JP2000279341A - ウエットティッシュ包装体 - Google Patents
ウエットティッシュ包装体Info
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- JP2000279341A JP2000279341A JP11088170A JP8817099A JP2000279341A JP 2000279341 A JP2000279341 A JP 2000279341A JP 11088170 A JP11088170 A JP 11088170A JP 8817099 A JP8817099 A JP 8817099A JP 2000279341 A JP2000279341 A JP 2000279341A
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Abstract
ュを取出すと、1枚のウエットティッシュがくしゃくし
ゃの状態で出てくる。よって手で展開し、さらに汚物処
理のためには展開後に2つ折りにする必要がある。 【解決手段】 ウエットティッシュは第1の折り線L1
により2つ折りされ、さらに第2の折り線で4つ折りさ
れて4つ折り体10の状態で包装体1に収納されてい
る。そして包装体1の開口部7に4つ折り体10の第2
の折り線L2が現れている。開口部7から第2の折り線
L2を掴んで引き出されたウエットティッシュはそのま
ま4つ折り状態で使用できる。
Description
ュが収納された包装体に係り、特に、ウェットティッシ
ュを4つ折り状態または2つ折り状態で取り出すことが
できるウェットティッシュ包装体に関する。
おむつを交換する際のお尻拭きなどとして使用されるウ
エットティッシュは、不織布に水または薬液を含浸させ
たものであり、これらは袋状の包装体内に複数枚重ねら
れて収納されている。
折り畳まれて、前記包装体の内部に積層されて収納され
ており、包装体の上面に開口する開口部から1枚ずつ取
出して使用できるようになっている。
使用すると、1枚構造であるため、お尻拭きとして使用
するときに汚物が浸透するおそれがある。したがって、
汚物を拭き取る際には、包装体から取出したウエットテ
ィッシュを一旦手で広げ、それから2つ折りや4つ折り
に折り畳んで使用することになる。
ィッシュを一度広げ折り畳んでから使用するのではきわ
めて不便である。またこの種のウエットティッシュは小
型の袋状の包装体内に収納した状態で携帯できるように
することが好ましいが、小型の包装体内に、1枚のウエ
ットティッシュを折り畳んで収納するためには、1枚の
ウエットティッシュの面積を小さくしなくてはならな
い。このような小さいウエットティッシュを2つ折りに
して使用すると、小さくなりすぎて、汚物を拭き取ると
きに、汚物が手に付着しやすい。
ュを、小型の包装体に合うようにコンパクトに折り畳も
うとすると、きわめて複雑な多重折りとしなくてはなら
ない。この場合には、包装体の開口部から1枚ずつ取出
したときに、ウエットティッシュがくしゃくしゃにな
り、広げてから折り畳むという取り扱いがしずらくな
る。
は、1枚のティッシュがZ状態に折られ、Z折り状態の
ものがさらに2回折り畳まれてパッケージ内に収納さ
れ、前記パッケージにはティッシュの端折曲部が露出す
るように開口部が形成されたものが開示されている。
は、前記開口部からティッシュの端折曲部をつかんで引
き出した状態では、Z折りから折り畳まれた形態である
ため、引き出したままの状態で使用することができず、
Z折りを展開して広げてから使用することが必要であ
り、展開のための操作が面倒でありまた展開した状態で
皺が生じたり、くしゃくしゃの状態になりやすい。した
がって、お尻拭き用などのウエットティッシュを前記公
報に記載されているようなパッケージに収納した場合に
は、やはり1枚の展開状態にしてから改めて2つ折りや
4つ折りにして使用することが必要になる。
であり、包装体から取出した時点で、4つ折り状態また
は2枚折り状態での使用ができ、従来のような折り畳み
操作が不要になり、汚物の拭き取りなどに適するウエッ
トティッシュ包装体を提供することを目的としている。
正方形のウエットティッシュが折り畳まれ、且つ複数枚
が積層されて袋状の包装体の内部に収納され、前記包装
体には、前記ウエットティッシュを取り出す開口部が形
成されているウエットティッシュ包装体において、展開
状態の前記ウエットティッシュの面積をAとしたとき
に、前記ウエットティッシュは、第1の折り線により面
積がほぼA/2となるように2つ折りされ、さらに第2
の折り線により2つ折りされて、面積がA/4の4つ折
り状態となって、前記包装体内に収納されており、前記
包装体の開口部は、前記4つ折り状態のウエットティッ
シュの前記第2の折り線またはその近傍が現れる箇所
と、前記第1の折り線またはその近傍が現れる箇所の少
なくとも一方に開口していることを特徴とするものであ
る。
