JP3362297B2 - 汚物処理バッグの製造方法 - Google Patents

汚物処理バッグの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は汚物処理バッグに関し、
より詳しくは、嘔吐物や、排便排尿などの汚物を収納
し、廃棄処理するための、汚物処理バッグに関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来、災害などにより、水道が断水し水
洗トイレが使用できなくなった場合、応急処置としてポ
リ袋を便器内に装着して排便・排尿を行い、そのポリ袋
の開口部を縛って廃棄するなどの措置が行われていた。
また、図9のように、ダンボールで組み立てた箱体Aに
ポリ袋による本体1を挿入して上縁1aを折り返し、そ
の上に略円形の穴部B1 を有する袋押さえBをかぶせて
前記ポリ袋本体1の上縁1aを箱体Aに固定させ、前記
袋押さえBには、前記穴部B1 を開閉可能な、閉じ蓋C
をとりつけて簡易トイレを構成したものもある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記トイレに
おいてポリ袋の本体1を便器内に装着する方法は、ポリ
袋の本体1の装着が不安定であることや、排便後の事後
処理が面倒で、かつ清潔感に欠けるなどの課題があっ
た。また、図9のダンボール箱Aとポリ袋1を組み合わ
せる方法は、ダンボール箱Aを組み立てるのが面倒であ
ることなどの課題があった。本発明は、このような課題
を解決することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のような汚物処理バッグの製造方法を提
供する。すなわち本発明は、両サイドに襞を有するフレ
キシブルな筒状の本体を作り、その両サイド襞が中央に
くるように筒状の本体を90度回転させた後、その筒状
の本体の一方の開口部を凹状にシールし底部を形成して
袋とし、その本体の他方の開口部には、中央に略円形の
穴部を有しかつ二つ折りしてなる台紙をその折り部側か
ら挿入して、その二つ折りした台紙穴近傍と前記袋の開
口部近傍とをシールし、前記二つ折りの台紙間に切開具
を挿入して内側から前記袋開口部近傍両側を切り開いて
なる、汚物処理バッグの製造方法である。 【0005】 【作用】上記構成において、本体の襞(ひだ)は、本体
内の嘔吐物や排便または排尿などの汚物が収納される
と、その収納される量に応じて柔軟に開き、本体の収容
容量を適宜に広げる作用がある。台紙の折り目は、その
台紙を容易に二つに折って閉じたり開いたりする作用が
ある。 【0006】 【実施例】本発明の実施例について、以下、図面にした
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明し、併せて本発明の製造方法
について説明する。図1は、本発明の一実施例の斜視図
であり、図中、1はフレキシブルな本体、すなわち袋で
ある。この本体である袋1の開口された上縁1aを厚紙
の台紙2にシールしてとりつけてある。また、この袋1
の側部には、向こう側(図示せず)とこちら側に一つず
つ大きめの襞(ひだ)1bが設けられている。一つずつ
としたのは、構造を簡単にして製造コストを安価にする
ためであり、大きめとしたのは、袋1内に収容される汚
物の容量の変化に柔軟に対応できるようにしたためであ
る。この台紙2は、中央に略円形の穴2aがあけられて
いるほか、折り目2bにより二つに折り畳み可能に形成
され、且つ、手提げ用の二つの長孔2c・2cを設けて
いる。本体である袋1の底部1cは凹状に且つ曲面状態
に形成され、中に吸収剤3が入っている。吸収剤3は、
この底部1cの曲面状の最下部に置かれることになるの
で、効率よく袋1内の排尿などの液体をすべて固形化し
て、廃棄などの後処理を容易にするものである。また、
本体である袋1は、2重層に構成して、その2重層の間
にシート状の吸収剤(図示せず)を介在させることもで
きる。さらに、前記吸収剤3またはシート状の吸収剤
は、芳香性の防臭剤を配合して悪臭を抑制することもで
きる。また、前記吸収剤3またはシート状の吸収剤は、
炭素などの消臭剤を配合して悪臭を消すこともできる。
この汚物処理バッグは、水の止まった水洗トイレの便器
に装着するときは、台紙2を開いて便座に置き、本体で
ある袋1を便器内に置いて排便排尿をすることができ
る。 【0007】図2は同実施例を手に吊り下げた状態を示
す図であり、台紙2を折り畳んでその台紙2の穴部2a
を閉じ、長孔2cに指を入れて手にさげた状態を示し、
袋本体1の上縁1a近傍を台紙2の上にシールしてあ
