JPH0996999A - 英語学習装置 - Google Patents

英語学習装置

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JPH0996999A
JPH0996999A JP27646395A JP27646395A JPH0996999A JP H0996999 A JPH0996999 A JP H0996999A JP 27646395 A JP27646395 A JP 27646395A JP 27646395 A JP27646395 A JP 27646395A JP H0996999 A JPH0996999 A JP H0996999A
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card
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JP27646395A
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Junko Nojiri
純子 野尻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 学年毎に履修すべき英単語を自ら把握して、
途中の学年から学習を開始する場合であっても教材費用
の軽減を図って効率よく暗記学習を行うことができ、一
般の英語学習者にも適用できるようにしたものを提供す
ることにある。 【構成】 途中の学年から学習を開始する生徒に対して
は、箔状の磁性ペーパー13に、けい線表示により多数
の履修事項記載欄13aを形成し、この記載欄13a
に、学年毎に履修すべき英単語とその訳語を品詞別に分
類してそれぞれ表記し、上記記載欄13aに、ゴム磁石
からなる履修表示子14を吸着載置するようにした履修
状態確認マット12により、前学年の履修状態を確認す
るよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、英語の学習、特に英単
語の学習において、英単語とその訳語を、互いに一方が
他方に対応するものとして記憶させると共に、記憶した
英単語の活用を習得するようにした英語学習装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】英語の学習において、基本的にはどの科
目においても同様であるが、先ず履修事項の暗記は不可
欠であり、その必要性は非常に高い。そして、暗記の対
象となるのは、比較的簡単な一対の互いに対応する事項
(例えば英単語とその訳語)である場合がきわめて多
い。これらの事項を暗記するということは、一つの事項
(英単語)が示されたとき、それに対応する事項(英単
語の訳語)が直ちに応答できるように双方を対応するこ
ととして記憶することである。
【0003】従来、このような学習を行う場合、英語の
単語カードを自作して、自問自答することにより、自ら
の記憶力を試したり、ノートに抜き書きした相互に対応
する一対の事項を、一方を覆紙等の補助具を用いて、該
当事項を隠して自問自答して記憶する方法がよく知られ
ている。
【0004】また、学習用テープやマイコンを用いた学
習器による学習方法も用いられている。
【0005】しかし乍ら、カードやノートに抜き書きし
て暗記する学習方法にあっては、予習、復習、期末試験
等当面の学習手段としてそれなりの効果をあげることが
できる、反面、当該学年においてどれだけの事項を暗記
する必要があるのか、またこの必要な事項に対して自分
の学習がどこまで進んでいるのかといったことが、自ら
把握することができず、かつ、いつも間違えない事項、
時々間違える事項、何時も間違える事項といった記憶程
度の段階の異なる事項が混在しているといった欠点があ
る。また、学習テープやマイコン学習器による方法は、
それなりの効果を有する反面、電源が必要となり、教材
としては高価であるという問題を有している。
【0006】これらを解決するため、本件出願人は、自
ら当該学年において履修すべき事項を把握することがで
き、かつ効率よく暗記することができ、家庭教師や小規
模な学習塾の教師が生徒の英単語の記憶状態を的確に把
