JP2003185018A - 自動変速機用ギアセレクタのアクチュエータ及びパーキング装置 - Google Patents

自動変速機用ギアセレクタのアクチュエータ及びパーキング装置

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JP2003185018A
JP2003185018A JP2001382102A JP2001382102A JP2003185018A JP 2003185018 A JP2003185018 A JP 2003185018A JP 2001382102 A JP2001382102 A JP 2001382102A JP 2001382102 A JP2001382102 A JP 2001382102A JP 2003185018 A JP2003185018 A JP 2003185018A
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gear
parking
actuator
cam
pinion
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Masahiro Okubo
正博 大窪
Yasuhiko Eguchi
康彦 江口
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Exedy Corp
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Publication date
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    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3416Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H63/3416Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
    • F16H63/3458Parking lock mechanisms or brakes in the transmission with electric actuating means, e.g. shift by wire
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝達効率の高い減速機構を用いて大減速比・
大回転力が得られ、かつ軽量・コンパクト化が容易な自
動変速機用ギアセレクタのアクチュエータを提供する。 【解決手段】 このアクチュエータは、電動モータ21
と、複数のピニオンギア31と、複数のピニオンギア3
1を回転自在に支持するキャリア32と、回転が禁止さ
れピニオンギア31と噛み合う固定リングギア33と、
ギアセレクタに連結されピニオンギア31と噛み合うと
ともに固定リングギア33と歯数が異なる出力リングギ
ア34と、複数のピニオンギア31と噛み合うとともに
電動モータ21によって駆動されるサンギア30とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータ、
特に、自動変速機のギアセレクタを駆動するためのアク
チュエータに関する。また、本発明は、パーキング装
置、特に、変速機の出力軸に設けられたパーキングギア
をロックするパーキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機を備えた車両においては、各
レンジ間で切り換えを行うために自動変速機側にセレク
トレバーが設けられている。そして、このセレクトレバ
ーはプッシュプルケーブルによって運転席のシフトタワ
ーと連結されている。そして、シフト操作は、運転者が
シフトタワーを操作することにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動変速機におけるシ
フト操作の操作性を良好にするために、シフトタワーと
自動変速機とを機械的に連結するのではなく、電気信号
による自動化されたシフト操作機構を用いるのが望まし
い。但し、パーキングレンジへの操作には比較的大きな
操作力が必要になるので、電動モータを用いたアクチュ
エータが必要になる。
【0004】また、リアエンジン・リア駆動のバス用自
動変速機においては、前方の運転席のシフトタワーから
長いプッシュプルケーブルを自動変速機のセレクトレバ
