JPH072070A - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

パーキングブレーキ装置

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JPH072070A
JPH072070A JP5145199A JP14519993A JPH072070A JP H072070 A JPH072070 A JP H072070A JP 5145199 A JP5145199 A JP 5145199A JP 14519993 A JP14519993 A JP 14519993A JP H072070 A JPH072070 A JP H072070A
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JP
Japan
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lock spring
roller
brake pedal
driven roller
arrow
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Application number
JP5145199A
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Inventor
Akinori Sugimoto
昭則 杉本
Atsushi Mori
淳 森
Kunio Minamino
邦夫 南野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/74Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive
    • B60T13/746Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive and mechanical transmission of the braking action
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/04Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
    • B60T7/045Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated with locking and release means, e.g. providing parking brake application
    • B60T7/047Hand-actuated release means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/12Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20636Detents
    • Y10T74/20672Lever engaging rack
    • Y10T74/20684Lever carried pawl

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータによる自動操作及び足によるマニュア
ル操作の両方でブレーキペダルを作動させ得るパーキン
グブレーキ装置において、マニュアル操作に要する踏力
がモータの負荷で増加しないようにする。 【構成】 ウオームギヤ及びウオームホイールを介して
モータ20に接続されたラチェットホイール26がブレ
ーキペダル10を枢支するペダル軸7に支持されてお
り、このラチェットホイール26がブレーキペダル10
に設けたラチェット部材28に係合する。ブレーキペダ
ル10を踏むとラチェット部材28が滑動し、ラチェッ
トホイール26を停止させたままブレーキペダル10が
回動する。モータ20を駆動するとラチェット部材28
が係合し、ラチェットホイール26と共にブレーキペダ
ル10が回動する。リリースアーム31でラチェット部
材28を操作すると、ブレーキペダル10がラチェット
ホイール26から分離して元位置に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキ操作部材を運
転者がマニュアル操作することにより作動可能であり、
且つブレーキ操作部材を駆動源で自動操作することによ
り作動可能なパーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている車両用のパーキ
ングブレーキ装置は運転者によってマニュアル操作され
るもので、足でブレーキペダルを操作するか、或いは手
でブレーキレバーを操作することにより作動するように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーキング
ブレーキ装置を電動で作動させるようにすれば、車両の
運転状態(例えば、信号待ち等)を検出してパーキング
ブレーキ装置を自動的に作動させることが可能になり、
これにより運転操作の一層の省力化及び容易化を図るこ
とができる。
