JP2007331562A - シフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造 - Google Patents

シフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 コストを抑制しつつ、小型化でき、フェール時の操作性を向上させることができるシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造を提供すること。
【解決手段】 アクチュエータ部3と制御アーム71を接続して切換動作伝達系となるコントロールケーブル6を設け、アクチュエータ部3は、モータ31の出力をウォーム41によりウォームホイール42へ減速して伝達する減速部4を備え、ウォーム41に回転操作を行うための操作ハンドル5を設け、フェール時には操作ハンドル5の操作によりコントロールケーブル6を介してレンジ切り換えを手動で行うようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の技術分野に属する。
従来では、融通機構を、電気モータの駆動による切替えバルブの操作時には手動操作手段に操作部の動きを伝えず、かつ手動操作手段の操作に基づきシフトレンジ操作部を操作可能に構成し、手動操作手段を融通機構を介して機械的にシフトレンジ操作部に連動させ、電気モータが機能しない場合に操作している(例えば、特許文献1参照。)。
また、セレクトスイッチからの信号によりレンジ切り換えを行うシフトバイワイヤシステムにおいて、コンソールに伸縮可能なセレクトレバーを設け、このセレクトレバーの可動範囲に面してコンソールフィニッシャに開口部を形成するとともに、この開口部を覆うかばー部材を設けているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−327843号公報(第2−13頁、全図) 特開2004−230952号公報(第2−10頁、全図)
しかしながら、従来のシフトバイワイヤシステムのフェール構造にあっては、電磁クラッチ、手動操作手段等、の構造が複雑で価格が高くなっており、手動操作手段による操作はP→N方向であり、N→P方向の操作ができないものであり問題であった。
また、手動操作手段を融通機構を介して機械的にシフトレンジ操作部に連動させたものは、バッテリーあがり時やフェール時に操作するためにセレクトレバーが必要であり、ウォームホイール側から操作する構造で操作力が高くなるため、セレクトレバーを伸ばす機構が必要であり価格が高くなる問題があった。
また、フェール時にウォームホイール側を回転させるためにはウォームギヤがセルフロックしない角度になるようウォームギヤのねじれ角が大きくなり、2条や3条にしなくてはならない。よって、必要な減速比にするにはウォームホイールの半径が大きくなるため、アクチュエータが大型化する問題があった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、
コストを抑制しつつ、小型化でき、フェール時の操作性を向上させることができるシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、ドライバにより操作されるセレクト入力手段の信号に応じて自動変速機のレンジ切換装置を駆動するアクチュエータ部を備えたシフトバイワイヤシステムにおいて、前記アクチュエータ部と前記レンジ切換装置を接続して切換動作伝達系となるケーブルを設け、前記アクチュエータ部は、モータの出力をウォームによりウォームホイールへ減速して伝達する減速機構を備え、前記ウォームに回転操作を行うための操作ハンドルを設け、フェール時には前記ハンドルの操作により前記ケーブルを介してレンジ切り換えを手動で行うようにした、ことを特徴とする。
よって、本発明にあっては、コストを抑制しつつ、小型化でき、フェール時の操作性を向上させることができる。
以下、本発明のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造を実現する実施の形態を、請求項1,3に係る発明に対応する実施例1と、請求項2に係る発明に対応する実施例2と、請求項1,2,3に対応する実施例3と、請求項4,5に対応する実施例4と、請求項6に対応する実施例5と、請求項7に対応する実施例6,7と、実施例8,実施例9とに基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の説明図である。図2は実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造のアクチュエータ部の構造説明断面図である。図3は実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例を示す説明図である。
実施例1のシフトバイワイヤシステムは、セレクト操作装置部1、コントローラ2、アクチュエータ部3、操作ハンドル5、コントロールケーブル6、自動変速機7を主要な構成としている。
セレクト操作装置部1は、セレクト操作部11と操作検出部12からなる。
