JPH07205016A - ワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法 及びその装置 - Google Patents

ワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法 及びその装置

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JPH07205016A
JPH07205016A JP357294A JP357294A JPH07205016A JP H07205016 A JPH07205016 A JP H07205016A JP 357294 A JP357294 A JP 357294A JP 357294 A JP357294 A JP 357294A JP H07205016 A JPH07205016 A JP H07205016A
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wire
guide roller
wear amount
wear
wire saw
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Shinji Shibaoka
伸治 芝岡
Shiyouzou Katamachi
省三 片町
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0053Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels

Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤーソーのワイヤーを走行させたままでガ
イドローラの磨耗量を連続的に検知し、ワイヤーの断線
事故を防止し、且つ作業能率を向上させる。 【構成】ワイヤー14を案内するガイドローラ18、2
2の案内溝を、表面が不導体部材68で内部が導体部材
66の二重構造にして、導体部材66を接地させる。そ
して、走行するワイヤー14のワイヤー走行系路のう
ち、ガイドローラ18、22を挟む2点間に電源装置4
8で電流を流してその電流値を電流計50で測定して演
算装置56に逐次入力する。演算装置56では、ガイド
ローラ18、22の磨耗がない状態での基準電流値に対
する測定電流値の変化量を演算し、変化量が所定変化量
になったら警報装置60でガイドローラ18、22の磨
耗限界を知らせる。ワイヤー14を走行させたままでガ
イドローラ18、22の磨耗量を連続的に検知すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明はワイヤーソーのガイドロー
ラ磨耗量検知方法及び装置に係り、特に、円柱状の半導
体インゴットを、走行するワイヤーで多数の薄板状のウ
ェーハに切断するワイヤーソーにおいて、ワイヤーを案
内するガイドローラの案内溝がワイヤーで磨耗される磨
耗量を検知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体インゴット、セラミック等の被切
断部材を多数の薄板状のウェーハに切断する切断装置の
一つにワイヤーソーがある。このワイヤーソーは、ワイ
ヤーが複数の溝付きローラ間にワイヤーが巻掛けられて
ワイヤー列が形成されると共に、ワイヤーの一方端はガ
イドローラに案内されて供給ローラに巻回され、他方端
は別のガイドローラに案内されて巻取リールに巻回され
る。そして、ワイヤーが供給リールと巻取リールとの間
を高速で往復走行する際に、前記ワイヤー列に被加工物
を押し当てると共に、ワイヤー列に砥粒を含む加工液を
供給して砥粒のラッピング作用により被加工物を多数の
薄板状のウェーハに切断するものである。そして、ワイ
ヤーを案内するガイドローラは使用しているうちに加工
液の付着したワイヤーにより擦られて案内溝が磨耗す
る。この結果、磨耗した案内溝にワイヤーが食い込むと
ワイヤーが断線する危険性があるため、ガイドローラの
磨耗量を検知してワイヤーの断線を未然に防止する必要
がある。
【0003】従来のワイヤーソーのガイドローラ磨耗量
検知方法はガイドローラを一定時間使用したらワイヤー
ソーを停止させて、作業員がガイドローラの案内溝の磨
耗状態を目視で検知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法は、複数の
ガイドローラを一つずつ目視で検知するために長時間を
要し、作業員の負担になっていた。また、作業員が検知
ミスするとワイヤーが断線する危険性があるという欠点
がある。また、ガイドローラの磨耗量を連続して検知す
ることができないので、ガイドローラの目視検知から次
の目視検知までの間にワイヤーが断線して作業が停止す
るトラブルが発生するという危険性があると共に、目視
