JPH07314320A - ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置 - Google Patents

ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置

Info

Publication number
JPH07314320A
JPH07314320A JP13947294A JP13947294A JPH07314320A JP H07314320 A JPH07314320 A JP H07314320A JP 13947294 A JP13947294 A JP 13947294A JP 13947294 A JP13947294 A JP 13947294A JP H07314320 A JPH07314320 A JP H07314320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
guide roller
wear
levers
points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13947294A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouzou Katamachi
省三 片町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP13947294A priority Critical patent/JPH07314320A/ja
Publication of JPH07314320A publication Critical patent/JPH07314320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0053Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者による検査を不要とし、自動的にガイ
ドローラの案内溝の摩耗を検出することができるワイヤ
ソーのガイドローラ摩耗検出装置を提供する。 【構成】 検出対象のガイドローラ14を跨るワイヤ1
3の2箇所13a及び13bに2個の導電性接触子41
を接触させ、接触する2点間に電源42と電圧検出手段
43を接続して、接触する2点間の電気抵抗の変化を検
出して接触する2点間のワイヤ長さの変化を検出し、こ
れによってガイドローラ14の案内溝14aの摩耗を検
出する。また、摩耗検出は機械の稼働前や終了時等ワイ
ヤ13の走行停止時に行い、ワイヤ13の走行時には、
摩耗検出は行わず、ワイヤ13の2箇所13a及び13
bと2個の導電性接触子41は接触しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥粒を含むワイヤを走
行させるとともに前記ワイヤに被加工物を押し当てて被
加工物を薄板状に切断するワイヤソーにおける、前記ワ
イヤを案内するガイドローラの案内溝の摩耗を検出する
ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体インゴットやセラミックス等の被
加工物(以下「ワーク」という)を薄板状に切断する切
断装置の一つにワイヤソーがある。このワイヤソーは砥
粒が付着したワイヤを多数平行に並べて高速走行させ、
そのワイヤにワークを押し当てることによってワークを
多数の薄板状に切断する。
【0003】図5に一般的なワイヤソーの主要構成を示
す。図5において、ワイヤリール11及び12は連動し
てワイヤ13の供給及び回収を行う。図5の例ではワイ
ヤリール11が供給側、ワイヤリール12が回収側とし
て表している。ワイヤリール11から送り出されたワイ
ヤ13は多数のガイドローラ14を経由して3個の溝付
きローラ15に巻き掛けられる。溝付きローラ15には
円周上に多数の溝が設けられており、ワイヤ13は各溝
に順次巻き掛けられた後、再び多数のガイドローラ14
を経由してワイヤリール12に回収される。溝付きロー
ラ15の各溝にワイヤ13が順次巻き掛けられることに
よってワイヤ列16が形成されるが、ワイヤ列16の3
辺のうちの1辺の加工ワイヤ列16aの上方には砥粒液
供給装置17から供給される砥粒液を吐出する砥粒液供
給ノズル18が設けられていて、加工ワイヤ列16aに
砥粒液が吐出されワイヤに砥粒が付着する。ワイヤ13
は高速で走行しており、これによって、砥粒が付着し高
速で走行する加工ワイヤ列16aが構成される。このよ
うな状態の加工ワイヤ列16aに下側からワークブロッ
ク21に固定されたワーク20を押しつけると、ワーク
20は砥粒が付着したワイヤ13によって加工ワイヤ列
16aのワイヤ間隔分ごとに薄板状に切断される。
【0004】なお、砥粒が付着したワイヤ13はワイヤ
リール12に回収される前にワイヤ洗浄装置19を通過
して砥粒が除去される。また、図5では砥粒液供給ノズ
ル18及びワイヤ洗浄装置19は2箇所にあるが、これ
は前述した方向と反対側にワイヤ13を走行する場合、
すなわち、ワイヤリール12をワイヤ供給側、ワイヤリ
ール11を回収側として用いる場合にも対応するためで