握して適切な個別指導ができ、教材としての費用も安価
なものとすることができる学習方法及びその装置をすで
に提案した。
【0007】即ち、箔状の磁性ペーパーの表と裏の両面
に、けい線表示により形成した長方形状の多数の履修事
項記載欄に学年毎に履修すべき英単語とその訳語とを互
いに一対となるよう表記し、上記けい線に沿って切断し
たとき、多数の単語カードを形成するようにした学習用
カードシートと、
【0008】シート状のゴム磁石マット上に、けい線表
示により上記単語カードと同じ大きさの長方形状の多数
のカード載置欄を形成した台紙を重合させ、この台紙を
介して、上記単語カードを上記ゴム磁石マットに着脱可
能に吸着載置するようにした記憶中カード収納マット
と、
【0009】この収納マットと同様に形成され、かつ台
紙のカード載置欄には、あらかじめ学年毎に履修すべき
英単語を品詞別に分類表記して、記憶した単語カードを
該当する分類表記のカード載置欄に当該台紙を介してゴ
ム磁石マットに着脱可能に吸着載置するようにした品詞
別の記憶済カード活用マットとを備え、この品詞別の活
用マットに、記憶した上記単語カードを品詞別に移しか
えて学習するようにしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、本装置
を、例えば、ある生徒が中学2年から使用する場合、当
該生徒が中学1年で履修すべき英単語をすべて記憶済で
あるとは限らないため、学習塾等の教師にあっては、履
修状況を把握するため、中学1年に該当する本装置によ
り学習の進度チェックすることが今後の学習指導におい
て必要となり、中学1年と中学2年の教材の購入をすす
めることになる。このため、教材費用が倍加し、生徒の
負担増を招くという問題が生じる。
【0011】また、多くの生徒を指導する学習塾等の教
師にあっては、個別指導のため、生徒個人の記憶中収納
マットや記憶済カード活用マットに吸着配置した単語カ
ードの状況をその都度ながめて指導するため時間を要
し、かつ特定の生徒に対する個別指導法につき、あらか
じめ考えて行うという至便性に欠ける面を有している。
【0012】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、その目的とするところは、途中の学年から本装
置を適用して学習する場合であっても教材の負担増を軽
減することができ、かつ、多くの生徒を指導する教師で
あっても、個別指導が的確かつ至便性を有して行うこと
ができるようにしたものを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、生徒自身が途中の学年において、前学年時
に履修すべき英単語とその訳語の記憶状態を確認する手
段として、箔状の磁性ペーパーにけい線表示により形成
した長方形状の多数の履修事項記載欄に、学年毎に履修
すべき英単語及びその訳語をそれぞれ表記した磁性ペー
パーと、ゴム磁石からなる履修表示子とを備え、上記履
修事項記載欄に表記された英単語及びその訳語が記憶済
のとき、該当する履修事項記載欄に上記履修表示子を吸
着載置して前学年時の履修状況が表示できるよう構成し
た。
【0014】また、当該学年における記憶した単語カー
ドの収納手段として、記憶済カード活用マットの収納位
置を検索手段を介して収納できるよう構成した。
【0015】更に、多くの生徒に対する教師の個別チェ
ック手段として、ペーパーにけい線表示により形成した
多数の履修事項記載欄に学年毎に履修すべき英単語及び
その訳語をそれぞれ並べて表記し、かつ、当該記載欄に
複数の記憶表示欄を設けた記憶状態チェックシートを備
え、上記英単語毎に各生徒の記憶状態に応じて上記複数
の記憶表示欄のいずれか一にチェック印を記入表示する
ように構成した。
【0016】
【作用】生徒自身が前学年の磁性ペーパーの履修事項記
載欄に記載された各英単語及びその訳語を自問自答して
間違えることなく正解したときは上記履修状態確認マッ
トの履修事項記載欄に履修表示子を吸着載置する。これ
により、前学年の履修状況が一目でわかる。
【0017】また生徒が当該学年で履修すべき英単語及
びその訳語を表記した単語カードのうち、記憶した単語
カードを記憶中カード収納マットから記憶済カード活用
