JP3035267U - 簡易便器 - Google Patents

簡易便器

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JP3035267U
JP3035267U JP1996009510U JP951096U JP3035267U JP 3035267 U JP3035267 U JP 3035267U JP 1996009510 U JP1996009510 U JP 1996009510U JP 951096 U JP951096 U JP 951096U JP 3035267 U JP3035267 U JP 3035267U
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岩 松浦
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株式会社日東ディード
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙製又は柔軟なプラスチック製であって簡単
に組み立てることができ、しかもコンパクトに折り畳ん
でおくことができるものでありながら、高い強度を有す
る簡易便器を提供する。 【解決手段】 本体素材1の前壁部9を第1側壁補強部
19とともに、そして後壁部11を第2側壁補強部23
とともに垂直上方に折り曲げる。そして、第1側壁補強
部19を折り曲げて断面長方形の第1筒状補強構造を形
成する。また、第2側壁補強部23を折り曲げて断面長
方形の第2筒状補強構造を形成する。その後、側壁表面
部15を第1筒状補強構造及び第2筒状補強構造を覆う
ように折り曲げて接続片73をスリット63に差し込
み、便器本体を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は簡易便器に関し、より詳しくは紙製又は柔軟なプラスチック製であっ てコンパクトに折り畳んでおくことができる便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
地震のような災害時には多数の簡易トイレが必要となり、また建築現場にも建 築作業者の便宜のために簡易トイレを備えておくことが好ましい。簡易トイレと して用いられる簡易便器は、上面開口の収容孔を備えた便器本体と、この便器本 体の上端に載置される便座と、開口部がこの便座の便座孔の縁に沿うように配置 され、便器本体の収容孔内に収容される汚物袋とから構成されているものが広く 用いられていて、便器本体は全体的に又は主要部分が折り曲げ可能な一枚のプレ ート状素材を折り曲げることにより構成され、しかもコンパクトに折り畳んでお くことができる構造を備えている場合が多い。汚物袋は通常、使い捨てのもので あり、使用の度に廃棄されて新しいものと取り替えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような構成の簡易便器は組立てが簡単で取扱い性に優れているが、十分な 強度を持たせることが難しく、寿命の短いものとなっている。
【0004】 そこで、本考案は紙製又は柔軟なプラスチック製であって簡単に組み立てるこ とができ、しかもコンパクトに折り畳んでおくことができるものでありながら、 高い強度を有する簡易便器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本考案の請求項1に記載された簡易便器は、上面開 口の収容孔を備えた便器本体と、この便器本体の上端に載置される縁体状の便座 と、開口部がこの便座の便座孔の縁に沿うように配置され、前記便器本体の前記 収容孔内に収容される汚物袋と、を備え、前記便器本体は折り曲げ可能な一枚の プレート状本体素材を折り曲げることにより構成され、前記便座もプレート状便 座素材により構成されていて、前記本体素材は、長方形又は正方形の底板部と、 この底板部の前後両端にそれぞれ長さ方向折り目を介して一体的に接続された前 壁部及び後壁部と、前記底板部の左右両端に幅方向折り目を介して一体的に接続 された一対の側壁表面部と、前記前壁部の左右両端に補強用折り目を介して一体 的に接続された、折返し折り目を有する一対の第1側壁補強部と、前記後壁部の 左右両端に補強用折り目を介して一体的に接続された、折返し折り目を有する一 対の第2側壁補強部と、から形成され、前記底板部、前記前壁部及び前記後壁部 