JPH0310216Y2 - - Google Patents

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JPH0310216Y2
JPH0310216Y2 JP1984074713U JP7471384U JPH0310216Y2 JP H0310216 Y2 JPH0310216 Y2 JP H0310216Y2 JP 1984074713 U JP1984074713 U JP 1984074713U JP 7471384 U JP7471384 U JP 7471384U JP H0310216 Y2 JPH0310216 Y2 JP H0310216Y2
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JP
Japan
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toilet
tank
protrusion
cleaning tank
water supply
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JP1984074713U
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JPS60186391U (ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は便器本体の上面に洗浄用タンクを載置
固定する腰掛便器に関する。
<従来の技術> 従来、この種の腰掛便器として第6図に示す如
く便器本体A′の後端上部に給水室を後方へ突出
させて形成し、その上面に洗浄用タンクB′を載
置固定して該洗浄用タンクB′の洗浄水を給水室
へ給水するものである(例えば実開昭52−26764
号公報参照)。
<考案が解決しようとする課題> しかし乍ら、このような従来の腰掛便器では便
所の壁面コーナー部に洗浄用タンクを固定して該
タンクと便器本体とを給水管で連結するものに比
べ、洗浄用タンクを壁面コーナー部の所定高さに
取付ける手間や洗浄用タンクと便器本体を給水管
で連結する手間が省けるという利点があるが、洗
浄用タンクB′の厚み分だけ便器本体A′を便所
C′の後壁面c1′より前方に位置させて設置する
必要があると共に、洗浄タンクB′の蓋b3′を着
脱自在とするのに該タンクB′を後壁面c1′との
間に隙間を設けて取付けなければならないからそ
の分だけ更に便器本体A′を前方に位置させて設
置する必要があるため、後壁面C1′から便器本
体A′前端までの前出寸法が長くなつて洗浄用タ
ンクB′下方の床面C2′、即ち便器本体A′と後壁
面C1′との間及び便器本体A′の左右側面と便所
C′の左右壁面との間には夫々便器使用に際して何
も利用されない無駄な空間C3′ができてしまい、
その結果便所C′内の有効スペースが減少するとい
う問題がある。
また、洗浄用タンクB′がその蓋b3′上に手洗
い管b4′を立設する手洗い付タンクである場合
には、手洗い時の使用者が立つ位置と手洗い付タ
ンクとの間に便器本体A′があるため、手前に位
置する便器本体A′を越えて手を延ばさなければ
手洗いができず、無理な姿勢をしなければならな
いという問題もある。
そこで、便器本体の左右どちらか一方の側部に
突出部を設け、この突出部内に吸水室を形成する
と共に、突出部の上面に洗浄用タンクを載置して
該洗浄用タンクと給水室とを連通させることによ
り、便器本体の左右側方にできる空間を有効利用
して便器本体前端の前出寸法を短くし、洗浄用タ
ンクと手洗い時の使用者とを接近させることが考
えられる。
しかし、この場合には突出部に洗浄用タンクの
重量と該タンク内に給水される洗浄水の重量等が
集中してかかるため、突出部が破損し易く危険べ
あり、突出部の肉厚寸法を極端に厚く形成したり
補強部材を別個に設けなければならずコストが高
くなるという問題がある。
本考案は斯る従来事情に鑑み、便器本体の側方
にできる空間を有効利用して便器本体前端の前出
寸法を短くし、洗浄用タンクと手洗い時の使用者
とを接近させながら洗浄用タンクが載置される突
出部を補強することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、便器本体の左右どちらか一方の側部に
突出部を一体形成し、この突出部内に給水室を形
成すると共に、突出部の上面に洗浄用タンクを載
置して該洗浄用タンクと給水室とを連通させ、上
記突出部の下面に沿つて排水路を設けたことを特
徴とするものである。
そして洗浄用タンクが手洗い付タンクであるこ
とが好ましい。
<作 用> 本考案は上記技術的手段によれば、便器本体の
側部に一体形成した突出部の上方に洗浄用タンク
を載置することにより、便器本体の後端面が便所
の後壁面と当接してその分だけ便器本体が後方に
配置されると共に、突出部の下面に沿つて排水路
を設けることにより、突出部の強度が下方への荷
重に対して高まるものである。
<実施例> この実施例は第1図に示すように便器本体Aの
右側に便器の上面と略同一水平面となる突出部a
1を一体に形成し、該突出部a1の下方に排水路
a2を形成したものである。
突出部a1は陶磁器製又は合成樹脂製等の便器
本体Aの右側に便器の上面と水平又は多少上下す
るような棚状に突設し、その内部に給水室a3を
形成すると共に上面に該給水室a3に連通する給
水口a4を開設する。
給水室a3はその内端をボウルa5上縁に形成
したリム通水路a6に連通せしめると共にボウル
a5裏面に形成した導水路a7に連通せしめ、上
記給水口a4に洗浄用タンクBの排水口部b1を
接続することにより、洗浄用タンクBから給水さ
れる洗浄水の一部をリム通水路a6の下面に開穿
した多数の射水孔a8…からボウルa2内面に吐
水し、残りの洗浄水を導水路a7下端に開穿した
ジエツト孔a9から排水路a2の入口a10に向
つてジエツト水流を噴出するようにする。
排水路a2はボウルa5の底部に開口した入口
a10からボウルa5裏面に沿つて右側斜め上方
に延び該ボウルa2内に一定の水位を形成する位
置からUターンしてその出口である排水口a11
を便器本体Aの右側に向けて開設しており、上記
ジエツト孔a9から噴出されるジエツト水流によ
り排水路a2内にサイホン現象を起させてボウル
a5内の汚水・汚物を排水口a11から排便管1
に排出する。
