JP2582854B2 - トイレ - Google Patents

トイレ

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JP2582854B2
JP2582854B2 JP63117520A JP11752088A JP2582854B2 JP 2582854 B2 JP2582854 B2 JP 2582854B2 JP 63117520 A JP63117520 A JP 63117520A JP 11752088 A JP11752088 A JP 11752088A JP 2582854 B2 JP2582854 B2 JP 2582854B2
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JP
Japan
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toilet
support frame
cabinet
wall
floor
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JP63117520A
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JPH01287329A (ja
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英和 村林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、便器が床面から浮かされて設置されるトイ
レに関し、詳しくは壁側の強度を高めることなく便器を
床面から浮かせて設置させようとする技術に係るもので
ある。
[従来の技術] 従来、便器が床面から浮かされて設置されるトイレに
おいては、便器が床面から浮かされていてトイレの床面
の掃除を容易に行えるとともにデザイン的にもすっきり
したものとなっていた。ところで便器を床面から浮かし
て設置するのに、便器及びこれに座った人の荷重を支え
るのに、壁側に相当の強度を要し、従ってビル用などの
ように給水管が太くて鉄筋コンクリート系の建物にしか
施工できないものとなっていた。
一方、ヨーロッパ等においては第5図に示すように、
縦横に鉄筋を配したコンクリートパネル板aでロータン
ク6や配管類を覆い、便器1をコンクリートパネル板a
に固定支持するとともに給水管及び排水管に接続するも
のであった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような取付け構造のものを日本の住宅
に適用するのに、壁側の強度が充分なものではなく、適
用できないものである。又、第6図に示すように、壁3
と便器1間に配されたキャビネット7に便器1を支持さ
せることも考えられるが、かかる場合にはキャビネット
7の強度を相当に高めなければならず、コストが高くな
り、便器1使用時に人の荷重がかかってキャビネット7
等が撓む等してきしみ音が生じるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、壁側の強度が木造建築の
ように弱いものにおいても低コストで強度高く便器を片
持状に支持ができ、このようにするのにキャビネットを
有効に利用して外観を低下させることなく外観を維持で
きるトイレを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のトイレは、便器1と壁3との間にキャビネッ
ト7を配し、キャビネット7内に支持フレーム4を収納
し、支持フレーム4を床5と壁3とに固定し、支持フレ
ーム4に便器1を片持状に支持するとともに便器1に洗
浄水を供給するロータンク6をキャビネット7内におい
て支持フレーム4の上端部に支持して成ることを特徴と
するものである。
[作用] このように、便器1と壁3との間にキャビネット7を
配し、キャビネット7内に支持フレーム4を収納し、支
持フレーム4を床5に固定し、支持フレーム4に便器1
を片持状に支持することによって、壁3側の強度を高め
ることなく便器1の支持ができ、木造建築のものにも適
用でき、しかもキャビネット7内に支持フレーム4を収
納することで、キャビネット7を有効に利用して外観を
維持し、このように壁3側の補強を行わなくて支持フレ
ーム4をキャビネット7内に隠すから、コストを高める
こともないようにしたものであり、しかも、支持フレー
ム4を床5と壁3とに固定し、支持フレーム4に便器1
を片持状に支持するとともに便器1に洗浄水を供給する
ロータンク6をキャビネット7内において支持フレーム
4の上端部に支持するから、床5と壁3とに固定した支
持フレーム4に、便器1を床5から浮かして片持ち状に
保持するのに、支持フレーム4の上端にはロータンク6
が支持されていて、支持フレーム4にて便器1を床5か
ら浮かせて片持ち状に保持する場合の回転モーメントを
軽減することができ、支持フレーム4を壁3に取付ける
強度を軽減でき、結果として、壁3側の強度を高めるの
を回避できるのである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
トイレAはその便器1が床面2から浮かされて設置さ
れるものであって、便器1と壁3との間にキャビネット
7が配され、キャビネット7内には便器1に洗浄水を供
給するロータンク6、室内暖房用の温風発生装置8、排
臭装置9等が内蔵され、又、掃除道具収納部10等が構成
されている。又、キャビネット7内には支持フレーム4
を収納され、この支持フレーム4が床5及び壁3に固定
され、そしてこのように固定された支持フレーム4に便
器1が片持状に支持されて構成されている。キャビネッ
ト7の上面には左右の側壁面にわたってカウンター11が
載設されている。
支持フレーム4はアングル材12…を縦横に組み合わせ
て溶接し、めっき処理されている。このような支持フレ
ーム4は床5及壁3にその取付孔13…において取付けら
れている。そして陶器製のような便器1の取付通孔14に
ボルト15を挿通し、これを支持フレーム4のねじ孔16に
ねじ込むことによって便器1を支持フレーム4に片持状
に取付けてある。かかる場合、便器1と支持フレーム4
間にキャビネット7の前板17が挟持される。そして支持
フレーム4にはキャビネット7内においてロータンク6
が載設保持され、ロータンク6の底部に取付けられた洗
浄管18の他端が便器1にゴムパッキン19を介して連通接
続され、便器1の排出口にはゴムパッキン19を介して排
水接続管20が接続され、排水接続管20に排水管21が接続
され、しかしてロータンク6からの洗浄水にて便器1内
部が洗浄され、かかる排水を排水管21へと排水すること
