JPH082212Y2 - トイレの放水装置 - Google Patents

トイレの放水装置

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JPH082212Y2
JPH082212Y2 JP1988106153U JP10615388U JPH082212Y2 JP H082212 Y2 JPH082212 Y2 JP H082212Y2 JP 1988106153 U JP1988106153 U JP 1988106153U JP 10615388 U JP10615388 U JP 10615388U JP H082212 Y2 JPH082212 Y2 JP H082212Y2
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JP
Japan
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water discharge
solenoid valve
box body
toilet
water supply
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1988106153U
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English (en)
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JPH0229971U (ja
Inventor
利幸 足立
浩司 野口
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Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は壁内に埋設される箱体の内側に給水用の管
路と放水用の管路及び両管路を連結する弁機構を備えた
トイレの放水装置に関する。
〔従来の技術〕
実開昭57−133688号公報(昭和57年8月20日公開)に
は、トイレに給水する給水部等を壁面の凹部に収納する
と共に、その凹部をカバーによって覆うようにした給水
装置が記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の装置では、装置全体のコンパクト化
が考慮されておらず、電磁石が一体化されるフラッシュ
バルブを弁機構に採用した給水部やその周辺機材が凹部
内に漫然と配置されて、広い設置スペースを必要とする
ものであった。
この考案は上記の事情を考慮してなされたものであっ
て、その目的はトイレの壁内の狭い設置スペースを有効
に利用するために、装置全体をコンパクトにすることが
可能なトイレの放水装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案では、前記弁
機構を電磁弁にて構成し、同電磁弁を箱体内の左右ほぼ
中央で、且つ上下ほぼ中央よりも上方に設置すると共
に、前記電磁弁の下方において箱体内の左右ほぼ中央に
は前記電磁弁の作動を制御する制御装置を配置し、前記
電磁弁の給水側には箱体内へ導かれた給水側を接続する
一方、前記電磁弁の放水側にはバキュームブレーカを備
え、且つ前記箱体の下部から箱体外方へ導かれて便器に
接続される放水管を前記制御装置の一側縁に沿うように
配置して接続している。又、前記箱体の前面において、
前記電磁弁の左右何れか一側に、トイレへの入室者を検
出して所定の検出信号を前記制御装置に入力するセンサ
を配置することが望ましい。
〔作用〕
この考案によれば、放水装置の主要な構成部材である
電磁弁及び制御装置を箱体の中央部分に配置すると共
に、バキュームブレーカを備えた放水管を制御装置の一
側縁に沿って垂直配管にて配置できるため、箱体の内部
空間を狭く設定しても、その空間を効率的に使用して、
前記各部材が配置され、よって装置全体のコンパクト化
が図られる。又、電磁弁の側方に形成される空間にセン
サを配置すれば、装置全体のコンパクト化を抑制するこ
となく、放水装置の機能を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を図面に従って
詳細に説明する。第1図〜第3図に示すように、箱体1
は金属板によって形成され、その前面及び左右両側に開
口1a,1b,1cを備えている。箱体1の左右両側には雌ネジ
孔2a,3aをそれぞれ備えた上下一対の連結体2,3が固着さ
れ、各連結体2,3には座金4aを介して前記雌ネジ孔2a,3a
に螺合されるボルト4により、取付け金具5がそれぞれ
取着されている。各取付け金具5の先端には埋設部5aが
形成され、箱体1がトイレの壁Wの凹所Waに収容された
状態で、前記各取付け金具5の埋設部5aが凹所Waの左右
の内壁面に埋設されることにより、箱体1が壁Wに装着
される。
箱体1内には、その左側縁に沿って上下に延びる給水
管6が収容され、その下端部にて給水源(図示略)に接
続される。又、箱体1内には、その右側縁に沿って上下
に延びると共にバキュームブレーカ7aを備えた放水管7
が収容され、その下端部にて便器(図示略)に接続され
る。
又、箱体1内において、その左右ほぼ中央で、且つ上
下ほぼ中央よりも上方の所定位置には給水管6と放水管
7との間を開閉するための電磁弁8が配置され、その給
水側端部が逆止弁9を介して前記給水管6の上端部に接
続され、放水側端部が配管10を介して前記放水管7の上
端部に接続されている。そして、電磁弁8の開放動作時
には、給水源の水が給水管6,電磁弁8,バキュームブレー
カ7a及び放水管7を通過して便器に供給される。
前記電磁弁8の下方において、前記給水管6と放水管
7との間にはマイクロコンピュータを内蔵した制御装置
11が支持金具12によって取付け固定され、その両側縁に
沿って前記給水管6及び放水管7が近接配置されてい
る。箱体1の前面には開口1aを覆うステンレス製の化粧
板13がその上下両縁に設けた折曲部13aを介し、複数の
取付けネジ14により着脱可能に装着されている。
この化粧板13の右側上部内面にはタッチスイッチ15が
取付けられ、その操作部15aが化粧板13を貫通して露出
されている。この操作部15aの下方において、化粧板13
上には操作メッセージを表示する表示部15bが設けられ
ている。又、前記電磁弁8の左側上方において、箱体1
内にはトイレへの入室者を検出するためのセンサ16が設
置され、その検知部16aが化粧板13を貫通して露出され
ている。そして、前記タッチスイッチ15の操作時やセン
サ16による入室者の検出時には、所定の信号が前記制御
装置11内のマイクロコンピュータに入力される。
上記の放水装置においては、トイレの入室者がセンサ
16によって検出され、この時、検出信号がセンサ16から
制御装置11のマイクロコンピュータに入力される。する
と、マイクロコンピュータは前記検出信号に応答して使
用時間tの計測を開始し、その使用時間tが予め設定さ
