JP4454261B2 - 学習ノート - Google Patents

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Description

本発明は、学習者の負担を軽くして、復習を効率的に行うことができる学習ノートに関する。
従来、暗記用ノートとして、暗記する単語を記載する欄を第1面に設け、第2面には、前記単語等の語意の記憶欄や、多数の筆記欄、記憶日を記載する日付欄、取り出し日を記載する日付欄等を設けたものが提案されている。
この発明は、英語等の単語を暗記する場合、筆記欄に暗記する単語を繰り返し記載して記憶した後、翌日記憶欄に記載した語意を見て取り出し欄にその単語を記載できるかどうか確認できると共に、2日に渡って同じ単語の記憶ができ、確実に単語を暗記できるとされている。
また、筆記欄で繰り返し記載した単語等を取り出し欄に記載する際に、筆記欄が隠れるので、確実に暗記できるかどうかの確認ができるとされ、さらに単語等の記憶日を記載する日付欄と、何れか欄に単語の記憶日と取り出し日とを夫々記載することができるので、暗記学習の学習状況の管理ができるという作用を有する旨述べられている。
特許第3121296号公報(特許請求の範囲の請求項1)
平均的に、人が最初に記憶したものを忘却する、忘却曲線がドイツのエディングハウス氏によって明らかにされている。その忘却曲線によれば最初の日に完全に記憶したものが24時間後には5割しか残らず、1週間後には3割しか残らず、1ヶ月後には殆ど残っていないということである。従って、一例として数学の証明問題を当日と翌日のみに行っても、やがて忘れてしまうことになる。
本発明者は、永年学習塾を経営し多くの生徒児童に指導を行い、学習者の必要最小限の労力で最大限の効果を得るため、調査・研究を統計的に行った結果、次のことが明らかとなった。即ち、復習のタイミングと、永続的記憶との間に、平均的な学習者を基準として次の関係があることが判った。例えば、数学のある証明問題において、1日目(初日)に回答した同一の問題を2日目(翌日)行う(復習)ことにより、回答時間は初日より7割程短くなると共に、その復習を行うことで初日から7日後(1週間後)の記憶量は7割以上存在することが判った。
そこで、その7日後に同一問題を再復習することにより、そのときの回答時間はさらに初日の6割程短くなると共に、その7日後の再復習により1ヶ月後の記憶量は8割程であり、その1ヶ月後にさらに同一問題を再々復習することにより、少なくともその後数カ月間はその問題に対する回答が殆ど完全に近い状態で記憶・保持されることが判った。
そこで本発明は、上記知見に基づき、学習者の最小の努力で最大限に効果を発揮できる学習ノートを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、互いに分離可能な3枚以上で一組の用紙(1) 〜(4) からなり、夫々用紙に問題または暗記事項が記載された課題欄(5) を有し且つ、各用紙の各課題欄(5) には同一の問題または暗記事項が複写または印刷され、
それと共に2枚目以降の各用紙には、異なる学習予定日の予定日付記入欄(6) が設けられ、
各用紙(1) 〜(4) に回答欄(7) が夫々存在し、
一組の用紙(1) 〜(4) はその重ね合わせ状態で互いに複写できるものからなり、その1枚目の用紙(1) の日付記入欄には、当日を含め二つ以上の異なる学習予定日の予定日付記入欄(6)が存在し、それらには2番目以降、順にその後の第2予定日、第3予定日の学習予定日の表示が予め印刷され、
2枚目の用紙(2) には1枚目の前記第2予定日の記入欄に整合する位置に、その第2予定日の日付記入欄が存在し且つ、1枚目の前記第2予定日の記入日付が2枚目に筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
その後の用紙(3) には1枚目の用紙(1) の第3予定日の欄に整合する位置に、その第3予定日の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(3) に1枚目の用紙(1) の第3の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成された学習ノートである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
各用紙の前記課題欄(5) は、それらが互いに整合する同一位置にあり、前側の用紙の課題欄(5) にバックカーボンが塗布され、あるいは後側の用紙の課題欄(5) に筆圧による化学反応等によって発色する発色部(14)が形成され、
前記回答欄(7) には、バックカーボンおよび発色部(14)が存在しないように形成された学習ノートである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、
