JP5911332B2 - プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物をプレスするプレス装置に関する。
従来、化粧料が充填された中皿と、この中皿を収容する容器本体との間にホットメルトなどの接着剤を介在させた状態において、中皿をプレスすることによって容器本体内に固定するプレス装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたプレス装置は、容器本体を載置する搬送路を有し、この搬送路を移動させることによって、容器本体を搬送するベルトコンベアと、容器本体内に収容された中皿をプレスするプレスヘッドと、このプレスヘッドを昇降させる昇降機構とを備えている。そして、プレスヘッドは、弾性部を介して昇降機構に取り付けられている。
このようなプレス装置によれば、プレスヘッドにて中皿をプレスする際に、プレスヘッドを容器本体の移動に追従させることができるので、容器本体の移動を停止させることなく中皿をプレスすることができる。
ところで、近年では、化粧品の美的外観を良くするために、化粧料の上面が中皿の上縁よりも上方に突出したドーム状などの立体的形状となるように化粧料を中皿内に充填する場合がある。このような場合には、例えば、中皿の周縁のみをプレスすべく化粧料の形状に応じた形状のプレスヘッドを利用し、化粧料を潰してしまうことのないように、中皿と、プレスヘッドとの位置決めを精度よく行い、その位置において確実にプレスする必要がある。
特開2009−255957号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたプレス装置では、容器本体の移動を停止させることなく中皿をプレスするので、中皿と、プレスヘッドとの位置決めを精度よく行うことは困難であるという問題がある。
また、搬送路の移動を停止させることによって、中皿と、プレスヘッドとの位置決めを行おうとすると、容器本体に慣性力が働き、容器本体の位置がずれてしまう場合があるという問題がある。
換言すれば、従来のプレス装置では、中皿と、プレスヘッドとの位置決めを精度よく行うことができず、バラつきが発生してしまっていた。その結果、従来のプレス装置では、化粧料の上面が中皿の上縁よりも上方に突出した立体的形状となるように充填された化粧料を潰してしまう場合があり、ひいては化粧品の美的外観を損なうことになるという問題がある。
本発明の目的は、対象物と、プレスヘッドとの位置決めを精度よく行うことができるプレス装置を提供することである。
本発明のプレス装置は、対象物をプレスするプレス装置であって、対象物を載置する搬送路を有し、搬送路を移動させることによって対象物を搬送する搬送手段と、搬送路の鉛直上方に配置されるとともに、所定のプレス位置に搬送された対象物をプレスするプレスヘッドと、プレス位置に対象物が搬送されたか否かを検出するプレス位置検出手段と、搬送路の移動を停止させることなく、対象物をプレス位置に一時的に静止させるプレス位置ストッパと、プレス装置の全体を制御する制御手段とを備え、制御手段は、プレス位置検出手段にて対象物が検出された場合に、プレス位置ストッパに対象物を静止させるプレス位置静止部と、プレス位置ストッパに対象物を静止させた後、プレスヘッドに対象物をプレスさせるプレス部と、プレスヘッドに対象物をプレスさせた後、プレス位置ストッパによる対象物の静止を解除するプレス位置解除部とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、プレス装置は、プレス位置検出手段にて対象物が検出された場合に、搬送路の移動を停止させることなく、プレス位置ストッパに対象物を静止させた後、プレスヘッドに対象物をプレスさせる。そして、プレス装置は、プレスヘッドに対象物をプレスさせた後、プレス位置ストッパによる対象物の静止を解除する。したがって、プレス装置は、対象物と、プレスヘッドとの位置決めを精度よく行うことができる。
本発明では、プレス位置よりも上流側に位置する所定の保留位置に対象物が搬送されたか否かを検出する保留位置検出手段と、搬送路の移動を停止させることなく、対象物を保留位置に一時的に静止させる保留位置ストッパとを備え、制御手段は、プレス位置ストッパに対象物を静止させた後、保留位置検出手段にて対象物が検出された場合に、保留位置ストッパに対象物を静止させる保留位置静止部と、プレス位置ストッパによる対象物の静止を解除した後、所定の遅延時間が経過してから保留位置ストッパによる対象物の静止を解除する保留位置解除部とを備えることが好ましい。
ここで、本発明では、プレス位置ストッパは、搬送路の移動を停止させることなく、対象物をプレス位置に一時的に静止させている。したがって、ある対象物をプレス位置ストッパにてプレス位置に一時的に静止させている間であっても、後続の対象物は、プレス位置に向かって引き続き搬送されている。したがって、プレス位置に一時的に静止させている対象物と、後続の対象物との間隔は、詰まってきて狭くなってしまうことになる。このような状態では、プレス位置検出手段は、プレス位置に対象物が搬送されたか否かを適切に検出することができなくなり、ひいてはプレス装置の誤動作を招く場合があるという問題がある。