セレクト操作部11は、切り換えたいセレクトポジションに操作を行うレバーを備えるものである。このセレクト操作部11は、スイッチであってもよい。
操作検出部12は、セレクト操作部11への操作入力により、どのポジションがセレクトされたかを検出し、コントローラ2へ出力を行う。
コントローラ2は、操作検出部12からの入力と、位置センサ33からの入力より、操作検出部12で検出されたセレクトポジションに、位置センサ33で検出される自動変速機7のシフトポジションが一致するように、アクチュエータ部3のモータ31を駆動制御する。
アクチュエータ部3は、図2に示すように、モータ31、減速部4、操作ハンドル5、取り付けレバー32、位置センサ33、支点軸34、ベアリング35,36、ケース37を主要な構成としている。
モータ31は、コントローラ2の制御により、出力軸311へ回転出力する。
取り付けレバー32は、ウォームホイール42の回転が支点軸34を介して伝達され、レバー先端部にコントロールケーブル6が取り付けられる。
位置センサ33は、支点軸34部分に設けられ、ウォームホイール42、又は支点軸34の固定部材に対する回転変位角度を検出する。検出値はコントローラ2へ出力する。
支点軸34は、図示しない軸支構造により回転する軸であり、ウォームホイール42、取り付けレバー32と固定されともに回転変位する。
ベアリング35,36は、ウォーム41の軸43を、モータ31の側と操作ハンドル5の側で、回転自在に軸支する。なお、ベアリング35,36の外周は、ケース37の厚み部分で保持する構造にする。
ケース37は、ウォーム41とウォームホイール42の係合部分を覆って保護する構成である。このケース37の一部には、貫通した穴部を設け、この穴部の一方にモータ31が取り付けられ、この穴部に出力軸311を挿入した構造にし、この穴部の他端からは操作ハンドル5を取り付けた軸43が突出するようにする。
減速部4は、ウォーム41、ウォームホイール42、軸43で構成される。
ケース37に設けられたベアリング35,36により軸43の両端を軸支するようにし、モータ31側では、軸43の内部へモータ31の出力軸311を圧入又は、出力軸311の一部をC形状にするなどして、回転を伝達する構造にする。また、軸43の他端には、操作ハンドル5を取り付ける。
軸43のなかほどには、ウォーム41を設け、支点軸34にはウォームホイール42を設けて係合させる。
操作ハンドル5は、図2に示すように、環状の持ち手部分の途中に球状の滑り止めが複数設けられた形状であり、軸43に取り付けられている。
コントロールケーブル6は、図1に示すように、アクチュエータ部3の取り付けレバー32と自動変速機7の制御アーム71を接続するプッシュプルが可能なケーブルである。
自動変速機7は、レンジポジションの切り換えを行う油圧制御をするマニュアルバルブを駆動させる制御アーム71を外部に備えている。この制御アーム71にコントロールケーブル6の一端が取り付けられることで、レンジポジションがアクチュエータ部3により制御されることになる。実施例1では、自動変速機7は、シフトバイワイヤシステム特有の構造を要求されない。既存のものをそのまま使用できる。
次に、図3を参照して、実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例について説明する。
実施例1のシフトバイワイヤシステムでは、上記説明のように、自動変速機7に特有の構造や構造の追加を要求しないため、エンジンルームでの占有スペースを抑制している。図3に示すように、セレクト操作装置部1、コントローラ2、アクチュエータ部3は、エンジンルームとは隔たれた、インストルメントパネル内部に設けられ、エンジンルームの自動変速機7とはコントロールケーブル6により接続される。
次に、自動変速機7のディテント構造について説明する。
図4は、自動変速機7のディテント構造を示す斜視図である。
制御アーム71には回転シャフト72が設けられ、この回転シャフト72にディテントプレート73が支持されている。ディテントプレート73の上端には、カム山73aの間に5つのレンジ(P・R・N・D・L)に対応した谷部73bが形成されている。そして、この谷部73bにバネ板74の先端に形成されたディテントピン75を係合させ、選択されたセレクト位置を保持することにより、車両の振動等に起因する意図しないレンジセレクトを防止している。
すなわち、モータ31の駆動力により回転シャフト72が回動し、この回動に応じてディテントプレート73がディテントピン75に対して相対移動する。このとき、ディテントピン75がカム山73aを乗り越えて隣のレンジに対応した谷部73bと係合し、係合状態がバネ板74の弾性力により保持される。この弾性力がセレクト操作する際の主要な負荷力となる。
なお、ディテントプレート73には、パーキングロッド76の一端が回動自在に連結されている。このパーキングロッド76は、レンジポジションをPレンジに移動させたとき、カム状プレート77を介してパーキングギア78の回転を阻止し、図外の駆動輪をロックするものである。これにより、勾配路上にPレンジで車両を駐車したとき、勾配に応じて駆動輪をロックするように車重負荷が加わり、パーキングロッド76を咬む力として作用する。
次に作用を説明する。