マットに移しかえるときは、検索手段により、容易に収
納位置をみつけて吸着載置される。
【0018】更に、学習塾の教師は個別チェック手段に
より、多くの生徒の履修すべき英単語及びその訳語の記
憶状態が個別にかつ一目で確認される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図によって説明す
る。図1において、1は学習用カードシートで、所定の
大きさ(例えばA列4番又はB列5番)の箔状の磁性ペ
ーパー2の表と裏の両面に、学年毎に履修すべき英単語
とその訳語が対となるようにそれぞれ表記され、切離し
たとき、個別の単語カード2eとなるように形成されて
いる。
【0020】そして、上記磁性ペーパー2は、箔状の磁
性材に紙材を複層して形成され、例えば、鉄箔とコート
紙とを複層したスチールペーパー(ニチレイマグネット
(株)の商品名)が用いられている。従って、一般家庭
で用いられるはさみや小刀等の切断具で、長方形状の個
別の単語カード2eに容易に切離すことができる。
【0021】また、切離した多数の単語カードの大きさ
を均一化するため、磁性ペーパー2の表と裏の両面に
は、けい線表示により、図1(a),(b)で示すよう
に長方形状をなした多数の履修事項記載欄2a,2a─
───を対となるよう形成し、この多数の履修事項記載
欄2a,2a────に英単語とその訳語をそれぞれ表
記して、けい線に沿って切離して個別の単語カード2e
を形成したとき、例えば表に英単語が、裏にその訳語が
表記されているようになり、かつ、単語カード2eの大
きさも揃って取扱いも至便なものにすることができる。
【0022】さらに、磁性ペーパー2の表と裏の両面に
形成される上記履修事項記載欄2a,2a────は、
図1(a),(b)で示すように、長手方向の中央部と
両側部に帯状の余白欄2b,2cを設け、この余白欄2
b,2cの一方端を長手方向の一側端に設けた余白欄2
dに連結し、これら余白欄2b,2c,2dに囲まれて
形成され、中央部と両側部の余白欄との間(即ち、単語
カード2eの長辺方向)をあらかじめスリットしておい
てもよい。このようにしておけば、個別の単語カード2
eを切離して形成する際もきわめて容易にすることがで
き、かつ、スリットしても中央部の余白欄2bと両側部
の余白欄2cとによって支持されるので、1枚のシート
としての機能を失うことなく、保持される。
【0023】さらにまた、上記余白欄2b,2c,2d
を利用して表記された英単語の教科書の掲載ページやL
ESSON1等の章を記載しておけば生徒者が学習計画
にもとづき、順次切離して個別の単語カード2eを形成
する際においても至便なものとなる。
【0024】また、上記余白欄2b,2c,2dを利用
して、学年別整理No.(例えば中学1年〔1〕)を記
載したり、あるいは、学年別に、英単語、その訳語及び
けい線の印刷の色を例えば青,黒,緑等に色別表示して
おけば、学年別(例えば中学1年〜3年)に複数枚あっ
ても、当該学年で履修すべき英単語を表記した学習用カ
ードシート1を的確に抽出することができる。
【0025】また、上記履修事項記載欄2aに表記され
た英単語の下側には、品詞別にあらかじめ定めた色線を
引いて識別表示し、履修すべき英単語の品詞も同時に学
習できるようになっている。
【0026】なお、上記品詞別の識別表示は色線に限定
するものではなく、一見して識別できる表示であればよ
く、単語カード2eの余白を利用して名詞,動詞等の頭
文字あるいは記号、符号等の識別表示を付したものであ
ってもよい。
【0027】図2は記憶中カード収納マット3を示した
もので、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図であ
る。同図において、4は所定の大きさ(例えばA列4番
又は、B列5番)のシート状のゴム磁石マットで、その
吸着面上には、該マット4と同じ大きさの台紙5が重合
載置されておる。
【0028】そして、上記台紙5には、図2(a)で示
すように、けい線表示により上記個別の単語カード2e
よりやや大きくした長方形状のカード載置欄5a,5a
────が多数配列形成され、このカード載置欄5a,
