JPH0450996Y2 - - Google Patents

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JPH0450996Y2
JPH0450996Y2 JP1985178868U JP17886885U JPH0450996Y2 JP H0450996 Y2 JPH0450996 Y2 JP H0450996Y2 JP 1985178868 U JP1985178868 U JP 1985178868U JP 17886885 U JP17886885 U JP 17886885U JP H0450996 Y2 JPH0450996 Y2 JP H0450996Y2
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JP
Japan
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workpiece
work
press machine
lifter
press
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JP1985178868U
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JPS6286928U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプレスライン、特にいわゆるタンデム
タイプのプレスラインにおけるプレス機械へのワ
ークの投入及び排出を自動的に行えるようにした
搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記タンデムプレスラインは、複数のプレス機
械を直線(タンデム)的に並設し、各プレス機械
の間にコンベアを配設して一連のラインとしたも
のであるが、プレス機械へのワーク投入及び排出
時に、この型内に作業者の手や体が入ると危険で
あるばかりでなく、作業姿勢の悪さによる疲労が
大きく、且つ作業能率が悪くなつてしまう。
このため、プレス機械へのワークの投入及び排
出を自動化すべく、例えば実開昭57−160842号と
して、支持ブラケツトに支軸を横架し、この支軸
に二本の平行なフレームを有する跳ね出しブロツ
クを回転自在に設け、前記フレームの上面には複
数のローラを設け、フレームの端部下面にはフレ
ーム端面がプレス下面より上方に持ち上がるよう
に圧縮スプリングを設けてなる二個の被加工物
(ワーク)跳ね出し装置のうち、一方の跳ね出し
装置は前記フレームが順送最終工程切刃の間に配
置される如くプレス型の側面に設け、もう一方の
跳ね出し装置は下型分離切刃の後方に前記フレー
ムが材料送り方向と平行する如く設けた跳ね出し
装置が提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、前記実開昭57−160842号公報に記載
のものは、被工作物(ワーク)を上型と斜めの跳
ね出し装置との間に直接挟んだ状態でプレス機械
による成型をしているため、ワークが平面的でな
いと変形してしまうばかりででなく、位置ずれを
起こし易く、しかも跳ね出し装置のみであり、ワ
ーク自動投入装置全般を含むものではないと考え
られる。
また、実開昭59−165741号公報のものは、被工
作物(ワーク)の排出装置のみであり、更に実開
昭60−38632号公報のものは、プレス機械へのワ
ーク投入装置のみであり、ワークのプレス機械へ
の投入、プレス機械による加工及び被工作物(ワ
ーク)の排出といつたワーク自動投入装置全般を
含むものではない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み、プレス機械へのワークの
投入及び搬出を確実に自動化して人手を加えるこ
とを完全に省くとゝもに、ワークに凹凸があつて
も変形や位置ずれを起こすことはなく、しかもワ
ークのプレス機械への投入、プレス機械による加
工及び被工作物(ワーク)の排出といつたワーク
の自動投入装置全般を含むものを提供せんとして
案出されたものであり、その要旨は、プレス機械
内に、先端に向け下降傾斜した投入シユートと隣
接する投入端側がプレス機械の上型の昇降に伴つ
て昇降するワークリフタを配設するとゝもに、該
ワークリフタが上昇端に達したときに下降する前
記投入端側に配設したフロントストツパと、同時
に上昇する先端に向け下降傾斜した排出シユート
と隣接する排出端側に配設したバツクストツパと
を夫々備え、前記投入シユートから自重によつて
投入されたワークを前記バツクストツパと当接せ
しめて前記ワークリフタの所定位置に供給する
とゝもに、プレス機械の前記上型の下降に伴つて
下降するワークリフタを介してワークをプレス機
械の下型上の所定位置にセツトするように構成し
たことを特徴とするプレスラインのワーク搬送装
置にある。
(作用) 而して、第2図イに示すように、ワークリフタ
4の投入端側のフロントストツパ15を上昇させ
ておくことにより、ワーク10を前記フロントス
トツパ15に係止させてこれを待機させておき、
上型(スライド)3の上昇に伴つてワークリフタ
4の投入側が上昇して上昇端に達した時、同図ロ
に示すように、フロントストツパ15を下降させ
てこれによる係止を解いて、ワーク10のプレス
機械1への供給を行い、この時ワークリフタ4の
排出端側にあるバツクストツパ17を上昇させて
おき、これにワーク10を当接させることにより
この位置決めを行い、次に、同図ハに示すよう
に、プレス機械1の作動に伴う上型3の下降によ
つてワークリフタ4を水平状態にしてワーク10
を下型2上にセツトした状態で加工を施こす。こ
の時、バツクストツパ17を下降させておいて、
この加工終了後の上型(スライド)3の上昇に伴
うワークリフタ4の投入端側の上昇によつて、同
図ニに示すように、ワーク10をこの自重によつ
て排出シユートから落下させてこれを排出させ、