[シフトバイワイヤシステム]
実施例1のシフトバイワイヤシステムについて説明する。
例えば、ドライバがセレクト操作部11を操作して、連続的にあるいはスイッチによる択一的に切り換えたいセレクトポジションを入力すると、セレクトポジジョンが操作検出部12により検出され、コントローラ2へ出力される。
また、位置センサ33では、ウォームホイール42、または取り付けレバー32の回転変位が、基準位置(例えばPレンジ相当位置)からのストローク角度として検出され、コントローラ2へ出力される。
よって、コントローラ2は、セレクトポジションの入力があった場合に、位置センサ33からのレンジポジションと比較し、異なる場合には、レンジポジションがセレクトポジションと一致するようアクチュエータ部3のモータ31を駆動する。モータ31の駆動力は、ウォーム41、ウォームホイール42で減速されるとともに、支点軸34周りの駆動へと変換され、取り付けレバー32を回転変位させてコントロールケーブル6のプッシュプル動作を行う。
これにより、自動変速機7の制御アーム71を回転動作させ、図示しないマニュアルバルブを動作させることによりレンジポジションの切り換えを行う。
[自動変速機の操作反力特性]
図5は、P→Rレンジ方向におけるモータ31の出力軸に発生する操作反力を示す特性図である。この操作反力特性は、出力軸における操作反力[N]を作動位置(ストローク角度)と対比させたものである。
また、モータ31の出力軸における操作反力は、上述した自動変速機7のディテントで発生する負荷力に、コントロールケーブル6の摩擦力、電動モータのイナーシャ等を合成したものである。よって、モータ31によるレンジ切り換えは、この操作反力以上の駆動力が必要となる。
図5に示すように、P→Rレンジ方向に操作したときに発生する操作反力は、各レンジ間において、初めにモータ31の駆動方向と逆方向(D→Nレンジ方向)に発生し、ピーク後に向きを変えて操作方向と同一方向(P→Rレンジ方向)に発生し、レンジ切り換え位置(停止位置)付近でゼロに収束した状態となる。この特性は、ディテントピン75が、カム山73aを乗り越える際に発生する負荷力に起因している。すなわち、ディテントピン75がカム山73aを乗り越えるまでは、バネ板74を付勢する図示しないバネの付勢力により抵抗力が発生し、ディテントピン75がカム山73aを乗り越えた後は、ディテントピン75が次のカム山73aの溝又は溝73bに落ち込んで引き込み力が発生するためである。
[フェール時のハンドル操作]
実施例1のシフトバイワイヤシステムにおいて、バッテリーあがりや、配線のショートや断線、コントローラ2の異常、モータ31や位置センサ33の異常などが発生すると、セレクト操作装置部1の操作が自動変速機7に反映されない異常な状態となる。
その際には、インストルメントパネル8の内部に位置する操作ハンドル5を、回転させることによりレンジポジションの切り換えを行う。
この際には、例えば(P・R・N・D・L)を連続的に移動するようにして、レンジポジションを切り換えることになる。つまり、PレンジポジションからLレンジポジションへ操作ハンドル5を回転させて切り換える場合、R・N・Dを必ず通過しなくてはならない。この制約はあるが、いずれのレンジポジションからでも切り換えが可能であり、いずれのポジションへも切り換えが可能である。
なお、この操作ハンドル5によるレンジ切り換えの際には、メータ等に設けられているインジケーターを確認しながら行うのが容易な操作となる。
また、この操作ハンドル5によりレンジ切り換えは、ウォームホイール42でなく、これに係合するウォーム41を操作しているため、操作が軽くて済む。
このように実施例1では、シフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造として操作ハンドル5を設けるのみでコストを抑制した構造で、バイワイヤが本質的に持つ、フェール時への対処としての配線やコントローラ、センサ等を複数系にしなければならないという問題を解決している。
次に、効果を説明する。
実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)ドライバにより操作されるセレクト操作装置部1の信号に応じて自動変速機7の制御アーム71を駆動するアクチュエータ部3を備えたシフトバイワイヤシステムにおいて、アクチュエータ部3と制御アーム71を接続して切換動作伝達系となるコントロールケーブル6を設け、アクチュエータ部3は、モータ31の出力をウォーム41によりウォームホイール42へ減速して伝達する減速部4を備え、ウォーム41に回転操作を行うための操作ハンドル5を設け、フェール時には操作ハンドル5の操作によりコントロールケーブル6を介してレンジ切り換えを手動で行うようにしたため、コストを抑制しつつ、小型化でき、フェール時の操作性を向上させることができる。
(3)自動変速機7がエンジンルームに配置され、アクチュエータ部3がエンジンルームと隔たれたインストルメントパネル8の内部に配置されたため、従来に比べてエンジンルームの占有スペースを増加することなく、シフトバイワイヤ化することができ、アクチュエータ部3やコントローラ2は、エンジンルーム内の厳しい制約を受けることがないようにできる。
実施例2のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造は、操作ハンドルの増幅手段を設けた例である。
構造を説明する。
図6は実施例2のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造のアクチュエータ部の構造説明図である。
実施例2では、ウォーム41の延長軸上に小径のギヤ512を設け、ウォーム41の軸に並行に操作ハンドル5の軸を設けて、この軸上にギヤ512より大径なギヤ511を設け、ギヤ511とギヤ512を係合させる構造にしている。
その他構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
[フェール時の操作をより容易にする作用]
実施例2においては、フェール時に操作ハンドル5を回転操作する際、ギヤ511とギヤ512のギヤ比によって、操作ハンドル5をより軽い力で操作することになる。
効果を説明する。
実施例2のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造にあっては、上記(1)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(2)ウォーム41と操作ハンドル5の間に、より操作を軽くする増幅部を設けたため、フェール時の操作をより容易に行うことができる。
その他作用効果は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例3は、実施例1及び実施例2のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造における操作ハンドルの他の例である。
図7〜図9は、実施例のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造における操作ハンドルの他の例を示す説明図である。
図7に示すのはI型形状のものであり、図8に示すのは取っ手を設けたものであり、図9に示すのは中実なハンドル形状のものである。
図7のI型形状のものでは、ハンドル部分が非常に省スペースとなる点が有利である。
図8の取っ手を設けたものは、さらに操作が容易となる。
図9のハンドル部分を中実形状にするものは、適度な重さのハンドルにすることにより、操作しやすくなる。
その他構成、作用効果は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例4のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造は、ウォームと操作ハンドルの間に、回転ケーブルを設けた例である。
構造を説明する。
図10は実施例4のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の説明図である。図11は実施例4のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例を示す説明図である。
実施例4では、図10に示すように、ウォーム41の軸43のモータ31と反対側の端部に、回転駆動を伝達する回転ケーブル52を接続し、この回転ケーブル52に操作ハンドル5を設ける。
これにより、アクチュエータ部3の位置と、操作ハンドル5の位置に自由度を増すことができる。
配置例として、実施例4では、図11に示すようにインストルメントパネル8の内部の比較的奥側にアクチュエータ部3を配置し、インストルメントパネル8の表面部分の一部に、開閉するドア81を設けてそのドア81の内部に操作ハンドル5を設けて、操作ハンドル5とアクチュエータ部3を、回転を伝達する回転ケーブル52で接続する。
その他構造は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
[配置自由度の向上作用]
これにより、アクチュエータ部3の配置位置と、操作ハンドル5の配置位置の自由度が増し、操作性やデザイン性を増すことができる。
そのため、操作ハンドル5はドライバの操作しやすい場所に設置すればよく、アクチュエータ部3は、配置スペースの確保しやすい場所に設置すればよい。
また、アクチュエータ部3の配置場所が、インストルメントパネル8の内部の防水、振動をよく考慮した場所にすることができ、長期の良好な性能の維持を行うことができる。
次に効果を説明する。実施例4のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造にあっては、上記(1)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(4)ウォーム41と操作ハンドル5を、回転力を伝達し、且つ湾曲自在な回転ケーブル52で接続したため、操作ハンドル5はドライバの操作しやすい場所に設置することができ、アクチュエータ部3は、配置スペースの確保しやすい場所に設置することができる。
(5)ウォーム41を設けた軸43の第1の端部には、モータ31の出力軸311を取り付け、第2の端部には、回転ケーブル52を取り付けるようにしたため、コストを抑制し、スペースを抑制した構造にすることができる。
