一のチェック弁C1,C2と
を介装し、前記第一のチェック弁C1,C2の間に油路切換
弁5を介装し、第一のリリーフ弁L1と第一のチェック弁
C1との間に、第二のチェック弁C5を介装し、第一の油圧
ポンプ3よりも小容量の第二の油圧ポンプ4を第二の電
動モータ14によって駆動すると共に、該第二の油圧ポン
プ4の吐出油を第一のリリーフ弁L1よりも高圧に設定す
る第二のリリーフ弁L3を設け、該圧油を第二のチェック
弁C5と第一のチェック弁C1との間に導いたものである。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。
第1図は本考案の船外機の油圧式昇降機構の実施例の中
で油路切換弁5,6を第一の油圧ポンプ3と第二の油圧ポ
ンプ4の両方に設けた場合の実施例を示す油圧回路図、
第2図は船外機の油圧式昇降機構の油路切換弁6を削除
した実施例の油圧回路図、第3図は第二の油圧ポンプ4
の側の第二のチェック弁C4と第二のリリーフ弁L4を削除
した実施例の油圧回路図、第4図は第一の油圧ポンプ3
と第二の油圧ポンプ4を並列に配置した実施例の油圧回
路図、第5図は本考案の電気回路図である。
第1図の実施例においては、船外機1を枢支軸1aの部分
で船体に枢支している。油圧シリンダ2のシリンダ側は
船体に枢支されており、ピストン2aの側が船外機1に枢
支されている。該船外機1の内部にエンジンが装備され
ており、該エンジンの回転により推進プロペラ11を回転
している。該油圧シリンダ2の上昇側の油室と、下降側
の油室の間を連通する回路が設けられており、該回路内
にスローリターンバルブ機構15が設けられており、該ス
ローリターンバルブ機構15の回路に手動下降バルブ13が
介装されている。
該手動下降バルブ13は通常は閉鎖しておくのであるが、
電動モータや油圧ポンプや油圧回路が不良等の場合にお
いて、取り敢えず船外機1を水中に降ろして航走だけを
行うことが出来るようにする際に、手動で手動下降バル
ブ13を開放することにより、チルトまたはトリム上昇し
た状態の船外機1を下降させることが出来るように、安
全装置としてスローリターンバルブ機構15と手動下降バ
ルブ13が設けられている。
次に第一の電動モータ12により駆動される第一の油圧ポ
ンプ3の油圧回路を説明すると、該第一の電動モータ12
は、船外機1の上昇と下降に際し、後述する船外機上昇
スイッチSw1と船外機下降スイッチSw2の択一的なON操作
により正転・逆転される。
そして該第一の電動モータ12の正逆転により、第一の油
圧ポンプ3からの圧油が第一のリリーフ弁L1,L2のどち
らかを通過して油路切換弁5に供給される。該油路切換
弁5は第一の油圧ポンプ3の正逆転により高圧油の流入
位置が左右の油室のどちらかに変わることにより切り替
わり、第一のチェック弁C1,C2を切り換えるのである。
そして該第一のチェック弁C1,C2を通過した圧油は、安
全リリーフ弁16,17を経て、油圧シリンダ2の上昇側、
または下降側の油室に送油されるのである。
第一のリリーフ弁L1,L2の圧力がAkg/cm2に設定されてい
る。
次に第二の電動モータ14と第二の油圧ポンプ4の油圧回
路を説明する。第二の電動モータ14も、船外機1の上昇
下降の為に正逆転を行い、第二の油圧ポンプ4からの圧
油は第二のリリーフ弁L3,L4を介して、油路切換弁6に
至り、第二の油圧ポンプ4の正逆転により油路切換弁6
が切り替わり、第二のチェック弁C3,C4を経て、第一の
油圧ポンプ3と油圧シリンダ2の間の油路の中で、安全
リリーフ弁16,17と油圧シリンダ2との間に合流すべく
構成されている。
上昇時のリリーフ圧を決定する第二のリリーフ弁L3は第
一のリリーフ弁L1よりも高圧のBkg/cm2に設定されてい
る(A<B)。第二のリリーフ弁L4は下降用であるので
圧力は掛からないので、第一のリリーフ弁L1,L2と同様
のBkg/cm2に設定している。
そして後述する船外機上昇スイッチSw1のONにより、第
一の電動モータ12も第二の電動モータ14も回転されて、
第一の油圧ポンプ3と第二の油圧ポンプ4から同じよう
に油圧シリンダ2を上昇する方向に圧油が吐出されるの
である。
このように第一の油圧ポンプ3と第二の油圧ポンプ4の
両方から油圧シリンダ2を上昇する為の圧油が吐出され
るのであるが、第一の油圧ポンプ3からの吐出油はAkg/
cm2の油圧力で油量が多く、一方第二の油圧ポンプ4か
らの吐出油は、Bkg/cm2の油圧で圧力が高く油量が少な
いのである。
故に、船体が停止しているか、または低速航走時の上昇
回動であるチルト時においては、船外機1を上昇させる
のに油圧シリンダ2に供給する油圧力はAkg/cm2の油圧
で充分なので、第一の油圧ポンプ3の圧油と第二の油圧
ポンプ4の圧油の合計の大油量によりピストン2aが伸長
されるのである。故に高速で素早くチルト上昇が出来る
のである。
逆に高速で航走時の姿勢制御であるトリム上昇の場合に