5a────に上記学習用カードシート1から切離した
個別の単語カード2eを載置することによって、該台紙
5を介してゴム磁石マット4に単語カード2eを吸着配
置せしめるようになっている。
【0029】また、台紙5の周辺部に余白欄5b,5c
を設け、この余白欄5cに、カード載置欄5aの行毎に
整理番号を記載してもよい。この場合は、カード載置欄
5a上に配置する単語カードの分類整理を容易にするこ
とができる。
【0030】さらに、図3に示すように、上記単語カー
ド2eと同等の大きさを有した磁性ペーパーの表面に品
詞名を表記した品詞毎の品詞別カード6を設け、この品
詞別カード6により、台紙5のカード載置欄5aに配置
される単語カード2eを品詞別に分類配置するようにし
てもよい。
【0031】この際、上記品詞別カード6には、単語カ
ード2eと同様の識別手段を設けてもよい。この場合は
台紙5上に配置する単語カード2eの品詞別分類がより
迅速に的確に行うことができる。
【0032】図4は記憶済カード活用マット7を示した
もので、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図であ
る。同図において、8は所定の大きさ(例えばA列4番
又はB列5番)を有したシート状のゴム磁石マットで、
該マット8の吸着面上にはマット8と同じ大きさを有し
た台紙9を重合載置させ、この台紙9上に配置される記
憶した単語カード2eの吸着によって台紙9が挟着支持
されるようになっている。
【0033】そして、上記台紙9は、図4(a)で示す
ように、けい線表示により、単語カード2eやや大きく
した長方形状の多数のカード載置欄9a,9a────
が形成され、このカード載置欄9aには、当該学年で履
修すべき英単語とその訳語が並べてそれぞれ表記されて
いる。
【0034】また、台紙9には、当該学年で履修すべき
英単語を品詞別に分類区分するための品詞表示欄9b及
び同一品詞であっても類似する事項や文法上の用法が共
通する事項を項目(例えば名詞において、品物、動植
物、時間関係────等)として項目表示欄9cを設け
てある特定の項目(又は事項)に関連づけて暗記学習を
することができ、応用能力の向上を図ることができるよ
うになっている。
【0035】また、カード載置欄9a────に表記さ
れた英単語には教科書の掲載ページを併記してもよい。
このようにすれば、記憶した単語カード2eの配置によ
り、学習の進度、生徒の記憶状態が、生徒自身は勿論、
家庭教師等の指導者が一目で把握して理解することがで
き、個別指導の成果をあげることができる。
【0036】更に、台紙9には、後述の検索表に表記し
た検索No.と対応する検索No.表示欄9dを設けて
記憶した単語カード2eの収納位置が迅速かつ容易にわ
かってカード載置欄9aに吸着載置できるようになって
いる。
【0037】そして、上記検索No.表示欄9dは、例
えば図4(a)に示すように、台紙9のカード載置欄9
aの行方向右余白に、各行に対応して検索No.をそれ
ぞれ表記して形成されておる。この検索No.は、例え
ば複数の記憶済カード活用マット7をA,B,C───
─と区分しカード載置欄9aの各行は上から行番を0
1,02────と定め、かつカード載置欄9aの各列
は、左から列番を1,2,────と定めて、例えば
「A02−2〜8」と表記されて単語カード2eの収納
位置が指定されるようになっている。なお、上記検索N
o.は各行の右余白に表記するよう説明したが、カード
載置欄にそれぞれ表記するようにしてもよい。また、台
紙9の左右上下方向の余白を利用して左右,上下にマト
リックス状に収納位置を特定するようにしてもよい。
【0038】図5は、上記記憶済カード活用マット7に
記憶した単語カード2eを収納配置するための検索表1
0である。これは、所定の大きさ(例えばA列4番又は
B列5番)の台紙11にけい線表示により長方形状に形
成した多数の単語検索欄11aが、各学年毎に履修すべ
き英単語を品詞別に分類区分して形成されている。
【0039】そして、上記単語検索欄11a,11a─
───には、英単語が品詞毎に、かつアルファベット順
に表記されると共に、上記記憶済カード活用マット7の
台紙9に表記された検索No.と対応する検索No.