ーに連結し、運転者がシフトタワーを操作することでP
−R−D−2−1のギアセレクト操作が行われるように
なっている。しかし、このような構成では、プッシュプ
ルケーブルが長いためにシフトタワーの節度感が得られ
ない。また、低床式バスにおいては、運転席から後部へ
プッシュプルケーブル等を引き回すのはスペース的に困
難となる。
【0005】さらに、特開平4-31153号公報に示された
ようなギアロックパーキング機構を重車両に装備した場
合、乗用車におけるような力ではパーキングを解除する
ことができなくなる。特に、坂道をころがり降りようと
する大きな力がパーキングギアを介してパーキングカム
に作用するために、運転者の手の力でパーキングカムを
抜き、ロックを解除することが困難となる。
【0006】そこで、このような場合には大減速比の減
速機構が必要となるが、この大減速比の減速機構をウォ
ームギア機構を利用して実現した場合、伝達効率が50
%程度と悪く、所望の操作力(回転トルク)を得るため
に比較的大容量の電動モータが必要になる。したがっ
て、装置自体も大きくなる。さらに、ギアセレクタを所
定のポジションで維持するためには、モータに通電した
状態で回転を止めるようにしなければならず(通電スト
ール状態)、そのような状態を長い時間続けると、モー
タが焼けるという問題がある。
【0007】本発明の課題は、電動モータを駆動源とし
て大減速比・大回転力が得られるアクチュエータを提供
し、ギアセレクタの操作性を向上することにある。本発
明の別の課題は、伝達効率の高い減速機構を用いて大減
速比・大回転力が得られ、かつ軽量・コンパクト化が容
易な自動変速機用ギアセレクタのアクチュエータを提供
することにある。
【0008】本発明のさらに別の課題は、電動モータに
負荷をかけることなく所定のポジションで維持すること
が可能な自動変速機用ギアセレクタのアクチュエータを
提供することにある。本発明のさらに別の課題は、軽量
・コンパクト化が容易で、比較的小型の電動モータによ
り、その負荷をかけることなくパーキングロック及びそ
の解除を行うことができるパーキング装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動変速
機用ギアセレクタのアクチュエータは、自動変速機のギ
アセレクタを駆動するためのアクチュエータであって、
電動モータと、複数のピニオンギアと、複数のピニオン
ギアを回転自在に支持するキャリアと、回転が禁止され
ピニオンギアと噛み合う固定リングギアと、ギアセレク
タに連結されピニオンギアと噛み合うとともに固定リン
グギアと歯数が異なる出力リングギアと、複数のピニオ
ンギアと噛み合うとともに電動モータによって駆動され
るサンギアとを備えている。
【0010】このアクチュエータでは、電動モータの回
転がサンギアに入力され、さらにサンギアから複数のピ
ニオンギアに伝達されて、複数のピニオンギアと噛み合
う出力リングギアから減速されてギアセレクタに出力さ
れる。このような遊星歯車構造を採用することによっ
て、コンパクトな構造で高減速比を得ることができる。
また、従来のネジ送り機構やウォームギア機構に比較し
て伝達効率が向上し、しかも耐久性が向上する。
【0011】請求項2に係る自動変速機用ギアセレクタ
のアクチュエータは、請求項1のアクチュエータにおい
て、出力リングギアからピニオンギアに回転力が作用し
たときに、出力リングギアとピニオンギアとの間に作用
する第1歯面力と固定リングギアとピニオンギアとの間
に作用する第2歯面力との合力によってピニオンギアを
キャリアに対して回転させる回転モーメントが、ピニオ
ンギアの回転支持部の回転抵抗に基づく回転モーメント
よりも小さく設定されている。そして、出力リングギア
側からの駆動に対してピニオンギアがキャリアに対して
回転不能となっている。
【0012】ここでは、出力リングギア側からの駆動に
対しては、出力リングギア及び固定リングギアとピニオ
ンギアとの噛み合い条件及びピニオンギアの回転抵抗を
適切に設定することによって、セルフロックをかけるこ
とができる。したがって、電動モータに通電することな
くギアセレクタを所定のポジションに維持できる。請求
項3に係る自動変速機用ギアセレクタのアクチュエータ
は、請求項2のアクチュエータにおいて、ピニオンギア
をキャリアに対して回転自在に支持するためのすべり軸
受をさらに備え、ピニオンギアとすべり軸受との間の摩
擦抵抗によりピニオンギアの回転支持部の回転抵抗を発
生させている。
【0013】ここでは、ピニオンギアとすべり軸受との