検知の度にワイヤーソーを停止しなくてはならないの
で、作業能率が悪くなるという欠点があった。
【0005】このような背景から、ワイヤーを走行させ
たままでガイドローラ磨耗量を連続的に検知し、ガイド
ローラの磨耗量を正確に知ることのできるワイヤーソー
のガイドローラ磨耗量検知方法及び装置が要望されてい
た。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもの
で、ワイヤーを走行させたままでガイドローラの磨耗量
を連続的に検知することのできるので、ワイヤーの断線
事故を未然に防止すると共に、作業能率を向上できるワ
イヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法及びその装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、走行するワイヤーに被加工物を押し当てると
共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多数
の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであって、
前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイドロー
ラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検知す
るワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於い
て、前記ワイヤーのワイヤー走行系路のうち前記ガイド
ローラを挟む2点間に電流を流してその電流値又は電圧
値を測定すると共に、前記ガイドローラの案内溝が磨耗
するとガイドローラから前記電流がリークするように設
定し、前記測定した電流値又は電圧値の変化から前記ガ
イドローラの磨耗量を検知することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、走行するワイヤーに被加工物を押し当てると共に、
前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多数の薄板
状のウェーハに切断するワイヤーソーであって、前記ワ
イヤーに係合してワイヤーを案内するガイドローラの案
内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検知するワイ
ヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於いて、前記
ガイドローラに電位を与えておきその電流値又は電圧値
を測定すると共に、前記ガイドローラの案内溝が磨耗す
るとガイドローラと前記ワイヤーとの間で電流が流れる
ように設定し、前記測定した電流値又は電圧値の変化か
ら前記ガイドローラの磨耗量を検知することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、走行するワイヤーに被加工物を押し当てると共に、
前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多数の薄板
状のウェーハに切断するワイヤーソーであって、前記ワ
イヤーに係合してワイヤーを案内するガイドローラの案
内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検知するワイ
ヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於いて、前記
走行するワイヤーに係合して回転するガイドローラの回
転数を測定し、測定した回転数の変化からガイドローラ
の磨耗量を検知することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、走行するワイヤーに被加工物を押し当てると共に、
前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多数の薄板
状のウェーハに切断するワイヤーソーであって、前記ワ
イヤーに係合してワイヤーを案内するガイドローラの案
内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検知するワイ
ヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於いて、前記
走行するワイヤーに係合して回転するガイドローラの回
転音の周波数を測定し、測定した周波数の変化からガイ
ドローラの磨耗量を検知することを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、ワイヤーを案内するガイ
ドローラの案内溝を、表面が不導体で内部が導体の二重