れた時間Tを超過した時(t≧Tの時)、マイクロコン
ピュータは電磁弁8を所定時間taにわたって開放動作さ
せて、大容量の水を給水源から各管6,7等を経由して便
器に供給させ、便器を清浄させる。従って、便器内の排
泄物(例えば大便や多数の入室者による小便)が確実に
洗い落とされる。
又、前記使用時間tが前記設定時間Tよりも短い時
(t<Tの時)、マイクロコンピュータは電磁弁8を閉
鎖状態に保持して、便器への給水を停止する。従って、
水を節約することができる。
一方、トイレへの入室者により、タッチスイッチ15が
操作された時、マイクロコンピュータは前記所定時間ta
よりも短い時間tbにわたって電磁弁8を開放動作させ、
小容量の水によって便器を洗浄させる。従って、便器内
の排泄物(例えば少量の小便)が洗い落とされる。又、
マイクロコンピュータは前記タッチスイッチ15の操作回
数nをカウントし、その回数nが予め設定された回数N
に一致した時、電磁弁8を前記所定時間taにわたって開
放動作させ、大容量の水によって便器を洗浄させる。
又、この実施例における放水装置では、電磁弁8及び
制御装置11が箱体1のほぼ中央に配置され、給水管6及
び放水管7が制御装置11の左右両側縁に沿って近接配置
されているため、装置全体をコンパクトにして、トイレ
の壁W内における設置スペースを少なくすることができ
る。又、制御装置11を箱体1内のほぼ中央に配置したこ
とにより、制御装置11から箱体1内各所に設置された電
磁弁8及びセンサ16等の各種電気部品への接続配線も短
くて済み、配線コストを低減することができる。更に
は、電磁弁8の上部両側に形成される箱体1の空間に、
センサ16及びタッチスイッチ15がそれぞれ配置されてい
るため、両者15,16によって装置のコンパクト化が抑制
されることなく、放水装置の機能向上を図ることができ
る。
尚、この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、次の態様で具体化することも可能である。
即ち、 (a)第4図に示すように、左右に延びる給水管21を設
け、その一端を箱体1の左側開口1cに配置すると共に、
他端を電磁弁8の給水側に接続すること。
(b)第5図に示すように、前記給水管21の一端を箱体
1の右側開口1bに配置すると共に、他端を電磁弁8の給
水側に接続すること。
(c)第6図に示すように、略L字状をなす給水管22を
設け、その一端を電磁弁8の右側において箱体1の上壁
近傍に配置すると共に、他端を電磁弁8の給水側に接続
すること。
(d)第7図に示すように、前記給水管22の一端を電磁
弁8の左側において箱体1の上壁近傍に配置すると共
に、他端を電磁弁8の給水側に接続すること。
(e)第1図に示すタッチスイッチ15及びセンサ16を左
右に入れ換えて配置すること。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案によれば従来の電磁石
が一体結合されたフラッシュバルブではなく小スペース
で済む電磁バルブが弁機構に採用されると共に、電磁弁
及びその制御装置が箱体内の左右ほぼ中央において上下
に配置され、さらにはバキュームブレーカを備えた放水
管が前記制御装置の一側縁に沿って垂直配管されるの
で、装置全体をコンパクトにして、設置スペースを少な
くすることができ、さらには前記制御装置から箱体内各
所に設置された各種電気部品への接続配線も短くて済む
ため、配線コストを低減することができるという優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例におけるトイレの放水装置
を示す正面図、第2図は右側断面図、第3図は箱体の部
分分解斜視図である。 第4図〜第7図は放水装置の別例を概略的に示す正面図
である。 1…箱体、6…給水管、7…放水管、7a…バキュームブ
レーカ、8…電磁弁、11…制御装置、16…センサ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁内に埋設される箱体の内側に給水用の管
    路と放水用の管路及び両管路を連結する弁機構を備えた
    トイレの放水装置において、 前記弁機構を電磁弁にて構成し、同電磁弁を箱体内の左
    右ほぼ中央で、且つ上下ほぼ中央よりも上方に設置する
    と共に、前記電磁弁の下方において箱体内の左右ほぼ中
    央には前記電磁弁の作動を制御する制御装置を配置し、
    前記電磁弁の給水側には箱体内へ導かれた給水管を接続
    する一方、前記電磁弁の放水側にはバキュームブレーカ
    を備え、且つ前記箱体の下部から箱体外方へ導かれて便
    器に接続される放水管を前記制御装置の一側縁に沿うよ
    うに配置して接続したことを特徴とするトイレの放水装
    置。
  2. 【請求項2】前記箱体の前面において、前記電磁弁の左
    右何れか一側に、トイレへの入室者を検出して所定の検
    出信号を前記制御装置に入力するセンサを配置した請求
    項1に記載のトイレの放水装置。
JP1988106153U 1988-08-10 1988-08-10 トイレの放水装置 Expired - Lifetime JPH082212Y2 (ja)

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JP1988106153U JPH082212Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10 トイレの放水装置

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JP1988106153U JPH082212Y2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10 トイレの放水装置

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JPH0229971U JPH0229971U (ja) 1990-02-26
JPH082212Y2 true JPH082212Y2 (ja) 1996-01-24

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ID=31339410

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738470Y2 (ja) * 1978-07-31 1982-08-24
JPS57133683U (ja) * 1981-02-13 1982-08-20

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JPH0229971U (ja) 1990-02-26

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