間の摩擦抵抗によりピニオンギアの回転支持部に回転抵
抗が発生する。そして、この回転抵抗に基づく回転モー
メントが、各ギアとピニオンギアとの間に作用する歯面
力の合力によってピニオンギアをキャリアに対して回転
させる回転モーメント以上に設定されているので、出力
側からの駆動に対してピニオンギアがキャリアに対して
回転不能となり、セルフロックがかかる。
【0014】請求項4に係る変速機のパーキング装置
は、変速機の出力軸に設けられたパーキングギアをロッ
クする装置であって、パーキングポールと、カムと、ア
クチュエータと、弾性部材とを備えている。パーキング
ポールは、一端側が変速機に回動自在に支持され、パー
キングギアに噛み合い可能な係止部を有するとともに、
自由端側に当接部を有している。カムは、パーキングポ
ールの当接部に当接するカム面を有し、パーキングポー
ルを回動させて係止部をパーキングギアに噛み合わせる
第1位置と、噛み合いを解除させる第2位置とを取り得
る。アクチュエータはカムを第1位置側に移動させるた
めの請求項2又は3のいずれかに記載のものである。弾
性部材はカムとアクチュエータとを弾性的に連結する部
材である。
【0015】この装置では、パーキング状態でない場合
は、カムは第2位置に位置し、パーキングポールの係止
部とパーキングギアとの噛み合いは解除されている。パ
ーキング位置への操作が行われると、アクチュエータに
よってカムが第1位置側に移動させられる。このとき、
パーキングポールの係止部がパーキングポールの歯に噛
み合おうとするが、係止部が歯に当たる場合には正常な
噛み合いが行われない。このような状態では、アクチュ
エータからの回転は弾性部材に吸収され、カムは移動し
ない。そして、パーキングギアが回転し、パーキングギ
アとパーキングポールの係止部との噛み合いが可能にな
れば、カムが第1位置に移動する。この状態で、パーキ
ング状態がロックされる。
【0016】ここで、アクチュエータの回転が弾性部材
に吸収されている状態では、弾性部材の弾性変形の反力
がアクチュエータに作用する。すなわち、アクチュエー
タには出力側からトルクが作用する。しかし、請求項2
又は3のアクチュエータででは、セルフロックをかける
ことができるので、カムに対する正方向側へのトルクを
維持でき、カムの移動のために電動モータに通電し続け
る必要がない。
【0017】この装置では、軽量かつコンパクトなパー
キング装置を実現できるとともに、比較的容量の小さい
電動モータを用いてパーキングの解除操作が可能とな
り、しかも電動モータへの負荷を小さくすることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] <パーキング装置>図1及び図2に本発明の第1実施形
態によるパーキング装置を示す。このパーキング装置
は、本発明の実施形態によるアクチュエータが採用され
るギアセレクタ1と、ギアセレクタ1によってパーキン
グロック及びその解除を行うパーキング機構2とを有し
ている。
【0019】<ギアセレクタ>ギアセレクタ1は、図1
における上下方向に長く形成されたセレクトレバー5
と、セレクトレバー5の長手方向のほぼ中央部に連結さ
れたセレクトシャフト6と、セレクトシャフト6を回転
駆動するアクチュエータ20(図3参照)とを有してい
る。セレクトレバー5の一端(図1において下端)に
は、自動変速機のコントロールバルブ7のマニュアルス
プール8が連結されている。ここで、両者の連結は、セ
レクトレバー5の揺動運動がマニュアルスプール8の直
線運動に変換できるような連結構造となっており、セレ
クトレバー5を回転させることによって、マニュアルス
プール8の各レンジ位置(P−R−D−2−1位置)を
選択できるようになっている。アクチュエータ20につ
いては後述する。
【0020】<パーキング機構>パーキング機構2は、
セレクトレバー5の他端(図1において上端)にロッド
ピン9を介して連結されたロッドナット10と、パーキ
ングロッド11と、パーキングカム12とを有してい
る。ロッドピン9はセレクトレバー5の他端に圧入され
ており、ロッドナット10は、このロッドピン9にロッ
ドピン9を軸として回転自在となるように挿入されてい
る。パーキングロッド11は、一端がロッドナット10
にねじ込まれ、他端がパーキングカム12の中央部に形
成された孔(図示せず)に摺動自在に嵌め込まれてい
る。そして、ロッドナット10とパーキングカム12の
端面との間にはコイルスプリング13が設けられ、この
コイルスプリング13によってパーキングカム12は図
1の左方に付勢されている。すなわち、セレクトレバー