構造に形成して、前記導体を接地させる。そして、走行
するワイヤーのワイヤー走行系路のうち、ガイドローラ
を挟む2点間に電源装置で電流を流してその電流値又は
電圧値を測定手段で測定し、測定した電流値又は電圧値
の変化からガイドローラの磨耗量を検知するようにし
た。即ち、ガイドローラの案内溝がワイヤーで磨耗され
てくると、ワイヤーは前記案内溝の不導体部分から導体
部分に接触するようになる。そして、ワイヤーが導体部
分に接触すると、導体部分は接地されているので、ワイ
ヤーを流れる電流はガイドローラからリークし、測定手
段の電流値又は電圧値が大きく変化する。これにより、
ワイヤーを走行させたままでガイドローラの磨耗量を連
続的に検知することができる。
【0011】また、第2の発明によれば、ワイヤーを案
内するガイドローラの案内溝を、表面が不導体で内部が
導体の二重構造に形成すると共に、ワイヤーと導体との
間に電源装置で電位を与えておき、ワイヤーと導体との
間の電流値又は電圧値を測定手段で測定し、測定した電
流値又は電圧値の変化からガイドローラの磨耗量を検知
するようにした。即ち、ガイドローラの案内溝がワイヤ
ーで磨耗されてくると、ワイヤーは前記案内溝の不導体
部分から導体部分に接触し、ワイヤーと導体とが導通状
態になるので、ワイヤーと導体との間に電流が流れ、ワ
イヤーと導体との間の電流値又は電圧値が大きく変化す
る。これにより、ワイヤーを走行させたままでガイドロ
ーラの磨耗量を連続的に検知することができる。
【0012】また、第3の発明によれば、走行するワイ
ヤーに係合して回転するガイドローラの回転数を測定
し、測定した回転数の変化からガイドローラの磨耗量を
検知するようにした。即ち、ワイヤーでガイドローラの
案内溝が磨耗されると、案内溝の径が細くなる。そし
て、ワイヤーの走行速度は変わらないので、ワイヤーに
係合して従動回転するガイドローラの案内溝の径が細く
なると、ガイドローラの回転速度が速くなる。これによ
り、ガイドローラの案内溝の磨耗量を検知することがで
きる。従って、第2の発明も、ワイヤーを走行させたま
までガイドローラの磨耗量を連続して測定することがで
きる。
【0013】また、第4の発明によれば、走行するワイ
ヤーに係合して回転するガイドローラの回転音の周波数
を測定し、測定した周波数の変化からガイドローラの磨
耗量を検知するようにした。即ち、第3の発明で説明し
たと同様に、ワイヤーでガイドローラの案内溝が磨耗さ
れると、ガイドローラの回転速度が速くなる。そして、
ガイドローラの回転速度が速くなると、ガイドローラの
回転音の周波数が高くなる。これにより、ガイドローラ
の案内溝の磨耗量を検知することができる。従って、第
4の発明も、ワイヤーを走行させたままでガイドローラ
の磨耗量を連続して測定することができる。
【0014】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイヤー
ソーのガイドローラ磨耗量検知方法及びその装置の好ま
しい実施例について詳説する。本発明のワイヤーソーの
ガイドローラ磨耗量検知方法及びその装置の第1実施例
を説明する。図1は、本発明のワイヤーソーのガイドロ
ーラ磨耗量検知装置を組み込んだワイヤーソー10の概
略構成図である。図1に示すように、3本の溝付きロー
ラ12、12、12に電気的な導体性を有する1本のワ
イヤー14が所定の張力で順次巻き掛けられてワイヤー
列16が形成される。また、ワイヤー14の一方端はワ
イヤー14に係合して従動回転する2個のガイドローラ
18、18を経由して巻取リール20に巻回される。ま
た、ワイヤー14の他方端は、ワイヤー14に係合して
従動回転する2個のガイドローラ22、22を経由して
供給リール24に巻回される。そして、供給リール24
から繰り出されたワイヤー14は、図中実線矢印26方
向に高速走行(600m/分以上)しながら巻取リール
20に巻き取られる。また、巻取リール20に巻き取ら
れたワイヤー14は図中破線矢印28方向に逆走行して
供給リール24に巻き取られる。即ち、ワイヤー14は
供給リール24と巻取リール20の間を往復走行する。
また、高速走行するワイヤー14には、砥液供給ノズル
30から砥粒(通常、GC♯600〜♯1000程度の
ものが使用される)を含む加工液32が供給される。2
本の砥液供給ノズル30を設けた理由は、ワイヤー14
の往復走行に対応させるためである。
【0015】また、前記ワイヤー列16の上方には、ワ
ーク送りテーブル34が切断送り方向(図中Y−Y方
向)に移動可能に設けられると共に、ワーク送りテーブ
ル34のワイヤー列16側には、被加工物である半導体
インゴット36がワークブロック38とスライスベース
40を介して支持される。そして、半導体インゴット3
6とスライスベース40、及びスライスベース40とワ
ークブロック38の間は接着材で接合される共に、ワー
クブロック38とワーク送りテーブル34とは、ワーク