同時に上昇端に達した時に、上記と同様にワーク
10のプレス機械1への供給を行うのである。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示すもので、プレ
ス機械1には、固定された下型2と、プレス機械
1の作動に伴つて上下にスライドする上型(スラ
イド)3とが備えられ、この下型2の上面にはワ
ークリフタ4が配設されている。
このワークリフタ4の排出側の端部はピン5を
介して回転自在に支承され、側部に配設したリフ
ターバー6には、圧縮コイルばね7の弾性力によ
り上方に付勢させたリフターロツド8の先端端面
が当接して、通常はこの圧縮コイルばね7の弾性
力によりワークリフタ4の投入端側が上昇し、又
上記上型3にはこのリフターロツド8の上方に位
置して先行ピン9が固着され、上型3の下降に伴
つて、圧縮コイルばね7の弾性力に抗してワーク
リフタ4が水平状態となるよう構成されている。
このようにして、ワークリフタ4の投入端側の
上下動を行うことにより、ワークリフタ4のリフ
ターバー6がワーク10に干渉してしまうことを
防止し、ワーク10が確実に下型2にセツトされ
た状態でこの加工を施こすため、ワーク10が平
面的ではなく、凹凸があつても、加工の際に変形
してしまうことを防止するのである。
而して、ワークリフタ4の投入端側を上昇した
状態でワーク10のプレス機械1への自重による
投入を行い、この作動に伴う上型(スライド)3
の下降によつてワークリフタ4を水平状態として
ワーク10の加工を行い、加工終了後の上型(ス
ライド)3の上昇によつて、圧縮コイルばね7の
弾性力によりワークリフタ4の投入端側を上昇さ
せるのである。
上記ワークリフタ4の投入端側には位置決めガ
イド11を固着した投入シユート12が、排出端
側には排出シユート13が夫々流れの方向に傾斜
してプレス機械1に固定され、ワーク10がこの
自重により上記両シユート12,13の上面を流
れるよう構成されている。
また、ワークリフタ4の投入端側側方には、シ
リンダ14により上下動自在なフロントストツパ
15が、排出端側側方にはシリンダ16により上
下動自在なバツクストツパ17が夫々配置され、
このフロントストツパ15を下降させることによ
り投入シユート12上に供給されたワーク10の
係止を解いて、これをプレス機械1に投入し、こ
と投入の際にバツクストツパ17を上昇させてワ
ーク10の先端に当接させることによりこの位置
決めを行い、バツクストツパ17を下降させるこ
とにより、ワークリフタ4の上昇に伴つてプレス
機械1による加工終了後のワーク10を排出シユ
ート13側に排出するよう構成されたいる。
なお、上記シリンダ14,16の作動はリミツ
トスイツチやタイムデイレーバルブなどにより行
い、またスピードコントローラによりこのスピー
ドをコントロールすることが望ましい。
〔考案の効果〕
本考案に係るプレスラインのワーク搬送装置は
上記のようにプレス機械内に、先端に向け下降傾
斜した投入シユートと隣接する投入端側がプレス
機械の上型の昇降に伴つて昇降するワークリフタ
を配設するとゝもに、該ワークリフタが上昇端に
達したときに下降する前記投入端側に配設したフ
ロントストツパと、同時に上昇する先端に向け下
降傾斜した排出シユートと隣接する排出端側に配
設したバツクストツパとを夫々備え、前記投入シ
ユートから自重によつて投入されたワークを前記
バツクストツパと当接せしめて前記ワークリフタ
の所定位置に供給するとゝもに、プレス機械の前
記上型の下降に伴つて下降するワークリフタを介
してワークをプレス機械の下型上の所定位置にセ
ツトするように構成であるから、プレス機械への
ワークの投入、プレス加工及び搬出を確実に自動
化して人手を加えることを完全に省くことがで
き、作業の安全性の確保、作業者の疲労度を低減
して作業能率の向上を図ることができるばかりで
なく、ワークの下面に凹凸があつてもこの変形や
位置ずれを起こすことはなく、確実に加工を施す
ことができ、しかもワーク自動投入装置全般に使
用することができるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図イ乃至ニは本考案の作用の説明に付する正面図
である。 1……プレス機械、2……下型、3……上型
(スライド)、4……ワークリフタ、6……リフタ
ーバー、8……リフターロツド、9……先行ピ
ン、10……ワーク、12……投入シユート、1
3……排出シユート、15……フロントストツ
パ、17……バツクストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械内に、先端に向け下降傾斜した投入
    シユートと隣接する投入端側がプレス機械の上型
    の昇降に伴つて昇降するワークリフタを配設する
    とゝもに、該ワークリフタが上昇端に達したとき
    に下降する前記投入端側に配設したフロントスト
    ツパと、同時に上昇する先端に向け下降傾斜した
    排出シユートと隣接する排出端側に配設したバツ
    クストツパとを夫々備え、前記投入シユートから
    自重によつて投入されたワークを前記バツクスト
    ツパと当接せしめて前記ワークリフタの所定位置
    に供給するとゝもに、プレス機械の前記上型の下
    降に伴つて下降するワークリフタを介してワーク
    をプレス機械の下型上の所定位置にセツトするよ
    うに構成したことを特徴とするプレスラインのワ
    ーク搬送装置。
JP1985178868U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0450996Y2 (ja)

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JPS6286928U JPS6286928U (ja) 1987-06-03
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