には幅方向中央を折れ曲がり中心として折れ曲がることができるように折り畳み 用折り目が設けられていて、前記前壁部及び前記後壁部を前記長さ方向折り目で 垂直上方に折り曲げ、前記第1側壁補強部を前記補強用折り目で前記前壁部と直 交するように折り曲げるとともに前記折返し折り目で折り曲げて、前記底板部の ほぼ半分の長さを有する、比較的狭い幅の断面長方形の第1筒状補強構造を前記 底板部の両側端部分上に形成し、かつ前記第2側壁補強部を前記補強用折り目で 前記後壁部と直交するように折り曲げるとともに前記折返し折り目で折り曲げて 、前記底板部のほぼ半分の長さを有する、前記第1筒状補強構造と同じ幅の断面 長方形の第2筒状補強構造を前記底板部の両側端部分上に形成し、前記側壁表面 部をそれぞれ、前記第1筒状補強構造及び前記第2筒状補強構造に沿って折り曲 げ、先端部分をこの第1筒状補強構造及びこの第2筒状補強構造の裏面に接続し たものである。
【0006】 便器本体の側壁には臀部から使用者の体重が加わるが、断面長方形の筒状補強 構造により形成される側壁は大きな荷重に耐えることができる。しかも筒状補強 構造はそれぞれ、第1筒状補強構造及び第2筒状補強構造がつながることにより 構成されているので長さ方向中間に支持壁が形成されることとなり、したがって きわめて大きな荷重を支えることができる。第1筒状補強構造も第2筒状補強構 造も側壁補強部を折り曲げることにより構成されているので断面長方形の形状を 維持し難く、しかも位置がずれやすい。したがって、請求項1では第1筒状補強 構造及び第2筒状補強構造の形状及び位置を安定させるために、側壁表面部を設 けて第1筒状補強構造及び第2筒状補強構造に沿って折り曲げ、先端部分を第1 筒状補強構造及び第2筒状補強構造の裏面に接続している。第1筒状補強構造及 び第2筒状補強構造は側壁表面部によって覆われる。便器本体には、前壁部、後 壁部、そして両側の第1筒状補強構造・第2筒状補強構造に囲まれて収容孔が形 成されている。
【0007】 底板部、前壁部及び後壁部を折り畳み用折り目(切込みを含む)で折り曲げる ことにより便器本体を狭い幅に折り畳むことができるが、よりコンパクトに折り 畳むためには底板部、前壁部及び後壁部を内側に折り曲げることが必要である。 そこで、請求項2では前壁部の折り畳み用折り目として第1筒状補強構造の裏面 にほぼ沿うように両側端部分に(多くの場合、第1筒状補強構造の裏面より若干 内側寄りに)内側用折り目を設け、後壁部の折り畳み用折り目として第2筒状補 強構造の裏面にほぼ沿うように両側端部分に(同様に若干内側寄りに)内側用折 り目を設け、底板部の折り畳み用折り目として第1筒状補強構造及び第2筒状補 強構造の裏面にほぼ沿うように両側端部分に(同様に若干内側寄りに)内側用折 り目を設けて、前壁部、後壁部及び底板部がこの内側用折り目で内側に折れ曲が るように構成している。
【0008】 汚物袋に収容される汚物の内、小便は汚物袋とともに処理できるが、大便は通 常のトイレに廃棄しなければならない。そこで請求項3では汚物袋の内側下方に 網状体を張り、この網状体より下側に吸水ポリマーを収容している。大便は網状 体に引っかかり、小便は網状体を通過して汚物袋の底側に流れ、吸水ポリマーに 吸収される。網状体に引っかかった大便は開口部から通常のトイレに捨てられる が、小便は吸水ポリマーに吸収されて網状体を通過しないで汚物袋内に残留する 。
【0009】 使用後の汚物袋の開口部は閉鎖しておく必要がある。また、汚物袋の開口部は 便座の便座孔の縁に沿いやすいように構成されている必要もある。そこで請求項 4では汚物袋の内側上方に嵌め込み式のファスナを設け、かつ開口部の左右両側 にそれぞれ紙製のプレート体を取り付けている。紙製のプレート体を例えば便座 上に配置することにより、比較的簡単に汚物袋の開口部を便座の便座孔の縁に沿 わせて臀部を載せることができる。さらに、請求項4ではプレート体に手掛け部 を形成して持ち運びやすくしている。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
【0011】 図1は本考案に係る簡易便器の便器本体の展開図であり、本体素材を示す図で ある。