一組の用紙(1) 〜(4) が4枚以上からなり、2枚目の用紙(2) には1日後の表示(8) が記載され、3枚目以降の用紙(3) には1週間後の表示(9) が記載され、さらにその後の用紙(4) には4週間後または1ヶ月後の表示(10)が予め印刷された学習ノートである。
請求項4に記載の本発明は、請求項3において、
一組の用紙(1) 〜(4) が4枚からなり、2枚目の用紙(2) には1日後の表示(8) が記載され、3枚目の用紙(3) には1週間後の表示(9) が記載され、4枚目の用紙(4) には4週間後または1ヶ月後の表示(10)が記載された学習ノートである。
請求項5に記載の本発明は、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
一組の用紙(1) 〜(4) はその重ね合わせ状態で互いに複写できるものからなり、その1枚目の用紙(1) の日付記入欄には、当日を含め4つの異なる学習予定日の予定日付記入欄(6) またはそれ以上の異なる日付記入欄が存在し、それらには2番目から順に1日後、1週間後、4週間後または1ヶ月後の表示が予め印刷され、
2枚目の用紙(2) には1枚目の1日後の記入欄に整合する位置に、その1日後の日付記入欄が存在し且つ、1枚目の1日後の記入日付が2枚目に筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
その後の用紙(3) には1枚目の用紙(1) の1週間後の欄に整合する位置に、その1週間後の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(3) に1枚目の用紙(1) の1週間後の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
さらに、その後の用紙(4) には1枚目の用紙(1) の4週間後または1ヶ月後の欄に整合する位置に、その4週間後または1ヶ月後の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(4) に1枚目の用紙(1) の4週間後または1ヶ月後の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成された学習ノートである。
請求項6に記載の本発明は、請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、
さらに類似問題等の関連事項欄(11)が前記一組の各用紙(1) 〜(4) の同一位置に、複写可能にまたは予め印刷され且つ、その回答欄が設けられた学習ノートである。
請求項7に記載の本発明は、請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
さらに誤答の理由、覚え方、反省等の記憶増強欄(12)を有する学習ノートである。
請求項8に記載の本発明は、請求項1〜請求項7のいずれかにおいて、
多数組の前記各用紙(1) 〜(4) と、少なくとも1日〜31日の収納区分を有するファイル(13)とを有し、
当日の学習時またはその後に、ファイル(13)の1日後、1週間後、4週間後または1ヶ月後の位置に一組の用紙(1) 〜(4) のうち、その日付に対応する用紙を予め収納できるように形成した学習ノートである。
請求項1に記載の本発明は、互いに分離可能な3枚以上の一組の用紙からなり、夫々の用紙に同一の問題または暗記事項が複写または印刷され、各用紙には異なる学習予定日の予定日付記入欄6が設けられ且つ、各用紙に回答欄7が夫々存在するものである。従って、同一の課題を予め予定した予定日付記入欄6の日付に従って、無理なく復習することができる。それにより、最小の労力で最大限の学習効果を発揮することができる。
さらに、一組の用紙(1) 〜(4) はその重ね合わせ状態で互いに複写できるものからなり、その1枚目の用紙(1) の日付記入欄には、当日を含め二つ以上の異なる学習予定日の予定日付記入欄(6)が存在し、それらには2番目以降、順にその後の第2予定日、第3予定日の学習予定日の表示が予め印刷され、
2枚目の用紙(2) には1枚目の前記第2予定日の記入欄に整合する位置に、その第2予定日の日付記入欄が存在し且つ、1枚目の前記第2予定日の記入日付が2枚目に筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
その後の用紙(3) には1枚目の用紙(1) の第3予定日の欄に整合する位置に、その第3予定日の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(3) に1枚目の用紙(1) の第3の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成されたから、
用紙の1枚目に、当日、第2予定日、第3予定日を記入するだけで、自動的に2枚目の用紙2に第2予定日の日付が記入され、その後の用紙3には第3の日付が自動的に記入され且つ、2枚目以降にはそれらの該当する以外の日付が記入されないようにして、夫々の用紙の整理がし易く、学習者に負担をかけない学習ノートとなり得る。