5側の部材とパーキングカム12とはコイルスプリング
13を介して弾性的に連結されている。パーキングカム
12は、前述のように、中央部に貫通孔が形成されてお
り、筒状の部材である。そして、パーキングカム12の
外周面にはカム面が形成されており、このカム面は、小
径部と、一端側に形成されて小径部から外径が大きくな
る大径部とを有している。
【0021】また、パーキング機構2は、図2に示すよ
うに、パーキングギア15と、パーキングポール16
と、固定部材17とを有している。パーキングギア15
は、自動変速機の出力シャフトにスプライン結合されて
おり、外周部には複数の歯が形成されている。パーキン
グポール16は、一方向に長い部材であり、パーキング
ギア15の下方に設けられ、基端側がピン18により回
転自在に装着されている。パーキングポール16の先端
(自由端)側には、長手方向と交差する方向の一方側
(図2において上方)に突出する係止部16aと、他方
側(図2において下方)に突出する当接部16bとを有
している。係止部16aはパーキングギア15の外周歯
に噛み合い可能であり、当接部16bはパーキングカム
12の外周カム面に当接している。なお、パーキングポ
ール16の先端部上面には、ねじりバネ19が先端部を
下方に押圧するように設けられており、これにより、振
動によりパーキングポール16の係止部16aがパーキ
ングギア15に接触するのを防止している。また、固定
部材17はパーキングカム12の下方に固定して設けら
れ、パーキングカム12を支持している。
【0022】<アクチュエータ>アクチュエータ20を
図3に示す。このアクチュエータ20は、図1で示され
たセレクトシャフト6を回転させるためのものであっ
て、電動モータ21と、電動モータ21からの回転をセ
レクトシャフト6に減速して伝達するための減速装置2
2とを有している。なお、セレクトシャフト6は、トラ
ンスミッションのハウジング23に装着されたニードル
ベアリング24により回転自在に支持されるとともに、
ピン25により軸方向の移動が規制されている。
【0023】電動モータ21は減速装置22のハウジン
グ23の端面に取り付けられており、その出力軸21a
が減速装置22に連結されている。減速装置22は、サ
ンギア30と、3個の遊星ギア31と、キャリア32
と、固定リングギア33と、出力リングギア34とを有
している。サンギア30は、歯数Zs1を有し、一端側が
電動モータ21の出力軸21aに連結されて、他端側が
セレクトシャフト6にブッシュ35を介して支持されて
いる。3個の遊星ギア31は、それぞれ軸支ピン36及
びブッシュ37を介してキャリア32に回転自在に支持
されており、サンギア30と噛み合っている。固定リン
グギア33及び出力リングギア34は軸方向に並べて配
置されている。固定リングギア33は、電動モータ21
側に配置され、外周部に形成された凹凸部によりハウジ
ング23に固定されてその回転が禁止されており、3個
の遊星ギア31と噛み合っている。出力リングギア34
は、固定リングギア33の電動モータと逆側に配置され
るとともにセレクトシャフト6に圧入又はスプライン結
合により連結されており、3個の遊星ギア31と噛み合
っている。そして、固定リングギア33の歯数Zr1と出
力リングギア34との歯数Zr2は、転位により互いに異
なっている。
【0024】なお、キャリア32に支持される遊星ギア
31に対して、転位により歯数の異なる固定リングギア
33(歯数Zr1)及び出力リングギア34(歯数Zr2
とサンギア30(歯数Zs1)とが噛み合っているが、こ
れらのギア33,34,30が遊星ギア31に噛み合う
歯数の条件は、複数の遊星ギア31の等分配置をn個と
すると以下のようになる。
【0025】噛み合い条件(1):(Zr1−Zr2)がn
の倍数であること 噛み合い条件(2):(Zr1+Zs1)がnの倍数である
こと この実施形態では、遊星ギア31の個数は「3」であ
り、固定リングギア33と出力リングギア34の歯数の
差は「3」に設定されている。また、出力リングギア3
4の回転数をNout、電動モータ21に連結されたサン
ギア30の回転数をNinとすると、 Nout=(1−Zr1/Zr2)×{1/(1+Zr1
s1)}×Nin となる。したがって、遊星ギア31の等分配置が3個
(n=3)である本実施形態の場合において、 Zr1=60、Zr2=63、Zs1=15 とすれば、 Nout=0.0095×Nin:減速比105 となり、また、 Zr1=90、Zr2=93、Zs1=15 とすれば、 Nout=0.0046×Nin:減速比217 となる。