(例えばA02−7)が表記されている。このようにす
れば、同一品詞で単語数が多くても、記憶した単語カー
ド2eを記憶済カード活用マット7の所定位置に迅速容
易に吸着配置することができる。
【0040】なお、上記単語検索欄11aに英単語とそ
の発音を併記するようにしてもよい。このようにすれ
ば、記憶した英単語の発音の確認ができる。この際、上
記発音表記は仮名表記でかつアクセントは太字で表現す
れば、的確な発音の復習を兼ねた確認を行うことができ
る。
【0041】図6は、生徒自身が前学年時の履修状態を
確認するための履修状態確認マット12を示したもので
ある。
【0042】これは、箔状の磁性ペーパー13にけい線
表示により長方形状の多数の履修事項記載欄13aを形
成し、この記載欄13aには、学年毎に履修すべき英単
語及びその訳語が、上記記憶済カード活用マット7と同
様併記され、品詞別に分類されてそれぞれ表記されてい
る。
【0043】そして、生徒自身が上記記載欄13aに表
記された英単語及びその訳語を自問自答自己テストし
て、常に正しくできなかったとき(即ち、完全に暗記し
ていない英単語及びその訳語)、図6(c)で示すよう
に、ゴム磁石からなる矩形状の履修表示子14を記載欄
13a上に吸着載置して履修状態の遅れを表示するよう
になっている。
【0044】従って、生徒が、履修状態確認マット12
の履修状態をその表示子14の吸着状況によって一目で
知見することができ、暗記学習の進度を把握することが
できると共に、塾教師もこれをみれば、前学年の状況も
一目でわかって個別指導の方針を定めることができる。
【0045】また、上記品詞別に履修事項記載欄13a
に表記される英単語及びその訳語は、同一品詞であって
も内容が類似する事項や文法の用法が共通する事項を項
目として分類整理して配列してもよい。例えば、名詞に
おいて、物の関連、動植物、時間関係、────等の項
目に集合させて配列してもよい。
【0046】このようにすれば、ある特定の項目(又は
事項)に関連づけて学習することができ、記憶応用能力
の向上につなげることができる。
【0047】また、上記表示子14は矩形状で説明した
が、これに限定するものではなく、四角、三角、六角形
状であってもよいことは勿論である。この表示子14は
品詞別に色別したものであってもよい。このようにした
場合は生徒の前学年時における履修状態が品詞別に把握
することができ、生徒自身の暗記学習計画の見直し、注
力すべき点等が明らかとなり、教師の個別指導方針を定
めるデータとしても活用できる。
【0048】更に、上記表示子14を集合体としての帯
状体に形成してこれに切断線を記入し、必要に応じて上
記切断線によりカッターはさみ等により切断して単体と
しての表示子14を形成するようにしてもよい。
【0049】このようにすれば、使用前は帯状体の表示
子14を磁性ペーパー13に吸着保持させておくことが
できるので、多数の表示子14の散逸を防ぐことができ
る。
【0050】更にまた、上記履修状態確認マット12
を、上記磁性ペーパー13に代って上記記憶済カード活
用マット7の台紙9を用いて形成してもよい。この場
合、図6(d)に示すように、箔状の磁性ペーパーから
なる磁性台紙17に上記台紙9を重合させ、表示子14
を台紙9を介して磁性台紙17に吸着させるように構成
する。
【0051】このようにすれば、磁性台紙17は磁性ペ
ーパー13のように印刷表記する必要がなくなり、かつ
台紙9は印刷枚数を増すだけですむので、教材費用の低
減を図ることができ、生徒の教材費用の負担を軽減する
ことができる。
【0052】また、磁性ペーパー13の履修事項記載欄
13aには、英単語とその訳語が並記されているので、
履修状態の確認時において、英単語からその訳語を間違
えたときは英単語の方に表示子14を吸着載置し、訳語
から英単語を間違えたときは訳語の方に表示子14を吸
着載置して、履修状態を表示するようにしてもよい。
【0053】このようにすれば、英単語及びその訳語の
両方から表示子14が取除かれたとき、完全に記憶した
即ち履修されていることを示すことになり、いずれか一
方の表示のみであるときは履修状態が不十分ということ
になって、数少ない表示子14によって履修状態を段階
的に表示することができ、教師にとって前学年の学習計
画を立案して個別指導する場合の指標とすることができ
る。
【0054】更にまた、磁性ペーパー13の履修事項記