あり、通常は、所定の時間ごとにワイヤ13の走行方向
を切換えワイヤ13を往復走行させることによって連続
運転を行う。また、ワイヤ13は一般的に鋼線で導電性
を有している。
【0005】ワイヤソーはこのように構成されており、
前述したように、ワイヤ13はワイヤリール11及びワ
イヤリール12の間を多数のガイドローラ14によって
所定の位置に案内される。この場合、溝付きローラ15
を通過したワイヤ13には砥粒が付着しており、ワイヤ
洗浄装置19を通過した後でも十分に砥粒が除去されな
かったりワイヤ13そのものが硬いこと等から、機械を
稼働していくとガイドローラ14の案内溝が摩耗する。
【0006】この場合、初期状態ではワイヤ13はガイ
ドローラ14の案内溝の底面に接触しているが、案内溝
は次第にワイヤ13の直径分の幅で削られていくので、
摩耗が進行するとワイヤ13は案内溝の両側にも接触す
るようになる。この状態を放置しておくとワイヤ13は
ガイドローラ14と擦れ合って摩耗し断線する危険性が
ある。加工途中でワイヤ13が断線すると、そのワーク
は使用不能となるとともに、機械にも損傷を与え大きな
損害となる。したがって、ガイドローラ14の摩耗は早
期に検出する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤソーでは、一定時間機械を稼働させたら機械を停
止して作業員が多数のガイドローラ14を一個ずつ目視
で検出するため、検出に時間がかかり機械の稼働率が低
下するとともに、作業者に大きな負担となるという問題
がある。また、砥粒等が飛散した機械内にあるガイドロ
ーラ14を点検するのは非常に困難で、検出もれが発生
しやすいという問題もある。
【0008】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、作業者による検査を不要とし、自動的にガイド
ローラの案内溝の摩耗を検出することができるワイヤソ
ーのガイドローラ摩耗検出装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、砥粒を含むワイヤ13を走行させるとと
もにワイヤ13にワーク20を押し当ててワーク20を
薄板状に切断するワイヤソーにおける、ワイヤ13を案
内するガイドローラ14の案内溝14aの摩耗検出装置
を、 (イ)ワイヤ13に導電性を有するものを用いる。 (ロ)摩耗検出対象のガイドローラ14の近傍に、ガイ
ドローラ14を跨るワイヤ13の2箇所13a及び13
bを、互いに導通しない2個の導電性接触子41で挟む
挟み手段30を設ける。 (ハ)2個の導電性接触子41の一方と他方の間に電源
42を接続する。 (ニ)2個の導電性接触子41の一方と他方の間に電圧
検出手段43を接続する。 (ホ)電圧検出手段43からの信号によってガイドロー
ラ14の案内溝14aの摩耗を判断する判断部44を設
ける。 以上のように構成し、ワイヤ13の走行停止時に、2個
の導電性接触子41がワイヤ13の2箇所13a及び1
3bに接触してガイドローラ14の案内溝14aの摩耗
を検出するようにした。
【0010】また、挟み手段30を、 (イ)ガイドローラ14の近傍にベース31を設ける。 (ロ)ベース31に揺動自在に2個のレバー33及び3
4を設け、レバー33及び34のワイヤ13の2箇所1
3a及び13bを挟む部分は絶縁体とする。 (ハ)2個のレバー33及び34のうち少なくとも一方
のレバー33のワイヤ13の2箇所13a及び13bを
挟む部分に導電性接触子41を1個ずつ固着する。 (ニ)摩耗検出時に、2個のレバー33及び34を互い
に近づけて2個の導電性接触子41をワイヤ13の2箇
所13a及び13bに接触させる付勢手段35及び37
を設ける。 (ホ)ワイヤ13の走行時に、2個のレバー33及び3
4を互いに引き離す逃がし手段38を設ける。 以上のように構成した。
【0011】また、電源42を定電流電源とした。
【0012】
【作用】本発明に係るワイヤソーのガイドローラ摩耗検
出装置によれば、ガイドローラ14の案内溝14aが摩
耗すると、ガイドローラ14を跨るワイヤ13の2箇所
13a及び13bと導電性接触子41が接触する2点間
の、ガイドローラ14を跨るワイヤ長さが変化し、その
間の電気抵抗が変化するのでこれを検出するようにし
た。摩耗検出は機械の稼働前や終了時等ワイヤ13の走
行停止時に行う。この場合、摩耗検出時に、挟み手段3
0によって2個のレバー33及び34が互いに近づき、
2個の導電性接触子41がワイヤ13の2箇所13a及
び13bに接触してガイドローラ14の案内溝14aの
摩耗を検出するが、ワイヤ13の走行時には、逃がし手
段38によって2個のレバー33及び34が互いに引き
離されてワイヤ13の2箇所13a及び13bと2個の
導電性接触子41は接触しない。また、電源42を定電
流電源することにより、抵抗の小さい変化が検出できる
ので、ワイヤ13の2箇所13a及び13bと導電性接
触子41が接触する2点間のワイヤ長さの変化が小さく
ても検出できる。
【0013】
【実施例】本発明に係るワイヤソーのガイドローラ摩耗
検出装置の実施例の原理を図1に示す。図1はガイドロ
ーラ14の案内溝14aの変化を示たもので、左側が案
内溝14aの初期状態、右側が案内溝14aが摩耗した
