JPH0232273Y2 - - Google Patents

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JPH0232273Y2
JPH0232273Y2 JP5832384U JP5832384U JPH0232273Y2 JP H0232273 Y2 JPH0232273 Y2 JP H0232273Y2 JP 5832384 U JP5832384 U JP 5832384U JP 5832384 U JP5832384 U JP 5832384U JP H0232273 Y2 JPH0232273 Y2 JP H0232273Y2
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JP
Japan
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frame
panel
toilet
elevating
fixed
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JP5832384U
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JPS60168821U (ja
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  • Toilet Supplies (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は身体障害者用の衛生設備ユニツトに関
するものである。
従来、此種の衛生設備ユニツトには実開昭54−
196295号公報のものが存在する。
この従来品は内部にシスターンや給水、排水等
の諸配管を内設したケース壁前面に略全高に渉つ
てガイド用の長孔を開孔し、該長孔を介して大便
器を装着したパネルを上下動自在に装着したもの
である。
ところが、便器を装着したパネルが便器を固定
できる大きさに形成されている為、そのパネルの
上下に存在する長孔部分から内部の諸配管類が目
認され、外観的美観を損い、商品価値の低下を招
く。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は便器を装着したパネルが
上下動しても内部の諸配管等が露出せず、商品価
値の低下を招かない身体障害者用衛生設備ユニツ
トを提供せんとするものである。
その目的を達成する為の基本的な構成は枠状フ
レーム内に昇降駆動装置を介して上下動する昇降
フレームを上下動自在に装着し、該枠状フレーム
の前方においてその枠状フレームに囲まれた空間
を覆す程度の面積を有するパネルを昇降フレーム
に固定し、そのパネル前面に大便器、手摺り及び
便器洗浄用給水タンクの操作部を設けると共に、
そのパネル下端と枠状フレームとの間にパネルの
上動と共に上昇する可動巾木を設けたものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
枠状フレームAは枠材を矩形状に枠組形成する
と共に左右の側枠部a1,a1内面に沿つて上下
方向に延びる一対のスライド軸1を取付けたもの
で、この枠状フレームA内に昇降フレームBを上
下動自在に装着する。
昇降フレームBは相互に平行な左右一対の側板
2と、その側板2前端に亘つて設けられた前板3
とで断面略[型に形成し、前板3の裏面に必要に
応じて適宜補強桟4を取付け、左右の側板3には
スライド軸1を貫挿通せしめるガイド孔を穿設し
たガイド片1′を外面に突設せしめると共に上下
方向中途部において両側板2に亘つて昇降駆動装
置Cに連結接続する支持板5を架設する。
昇降駆動装置Cはシリンダー6と、駆動用モー
ター7とからなり、シリンダー6を下向きにして
枠状フレームAに固定すると共にそのシリンダー
6を支持板5に連結し、該シリンダー6の伸縮に
よつて支持板5を上下動させ、それに伴い昇降フ
レームBをスライド軸に沿つて上下動させる。
また、昇降フレームBは前板3の前面にパネル
Dを取付ける。
パネルDは、枠状フレームA内の開口よりも大
きな背面を開放した四角形の薄い箱状に形成し、
枠状フレームAの前面を覆つて昇降フレームBの
前板3に取付け、その縁部dを枠状フレームAの
前面に近接せしめてなり、所望位置に便器E、手
摺りG、便器洗浄用ロータンクFの操作部fを設
け、このパネルDの下端と、枠状フレームAの前
面に設けた固定巾木8との間に可動巾木Hを設け
る。
便器Eは壁掛け型の大便器で、パネルDにボル
ト、ナツト9,10を介して締付け固定し、該パ