は、プロペラ11に推進力が掛かっているので、ピストン
2aを押すにもAkg/cm2以上の大きな力を必要とし、第一
の油圧ポンプ3からの圧油は第一のリリーフ弁L1の部分
で噴出状態となり、油圧シリンダ2までは至らないので
ある。
しかし第二の油圧ポンプ4から第二のリリーフ弁L3によ
ってBkg/cm2に設定された高い吐出圧でかつ、小油量の
圧油は第一のチェック弁C1を閉鎖した状態で、油圧シリ
ンダ2に供給されて、船外機1をゆっくりと上昇させる
のである。
この状態で、船外機1を下降させる方向に衝撃が掛かっ
た場合等においては、安全リリーフ弁16が吹き出して回
路の安全を確保するのである。
第2図の実施例は、大部分の構成において第1図の実施
例と同じであるが、第二のチェック弁C3,C4の間に油路
切換弁6を配置することを省略しているのである。
油路切換弁6は第二のチェック弁C3,C4の作動を確実に
する為のものであるので、高圧・小流量の第二の油圧ポ
ンプ4の側にはなくても、第二のチェック弁C3,C4が正
常に働くので、省略することも出来るのである。
第3図の実施例においては、第二のチェック弁C4と油路
切換弁6の両方を省略して、第二の電動モータ14が逆転
の場合と吐出油室を、第一のリリーフ弁L2と第一のチェ
ック弁C2との間に合流したものである。
下降の場合には、上昇の場合ほどの負荷がかからないの
であり、第一の油圧ポンプ3の低い吐出圧でも充分に下
降させることが出来るので、第二のリリーフ弁L4と油路
切換弁6を省略することも出来るのである。
第4図の実施例においては、第一の油圧ポンプ3と第二
の油圧ポンプ4を並列に配置し、トリム上昇の場合にお
いて、リリーフ低圧である第一のチェック弁C1,C2か
ら、第二の油圧ポンプ4の高圧が噴出することることの
ないように、第一の油圧ポンプ3の第一のリリーフ弁L1
と、第二の油圧ポンプ4の第二のリリーフ弁L3との間に
第二のチェック弁C5を介装したものある。該構成であっ
ても、本考案の目的を達成することが出来るのである。
次に第5図において、本考案の船外機の油圧式昇降機構
の電気回路図を説明する。リレースイッチRsfとリレー
スイッチRsrは、常時OFF型のスイッチであり、リレーコ
イルRcrとリレーコイルRcfの励磁によりONとされるもの
である。
また船外機のエンジンにはエンジン回転数センサS1が付
設されており、また船外機昇降用の油圧シリンダ2に
は、ストロークセンサS2が付設されている。
またオペレータは操船制御板の上に設けられた、船外機
上昇スイッチSw1または船外機上昇スイッチSw2を操作す
ることにより、チルト上昇とトリム上昇を行うことが出
来るでのである。
停船中または低速航走時においては、オペレータが船外
機上昇スイッチSw1をONに操作すると、油圧シリンダ2
のピストン2aが収縮しているのでストロークセンサS2が
ONしており、リレーコイルRcfが励磁し、リレースイッ
チRsfがONとなり、第一の電動モータ12と第二の電動モ
ータ14の両方が正転側に回転し、船外機1が上昇され
る。
船外機1を上昇する為の油圧シリンダ2のピストン2aが
伸長することにより、途中でストロークセンサS2がOFF
になるが、エンジン回転が零あるいは低いのでエンジン
回転数センサS1がONし続ける為に、船外機1の上昇端ま
で一気に上昇させることが可能である。
次に、エンジン回転を上げて高速航走状態で加速して行
くと、エンジン回転数センサS1がOFFとなる。船外機上
昇スイッチSw1をONにすると、前述と同様に、第一の電
動モータ12と第二の電動モータ14の両者が回転するとこ
により、船外機1が緩やかに上昇する。うっかりして船
外機上昇スイッチSw1をONし続けても、ピストン2aが所
定の位置まで伸長した所で、ストロークセンサS2がOFF
となり、エンジン回転数センサS1もOFFであるので、リ
レーコイルRcfが消磁されて、第一の電動モータ12と第
二の電動モータ14の回転が停止し、その位置で船外機1
の上昇が自動的に停止する。
ストロークセンサS2のOFFにより推進プロペラ11を必要
以上に上昇させず、航走の安全を図るようにしているの
である。
また、船外機下降スイッチSw2を押してONとすると、リ
レーコイルRcrがONされて、第一の電動モータ12と第二
の電動モータ14が逆転回転し、油圧シリンダ2のピスト
ン2aは縮小し、船外機1は下降するのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、格別の電動モータによって大容量油圧ポンプ及
び小容量油圧ポンプを駆動するので、個々の電動モータ
は一般に市販されている容量のものが採用できるのであ
る。また、油圧ポンプも小型で小吐出量の市販のものを
使用することが出来るので、コストの上昇を押さえるこ
とが出来るのである。
第2に、停船時の船外機1の水面上への上昇の為のチル