【0004】しかしながら、単にブレーキペダルをモー
タに接続して自動操作可能にするだけでは、マニュアル
でブレーキペダルを操作する場合にブレーキペダルの踏
力でモータを外部から回転させることになり、そのため
に大きな踏力が必要になって操作性が低下する問題があ
る。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、マニュアル操作と自動操作とが可能なパーキングブ
レーキ装置において、マニュアル操作が自動操作用の駆
動源の負荷によって阻害されないようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、ブレーキ操作部材を
運転者がマニュアル操作することにより作動可能であ
り、且つブレーキ操作部材を駆動源で自動操作すること
により作動可能なパーキングブレーキ装置であって、駆
動源とブレーキ操作部材とを、駆動源からブレーキ操作
部材への動力伝達を許容し、ブレーキ操作部材から駆動
源への動力伝達を禁止する一方向連結部材を介して連結
したことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1の構成に加えて、駆動源にウオームギヤ及びウオー
ムホイールを介して接続された駆動部材と、駆動部材と
ブレーキ操作部材との間に設けられて両部材間の二方向
の相対移動のうちの一方向の相対移動に対して該両部材
を連結する前記一方向連結部材と、一方向連結部材によ
る連結を解除する連結解除部材とを備えたことを特徴と
する。
【0008】また、請求項3に記載された発明は、請求
項1の構成に加えて、前記一方向連結部材が、駆動源に
接続されたドライブローラとブレーキ操作部材に接続さ
れたドリブンローラとの間に設けられて、両ローラ間の
一方向の相対回転を許容する第1ロックスプリングから
構成されており、更にドライブローラの一方向の回転を
規制する第2ロックスプリングと、第1ロックスプリン
グを拡径してドリブンローラの回転を許容する連結解除
部材とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載された発明は、請求
項1の構成に加えて、前記一方向連結部材が、駆動源に
接続されたドライブローラとブレーキ操作部材に接続さ
れたドリブンローラとの間に設けられて、両ローラ間の
一方向の相対回転を許容する第1ロックスプリングから
構成されており、更にドリブンローラの一方向の回転を
規制する第2ロックスプリングと、第1ロックスプリン
グ及び第2ロックスプリングを拡径してドリブンローラ
の回転を許容する連結解除部材とを備えたことを特徴と
する。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0011】図1〜図3は、請求項1及び2に記載され
た発明に対応する第1実施例を示すもので、図1はパー
キングブレーキ装置の全体側面図(図2の1−1線断面
図)、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1に対応
する作用の説明図である。
【0012】図1及び図2に示すように、パーキングブ
レーキ装置Pは車体パネル1にスペーサ2を介して2本
のボルト3,3で固定される右ケーシング4と、この右
ケーシング4の左側面に複数本のボルト5…で結合され
る左ケーシング6とを備える。右ケーシング4及び左ケ
ーシング6間に架設されたペダル軸7は、ディスタンス
カラー8及びナット9を介して右ケーシング4に固着さ
れる。ペダル軸7の左端には、運転者の足によってマニ
ュアル操作されるブレーキペダル10が軸受メタル11
を介して回転自在に支持される。
【0013】ブレーキペダル10に設けたブラケット1
2と左ケーシング6に設けたブラケット13との間には
ペダルリターンスプリング14が張設されており、その
弾発力でブレーキペダル10は矢印B方向に付勢され、
左ケーシング6にブラケット15を介して支持したスト
ッパローラ16に当接する図示した不作動位置に停止す
る。ペダルリターンスプリング14によるブレーキペダ
ル10の急激な戻りを規制すべく、ブレーキペダル10
と両ケーシング4,6を結合するボルト5とが、左ケー
シング6の外側面に沿って延びるダンパー17を介して
続される。
【0014】ブレーキペダル10に設けたブラケット1
8にはブレーキケーブル19の一端が結着されており、
ブレーキペダル10を矢印A方向に回動させるとブレー
キケーブル19が矢印E方向に引かれ、図示せぬリヤブ
レーキアッシーを作動させる。
【0015】右ケーシング4に設けたモータ20の出力
軸21に固定したウオームギヤ22は、右ケーシング4
の内部に一対の軸受メタル23,23を介してペダル軸
7と同軸に支持したウオームホイール24に噛合する。
ペダル軸7に一対の軸受メタル25,25を介して支持
したラチェットホイール26は、前記ウオームホイール
24にスプライン結合される。
【0016】ブレーキペダル10にピン27を介して枢
支されたラチェット部材28はブレーキペダル10との
間に張設したラチェットリターンスプリング29によっ
て付勢されており、そのラチェット爪281 がラチェッ
トホイール26の外周に形成したラチェット歯261
係合する。ブレーキペダル10を矢印A方向に回動させ
