JPH07204123A - 密封式トイレ - Google Patents

密封式トイレ

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JPH07204123A
JPH07204123A JP266694A JP266694A JPH07204123A JP H07204123 A JPH07204123 A JP H07204123A JP 266694 A JP266694 A JP 266694A JP 266694 A JP266694 A JP 266694A JP H07204123 A JPH07204123 A JP H07204123A
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JP
Japan
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toilet
tube
frame
floorboard
stool
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JP266694A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nakaya
正行 中家
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 和式のトイレとしての密封式トイレを提供す
る。 【構成】 和式便器型の便器枠体11は、蝶番24を介
して第2床板6に連結されている。この便器枠体11を
開いた状態で、環状のチューブ21を第2床板6の便器
筐体7と筒体9の隙間から便器筐体7に入れ、ここに収
納する。このチューブ21を筒体9の周縁から該筒体9
の内側を通して閉塞ユニット3に導いている。この閉塞
ユニット3のペダル22を踏み込むと、閉塞ユニット3
は、チューブ21を引き下ろして、このチューブ21を
閉塞する。このペダル22を踏み込む度に、チューブ2
1が閉塞ユニット3の下方へ引き下ろされ、このチュー
ブ21が第1床板1の孔2を介して便槽(図示せず)に
導かれ、ここに溜められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屎尿をチューブの内
側に密封する密封式トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の密封式トイレとしては、
例えば図9に示すように構成されたものがある。このト
イレでは、ビニールのチューブ101を環状に折り畳ん
で、チューブ101を漏斗型の筒体102の周囲に配設
し、チューブ101を筒体102の上方から下方へと導
いている。筒体102の下方には、一対の挟持板103
が設けられており、各挟持板103の間にチューブ10
1を挟み込んでいる。各挟持板103の縁には、それぞ
れのヒーターが設けられている。これらのヒーターを一
時的に発熱させることにより、チューブ101を溶着
し、チューブ101を封止する。
【0003】各挟持板103の下方には、2組のローラ
104,105が配設されている。右側の1組のローラ
104は、チューブ101の右側の縁を挟み込み、左側
の1組のローラ105は、チューブ101の左側の縁を
挟み込んでいる。
【0004】ここで、便座106からチューブ101の
内側に屎尿が落下すると、この屎尿は、チューブ101
の封止部位、つまり各挟持板103の部位に溜まる。こ
の状態で、ペダル107を踏み込むと、これに応答し
て、各挟持板103が開くとともに、2組のローラ10
4,105が回転して、チューブ101を引き下げる。
このチューブ101の引き下げは、チューブ101の内
側の屎尿が各挟持板103の下側に来るまで行われる。
この後、各挟持板103が閉じて、各挟持板103のヒ
ーターが発熱し、チューブ101を封止する。したがっ
て、チューブ101の内側の屎尿は、上下の2つの封止
部位の間で密封される。
【0005】このような処理は、繰り返され、屎尿を密
封したチューブ101が容器108に溜められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
トイレは、洋式であり、使用するときには、その便座に
着座する。このため、このトイレをコンパクトな箱型に
まとめることができる。また、コンパクトな箱型である
から、その上側に蓋109を設け、この蓋109を開い
て、チューブ101を補充できるようにしている。
【0007】一方、この密封式トイレを和式のトイレに
適用することが考えられるが、和式のトイレは、便器の
両側に足場を必要とするので、コンパクトな箱型にまと
めたり、チューブ101を補充するための蓋109を設
けることはできない。
【0008】したがって、この密封式トイレを和式のト
イレに適用するには、独自の構造が必要となる。
【0009】そこで、この発明の課題は、和式のトイレ
として適格な構造を持つ密封式トイレを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、柔軟なシートからなるチューブを手繰
り寄せて環状に折り畳んだ密封部材と、この環状の密封
部材の中央に配置された筒体と、この筒体の下方に設け
られた閉塞ユニットとを備え、前記密封部材のチューブ
を前記筒体の周縁から該筒体の内側を通して前記閉塞ユ
ニットへと導き、この閉塞ユニットによって、このチュ
ーブを該閉塞ユニットの下方に引き下ろすとともに、こ