本発明によれば、プレス装置は、プレス位置ストッパに対象物を静止させた後、保留位置検出手段にて対象物が検出された場合に、保留位置ストッパに対象物を静止させる。そして、プレス装置は、プレス位置ストッパによる対象物の静止を解除した後、所定の遅延時間が経過してから保留位置ストッパによる対象物の静止を解除する。したがって、プレス位置に一時的に静止させている対象物と、後続の対象物との間隔を確実にあけることができるので、プレス位置検出手段は、プレス位置に対象物が搬送されたか否かを確実に検出することができる。
本発明では、保留位置ストッパは、対象物を側方から押さえることによって、対象物を一時的に静止させることが好ましい。
このような構成によれば、前述したように、化粧料の上面が中皿の上縁よりも上方に突出した立体的形状となるように化粧料を中皿内に充填し、この中皿を対象物としてプレスする場合であっても、保留位置ストッパは、化粧料を潰してしまうことなく、対象物を一時的に静止させることができる。
本発明では、プレス位置ストッパは、対象物を方から押さえることによって、対象物を一時的に静止させることが好ましい。

このような構成によれば、前述したように、化粧料の上面が中皿の上縁よりも上方に突出した立体的形状となるように化粧料を中皿内に充填し、この中皿を対象物としてプレスする場合であっても、プレス位置ストッパは、化粧料を潰してしまうことなく、対象物を一時的に静止させることができる。
本発明では、プレスヘッドの下面には、対象物をプレスする際、対象物の上面に形成された凹部と嵌合する凸部が形成されることが好ましい。
このような構成によれば、対象物をプレスする際、プレスヘッドの凸部と、対象物の凹部とが嵌合するので、プレス装置は、対象物と、プレスヘッドとの位置決めを更に精度よく行うことができる。
本発明では、対象物は、内容物を収容する皿部と、皿部を閉塞する蓋部と、皿部および蓋部を開閉自在に接続するとともに、外力を加えることなく皿部および蓋部を開閉可能な硬さに設定されたヒンジ部とを有する容器とされ、容器は、皿部および蓋部を開いた状態で搬送路に載置され、保留位置ストッパは、容器の搬送方向と軸方向が直交する水平軸に沿って、皿部および蓋部を挟み込むように押圧することによって、容器を一時的に静止させ、プレス装置は、容器の搬送方向と軸方向が直交する水平軸回りに回転自在に支持されるとともに、保留位置に搬送された容器を搬送路の鉛直上方側から押圧するローラーを備えることが好ましい。
ここで、ヒンジ部は、外力を加えることなく皿部および蓋部を開閉可能な硬さに設定されているので、容器の搬送方向と軸方向が直交する水平軸に沿って、皿部および蓋部を挟み込むように押圧することによって、保留位置ストッパにて容器を一時的に静止させると、搬送路から容器が浮き上がってしまい、容器を一時的に静止させることができなくなる場合があるという問題がある。
本発明によれば、プレス装置は、容器の搬送方向と軸方向が直交する水平軸回りに回転自在に支持されるとともに、保留位置に搬送された容器を搬送路の鉛直上方側から押圧するローラーを備えるので、搬送路から容器が浮き上がることを防止することができる。したがって、保留位置ストッパにて容器を確実に静止させることができる。
本発明では、対象物は、内容物を収容する皿部と、皿部を閉塞する蓋部と、皿部および蓋部を開閉自在に接続するとともに、外力を加えることによって皿部および蓋部を開閉可能な硬さに設定されたヒンジ部とを有する容器とされ、プレス装置は、プレス位置よりも上流側に配置されるとともに、蓋部を皿部側とは反対側の側方から押し出すことによって、皿部および蓋部のなす角が直角となるように蓋部を起立させるプッシュ機構を備えることが好ましい。
ここで、本発明のプレス装置において、プレス位置まで容器を確実に案内するために、例えば、ガイドレールを搬送路の両側に設けた構成を採用することができる。そして、このような構成を採用した場合において、作業者は、容器の搬送方向と、ヒンジ部の回転軸方向とが平行となるとともに、皿部および蓋部のなす角が直角となるように開いた状態で容器を搬送路に載置することができる。
しかしながら、このような場合において、作業者が皿部および蓋部のなす角が鈍角となるように開いた状態、すなわち容器の幅が広くなった状態で容器を搬送路に載置してしまうと、ヒンジ部は、外力を加えることによって皿部および蓋部を開閉可能な硬さに設定されているので、ガイドレール内で容器が詰まってしまうという問題がある。