一方、洗浄用タンクBは本実施例の場合、該タ
ンクB内に配備したボールタツプ給水栓b2から
給水される洗浄水の一部を蓋b3上に立設した手
洗い管b4に供給する手洗い付タンクを示し、そ
の底壁b5を便器本体Aの突出部a1にボルトナ
ツト2で固着することにより洗浄用タンクBの突
出部a1上に載置固定すると共に、底壁b5に設
けた排水口部b1をパツキン3を介して便器本体
Aの給水口a4内に水密状に嵌入せしめる。
従つて、本実施例のものは手を洗う際第3図に
示す如く無理な姿勢をしなくても手を洗うことが
できる。
次に、第4図及び第5図に示すものは他の実施
例で、このものは便器本体Aの左側に前記右側の
ものと同様の状態で突出部a1を形成し、該突出
部a1の下方に排水路a2を形成してその出口で
ある排水路a11を便器本体Aの左側に向けて開
設すると共に洗浄用タンクBが手洗い無しのタン
クの場合を示すものである。
尚、前示両実施例においては、便器本体Aの構
造は洗浄方式がサイホンゼツトを示したが、図示
せるものに限定されず一般周知の腰掛便器構造で
洗浄方式が、例えばサイホン、サイホンボルテツ
クス、ウオツシユダウン等の構造であることも任
意である。
而して、斯る腰掛便器は便器本体Aの後端面a
12を便所Cの後壁面c1に当接させた状態で床
面c2又は後壁面c1に固定するが、このように
すれば第6図に示すような従来の腰掛便器に比べ
て便器本体Aの前出寸法が洗浄用タンクBの厚さ
分だけ短かくなる。
また、このとき突出部a1下方の床面c2に空
間部c3ができるが、この空間部a3は従来のも
ののような便器本体Aの後方にできるものに比べ
て便器本体Aが邪魔にならず遥かに掃除がやり易
い。
<考案の効果> 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
便器本体の側部に一体形成した突出部の上方
に洗浄用タンクを載置することにより、便器本
体の後端面が便所の後壁面と当接してその分だ
け便器本体が後方に配置されると共に、突出部
の下面に沿つて排水路を設けることにより、突
出部の強度が下方への荷重に対して高まるの
で、便器本体の側方にできる空間を有効利用し
て便器本体前端の前出寸法を短くし、洗浄用タ
ンクと手洗い時の使用者とを接近させながら洗
浄用タンクが載置される突出部を補強すること
ができる。
従つて、便器本体と便所の後壁面及び左右壁
面との間に夫々無駄な空間ができる従来のもの
に比べ、便所内の有効スペースを広げることが
できると共に、洗浄用タンクの重量と該タンク
内に給水される洗浄水の重量等が突出部に集中
してかかつても突出部が破損せず安全であり、
突出部の肉厚寸法を極端に厚く形成したり補強
部材を別個に設ける必要がなくコスト高になら
ない。
洗浄用タンクが手洗い付タンクの場合には腰
掛便器を挾むことなく手洗い付タンクに接近し
て手洗い可能となるので、無理な姿勢をしなく
ても手が洗えて使用勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す腰掛便器の一
部切欠正面図、第2図は同一部切欠平面図、第3
図は同縮小側面図、第4図及び第5図は本考案の
他の実施例を示す一部切欠正面図及び一部切欠平
面図、第6図は従来の腰掛便器の設置状態の一例
を示す側面図である。 A……便器本体、a1……突出部、a2……排
水路、a3……給水室、B……洗浄用タンク(手
洗い付タンク)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 便器本体の上面に洗浄用タンクを載置固定す
    る腰掛便器において、前記便器本体の左右どち
    らか一方の側部に突出部を一体形成し、この突
    出部内に給水室を形成すると共に、突出部の上
    面に洗浄用タンクを載置して該洗浄用タンクと
    給水室とを連通させ、上記突出部の下面に沿つ
    て排水路を設けたことを特徴とする腰掛便器。 洗浄用タンクが手洗い付タンクである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の腰掛便器。
JP7471384U 1984-05-21 1984-05-21 腰掛便器 Granted JPS60186391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7471384U JPS60186391U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 腰掛便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7471384U JPS60186391U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 腰掛便器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186391U JPS60186391U (ja) 1985-12-10
JPH0310216Y2 true JPH0310216Y2 (ja) 1991-03-13

Family

ID=30615257

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JP7471384U Granted JPS60186391U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 腰掛便器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226764B2 (ja) * 1974-08-08 1977-07-15

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226764U (ja) * 1975-08-15 1977-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226764B2 (ja) * 1974-08-08 1977-07-15

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JPS60186391U (ja) 1985-12-10

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