送りテーブル34に形成された蟻溝34Aに、その蟻溝
34Aに対応するように形成されたワークブロック38
の突起部38Aが嵌合固定される。これにより、ワーク
送りテーブル34を切断送り方向(ワイヤー列16側)
に移動させると、半導体インゴット36は高速走行する
ワイヤー列16に押し当てられ、ワイヤー列16に供給
される加工液32の砥粒によるラッピング作用により半
導体インゴット36を多数の薄板状のウェーハに切断す
る。
【0016】次に、本発明のワイヤーソーのガイドロー
ラ磨耗量検知装置について説明する。ガイドローラ18
と巻取リール20の間のワイヤー14には、第1のカー
ボンブラシ42がワイヤー14に接触するように配設さ
れると共に、ガイドローラ22と供給リール24の間の
ワイヤー14にも第2のカーボンブラシ44がワイヤー
に接触するように配設される。この場合、第1及び第2
のカーボンブラシ42、44の代わりに電気的に導体性
の良好な導体ローラを用いてもよい。即ち、ワイヤー1
4の走行を邪魔しないでワイヤー14に電流を流す端子
の役目をするものであればよい。そして、第1のカーボ
ンブラシ42から延びた電気配線46は電源装置48、
電流計50を介して第2のカーボンブラシ44に接続さ
れ、これにより、一対のカーボンブラシ42、44間の
ワイヤー走行系路(図中A−B間)、電源装置48、電
流計50及び電気配線46により電気回路52が形成さ
れる。また、電流計50は、ケーブル54により演算装
置56に接続され、前記電流計50で測定された電気回
路52の電流値が演算装置56に逐次入力される。演算
装置56では、予め入力されているガイドローラ18、
22に磨耗がない状態での基準電流値に対する測定電流
値の変化量が演算される。また、演算装置56はケーブ
ル58により警報装置60に接続され、前記変化量が所
定変化量になったら、演算装置56からの指示で警報装
置60が作動し、ガイドローラ18、22の磨耗限界を
作業員に知らせるようになっている。
【0017】また、図2に示すように、ガイドローラ1
8、22は、両端に回転軸62を有するローラ芯材部6
4の外側に電気的に導体性の良い材質で形成された導体
部材66を有し、導体部材66の外側に電気的に不導体
若しくは抵抗の大きな材質で形成された不導体部材68
を有すると共に、不導体部材68に、ワイヤー14が係
合する案内溝70が形成されて構成される。即ち、ガイ
ドローラ18、22の案内溝70を表面が不導体で内部
が導体の二重構造に形成した。また、導体部材66はガ
イドローラ18、22の表面に露出した露出部72を有
し、この露出部72にガイドローラ用カーボンブラシ7
4が接触するように配設されると共に、ガイドローラ用
カーボンブラシ74は電気配線76により接地(アー
ス)されている。
【0018】次に、上記の如く構成されたワイヤーソー
10を用いて本発明のワイヤーソーのガイドローラ磨耗
量検知方法を説明する。供給リール24から巻き戻され
て高速走行するワイヤー14は、ガイドローラ22に案
内されてから3本の溝付きローラ12でワイヤー列16
を形成した後、ガイドローラ18に案内されて巻取リー
ル20に巻き取られる。一方、半導体インゴット36を
支持するワーク送りテーブル34は、切断送り方向に移
動して半導体インゴット36を高速走行するワイヤー列
16に押し当てると共に、巻取リール20側の液供給ノ
ズル30からワイヤー列16に加工液32を供給しなが
ら半導体インゴット36を多数の薄板状のウェーハに切
断する。そしてワイヤー14を案内するガイドローラ1
8、22の案内溝70は使用しているうちに加工液32
の付着したワイヤー14により擦られて磨耗し、磨耗し
た案内溝70にワイヤーが食い込むとワイヤー14が断
線する危険性がある為、ガイドローラ18、22の磨耗
量を正確に検知する必要がある。
【0019】そこで、本発明のワイヤーソーのガイドロ
ーラ磨耗量検知方法によれば、ワイヤー14を走行させ
たままで、前記電気回路52に電源装置48から電流を
流し、電流計50で測定された電流値を演算装置56に
逐次入力させる。そして、演算装置56では、ガイドロ
ーラ18、22に磨耗がない状態での基準電流値に対す
る測定電流値の変化量が演算され、所定の変化量になっ
たら演算装置56からの指示で警報装置60が作動し、
ガイドローラ18、22の磨耗限界を作業員に知らせ
る。即ち、ガイドローラ18、22の案内溝70の不導
体部材68がワイヤー14で磨耗されてくると、図3に
示すように、ワイヤー14は不導体部材68から導体部
材66に接触する。そして、ワイヤー14が導体部材6
6に接触すると、導体部材66はガイドローラ用カーボ
ンブラシ74及び電気配線76を介して接地されている
ので、ワイヤー14を流れる電流はガイドローラ18、
22からリークし、電流計50の電流値が大きく変化す
る。これにより、ガイドローラ18、22の磨耗量を検