本発明によれば、プレス装置は、蓋部を皿部側とは反対側の側方から押し出すことによって、皿部および蓋部のなす角が直角となるように蓋部を起立させるプッシュ機構を備えるので、ガイドレール内で容器が詰まってしまうことを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るプレス装置を示すブロック図 プレス装置本体を鉛直上方側から見た外観を示す模式図 容器の外観を示す斜視図 容器を側方から見た図 プレス装置本体のA1−A1'矢視図 プレス装置本体のA2−A2'矢視図 プレス装置本体のB−B'矢視図 制御手段によるプレス処理機構の制御方法を示すフローチャート プレス装置本体の初期状態を示す図 プレス位置センサにて容器が検出された状態を示す図 プレス位置ストッパによる容器の静止を解除した状態を示す図 制御手段による保留処理機構の制御方法を示すフローチャート 保留位置センサにて容器が検出された状態を示す図 保留位置ストッパによる容器の静止を解除した状態を示す図 本発明の第2実施形態に係るプレス装置本体の外観を示す模式図 プレス装置本体のC−C'矢視図
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るプレス装置を示すブロック図である。
プレス装置1は、図1に示すように、プレス装置本体2と、プレス装置本体2の全体を制御する制御手段3とを備え、対象物としての容器9(図2参照)をプレスする装置である。
図2は、プレス装置本体2を鉛直上方側から見た外観を示す模式図である。
プレス装置本体2は、図1および図2に示すように、容器9を載置する搬送路41を有し、搬送路41を移動させることによって容器9を搬送方向Dに搬送するベルトコンベア4と、容器9の搬送方向Dの両側に設けられた一対のガイドレール5A,5Bとを備える。
なお、本実施形態では、図2に示すように、容器9の搬送方向Dを+X軸方向とし、鉛直上方向を+Z軸方向とし、X軸およびZ軸の2軸と互いに直交する軸をY軸とする右手系の直交座標系を用いて説明する。
ここで、容器9は、プレス装置1を利用して作業を行う作業者によって、搬送路41の上流側(−X軸方向側)に順々に並べて載置される。これらの容器9は、一対のガイドレール5A,5Bに挟まれるようにして下流側(+X軸方向側)に案内される。なお、一対のガイドレール5A,5Bは、上流側から下流側に向かうにしたがって幅が狭くなるように設定されている。したがって、作業者は、ある程度の余裕をもって容器9を搬送路41に載置することができる。
図3は、容器9の外観を示す斜視図である。
この容器9は、図3に示すように、内容物としての化粧料Csを収容するものである。また、容器9は、化粧料Csを収容する矩形板状の皿部91と、皿部91を閉塞する矩形板状の蓋部92と、皿部91および蓋部92を開閉自在に接続するヒンジ部93とを備える。
なお、図2および図3では、化粧料Csをハッチングの領域で示している。以下の図においても同様である。
皿部91は、皿部本体94と、この皿部本体94に収容される中皿95とを備える。この中皿95は、ヒンジ部93側に位置し、化粧料Csが充填される充填部95Aと、ヒンジ部93とは反対側に位置し、ブラシなどの付属品が収容される凹部95Bとを有する。充填部95Aには、中皿95の上縁から突出する立体的形状となるように化粧料Csが充填されている。
ヒンジ部93は、外力を加えることなく皿部91および蓋部92を開閉可能な硬さに設定されている。
図4は、容器9を側方から見た図である。具体的には、図4(A)は、容器9を閉じた状態とした図である。また、図4(B)は、容器9を開いた状態とした図である。
容器9は、図4(A)の矢印に示すように、ヒンジ部93を回転させることによって、蓋部92にて皿部91を閉塞することができる。
また、容器9は、図4(B)の矢印に示すように、ヒンジ部93を回転させることによって、皿部91および蓋部92を開いた状態とすることができる。
ここで、前述したように、ヒンジ部93は、外力を加えることなく皿部91および蓋部92を開閉可能な硬さに設定されているので、皿部91および蓋部92を開いた状態とすると、蓋部92は自立することができずに倒れてしまい、皿部91および蓋部92のなす角は略180度となる。
なお、本実施形態では、容器9は、皿部91および蓋部92を開いた状態で搬送路41に載置される(図2参照)。
プレス装置1は、このような容器9をプレスする装置であり、中皿95と、皿部本体94との間にホットメルトなどの接着剤を介在させた状態において、中皿95をプレスすることによって皿部本体94内に固定する。
以下、プレス装置1の詳細な構成について、さらに説明する。
前述したプレス装置本体2は、ベルトコンベア4および一対のガイドレール5A,5Bの他、図1および図2に示すように、搬送路41の下流側に位置する所定のプレス位置P1に搬送された容器9を処理するためのプレス処理機構6と、プレス位置P1よりも上流側に位置する所定の保留位置P2に搬送された容器9を処理するための保留処理機構7とを備える。
プレス処理機構6は、搬送路41の鉛直上方に配置されるとともに、プレス位置P1に搬送された容器9をプレスする矩形板状のプレスヘッド61と、プレス位置P1に容器9が搬送されたか否かを検出するプレス位置センサ62と、容器9をプレス位置P1に一時的に静止させるプレス位置ストッパ63とを備える。
