JPH07207952A - 養生朝顔 - Google Patents

養生朝顔

Info

Publication number
JPH07207952A
JPH07207952A JP6003603A JP360394A JPH07207952A JP H07207952 A JPH07207952 A JP H07207952A JP 6003603 A JP6003603 A JP 6003603A JP 360394 A JP360394 A JP 360394A JP H07207952 A JPH07207952 A JP H07207952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
bracket
morning glory
building
curing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6003603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2700760B2 (ja
Inventor
Keiichi Yasuda
惠一 安田
Tojiro Ito
東二郎 伊藤
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
Junpei Komiyama
純平 込山
Hiroo Hagiwara
博夫 萩原
Kouichi Ikesu
宏一 生巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOKEN SANGYO KK
Kajima Corp
Original Assignee
SOKEN SANGYO KK
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOKEN SANGYO KK, Kajima Corp filed Critical SOKEN SANGYO KK
Priority to JP6003603A priority Critical patent/JP2700760B2/ja
Publication of JPH07207952A publication Critical patent/JPH07207952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2700760B2 publication Critical patent/JP2700760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない部品で構成できるので、簡単かつ迅速
に組立・解体が可能となり、また、邪魔になる場合に枠
組足場側に倒して一時的な避難が容易にできる。 【構成】 枠組足場の建枠8に着脱自在に取り付けるも
のとして上弦材10と下弦材11とを縦材12で結合して根本
方向に末広がりの横向き台形枠としたブラケット9と、
建枠8の間隔で並列するこのブラケット9の先端の縦材
12の上端相互に掛け渡す水平材20とで平面的な枠を構成
し、これらブラケット9の上弦材10と水平材20とに適宜
間隔で設けたフック21で端部を係止して枠面にシート24
を張設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築、土木の工事現場
等で使用する仮設材として、枠組足場に設けて落下物防
止をなす養生朝顔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】養生朝顔は、工事中の落下物を防止する
ため、足場の中間に張りめぐらされた仮設棚である。
【0003】図10にその一例を示すと、図中1は枠組足
場の建枠の建地材で、鋼板2を枠3内に収めて金属製の
パネルとしたものを、この建地材1に朝顔用クランプ4
で角度可変に取付け、また、この結合個所と反対側を、
一端を前記建地材1に自在クランプ5で結合した支承部
材としての単管6の他端に朝顔用クランプ4を介して結
合させた。
【0004】なお、この単管6は図示のように吊り材と
してその下端で金属製のパネルを支承するようにして
も、また、方杖のように金属製のパネルの下方に配置す
るものとしてもよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の養生
朝顔は、多くの部材点数からなり、組立・分解に手数を
要するものである。ちなみに、枠3を構成するのにも、
Tばり3a、板受けアングル3b、ブレース3c、板押
え3dなどの部品を必要とする。また、固定的に設けら
れるので、一時的な不要時にこれを邪魔にならないよう
にすることもできなかった。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、第1に少ない部品で構成できるので、簡単かつ迅速
に組立・解体が可能となり、第2に邪魔になる場合に枠
組足場側に倒して一時的な避難が容易にできる養生朝顔
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、枠組足場の建枠に着脱自在に取り付けるもの
として上弦材と下弦材とを縦材で結合して根本方向に末
広がりの横向き台形枠としたブラケットと、建枠の間隔
で並列するこのブラケット先端の縦材上端相互に掛け渡
す水平材とで平面的な枠を構成し、これらブラケットの
上弦材と水平材とに適宜間隔で設けたフックで端部を係
止して枠面にシートを張設すること、および、ブラケッ
トは、上弦材端部を枠組足場の建枠に結合するクランプ
に軸着し、また、下弦材端部には枠組足場の建枠に嵌合
するコ字形金物を設けたこと、さらに、コ字形金物は左
右片の開放面近くにピン挿通孔を設け、ここに開放面を
閉塞するピンを差し込むようにしたこと、もしくは、ブ
ラケットは先端近傍に吊り下げ部材の一端を結合し、該
吊り下げ部材の他端には係止用のフックを設けたことを
要旨とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、組立部材とし
てはブラケットと水平材とシートの3点であり、簡単に
組立・解体ができる。
【0009】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、建枠に結合するクランプとの軸着個所で、朝
顔全体を上方に回転させて枠組足場側に倒して一時的な
避難をすることができる。
【0010】請求項3記載の本発明によれば、ピンでコ
字形金物の開放面を閉塞することで使用時の建枠への取
付けの安定を図るものである。
【0011】請求項4記載の本発明によれば、前記朝顔
全体を上方に回転させて枠組足場側に倒した状態で吊り
下げ部材で枠組足場に係止しておくことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の養生朝顔の1実施例を示す使