【0012】 本体素材1は紙製段ボールの一枚のプレート体であり、長方形の底板部3と、 この底板部3の前後両端にそれぞれ長さ方向折り目5,7を介して一体的に接続 された前壁部9及び後壁部11と、底板部3の左右両端に幅方向折り目13を介 して一体的に接続された一対の側壁表面部15と、前壁部9の左右両端に補強用 折り目17を介して一体的に接続された一対の第1側壁補強部19と、後壁部1 1の左右両端に補強用折り目21を介して一体的に接続された一対の第2側壁補 強部23とから形成されている。底板部3には、両側端部分に全長にわたって内 側用折り目25が設けられるとともに、幅方向中央部分の前側及び後側にそれぞ れ変形吸収孔27,29が設けられていて、前側の変形吸収孔27前端中央から 前側の長さ方向折り目5にかけて、そして後側の変形吸収孔29後端中央から後 側の長さ方向折り目7にかけてそれぞれ切れ込み31,33が設けられている。 内側用折り目25と前側の長さ方向折り目5との接続点からはそれぞれ、前側の 変形吸収孔27に至る前側折り目35が延び、内側用折り目25と後側の長さ方 向折り目7との接続点からはそれぞれ、後側の変形吸収孔29に至る後側折り目 37が延びていて、前側の変形吸収孔27から後側の変形吸収孔29にかけては 幅方向中央を挟んで2本の中央折り目39が設けられている。切込み31,33 、前側折り目35、後側折り目37及び中央折り目39は折り畳み用折り目を構 成している。なお、図中41は小径の変形吸収孔である。
【0013】 前壁部9及び後壁部11にはそれぞれ、幅方向中央に全長にわたって中央折り 目43,45が設けられるとともに、両側端部分にやはり全長にわたって内側用 折り目47,49が形成されていて、この内側用折り目47、49の幅方向の位 置は底板部3の内側用折り目25と一致している。前壁部9及び後壁部11の中 央折り目43,45は折り畳み用折り目を構成している。
【0014】 第1側壁補強部19にはそれぞれ、補強用折り目17から底板部3の半分の長 さを隔てた位置に全長にわたって第1の折返し折り目51が設けられ、この第1 の折返し折り目51から、幅方向折り目13と底板部3の内側用折り目25との 間の間隔より若干短い長さを隔てた位置に第2の折返し折り目53が全長にわた って形成され、この第2の折返し折り目53から底板部3の半分の長さを隔てた 位置に全長にわたって第3の折返し折り目55が設けられている。第2側壁補強 部23にもそれぞれ、補強用折り目21から底板部3の半分の長さを隔てた位置 に全長にわたって第1の折返し折り目57が設けられ、この第1の折返し折り目 57から、幅方向折り目13と底板部3の内側用折り目25との間の間隔より若 干短い長さを隔てた位置に第2の折返し折り目59が全長にわたって形成され、 この第2の折返し折り目59から底板部3の半分の長さを隔てた位置に全長にわ たって第3の折返し折り目61が設けられている。第1側壁補強部19の第3の 折返し折り目55及び第2側壁補強部23の第3の折返し折り目61位置にはそ れぞれ、第3の折返し折り目55,61に沿って延びる短いスリット63が形成 され、また、第1側壁補強部19には第1の折返し折り目51の手前から第2の 折返し折り目53を超えて延びる差し入れ用孔65が形成され、第2側壁補強部 23にも第1の折返し折り目57の手前から第2の折返し折り目59を超えて延 びる差し入れ用孔67が第1側壁補強部19における差し入れ用孔65と同一の 長さ方向位置に形成されている。
【0015】 側壁表面部15にはそれぞれ、幅方向折り目13から、第1側壁補強部19及 び第2側壁補強部23の長さを隔てた位置に第1の覆い折り目69が全長にわた って設けられ、この第1の覆い折り目69から、幅方向折り目13と底板部3の 内側用折り目25との間の間隔に等しい長さを隔てた位置に第2の覆い折り目7 1が全長にわたって形成されていて、さらに先端部分の両側端にスリット63に 差し込まれる接続片73が接続されている。側壁表面部15にはまた、長さ方向 中央部に手掛け用孔75が設けられ、この手掛け用孔75は組み立て時に差し入 れ用孔65,67と同一の高さに位置して一致するように形成されている。
【0016】 図2は本体素材1から便器本体を組み立てる過程を説明する図である。