ると、ラチェット爪281 はラチェットホイール26の
ラチェット歯261 に対して滑動し、またラチェットホ
イール26を矢印C方向に回動させると、ラチェット爪
281 はラチェット歯261 に係合し、ブレーキペダル
10はラチェットホイール26に引かれて矢印A方向に
回動する。
【0017】ラチェット部材28に設けたローラ30を
押圧してラチェット爪281 をラチェット歯261 から
離間させるべく、ローラ30に当接可能なカム面311
を有するリリースアーム31が右ケーシング4にピン3
2を介して枢支される。リリースアーム31はリリース
アームリターンスプリング33でローラ30から離間す
る方向に付勢されており、車室内に設けた図示せぬリリ
ースレバーにリリースケーブル34を介して接続され、
ローラ30に当接する方向に駆動される。リリース操作
に要する荷重を軽減すべく、ピン32とリリースケーブ
ル34の結着点との距離は、ピン32とカム面311
の距離よりも大きく設定される。
【0018】次に、前述の構成を備えた第1実施例の作
用について説明する。
【0019】パーキングブレーキ装置Pをマニュアルで
作動させるには、通常のパーキングブレーキ装置と同様
に運転者が足でブレーキペダル10を踏めば良い。ブレ
ーキペダル10が踏まれて図1の矢印A方向に回動する
とき、ブレーキペダル10に設けたラチェット部材28
のラチェット爪281 は、停止状態にあるラチェットホ
イール26のラチェット歯261 に沿って滑動する。従
って、ブレーキペダル10を踏んでパーキングブレーキ
装置Pを作動させる場合に、その踏力がモータ20に伝
達されることが回避され、ブレーキペダル10の必要踏
力がモータ20を外部から回転させるための負荷によっ
て増加することがない。
【0020】ブレーキペダル10が図1の不作動位置か
ら図3の作動位置まで踏み込まれて運転者がブレーキペ
ダル10から足を離すと、ペダルリターンスプリング1
4の弾発力でブレーキペダル10は矢印B方向に戻ろう
とする。このとき、ラチェット部材28はラチェットリ
ターンスプリング29の弾発力で図3の鎖線位置から実
線位置に揺動し、そのラチェット爪281 がラチェット
ホイール26のラチェット歯261 に係合することによ
り、ブレーキペダル10とラチェットホイール26とが
一体化される。その結果、ラチェットホイール26はブ
レーキペダル10と共に矢印D方向に回動しようとする
が、ラチェットホイール26と一体のウオームホイール
24がモータ20のウオームギヤ22に噛合しているた
め、ラチェットホイール26の矢印D方向の回動、即ち
ブレーキペダル10の矢印B方向の回動が規制され、ブ
レーキペダル10は図3の作動位置にロックされる。
【0021】パーキングブレーキ装置Pを電動で作動さ
せるべく、運転者が図示せぬスイッチを操作するか、或
いは電子制御装置から指令信号が発せられると、モータ
20が駆動される。モータ20の回転はウオームギヤ2
2及びウオームホイール24を介してラチェットホイー
ル26に伝達され、ラチェットホイール26を矢印C方
向に回動させる。ラチェットホイール26が矢印C方向
に回動すると、そのラチェット歯261 にラチェット爪
281 を係合させたラチェット部材28を介してブレー
キペダル10も矢印A方向に回動する。
【0022】ブレーキペダル10が図3の作動位置に達
すると、例えばモータ20の負荷の増加を検出すること
により、電子制御装置からの指令によってモータ20の
駆動が停止される。このとき、前述したマニュアル操作
の場合と同様に、ウオームギヤ22とウオームホイール
24との噛合により、ブレーキペダル10は図3の作動
位置にロックされる。
【0023】マニュアルでパーキングブレーキ装置Pの
作動を解除すべくリリースケーブル34を引くと、リリ
ースアーム31がリリースアームリターンスプリング3
3に抗して図3の鎖線位置に揺動し、そのカム面311
がラチェット部材28のローラ30を押圧する。これに
より、ラチェット部材28はラチェットリターンスプリ
ング29に抗して図3の鎖線位置に揺動し、ラチェット
爪281 とラチェット歯261 との係合が解除される。
その結果、ブレーキペダル10はペダルリターンスプリ
ング14の弾発力で矢印B方向に回動し、図1の不作動
位置に復帰する。
【0024】電動でパーキングブレーキ装置Pの作動を
解除すべくモータ20を前述と逆方向に駆動すると、そ
の回転はウオームギヤ22及びウオームホイール24を
介してラチェットホイール26に伝達され、ラチェット
ホイール26を矢印D方向に回動させる。ラチェットホ
イール26が矢印D方向に回動すると、そのラチェット
歯261 にラチェット爪281 を係合させたラチェット
部材28と共にブレーキペダル10がペダルリターンス
プリング14の弾発力で矢印B方向に回動し、図1の不
作動位置に復帰する。
【0025】図4〜図10は、請求項1及び3に記載さ
れた発明に対応する第2実施例を示すもので、図4はパ
ーキングブレーキ装置の全体側面図(図5の4−4線断
面図)、図5は図4の5−5線断面図、図6は要部の拡
大斜視図、図7〜図10は作用の説明図である。
【0026】図4及び図5に示すように、車体パネル1
にスペーサ2を挟んで2本のボルト3,3で固定された
