JP2603407Y2 - 汚物収納装置 - Google Patents

汚物収納装置

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JP2603407Y2
JP2603407Y2 JP1993026940U JP2694093U JP2603407Y2 JP 2603407 Y2 JP2603407 Y2 JP 2603407Y2 JP 1993026940 U JP1993026940 U JP 1993026940U JP 2694093 U JP2694093 U JP 2694093U JP 2603407 Y2 JP2603407 Y2 JP 2603407Y2
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opening
waste
closing lid
container
closing
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JP1993026940U
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英俊 中居
隆之 佐藤
芳道 福田
尚子 澤登
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレ室内等に設置す
る汚物収納装置に係り、特に並設した複数のトイレ室間
の仕切壁となるパーテーション等に設置して使用する構
造の汚物収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、トイレ室内に設置する汚物入
れとして、収納容器を壁内部に設置すると共に、汚物投
入口の開閉を自動的に行わせる構造の汚物収納装置が提
案されている。このような汚物収納装置として、例えば
実公平4−21518号には室内側から出入自在になる
汚物入容器を設けると共に、該汚物入容器の上方に設け
られた投入口の開閉蓋を人体感知センサーの感知信号に
よって自動的に開閉させるように構成し、前使用者が汚
れた手で触れた可能性のある汚物入容器の開閉蓋を素手
で掴むことによる不潔感を解消する構造が開示されてい
る。この汚物収納装置、汚物投入口の開閉蓋を人体感知
センサーが人体感知信号を停止した後所定時間経過した
ときに閉止するように駆動装置を作動させると共に、上
記駆動装置をステッピングモータによって駆動する構造
になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の汚物収
納装置においては、上記の如く汚物投入口の開閉蓋を人
体感知センサーが人体感知信号を停止した後所定時間経
過したときに閉止すると共に、駆動装置をステッピング
モータによって構成する構造になっているため、停電時
には駆動装置を動作させることができず、汚物収納装置
を使用することができないばかりでなく、汚物収納装置
の使用時においても開閉蓋の開放時間が人体感知信号が
停止してから一定時間のみとなっているため、2以上の
汚物を断続的に投入使用とすると誤って開閉蓋に手指を
強固に挟まれる等の事故が発生する危険性を有するもの
であった。
【0004】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、トイレ室内に容易に設置することができる汚
物入容器の投入口開閉蓋をその駆動源としてソレノイド
を使用して自動的に開閉させる構造とし、停電時におい
ても手動でこの投入口開閉蓋を開閉して使用することが
できる汚物収納装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る汚物収納装置は、隣接したトイレ室を
仕切る仕切壁の壁面に、背面側が開口する2個の筐体を
背中合わせに接合した容器本体を装着し、該容器本体の
下部に汚物入容器の収容部を形成し、上記各筐体の上部
にそれぞれ汚物投入口を相互に左右方向へ開口位置をず
らして形成し、上記汚物入容器を上記容器本体の収容部
前面に開閉自在に構成した容器出入口を介して脱着自在
に収容すると共に、上記汚物投入口の内側に投入口開閉
蓋を開閉自在に装着し、該投入口開閉蓋の外側近傍に人
体感知センサーを配設し、上記投入口開閉蓋上部に連結
した駆動杆を進退動作させるソレノイドと、該ソレノイ
ドの励磁作用が消滅した際に該投入口開閉蓋を閉止方向
へ移動させる復帰ばねを内装した駆動装置を容器本体内
に構成し、上記人体感知センサーの感知信号によって上