【0026】ここで、セレクトレバー5をP位置に回転
させる場合の力はコイルスプリング13に対抗する力で
よく、比較的小さい力で操作が可能である。一方、セレ
クトレバー5をP位置から他の位置に移動させる場合
は、パーキングギア15からの回転力に比例してパーキ
ングポール16をパーキングカム12に押し付ける力が
作用し、パーキングポール16、固定部材17とパーキ
ングカム12との間にはすべり摩擦抵抗が作用する。そ
して、パーキングギア15の回転力は車両重量と坂道の
勾配が大きいほど大きくなることは周知であるので、通
常の乗用車では、セレクトレバー5の回転力が10N・
m(1kg・m)程度となる。また、重車両の抜き力は
セレクトレバー5の回転力で20〜200N・m(2〜
10kg・m)以上が必要となる。したがって、自動車
用小型電動モータのトルクが0.2〜2N・m(0.0
2〜0.2kg・m)のため、50〜150の減速比が
必要となる。
【0027】なお、この減速装置22においては、セレ
クトレバー5及びセレクトシャフト6側から出力リング
ギア34が駆動されたときに、セルフロックが作用し、
遊星ギア31の回転が禁止されるように構成されている
が、その詳細の説明は動作説明において行う。なお、出
力リングギア34の側面には角度検出用のピン42が圧
入されており、このピン42には、図4に示すようなレ
バー43の切欠部43aがはめ込まれている。レバー4
3は回転角度センサ44に装着されている。このような
構成により、出力リングギア34の回転角度を検出し、
セレクトシャフト6及びセレクトレバー5の回転角度す
なわちスプール8の位置を検出するようにしている。
【0028】<動作>ギアセレクト操作を行う場合は、
セレクトレバー5を回転させる必要がある。そこで、ギ
アセレクト操作においては、まず電動モータ21を駆動
する。この電動モータ21の回転は、減速装置22に入
力され、サンギア30、固定リングギア33及び出力リ
ングギア34の歯数によって決まる減速比(前述の例で
は「105」又は「217」)で減速される。減速され
た回転は出力リングギア34に連結されたセレクトシャ
フト6に出力される。セレクトシャフト6が回転する
と、このセレクトシャフト6に固定されたセレクトレバ
ー5が回転し、その先端に固定されたピンによってマニ
ュアルスプール8が移動させられる。これによりギアセ
レクト操作が行われる。
【0029】ここで、マニュアルスプール8の位置は、
出力リングギア34の回転角度をセンサ44で検出する
ことにより検出されており、このセンサ44の検出出力
により、出力リングギア34が所定角度回転したことが
検出されれば、すなわちマニュアルスプール8の位置が
所定の位置に達したことが検出されれば、電動モータ2
1の回転が停止させられる。電動モータ21の回転が停
止している間は、電動モータ21への電力は供給されて
いない。
【0030】次にパーキング位置へのセレクト動作につ
いて詳細に説明する。セレクトレバー5がP位置に回転
させられると、パーキングロッド11がパーキングポー
ル16の方向(図1において左方)に移動する。このパ
ーキングロッド11の移動によってコイルスプリング1
3が縮められ、これによりパーキングカム12が同様に
パーキングポール16の方向に押される。パーキングカ
ム12の上面にはパーキングポール16の先端が当接し
ているので、パーキングカム12が移動すれば、パーキ
ングポール16との当接部が小径部から大径部に移行す
ることになり、パーキングポール16の先端は上方に押
し上げられようとする。すなわち、パーキングポール1
6は図2においてピン18の回りに反時計回りに回動し
ようとする。
【0031】このような状態において、パーキングポー
ル16の係止部16aがパーキングギア15の歯部(凸
部)に当たっていると、パーキングポール16は上方に
回動できない。したがって、この場合は、パーキングカ
ム12はコイルスプリング13に押された状態で移動で
きず、固定部材17を乗り上げていない。すなわち、パ
ーキングロック状態にはなっていない。
【0032】一方、パーキングギア15が回転し、パー
キングギア15の外周歯とパーキングポール16の係止
部16aとが噛み合い可能な状態になると、すなわちパ
ーキングギア15の歯部がない凹部にパーキングポール
16の係止部16aが対応するような位置関係になる
と、パーキングポール16の上方への回動が許容される
ので、パーキングカム12が移動し、パーキングポール
16が上方へ回動する。このようにしてパーキングポー