ネルDに貫通孔を開穿して排便管を貫通せしめて
便器Eに連絡する。
便器洗浄用給水タンクFはパネルD裏面に受台
12を設けてその受台12上に載置固定する。
このタンク洗浄給水用タンクFはボールタツプ
給水栓13と排水弁(図示せず)を備えボールタ
ツプ給水栓13が枠状フレームA、底壁に設けた
止水栓14と長さに余裕のあるフレキシブルな接
続管15と連絡し、排水弁がパネルD前面に設け
た操作具fで開弁操作される。
手摺りGは略U字状に形成されており、後端に
設けた取付フランジ16をパネルDにボルトナツ
トで締付固定し、このフランジ16を手摺りGに
挿通装着したフランジカバー17で覆い隠す。
尚、パネルDの上記便器E及び摺りGが取りつ
けられる部分はパネルD裏側に補強リブ18や補
強板19を必要に応じて取りつけて補強し、便器
洗浄給水用タンクF上方には開閉自在な蓋を備え
た点検口20を設ける。
可動巾木Hは昇降フレームBの上昇の際に固定
巾木8の上端とパネルD下端との間空間部が形成
され内部に設けた排便管11を隠す為のもので、
上縁に折曲片部22を有する帯板状に形成したも
ので、図示するように枠状フレームAの下枠部a
2とパネルDとの間に介在しパネルDの上昇或は
下降に伴なつて上下動自在とする。
また可動巾木Hを上下動自在に支持するに際し
ては図示するようにパネルDの背面両脇に固定し
下部を開放する筒部d1と、その筒部d1内に固
定し下端を折曲片部22を挿通してパネルDの縁
部dに取付けたガイド軸d2と、筒部d1内と折
曲片部22との間に介在した反撥バネd3とで構
成し、第5図乃至第8図に示すようにパネルDの
上昇時には縁部dで折曲片部22が持ち上げられ
てパネルD下端と枠状フレームAの下枠部a2と
の間に生じる空間を被覆し、またパネルD下降時
には反撥バネd3の反撥力によつて自動的に落下
する。尚、可動巾木Hの全高は上昇るパネルDの
上昇量を考慮の上、最大限に上昇した際にパネル
D下端と固定巾木8との間を隠蔽できる程度とす
る。また23は上昇した際可動巾木H下端のブラ
付きを防止する為の磁石で固定巾木8に固定して
いる。
また筒部d1は両端を開放した筒体d4上部に
反撥バネd3の反撥力を調整する為の蓋体d5を
進退自在に螺合して形成している。
而して、斯る設備ユニツトは枠状フレームAの
背面を背面パネル24で塞いで建物壁面Iに沿わ
せて床J上に配備し、排便管11、便器洗浄給水
用タンクFのボールタツプ給水栓13に連絡する
止水栓14を枠状フレームA外部において建物配
管に接続する。
この際、便器Eの排便管11は長さに余裕のあ
るフレキシブルな管を介して建物配管に接続す
る。
尚、図中25は昇降操作用の操作盤であり、本
考案設備ユニツトを配備した部屋の壁面など操作
し易い場所に取付け、昇降駆動操作Cと電気的に
連絡する。
また、本考案設備ユニツトに隣接して洗面台2
6付きのユニツトKを配設して一体化しても良
い。このユニツトKは本考案設備ユニツトと同様
の構造、即ち、枠状フレームA、昇降フレーム
B、パネルD、昇降駆動装置Fを備え、パネルD
の前面に設けた洗面台26を昇降駆動装置Cを介
して上下動自在として便器Eと同様、車イス使用
者の体格や車イソの高さに応じてその洗面台26
は洗面器29を支えたカウンター30及び照明3
1、収納ボツクス32、化粧鏡33、コンセント
34を一体的に備えたものである。
洗面台28は収納ボツクス32背面の上端面部
に固定金具35、下端部に埋込ナツト36を夫々
設けると共にカウンター30下面の左右両側部に
支持用ブラケツト37を設け、固定金具35をパ
ネルD前面に突設したネジビス37に掛止し、埋
込ナツト36に昇降フレームBの前板3裏面に設
けた補強桟4を介してボルト38を螺着し、更に
ブラケツト37をボルトナツト39でパネルDを
貫通して昇降フレームBに固定することによりパ
ネルDに取りつける。
カウンター30に支持された洗面器29は吐出
器具40と排水栓操作用レバー41を備え、上記
吐出器具40はカウンター30下方においてパネ
ルDに取りつけた湯水混合栓42に接続されてい
る。
湯水混合栓42は、その湯入口と水入口がパネ
ルDと昇降フレームBの前板3を貫通して、枠状
フレームA、底壁に設けた給湯用、給水用止水栓
43,44に長さに余裕のあるフレキシブルな接
続管45を介して連絡する。
また、洗面器29の排水口46はパネルD、昇
降フレームBの前板3を貫通して洗面器用排水管
47に連絡する。
上記給湯用、給水用夫々の止水栓43,44と
洗面器用排水管47は枠状フレームAの底壁を貫
通して設けられる。
尚、この実施例は吐出器具40は光電センサー
48を備え、使用者を感知して自動的に給水する