【0017】 前壁部9を第1側壁補強部19とともに、そして後壁部11を第2側壁補強部 23とともに長さ方向折り目5,7で垂直上方に折り曲げる。そして、第1側壁 補強部19を補強用折り目17で前壁部9に対して直交するように内側に向かっ て折り曲げるとともに、第1の折返し折り目51、第2の折返し折り目53及び 第3の折返し折り目55で折り曲げて断面長方形の第1筒状補強構造77を底板 部3の前半の両側端部分上に形成する。また、第2側壁補強部23を補強用折り 目21で後壁部11に対して直交するように内側に向かって折り曲げるとともに 、第1の折返し折り目57、第2の折返し折り目59及び第3の折返し折り目6 1で折り曲げて断面長方形の第2筒状補強構造79を底板部3の後半の両側端部 分上に形成する(a)。その後、側壁表面部15を幅方向折り目13で垂直上方 に折り曲げるとともに、第1筒状補強構造77及び第2筒状補強構造79を覆う ように第1の覆い折り目69及び第2の覆い折り目71で折り曲げて接続片73 をスリット63に差し込み、手掛け用孔75に手掛け部材81を嵌め付けて収容 孔83を備えた便器本体85を構成する(b)。便器本体85は、底板部3を折 り畳み用折り目(内側用折り目25を含む)で内側に折り曲げるとともに、前壁 部9及び後壁部11を折り畳み用折り目(内側用折り目47,49を含む)で内 側に折り曲げることによりコンパクトに折り畳むことができる(c)。なお、手 掛け部材81の内側には差し入れ用孔65,67によって形成された手掛け孔8 7が形成されている(a参照)。
【0018】 図3は本考案に係る簡易便器の便座の展開図であり、便座素材を示す図である 。
【0019】 便座素材89は紙製段ボールの一枚の便座部素材91と、紙製段ボールの一枚 の蓋素材93とを有し、便座部素材91は、便座孔95が設けられた長方形の縁 体部97と、この縁体部97の前後両端にそれぞれ長さ方向折り目99,101 を介して一体的に接続された前側囲い部103及び後側囲い部105と、縁体部 97の左右両端に幅方向折り目107を介して一体的に接続された一対の側方囲 い部109とから形成され、それぞれの側方囲い部109の長さ方向両端には芯 用折り目111を介して芯部分113が一体的に接続されている。前側囲い部1 03及び後側囲い部105には折返し折り目115が形成されるとともに、この 折返し折り目115を挟んで2つの接続孔117が設けられていて、また後側の 長さ方向折り目101位置には左右一対のスリット119が形成されている。蓋 素材93は便座孔95よりも若干広く形成されていて、後端にスリット119に 差し込まれる左右一対の接続片121を開閉折り目123を介して一体的に備え ている。なお、図中125は後側の芯部分113に形成された接続片受け用切欠 きである。
【0020】 それぞれの側方囲い部109を幅方向折り目107で垂直下方に折り曲げ、そ れぞれの芯部分113を側方囲い部109に対して直交するように芯用折り目1 11で内側に向かって折り曲げる。そして、前側囲い部103及び後側囲い部1 05を長さ方向折り目99,101で垂直下方に折り曲げるとともに、芯部分1 13を覆うように折返し折り目115で折り曲げ、接続孔117間にビス127 を嵌め込む。その後、蓋素材93の接続片121をスリット119に差し込んで 図4に示す蓋を有する便座129を構成する。
【0021】 図5は汚物袋の構成を示す図である。
【0022】 汚物袋131はビニール製であり、開口部内側にプラスチック製の嵌め込み式 ファスナ133が設けられるとともに、内側下方に細かい目のプラスチック製の 網状体135が張られ、底部分には吸水ポリマー137が収容されている。網状 体135は汚物袋131の内側に外縁部を周方向に間隔を開けて溶着することに より取り付けられている。汚物袋131の開口部の左右両側には紙製のプレート 体139が取り付けられていて、それぞれのプレート体139には手提げ孔14 1が設けられている(図6も参照)。
【0023】 図6は簡易便器の斜視図である。
【0024】 便器本体85の上端に便座129を被せ、蓋を開けてから便座129の縁体部 97の左右両側部分にそれぞれのプレート体139を載置し、この状態で汚物袋 131を便器本体85の収容孔83内に収容する。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の簡易便器は大きな荷重を支えることのできる側 壁部を有しているので強度の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る簡易便器の便器本体の展開図であ
り、本体素材を示す図である。
【図2】本体素材から便器本体を組み立てる過程を説明
する図である。
【図3】本考案に係る簡易便器の便座の展開図であり、
便座素材を示す図である。
【図4】便座の組立斜視図である。