知することができる。
【0020】また、供給リール24から繰り出されたワ
イヤー14が全て巻取リール20に巻き取られたら、巻
取リール20からワイヤー14を繰り出して供給リール
24に巻き取らせる際に、半導体インゴット36を上記
したと同様に切断する。この時も上記したと同様にガイ
ドローラ磨耗量を検知する。また、この時は、供給リー
ル24側の液供給ノズル30からワイヤー列16に加工
液32が供給される。
【0021】このように、本発明のワイヤーソーのガイ
ドローラ磨耗量検知方法及びその装置によれば、ワイヤ
ー14を走行させたままでガイドローラ18、22の磨
耗量を連続的に検知することができる。従って、従来の
ように作業員の目視に頼る必要がないので、作業員の負
担を軽減することができる。また、作業員の検知ミスが
無くなり、ガイドローラ18、22の磨耗限界を正確に
知ることができるので、ワイヤー14の断線事故を未然
に防止することができる。また、ワイヤーソーを停止す
る必要がないので、作業能率を向上できる。
【0022】尚、第1実施例では、電流値の変化により
ガイドローラ磨耗量を検知するようにしたが、電流計5
0の代わりに電圧計を設けて電圧値の変化によりガイド
ローラ磨耗量を検知するようにしてもよい。また、ガイ
ドローラ18、22の個々に電気回路52と同様な電気
回路を複数形成し、個々のガイドローラの磨耗量を個別
に検知するようにしてもよい。
【0023】次に、本発明のワイヤーソーのガイドロー
ラ磨耗量検知方法及びその装置の第2実施例を説明す
る。尚、第1実施例と同じ部材及び装置には同符号を付
して説明する。第2実施例は第1実施例の変形例で、図
4に示すように、ガイドローラ18、22の構造は第1
実施例と同様である。そして、第2実施例では、導体部
材66の露出部72に接触するようにガイドローラ用カ
ーボンブラシ73が配設されると共に、ワイヤー14に
接触するように(但し、ガイドローラ18、22の案内
溝70位置から離した位置)ワイヤー用カーボンブラシ
75が配設される。そして、ガイドローラ用カーボンブ
ラシ73から延びた電気配線77は電源装置48、電流
計50を介してワイヤー用カーボンブラシ75に接続さ
れる。そして、ガイドローラ用カーボンブラシ73と、
ワイヤー用カーボンブラシ75との間に電源装置48で
電位を与えておく。
【0024】第2実施例を上記の如く構成したので、ガ
イドローラ18、22の案内溝70がワイヤー14で磨
耗されてくると、図3に示したように、ワイヤー14は
不導体部材68から導体部材66に接触し、ワイヤー1
4と導体部材66とが導通状態になるので、ワイヤー1
4と導体部材66との間に電流が流れ、電流計50の電
流値が大きく変化する。これにより、第2実施例の場合
も、第1実施例と同様の効果を奏することができると共
に、第2実施例は複数のガイドローラ18、22のうち
どのガイドローラ18、22が磨耗したかを判別するこ
とができる。
【0025】次に、本発明のワイヤーソーのガイドロー
ラ磨耗量検知方法及びその装置の第3実施例を説明す
る。図5は、本発明のワイヤーソーのガイドローラ磨耗
量検知装置を組み込んだワイヤーソー80の概略構成図
である。尚、第1実施例と同じ部材、装置には同符号を
付して説明する。第1実施例との違いは、ガイドローラ
18、22の回転数の変化からガイドローラ磨耗量を検
知するようにした点である。即ち、ガイドローラ18、
22に近接してタコメータ82、82…が夫々配設され
ると共に、タコメータ18で測定されたガイドローラ1
8、22の回転数がケーブル84、84…を介して演算
装置86に逐次入力される。ここで用いるタコメータ8
2は、ガイドローラ18、22に接触して回転するタコ
メータ又は非接触型のタコメータのどちらでもよい。ま
た、演算装置86では、磨耗がない状態でのガイドロー
ラ18、22の基準回転数に対する測定回転数の変化量
が演算される。その他の構成は、第1実施例と同様であ
る。
【0026】上記の如く構成されたワイヤーソーの場
合、半導体インゴット36の切断は、第1実施例と同様
に行われる。そして、走行するワイヤー14に係合して
回転するガイドローラ18、22の回転数をタコメータ
18で測定し、測定回転数が演算装置86に入力され
る。演算装置86では、磨耗がない状態でのガイドロー
ラ18、22の基準回転数に対する測定回転数の変化量
が演算され、前記変化量が所定変化量になったら、演算
装置86からの指示で警報装置60が作動し、ガイドロ
ーラ18、22の磨耗限界であることが作業員に知らさ
れる。即ち、走行するワイヤー14でガイドローラ1
8、22の案内溝70が磨耗されると、案内溝70の径
が細くなる。そして、ガイドローラ18、22の案内溝
70の径が細くなると、ワイヤー14の走行速度は変わ
らないので、ワイヤー14に係合して従動回転するガイ
ドローラ18、22の回転速度が速くなる。これによ