保留処理機構7は、保留位置P2に容器9が搬送されたか否かを検出する保留位置センサ71と、容器9を保留位置P2に一時的に静止させる保留位置ストッパ72と、保留位置P2に搬送された容器9を搬送路41の鉛直上方側から押圧するローラー73とを備える。
図5は、プレス装置本体2のA1−A1'矢視図である。この図5は、プレスヘッド61と、プレス位置センサ62と、容器9との関係を示す図である。
プレスヘッド61は、図5に示すように、鉛直上下方向に沿って昇降自在(図5矢印)に構成された支持部64に皿部91の上面に対して平行となるように傾斜させた状態で固定されている。
なお、支持部64は、前述した制御手段3による制御の下、モータ(図示略)によって駆動される。
また、このプレスヘッド61は、化粧料Csを潰してしまうことのないように、皿部91の周縁のみをプレスする形状に形成されている。
具体的には、プレスヘッド61の下面には、皿部91をプレスする際、化粧料Csを内部に収納する収納部61Aが形成されている。
さらに、プレスヘッド61の下面には、皿部91をプレスする際、凹部95Bと嵌合する凸部61Bが形成されている。
プレス位置センサ62は、プレス位置P1に容器9が搬送されたか否かを検出するプレス位置検出手段である。具体的には、このプレス位置センサ62は、皿部91の側面に向かって光を出射する発光素子と、皿部91の側面にて反射した光を受光する受光素子とを有する光センサであり、ガイドレール5Bの鉛直上方側に設けられている。また、プレス位置センサ62は、容器9の搬送方向Dにおいて、プレス位置P1の略中央位置に設けられている(図2参照)。
図6は、プレス装置本体2のA2−A2'矢視図である。この図6は、プレス位置ストッパ63と、容器9との関係を示す図である。
プレス位置ストッパ63は、図2および図6に示すように、容器9の搬送方向Dの両側に設けられるとともに、水平断面略L字状に形成された一対の柱状部材63A,63Bを有する。
柱状部材63Aは、ガイドレール5Aにおける下流側の端面に当接し、柱状部材63Bは、ガイドレール5Bにおける下流側の端面に当接している。
そして、一対の柱状部材63A,63Bのそれぞれは、容器9の搬送方向Dと軸方向が直交する水平軸(Y軸)に沿って摺動自在に構成されている(図6矢印)。
なお、一対の柱状部材63A,63Bは、前述した制御手段3による制御の下、モータ(図示略)によって駆動される。
したがって、プレス位置ストッパ63は、柱状部材63A,63Bの幅をガイドレール5A,5Bの幅よりも狭くすることによって(図2,6参照)、搬送路41の移動を停止させることなく、容器9をプレス位置P1に一時的に静止させることができる。この際、プレス位置ストッパ63は、容器9を側方から押さえることによって、容器9を一時的に静止させている。
また、プレス位置ストッパ63は、柱状部材63A,63Bの幅をガイドレール5A,5Bの幅よりも広くすることによって、容器9の静止を解除することができる。
図7は、プレス装置本体2のB−B'矢視図である。この図7は、保留位置センサ71と、保留位置ストッパ72と、ローラー73と、容器9との関係を示す図である。
保留位置センサ71は、保留位置P2に容器9が搬送されたか否かを検出する保留位置検出手段である。具体的には、この保留位置センサ71は、図7に示すように、皿部91の側面に向かって光を出射する発光素子と、皿部91の側面にて反射した光を受光する受光素子とを有する光センサであり、ガイドレール5Bの鉛直上方側に設けられている。また、保留位置センサ71は、容器9の搬送方向Dにおいて、保留位置P2の略中央位置に設けられている(図2参照)。
なお、本実施形態では、プレス位置検出手段および保留位置検出手段として光センサを採用しているが、画像センサなどを採用してもよい。要するに、プレス位置検出手段は、プレス位置に対象物が搬送されたか否かを検出することができればよく、保留位置検出手段は、保留位置に対象物が搬送されたか否かを検出することができればよい。
保留位置ストッパ72は、ガイドレール5Aの鉛直上方に設けられるとともに、直方体状に形成された部材である。この保留位置ストッパ72は、Y軸に沿って摺動自在に構成されている(図7矢印)。また、保留位置ストッパ72は、容器9の搬送方向Dにおいて、保留位置P2の略中央位置に設けられている(図2参照)。
したがって、保留位置ストッパ72は、ガイドレール5Bと協働し、Y軸に沿って皿部91および蓋部92を挟み込むように押圧することによって、搬送路41の移動を停止させることなく、容器9を保留位置P2に一時的に静止させることができる。この際、保留位置ストッパ72は、容器9を側方から押さえることによって、容器9を一時的に静止させている。
なお、保留位置ストッパ72は、前述した制御手段3による制御の下、モータ(図示略)によって駆動される。
ローラー73は、ヒンジ部93と当接するとともに、ヒンジ部93を押圧する位置に設けられている。また、ローラー73は、Y軸と平行な軸(図7一点鎖線)周りに回転自在に支持されている。
