JPH0748779Y2 - 壁掛ワンピース型便器を有するトイレルーム - Google Patents

壁掛ワンピース型便器を有するトイレルーム

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JPH0748779Y2
JPH0748779Y2 JP1990037147U JP3714790U JPH0748779Y2 JP H0748779 Y2 JPH0748779 Y2 JP H0748779Y2 JP 1990037147 U JP1990037147 U JP 1990037147U JP 3714790 U JP3714790 U JP 3714790U JP H0748779 Y2 JPH0748779 Y2 JP H0748779Y2
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JP
Japan
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toilet
wall
toilet bowl
piece
counter
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JP1990037147U
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JPH03128774U (ja
Inventor
卓治 小柳
Original Assignee
株式会社イナックス
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は洗浄水貯留用のタンクと便鉢とが一体に成形さ
れたワンピース型便器を有するトイレルームに係り、特
に壁掛型としたワンピース型便器を有するトイレルーム
に係るものである。
[従来の技術] ワンピース型便器1は第3図に示すように、便器2と洗
浄水を貯留するタンク3とが一体に成形されたものであ
る。4は便鉢、5は便器リム部、6は操作ハンドルであ
る(例えば実公昭63-38301号、米国特許第2,923,012号
など)。
壁掛型の洋風便器7は、第4図に示す如く、トイレルー
ムのカウンター8の前面に該便器7の後端面を固定取り
付けし、便器7をトイレルームの床面9から浮かせるよ
う離隔設置され、このカウンター8内に便器洗浄水供給
用のロータンク(図示略)が設置される(特開平1-2873
29号公報)。かかる壁掛型洋風便器7は、トイレルーム
床面9から離隔しているので、床面9の清掃が容易にな
るという特長を有する。特に、便器と床面との合せ面に
汚水が浸み込まず、衛生的であると共に臭気発生の原因
になることもない。
[考案が解決しようとする課題] 従来のワンピース型便器はいずれも第3図に示した如く
床置型であったため、トイレルームの床面の清掃に手間
がかかったり、便器と床面との合せ面に汚水が浸み込ん
で臭気発生の原因になったりする等の問題があった。
第4図の如く従来の壁掛型洋風便器7をカウンター8の
前面に取り付け、該カウンター8内に便器洗浄水供給用
のロータンクを設置した場合、該ロータンクは壁掛型洋
風便器7よりも上位に設置せざるを得ないから、カウン
ター8の高さがどうしても高いものとならざるを得な
い。このため、壁掛型洋風便器7の着座者がカウンター
8上の予備のトイレットペーパーを取りにくいなどの不
便があった。また、ロータンクと壁掛型洋風便器7とを
配管でつなぐことも必要であり、配管施工に手間がかか
っていた。
[課題を解決するための手段] 本考案の壁掛ワンピース型便器を有するトイレルーム
は、トイレルーム内に設置されたカウンターの前面部分
に壁掛型洋風便器が設置されたトイレルームにおいて、
該壁掛型洋風便器は、後部に設置された洗浄水を貯留す
るタンクと前部に設置された便鉢とが一体に成形され、
該タンクの底部の流出口から便鉢に向う水路を備えた壁
掛ワンピース型便器であり、該壁掛ワンピース型便器
を、その後部を該カウンター内に入り込ませて設置した
ことを特徴とするものである。
[作用] 本考案では、カウンター内にロータンクを設置すること
が不要であり、カウンターの高さが低くなる。また、給
水管を直接に壁掛ワンピース型便器に接続すれば良く、
ロータンクと壁掛ワンピース型便器とを結ぶ配管が無く
なり、配管施工が容易となる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る壁掛ワンピース型便器10
を備えたカウンター前面部の縦断面図、第2図は施工構
造を示す分解斜視図である。
この壁掛ワンピース型便器10は、前部に配置された便鉢
11と後部に配置された洗浄水を貯水するタンク12とが一
体に設けられている。タンク12の底部には流出口13が設
けられ、水路14により便鉢11に臨む流出口15に連通され
ている。16はリム通水路であり、例えばタンク12内に水