り、ガイドローラ18、22の案内溝70の磨耗量を検
知することができる。従って、第2の発明も、ワイヤー
14を走行させたままでガイドローラ18、22の磨耗
量を連続的に検知することができ、第1実施例と同様の
効果を奏することができる。
【0027】次に、図示しないが、本発明のワイヤーソ
ーのガイドローラ磨耗量検知方法及びその装置の第4実
施例を説明する。第4実施例は、第3実施例の変形例
で、図5のタコメータ82の代わりにガイドローラ1
8、22の回転音の周波数を検知する周波数測定器を設
けると共に、演算装置では、磨耗がない状態でのガイド
ローラの基準周波数に対する測定周波数の変化量が演算
されるようにしたものである。即ち、第2の発明で説明
したと同様に、走行するワイヤー14でガイドローラ1
8、22の案内溝70が磨耗されると、ガイドローラ1
8、22の回転速度が速くなる。そして、ガイドローラ
18、22の回転速度が速くなると、ガイドローラ1
8、22の回転音の周波数が高くなる。これにより、ガ
イドローラ18、22の案内溝70の磨耗量を検知する
ことができる。これにより、第4実施例の場合も、第1
実施例と同様の効果を奏することができる。
【0028】尚、本実施例では、被加工物として半導体
インゴットで説明したが、これに限定されるものではな
く、他の硬度脆性材料、例えば磁性材料やセラミック等
の切断にも適用することができる。また、本発明のワイ
ヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法及び装置は、ガ
イドローラ以外にもワイヤー列を形成する溝付きローラ
にも適用することができる。また、演算装置からの出力
先は警報装置に限定されるものではなく、ワイヤーソー
の制御機構にフィードバックさせて、ガイドローラの磨
耗限界になったらワイヤーソーが停止するようにしても
よい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
ワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法及びその装
置によれば、走行するワイヤーのワイヤー走行系路のう
ちガイドローラを挟む2点間に電流を流してその電流値
又は電圧値を測定すると共に、ガイドローラの案内溝が
磨耗するとガイドローラから前記電流がリークするよう
に設定し、測定した電流値又は電圧値の変化からガイド
ローラの磨耗量を検知するようにした。
【0030】また、第2の発明によれば、ワイヤーとガ
イドローラとの間に電位を与えておき、ワイヤーとガイ
ドローラとの間の電流値又は電圧値を測定すると共に、
ガイドローラの案内溝が磨耗すると、ワイヤーとガイド
ローラたが導通するように設定し、測定した電流値又は
電圧値の変化からガイドローラの磨耗量を検知するよう
にした。
【0031】また、第3の発明によれば、走行するワイ
ヤーに係合して回転するガイドローラの回転数を測定
し、測定した回転数の変化からガイドローラの磨耗量を
検知するようにした。また、第4の発明によれば、走行
するワイヤーに係合して回転するガイドローラの回転音
の周波数を測定し、測定した周波数の変化からガイドロ
ーラの磨耗量を検知するようにした。
【0032】これにより、第1、第2、第3及び第4の
発明ともに、ワイヤーを走行させたままでガイドローラ
の磨耗度を連続的に検知することができる。従って、従
来のように作業員の目視に頼る必要がないので、作業員
の負担を軽減することができる。また、作業員の個人的
な判断による判断ミスが無くなり、ガイドローラの磨耗
限界を正確に知ることができるので、ワイヤーの断線事
故を未然に防止することができる。また、検知の度にワ
イヤーソーを停止する必要がないので、作業能率を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のワイヤーソーのガイドローラ
磨耗量検知方法及びその装置の第1実施例を説明するも
ので、本発明のワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知
装置を組み込んだワイヤーソーの概略構成図である。
【図2】図2は、本発明のワイヤーソーのガイドローラ
磨耗量検知装置に用いるガイドローラの構造を説明する
要部断面図
【図3】図3は、図2のガイドローラの案内溝がワイヤ
ーで磨耗した状態を示し、本発明のワイヤーソーのガイ
ドローラ磨耗量検知方法の第1実施例の作用を説明する
説明図
【図4】図4は、本発明のワイヤーソーのガイドローラ
磨耗量検知方法及びその装置の第2実施例を説明する要
部断面図
【図5】図5は、本発明のワイヤーソーのガイドローラ
磨耗量検知方法及びその装置の第3実施例を説明するも
ので、本発明のワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知