したがって、ローラー73は、保留位置P2に搬送された容器9を搬送路41の鉛直上方側から押圧することができる。
なお、ガイドレール5A,5B、プレス処理機構6、および保留処理機構7は、図示しない枠体に一体的に取り付けられている。
また、ガイドレール5B、プレス位置ストッパ63の柱状部材63B、プレス位置センサ62、および保留位置センサ71は、Y軸方向に沿って全体として進退可能に構成されている。さらに、ローラー73は、Y軸方向に沿って進退可能に構成されるとともに、着脱可能に構成されている。したがって、プレス装置1は、Y軸方向における容器9の幅に応じて、ガイドレール5A,5B、プレス処理機構6、および保留処理機構7の位置関係を調整することができる。
制御手段3は、CPU(Central Processing Unit)や、メモリなどによって構成され、このメモリに記憶された所定のプログラムに従って情報処理を実行する。この制御手段3は、図1に示すように、プレス位置静止部31と、プレス部32と、プレス位置解除部33と、保留位置静止部34と、保留位置解除部35とを備える。
プレス位置静止部31は、プレス位置センサ62にて容器9が検出された場合に、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させる。
プレス部32は、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、プレスヘッド61に容器9をプレスさせる。
プレス位置解除部33は、プレスヘッド61に容器9をプレスさせた後、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除する。
保留位置静止部34は、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、保留位置センサ71にて容器9が検出された場合に、保留位置ストッパ72に容器9を静止させる。
保留位置解除部35は、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除した後、所定の遅延時間が経過してから保留位置ストッパ72による容器9の静止を解除する。
図8は、制御手段3によるプレス処理機構6の制御方法を示すフローチャートである。
プレス装置1にて容器9をプレスする場合には、制御手段3は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、図8に示すように、ステップS11〜S14を実行し、プレス処理機構6を制御する。
以下、ステップS11〜S14の詳細について、図面を参照して説明する。
図9は、プレス装置本体2の初期状態を示す図である。
搬送路41に何も載置されていない状態、すなわちプレス装置本体2の初期状態においては、図9に示すように、プレス位置ストッパ63は、柱状部材63A,63Bの幅をガイドレール5A,5Bの幅よりも僅かに広い状態としている。また、保留位置ストッパ72は、−Y軸方向側に後退させた状態としている。
この状態において、プレス装置1を利用して作業を行う作業者は、ベルトコンベア4を駆動して搬送路41を移動させるとともに、容器9を搬送路41の上流側に順々に並べて載置する。
図10は、プレス位置センサ62にて容器9が検出された状態を示す図である。
プレス位置静止部31は、プレス位置センサ62にて容器9が検出されたか否かを判定する(S11:プレス位置検出ステップ)。
そして、プレス位置静止部31は、プレス位置センサ62にて容器9が検出されたと判定した場合に、図10の矢印に示すように、柱状部材63A,63Bの幅をガイドレール5A,5Bの幅よりも狭い状態とすることによって、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させる(S12:プレス位置静止ステップ)。
なお、プレス位置静止部31は、プレス位置センサ62にて容器9が検出されていないと判定した場合に、再度、プレス位置検出ステップS11を実行し、プレス位置センサ62にて容器9が検出されたか否かを繰り返し判定する。
プレス部32は、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、プレスヘッド61に容器9をプレスさせる(S13:プレスステップ)。
図11は、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除した状態を示す図である。
プレス位置解除部33は、プレスヘッド61に容器9をプレスさせた後、図11の矢印に示すように、柱状部材63A,63Bの幅をガイドレール5A,5Bの幅よりも僅かに広い状態とすることによって、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除する(S14:プレス位置解除ステップ)。これによって、容器9は、再度、搬送方向Dに搬送される。
図12は、制御手段3による保留処理機構7の制御方法を示すフローチャートである。