請求項2に記載の本発明は、上記構成において、各用紙1〜4の課題欄5は互いに整合する同一位置にあり、1枚目の課題欄5に問題または暗記事項を記載することにより、夫々の用紙2〜用紙3の課題欄5に複写されるように構成したから、各学習予定日に行う同一の問題または暗記事項を一回の作業で複写することができ、学習能率を上げることができる。
請求項3に記載の本発明は、上記構成において、一組の用紙1〜4が4枚以上からなり、2枚目の用紙2には1日後の表示8が、3枚目以降の用紙3には1週間後の表示9が、さらにその後の用紙4には4週間後または1ヶ月後の表示10が予め印刷されたものである。
従って、各用紙にはその記載に該当する日付を予定日付記入欄6に記入すれば足り、学習するものに負担をかけず効率良く復習することができる。
請求項4に記載の本発明は、上記構成において、一組の用紙1〜4が4枚からなり、2枚目の用紙2には1日後の表示8が、3枚目以降の用紙3には1週間後の表示9が、4枚目の用紙4には4週間後または1ヶ月後の表示10が記載されたものであり、これに従えば、最小の労力で最大限に効果を発揮できる学習を行える。
請求項5に記載の本発明は、上記構成において、一組の用紙1〜4はその重ね合わせ状態で互いに複写できるものからなり、その1枚目の用紙1に当日を含め少なくとも4つの異なる学習予定日の予定日付記入欄6が設けられ、それに当日、1日後、1週間後、4週間後または1ヶ月後の該当日を記入することにより、2枚目の用紙2に1日後の日付が記入され、その後の用紙3には1週間後、さらにその後の用紙4には4週間後または1ヶ月後の日付が自動的に記入され、2枚目以降にはそれらの該当する以外の日付が記入されないようにしたから、夫々の用紙の整理がし易く、学習者に負担をかけない学習ノートとなり得る。
請求項6に記載の本発明は、上記構成に加えて、さらに類似問題等の関連事項欄11が一組の各用紙1〜4の同一位置に複写可能にまたは予め印刷され且つ、その回答欄が設けられたものであるから、課題欄5の問題または暗記事項に関連した類似する課題を同時に解決することができる。
請求項7に記載の本発明は、上記構成に加えて、さらに誤答の理由、覚え方、反省等の記憶増強欄12を有するから、学習した内容をより鮮明に記憶させることができる。
請求項8に記載の本発明は、上記構成において、多数組の各用紙1〜4と、少なくとも1日〜31日の収納区分を有するファイル13とを有する。そして、そのファイル13に各用紙1〜4のうち、その日付に対応する用紙を予め収納し整理するこることができるので、学習者に負担をかけず、最小の労力で最大限に学習効果をあげることができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。なお、本発明は図面に示された各実施の形態に限定されるものでは勿論なく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更・追加できる。
図1は本発明の学習ノートの要部を示す分解斜視図であり、図2は同学習ノートの綴られた単位の状態を示す斜視図である。
この例では、図2に示す如く4枚一組の用紙1〜4が1単位となり、このような単位を多数重ね合わせて、本学習ノートの全体を構成する。
その1単位の1枚目の用紙1は、図1に示す如く、当日に学習する保管用のものであり、用紙2は同一問題を翌日、復習するものであり、用紙3は1週間後に再復習するものであり、用紙4は4週間後または1ヶ月後に再々復習するものである。
用紙1には、その最上段の欄外位置(欄の中または最下段等でもよい)に、当日(初日)の日付と1日後の日付、1週間後の日付、4週間後または1ヶ月後の日付を記載する予定日付記入欄6が当日を含め4つ記載されている。
この例は、一例として6月4日に左枠内の暗記事項を学習した場合、その日付を記載すると共に1日後である6月5日の日付と、1週間後である6月11日の日付と、4週間後である7月2日の日付を夫々記載できるようになっている。
さらには、暗記事項が記載されたテキストページを記載できるようになっている。この例のテキストページは4ページであり、そのテキストの問題が学習者により課題欄5の暗記事項の下方に転記される。この例は動詞のing形の作り方である。
そこで、学習者がテキスト4ページの問題を記載すると、2〜4枚目の用紙2及び用紙3及び用紙4の各左枠欄の課題欄5に、同一の問題がその筆圧により同時に複写される。即ち、2枚目〜4枚目の左枠欄はボールペンや鉛筆等の筆圧によって化学反応により発色する発色部14が予め形成されているものである。これは印刷業界でノーカーボンと呼ばれる複写形式のものである。
この発色部14の代わりに、用紙1の暗記事項欄の裏面側と、用紙2及び用紙3の夫々の裏面側にバックカーボンを予め塗布しておいてもよい。あるいは、1〜4枚目の課題欄5に予め、暗記事項を印刷しておいてもよい。その場合には2枚目以降の課題欄5の発色部は不要となる。