のチューブを閉塞する密封式トイレにおいて、前記筒体
の周縁を囲む開口部が形成された床板と、この床板の開
口部に開閉自在に配置された和式便器型の便器枠体とを
備えている。
【0011】また、前記便器枠体の一端を前記床板に枢
支して、この便器枠体を開閉自在に支持している。
【0012】さらに、前記床板の開口部の縁および前記
便器枠体の縁には、この便器枠体を閉じたときに、相互
に嵌合する凸部および凹部が形成されている。
【0013】
【作用】この発明の密封式トイレは、筒体の周縁を囲む
開口部が形成された床板と、この床板の開口部に開閉自
在に配置される和式便器型の便器枠体とを備えている。
この和式便器型の便器枠体を開けば、密封部材を筒体の
周縁と床板の開口部の隙間から入れて、この密封部材を
筒体の周囲に配置できる。
【0014】また、便器枠体の一端を床板に枢支して、
この便器枠体を開閉自在に支持している。これにより、
便器枠体の開閉が簡単になる。
【0015】さらに、床板の開口部の縁および便器枠体
の縁には、相互に嵌合する凸部および凹部が形成されて
いるので、この便器枠体を閉じたときに、この便器枠体
が位置決めされ、この便器枠体が確実に保持される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の密封式トイレの一実施例を
図1〜図8を参照して説明する。
【0017】この実施例のトイレでは、図1に示すよう
に第1床板1の孔2の上に、閉塞ユニット3を配設し、
この閉塞ユニット3の周囲に、前方脚部4、および2つ
の側方脚部5を突設し、これらの脚部4,5の上に、第
2床板6を載置し、この第2床板6の便器筐体7の孔8
に、朝顔型の筒体9を突設し、この便器筐体7の開口部
に和式便器型の便器枠体11を配置している。
【0018】第1床板1の縁12には、図2に示すよう
に各壁13が突設される。ここには、2つの壁13のみ
が示されているが、実際には、3つの壁と、1つのドア
が第1床板1の縁12に突設される。また、第1床板1
の下側には、図示されない便槽が配設される。これによ
り、トイレ室が形成される。
【0019】なお、図2においては、図1に示す筒体
9、および便器枠体11を省略している。
【0020】第1床板1の一辺には、噴水パイプ14が
配設されている。また、第2床板6の一辺にも、2本の
噴水パイプ15が配設されている。これらの噴水パイプ
14,15は、図示されない給水管に接続され、この給
水管から定期的に水を供給されて、この水を第1および
第2床板1,6の上に噴出する。
【0021】第1床板1には、複数の溝16が形成され
ている。これらの溝16は、傾斜しており、噴水パイプ
14から離れる程に低くなる。同様に、第2床板6に
も、複数の溝17が形成されており、これらの溝17
は、各噴水パイプ15から離れる程に低くなる。
【0022】第1および第2床板1,6が汚れて、第1
床板1の各溝16、および第2床板6の各溝17に、ゴ
ミや埃が溜まったときに、第1床板1の噴水パイプ14
から水を噴出するとともに、第2床板6の各噴水パイプ
15から水を噴出すると、第2床板6の各溝17のゴミ
や埃が第1床板1に流れ落ち、これらのゴミや埃が第1
床板1の各溝16のゴミや埃と共に押し流されて、第1
床板1の排水孔18から排出される。これにより、第1
および第2床板1,6が洗浄される。
【0023】図3は、この実施例のトイレを上から見て
示している。また、図4には、図3のA−A線に沿う断
面が示され、図5には、図3のB−B線に沿う断面が示
されている。
【0024】これらの図に示すように、第2床板6の便
器筐体7には、環状に折り畳まれたチューブ21が収納
され、この環状の中央に筒体9が位置する。このチュー
ブ21は、合成樹脂製の薄いシートからなり、このチュ
ーブ21を手繰り寄せることにより、このチューブ21
を環状に折り畳んでいる。
【0025】このチューブ21を筒体9の周縁から該筒
体9の内側を通して閉塞ユニット3に導いている。この
閉塞ユニット3は、ペダル22を有しており、このペダ
ル22が前方脚部5の長孔23を介して突出している。
このペダル22を踏み込むと、閉塞ユニット3は、チュ
ーブ21を引き下ろして、このチューブ21を閉塞す
る。このペダル22を踏み込む度に、チューブ21が閉
塞ユニット3の下方へ引き下ろされ、このチューブ21
が第1床板1の孔2を介して便槽(図示せず)に導か
れ、ここに溜められる。
【0026】便器枠体11は、蝶番24を介して第2床
板6に連結されている。これにより、便器枠体11の開
閉が容易になる。図6に示すように便器枠体11を開い
た状態で、環状のチューブ21を第2床板6の便器筐体
7と筒体9の隙間から便器筐体7に入れ、ここに収納す
る。
【0027】この便器枠体11を閉じたときには、便器
枠体11の下側周縁に形成されている環状の凹部25
に、第2床板6の便器筐体7の周縁に形成されている環
状の凸部26が嵌まり込む。これにより、便器枠体11
の位置決めが確実に行われ、この便器枠体11が保持さ
れる。
【0028】また、この便器枠体11の環状の凹部25
の内側には、もう一つの環状の凹部27が形成されてい
る。この便器枠体11を閉じたときには、この環状の凹
部27の略半ばまで、筒体9の周縁が入る。したがっ
て、チューブ21は、便器枠体11の環状の凹部27と
筒体9の周縁の隙間を通ることになる。
【0029】閉塞ユニット3は、この発明の出願人が別
の発明として先に出願したものである(特願平5−66