り線を摘んで包装体から引き出すと、完全な4つ折り状
態として取出すことができ、そのまま汚物の拭き取りな
どに使用することができる。また4つ折り状態で取出し
た後に、第2の折り線の部分で展開すると2つ折り状態
で使用できる。また開口部に現れる第1の折り線を2つ
一緒に摘んで引き出せば同じように4つ折り状態で取出
すことができる。また第1の折り線を1つだけ摘んで取
出すと、包装体から2つ折り状態で取出すことができ
る。
なくとも上面から側面にかけて開口していることが好ま
しい。なお上面から側面を経て底面まで開口していても
よい。
けて(さらには底面まで)開口していると、前記第2の
折り線や第1の折り線を外部から掴みやすくなる。
ール部が設けられており、この横シール部が包装体の底
面側に折り曲げられ、且つ前記開口部は、包装体の上面
から前記横シール部の基端またはその近傍にかけて開口
していることが好ましい。
と、その近傍に開口部を形成したときに、この開口部か
らウエットティッシュの折り線部分を掴むのが困難であ
る。しかし、前記横シール部を包装体の底面側に曲げて
おくと、ウエットティッシュを引き出すときに横シール
部が邪魔にならない。また開口部は、ウエットティッシ
ュの折り線を引き出しやすい状態に大きく開口するよう
になる。
説明する。図1と図2は本発明のウエットティッシュ包
装体の第1の実施の形態を示す斜視図、図3はウエット
ティッシュ包装体の第2の実施の形態を示す斜視図、図
4(A)(B)(C)は、ウエットティッシュの折り畳
み状態を説明する斜視図である。
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、アル
ミニウム箔、いわゆるシーラントと呼ばれるヒートシー
ル性の2軸延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムなど
が順に積層されて、互いに接着された積層フィルムによ
って袋状に形成されている。または、PETフィルムに
アルミニウム、シリカまたはアルミナが蒸着されたもの
に、ヒートシール性のフィルムが重ねられているもので
もよい。
の内側になる方向に向けられて、積層フィルムによりウ
エットティッシュの4つ折り体10が包まれる。そし
て、積層フィルムは縦方向にヒートシールにより接合さ
れ、且つ横方向にもヒートシールにより接合され、両側
辺に横シール部2,2が耳状に突出した形状である。
上面3および底面4はほぼ平坦面となっている。横シー
ル部2,2の内側部分が包装体1の横側面5,5で、こ
れと直交する面が縦側面6,6である。
の横側面5にかけてフィルムが切り欠かれて開口部7が
開口している。また一方の横シール部2から横側面5さ
らに上面3にかけて蓋材8が貼着できるように設けられ
ている。この蓋材8はポリプロピレンなどの樹脂シート
であり、その内面8aには感圧接着剤が塗布されてい
る。図2は蓋材8が剥がされて開口部7が露出した状態
を示している。開口部7からウエットティッシュを取出
した後に蓋材8を矢印方向へ閉じて包装体1の表面に粘
着させると開口部7が閉じられ、内部が密閉されてウエ
ットティッシュの乾燥が防止できる。
おむつの交換時におけるお尻拭きとしての使用に適した
ものであり、例えば、目付けが30〜60g/m2程度
の厚めの不織布であり、パルプとレーヨンとから成る繊
維ウエッブが湿式で形成され且つウォータジェット処理
が施されたスパンレース不織布である。乾燥した不織布
に水または薬液が含浸された状態で前記包装体1内に収
納されている。また、ウエットティッシュの大きさは、
例えば一辺が120〜200mmの長方形または正方形
である。
構造について説明する。図4(A)は展開した状態のウ
エットティッシュ11を示している。このウエットティ
ッシュ11は第1の折り線L1により2つ折りされる
が、この第1の折り線L1と平行な縁辺11bの長さを
b、前記第1の折り線L1と直交する縁辺11aの長さ
をaとする。また展開状態のウエットティッシュ11の
面積をAとする。
前記第1の折り線L1により2つ折りした2つ折り体1
2を図4(B)に示す。前記第1の折り線L1は、縁辺
11aの長さaの中点に設定され、図4(B)に示す2
つ折り体12では、縁辺11bと11bとが完全に揃え
られ、また縁辺11aも完全に揃えられて、2つ折りさ
れた状態の面積はA/2となる。また本発明では、縁辺
11aと11aおよび縁辺11bと11bとが若干ずれ
ていてもよい。この場合、図4(B)に示す2つ折り体
12は、その面積がほぼA/2である。
の長辺の長さbの中点に第2の折り線L2が設定され、
この第2の折り線L2により2つ折りされる。この状態
では、縁辺11aどうしおよび縁辺11bどうしが一致
しまたはほぼ一致するように折り畳まれ、図4(C)の
4つ折り体10では、側辺の長さがa/2とb/2であ
り、面積はA/4またはほぼA/4である。
うに折り畳まれた4つ折り体10が重ねられて収納され
ているが、各ウエットティッシュの4つ折り体10の第