この例では、図1における2枚目以降の用紙2〜4の発色部14は課題欄5である暗記事項の枠内のみならず、各テキストページの記載欄にも存在する。さらには用紙2においては、1日後の予定日付記入欄6に発色部14が設けられ、用紙3には1週間後の予定日付記入欄6に発色部14が設けられ、用紙4には4週間後または1ヶ月後の予定日付記入欄6に発色部14が設けられている。
従って、用紙1に記載された暗記事項及び予定日付記入欄6の記入日付、テキストページが、夫々に対応する用紙2、用紙3、用紙4に自動的に筆圧により複写される。それによって、学習者の負担を軽くし、管理を容易にすることができる。
各用紙1〜4の右欄には回答欄7が設けられ、この回答欄7に記載された事項は他の用紙には複写されない。即ち、回答欄7には発色部は存在しない。
用紙1〜4は予め図2の如く、一例としてその左端において僅かの幅の接着部16により一組の綴りとして接合され、各用紙は互いにその接着部16を剥がして、分離することができる。
なお、用紙1には図1に示す如く、回答欄7に答や意味などを記載する他に、派生語を記載したり、覚え方等を記載してもよい。そして用紙2、用紙3、用紙4の回答欄7に、1日後、1週間後、4週間後または1ヶ月後に回答することにより、問題に対する回答の確認を行うと共に、問題の再練習、再々復習をし、その記憶を定着させることができる。
そしてこのような一組の用紙1〜4は、最初の日の学習を終えたとき、或いは暗記事項を記載した際に、用紙2〜用紙4は適宜なファイルに予め収納される。図3はその例を示すものであり、学習の初日が6月4日であるとき、用紙2は次の復習日である6月5日の5の位置に収納され、用紙3はさらに次の復習日である6月11日の11の位置に収納され、用紙4は翌月の2日の予定日である2の位置に収納される。
なお、当日学習した6月4日の用紙1は、一例として別個の保管用ファイル15に収納することができる。そして各種試験の直前に、保管用ファイル15を開くことにより記憶事項全体の確認を行うことができる。
なお、図3においてファイル13の5の位置(5日)には6月4日に行った問題のみならず、6月5日よりも1週間前の問題、及び4週間前の問題も収納されている。従って、翌日の6月5に行う学習は、6月5日の問題と、それより1週間前、4週間前の各問題を行うことになる。
次に、図4は本発明の第2の実施の形態を示し、数学の問題等に適した形式のものである。
この例では、用紙1と用紙2のみを記載したが、図1及び図2と同様にさらに図示しない他の2枚の用紙が一組となって学習ノートの単位を構成する。この用紙1の最上段の枠外には、図1同様の予定日付記入欄6があり、1日後の表示8、1週間後の表示9、1ヶ月後の表示10が存在する。そしてこの例では、最上段に課題欄5の枠が設けられ、2枚目の用紙2の同一枠内は発色部14が設けられている。用紙1の最下段には回答欄7が設けられ、中段には間違えた答や間違えた理由或いはその反省等の記憶増強欄12が設けられている。用紙2にも同様のものが設けられている。また、図示しない3枚目,4枚目も同様に形成されている。
次に、図5は本発明の第3の実施の形態を示し、これも用紙1と用紙2のみを表示し、3枚目及び4枚目のそれらを省略している。
この例が図4のそれと異なる点は、中段に類似問題等の関連事項欄11を設け、その問題が2枚目以降に夫々複写されるものである。
なお、本発明の名称は学習ノートであるが、この学習ノートの意味は、復習ノートと暗記ノートと問題集との何れか一つ以上を含むものである。
上記実施の形態では、用紙1と用紙2と用紙3と用紙4とにより一組の要素(単位)を構成したが、用紙2と用紙3との間に中間の用紙を追加してもよい。即ち、当日から3日後または4日後に復習する用紙を追加してもい。さらには、用紙3と用紙4との間に1以上の別の用紙を追加し、2週間後及び3週間後に夫々復習を行うように構成してもよい。これらは、各問題の理解の難易度・記憶量の多寡等により適宜変更することができる。
本発明の第1の実施の形態の学習ノートの要部分解正面図。 同学習ノートの要部斜視図。 同学習ノートを分離して管理するファイル13の一例を示す説明図。
本発明の第2の実施の形態の学習ノートの要部正面図。 本発明の第3の実施の形態の学習ノートの要部正面図。
符号の説明
1〜4 用紙
5 課題欄
6 予定日付記入欄
7 回答欄
8 1日後の表示
9 1週間後の表示
10 1ヶ月後の表示
11 関連事項欄
12 記憶増強欄
13 ファイル
14 発色部
15 保管用ファイル
16 接着部

Claims (8)

  1. 互いに分離可能な3枚以上で一組の用紙(1) 〜(4) からなり、夫々用紙に問題または暗記事項が記載された課題欄(5) を有し且つ、各用紙の各課題欄(5) には同一の問題または暗記事項が複写または印刷され、
    それと共に2枚目以降の各用紙には、異なる学習予定日の予定日付記入欄(6) が設けられ、