ケーシング51には、ブレーキケーブル19を介して図
示せぬリヤブレーキアッシーに接続されたブレーキペダ
ル10の上端がペダル軸7を介して枢支される。ブレー
キペダル10はケーシング51との間に張設したペダル
リターンスプリング14により、その上端部がストッパ
ローラ16に当接する図示した不作動位置に向けて付勢
されるとともに、ペダルリターンスプリング14による
急激な戻りを防止すべく、ダンパー17でケーシング5
1に接続される。
【0027】ケーシング51の側壁にはギヤハウジング
52を介してモータ20が支持されており、その出力軸
21に設けたウオームギヤ22がギヤハウジング52に
支持した入力軸53に設けたウオームホイール24に噛
合する。
【0028】図6を併せて参照すると明らかなように、
ケーシング51に軸受メタル54,55を介して両端部
を支持されたドライブローラ56は、入力軸53の角軸
部531 に一体に結合される。ドライブローラ56には
ドリブンローラ57が同軸且つ相対回転自在に支持され
ており、またドライブローラ56及びドリブンローラ5
7にリリースローラ58が同軸且つ相対回転自在に支持
される。ドリブンローラ57の先端に一体に形成された
ピニオン571 は、ブレーキペダル10に2本のボルト
59,59で固着したセクタギヤ60に噛合する。
【0029】ドライブローラ56の外周に巻き付けられ
た第2ロックスプリング61は、その一端が自由端とさ
れ、その他端がケーシング51に固定部材72を介して
固定される。第2ロックスプリング61は、ドライブロ
ーラ56が図6の矢印F方向に回転するとき、縮径して
ドライブローラ56の回転をロックするとともに、ドラ
イブローラ56が矢印G方向に回転するとき、拡径して
ドライブローラ56の回転を許容する。
【0030】ドライブローラ56及びドリブンローラ5
7の外周には、一端がドライブローラ56に固着される
とともに他端が前記リリースローラ58に係止された第
1ロックスプリング62が巻き付けられる。第1ロック
スプリング62は、ドライブローラ56がドリブンロー
ラ57に対して矢印G方向に回転するとき、或いはドリ
ブンローラ57がドライブローラ56に対して矢印F方
向に回転するときに縮径し、ドライブローラ56及びド
リブンローラ57を一体に結合する。また、第1ロック
スプリング62は、ドライブローラ56がドリブンロー
ラ57に対して矢印F方向に回転するとき、或いはドリ
ブンローラ57がドライブローラ56に対して矢印G方
向に回転するときに拡径し、ドライブローラ56及びド
リブンローラ57の相対回転を許容する。
【0031】リリースローラ58の外周にはリリース用
ロックスプリング63が巻き付けられる。リリース用ロ
ックスプリング63の一端は自由端とされ、他端は半径
方向外側に立ち上がって作動端631 とされる。リリー
ス用ロックスプリング63の作動端631 は、ケーシン
グ51との間に張設した拡径用スプリング64によって
矢印F方向に付勢されており、これによりリリース用ロ
ックスプリング63が拡径してリリースローラ58は原
位置に保持される。リリース用ロックスプリング63の
作動端631 を拡径用スプリング64に抗して矢印G方
向に移動させると、リリース用ロックスプリング63が
縮径してリリースローラ58が矢印G方向に回転し、そ
の一端がリリースローラ58に係止された第1ロックス
プリング62が強制的に拡径されることにより、ドライ
ブローラ56とドリブンローラ57とを相対回転可能な
状態にすることができる。
【0032】リリース用ロックスプリング63の作動端
631 を拡径用スプリング64に抗して矢印G方向に移
動させるべく、手動リリースアーム65と自動リリース
アーム66とがドライブローラ56の軸部外周に相対回
転自在に支持される。手動リリースレバー65は手動リ
リースレバーリターンスプリング67で図4の時計方向
に付勢されており、図示せぬリリースレバーに接続され
たリリースケーブル68によって反時計方向に回転させ
られると、その係合部651 がリリース用ロックスプリ
ング63の作動端631 に当接して矢印G方向に移動さ
せる。また、自動リリースレバー66は自動リリースレ
バーリターンスプリング69で図4の時計方向に付勢さ
れており、アクチュエータ70によってロッド71を介
して反時計方向に回転させられると、その係合部661
がリリース用ロックスプリング63の作動端631 に当
接して矢印G方向に移動させる。
【0033】次に、前述の構成を備えた第2実施例の作
用について説明する。
【0034】パーキングブレーキ装置Pをマニュアルで
作動させるべく、ブレーキレバーペダル10を踏んで矢
印A方向に回動させると、セクタギヤ60にピニオン5
1を噛合させたドリブンローラ57が図7の矢印G方
向に回転する。ドリブンローラ57が矢印G方向に回転
するとき、第1ロックスプリング62は拡径するため、
ドリブンローラ57はドライブローラ56から切り離さ
れて支障なく回転することができる。これにより、ブレ
ーキペダル10の踏力がモータ20に伝達されることが
なくなり、踏力の不要な増加が防止される。
【0035】ブレーキペダル10が図4に鎖線で示す作
動位置まで踏み込まれて運転者がブレーキペダル10か
ら足を離すと、ペダルリターンスプリング14の弾発力