2の折り線L2が開口部7に現れている。また、開口部
7は包装体1の上面3から横側面5にかけて開口してい
るので、折り線L2の部分を掴んで開口部7からウエッ
トティッシュを引き出しやすい状態となっている。
の開口部7に現れている前記第2の折り線L2の部分を
掴んで引き出すと、ウエットティッシュ11は図4
(C)に示す4つ折り体10の状態で引き出される。こ
の4つ折り体10のまま乳児や幼児のお尻、または老人
や病人のお尻などを拭くと、ウエットティッシュを4枚
重ねて汚物を拭きとることができ、汚物がウエットティ
ッシュを浸透して手に付着するなどの問題が生じなくな
る。また図4(C)で示す4つ折り体10の状態で引き
出したウエットティッシュを折り線L2の折りを展開さ
せて使用すると、2つ折り状態で使用することもでき
る。
例を示している。図2に示す変形例では、包装体1の袋
体を封止している耳である横シール部2が底面4側へ折
り返されて、横シール部2が前記底面に接着されて固定
され、あるいは粘着テープなどを用いて止められてい
る。開口部7は、包装体1の上面3および横側面5か
ら、さらに横シール部2の基端2aまたは基端2aの近
傍にかけて開口している。また蓋材8は底面4に止めら
れた横シール部2の表面から横側面5および上面3にか
けて巻き付けるようにして粘着させるように設けられて
いる。
4に折り畳まれているため、開口部7からのウエットテ
ィッシュの取出しが横シール部2により邪魔されること
がない。また、横シール部2が底面4の方向へ曲げられ
ているため、開口部7は、4つ折り体10の第2の折り
線L2を露出させやすい向きに開口することになり、開
口部7からウエットティッシュを取出しやすくなる。
トティッシュ包装体を示す斜視図である。図3では袋状
の包装体1の上面3から縦側面6にかけて開口部9が開
口している。包装体1の内部には、図4(C)に示すよ
うに折り畳まれた4つ折り体10が重ねられて収納され
ている。そして各4つ折り体10の第1の折り線L1が
前記開口部9に現れている。
トティッシュ11において2つの第1の折り線L1が開
口部9に現れている。よって、1枚のウエットティッシ
ュ11の2つの第1の折り線L1とL1を一緒に掴んで
引き出すと、図4(C)に示す4つ折り体10の状態で
取出すことができ、4つ折りのまま汚物の拭き取りなど
に使用できる。
1を掴んで引き出すと、図4(B)に示す2つ折り体1
2の状態で開口部9から取出される。よって、そのまま
ウエットティッシュを2つ折りの状態で使用することが
でき、4つ折りのものよりもやや広い面積で汚物の拭き
取りなどを行うことができる。
図3の変形例を示している。図5に示すものでは、包装
体1の開口部7aが上面3に開口しており、この開口部
7aは4つ折り体10の第2の折り線L2よりも内側に
外れた位置に開口している。この場合には、開口部7a
に現れているウエットティッシュ11を指で少しずらす
だけで、第2の折り線L2を開口部7aから掴んで取出
すことが可能である。
口部9aが開口しており、この開口部9aは、4つ折り
体10の第1の折り線L1よりも内側へ外れた位置に開
口している。この場合も、ウエットティッシュ11を少
しずらすだけで、第1の折り線L1を開口部9aから掴
んで取出すことができる。
ュ包装体は、包装体の開口部から掴んで引き出すと、そ
の状態で4つ折りまたは2つ折りの状態でウエットティ
ッシュを使用することができ、従来のように一旦広げて
から2つ折りや4つ折りにする必要がない。
長方形でも正方形でもよい。ただし図4(A)に示す寸
法の、aとbの差の絶対値が30mmを越える場合に
は、a<bの場合には4つ折り状態で取出せるようにす
ることが好ましい。またa>bの場合には、2つ折り状
態と4つ折り状態のどちらの状態で取出しても、使いや
すい。
は、a>b、a<b、a=bのいずれの場合も、2つ折
り状態と4つ折り状態のどちらで引き出されても、使用
しやすい。
開口部7または7aに第1の折り線L1が現れるように
してもよいし、図3の実施の形態において、開口部9ま
たは9aに第2の折り線L2が現れるように、各4つ折
り体の向きを90度変えることもできる。さらに、包装
体には、第1の折り線L1が現れる箇所と、第2の折り
線が現れる箇所の双方に、開口部が別々にあるいは連続
して開口しており、4つ折り状態で使用するときは第2
の折り線L2の部分でウエットティッシュを引き出し、
2つ折り状態で使用するときは、第1の折り線L1の部
分でウエットティッシュを引き出すように、任意に引き
出し方向を選択できる構造であってもよい。
ィッシュを包装体から引き出した状態で、直ちに4つ折
り状態または2つ折り状態で使用でき、包装体から引き
出した後に折り畳む操作が不要である。また4つ折りま
たは2つ折り状態で使用できるため、汚物処理の際に、
汚物が浸透しにくくなる。
施の形態を示す斜視図、
ュ包装体を示す斜視図、
施の形態を示す斜視図、
折り畳み順序を示す斜視図、