状態である。図1に示すように、案内溝14aの直径
を、案内溝14aが初期状態のときをDa、摩耗許容限
界をDbとすると、ガイドローラ14を跨るワイヤ13
の2箇所13a及び13bと導電性接触子41が接触す
る2点(点A及び点B)間(以下、「点AB間」とい
う)の、ガイドローラ14を跨るワイヤ長さLa(初期
状態)とLb(摩耗許容限界)との差は次のようにな
る。 La−Lb=(Da−Db)π/2 このワイヤ長さの変化(La−Lb)を、この間の電気
抵抗の変化を利用して検出するのが本発明の原理であ
る。
【0014】本発明に係るワイヤソーのガイドローラ摩
耗検出装置の実施例の基本構成を図2に示す。図2はワ
イヤ13の2箇所13a及び13bと導電性接触子41
の接触及び非接触状態と検出回路を示したもので、左側
が案内溝14aが初期状態で非接触状態(ワイヤ13の
走行時)、右側が案内溝14aが摩耗した状態で接触状
態(摩耗検出時)を示している。図2において、挟み手
段30の2個のレバー33及び34のワイヤ13の2箇
所を挟む挟み部分33a及び34aは絶縁体で、そのう
ち一方のレバー33の絶縁部分33aの2箇所に導電性
接触子41が1個ずつ固着され、導電性接触子41の一
方と他方の間に電源(定電流電源)42及び電圧検出手
段43が接続されている。また、電圧検出手段43には
ガイドローラ14の案内溝14aの摩耗を判断する判断
部44が接続されている。
【0015】これによって、摩耗検出時に、挟み手段3
0によって2個のレバー33及び34の挟み部分33a
及び34aは互いに近づき、2個の導電性接触子41が
ワイヤ13の2箇所13a及び13bに接触すると、点
AB間に電流が流れるので、電圧検出手段43によって
点AB間の電圧が検出される。この場合、点AB間の電
気抵抗は点AB間の長さに比例して変化するので、点A
B間の電圧の変化を検出することによって逆に点AB間
の長さの変化を検出することができる。AB間の電圧の
変化は電圧検出手段43で検出され、判断部44に送ら
れる。判断部44ではAB間の電圧の変化からガイドロ
ーラ14の案内溝14aの摩耗が許容限界に達したと判
断すると外部に信号を出して知らせる。また、ワイヤ1
3の走行時には、2個のレバー33及び34の挟み部分
33a及び34aは互いに引き離されてワイヤ13の2
箇所13a及び13bと2個の導電性接触子41は接触
しないので、ワイヤ13の走行の妨げとならない。な
お、電源42を定電流電源することにより、点AB間の
電気抵抗の変化があっても点AB間を流れる電流の変化
は非常に小さく、抵抗の小さい変化が検出できるので、
点AB間の長さの変化が小さくても検出できる。
【0016】本発明に係るワイヤソーのガイドローラ摩
耗検出装置の挟み手段30の実施例の要部を図3及び図
4に示す。図3は側面図でワイヤ13の2箇所13a及
び13bと導電性接触子41の接触状態、図4は図3の
C−C断面図(正面図)である。図3及び図4におい
て、検出対象のガイドローラ14の軸受け台の近傍にベ
ース31が設けられ、ベース31の2箇所に軸32が固
着されている。軸32には揺動自在にレバー33及び3
4が設けられ、レバー33及び34は略T字形状になっ
ており、挟み部分33a及び34a(ガイドローラ14
側)の幅がワイヤ13の2箇所13aと13bとの距離
より大きいとともに、絶縁体になっている。レバー33
の挟み部分33aの両端には導電性接触子41が1個ず
つ固着されている。レバー33及び34には傾斜部分3
3b及び34bが形成されている。また、レバー33は
圧縮バネ35によってワイヤ13の2箇所13a及び1
3b側に付勢され、レバー34は圧縮バネ37によって
ワイヤ13の2箇所13a及び13b側に付勢されてい
る。ベース31に設けられたストッパ36はレバー33
の付勢状態の位置を設定するものである。さらに、ベー
ス31にエアシリンダ38が設けられ、エアシリンダ3
8のピストンの先端には先端略球状の逃がしヘッド38
aが固着されている。
【0017】これによって、摩耗検出時には、エアシリ
ンダ38のピストンが下降し逃がしヘッド38aがレバ
ー33及び34の傾斜部分33b及び34bから外れる
ので、レバー33の挟み部分33aはストッパ36に規
制されるまで、圧縮バネ35によってワイヤ13の2箇
所13a及び13b側に移動し、レバー34の挟み部分
34aは圧縮バネ37によってワイヤ13の2箇所13
a及び13b側に移動する。この結果、レバー33及び
34の挟み部分33a及び34aは互いに近づきワイヤ
13の2箇所13a及び13bを挟むので、2個の導電
性接触子41がワイヤ13の2箇所13a及び13bに
接触する。また、ワイヤ13の走行時には、エアシリン
ダ38のピストンが上昇し逃がしヘッド38aがレバー
33及び34の傾斜部分33b及び34bに当接して、
2個のレバー33及び34の挟み部分33a及び34a
を互いに引き離すので、2個の導電性接触子41はワイ
ヤ13の2箇所13a及び13bから離れる。
【0018】なお、実施例では2個の導電性接触子41
とワイヤ13の2箇所13a及び13bの接触をレバー
機構を用いた場合を示したが、これに限らず、平行移動
機構で行ってもよい。また、実施例では2個のレバー3