載欄13aを表と裏の両面に対となるよう形成し、この
両面の一方(例えば表面)に英単語を、他方(例えば裏
面)にその訳語を一対となるようそれぞれ表記して、英
単語とその訳語との履修状態を表示子14により個別に
吸着表示するようにしてもよい。
【0055】このようにすれば、上記英単語からその訳
語又は訳語から英単語の履修状態の確認が片方の面が隠
れることによって、より一層明らか表示することができ
る。
【0056】なお、上記履修状態確認マット12は、生
徒が途中の学年から学習を開始する場合の前学年の履修
状態の確認手段として説明したが、本発明はこれに限定
するものではない。
【0057】即ち、上記履修表示子14を、例えば、赤
色と青色の2種形成し、上述したように、前学年の履修
状態の確認にあたっては、自問自答の暗記学習において
間違えたとき赤色の表示子14を用いて吸着表示し、当
該学年の履修にあたっては、間違えなくできたとき、青
色の表示子14を用いて吸着表示するよう構成してもよ
い。
【0058】このようにすれば、記憶済カード活用マッ
ト7や単語カード2eを用いることなく、英単語の暗記
学習を行うことができ、独立した教材として別売も可能
となり、適用範囲を拡大した教材を安価に提供すること
ができる。
【0059】図7は、塾教師等が多くの生徒の履修状況
を個人別にチェックし、その結果を個人別に表示するよ
うにした記憶状態チェックシートを示したものである。
同図において15は記憶状態チェックシート、16は所
定の大きさ(例えばA列4番又はB列5番)を有したペ
ーパーである。
【0060】このペーパー16の一方の面には、けい線
表示により、上記単語カード2eと略同程度の大きさを
有した長方形状の多数の履修事項記載欄16aと該記載
欄16aには複数の記憶表示欄16bとが形成され、こ
の履修事項記載欄16aには、学年毎に履修すべき英単
語及びその訳語が品詞別に分類されてそれぞれ並べて表
記されている。
【0061】また、上記品詞別に履修事項記載欄16
a,16a────に表記される英単語は、同一品詞で
あっても内容が類似する事項や文法の用法が共通する事
項を項目として分類整理して配列してもよい。例えば名
詞において、物の関連、動植物、時間関係────等の
項目に集合させて配列する。そして、図7に示すよう
に、これら品詞別の表記は品詞表示欄16cに、また項
目の表記は項目表示欄16dにそれぞれ行い、項目毎に
集合配列する。
【0062】また、上記同一品詞が複数のペーパー16
に表記される場合は、上記品詞表示欄16cに整理N
o.を表記すれば、取扱いが至便なものとなる。
【0063】また、ペーパー16の余白欄16eには学
年別表示欄(例えば中学1年)や生徒の氏名欄を設け
て、学年別、生徒別に当該チェックシート15を簡単に
抽出することができるようになっている。
【0064】また、記憶表示欄16bのチェック表示
は、鉛筆やボールペン等の筆記具により、記憶した英単
語の表示欄16bには例えば○印を、また記憶していな
い英単語の表示欄16bには例えば×印を記入して表示
するようになっている。
【0065】そして、塾教師等が記憶状態チェックシー
ト15を用いて個人別の生徒チェックシートを作る場合
は、生徒名を記入し、生徒毎に上記記憶済カード活用マ
ット7のカード載置欄9aに吸着載置された記憶した単
語カード2eに該当する英単語が表記されたペーパー1
6の履修事項記載欄16a内に設けた複数の記憶表示欄
16bに例えば○,×印等のチェック印を記入表示して
個人別の生徒チェックシートを完成する。
【0066】このように、簡単な構成で生徒毎の学習進
度をチェックするチェックシートを完成することができ
るので、塾教師等が多くの生徒のチェックシートを嵩ば
ることなくまとめることができ、汎用の袋状収納具に入
れて持ち運びも容易となる。
【0067】また、記憶表示欄16bは複数(本例では
7個)に分割形成されているので、例えば記憶表示欄1
6bの右端から左端に向って、チェックの都度順次チェ
ック印の記入位置をずらして記入表示するようにしても
よい。
【0068】このようにすれば、複数回のチェックを一
度に表示することができるので、学習進度を個人別に、
かつ段階的にチェックすることができ、不得手とする品
詞別英単語も明らかとなって個別指導の実をあげること
ができる。
【0069】また、ペーパー16の履修事項記載欄16
aの行方向右側に余白欄を設け上記図4(a)で示すよ
