JP2000071163A - ワイヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置 - Google Patents

ワイヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置

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JP2000071163A
JP2000071163A JP34833398A JP34833398A JP2000071163A JP 2000071163 A JP2000071163 A JP 2000071163A JP 34833398 A JP34833398 A JP 34833398A JP 34833398 A JP34833398 A JP 34833398A JP 2000071163 A JP2000071163 A JP 2000071163A
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groove
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groove roller
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Nozomi Takai
望 高井
Hiroshi Kawarai
宏 河原井
Shigeru Okubo
茂 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】確実にグルーブローラの磨耗を検知することが
できるワイヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置を提供
すること。 【解決手段】グルーブローラ18Aが磨耗して使用限界
径rに達すると、ワイヤ14と接触検出バー54Aが接
触する。ワイヤ14には、一定の電圧が印加されている
ので、接触すると、絶縁状態であった接触検出バー54
Aには瞬時、電流が流れる。制御装置46は、この電流
を検出することにより、グルーブローラ18Aの磨耗を
検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤソーのグルー
ブローラ磨耗検知装置に係り、特にシリコン、ガラス、
セラミックス等の脆性材料を切断するワイヤソーのグル
ーブローラ磨耗検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソーで使用しているグルーブロー
ラは、表面がプラスチック等の合成樹脂材で形成され、
使用しているうちに走行するワイヤによってグルーブロ
ーラの溝が次第に不規則に磨耗してきて、被加工物の切
断面精度が悪化してくる。このため、適当な時期に新し
いグルーブローラと交換する必要がある。
【0003】従来は、グルーブローラの交換を時間管理
とし、所定時間経過すると、新しいグルーブローラと交
換するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た時間管理の方法では、グルーブローラの正確な磨耗量
を把握することができず、グルーブローラの磨耗限界を
越えて使用していたり、まだ使用できるグルーブローラ
を交換してしまったりするという問題があった。本発明
は、このような事情に鑑みてなされたもので、確実にグ
ルーブローラの磨耗を検知することができるワイヤソー
のグルーブローラ磨耗検知装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ワイヤを複数個のグルーブローラに巻き掛
けてワイヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させると共に
前記ワイヤ列の切断部に被加工物を押し当てることによ
り、多数枚のウェーハを同時に切断するワイヤソーにお
いて、前記被加工物の端材がグルーブローラに接触する
のを防止する端材防止板を前記ワイヤ列の切断部に近接
して設け、該端材防止板に前記グルーブローラの磨耗を
検知する磨耗検知センサを取り付けたことを特徴とす
る。
【0006】本発明によれば、グルーブローラの磨耗を
検知する磨耗検知センサを前記ワイヤ列に近接して設け
たので、グルーブローラの交換時期を確実に知ることが
できる。また、本発明では、前記磨耗検知センサを端材
防止板に取り付けたので、特別な部材を必要とすること
なく、磨耗検知センサを取り付けることができる。請求
項2及び請求項3に記載の発明によれば、前記摩耗検出
センサに対して、前記ワイヤ列をはさんだ反対側に前記
ワイヤの断線を検知する断線検知センサを設けたので、
グルーブローラの交換時期を確実に知ることができると
ともにワイヤの断線を検出して切断加工を中断させる等
の安全対策をとることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るワイヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置の好ましい
実施の形態について詳説する。まず、本発明の第1の実
施の形態のグルーブローラ磨耗検知装置が適用されるワ
イヤソーについて説明する。
【0008】図1は、ワイヤソー10の全体構成を示す
斜視図である。同図に示すように、ワイヤリール12に