3及び34でワイヤ13の2箇所13a及び13bを挟
む方法を示したが、一方(例えばレバー33)をワイヤ
13の2箇所13a及び13bから僅かに離して固定
し、他方のみを可動させる方法でもよい。さらに、実施
例では付勢手段35及び37は圧縮バネを用いたが、他
の弾性体でもよいし、逃がし手段38はエアシリンダを
用いたが、電磁式アクチュエータ等他の手段でもよいこ
とはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワイ
ヤソーのガイドローラ摩耗検出装置によれば、摩耗検出
は機械の稼働前や終了時等ワイヤ13の走行停止時に行
い、ガイドローラ14を跨るワイヤ13の2箇所13a
及び13bに2個の導電性接触子41を接触させ、接触
する2点間のワイヤ長さの変化を、その間の電気抵抗の
変化によって検出するようにした。また、ワイヤ13の
走行時には、ワイヤ13の2箇所13a及び13bと2
個の導電性接触子41は接触しないようにした。したが
って、作業者による検査を不要とし、自動的にガイドロ
ーラ14の案内溝14aの摩耗を検出することができる
ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置を提供すること
ができる。
【0020】また、本発明に係るワイヤソーのガイドロ
ーラ摩耗検出装置によれば、ガイドローラ14の案内溝
14aの摩耗を初期状態と摩耗許容限界の中間状態につ
いても検出することができるので、摩耗が許容限界に達
する前にも検知することができる。さらに、ワイヤ走行
時には検出装置はワイヤ走行の妨げとならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガイドローラ摩耗検出装置の実施
例の原理図(ガイドローラの案内溝の変化を示たもの
で、左側が案内溝の初期状態、右側が案内溝が摩耗した
状態)
【図2】本発明に係るガイドローラ摩耗検出装置の実施
例の基本構成図(ワイヤと導電性接触子の接触及び非接
触状態と検出回路を示したもので、左側が案内溝が初期
状態で非接触状態、右側が案内溝が摩耗した状態で接触
状態)
【図3】本発明に係るガイドローラ摩耗検出装置の挟み
手段30の実施例の要部を示す図(側面図でワイヤと導
電性接触子の接触状態)
【図4】図3のC−C断面図(正面図)
【図5】一般的なワイヤソーの主要構成図
【符号の説明】
13a、13b……ガイドローラを跨るワイヤの2箇所 14a……ガイドローラの案内溝 33a、34a……レバーのワイヤ挟み部分 41………導電性接触子 42………電源 43………電圧検出手段 44………判断部 A、B……ワイヤと導電性接触子の接触点 La、Lb……AB間のワイヤ長さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥粒を含むワイヤを走行させるとともに前
    記ワイヤに被加工物を押し当てて被加工物を薄板状に切
    断するワイヤソーにおける、前記ワイヤを案内するガイ
    ドローラの案内溝の摩耗を検出するガイドローラ摩耗検
    出装置であって、 導電性を有する前記ワイヤと、 摩耗検出対象の前記ガイドローラの近傍に設けられ、前
    記ガイドローラを跨る前記ワイヤの2箇所を互いに導通
    しない2個の導電性接触子で挟む挟み手段と、 前記2個の導電性接触子の一方と他方の間に接続された
    電源と、 前記2個の導電性接触子の一方と他方の間に接続された
    電圧検出手段と、 前記電圧検出手段からの信号によって前記ガイドローラ
    の摩耗を判断する判断部と、 から構成され、 前記ワイヤの走行停止時に、前記2個の導電性接触子が
    前記ワイヤの2箇所に接触して前記ガイドローラの案内
    溝の摩耗を検出することを特徴とするワイヤソーのガイ
    ドローラ摩耗検出装置。
  2. 【請求項2】前記挟み手段が、 前記ガイドローラの近傍に設けられたベースと、 前記ベースに揺動自在に設けられ、前記ワイヤの2箇所
    を挟む部分が絶縁体である2個のレバーと、 前記2個のレバーのうち少なくとも一方のレバーの前記
    ワイヤの2箇所を挟む部分に固着された前記2個の導電
    性接触子と、 摩耗検出時に、前記2個のレバーを互いに近づけて前記
    2個の導電性接触子を前記ワイヤの2箇所に接触させる
    付勢手段と、 前記ワイヤの走行時に、前記2個のレバーを互いに引き
    離す逃がし手段と、から構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載のワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記電源が、定電流電源であることを特徴
    とする請求項1に記載のワイヤソーのガイドローラ摩耗
    検出装置。