形式のものが用いられており、そのためのコント
ロールボツクス49がカウンター30下方におい
てパネルDに取りつけられている。
而して、このユニツトKは本考案設備ユニツト
と同様に背面パネル50で塞いで建物に固定し、
洗面器29の吐出器具40に連絡する給湯用及び
給水用止水栓43,44、ならびに洗面器用排水
管47をフレキシブルな配管を介して建物配管に
接続する。
51はこの洗面台28付きユニツトKの昇降駆
動装置Cを作動させる操作盤である。
本考案は以上のように構成したので下記の利点
がある。
便器が上昇してパネル下端が枠状フレームの
下枠部分より上方に位置してもそのパネル下端
と下枠部分との間に発生する隙間は可動巾木で
もつて前方から隠される為、便器に連絡する背
後の排便管やその他の器具類がトイレルーム内
から目視されず、外観的美観が優れ、商品価値
の低下を招かない。
便器を昇降させて車イス使用者が自分の体
格、車イスに合わせて高さを調節して使用する
ことができる。
依つて、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案設備ユニツトの正面図、第2図
は縦断面図で一部切欠して示す、第3図は斜視
図、第4図は背面方向からの斜視図で一部切欠す
る、第5図乃至第8図は可動巾木が上昇する過程
を示す部分拡大断面図、第9図は洗面台付きユニ
ツトを連設した状態の斜視図、第10図は洗面台
付きユニツトの縦断面図、第11図は同背面から
の斜視図で一部切欠する。 尚図中、A:枠状フレーム、B:昇降フレー
ム、C:昇降駆動装置、D:パネル、F:便器洗
浄給水用タンク、f:操作部、E:便器、G:手
摺り、H:可動巾木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠状フレーム内に昇降フレームを上下動自在に
    装着し、該枠状フレームの前方においてその枠状
    フレームに囲まれた空間を覆す程度の面積を有す
    るパネルを昇降フレームに固定し、そのパネル前
    面に便器、手摺り及び便器洗浄給水用タンクの操
    作部を設けると共に、そのパネル下端と枠状フレ
    ームとの間にパネルの上下動と共に上昇下降する
    可動巾木を設けた身体障害者用衛生設備ユニツ
    ト。
JP5832384U 1984-04-19 1984-04-19 身体障害者用衛生設備ユニツト Granted JPS60168821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5832384U JPS60168821U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 身体障害者用衛生設備ユニツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5832384U JPS60168821U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 身体障害者用衛生設備ユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS60168821U JPS60168821U (ja) 1985-11-09
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ID=30583717

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JP5832384U Granted JPS60168821U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 身体障害者用衛生設備ユニツト

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2716708B2 (ja) * 1987-12-03 1998-02-18 東陶機器株式会社 多目的部屋複合体
JPH0752216Y2 (ja) * 1988-02-22 1995-11-29 東陶機器株式会社 トイレ用l型配管ユニット
JPH0752217Y2 (ja) * 1988-06-03 1995-11-29 東陶機器株式会社 洋風大便器ユニット

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JPS60168821U (ja) 1985-11-09

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