ト時は低圧の第一のリリーフ弁の制御下におかれ、航走
時の上昇であるトリム時は高圧の第二のリリーフ弁の制
御下におかれるようにしたので、特殊なバルブ装置を使
用せず極く一般的なリリーフ弁を用いてこの要求に答え
る回路を構成することができ、コストダウンを図ること
ができるのである。
第3に、船外機のエンジンが馬力アップされた場合、第
一の油圧ポンプから成る回路に第二の油圧ポンプの回路
を接続するだけで対処できるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の船外機の油圧式昇降機構の実施例の中
で、油路切換弁5,6を第一の油圧ポンプ3と第二の油圧
ポンプ4の両方に設けた場合の実施例を示す油圧回路
図、第2図は船外機の油圧式昇降機構の油路切換弁6を
削除した実施例の油圧回路図、第3図は第二の油圧ポン
プ4の側の第二のチェック弁C4と第二のリリーフ弁L4を
削除した実施例の油圧回路図、第4図は第一の油圧ポン
プ3と第二の油圧ポンプ4を並列に配置した実施例の油
圧回路図、第5図は本考案の電気回路図である。 1……船外機 2……油圧シリンダ 3……第一の油圧ポンプ 4……第二の油圧ポンプ 5,6……油路切換弁 12……第一の電動モータ 14……第二の電動モータ L1,L2……第一のリリーフ弁 L3,L4……第二のリリーフ弁 C1,C2……第一のチェック弁 C3,C4……第二のチェック弁 C5……第二のチェック弁 16,17……安全リリーフ弁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】船外機1の上昇・下降を行う油圧シリンダ
    2に圧油を供給する油圧ポンプを、第一の油圧ポンプ3
    と第二の油圧ポンプ4の2台を配置し、第一の油圧ポン
    プ3からの圧油は、低圧に設定した第一のリリーフ弁L
    1,L2と第一のチェック弁C1,C2を介して油圧シリンダ2
    の上昇・下降側の油室に供給し、第二の油圧ポンプ4か
    らの圧油は、高圧に設定した第二のリリーフ弁L3と第二
    のチェック弁C3を介して油圧シリンダ2の上昇側の油室
    に供給すべく構成し、停船中及び低速航走時に船外機を
    水面から上げる為の上昇回動であるチルト操作は、第一
    の油圧ポンプ3と第二の油圧ポンプ4の両方の圧油によ
    り、低圧かつ大油量で速く行い、高速航走時の船外機1
    の上昇であるトリム操作は、第二の油圧ポンプ4からの
    高圧かつ小油量により遅く行うべく構成したことを特徴
    とする船外機の油圧式昇降機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の船外機の油圧式昇降機構に
    おいて、第一の電動モータ12の正逆回転によって駆動さ
    れる第一の油圧ポンプ3の正逆の吐出ポートと、船外機
    1を上昇させる側の油圧シリンダ2の上昇側と下降側の
    油室とを繋ぐ油路中に、第一の油圧ポンプ3の吐出側か
    ら順に、第一のリリーフ弁L1,L2と第一のチェック弁C1,
    C2とを介装し、前記第一のチェック弁C1,C2の間に油路
    切換弁5を介装し、第一の油圧ポンプ3よりも小容量の
    第二の油圧ポンプ4を第二の電動モータ14の正逆回転に
    よって駆動すると共に、その吐出油を第一のリリーフ弁
    L1,L2より以上に高圧に設定する第二のリリーフ弁L3,L4
    を設け、該圧油を第二のチェック弁C3,C4を介して、第
    一のチェック弁C1,C2と前記油圧シリンダ2の上昇側と
    下降側の油室との間に導き、第二のチェック弁C3,C4の
    間に油路切換弁6を配置したことを特徴とする船外機の
    油圧式昇降機構。
  3. 【請求項3】請求項1記載の船外機の油圧式昇降機構に
    おいて、第一の電動モータ12の正逆回転によって駆動さ
    れる第一の油圧ポンプ3の正逆の吐出ポートと、船外機
    1を上昇させる側の油圧シリンダ2の上昇側・下降側の
    油室を繋ぐ油路中に、第一の油圧ポンプ3の上流側から
    順に、第一のリリーフ弁L1,L2と第一のチェック弁C1,C2
    とを介装し、前記第一のチェック弁C1,C2の間に油路切
    換弁5を介装し、第一のリリーフ弁L1と第一のチェック
    弁C1との間に、第二のチェック弁C5を介装し、第一の油
    圧ポンプ3よりも小容量の第二の油圧ポンプ4を第二の
    電動モータ14によって駆動すると共に、該第二の油圧ポ
    ンプ4の吐出油を第一のリリーフ弁L1よりも高圧に設定
    する第二のリリーフ弁L3を設け、該圧油を第二のチェッ
    ク弁C5と第一のチェック弁C1との間に導いたことを特徴
    とする船外機の油圧式昇降機構。
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