また、プレス装置1にて容器9をプレスする場合には、制御手段3は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、図12に示すように、ステップS21〜S24を実行し、保留処理機構7を制御する。これらのステップS21〜S24は、前述したステップS11〜S14と並行して実行される。
以下、ステップS21〜S24の詳細について、図面を参照して説明する。
保留位置静止部34は、保留位置センサ71にて容器9が検出されたか否かを判定する(S21:保留位置検出ステップ)。
保留位置静止部34は、保留位置センサ71にて容器9が検出されたと判定した場合に、プレス位置ストッパ63にて容器9を静止させているか否かを判定する(S22:プレス位置判定ステップ)。
なお、保留位置静止部34は、保留位置センサ71にて容器9が検出されていないと判定した場合、またはプレス位置ストッパ63にて容器9を静止させていないと判定した場合に、再度、保留位置検出ステップS21を実行し、保留位置センサ71にて容器9が検出されたか否かを繰り返し判定する。
図13は、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、保留位置センサ71にて容器9が検出された状態を示す図である。
そして、保留位置静止部34は、プレス位置ストッパ63にて容器9を静止させていると判定した場合に、図13の矢印に示すように、保留位置ストッパ72を+Y軸方向側に進行させた状態とすることによって、保留位置ストッパ72に容器9を静止させる(S23:保留位置静止ステップ)。すなわち、保留位置静止部34は、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、保留位置センサ71にて容器9が検出された場合に、保留位置ストッパ72に容器9を静止させる。
図14は、保留位置ストッパ72による容器9の静止を解除した状態を示す図である。
保留位置解除部35は、図14の矢印に示すように、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除した後、所定の遅延時間が経過してから保留位置ストッパ72による容器9の静止を解除する。
その後、保留位置ストッパ72による静止を解除された容器9は、プレス位置センサ62にて検出されることになる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)プレス装置1は、プレス位置センサ62にて容器9が検出された場合に、搬送路41の移動を停止させることなく、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、プレスヘッド61に容器9をプレスさせる。そして、プレス装置1は、プレスヘッド61に容器9をプレスさせた後、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除する。したがって、プレス装置1は、容器9と、プレスヘッド61との位置決めを精度よく行うことができる。
(2)プレス装置1は、プレス位置ストッパ63に容器9を静止させた後、保留位置センサ71にて容器9が検出された場合に、保留位置ストッパ72に容器9を静止させる。そして、プレス装置1は、プレス位置ストッパ63による容器9の静止を解除した後、所定の遅延時間が経過してから保留位置ストッパ72による容器9の静止を解除する。したがって、プレス位置P1に一時的に静止させている容器9と、後続の容器9との間隔を確実にあけることができるので、プレス位置センサ62は、プレス位置P1に容器9が搬送されたか否かを確実に検出することができる。
(3)プレス位置ストッパ63および保留位置ストッパ72は、容器9を側方から押さえることによって、容器9を一時的に静止させるので、化粧料Csを潰してしまうことなく、容器9を一時的に静止させることができる。
(4)容器9をプレスする際、プレスヘッド61の凸部61Bと、容器9の凹部95Bとが嵌合するので、プレス装置1は、容器9と、プレスヘッド61との位置決めを更に精度よく行うことができる。
(5)プレス装置1は、容器9の搬送方向Dと軸方向が直交する水平軸回りに回転自在に支持されるとともに、保留位置P2に搬送された容器9を搬送路41の鉛直上方側から押圧するローラー73を備えるので、搬送路41から容器9が浮き上がることを防止することができる。したがって、保留位置ストッパ72にて容器9を確実に静止させることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図15は、本発明の第2実施形態に係るプレス装置本体を鉛直上方側から見た外観を示す模式図である。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態では、プレス装置1は、プレス装置本体2を備え、このプレス装置本体2は、ローラー73を備えていた。