JP13947294A 1994-05-30 1994-05-30 ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置 Pending JPH07314320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13947294A JPH07314320A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13947294A JPH07314320A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07314320A true JPH07314320A (ja) 1995-12-05

Family

ID=15246045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13947294A Pending JPH07314320A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07314320A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064874B1 (ko) * 2011-01-31 2011-09-16 오성엘에스티(주) 와이어쏘 장치용 가이드 롤러
KR101402237B1 (ko) * 2012-11-15 2014-05-30 한국생산기술연구원 가이드롤러의 마멸에 따른 와이어 권취오차의 보상장치 및 그것이 설치된 와이어소
CN104267030A (zh) * 2014-09-16 2015-01-07 协鑫阿特斯(苏州)光伏科技有限公司 多线切割用导轮的磨损值检测方法
CN115870571A (zh) * 2022-12-05 2023-03-31 北京天科合达半导体股份有限公司 一种切割装置控制方法、系统、设备及介质

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064874B1 (ko) * 2011-01-31 2011-09-16 오성엘에스티(주) 와이어쏘 장치용 가이드 롤러
CN102615727A (zh) * 2011-01-31 2012-08-01 五星Lst有限公司 线锯装置用导向辊
TWI454355B (zh) * 2011-01-31 2014-10-01 Osung Lst Co Ltd 線鋸裝置用導向輥
KR101402237B1 (ko) * 2012-11-15 2014-05-30 한국생산기술연구원 가이드롤러의 마멸에 따른 와이어 권취오차의 보상장치 및 그것이 설치된 와이어소
CN104267030A (zh) * 2014-09-16 2015-01-07 协鑫阿特斯(苏州)光伏科技有限公司 多线切割用导轮的磨损值检测方法
CN115870571A (zh) * 2022-12-05 2023-03-31 北京天科合达半导体股份有限公司 一种切割装置控制方法、系统、设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2628558A1 (en) Diamond wire saw device and method
JPH07314320A (ja) ワイヤソーのガイドローラ摩耗検出装置
JPS6263019A (ja) 自動結線終了検出装置
WO2014002721A1 (ja) 電線処理装置および電線処理装置の電線状態検出方法
EP0021715B1 (en) Electric discharge machines
JPH0113976B2 (ja)
US5809986A (en) Wire derailment detecting apparatus for wire saw
US5340958A (en) Method and apparatus for wire feeding in a wire-cut electroerosion apparatus
US6523251B2 (en) Method for removing insulation from a flat cable
JPH09207127A (ja) ワイヤソーのローラ摩耗検知装置
JPH07266213A (ja) ワイヤソーのガイドローラ摩耗検知装置
JPH07205015A (ja) ワイヤーソーのワイヤー磨耗量検知方法及びその装置
JPS6263018A (ja) ワイヤカツト放電加工機におけるワイヤ電極断線位置検出方法
JP3425032B2 (ja) ワイヤソー
JPH07299729A (ja) ワイヤソーのガイドローラ摩耗検知装置
KR101674758B1 (ko) 선재 치수 측정장치 및 이를 포함하는 압연시스템
JPH0839542A (ja) ワイヤーソーのワイヤー磨耗量検知装置
JP3144278B2 (ja) ワイヤソーのワイヤ脱線検出装置
JPS6144610B2 (ja)
JPH07205016A (ja) ワイヤーソーのガイドローラ磨耗量検知方法 及びその装置
KR102641267B1 (ko) 타이어 고무의 시험용 시편을 채취하기 위한 시편 채취 장치
US20030115757A1 (en) Method and equipment for stripping a flat cable
JPH0929694A (ja) 切断装置
KR20230077402A (ko) 공구 파손 감지 장치
JPH0970824A (ja) ワイヤソーのワイヤ脱線検出装置