Claims (3)
- 【請求項1】 長方形または正方形のウエットティッシ
ュが折り畳まれ、且つ複数枚が積層されて袋状の包装体
の内部に収納され、前記包装体には、前記ウエットティ
ッシュを取り出す開口部が形成されているウエットティ
ッシュ包装体において、 展開状態の前記ウエットティッシュの面積をAとしたと
きに、前記ウエットティッシュは、第1の折り線により
面積がほぼA/2となるように2つ折りされ、さらに第
2の折り線により2つ折りされて、面積がA/4の4つ
折り状態となって、前記包装体内に収納されており、 前記包装体の開口部は、前記4つ折り状態のウエットテ
ィッシュの前記第2の折り線またはその近傍が現れる箇
所と、前記第1の折り線またはその近傍が現れる箇所の
少なくとも一方に開口していることを特徴とするウエッ
トティッシュ包装体。 - 【請求項2】 前記開口部は、包装体の少なくとも上面
から側面にかけて開口している請求項1記載のウエット
ティッシュ包装体。 - 【請求項3】 包装体には、袋体を封止する横シール部
が設けられており、この横シール部が包装体の底面側に
折り曲げられ、且つ前記開口部は、包装体の上面から前
記横シール部の基端またはその近傍にかけて開口してい
る請求項1記載のウエットティッシュ包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08817099A JP3804740B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ウエットティッシュ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08817099A JP3804740B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ウエットティッシュ包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000279341A true JP2000279341A (ja) | 2000-10-10 |
JP3804740B2 JP3804740B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=13935455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08817099A Expired - Lifetime JP3804740B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ウエットティッシュ包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3804740B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006160295A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Uni Charm Corp | 易開封性包装体 |
JP2009102039A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Utsunomiya Seisaku Kk | ディスペンスケース |
KR101157257B1 (ko) * | 2004-09-28 | 2012-06-15 | 유니챰 가부시키가이샤 | 개봉 용이성 포장체 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP08817099A patent/JP3804740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101157257B1 (ko) * | 2004-09-28 | 2012-06-15 | 유니챰 가부시키가이샤 | 개봉 용이성 포장체 |
JP2006160295A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Uni Charm Corp | 易開封性包装体 |
JP4671675B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2011-04-20 | ユニ・チャーム株式会社 | 易開封性包装体 |
JP2009102039A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Utsunomiya Seisaku Kk | ディスペンスケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3804740B2 (ja) | 2006-08-02 |
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