用時の斜視図であり、図2は同上不使用時の側面図であ
る。
【0013】図中9は、枠組足場の建枠8の建地材1に
着脱自在に取り付けるブラケットで、図3、図4にも示
すように、パイプによる上弦材10と下弦材11とを縦材12
で適宜間隔に結合して根本方向が末広がりの横向き台形
枠とした。
【0014】そして、上弦材10の根本側端部に建地材1
に結合するためのクランプ13をボルト14で軸着して設け
(図7参照)、また、下弦材11の端部には前記建地材1
に嵌合するコ字形金物15を設けた。
【0015】このコ字形金物15は図5、図6に示すよう
に左右片15aの先端間が建地材1の通過を許す開放面15
bとなっているが、この左右片15aの開放面15b近くに
ピン挿通孔15cを対向して設ける。
【0016】図中16は先端に折り曲げ可能として抜け出
し防止手段を設けたトグルピンであるが、このトグルピ
ン16に付けた鎖17の端をコ字形金物15に取付ける。この
ようにすれば、該トグルピン16はコ字形金物15と鎖17で
つながり、ピン挿通孔15cにすぐ挿通できるようにな
る。そして、必要に応じてこのトグルピン16で開放面15
cを閉塞する。なお、図9にも示すように該トグルピン
16には鍔18を設けている。
【0017】また、ブラケット9の先端部に位置する縦
材12の上端には、係止爪片を出没自在に設けたピンであ
るグラビティーロック19を突設した。
【0018】図1中、20は建枠の間隔で並列するブラケ
ット9の先端の前記縦材12の上端相互に掛け渡す水平材
で、パイプによるがその左右端部には前記グラビティー
ロック19を差し入れる孔を設けた。
【0019】これらブラケット9の上弦材10や、前記水
平材20には上向きに適宜間隔でフック21を設ける。この
フック21は図8に示すように、約一周以上の旋回形状の
針金部材を使用し、これを溶接で上弦材10や水平材20に
取付けたものである。
【0020】さらに、ブラケット9は先端近傍に吊り下
げ部材としてのチェーン20の一端を結合し、該チェーン
20の他端には係止用のジョインフック23を設けた。
【0021】このようにして、まず、上弦材10の根本側
端部のクランプ13を建地材1に結合し、下弦材11の端部
のコ字形金物15を建地材1に嵌め、かつ、トグルピン16
で開放面15cを閉塞してブラケット9を建枠8に取付け
る。
【0022】そして、建枠8の間隔で並列するこのブラ
ケット9先端に水平材20を掛け渡して平面的な枠を構成
し、フック21にシート24の端部を係止して(図8参
照)、この枠面にシート24を張設した。本実施例ではシ
ート24には養生ネットを使用したが、網状のものでなく
ともよい。
【0023】以上が本発明の養生朝顔の設置であるが、
これが邪魔になる場合には、図2に示すように、クラン
プ13の軸着部の個所を回転軸として、前記朝顔全体を上
方に回転させて枠組足場側に倒し、この状態でチェーン
20で枠組足場に係止しておくようにすればよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明の養生朝顔は、
少ない部品で構成できるので、簡単かつ迅速に組立・解
体が可能となり、また、邪魔になる場合に枠組足場側に
倒して一時的な避難が容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の養生朝顔の1実施例を示す使用時の斜
視図である。
【図2】本発明の養生朝顔の1実施例を示す不使用時の
側面図である。
【図3】ブラケットの側面図である。
【図4】ブラケットの平面図である。
【図5】ブラケットの下弦材端部の側面図である。
【図6】ブラケットの下弦材端部の平面図である。
【図7】ブラケットの上弦材端部の平面図である。
【図8】フックの平面図である。
【図9】トグルピンの側面図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…建枠の建地材 2…鋼板 3…枠 3a…Tばり 3b…板受けアングル 3c…ブレース 3d…板押え 4…朝顔用クランプ 5…自在クランプ 6…単管 8…建枠 9…ブラケット 10…上弦材 11…下弦材 12…縦材 13…クランプ 14…ボルト 15…コ字形金物 15a…左右片 15b…開放面 15c…ピン挿入孔 16…トグルピン 17…鎖 18…鍔 19…グラビティーロック 20…水平材 21…フック 22…チェーン 23…ジョインフック 24…シート
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 邦彦 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 込山 純平 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 萩原 博夫 群馬県前橋市清野町160番地の3 綜建産 業株式会社内 (72)発明者 生巣 宏一 群馬県前橋市清野町160番地の3 綜建産 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠組足場の建枠に着脱自在に取り付ける
    ものとして上弦材と下弦材とを縦材で結合して根本方向
    に末広がりの横向き台形枠としたブラケットと、建枠の
    間隔で並列するこのブラケット先端の縦材上端相互に掛
    け渡す水平材とで平面的な枠を構成し、これらブラケッ
    トの上弦材と水平材とに適宜間隔で設けたフックで端部
    を係止して枠面にシートを張設することを特徴とした養
    生朝顔。
  2. 【請求項2】 ブラケットは、上弦材端部を枠組足場の
    建枠に結合するクランプに軸着し、また、下弦材端部に
    は枠組足場の建枠に嵌合するコ字形金物を設けた請求項
    1記載の養生朝顔。
  3. 【請求項3】 コ字形金物は左右片の開放面近くにピン
    挿通孔を設け、ここに開放面を閉塞するピンを差し込む
    ようにした請求項1および請求項2記載の養生朝顔。
  4. 【請求項4】 ブラケットは先端近傍に吊り下げ部材の
    一端を結合し、該吊り下げ部材の他端には係止用のフッ
    クを設けた請求項1乃至請求項3記載の養生朝顔。
JP6003603A 1994-01-18 1994-01-18 養生朝顔 Expired - Fee Related JP2700760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6003603A JP2700760B2 (ja) 1994-01-18 1994-01-18 養生朝顔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6003603A JP2700760B2 (ja) 1994-01-18 1994-01-18 養生朝顔