巻かれたワイヤ14は、多数のガイドローラ16、1
6、…で形成されるワイヤ走行路を経て3本のグルーブ
ローラ18A、18B、18Cに巻き掛けられ、水平な
ワイヤ列20を形成する。ワイヤ列20を形成したワイ
ヤ14は、ワイヤ列20を挟んで左右対称に形成された
他方側のワイヤ走行路を経て図示しないワイヤリールに
巻き取られる。
【0009】前記ワイヤ列20の両側に形成されるワイ
ヤ走行路には、それぞれワイヤ案内装置22、ダンサロ
ーラ24及びワイヤ洗浄装置26が配設されており(一
方側のみ図示)、ワイヤ案内装置22は、ワイヤリール
12からワイヤ14を一定ピッチでガイドする。また、
ダンサローラ24は、所定重量のウェイト(図示せず)
が架設されていて、走行するワイヤ14にこのウェイト
で一定の張力を付与する。ワイヤ洗浄装置26は、走行
するワイヤ14に洗浄液を噴射してワイヤ14に付着し
たスラリをワイヤ14から除去する。
【0010】前記一対のワイヤリール12及びグルーブ
ローラ18Cには、それぞれ正逆回転可能なモータ(図
示せず)が連結されており、前記ワイヤ14は、このモ
ータを駆動することにより、一対のワイヤリール12間
を高速で往復走行する。前記ワイヤ列20の上方には、
ワイヤ列20に対して垂直に昇降移動するワークフィー
ドテーブル28が設置されている。ワークフィードテー
ブル28にはチルチングユニット30が備えられてお
り、インゴット32は、このチルチングユニット30の
下部に保持される。チルチングユニット30は、インゴ
ット32を水平方向及び垂直方向に傾斜自在に保持し、
これにより、インゴット32の結晶方位合わせがなされ
る。
【0011】図2、図3は、それぞれ上述したワイヤソ
ーの切断部の構成を示す正面図と側面断面図である。同
図に示すように、3本のグルーブローラ18A〜18C
は、ワイヤソーの本体フレーム(図示せず)に固定され
た一対のスピンドルブラケット40L、40Rにスピン
ドルユニット42A、42A、42B、42B、42
C、42Cを介して回動自在に支持されている。このグ
ルーブローラ18A〜18Cの外周には多数の溝が一定
ピッチで形成されており、この溝にワイヤ14が順次巻
きかけられることによりワイヤ列20が形成されてい
る。
【0012】また、前記スピンドルブラケット40L、
40Rには、上方に開口した端材タンク52が架設され
る。この端材タンク52には、ポリ塩化ビニル等の絶縁
材料で形成された一対の端材防止板50A、50Bが取
り付けられている。端材防止板50A、50Bはそれぞ
れ、グルーブローラ18A、18Bの近傍で、ワイヤ列
20に近接して取り付けられる。これにより、ワイヤ列
20でインゴット32を切断する際に発生するインゴッ
ト32の端材(インゴット32が割れ、欠け等したも
の)は、たとえワイヤ14に引きずられてもグルーブロ
ーラ18A、18Bに接触する前に端材防止板50A、
50Bに接触し、端材タンク52内に落下する。
【0013】ところで、グルーブローラ18A〜18C
の近傍には、それぞれ接触検出バー54A〜54Cが設
けられている。このうち接触検出バー54A、54B
は、それぞれ前記端材防止板50A、50Bの上端内側
に取り付けられ、また、接触検出バー54Cは、絶縁材
料で形成された一対の取付ブラケット56L、56Rを
介して前記一対のスピンドルブラケット40L、40R
に取り付けられる。
【0014】これらの接触検出バー54A〜54Cは、
導電材料で形成され、信号ケーブルを介して電流計44
A〜44C(44Aのみ図示)に接続される。電流計4
4A〜44Cは、接触検出バー54A〜54Cに流れる
電流を検出し、その検出値を制御装置46に出力する。
制御装置46は、接触検出バー54A〜54Cに電流が
流れたことを検出すると、接触検出バー54A〜54C
と前記ワイヤ14が接触したと判断する。そして、接触
した接触検出バー54A〜54Cが設置されているグル
ーブローラ18A〜18Cが磨耗により使用限界に達し
たと判断する。
【0015】また、前記検流計44A〜44Cは、信号
ケーブルを介して電源58に接続される。電源58は、
直流電源、交流電源のどちらでもよく、ワイヤ14と接
触検出バー54A〜54Cとの間に電圧を印加する。グ
ルーブローラ磨耗検知装置は以上のように構成される
が、ここで、上述した接触検出バー54A〜54Cの具
体的な設置位置について説明する。
【0016】図4は、接触検出バー54A〜54Cの取
付位置の説明図である。まず、グルーブローラ18A〜
18Cの磨耗量とワイヤ14の走行位置との関係につい
て説明する。図4に示すグルーブローラ18A〜18C
は、未使用の状態で溝の半径がRであり、このとき、ワ
イヤ14は、同図に実線で示す位置でガイドされながら
走行する。前述したように、グルーブローラ18A〜1
8Cは使用により磨耗して径が縮小するので、この縮小
量に応じて前記ワイヤ14の走行位置も徐々に内側に変
位する。そして、グルーブローラ18A〜18Cが磨耗
して使用限界径であるrに達すると、ワイヤ14は、2
点鎖線で示す位置を走行するようになる。
【0017】前記接触検出バー54A〜54Cは、グル
ーブローラ18A〜18Cが使用限界径rに達した時の
ワイヤに接触する位置に設置しておく。即ち、接触検出
バー54Aは、図4に示したように、その上端位置が2
点鎖線の位置になるように設置する。なお、端材防止板
50A、50Bは、その上端位置が接触検出バー54
A、54Bの上端位置と一致するように設置しておく。