ル16の係止部16aがパーキングギア15の歯に噛み
合い、パーキング状態がロックされる。
【0033】ここで、パーキングカム12がコイルスプ
リング13によって押され、かつ固定部材17を乗り上
げていない状態では、セレクトレバー5にコイルスプリ
ング13の反力が作用する。したがって、このギアセレ
クタ1のアクチュエータには、セレクトレバー5の位置
を保持するためのセルフロック機能が必要となる。そこ
で、本実施形態では、減速装置22がセルフロック機能
を有するような構造となっている。以下に、セルフロッ
クの作用について説明する。
【0034】減速装置22に対してコイルスプリング1
3の反力に起因する逆トルクが入力された場合、図5
(a)に示すように、出力リングギア34を回転させよ
うとする力は遊星ギア31と出力リングギア34の基礎
円の接線方向にベクトル成分F 1として遊星ギア31に
作用する。そして、図5(b)に示すように、遊星ギア
31を回転させようとする力は固定リングギア33に作
用し、その反力として遊星ギア31は遊星ギア31と固
定リングギア33の基礎円の接線方向にベクトル成分F
2の力を受ける。従って、遊星ギア31にはベクトルF1
とF2の合力が作用する。この合力による遊星ギア31
の軸まわりのトルクが、遊星ギア31の軸受の抵抗トル
クより小さければ、遊星ギア31は回転することができ
ないことになる。すなわち、セルフロックすることにな
る。
【0035】以下、図を参照しながら、詳細に説明す
る。図5(a)に示すように、出力リングギア34と遊
星ギア31との噛み合い部の力の釣り合い関係から、出
力リングギア34を回転させようとするトルクT1は以
下の式で表すことができる。 T1=F11−F1μ(r1tanθ1+α1)・・・・(1) 但し、F1:歯面垂直力 r1:出力リングギアの基礎円直径 μ:歯面摩擦係数 θ1:噛み合い圧力角 α1:噛み合い点とピッチ基準点との距離 一方、図5(b)に示すように、遊星ギア31と固定リ
ング33との噛み合い部の力の釣り合い関係から、固定
リングギア33を前記とは逆方向に回転させようとする
トルクT2(固定リングギア33から遊星ギア31が受
けるトルク)は、以下の式で表される。
【0036】 T2=F22+F2μ(r2tanθ2−α2)・・・・(2) 但し、F2:歯面垂直力 r2:固定リングギアの基礎円直径 μ:歯面摩擦係数 θ2:噛み合い圧力角 α2:噛み合い点とピッチ基準点との距離 これらのトルクT1,T2による遊星ギアの軸まわりのト
ルクT1’、T2’は、それぞれ、 T1’=F1p1−F1μ(rp1tanθ1+α1) T2’=F2p2+F2μ(rp2tanθ2−α2) となる。
【0037】但し、ここでは、rp1=rp2:遊星ギアの
基礎円直径 ここで、α1=α2≒0とすれば、これらの合力による遊
星ギア31の軸回りのトルクTcは、以下の式で与えら
れる。 Tc=T1’−T2’ 一方、遊星ギア31の軸受部の摩擦による抵抗トルクT
c’は、以下の式で与えられる。
【0038】Tc’=rcμ’{(F1cosθ1−F1μsin
θ1−F2cosθ2−F2μsinθ22+(F1sinθ1+F1μ
cosθ1+F2sinθ2−F2μcosθ221/2 但し、rc:遊星ギアの軸受部の半径 μ’:軸受部(ブッシュ)の摩擦係数 そして、Tc≦Tc’のときにセルフロックするので、前
記各式をあてはめると、以下のような条件となる。
【0039】F1p1−F1μrp1tanθ1−F2p2−F2
μrp2tanθ2≦rcμ’{F1cosθ1−F1μsinθ1−F2
cosθ2−F2μsinθ22+(F1sinθ1+F1μcosθ1
2sinθ2−F2μcosθ221/2 ここで、μ=0.07,μ’=0.07とし、rp1,r
p2,θ1,θ2は歯車諸元からの計算値を入れ、一方F1
は式(1)よりT1から、F2は式(2)よりT2から求
められ、近似的には、 T2={(i−1)/i}T1 (但し、i:ギア比)であり、rcの限界値が求まる。
つまり、遊星ギア31の軸受半径が、ある値以下のとき
にはセルフロックすることとなる。
【0040】このような実施形態では、減速装置として
遊星歯車構造を採用しているので、軽量かつコンパクト
な構造で高減速比を得ることができ、また、90%以上
の伝達効率が得られる。また、簡単な構成でセルフロッ
ク機能を実現できる。 [第2実施形態] <構成>図6に本発明の第2実施形態を示す。この第2
実施形態のパーキング装置は、前記第1実施形態と同様
の構成のアクチュエータ20と、アクチュエータ20に