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07207952A true JPH07207952A (ja) 1995-08-08
JP2700760B2 JP2700760B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=11562072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6003603A Expired - Fee Related JP2700760B2 (ja) 1994-01-18 1994-01-18 養生朝顔

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2700760B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3194130U (ja) * 2014-08-27 2014-11-06 杉本 澄雄 アサガオ装置
JP2018071298A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 有限会社北松工業 朝顔ユニット
JP6397981B1 (ja) * 2017-11-27 2018-09-26 東阪工業株式会社 仮設足場用朝顔装置
JP2019011556A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 日本電設工業株式会社 角型柱取付用の落下防止ネット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3194130U (ja) * 2014-08-27 2014-11-06 杉本 澄雄 アサガオ装置
JP2018071298A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 有限会社北松工業 朝顔ユニット
JP2019011556A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 日本電設工業株式会社 角型柱取付用の落下防止ネット
JP6397981B1 (ja) * 2017-11-27 2018-09-26 東阪工業株式会社 仮設足場用朝顔装置
JP2019094713A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 東阪工業株式会社 仮設足場用朝顔装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2700760B2 (ja) 1998-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07207952A (ja) 養生朝顔
JPH0748876Y2 (ja) 枠組足場交差部の渡り板
JP2003041766A (ja) 手摺り用仮設部材
JP3590360B2 (ja) 鉄骨吊り足場の掛替え工法
JPH11166316A (ja) 仮設足場用床付布枠
JPH10131478A (ja) 自在吊りハンガー足場
JP3230797U (ja) 養生朝顔
JP3012858B2 (ja) 枠組足場の枠用手摺
JP2001214608A (ja) 床付き布枠
JP2536802Y2 (ja) 建設用雨避盤
JP2000314234A (ja) 単管足場用荷受ステージの取付装置
JP2000328774A (ja) 枠組足場の交差筋交い用手摺り
JPH0725150U (ja) 建築工事用仮設屋根
JP3038761U (ja) 屋根工事の転落防止用枠
JP3852038B2 (ja) 仮設建築物の端部におけるシートジョイントの固定用 受け具
JPH07207923A (ja) 枠組足場の端部枠用手摺
JPH10115085A (ja) 吊り足場の組立構造
JP3642654B2 (ja) 枠組足場用取付金具
JP2834060B2 (ja) 建設用折畳み屋根盤
JP2538295Y2 (ja) 足場金具
JPH0453401Y2 (ja)
JP2849355B2 (ja) 外壁施工方法とそれに使用するプリセット外壁
JP2024070289A (ja) 部材連結具
US20030047385A1 (en) Mobile outrigger scaffolding system
JPH0921204A (ja) 吊屋根構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees