JPH07205570A - カード切取り式暗記学習教材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は単語帳（集），暗記用カードそ
れぞれの長所を生かし記憶学習を効率的に行えるように
したカード式暗記学習教材に関するものである。 【構成】 半ページの大きさのシートとページ半分に
ミシン目を入れたシートを重ね合わせ製本する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ページの半分にミシ
ン目を入れ、暗記用カードが作成できるようにした学習
教材に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、暗記用学習教材として、単語帳、
暗記用カード等があった。しかし、これらは暗記のため
の総合的な学習をするには不十分であった。たとえば、
単語帳では、複数の単語を一冊に整理し、記憶の確認が
いつでも可能であるが、憶えにくい単語のみを切り放す
ことができない。一方、単語カードでは、一つ一つの単
語を集中的に憶えることは出来るが単語帳のように複数
の単語を同時に並べて効率よく整理，復習することがで
きない。また，出版物においても同様，種々の単語集は
あっても，単語集に暗記カードが合体されたものはなか
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、単語帳
（集）、暗記用カードそれぞれの長所を生かし，記憶学
習を効率的に行えるよう発明したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いまその解決手段を図面
に追いながら説明するならば、（図１のように）第１ペ
ージにページ半分の大きさのシートを置き，その下にペ
ージの半分にミシン目（３）を入れたシート（２）を重
ねていき，それらを綴じ製本する（図２参照）。

【０００５】

【作用】学習者は第１ページめだけを開くだけで効率よ
く学習することができる。とうのは，まず第１ページを
開き，そこに並べられた複数の単語を記憶する。このな
かで憶えることができた単語は切り放す。そうすると，
そこに次に憶えるべき単語があらわれ，第１ページの内
容自体が自動的に変わるのである。この記憶作業（切り
放し作業）を繰り返すことにより，最終的にはこの第１
ページもなくなってしまうのである。また切り放された
単語カードは後日，記憶確認のために暗記カードとして
使用することができる。さらに最終的に単語カードがす
べて切り放された後には，単語集中央の切り放されなか
った部分が残り，一般の単語集として，記憶の総復習，
整理をすることができるのである。

【０００６】

【実施例】以上の記億学習をする場合（たとえば、英単
語の学習の際）、図３の通りシートの右ミシン目部分に
英単語を書き込み、それに対応する日本語訳を左半分に
書き入れる。またミシン目部分の裏にも同様日本語訳を
書き入れ，さらに前ページ（裏）の右部分にも英単語を
書き込む。このようにして憶えるべき単語と日本語訳が
書き込まれた学習帳を使って憶えた単語は切り放し、単
語カードを作成することができる。すべてのカードが切
り放されたあと残るのは従来の単語帳に相当するもので
ある。本発明での学習の例としては、以下の３つのステ
ップ学習が可能となる。 ＊ステップ１）一度に５つの単語を憶える。記憶できた
単語はシートから切り放し、カードを作成する（図
３）。 ＊ステップ２）切り放された単語カードで後日、確認・
再記憶をする（図４）。 ＊ステップ３）単語カードがすべて切り取られ残った単
語集で最終記憶確認をする（図５参照）。 なお，以上の英単語例の他に，歴史年号，化学記号のほ
か，理科・数学公式等の暗記学習にも活用することがで
きる。

【０００７】

【発明の効果】記憶、復習を３段階のステップ方式によ
り繰り返すことができ、単なる単語帳（集）、単語カー
ドよりも効率的に記憶学習をすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシート図

【図２】図１のシートを製本した場合の例（カード切取
りの例）

【図３】具体的な学習例（ステップ１）

【図４】具体的な学習例（ステップ２）

【図５】具体的な学習例（ステップ３）

【符号の説明】

１ 厚紙シート ２ ミシン目入りシート ３ ミシン目 ４ カード

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】半ページの大きさのシートの下に、ミシン
   目を入れたシート（ミシン目部分は切り放して暗記カー
   ドとして使用できる）を重ねることにより構成されるカ
   ード式暗記学習教材。