が導入されるときに該リム通水路16内へも水が供給さ
れ、この水がリム通水路16の下面の射水孔から便鉢11に
向って流出される。17はトラップ部、18は排水孔であ
る。
この便器はサイホンボルテックス式に係るものであり、
タンク12より便鉢11内に洗浄水を短時間に吐出させるこ
とにより水位差を作り出し、鉢洗浄水の渦作用と共にサ
イホン作用を発生させ、汚物を排出するタイプのもので
ある。このサイホンボルテックス式便器は、溜水面が広
く、汚物が付着しない、あるいはサイホン式であり流水
音が小さいなどの特長を有する。
次にこの便器10の取付構造を第2図を参照して説明す
る。
20はカウンター21(第1図参照)内に設置された箱状の
フレームであり、その前面側のアングル22にボルト孔23
が穿設されている。壁掛ワンピース型便器10はその後端
面部分に側方へ張り出したフランジ部24を備えており、
該フランジ部24にボルト孔25が穿設されている。26は補
強鉄板であり、ボルト孔27のほか、排水管用の孔28、給
水管用の孔29を有している。
これらボルト孔23、27、25にボルト30が挿通され、ナッ
ト締めされることにより壁掛ワンピース型便器10がフレ
ーム20に固定される。壁掛ワンピース型便器10には排水
管31、給水管32が接続される。
本実施例では壁掛ワンピース型便器10のタンク12部分が
カウンター21内に納められるようにフレーム20がカウン
ター21の前面パネル33(第1図)から離隔するよう後退
して設置されており、壁掛ワンピース型便器10の前面パ
ネル33からの突出長さが小さくなるよう構成されてい
る。
このように構成されたトイレルームにあっては、壁掛ワ
ンピース型便器10は、トイレルームの床面9から浮くよ
うに設置されており、該床面9の清掃が簡単であると共
に、従来の如き汚水が浸み込むことによる臭気発生も防
止される。
また、カウンター21内に壁掛ワンピース型便器10の後部
が挿入されており、該壁掛ワンピース型便器10にカウン
ター21内の給水管を接続するだけで給水系の配管接続が
終了し、配管作業が容易である。
このカウンター21内にはロータンクは設置されておら
ず、カウンター21の高さが小さくて済む。従って、壁掛
ワンピース型便器10に着座した人が手を伸ばしてカウン
ター21上の予備のトイレットペーパー等を簡単にとるこ
とができる。
[効果] 以上の通り、本考案のトイレルームによると、カウンタ
ーの前面部に壁掛ワンピース型便器を設置したので、ト
イレルームの床面の清掃が容易であると共に、汚水浸み
込みに起因した臭気発生も防止される。
また、カウンター内に壁掛ワンピース型便器の後部が挿
入されており、壁掛ワンピース型便器のカウンター前面
からの突出長さが小さく、トイレルーム内のスペースを
大きくとることができる。さらに、該壁掛ワンピース型
便器にカウンター内の給水管を接続するだけで給水系の
配管接続が終了し、配管作業が容易である。
このカウンター内にはロータンクは設置されておらず、
カウンターの高さが小さくて済む。従って、壁掛ワンピ
ース型便器に着座した人が手を伸ばしてカウンター上の
予備のトイレットペーパー等を簡単にとることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るトイレルームのカウンター前面付
近の構成を示す断面図、第2図はこの実施例における便
器の取付構造を示す分解斜視図、第3図及び第4図は従
来例を示す斜視図である。 10……壁掛ワンピース型便器、11……便鉢、12……タン
ク、14……水路、16……リム通水路、20……フレーム、
30……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレルーム内に設置されたカウンターの
    前面部分に壁掛型洋風便器が設置されたトイレルームに
    おいて、該壁掛型洋風便器は、後部に設置された洗浄水
    を貯留するタンクと前部に設置された便鉢とが一体に成
    形され、該タンクの底部の流出口から便鉢に向う水路を
    備えた壁掛ワンピース型便器であり、 該壁掛ワンピース型便器を、その後部を該カウンター内
    に入り込ませて設置したことを特徴とする壁掛ワンピー
    ス型便器を有するトイレルーム。
JP1990037147U 1990-04-06 1990-04-06 壁掛ワンピース型便器を有するトイレルーム Expired - Lifetime JPH0748779Y2 (ja)

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TW200636133A (en) * 2005-02-10 2006-10-16 Toto Ltd Flushing type toilet
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