ができるようにしてある。支持フレーム4には押出鋼板
22を溶接してあり、この押出鋼板22に金属バンド23を挟
んで支持フレーム4に洗浄管18及び排水接続管20を保持
してある。
このように便器1と壁3との間にキャビネット7を配
し、キャビネット7内に支持フレーム4を収納し、支持
フレーム4を床5に固定し、支持フレーム4に便器1を
片持状に支持することで、壁3側の強度を高めることな
く便器1の支持を行い、木造建築のものにも施工ができ
るのである。かかるキャビネット7内に支持フレーム4
を収納することで、キャビネット7を有効に利用して外
観を維持している。
トイレAの壁3には通孔24が形成され、給水管25が通
され、止水栓26を経てフレキシブル管27を介してロータ
ンク6に給水することができるようにしてある。ロータ
ンク6内にはボールタップ28を有するシスターンが装備
され、ロータンク6内の水位を略一定レベルにして貯水
することができるようにしてある。ロータンク6の上方
部には洗浄スイッチ29が設けられ、この洗浄スイッチ29
の操作にてロータリーソレノイド30を作動させ、アーム
31を介してチェーン32を引き上げ、排水弁33を開放し、
ロータンク6内の洗浄水を便器1へと流下することがで
きるようにしてある。
トイレAの左右の壁側間にわたるキャビネット7の内
部の一側部には、温風発生装置8を設けてあり、操作ス
イッチ34の操作によりファン及びヒータ等の温風発生部
を作動させて室内の空気を導入し、これをヒータ近傍を
通過させて昇温し、その温風をキャビネット7の下部前
面に形成した吹出口36から吹出すことができるようにし
てある。
又、キャビネット7の内部の他側部には、掃除道具収
納部10が構成され、扉37がスライド蝶番(図示せず)に
て開閉自在に保持され、隠し蓋38の上に棒たわし等の掃
除道具を立て掛けて収納することができるようにしてあ
る。そして隠し蓋38の下方には汚物入れ39が設けられ、
隠し蓋38を上げてごみや汚物を投入することができるよ
うにしてある。
又、ロータンク6から便器1への洗浄管18の途中から
拝臭管40が分岐され、この拝臭管40をキャビネット7内
において立上げ、掃除道具収納部10の上方に形成した排
気ファン41に連通され、壁3の背部に排気して、便器1
内の臭気を外部に抜くようにしてある。かかる場合、排
気ファン41の位置はロータンク6の水位レベルよりも高
くしてあり、ロータンク6からの洗浄水が排臭管40を不
測に伝い登って排気ファン41に至ることがないようにし
てある。かかる場合、排気ファン41への吸入口部分に脱
臭剤を装備させたフィルターを設けて、脱臭を図るよう
にしてもよい。
そしてキャビネット7内に収納されたロータンク6に
は一般住宅用水道配管の給水管25が接続され、一般住宅
用水道配管の使用が可能になり、そしてカウンター11の
上にハンドバッグ等の小物を置いたり本や花瓶等を飾る
ことができる。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、便器と壁との間にキャビネッ
トを配し、キャビネット内に支持フレームを収納し、支
持フレームを床に固定し、支持フレームに便器を片持状
に支持してあるから、壁側の強度を高めることなく便器
の支持ができ、木造建築のものにも適用でき、しかもキ
ャビネット内に支持フレームを収納するから、キャビネ
ットを有効に利用して外観を維持し、このように壁側の
補強を行わなくて支持フレームをキャビネット内に隠す
から、コストを高めることもない。しかも、支持フレー
ムを床と壁とに固定し、支持フレームに便器を片持状に
支持するとともに便器に洗浄水を供給ロータンクをキャ
ビネット内において支持フレームの上端部に支持するか
ら、床と壁とに固定した支持フレームに、便器を床から
浮かして片持ち状に保持するのに、支持フレームの上端
にはロータンクが支持されていて、支持フレームにて便
器を床から浮かせて片持ち状に保持する場合の回転モー
メントを軽減することができ、支持フレームを壁に取付
ける強度を軽減でき、結果として、壁側の強度を高める
のを回避できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の側断面図、第2図は同上の
正断面図、第3図は同上の平断面図、第4図は同上の概
略側断面図、第5図は従来例の分解斜視図、第6図は同
上の他の従来例の断面図であり、1は便器、2は床面、
3は壁、4は支持フレーム、5は床、6はロータンク、
7はキャビネットである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器が床面から浮かされて設置されるトイ
    レであって、便器と壁との間にキャビネットを配し、キ
    ャビネット内に支持フレームを収納し、支持フレームを
    床と壁とに固定し、支持フレームに便器を片持状に支持
    するとともに便器に洗浄水を供給するロータンクをキャ
    ビネット内において支持フレームの上端部に支持して成
    ることを特徴とするトイレ。
JP63117520A 1988-05-14 1988-05-14 トイレ Expired - Lifetime JP2582854B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63117520A JP2582854B2 (ja) 1988-05-14 1988-05-14 トイレ

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JPH01287329A JPH01287329A (ja) 1989-11-20
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748779Y2 (ja) * 1990-04-06 1995-11-08 株式会社イナックス 壁掛ワンピース型便器を有するトイレルーム
JPH05263455A (ja) * 1992-03-17 1993-10-12 Inax Corp 洋風便器設備
JPH084086A (ja) * 1994-06-23 1996-01-09 Inax Corp キャビネット組み込み型便器及びその取付構造

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JPS4919807U (ja) * 1972-05-25 1974-02-20
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JPS6336576U (ja) * 1986-08-22 1988-03-09

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