これにより、グルーブローラ18A、18Bが使用限界
径rになる前に、ワイヤ14が端材防止板50A、50
Bに接触することはない。また、このように接触検出バ
ー54A、54Bを取り付けることにより、端材防止板
50A、50Bと接触検出バー54A、54Bのワイヤ
14に対する位置調整を同時に行うことができる。
【0018】次に、前記のごとく構成されたグルーブロ
ーラ磨耗検知装置の作用について説明する。まず、ワイ
ヤソー10の稼働とともに、ワイヤ14と接触検出バー
54A〜54Cとの間に電源58により一定の電圧を印
加する。走行するワイヤ14には、砥粒が付着している
ため、使用を重ねているうちにグルーブローラ18A〜
18Cの溝は磨耗する。この磨耗によりグルーブローラ
18A〜18Cの溝は縮径し、これに伴ってワイヤ14
の走行位置も変化する。
【0019】ここで、たとえばグルーブローラ18Aの
溝が磨耗により使用限界径rに達したとする。グルーブ
ローラ18Aの溝の径が使用限界径rに達すると、その
磨耗した溝によってガイドされるワイヤ14が接触検出
バー54Aに接触し、その接触検出バー54Aに電流が
流れる。接触検出バー54Aに電流が流れると、制御装
置46は、グルーブローラ18Aの溝が使用限界径rに
達したことを検知し、グルーブローラ18Aの交換時期
であることをランプや音声によってオペレータに警告す
る。オペレータは、この警告を受けてグルーブローラ1
8Aを新しいものに交換する。
【0020】なお、グルーブローラ18B、18Cが磨
耗した場合も、上記したグルーブローラ18Aの場合と
同様に、接触検出バー54B、54Cとワイヤ14が接
触し、この接触を制御装置46が検知することにより、
グルーブローラ18B、18Cの磨耗を正確に検出する
ことができる。このように、本実施の形態のワイヤソー
のグルーブローラ磨耗検知装置によれば、グルーブロー
ラ18A〜18Cが使用限界まで磨耗したことを直接判
断することができるので、誤動作無く、確実に使用限界
でグルーブローラ18A〜18Cの交換を行うことがで
きる。
【0021】また、テンション変動などによって一本だ
けが他の溝よりも突出して磨耗した場合であっても、早
急にこれを検知することができるため、グルーブローラ
の芯鋼まで切断して装置を損傷したり、ワイヤ14の断
線を引き起こしたりすることも防止できる。また、本実
施の形態では、接触検出バー54A、54Bを端材防止
板50A、50Bに取り付けたので、接触検出バー54
A、54Bを取り付けるための特別な部材を必要とする
ことなく取り付けることができ、更に、前記ワイヤ列2
0の下方に取付スペースがない場合にも対応することが
できる。また、本実施の形態では、端材防止板50A、
50Bの位置調整を行うだけで、接触検出バー54A、
54Bの位置調整を行うことができ、接触検出バー54
A、54Bの取り付け作業を効率良く行うことができ
る。
【0022】なお、接触検出バー54A、54Bは端材
防止板50A、50Bの上端外側に設けてもよい。この
場合、インゴット32の端材が接触検出バー54A、5
4Bに接触するのを防止することができ、グルーブロー
ラ磨耗検知装置の誤作動を防止することができる。ま
た、端材防止板50A、50Bを導電材料で形成して接
触検出バー54A、54Bと一体構造とすると共に、端
材タンク52を絶縁材料で形成してもよい。これによ
り、上記した実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0023】また、接触検出バー54A、54Bを端材
防止板50A、50Bに図2で左右方向にスライド自在
に取り付けると、接触検出バー54A、54Bがワイヤ
14に接触して傷付いた場合に接触検出バー54A、5
4Bの位置をずらすだけで、再び使用することができ
る。また、接触検出バー54Cの取り付け方法は、上述
した実施の形態に限定するものではなく、例えば端材タ
ンク52等に取り付けてもよい。
【0024】次に、グルーブローラ磨耗検知装置の第2
の実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施
の形態と同一若しくは類似の部材については、同一の符
号を付してその説明を省略する。図5に示すように、各
接触検出バー54C〜54Hは、電源58により一定の
電圧が印加され、所定量の制限された電流が流れるよう
に構成される。この電流の値は、電流計44A、44D
により検出され、その検出値は制御装置60に出力され
る。一方、前記一対のワイヤリール12間を走行するワ
イヤ14は、アースされるように構成される。
【0025】上記の如く構成されたグルーブローラ磨耗
検知装置では、前記ワイヤ14が接触検出バー54C〜
54Eに接触すると、前記接触検出バー54C〜54E
に電流が流れる。制御装置60は、この電流計44Aに
流れる電流値を検知して、グルーブローラ18A〜18
Cが使用限界に達したと判断し、オペレーターに警告す
る。
【0026】このように、第2の実施の形態のグルーブ
ローラ磨耗検知装置においても、正確にグルーブローラ
18A〜18Cの磨耗を検知することができ、第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。また、上記
の如く構成されたグルーブローラ磨耗検知装置に54F
〜54Hの接触検知バーを接触検出バー54C〜54E
に対してワイヤ列20をはさんで反対側に設け、前記ワ