よって駆動されるパーキング機構50とを有している。
【0041】パーキング機構50は、カム軸51と、カ
ム軸51に固定されたカム52と、パーキングギア53
と、パーキングポール54とを有している。カム軸51
は、ハウジング55に形成された軸受部55aに回転自
在に支持されており、その一端には減速装置22の出力
軸21aが所定の範囲で回動自在に挿入されている。す
なわち、図6及び図6のVII-VII線断面である図7に示
すように、カム軸51には、減速装置22の出力軸21
aが挿入される孔51aと、孔51aの一部に外周側に
所定の角度範囲で広がる切欠部51bとが形成されてい
る。そして、減速装置22の出力軸21aが孔51aに
挿入されるとともに、出力軸21aに固定されたキー5
6が、切欠部51bに回動自在に挿入されている。ま
た、出力軸21aとカム軸51とはねじりコイルバネ5
7によって弾性的に連結されており、出力軸21aの回
転はこのねじりコイルバネ57を介してカム軸51に伝
達されるようになっている。
【0042】カム52は、下端側がカム軸51に螺合さ
れており、カム軸51とともに回動自在である。また、
カム52の先端部には球状のカム面が形成されている。
パーキングギア53は、自動変速機の出力シャフトにス
プライン結合されており、外周部には歯が形成されてい
る。パーキングポール54は、一方向に長い部材であ
り、パーキングギア53の下方に設けられ、基端側がピ
ン58により回転自在に装着されている。パーキングポ
ール54の長手方向の中間部には、長手方向と交差する
方向の一方側(図6において上方)に突出し、パーキン
グギア53の外周歯に噛み合い可能な係止部54aが形
成されている。また、パーキングポール54の先端部下
面には、カム52のカム面と当接する当接部54bが形
成されている。なお、パーキングポール54の先端部上
方には、コイルスプリング60が設けられ、その一端が
パーキングポール54の先端部上面を下方に付勢し、振
動によりパーキングポール54が回動して係止部54a
がパーキングギア53に噛み合わないようにしている。
【0043】また、カム52の側方のハウジング55に
は、図8及び図9に示すように、ストロークエンド規制
用のストッパー61が固着されており、このストッパー
61によりカム52のロック動作側(矢印A側)への最
大揺動範囲を規制すると共に、図8に示すように、パー
キングポール54のロック解除側(下方側)への最大揺
動範囲を規制している。
【0044】<動作>次にパーキング位置へのセレクト
動作について詳細に説明する。まず、パーキング状態で
ない場合は、カム52は図8に示す姿勢からさらに矢印
Aとは逆方向に回動した姿勢(図8の一点鎖線)となっ
ており、パーキングポール54はコイルスプリング60
によって下方に位置している。
【0045】このような状態でパーキング位置へのセレ
クト操作が行われると、電動モータの回転が減速装置の
出力軸に伝達され、その回転はねじりコイルバネ57を
介してカム軸51に伝達される。カム軸51は矢印A方
向に回動させられようとするが、パーキングポール54
の係止部54aがパーキングギア53の歯部(凸部)に
当たっていると、パーキングポール54は上方に回動で
きない。したがって、この場合は、カム52及びカム軸
51は回動できず、図8に示す姿勢で停止させられる。
そして、減速装置からの回転はねじりコイルバネ57に
吸収される。
【0046】一方、パーキングギア53が回転し、パー
キングギア53の歯部がない凹部とパーキングポール5
4の係止部54aが噛み合うと、パーキングポール54
の上方への回動が許容されるので、カム52及びカム軸
51が矢印A方向に回動し、カム52及びカム軸51は
図9に示すような姿勢となり、パーキングポール54が
上方へ回動する。このようにしてパーキングポール54
の係止部54aがパーキングギア53の歯に噛み合いパ
ーキング状態がロックされる。
【0047】ここで、図8に示すような状態では、減速
装置22の出力軸21aにねじりコイルバネ57の反力
が作用する。したがって、カム52及びカム軸51の姿
勢を保持するためのセルフロック機能が必要となる。減
速装置22のセルフロック機能については第1実施形態
と全く同様であるので説明を省略する。このような実施
形態によっても、前記第1実施形態と同様の効果が得ら
れる。
【0048】[他の実施形態]前記各実施形態における
減速装置の構成は前記構成に限定されるものではなく、
種々の変更が可能である。また、クラッチのタイプも前
記各実施形態に示された構成に限定されるものではな