でブレーキペダル10は矢印B方向に戻ろうとし、ドリ
ブンローラ57は前述とは逆に図8の矢印F1 方向に回
転しようとする。しかしながら、ドリブンローラ57が
矢印F1 方向に回転しようとすると、第1ロックスプリ
ング62が縮径してドリブンローラ57とドライブロー
ラ56とが一体化され、且つ矢印F2 方向に回転しよう
とするドライブローラ56が第2ロックスプリング61
によって拘束されるため、ブレーキペダル10は前記作
動位置にロックされる。図8における×印はスプリング
の締結部を示すものである。
【0036】パーキングブレーキ装置Pを電動で作動さ
せるべくモータ20が駆動されて入力軸53が図9の矢
印G1 方向に回転すると、入力軸53と一体のドライブ
ローラ56も矢印G2 方向に回転する。ドライブローラ
56の矢印G2 方向の回転により第1ロックスプリング
62が縮径し、ドリブンローラ57がドライブローラ5
6に一体化されて矢印G3 方向に回転する。尚、ドライ
ブローラ56の矢印G 2 方向の回転により第2ロックス
プリング61は拡径するため、ドライブローラ56の回
転は支障なく行われる。而して、ドリブンローラ57の
ピニオン571に噛合するセクタギヤ60を介して、ブ
レーキペダル10が図4の矢印A方向に回動し、鎖線で
示す作動位置に達する。
【0037】ブレーキペダル10が作動位置に達すると
モータ20の駆動が停止され、マニュアルでブレーキペ
ダル10を作動させた場合と同様にして、ブレーキペダ
ル10は作動位置にロックされる(図8参照)。
【0038】パーキングブレーキ装置Pの作動を解除す
る操作は、リリースケーブル68で手動リリースアーム
65を図4の反時計方向に回動させるか、或いはアクチ
ュエータ70に接続されたロッド71で自動リリースア
ーム66を図4の反時計方向に回動させれば良い。これ
により、手動リリースアーム65の係合部651 又は自
動リリースアーム66の係合部661 が、リリース用ロ
ックスプリング63の作動端631 を図10の矢印G1
方向に押圧して縮径させる。その結果、リリース用ロッ
クスプリング63と一体化されたリリースローラ58が
矢印G2 方向に回転し、該リリースローラ58に一端を
係止させた第1ロックスプリング62を拡径させる。第
1ロックスプリング62が拡径すると、ドリブンローラ
57がドライブローラ56から切り離され、モータ20
のイナーシャや各ギヤ22,24のイナーシャとは無関
係に、ペダルリターンスプリング14で付勢されたブレ
ーキペダル10がセクタギヤ60を介してドリブンロー
ラ57を矢印F1 方向に回転させながら不作動位置に復
帰する。
【0039】図11及び図12は、請求項1及び4に記
載された発明に対応する第3実施例を示すもので、図1
1はパーキングブレーキ装置の全体側面図(図12の1
1−11線断面図)、図12は図11の12−12線断
面図である。第3実施例は前述した第2実施例と類似の
構造を持つため、以下、その相違点を中心に説明する。
【0040】図11及び図12に示すように、ケーシン
グ51に回転自在に支持されてモータ20により駆動さ
れる入力軸53にはドライブローラ56がスプライン結
合されており、且つ入力軸53にはドライブローラ56
に対して相対回転可能なドリブンローラ57が回転自在
に支持される。ドライブローラ56とドリブンローラ5
7とには第1ロックスプリング81が巻き付けられてお
り、この第1ロックスプリング81の一端はドリブンロ
ーラ57に固着されるとともに、その他端はテーパ状に
拡開する作動端811 とされる。また、ドリブンローラ
57の外周には第2ロックスプリング82が巻き付けら
れており、その一端は固定部材83でケーシング51に
固定されるとともに、その他端は半径方向外側に立ち上
がって作動端821 とされる。
【0041】入力軸53の外周に嵌合するようにケーシ
ング51に固着されたボス部材84は外周に多条ネジ8
1 を有しており、この多条ネジ841 に螺合する多条
ネジ851 を有するリリース部材85がボス部材84の
外周に回転自在に支持される。第1ロックスプリング8
1の作動端811 に係合して該作動端811 を拡開させ
るべく、リリース部材85の一側面にテーパ面852
形成される。尚、前記多条ネジ841 ,851 に代えて
カムを採用することも可能である。
【0042】ドリブンローラ57の外周には、手動リリ
ースアーム65及び自動リリースアーム66が各々独立
に回転自在に支持される。手動リリースレバー65は手
動リリースレバーリターンスプリング67で図11の矢
印F方向に付勢されており、図示せぬリリースレバーに
接続されたリリースケーブル68によって矢印G方向に
回転させられると、その係合部651 が前記リリース部
材85と一体に設けたリリースアーム86を押圧する。
自動リリースレバー66は自動リリースレバーリターン
スプリング69で図11の矢印F方向に付勢されてお
り、アクチュエータ70によってロッド71を介して矢
印G方向に回転させられると、その係合部661 がリリ
ースアーム86を押圧する。
【0043】リリースアーム86が手動リリースアーム
65の係合部651 又は自動リリースアーム66の係合
部661 に押圧されると、該リリースアーム86が第2