記投入口開閉蓋の開閉駆動をする上記駆動装置を動作さ
せると共に、停電時においては上記投入口開閉蓋を手動
でも開放し得るように構成したことを要旨とするもので
ある。
【0006】
【作用】上記構成によれば、人体感知センサーの感知信
号によって駆動装置のソレノイドを励磁し、該励磁作用
に伴う駆動杆の吸引動作によって投入口開閉蓋を開放す
ると共に、励磁作用が消滅した場合には駆動装置に設け
た戻しばねの付勢力によって投入口開閉蓋を閉止する。
この戻しばねの弾性力は、投入口開閉蓋がその自重によ
って汚物投入口を閉止する方向へ移動する作用を助長す
る程度の付勢力を有するものであり、停電時においては
該投入口開閉蓋を手動で開放することもできる。また、
トイレ室内に特別なカウンターを設置したり、特別な壁
構造を構成する必要がなく、公衆トイレ等の仕切壁とし
て構成されているパーテーション等、特別な装置や壁構
造のないトイレ室にも容易に設置して使用することがで
きると共に、一個の汚物収納装置を隣接した二つのトイ
レ室に共用させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る汚物収納装置の構造に関
する実施例を図面に従って説明する。図面において、1
は隣接するトイレ室を区画して個室化するパーテーショ
ン等の壁体Aの表面に装着固定する容器本体である。こ
の容器本体1は、背面側を開口させた2個の筐体1a,
1aを該背面側開口縁部において相互に嵌合固着して一
体化してなるものであり、本実施例においては、該嵌合
部1bに上記壁体Aを挟持して該壁体Aの表面に装着固
定する構造に成っている。即ち、各筐体1aの背面側開
口縁部にはその背面方向へ短小となる段差部1cが形成
してあり、壁体Aに穿設した取付孔Bに対してその表裏
面側から各筐体1aの段差部1cを嵌合し、取付孔Bの
周縁を挟持するようにして各筐体1a,1aの段差部1
c,1cを相互に嵌合固定する構造になっている。2
は、各筐体1a,1aを壁体Aの表面に固定する取付フ
ランジであり、複数の小螺子3,3によって壁体Aに締
結固定する構造になっている。
【0008】符号4は、容器本体1の上部に各トイレ室
側からも使用することができるように、背中合わせにな
る各筐体1a,1aの表面に構成した汚物投入口、5は
容器本体1の下部に構成した汚物入容器6の収容部であ
る。本実施例において、背中合わせに構成される2個の
汚物投入口4,4は、相互に左右方向へ開口位置をずら
せて筐体1aの表面側から内側へ凹陥形成したものであ
り、各汚物投入口4の内奥上縁から投入口開閉蓋7を回
動軸8によって自在に回動するように固設垂下させ、該
投入口開閉蓋7の側縁及び下縁を汚物投入口4の開口縁
に対して離接させることによって汚物投入口4の開閉を
するように構成してある。本実施例において、投入口開
閉蓋7はその上縁から下縁方向へ汚物投入口4の開口側
面形状に対応して曲折した形状に形成してあり、常時は
周縁部分を汚物投入口4の開口縁に当接させて該汚物投
入口4を閉止すると共に、汚物投入時には該投入口開閉
蓋7をその上縁において回動自在に支持する上記回動軸
8回りに容器本体1の内側へ回動させ(矢印C方向)、
該汚物投入口4を開放するようになっている。
【0009】符号9は、容器本体1の下部に構成した汚
物入容器6の収容部5を開閉被蓋する収容部開閉蓋であ
る。上記汚物入容器6は、この収容部開閉蓋9を構成す
る筐体1aの容器出入口1dを介して容器本体1の収容
部5内に装置し、また該収容部5から取り外すことがで
きるように構成したものである。また、10,10は、
汚物投入口4の左右内壁に対抗配置した光電式のセンサ
ーである。このセンサー10,10は、汚物投入口4内
に使用者が手指等の人体の一部を挿入することによって
人体感知信号を生ずるように構成したものであり、汚物
投入口4内に人体が挿入されて該センサー10,10か
らの受光信号が所定時間以上遮断された場合に後述する
駆動装置11が動作を開始し、所定時間該投入口開閉蓋
7を開放方向へ動作させるものである。
【0010】駆動装置11は、投入口開閉蓋7を開閉駆
動するためのものである。本考案において、この駆動装
置11はソレノイドを駆動源としており、上記投入口開
閉蓋7の上部に構成した連結アーム12に対してその駆
動杆13の先端を連結し、ソレノイドの励磁作用に伴う
該駆動杆13の進退動作によって連結アーム12を前後
方向へ移動させ、上記回動軸8を回転中心として投入口