これに対して、本実施形態では、プレス装置1Aは、図15に示すように、プレス装置本体2Aを備え、このプレス装置本体2Aは、ローラー73を備えていない点で異なる。また、本実施形態では、プレス装置本体2Aは、プレス位置P1および保留位置P2よりも上流側に配置されたプッシュ機構8を備えている点で異なる。
また、前記第1実施形態では、容器9は、皿部91と、蓋部92と、ヒンジ部93とを備え、ヒンジ部93は、外力を加えることなく皿部91および蓋部92を開閉可能な硬さに設定されていた。
これに対して、本実施形態では、容器9Aは、皿部91と、蓋部92と、ヒンジ部93とを備え、ヒンジ部93は、外力を加えることによって皿部91および蓋部92を開閉可能な硬さに設定されている点で異なる。
したがって、皿部91および蓋部92を開いた状態とすると、蓋部92は自立することができ、皿部91および蓋部92のなす角を略90度とすることができる。そして、容器9Aは、皿部91および蓋部92のなす角を略90度とした状態で搬送路41に載置される。
なお、ガイドレール5A,5B、プレス処理機構6、および保留処理機構7の位置関係は、Y軸方向における容器9Aの幅に応じて予め調整されている。
図16は、プレス装置本体2のC−C'矢視図である。この図16は、プッシュ機構8と、容器9Aとの関係を示す図である。
プッシュ機構8は、図16に示すように、所定の位置に容器9Aが搬送されたか否かを検出するプッシュ位置センサ81と、プッシュ位置センサ81の鉛直上方側に設けられたエアシリンダ82とを備える。
プッシュ位置センサ81は、蓋部92に向かって光を出射する発光素子と、蓋部92にて反射した光を受光する受光素子とを有する光センサであり、ガイドレール5Bの鉛直上方側に設けられている。
エアシリンダ82は、前述した制御手段3による制御の下、Y軸に沿ってピストンロッド82Aを進退させる(図15矢印参照)。具体的には、エアシリンダ82は、プッシュ位置センサ81にて容器9Aが検出された場合に、ピストンロッド82Aを進行させる。また、エアシリンダ82は、プッシュ位置センサ81にて容器9Aが検出されていない場合に、ピストンロッド82Aを後退させる。
したがって、エアシリンダ82は、図16(A)に示すように、作業者が皿部91および蓋部92のなす角が鈍角となるように開いた状態で容器9Aを搬送路41に載置してしまった場合に、図16(B)の矢印に示すように、蓋部92を皿部91側とは反対側の側方から押し出すことによって、皿部91および蓋部92のなす角が直角となるように蓋部92を起立させることができる。
なお、本実施形態では、プッシュ機構8は、プッシュ位置センサ81と、エアシリンダ82とによって構成されていたが、これ以外の構成を採用してもよい。要するに、プッシュ機構8は、蓋部92を皿部91側とは反対側の側方から押し出すことによって、皿部91および蓋部92のなす角が直角となるように蓋部92を起立させることができればよい。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1)〜(4)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(6)プレス装置1Aは、蓋部92を皿部91側とは反対側の側方から押し出すことによって、皿部91および蓋部92のなす角が直角となるように蓋部92を起立させるプッシュ機構8を備えるので、ガイドレール5A,5B内で容器9Aが詰まってしまうことを抑制することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、対象物を容器9,9Aとしていたが、これら以外の物体を対象物としてもよい。
前記各実施形態では、搬送手段としてベルトコンベア4を採用しているが、ターンテーブルなどを採用してもよい。要するに、搬送手段は、対象物を載置する搬送路を有し、搬送路を移動させることによって対象物を搬送することができればよい。
前記各実施形態では、プレス位置ストッパ63および保留位置ストッパ72は、容器9,9Aを側方から押さえることによって、容器9,9Aを一時的に静止させているが、例えば、対象物を鉛直上方から押さえることによって、対象物を一時的に静止させてもよい。要するに、プレス位置ストッパおよび保留位置ストッパは、搬送路の移動を停止させることなく、対象物を一時的に静止させることができればよい。
前記各実施形態では、プレス装置1,1Aは、保留処理機構7を備えていたが、保留処理機構7は備えていなくてもよい。
前記各実施形態では、プレスヘッド61の下面には、皿部91をプレスする際、凹部95Bと嵌合する凸部61Bが形成されていたが、凸部61Bは形成されていなくてもよい。
以上のように、本発明は、対象物をプレスするプレス装置に好適に利用できる。
1,1A プレス装置
2,2A プレス装置本体
3 制御手段
4 ベルトコンベア(搬送手段)
5A,5B ガイドレール
6 プレス処理機構
7 保留処理機構
8 プッシュ機構
9,9A 容器(対象物)
31 プレス位置静止部
32 プレス部
33 プレス位置解除部
34 保留位置静止部
35 保留位置解除部
41 搬送路
61 プレスヘッド