ロックスプリング82の作動端821 を押圧して拡径さ
せる。
【0044】次に、前述の構成を備えた第3実施例の作
用について説明する。
【0045】パーキングブレーキ装置Pをマニュアルで
作動させるべく、ブレーキペダル10を踏んで矢印A方
向に回動させると、セクタギヤ60にピニオン571
噛合させたドリブンローラ57が図11の矢印G方向に
回転する。ドリブンローラ57が矢印G方向に回転する
とき、第1ロックスプリング81及び第2ロックスプリ
ング82は共に拡径するため、ドリブンローラ57はド
ライブローラ56及びケーシング51から切り離されて
僅かな負荷で回転することができる。
【0046】ブレーキペダル10が図11に鎖線で示す
作動位置まで踏み込まれて運転者がブレーキペダル10
から足を離すと、ペダルリターンスプリング14の弾発
力でブレーキペダル10は矢印B方向に戻ろうとし、ド
リブンローラ57は前述とは逆に図11の矢印F方向に
回転しようとする。しかしながら、ドリブンローラ57
が矢印F方向に回転しようとすると第2ロックスプリン
グ82が縮径し、ドリブンローラ57をケーシング51
に結合することによりブレーキペダル10を前記作動位
置にロックする。
【0047】パーキングブレーキ装置Pを電動で作動さ
せるべくモータ20が駆動されて入力軸53及びドライ
ブローラ56が矢印G方向に回転すると、第1ロックス
プリング81が縮径してドリブンローラ57がドライブ
ローラ56に一体化され、ドリブンローラ57が矢印G
方向に回転することにより、ドリブンローラ57のピニ
オン571 に噛合するセクタギヤ60を介してブレーキ
ペダル10が図11の矢印A方向に回動し、鎖線で示す
作動位置に達する。このとき、ドリブンローラ57の矢
印G方向の回転により第2ロックスプリング82は拡径
するため、ドリブンローラ57の回転は支障なく行われ
る。ブレーキペダル10が作動位置に達してモータ20
の駆動が停止すると、マニュアルでブレーキペダル10
を作動させた場合と同様にブレーキペダル10が作動位
置にロックされる。
【0048】パーキングブレーキ装置Pの作動を解除す
べく、手動リリースアーム65又は自動リリースアーム
66を図11のG方向に回動させると、手動リリースア
ーム65の係合部651 又は自動リリースアーム66の
係合部661 が、リリースアーム86を押圧してリリー
ス部材85を回転させる。その結果、ボス部材84の多
条ネジ841 に多条ネジ851 を螺合させたリリース部
材85が図12の右方向に移動し、そのテーパ面852
で第1ロックスプリング81の作動端811 を押圧して
拡径させることにより、ドリブンローラ57をドライブ
ローラ56から切り離す。これにより、ドリブンローラ
57はモータ20のイナーシャ及び各ギヤ22,24の
イナーシャから切り離される。
【0049】リリースアーム86が更に回転すると、作
動端821 を図11のG方向に押圧された第2ロックス
プリング82が拡径し、ドリブンローラ57をケーシン
グ51から切り離す。而して、ドリブンローラ57がド
ライブローラ56及びケーシング51から切り離される
と、ペダルリターンスプリング14で付勢されたブレー
キペダル10が、セクタギヤ60を介してドリブンロー
ラ57を矢印F方向に回転させながら不作動位置に復帰
する。
【0050】図13及び図14は、請求項1及び4に記
載された発明に対応する第4実施例を示すもので、図1
3はパーキングブレーキ装置の全体側面図(図14の1
3−13線断面図)、図14は図13の14−14線断
面図である。第4実施例は前述した第3実施例と類似の
構造を持つため、以下、その相違点を中心に説明する。
【0051】図13及び図14に示すように、入力軸5
3にスプライン結合されて一体に回転するドライブロー
ラ56の外周にはドリブンローラ57が相対回転自在に
支持されており、このドリブンローラ57の外周にはリ
リースローラ58が相対回転自在に支持される。ドライ
ブローラ56とドリブンローラ57とには第1ロックス
プリング91が巻き付けられており、この第1ロックス
プリング91の一端はドライブローラ56に固着される
とともに、その他端はリリースローラ58に係止され
る。また、ドリブンローラ57の外周には第2ロックス
プリング92が巻き付けられており、その一端は固定部
材83でケーシング51に固定されるとともに、その他
端は半径方向外側に立ち上がって作動端921 とされ
る。更に、リリースローラ58にはリリース用ロックス
プリング93が巻き付けられており、その一端は自由端
とされ、半径方向外側に立ち上がる他端には押し板94
が設けられる。押し板94とケーシング51との間に
は、リリース用ロックスプリング93を拡径させる拡径
用スプリング95が張設される。
【0052】ドライブローラ56の外周に回転自在に支
持されてリリースケーブル68で矢印G方向に回転させ
られる手動リリースアーム65は、リリース用ロックス
プリング93の押し板94を押圧可能な係合部651
備えており、またドライブローラ56の外周に回転自在
に支持されてアクチュエータ70で矢印G方向に回転さ
せられる自動リリースアーム66は、前記押し板95を
押圧可能な係合部66 1 を備える。前記リリース用ロッ
クスプリング93の押し板94は、その矢印G方向前方