実施例5のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造は、操作ハンドルをセンターコンソールの内部に配置した例である。
構造を説明する。
図12は実施例5のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例を示す説明図である。図13は実施例5のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造を配置したセンターコンソールを含む車室内の斜視図である。
実施例5では、図12に示すように、インストルメントパネル8の内部の比較的奥側にコントローラ2及びアクチュエータ部3を設け、セレクト操作装置部1のセレクト操作部11をインストルメントパネル8の外部に突出させている。
さらに、図12、図13に示すように、センターコンソール82の一部に開閉するドア821を設けて、その内部に操作ハンドル5を上向きに設ける。
操作ハンドル5にはギヤ531を同軸で取り付け、センターコンソール82のドア821の位置まで伸長させるように設けた回転ケーブル52には、ギヤ532を同軸で取り付け、ギヤ531とギヤ532は、円錐状の歯面を有し、この歯面どうしを係合させるようにして、90度、回転伝達方向をターンさせるようにする。
作用を説明する。
[ドライバの近くで操作可能にする作用]
実施例5では、センターコンソール82に操作ハンドル5を設けている。
そのため、よりドライバから手の届きやすい位置に操作ハンドル5を設けることができ、さらにフェール時の操作を容易にすることができる。また、このように操作ハンドル5をセンターコンソール82に設けたとしても、アクチュエータ部3は、インストルメントパネル8の内部のスペースの確保しやすい場所や防水、対振動等に有利な場所に設置すればよい。
効果を説明する。
実施例5のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造にあっては、上記(1)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(6)操作ハンドル5をドライバの近傍に設置するようにしたため、よりフェール時の操作を行いやすいものにすることができる。
実施例6のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造は、クラッチ手段を設けた例である。
構造を説明する。
図14は実施例6の操作ハンドル部分係合状態と係合解除状態を示す説明図である。
実施例6では、モータ31に連結されたウォーム41の軸43の反対側の端部分を、図14(a)に示すように外周に歯面を設けるようにし、操作ハンドル5にはその軸43の歯面に係合する内周を持つ筒状の係合部541を備えるようにする。
そして、係合部541が内穴の内部で軸方向にスライド自在となり、且つ軸43の外周側に鍔状部分を有するブラケット543を設ける。このブラケット543は、軸43に対して位置が固定するように設ける。
なお実施例6において、操作ハンドル5は、内部に空間のない中実な形状とする。
この操作ハンドル5とブラケット543の鍔状部分の間には、圧縮されることで付勢力を発生するスプリング542を設ける。
その他構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に作用を説明する。
[手動のクラッチ作用]
実施例6では、通常時には、ウォーム41を設けた軸43に対して位置が固定されるブラケット543とスプリング542の付勢力により操作ハンドル5がブラケット543から離れるように力が働くため、図14(a)に示すように、軸43の歯面のある端部分と、操作ハンドル5の係合部541が係合を解除するように、軸43及びブラケット543に対して操作ハンドル5が離れることになる。そのため、実施例6では、モータ31の駆動する通常時に操作ハンドル5は非回転となる。
これに対して、フェール時には、操作者は、操作ハンドル5をモータ31側に押し付けるようにする。つまり、操作ハンドル5でスプリング542を圧縮変形させるようにする。
さらに、その際に、やや操作ハンドル5を回転させるようにすれば、操作ハンドル5の係合部541の内周と軸43の外周歯面が係合し、操作ハンドル5の回転操作が軸43に伝達されるようになる(図14(b)参照)。
このように、通常時に、操作ハンドル5が回転しないようにすれば、少しでもモータ31の負荷を軽くすることができ、良好な通常の操作を長期間維持することにつながる。
次に効果を説明する。実施例6のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造にあっては、上記(1)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(7)通常時には、ウォーム41の回転を操作ハンドル5に伝達させないように係合を解除した状態にし、フェール時には、操作ハンドルの回転を前記ウォームに伝達させるように手動で係合させる係合部541、スプリング542、ブラケット543を設けたため、必要時のみ操作ハンドルを連結させるため、負荷を少しでも減らし、通常時のモータ31の作動を良好に維持することができる。