【図5】汚物袋の構成を示す図である。
【図6】簡易便器の斜視図である
【符号の説明】
1 本体素材 3 底板部 9 前壁部 11 後壁部 15 側壁表面部 19 第1側壁補強部 23 第2側壁補強部 77 第1筒状補強構造 79 第2筒状補強構造 83 収容孔 85 便器本体 89 便座素材 129 便座 131 汚物袋

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口の収容孔を備えた便器本体と、
    この便器本体の上端に載置される縁体状の便座と、開口
    部がこの便座の便座孔の縁に沿うように配置され、前記
    便器本体の前記収容孔内に収容される汚物袋と、を備
    え、 前記便器本体は折り曲げ可能な一枚のプレート状本体素
    材を折り曲げることにより構成され、前記便座もプレー
    ト状便座素材により構成されていて、 前記本体素材は、長方形又は正方形の底板部と、この底
    板部の前後両端にそれぞれ長さ方向折り目を介して一体
    的に接続された前壁部及び後壁部と、前記底板部の左右
    両端に幅方向折り目を介して一体的に接続された一対の
    側壁表面部と、前記前壁部の左右両端に補強用折り目を
    介して一体的に接続された、折返し折り目を有する一対
    の第1側壁補強部と、前記後壁部の左右両端に補強用折
    り目を介して一体的に接続された、折返し折り目を有す
    る一対の第2側壁補強部と、から形成され、 前記底板部、前記前壁部及び前記後壁部には幅方向中央
    を折れ曲がり中心として折れ曲がることができるように
    折り畳み用折り目が設けられていて、 前記前壁部及び前記後壁部を前記長さ方向折り目で垂直
    上方に折り曲げ、前記第1側壁補強部を前記補強用折り
    目で前記前壁部と直交するように折り曲げるとともに前
    記折返し折り目で折り曲げて、前記底板部のほぼ半分の
    長さを有する、比較的狭い幅の断面長方形の第1筒状補
    強構造を前記底板部の両側端部分上に形成し、かつ前記
    第2側壁補強部を前記補強用折り目で前記後壁部と直交
    するように折り曲げるとともに前記折返し折り目で折り
    曲げて、前記底板部のほぼ半分の長さを有する、前記第
    1筒状補強構造と同じ幅の断面長方形の第2筒状補強構
    造を前記底板部の両側端部分上に形成し、前記側壁表面
    部をそれぞれ、前記第1筒状補強構造及び前記第2筒状
    補強構造に沿って折り曲げ、先端部分をこの第1筒状補
    強構造及びこの第2筒状補強構造の裏面に接続した、こ
    とを特徴とする簡易便器。
  2. 【請求項2】 前記前壁部の前記折り畳み用折り目は前
    記第1筒状補強構造の裏面にほぼ沿うように両側端部分
    に設けられた内側用折り目を含み、前記後壁部の前記折
    り畳み用折り目も前記第2筒状補強構造の裏面にほぼ沿
    うように両側端部分に設けられた内側用折り目を含み、
    前記底板部の前記折り畳み用折り目は前記第1筒状補強
    構造及び前記第2筒状補強構造の裏面にほぼ沿うように
    両側端部分に設けられた内側用折り目を含んでいて、前
    記前壁部、前記後壁部及び前記底板部は前記内側用折り
    目で内側に折れ曲がるように構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の簡易便器。
  3. 【請求項3】 前記汚物袋の内側下方には網状体が張ら
    れていて、この網状体より下側には吸水ポリマーが収容
    されていることを特徴とする請求項1記載の簡易便器。
  4. 【請求項4】 前記汚物袋の内側上方には嵌め込み式の
    ファスナが設けられ、かつ前記開口部の左右両側にはそ
    れぞれ紙製のプレート体が取り付けられていて、このプ
    レート体には手掛け部が形成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の簡易便器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013001899A1 (ja) * 2011-06-28 2013-01-03 Ito Hiroshi 組立式トイレ

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