装置を組み込んだワイヤーソーの概略構成図である。
【符号の説明】
10、80…ワイヤーソー 12…溝付きローラ 14…ワイヤー 16…ワイヤー列 18、22…ガイドローラ 20…巻取ロール 24…供給リール 30…砥液供給ノズル 32…加工液 34…ワーク送りテーブル 36…半導体インゴット 38…ワークブロック 40…スライスベース 42、44…カーボンブラシ 48…電源装置 50…電流計 52…電気回路 56、86…演算装置 60…警報装置 66…導体部材 68…不導体部材 70…ガイドローラの案内溝 74…ガイドローラ用カーボンブラシ 82…タコメータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイヤー
ソーのガイドローラ磨耗量検知方法及びその装置の好ま
しい実施例について詳説する。本発明のワイヤーソーの
ガイドローラ磨耗量検知方法及びその装置の第1実施例
を説明する。図1は、本発明のワイヤーソーのガイドロ
ーラ磨耗量検知装置を組み込んだワイヤーソー10の概
略構成図である。図1に示すように、3本の溝付きロー
ラ12、12、12に電気的な導体性を有する1本のワ
イヤー14が所定の張力で順次巻き掛けられてワイヤー
列16が形成される。また、ワイヤー14の一方端はワ
イヤー14に係合して従動回転する複数のガイドローラ
18、18を経由して巻取リール20に巻回される。ま
た、ワイヤー14の他方端は、ワイヤー14に係合して
従動回転する複数のガイドローラ22、22を経由して
供給リール24に巻回される。そして、供給リール24
から繰り出されたワイヤー14は、図中実線矢印26方
向に高速走行(600m/分以上)しながら巻取リール
20に巻き取られる。また、巻取リール20に巻き取ら
れたワイヤー14は図中破線矢印28方向に逆走行して
供給リール24に巻き取られる。即ち、ワイヤー14は
供給リール24と巻取リール20の間を往復走行する。
また、高速走行するワイヤー14には、砥液供給ノズル
30から砥粒(通常、GC♯600〜♯1000程度の
ものが使用される)を含む加工液32が供給される。2
本の砥液供給ノズル30を設けた理由は、ワイヤー14
の往復走行に対応させるためである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するワイヤーに被加工物を押し当てる
    と共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多
    数の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであっ
    て、前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイド
    ローラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検
    知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於
    いて、 前記ワイヤーのワイヤー走行系路のうち前記ガイドロー
    ラを挟む2点間に電流を流してその電流値又は電圧値を
    測定すると共に、前記ガイドローラの案内溝が磨耗する
    とガイドローラから前記電流がリークするように設定
    し、 前記測定した電流値又は電圧値の変化から前記ガイドロ
    ーラの磨耗量を検知することを特徴とするワイヤーソー
    のガイドローラ磨耗量検知方法。
  2. 【請求項2】走行するワイヤーに被加工物を押し当てる
    と共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多
    数の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであっ
    て、前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイド
    ローラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検
    知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於
    いて、 前記ワイヤーと前記ガイドローラとの間に電位を与えて
    おきその電流値又は電圧値を測定すると共に、前記ガイ
    ドローラの案内溝が磨耗するとガイドローラと前記ワイ
    ヤーとの間が導通するように設定し、 前記測定した電流値又は電圧値の変化から前記ガイドロ
    ーラの磨耗量を検知することを特徴とするワイヤーソー
    のガイドローラ磨耗量検知方法。
  3. 【請求項3】走行するワイヤーに被加工物を押し当てる
    と共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多