る。同袋1の側面には、大きめな襞1bが縦方向に設け
てある。大きめに構成したため、襞1bの数が少なくて
も、収納した汚物の量にしたがって、その袋1の容量変
化ニーズに柔軟に対応できるものである。後処理は、こ
のように持って汚物をいれたまま袋ごと捨てることがで
きるので、清潔感があって使いやすいものである。 【0008】図3〜図8は、本発明の製造方法を時系列
的に示す図であり、そのうち図3はまず、両側に襞1b
・1bを有する筒状の本体1を連続的に形成する。この
襞1bと襞1bとの中間に、説明の便宜上、図のように
A・B仮想線を設けておく。次に図4では、前記本体1
を90度回転させ、前記仮想線A・Bを折り線として両
端を折り、前記襞1b・1bは上下に位置させる。 【0009】図5では、本体1の一方の開口部を曲線状
にカットし、そのカットした部分は互いにシールして凹
状の底部1cを形成して本体1を袋状態に構成する。つ
ぎに図6では、本体1の他方の開口した上縁1a内に、
二つ折りにした台紙2を、その折り部2b・2b側から
挿入する。前記台紙2は、1枚の厚紙の中央に略円形の
穴2aをあけ、且つ折り線2bで二つに折り畳み可能に
形成しある。なお、長孔2cは指をいれる手提げ用の孔
である。 【0010】図7は、前記袋の本体1に挿入した台紙2
を本体1の開口部上縁1aと互いにシールした状態を示
す図である。台紙2は袋本体1の中に挿入、シールされ
ている。そして、台紙2は前記本体1の仮想線A・Bの
内側に位置しているので、このままでは台紙2は開くこ
とができない。図8は、前記本体1の仮想線ABを切り
開くための説明図であり、二つに折った台紙2に切開具
であるナイフ4を挿入し、外側に向かって本体1を切り
開く図である。これにより、台紙2は前記図1のように
切り開くことができ、汚物処理バッグとして完成され
る。以上、実施例について説明したように、このような
製造方法で完成された本発明の汚物処理バッグは、たと
えば水道の水が止まったトイレでも、上部側から装着す
ると、台紙2によって便器に安定装着できる。また廃棄
するときは、図2のように手提げ構造のため、手を汚さ
ず清潔感を保持しつつ、後処理し、且つ、使い捨てする
ことができるものである。 【0011】 【発明の効果】以上本発明によれば、襞を有する筒状の
本体を90度回転させて底部および台紙をつけ、袋を完
成したので、容易に襞をつけることができ、製造方法が
簡単で廉価に生産できるから、使い捨てに適する。筒状
の本体に襞をつけて袋を形成したので、容量変化に柔軟
に対応できる。本体の上部開口部は、二つ折り可能な台
紙を取り付けたので、折り畳み運搬に便利であり、ま
た、水道の停止した便器に、台紙により容易に装着して
使用することができ、使用後の廃棄作業も、台紙を持つ
ことによって手を汚さず簡単に廃棄処理できるので、清
潔感を持って後処理できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の斜視説明図である。 【図2】同実施例を手に下げた状態を示す図である。 【図3】本発明の製造方法の説明図である。 【図4】同発明の製造方法の説明図である。 【図5】同発明の製造方法の説明図である。 【図6】同発明の製造方法を示す図である。 【図7】同発明の製造方法を示す図である。 【図8】同発明の製造方法を示す図である。 【図9】従来例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 本体 1b 襞(ひだ) 1c 底部 2 台紙 2a 穴部 2b 折り部 3 吸収剤 4 切開具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 11/04 A47K 11/06 A47K 17/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 両サイドに襞を有するフレキシブルな筒
    状の本体を作り、その両サイド襞が中央にくるように筒
    状の本体を90度回転させた後、その筒状の本体の一方
    の開口部を凹状にシールし底部を形成して袋とし、 その本体の他方の開口部には、中央に略円形の穴部を有
    しかつ二つ折りしてなる台紙をその折り部側から挿入し
    て、 その二つ折りした台紙穴近傍と前記袋の開口部近傍とを
    シールし、 前記二つ折りの台紙間に切開具を挿入して内側から前記
    袋開口部近傍両側を切り開いてなる、汚物処理バッグ
    製造方法
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