開閉蓋7を開閉駆動する構造になっている。またソレノ
イドの励磁作用が消滅した場合には駆動装置11に内装
した復帰ばね(図示していない)の付勢力によって投入
口開閉蓋7を閉止方向へ移動させる。この復帰ばねの弾
性力は、投入口開閉蓋7がその自重によって汚物投入口
4を閉止する方向へ移動するための回動力を助長すると
共に、汚物投入口4の閉止時には該閉止状態を維持する
ことができる程度のばね力を有するものであり、停電時
においては該投入口開閉蓋7を手動で容易に開放するこ
ともできるものである。
【0011】
【考案の効果】本考案に係る汚物収納装置は、以上のよ
うに駆動装置の駆動源としてソレノイドを使用して投入
口開閉蓋を駆動するように構成してあるため、汚物投入
口の開閉動作を確実に行うことができるばかりでなく、
停電時においても手動で投入口開閉蓋を開閉して使用す
ることができ、また誤って投入口開閉蓋に手指を挟まれ
ても該投入口開閉蓋を汚物投入口の内側へ開放すること
ができ、傷害を生ずることがない。更に、汚物入容器の
開閉蓋を自動的に開閉させるため、前使用者が汚れた手
で触れた可能性のある開閉蓋を素手で掴むことによる不
潔感を解消することができる等、本考案の実施により得
られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る汚物収納装置の一実施例を示す縦
断面図である。
【図2】同じく要部拡大縦断面図である。
【図3】同じくソレノイドを駆動源とする駆動装置構成
部の拡大平面図である。
【図4】同じく一部切り欠いた拡大正面図である。
【図5】同じく投入口開閉蓋構成部の拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 筐体 4 汚物投入口 5 収容部 6 汚物入容器 7 投入口開閉蓋 8 回動軸 9 収容部開閉蓋 10 センサー 11 ソレノイドを駆動源とする駆動装置 12 連結アーム 13 駆動杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福田 芳道 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 澤登 尚子 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−131718(JP,U) 実開 昭58−191217(JP,U) 実開 平3−31620(JP,U) 実開 昭63−52499(JP,U) 実公 昭58−46168(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 17/02 A47K 17/00 E04C 2/52 B65F 1/00 E04H 1/12 301

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接したトイレ室を仕切る仕切壁の壁面
    に、背面側が開口する2個の筐体を背中合わせに接合し
    た容器本体を装着し、 該容器本体の下部に汚物入容器の収容部を形成し、上記
    各筐体の上部にそれぞれ汚物投入口を相互に左右方向へ
    開口位置をずらして形成し、 上記汚物入容器を上記容器本体の収容部前面に開閉自在
    に構成した容器出入口を介して脱着自在に収容すると共
    に、上記汚物投入口の内側に投入口開閉蓋を開閉自在に
    装着し、該投入口開閉蓋の外側近傍に人体感知センサー
    を配設し、 上記投入口開閉蓋上部に連結した駆動杆を進退動作させ
    るソレノイドと、該ソレノイドの励磁作用が消滅した際
    に該投入口開閉蓋を閉止方向へ移動させる復帰ばねを内
    装した駆動装置を容器本体内に構成し、 上記人体感知センサーの感知信号によって上記投入口開
    閉蓋の開閉駆動をする上記駆動装置を動作させると共
    に、停電時においては上記投入口開閉蓋を手動でも開放
    し得るように構成したことを特徴とする汚物収納装置。
JP1993026940U 1993-04-23 1993-04-23 汚物収納装置 Expired - Lifetime JP2603407Y2 (ja)

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JPH0679398U JPH0679398U (ja) 1994-11-08
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