にある第2ロックスプリング92の作動端921 に当接
して押圧可能である。
【0053】次に、前述の構成を備えた第4実施例の作
用について説明する。
【0054】パーキングブレーキ装置Pをマニュアルで
作動させるべく、ブレーキレバーペダル10を踏んでド
リブンローラ57を図13の矢印G方向に回転させる
と、第1ロックスプリング91及び第2ロックスプリン
グ92は共に拡径し、ドリブンローラ57はドライブロ
ーラ56及びケーシング51から切り離されて矢印G方
向に自由に回転することができる。
【0055】運転者がブレーキペダル10から足を離す
と、ペダルリターンスプリング14の弾発力でドリブン
ローラ57は図13の矢印F方向に回転しようとする
が、第2ロックスプリング92が縮径してドリブンロー
ラ57をケーシング51に結合し、ブレーキペダル10
を作動位置にロックする。
【0056】パーキングブレーキ装置Pを電動で作動さ
せるべくモータ20によってドライブローラ56を矢印
G方向に回転させると、第1ロックスプリング91が縮
径してドリブンローラ57がドライブローラ56に一体
化され、ドリブンローラ57が矢印G方向に回転するこ
とによりブレーキペダル10が作動位置に回動する。こ
のとき、第2ロックスプリング92は拡径してドリブン
ローラ57の回転を阻害することはない。ブレーキペダ
ル10が作動位置に達してモータ20の駆動が停止する
と、第2ロックスプリング92が縮径してブレーキペダ
ル10が作動位置にロックされる。
【0057】パーキングブレーキ装置Pの作動を解除す
べく、手動リリースアーム65又は自動リリースアーム
66を図13のG方向に回動させると、手動リリースア
ーム65の係合部651 又は自動リリースアーム66の
係合部661 が押し板94を押圧してリリース用ロック
スプリング93を縮径させ、リリース用ロックスプリン
グ93と共にリリースローラ58を矢印G方向に回動さ
せる。これにより、リリースローラ58に一端が係合す
る第1ロックスプリング91が拡径し、ドリブンローラ
57はドライブローラ56から切り離されることにより
モータ20のイナーシャ及び各ギヤ22,24のイナー
シャと無関係になる。
【0058】押し板94が更に回転して第2ロックスプ
リング92の作動端921 を押圧すると、第2ロックス
プリング92が拡径してドリブンローラ57をケーシン
グ51から切り離す。その結果、ドリブンローラ57が
ドライブローラ56及びケーシング51から切り離さ
れ、ペダルリターンスプリング14で付勢されたブレー
キペダル10がドリブンローラ57を矢印F方向に回転
させながら不作動位置に復帰する。
【0059】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0060】例えば、実施例ではブレーキ操作部材とし
てブレーキペダル10を例示しているが、本発明は手で
操作されるブレーキレバーに対しても適用することが可
能である。また、ブレーキペダル10を自動操作するた
めの駆動源は電気モータ20に限定されず、油圧モータ
や油圧シリンダであっても良い。
【0061】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、駆動源によってブレーキ操作部材を操作す
る場合には、駆動源からブレーキ操作部材への動力伝達
を一方向連結部材を介して許容して、ブレーキ操作部材
を自動操作することができる。また、ブレーキ操作部材
をマニュアル操作する場合には、ブレーキ操作部材から
駆動源への動力伝達を一方向連結部材を介して禁止し
て、ブレーキ操作部材を小さい踏力で容易に操作するこ
とができる。
【0062】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、駆動源にウオームギヤ及びウオームホイールを介し
て接続された駆動部材とブレーキ操作部材とを一方向連
結部材で連結したことにより、ブレーキ操作部材をブレ
ーキ作動位置にロックすることができる。また、連結解
除部材で一方向連結部材による連結を解除することによ
り、前記ロックされたブレーキ操作部材をブレーキ不作
動位置に復帰させることができる。
【0063】また、請求項3に記載された発明によれ
ば、駆動源に接続されたドライブローラとブレーキ操作
部材に接続されたドリブンローラとを一方向連結部材と
しての第1ロックスプリングで連結するとともに、ドラ
イブローラの一方向の回転を第2ロックスプリングで規
制したことにより、ブレーキ操作部材をブレーキ作動位
置にロックすることができる。また、連結解除部材で第
1ロックスプリングによるドリブンローラのロックを解
除することにより、前記ロックされたブレーキ操作部材
をブレーキ不作動位置に復帰させることができる。
【0064】また、請求項4に記載された発明によれ
ば、駆動源に接続されたドライブローラとブレーキ操作
部材に接続されたドリブンローラとを一方向連結部材と
しての第1ロックスプリングで連結するとともに、ドリ
ブンローラの一方向の回転を第2ロックスプリングで規
制したことにより、ブレーキ操作部材をブレーキ作動位
置にロックすることができる。また、連結解除部材で第
1ロックスプリング及び第2ロックスプリングによるド
リブンローラのロックを解除することにより、前記ロッ