    各用紙(1) 〜(4) に回答欄(7) が夫々存在し、
    一組の用紙(1) 〜(4) はその重ね合わせ状態で互いに複写できるものからなり、その1枚目の用紙(1) の日付記入欄には、当日を含め二つ以上の異なる学習予定日の予定日付記入欄(6)が存在し、それらには2番目以降、順にその後の第2予定日、第3予定日の学習予定日の表示が予め印刷され、
    2枚目の用紙(2) には1枚目の前記第2予定日の記入欄に整合する位置に、その第2予定日の日付記入欄が存在し且つ、1枚目の前記第2予定日の記入日付が2枚目に筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
    その後の用紙(3) には1枚目の用紙(1) の第3予定日の欄に整合する位置に、その第3予定日の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(3) に1枚目の用紙(1) の第3の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成された学習ノート。
  2. 請求項1において、
    各用紙の前記課題欄(5) は、それらが互いに整合する同一位置にあり、前側の用紙の課題欄(5) にバックカーボンが塗布され、あるいは後側の用紙の課題欄(5) に筆圧による化学反応等によって発色する発色部(14)が形成され、
    前記回答欄(7) には、バックカーボンおよび発色部(14)が存在しないように形成された学習ノート。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    一組の用紙(1) 〜(4) が4枚以上からなり、2枚目の用紙(2) には1日後の表示(8) が記載され、3枚目以降の用紙(3) には1週間後の表示(9) が記載され、さらにその後の用紙(4) には4週間後または1ヶ月後の表示(10)が予め印刷された学習ノート。
  4. 請求項3において、
    一組の用紙(1) 〜(4) が4枚からなり、2枚目の用紙(2) には1日後の表示(8) が記載され、3枚目の用紙(3) には1週間後の表示(9) が記載され、4枚目の用紙(4) には4週間後または1ヶ月後の表示(10)が記載された学習ノート。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
    一組の用紙(1) 〜(4) はその重ね合わせ状態で互いに複写できるものからなり、その1枚目の用紙(1) の日付記入欄には、当日を含め4つの異なる学習予定日の予定日付記入欄(6) またはそれ以上の異なる日付記入欄が存在し、それらには 2番目以降、順に1日後、1週間後、4週間後または1ヶ月後の表示が予め印刷され、
    2枚目の用紙(2) には1枚目の1日後の記入欄に整合する位置に、その1日後の日付記入欄が存在し且つ、1枚目の1日後の記入日付が2枚目に筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
    その後の用紙(3) には1枚目の用紙(1) の1週間後の欄に整合する位置に、その1週間後の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(3) に1枚目の用紙(1) の1週間後の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成され、
    さらに、その後の用紙(4) には1枚目の用紙(1) の4週間後または1ヶ月後の欄に整合する位置に、その4週間後または1ヶ月後の日付記入欄が存在し且つ、その用紙(4) に1枚目の用紙(1) の4週間後または1ヶ月後の記入日付が筆圧により複写され、他の日付は複写されないように形成された学習ノート。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、
    さらに類似問題等の関連事項欄(11)が前記一組の各用紙(1) 〜(4) の同一位置に、複写可能にまたは予め印刷され且つ、その回答欄が設けられた学習ノート。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
    さらに誤答の理由、覚え方、反省等の記憶増強欄(12)を有する学習ノート。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかにおいて、
    多数組の前記各用紙(1) 〜(4) と、少なくとも1日〜31日の収納区分を有するファイル(13)とを有し、
    当日の学習時またはその後に、ファイル(13)の1日後、1週間後、4週間後または1ヶ月後の位置に一組の用紙(1) 〜(4) のうち、その日付に対応する用紙を予め収納できるように形成した学習ノート。
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