270号)。この閉塞ユニット3では、図7および図8
に示すように断面形状が略星型の第1および第2カム3
1,32を備え、チューブ21を第1および第2カム3
1,32の間に通している。このチューブ21の内側に
屎尿を排泄してから、ペダル22を踏み込むと、扇形ギ
ヤ33および平ギヤ34が回転して、第1カム31が矢
印Cの方向に、第2カム32が矢印Dの方向にそれぞれ
回転し、チューブ21が引き下ろされていく。第1カム
31の各羽板35と、第2カム32の各羽板36が相互
に噛み合っているので、チューブ21の屎尿を押し潰し
つつ、かつチューブ21の空気を押し出しながら、チュ
ーブ21が引き下ろされる。チューブ21は、第1およ
び第2カム31,32の間に挟まれて封止されるので、
屎尿がチューブ21に密封される。
【0030】この後、ペダル22を離すと、このペダル
22がバネ37の弾性力によって元の位置に戻るが、平
ギヤ34が空回りして、第1および第2カム31,32
は、停止した状態を保つ。
【0031】以降同様に、チューブ21の内側に排泄す
る度に、ペダル22を踏み込んで、屎尿を密封したチュ
ーブ21を閉塞ユニット3の下方に引き下ろし、このチ
ューブ21を便槽に溜める。
【0032】なお、この実施例では、図7および図8に
示す閉塞ユニット3を適用しているが、図9に示すよう
なチューブを加熱溶着するものであっても構わない。
【0033】
【効果】以上説明したように、この発明の密封式トイレ
は、和式のトイレを具現化するために、この発明に特有
の和式便器型の便器枠体を備えており、この便器枠体を
床板の開口部に開閉自在に配置して、チューブの補充を
可能にしている。
【0034】また、便器枠体を枢支しているので、便器
枠体の開閉を簡単に行える。
【0035】さらに、床板の開口部の縁および便器枠体
の縁には、相互に嵌合する凸部および凹部が形成されて
いるので、この便器枠体を閉じたときに、この便器枠体
が位置決めされ、この便器枠体が確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の密封式トイレの一実施例を示す分解
斜視図
【図2】この実施例の密封式トイレを示す斜視図
【図3】この実施例の密封式トイレを示す平面図
【図4】図3のA−A線に沿って破断して示す断面図
【図5】図3のB−B線に沿って破断して示す断面図
【図6】この実施例の密封式トイレにおける便器枠体を
開いたときの状態を示す図
【図7】この実施例の密封式トイレにおける閉塞ユニッ
トを示す斜視図
【図8】この実施例の密封式トイレにおける閉塞ユニッ
トを示す側面図
【図9】従来の密封式トイレを示す斜視図
【符号の説明】
1 第1床板 3 閉塞ユニット 6 第2床板 7 便器筐体 9 筒体 11 便器枠体 24 蝶番 25,27 凹部 26 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟なシートからなるチューブを手繰り
    寄せて環状に折り畳んだ密封部材と、この環状の密封部
    材の中央に配置された筒体と、この筒体の下方に設けら
    れた閉塞ユニットとを備え、前記密封部材のチューブを
    前記筒体の周縁から該筒体の内側を通して前記閉塞ユニ
    ットへと導き、この閉塞ユニットによって、このチュー
    ブを該閉塞ユニットの下方に引き下ろすとともに、この
    チューブを閉塞する密封式トイレにおいて、 前記筒体の周縁を囲む開口部が形成された床板と、この
    床板の開口部に開閉自在に配置された和式便器型の便器
    枠体とを備える密封式トイレ。
  2. 【請求項2】 前記便器枠体の一端を前記床板に枢支し
    て、この便器枠体を開閉自在に支持してなる請求項1に
    記載の密封式トイレ。
  3. 【請求項3】 前記床板の開口部の縁および前記便器枠
    体の縁には、この便器枠体を閉じたときに、相互に嵌合
    する凸部および凹部が形成された請求項1に記載の密封
    式トイレ。
JP266694A 1994-01-14 1994-01-14 密封式トイレ Pending JPH07204123A (ja)

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JP266694A JPH07204123A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 密封式トイレ

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JP266694A JPH07204123A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 密封式トイレ

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JP266694A Pending JPH07204123A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 密封式トイレ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101650682B1 (ko) * 2016-03-11 2016-08-25 장광주 물 무사용 위생 양변기

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