い。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成で、大減速比が得られ、しかも伝達効率が良く、さら
に軽量でコンパクトなアクチュエータが得られる。ま
た、軽量かつコンパクトで、比較的小さい容量の電動モ
ータを用いることができ、しかも電動モータへの負荷が
小さいパーキング装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が採用されたパーキング
装置の概略構成図。
【図2】第1実施形態によるパーキング機構の断面構成
図。
【図3】アクチュエータの断面構成図。
【図4】前記アクチュエータの回転角度検出部の構成を
示す図。
【図5】セルフロック作用を説明するためのギア噛み合
い状態を示す図。
【図6】第2実施形態が採用されたパーキング機構の縦
断面構成図。
【図7】図6のVII-VII線断面図。
【図8】第2実施形態の動作を説明するための図。
【図9】第2実施形態の動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 セレクタ 2,50 パーキング機構 12 パーキングカム 13 コイルスプリング 15,53 パーキングギア 16,54 パーキングポール 16a,54a 係止部 21 電動モータ 30 サンギア 31 遊星ギア(ピニオンギア) 32 キャリア 33 固定リングギア 34 出力リングギア 52 カム 57 ねじりコイルバネ
フロントページの続き Fターム(参考) 3J063 AA01 AB01 AB14 AC04 BB21 BB41 BB44 CA07 CC03 CC22 3J067 AB23 BA56 DA02 DA43 DB09 FA63 FB63 FB83 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速機のギアセレクタを駆動するため
    のアクチュエータであって、 電動モータと、 複数のピニオンギアと、 前記複数のピニオンギアを回転自在に支持するキャリア
    と、 回転が禁止され、前記ピニオンギアと噛み合う固定リン
    グギアと、 前記ギアセレクタに連結され、前記ピニオンギアと噛み
    合うとともに前記固定リングギアと歯数が異なる出力リ
    ングギアと、 前記複数のピニオンギアと噛み合うとともに、前記電動
    モータによって駆動されるサンギアと、を備えた自動変
    速機用ギアセレクタのアクチュエータ。
  2. 【請求項2】前記出力リングギアから前記ピニオンギア
    に回転力が作用したときに、前記出力リングギアとピニ
    オンギアとの間に作用する第1歯面力と前記固定リング
    ギアとピニオンギアとの間に作用する第2歯面力との合
    力によって前記ピニオンギアを前記キャリアに対して回
    転させる回転モーメントが、前記ピニオンギアの回転支
    持部の回転抵抗に基づく回転モーメントよりも小さく設
    定されており、 前記出力リングギア側からの駆動に対して前記ピニオン
    ギアがキャリアに対して回転不能となっている、請求項
    1に記載の自動変速機用ギアセレクタのアクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】前記ピニオンギアを前記キャリアに対して
    回転自在に支持するためのすべり軸受をさらに備え、 前記ピニオンギアとすべり軸受との間の摩擦抵抗により
    前記ピニオンギアの回転支持部の回転抵抗を発生させて
    いる、 請求項2に記載の自動変速機用ギアセレクタのアクチュ
    エータ。
  4. 【請求項4】変速機の出力軸に設けられたパーキングギ
    アをロックするパーキング装置であって、 一端側が前記変速機のハウジングに回動自在に支持さ
    れ、前記パーキングギアに噛み合い可能な係止部を有す
    るとともに、自由端側に当接部を有するパーキングポー
    ルと、 前記パーキングポールの当接部に当接するカム面を有
    し、前記パーキングポールを回動させて前記係止部を前
    記パーキングギアに噛み合わせる第1位置と、前記噛み
    合いを解除させる第2位置とを取り得るカムと、 前記カムを第1位置側に移動させるための請求項2又は
    3に記載のアクチュエータと、 前記カムとアクチュエータとを弾性的に連結する弾性部
    材と、を備えた変速機のパーキング装置。
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