うに、各行に対応して検索No.をそれぞれ表記するよ
うにしてもよい。この際検索No.の表記の仕方は上記
記憶済カード活用マット7と同様に表記すれば、チェッ
ク時における検索を容易にすることができる。これは生
徒が多い程、教師にとって手間を要することなくチェッ
ク表示を行うことができることになって大きなメリット
となる。
【0070】なお、上記記憶済カード活用マット7、履
修状態確認シート12及び記憶状態チェックシート15
における英単語の分類は、品詞別は勿論、同一品詞であ
っても内容が類似する事項や文法の用法が共通する事項
の項目もすべて統一して行ってもよい。
【0071】このようにすれば、教師の個別指導は勿
論、生徒にとっても暗記学習における基準が同じとなっ
て、関連づけた暗記を阻害することなく効率化を図った
学習を行うことができる。
【0072】なお、上記実施例において、記憶状態チェ
ックシート15は教師用として説明したが、これに限定
するものではなく、生徒自身が自らのチェックに適用で
きることは勿論、上記履修事項記録欄16aに、一般教
養英語図書の内容から抽出した英単語及びその訳語を、
上述同様に分類整理してそれぞれ表記するようにしても
よい。
【0073】そして、学習者自身が自問自答しながら記
憶表示欄16bにチェック印を記入表示して、自らの学
習進度を把握する。
【0074】このようにすれば、一般教養英語図書を対
象とした補助学習具を構成することができ、学習者自身
が自らの学習進度のチェックを安価な教材で行うことが
でき、上記図書の効果を増加させ、英語図書の学習を一
段と向上させることができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、記憶済カード活用マッ
トの台紙に設けた検索No.とこれに対応して検索N
o.を設けた検索表とにより、記憶した英単語を上記活
用マットに収納配置するようにしてあるので、履修すべ
き英単語が多くても吸着載置するカード載置欄を手間を
要することなく特定することができる。
【0076】しかも、上記検索表は、分類毎にアルファ
ベット順に英単語が表記されかつ検索No.が併記され
ているので、特定のカード載置欄の検索を容易に行うこ
とができる。
【0077】請求項2の発明によれば、上記検索表の英
単語に、仮名表記でかつアクセントを付して当該英単語
の発音が併記されているので、復習を兼ねた発音の反復
練習をすることができる。
【0078】請求項3の発明によれば、磁性ペーパーと
ゴム磁石からなる表示子とを備えて、学年毎に履修すべ
き英単語とその訳語の履修状態を確認表示するよう形成
した履修状態確認マットを設けるようにしてあるので、
途中の学年から英語学習を開始する場合であっても、前
学年時の履修状態を生徒自身が簡単に確認表示すること
ができる。
【0079】しかも、履修状態確認マットは、簡単な構
成であるので安価なものとすることができ、前学年時の
教材セットを購入する必要もなくなるので、生徒自身の
教材費用負担を著しく軽減することができる。
【0080】請求項4の発明によれば、履修事項記載欄
には複数の記憶表示欄を設けているので、生徒の記憶済
カード活用マットに収納配置された記憶済の単語カード
を、チェック毎に、筆記具により複数の記憶表示欄の位
置をずらして記入表示せしめることができ、生徒の学習
進度の遅速や不得手とする品詞等生徒毎に的確に把握す
ることができ、個別指導も生徒の能力に応じて行うこと
ができる。
【0081】また、記憶状態チェックシートは、ペーパ
ーからなる簡単な構成であるので、多くの生徒を指導す
る場合にあっても、嵩ばるようなことはなく、市販の袋
状収納具に納めることができ、持運びも至便なものとす
ることができる。しかも簡単な構成によって安価なもの
とすることができ、教師の教材費用の軽減を図ることが
できる。
【0082】しかも、記憶状態チェックシートの履修事
項記載欄に、一般教養英語図書の内容から抽出した英単
語と訳語をそれぞれ分類表記すれば、広い範囲の英語学
習者を対象とした英語図書の補助学習具としての教材を
構成することができ、英語図書の効果をあげることがで
き、適用範囲の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】学習用カードシート及び単語カードを例示した
平面図。
【図2】記憶中カード収納マットを例示した平面図及び
側面図。
【図3】品詞別カードを例示した平面図。