イヤ14が切断加工中に何らかの要因により断線して接
触検出バー54F〜54Hに接触すると、前記接触検出
バー54F〜54Hに電流が流れる。制御装置60は、
この電流計44Dに流れる電流値を検知して、ワイヤ1
4が断線したと判断し、ワイヤソーを緊急停止するとと
もにオペレーターに警告する。
【0027】更に、前記接触検出ワイヤに流れる電流値
の変化を検知する代わりに、前記接触検出ワイヤに加わ
る振動や張力変化、前記接触検出ワイヤの断線を検知す
ることにより、グルーブローラ18A〜18Cの磨耗
や、ワイヤ14の断線を検知してもよい。図6に、接触
検出バー54A、54Bを端材防止板50A、50Bに
取り付けたグルーブローラ磨耗検知装置の第3の実施の
形態について説明する。同図に示すように、端材防止板
50A、50Bと、ワイヤ列20をはさんで接触検出バ
ー54G、54Hを設けることによって、グルーブロー
ラ18A〜18Cの摩耗検知とワイヤ14の断線検出を
組み合わせた構成も可能である。
【0028】また、上述した実施の形態では、遊離砥粒
ワイヤソーの例で説明したが、固定砥粒ワイヤソーに用
いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グルーブローラが使用限界まで磨耗したことを直接検知
することができるので、グルーブローラの磨耗を確実に
検知することができる。また、本発明では、磨耗検知セ
ンサを端材防止板に取り付けたので、その取り付け作業
を簡単に且つ正確に行うことができる。
【0030】また他の発明の形態によれば、前記摩耗検
出センサに対して、前記ワイヤ列をはさんだ反対側に前
記ワイヤの断線を検知する断線検知センサを設けたの
で、グルーブローラの交換時期を確実に知ることができ
るとともにワイヤの断線を検出して切断加工を中断させ
る等の安全対策をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤソーの全体構成を示す斜視図
【図2】グルーブローラ磨耗検知装置の第1の実施の形
態の正面図
【図3】グルーブローラ磨耗検知装置の第1の実施の形
態の側面断面図
【図4】接触検出バーの取り付け説明図
【図5】グルーブローラ磨耗検知装置の第2の実施の形
態の側面断面図
【図6】グルーブローラ磨耗検知装置の第3の実施の形
態の側面断面図
【符号の説明】
10…ワイヤソー 12…ワイヤリール 14…ワイヤ 18A〜18C…グルーブローラ 20…ワイヤ列 32…インゴット 44A〜44C…電流計 46…制御装置(第1の実施の形態) 50A、50B…端材防止板 52…端材タンク 54A〜54H…接触検出バー 58…電源 60…制御装置(第2、第3の実施の形態)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤを複数個のグルーブローラに巻き
    掛けてワイヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させると共
    に前記ワイヤ列の切断部に被加工物を押し当てることに
    より、多数枚のウェーハを同時に切断するワイヤソーに
    おいて、 前記被加工物の端材が前記グルーブローラに接触するの
    を防止する端材防止板を前記ワイヤ列の切断部に近接し
    て設け、該端材防止板に前記グルーブローラの磨耗を検
    知する磨耗検知センサを取り付けたことを特徴とするワ
    イヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置。
  2. 【請求項2】 前記摩耗検出センサに対して、前記ワイ
    ヤ列をはさんだ反対側に前記ワイヤの断線を検知する断
    線検知センサを設けたことを特徴とする請求項1のワイ
    ヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置。
  3. 【請求項3】 ワイヤを複数個のグルーブローラに巻き
    掛けてワイヤ列を形成し、前記ワイヤを走行させると共
    に前記ワイヤ列の切断部に被加工物を押し当てることに
    より、多数枚のウェーハを同時に切断するワイヤソーに
    おいて、 前記ワイヤ列の切断部に近接して前記グルーブローラの
    磨耗を検知する磨耗検知センサを設け、前記摩耗検出セ
    ンサに対して、前記ワイヤ列をはさんだ反対側に前記ワ
    イヤの断線を検知する断線検知センサを設けたことを特
    徴とするワイヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置。
JP34833398A 1998-06-15 1998-12-08 ワイヤソーのグルーブローラ磨耗検知装置 Pending JP2000071163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183806A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toyo Advanced Technologies Co Ltd ワイヤソー
JP2011143510A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Takatori Corp ワイヤソーの断線検出装置

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