実施例7のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造は、回転ケーブルにクラッチ手段を設けた例である。
構造を説明する。
図15は実施例7の操作ハンドル部分係合状態と係合解除状態を示す説明図である。
実施例7では、回転ケーブル52の端部分521を、図15(a)に示すように外周に歯面を設けるようにし、操作ハンドル5には端部分521の歯面に係合する内周を持つ筒状の係合部541を備えるようにする。
そして、係合部541が内穴の内部で軸方向にスライド自在となり、且つ端部分521の外周側に鍔状部分を有するブラケット543を設ける。このブラケット543は、端部分521に対して位置が固定するように設ける。
なお実施例7においても、操作ハンドル5は、内部に空間のない中実な形状とする。
この操作ハンドル5とブラケット543の鍔状部分の間には、圧縮されることで付勢力を発生するスプリング542を設ける。
その他構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
[手動のクラッチ作用]
実施例7の主な作用は実施例6と同様である。
実施例7では、回転ケーブル52と手動のクラッチ機構(係合部541、スプリング542、ブラケット543)の組合せの例を示している。操作ハンドル5とアクチュエータ部3の間の距離は、回転ケーブル52により離れていても操作可能となるが、このクラッチ機構による通常時での操作ハンドル5との係合解除は、回転ケーブル52を長くしても負荷を増加させないようにして、長い回転ケーブルを問題なく成立させることができる。
効果を説明する。
(7)´通常時には、回転ケーブル52の回転を操作ハンドル5に伝達させないように係合を解除した状態にし、フェール時には、操作ハンドルの回転を回転ケーブル52に伝達させるように手動で係合させる係合部541、スプリング542、ブラケット543を設けたため、必要時のみ操作ハンドルを連結させるため、負荷を少しでも減らし、通常時のモータ31の作動を良好に維持することができ、長い回転ケーブルを成立させることができる。
実施例8は、操作ハンドルとギヤの押し込みにより、係合させてフェール時の操作可能にするものである。
構造を説明する。
図16は実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の一部の構造説明図である。図17は実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の一部の構造説明図である。
実施例8では、操作ハンドル5は、基端部から先端部までの間に略90度に折曲させた部分を有するレバー形状であり、このレバー551の基端部分には、歯面が円錐形状となるギヤ552を設ける。
一方、ウォーム41が設けられる軸43のモータ31と反対側の端部には、軸43と同軸で回転するとともに、円錐状の歯面を有するギヤ553を設ける。
図示しないが、レバー551及びギヤ552の上下位置を保持し、上下動を可能にする機構を設けるようにする。
作用を説明する。
[手動のクラッチ作用]
実施例8では、レバー551とギヤ552で操作ハンドル5を形成し、通常時では、図17(a)に示すように、軸43とギヤ553に対して、レバー551とギヤ552が上方に位置するようにして、モータ31の回転がレバー551に伝達しないようにする。
フェール時には、レバー551とギヤ552を下方に手動で下げることにより、ギヤ552とギヤ553を係合させるようにする(図17(b)参照)。
これによりフェール時には、レバー551の先端側を基端側に対して回転させるように操作を行い、レンジ切り換えを行う。
実施例8では、レバー形状にすることにより、レバー比を得ることができるため、より軽いフェール時の操作にすることができる。
効果を説明する。実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造では、上記(1)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(8)操作ハンドルをレバー形状にしたため、レバー比により軽い操作でフェール時の操作を行うことができる。
図18に示すのは、実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の他の例である。
図18に示す例では、回転ケーブル52の先端部にギヤ553を設けるようにしている。よって、回転ケーブル52を長く伸ばし、摺動抵抗などによりフェール時の操作が強く必要な場合でも、レバー比により軽い操作で切り換えを行うことができる。
実施例9のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造は、操作ハンドルがレバーとウォームホイールからなる構造の例である。
構造を説明する。
図19は実施例9のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の操作ハンドル部分の構造説明図である。