【図4】記憶済カード活用マットを例示した平面図及び
側面図。
【図5】検索表を例示した平面図。
【図6】履修状態確認マットを例示した平面図及び側面
図。並びに履修表示子を例示した斜視図。
【図7】記憶状態チェックシートを例示した平面図。
【符号の説明】
1 学習用カードシート 2 磁性ペーパー 2a 履修事項記載欄 2e 単語カード 2b,2c 余白欄 3 記憶中カード収納マット 4 ゴム磁石マット 5 台紙 5a カード載置欄 6 品詞別カード 7 記憶済カード活用マット 8 ゴム磁石マット 9 台紙 9a 履修事項記載欄 10 検索表 11 台紙 11a 単語検索欄 12 履修状態確認マット 13 磁性ペーパー 14 履修表示子 15 記憶状態チェックシート 16 ペーパー 16a 履修事項記載欄 16b 記憶表示欄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の箔状磁性ペーパーの表と裏の
    両面に、学年毎に履修すべき英単語とその訳語とが対と
    なるよう表記形成された単語カードと、シート状のゴム
    磁石マット上に、上記単語カードと同じ大きさのカード
    載置欄をけい線表示により多数形成し、上記カード載置
    欄に学年毎に履修すべき英単語を品詞別に分類表記した
    台紙を重合載置するようにした記憶済カード活用マット
    とを備え、記憶した単語カードを、上記ゴム磁石マット
    上に台紙を介して所定のカード載置欄に吸着載置するよ
    うにした英語学習装置において、上記台紙に、学年毎に
    履修すべき英単語を品詞別に分類表記したカード載置欄
    を特定するための検索No.を表記する検索No.表示
    欄を設け、検索用台紙にけい線表示により多数形成した
    長方形状の単語検索欄に、学年毎に履修すべき英単語
    を、品詞別にかつアルファベット順にそれぞれ表記する
    と共に上記検索No.表示欄の検索No.と対応させた
    検索No.を表記した検索表を設けて、記憶した単語カ
    ードを上記検索表により記憶済カード活用マットの所定
    位置に吸着載置するようにしたことを特徴とする英語学
    習装置。
  2. 【請求項2】 上記検索表の各単語検索欄に、仮名表記
    の発音をアクセントを付して英単語と併記するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の英語学習装置。
  3. 【請求項3】 箔状の磁性ペーパーに、けい線表示によ
    り、長方形状の多数の履修事項記載欄を形成し、この履
    修事項記載欄に、学年毎に履修すべき英単語とその訳語
    をそれぞれ表記し、上記履修事項記載欄に、ゴム磁石か
    らなる履修表示子を吸着載置するようにした履修状態確
    認マットを具備せしめたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の英語学習装置。
  4. 【請求項4】 ペーパーに、けい線表示により、長方形
    状の多数の履修事項記載欄と該記載欄に複数の記憶表示
    欄を形成し、上記履修事項記載欄には少なくとも学年毎
    に履修すべき英単語を品詞別に分類表記し、上記記憶表
    示欄に、チェック印を記入表示せしめるようにした記憶
    状態チェックシートを具備せしめたことを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の英語学習装置。
JP27646395A 1995-09-29 1995-09-29 英語学習装置 Pending JPH0996999A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000103A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法およびプログラム
CN104658324A (zh) * 2013-11-21 2015-05-27 哈尔滨欧麦克科技开发有限公司 一种英语课堂教学方法
CN108648512A (zh) * 2018-05-22 2018-10-12 颜国云 一种儿童智力开发用汉字基本笔画拼贴习字板

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