61A 収納部
61B 凸部
62 プレス位置センサ(プレス位置検出手段)
63 プレス位置ストッパ
63A,63B 柱状部材
64 支持部
71 保留位置センサ(保留位置検出手段)
72 保留位置ストッパ
73 ローラー
81 プッシュ位置センサ
82 エアシリンダ
82A ピストンロッド
91 皿部
92 蓋部
93 ヒンジ部
94 皿部本体
95 中皿
95A 充填部
95B 凹部
Cs 化粧料
P1 プレス位置
P2 保留位置

Claims (7)

  1. 対象物をプレスするプレス装置であって、
    前記対象物を載置する搬送路を有し、前記搬送路を移動させることによって前記対象物を搬送する搬送手段と、
    前記搬送路の鉛直上方に配置されるとともに、所定のプレス位置に搬送された前記対象物をプレスするプレスヘッドと、
    前記プレス位置に前記対象物が搬送されたか否かを検出するプレス位置検出手段と、
    前記搬送路の移動を停止させることなく、前記対象物を前記プレス位置に一時的に静止させるプレス位置ストッパと、
    前記プレス装置の全体を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記プレス位置検出手段にて前記対象物が検出された場合に、前記プレス位置ストッパに前記対象物を静止させるプレス位置静止部と、
    前記プレス位置ストッパに前記対象物を静止させた後、前記プレスヘッドに前記対象物をプレスさせるプレス部と、
    前記プレスヘッドに前記対象物をプレスさせた後、前記プレス位置ストッパによる前記対象物の静止を解除するプレス位置解除部とを備えることを特徴とするプレス装置。
  2. 請求項1に記載されたプレス装置において、
    前記プレス位置よりも上流側に位置する所定の保留位置に前記対象物が搬送されたか否かを検出する保留位置検出手段と、
    前記搬送路の移動を停止させることなく、前記対象物を前記保留位置に一時的に静止させる保留位置ストッパとを備え、
    前記制御手段は、
    前記プレス位置ストッパに前記対象物を静止させた後、前記保留位置検出手段にて前記対象物が検出された場合に、前記保留位置ストッパに前記対象物を静止させる保留位置静止部と、
    前記プレス位置ストッパによる前記対象物の静止を解除した後、所定の遅延時間が経過してから前記保留位置ストッパによる前記対象物の静止を解除する保留位置解除部とを備えることを特徴とするプレス装置。
  3. 請求項2に記載されたプレス装置において、
    前記保留位置ストッパは、前記対象物を側方から押さえることによって、前記対象物を一時的に静止させることを特徴とするプレス装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたプレス装置において、
    前記プレス位置ストッパは、前記対象物を方から押さえることによって、前記対象物を一時的に静止させることを特徴とするプレス装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載されたプレス装置において、
    前記プレスヘッドの下面には、前記対象物をプレスする際、前記対象物の上面に形成された凹部と嵌合する凸部が形成されることを特徴とするプレス装置。
  6. 請求項2から請求項5のいずれかに記載されたプレス装置において、
    前記対象物は、内容物を収容する皿部と、前記皿部を閉塞する蓋部と、前記皿部および前記蓋部を開閉自在に接続するとともに、外力を加えることなく前記皿部および前記蓋部を開閉可能な硬さに設定されたヒンジ部とを有する容器とされ、
    前記容器は、前記皿部および前記蓋部を開いた状態で前記搬送路に載置され、
    前記保留位置ストッパは、前記容器の搬送方向と軸方向が直交する水平軸に沿って、前記皿部および前記蓋部を挟み込むように押圧することによって、前記容器を一時的に静止させ、
    前記プレス装置は、
    前記容器の搬送方向と軸方向が直交する水平軸回りに回転自在に支持されるとともに、前記保留位置に搬送された前記容器を前記搬送路の鉛直上方側から押圧するローラーを備えることを特徴とするプレス装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載されたプレス装置において、
    前記対象物は、内容物を収容する皿部と、前記皿部を閉塞する蓋部と、前記皿部および前記蓋部を開閉自在に接続するとともに、外力を加えることによって前記皿部および前記蓋部を開閉可能な硬さに設定されたヒンジ部とを有する容器とされ、
    前記プレス装置は、
    前記プレス位置よりも上流側に配置されるとともに、前記蓋部を前記皿部側とは反対側の側方から押し出すことによって、前記皿部および前記蓋部のなす角が直角となるように前記蓋部を起立させるプッシュ機構を備えることを特徴とするプレス装置。
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