実施例9では、レバー561の基端側に、第2のウォームホイール562を設ける。このウォームホイール562は、並行に間隔を空けたブラケット566に設けた軸564で軸支し、回転可能な構造にする。
また、ウォーム41を設ける軸43は、このブラケット566を貫通して、ブラケット566の間で回転可能な軸を形成し、この軸43の部分に、ギヤ565を設けるようにする。
さらに、ウォームホイール562の軸564と係合する部分は、図19(b)に示すように上方へ伸びる長穴形状にする。
作用を説明する。
[手動のクラッチ作用]
実施例9では、図19に示すように、通常時には、軸564がウォームホイール562の長穴563の下部に位置するよう、レバー561とウォームホイール562をギヤ565に対して上方に離れるように位置させる。
これにより通常時には、モータ31の回転はギヤ565までしか伝達されないようにできる。
フェール時には、軸564がウォームホイール562の長穴563の上部に位置するよう、レバー561とウォームホイール562をギヤ565に近づけるように押し込む。これによりウォームホイール562とギヤ565が係合し、レバー561の操作で、レンジ切り換えができる。
この場合には、ウォームホイール562とギヤ565のギヤ比により、さらに軽い操作でのレンジ切り換えが可能になる。
効果を説明する。実施例9のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造では、上記(1)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(9)操作ハンドル5を、レバー561とウォームホイール562で形成し、ウォームホイール562の軸564が長穴563との相対位置を変更できるようにしたため、ウォームホイール562とギヤ565のギヤ比により、軽い操作でフェール時のレンジ切り換えを行うことができる。
図20に示すのは、実施例9のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の他の例である。
図20に示す例では、回転ケーブル52の先端に同軸で接続するように軸567を、ブラケット566の間に設け、この軸567にギヤ565を設けている。よって、回転ケーブル52を長く伸ばし、摺動抵抗などによりフェール時の操作が強く必要な場合でも、ウォームホイール562とギヤ565のギヤ比により、軽い操作で切り換えを行うことができる。
以上、本発明のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造を実施例1〜実施例9に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
ここで、実施例1〜実施例9における効果について、追加して説明しておく、フェール時の操作を軽くする作用効果を有するものについては、フェール時の操作ハンドル5の操作において、パーキングロッド76を咬む力が働いている状態のPレンジからの脱出を容易にする作用効果を有することを追記しておく。
シフトバイワイヤのシステム構成は、実施例に示した構成以外の構成であってもよい。
操作ハンドルの配置位置は、実施例において説明したインストルメントパネル、センターコンソールがドライバから操作しやすく有利であるが、他の位置であってもよい。
実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の説明図である。 実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造のアクチュエータ部の構造説明断面図である。 実施例1のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例を示す説明図である。 自動変速機のディテント構造を示す斜視図である。 P→Rレンジ方向におけるモータ31の出力軸に発生する操作反力を示す特性図である。 実施例2のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造のアクチュエータ部の構造説明図である。 実施例のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造における操作ハンドルの他の例を示す説明図である。 実施例のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造における操作ハンドルの他の例を示す説明図である。 実施例のシフトワイヤシステムのフェールセーフ構造における操作ハンドルの他の例を示す説明図である。 実施例4のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の説明図である。 実施例4のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例を示す説明図である。 実施例5のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の配置例を示す説明図である。 実施例5のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造を配置したセンターコンソールを含む車室内の斜視図である。 