    数の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであっ
    て、前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイド
    ローラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検
    知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於
    いて、 前記走行するワイヤーに係合して回転するガイドローラ
    の回転数を測定し、測定した回転数の変化からガイドロ
    ーラの磨耗量を検知することを特徴とするワイヤーソー
    のガイドローラ磨耗量検知方法。
  4. 【請求項4】走行するワイヤーに被加工物を押し当てる
    と共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多
    数の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであっ
    て、前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイド
    ローラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検
    知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法に於
    いて、 前記走行するワイヤーに係合して回転するガイドローラ
    の回転音の周波数を測定し、測定した周波数の変化から
    ガイドローラの磨耗量を検知することを特徴とするワイ
    ヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法。
  5. 【請求項5】走行するワイヤーに被加工物を押し当てる
    と共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多
    数の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであっ
    て、前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイド
    ローラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検
    知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知装置に於
    いて、 前記ガイドローラの案内溝を表面が不導体で内部が導体
    の二重構造に形成すると共に前記導体を接地し、 前記ワイヤーのワイヤー走行系路のうち前記ガイドロー
    ラを挟む2点間に電流を流す電源装置を設け、 前記2点間を流れる電流値又は電圧値を測定する測定手
    段を設け、 測定した電流値又は電圧値の変化から前記ガイドローラ
    の磨耗量を検知することを特徴とするワイヤーソーのガ
    イドローラ磨耗量検知装置。
  6. 【請求項6】走行するワイヤーに被加工物を押し当てる
    と共に、前記ワイヤーに砥粒を含む加工液を供給して多
    数の薄板状のウェーハに切断するワイヤーソーであっ
    て、前記ワイヤーに係合してワイヤーを案内するガイド
    ローラの案内溝が前記ワイヤーで磨耗される磨耗量を検
    知するワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知装置に於
    いて、 前記ガイドローラの案内溝を表面が不導体で内部が導体
    の二重構造に形成し、 前記ワイヤーと前記導体との間に電位を与える電源装置
    を設け、 前記ワイヤーと前記導体との間の電流値又は電圧値を測
    定する測定手段を設け、 測定した電流値又は電圧値の変化から前記ガイドローラ
    の磨耗量を検知することを特徴とするワイヤーソーのガ
    イドローラ磨耗量検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102548696A (zh) * 2009-09-18 2012-07-04 应用材料公司 供线锯装置所用的滑轮、线锯装置及操作方法
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TWI831490B (zh) * 2022-11-30 2024-02-01 環球晶圓股份有限公司 提供斷線警示的方法及裝置

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