クされたブレーキ操作部材をブレーキ不作動位置に復帰
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるパーキングブレーキ装置の全
体側面図(図2の1−1線断面図)
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1に対応する作用の説明図
【図4】第2実施例によるパーキングブレーキ装置の全
体側面図(図5の4−4線断面図)
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】要部の拡大斜視図
【図7】マニュアルによるブレーキ作動時の作用説明図
【図8】ブレーキ保持時の作用説明図
【図9】電動によるブレーキ作動時の作用説明図
【図10】ブレーキ解除時の作用説明
【図11】第3実施例によるパーキングブレーキ装置の
全体側面図(図12の11−11線断面図)
【図12】図11の12−12線断面図
【図13】第4実施例によるパーキングブレーキ装置の
全体側面図(図14の13−13線断面図)
【図14】図13の14−14線断面図
【符号の説明】
10 ブレーキペダル(ブレーキ操作部材) 20 モータ(駆動源) 22 ウオームギヤ 24 ウオームホイール 26 ラチェットホイール(駆動部材) 28 ラチェット部材(一方向連結部材) 31 リリースアーム(連結解除部材) 56 ドライブローラ 57 ドリブンローラ 61 第2ロックスプリング 62 第1ロックスプリング(一方向連結部材) 65 手動リリースアーム(連結解除部材) 66 自動リリースアーム(連結解除部材) 81 第1ロックスプリング(一方向連結部材) 82 第2ロックスプリング 91 第1ロックスプリング(一方向連結部材) 92 第2ロックスプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作部材(10)を運転者がマ
    ニュアル操作することにより作動可能であり、且つブレ
    ーキ操作部材(10)を駆動源(20)で自動操作する
    ことにより作動可能なパーキングブレーキ装置であっ
    て、 駆動源(20)とブレーキ操作部材(10)とを、駆動
    源(20)からブレーキ操作部材(10)への動力伝達
    を許容し、ブレーキ操作部材(10)から駆動源(2
    0)への動力伝達を禁止する一方向連結部材(28,6
    2,81,91)を介して連結したことを特徴とする、
    パーキングブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 駆動源(20)にウオームギヤ(22)
    及びウオームホイール(24)を介して接続された駆動
    部材(26)と、駆動部材(26)とブレーキ操作部材
    (10)との間に設けられて両部材(10,26)間の
    二方向の相対移動のうちの一方向の相対移動に対して該
    両部材(10,26)を連結する前記一方向連結部材
    (28)と、一方向連結部材(28)による連結を解除
    する連結解除部材(31)とを備えたことを特徴とす
    る、請求項1記載のパーキングブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記一方向連結部材が、駆動源(10)
    に接続されたドライブローラ(56)とブレーキ操作部
    材(10)に接続されたドリブンローラ(57)との間
    に設けられて、両ローラ(56,57)間の一方向の相
    対回転を許容する第1ロックスプリング(62)から構
    成されており、更にドライブローラ(56)の一方向の
    回転を規制する第2ロックスプリング(61)と、第1
    ロックスプリング(62)を拡径してドリブンローラ
    (57)の回転を許容する連結解除部材(65,66)
    とを備えたことを特徴とする、請求項1記載のパーキン
    グブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記一方向連結部材が、駆動源(10)
    に接続されたドライブローラ(56)とブレーキ操作部
    材(10)に接続されたドリブンローラ(57)との間
    に設けられて、両ローラ(56,57)間の一方向の相
    対回転を許容する第1ロックスプリング(81,91)
    から構成されており、更にドリブンローラ(57)の一
    方向の回転を規制する第2ロックスプリング(82,9
    2)と、第1ロックスプリング(81,91)及び第2
    ロックスプリング(82,92)を拡径してドリブンロ
    ーラ(57)の回転を許容する連結解除部材(65,6
    6)とを備えたことを特徴とする、請求項1記載のパー
    キングブレーキ装置。
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US08/261,918 US5485764A (en) 1993-06-16 1994-06-16 Parking brake system

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