実施例6の操作ハンドル部分係合状態と係合解除状態を示す説明図である。 実施例7の操作ハンドル部分係合状態と係合解除状態を示す説明図である。 実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の一部の構造説明図である。 実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の一部の構造説明図である。 実施例8のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の他の例である。 実施例9のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の操作ハンドル部分の構造説明図である。 実施例9のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造の他の例である。
符号の説明
1 セレクト操作装置部
11 セレクト操作部
12 操作検出部
2 コントローラ
3 アクチュエータ部
31 モータ
311 出力軸
32 レバー
33 位置センサ
34 支点軸
35 ベアリング
36 ベアリング
37 ケース
4 減速部
41 ウォーム
42 ウォームホイール
43 軸
5 操作ハンドル
511 ギヤ
512 ギヤ
52 回転ケーブル
521 端部分
531 ギヤ
532 ギヤ
541 係合部
542 スプリング
543 ブラケット
551 レバー
552 ギヤ
553 ギヤ
56 ウォームホイール
561 レバー
562 ウォームホイール
563 長穴
564 軸
565 ギヤ
566 ブラケット
567 軸
6 コントロールケーブル
7 自動変速機
71 制御アーム
72 回転シャフト
73 ディテントプレート
73a カム山
73b 溝(谷部)
74 バネ板
75 ディテントピン
76 パーキングロッド
77 カム状プレート
78 パーキングギア
8 インストルメントパネル
81 ドア
82 センターコンソール
821 ドア

Claims (7)

  1. ドライバにより操作されるセレクト入力手段の信号に応じて自動変速機のレンジ切換装置を駆動するアクチュエータ部を備えたシフトバイワイヤシステムにおいて、
    前記アクチュエータ部と前記レンジ切換装置を接続して切換動作伝達系となるケーブルを設け、
    前記アクチュエータ部は、
    モータの出力をウォームによりウォームホイールへ減速して伝達する減速機構を備え、
    前記ウォームに回転操作を行うための操作ハンドルを設け、フェール時には前記ハンドルの操作により前記ケーブルを介してレンジ切り換えを手動で行うようにした、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
  2. 請求項1に記載のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造において、
    前記ウォームと操作ハンドルの間に、より操作を軽くする増幅手段を設けた、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造において、
    自動変速機がエンジンルームに配置され、
    前記アクチュエータ部がエンジンルームと隔たれたインストルメントパネル内部に配置された、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
  4. 請求項1に記載のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造において、
    前記ウォームと操作ハンドルを、回転力を伝達し、且つ湾曲自在な回転ケーブルで接続した、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
  5. 請求項4に記載のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造において、
    ウォームを設けた軸の第1の端部には、モータの出力軸を取り付け、第2の端部には、前記回転ケーブルを取り付けるようにした、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造において、
    操作ハンドルをドライバの近傍に設置するようにした、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
  7. 請求項1または請求項4に記載のシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造において、
    通常時には、前記ウォームの回転を前記操作ハンドルに伝達させないように係合を解除した状態にし、フェール時には、前記操作ハンドルの回転を前記ウォームに伝達させるように手動で係合させるクラッチ手段を設けた、
    ことを特徴とするシフトバイワイヤシステムのフェールセーフ構造。
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