JPH07243235A - 洋風便器 - Google Patents

洋風便器

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JPH07243235A
JPH07243235A JP3698194A JP3698194A JPH07243235A JP H07243235 A JPH07243235 A JP H07243235A JP 3698194 A JP3698194 A JP 3698194A JP 3698194 A JP3698194 A JP 3698194A JP H07243235 A JPH07243235 A JP H07243235A
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JP
Japan
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water
rim
passage
western
toilet bowl
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JP3698194A
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Kazumi Momose
和巳 百瀬
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洋風便器の後面に設けられた排気口13と、
リム部3に設けられた吸気口12とが脱臭通路14で連
通されている。この脱臭通路14は、洋風便器1の左側
面に沿って前方に延設され、その前端部がリム部3のう
ち便鉢2内に臨む箇所に位置している。脱臭通路14の
前端部に前記吸気口12が位置している。左側のリム通
水路6は、吸気口12付近において水路幅が狭くなって
いる。左側の取水口9aは、右側の取付口9bに比べ、
開口面積が小さくなっている。 【効果】 サイホンゼット型の脱臭式洋風便器におい
て、左右のゼット水路への水の流入がほぼ同時期にほぼ
均等に行なわれるようになり、トラップ部3へ強力なゼ
ット水流を早期に噴出させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱臭機能を有したサイホ
ンゼット型の洋風便器に関するものであり、詳しくは、
複数個のゼット水路からゼット孔に向ってほぼ均等にゼ
ット水が供給されるよう改良された洋風便器に関する。
【0002】
【従来の技術】サイホンゼット型洋風便器は、周知の通
り、便鉢底部のトラップ部に対し、排水起動時にゼット
水路からトラップ部内に水を噴出させ、トラップ部内に
強制的に排出水流を形成することにより、サイホンの起
動を早めるように構成したものである。
【0003】このサイホンゼット型洋風便器の一つのタ
イプとして、洋風便器の左右両側にゼット水路を設けた
ものがある。
【0004】第5〜8図は、このタイプのサイホンゼッ
ト型洋風便器の従来例を示すものであり、第5図は縦断
面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う水平断面図、第
7図は第6図のVII-VII 線に沿う断面図、第8図は第5
図のVIII-VIII 線に沿う断面図である。
【0005】洋風便器1Aの便鉢2の底部に連なるよう
にトラップ部3が設けられている。このトラップ部3
は、便鉢2の後方に向って斜めに立ち上り、最高位部3
aを経て排水口4に到っている。
【0006】便鉢2の上縁に設けられたリム部5の内部
のリム通水路6へは、洋風便器1の後部の給水口7から
の水が給水路8を経て供給される。
【0007】便鉢2の後部側においては、リム通水路6
が便鉢2の上縁よりも後方に張り出している。この張り
出した部分の洋風便器左右両側において、ゼット水の取
水口9a,9bが開口している。この取水口9a,9b
に連なるゼット水路10a,10bがトラップ部3の左
側(便器前方に向って左側)及び右側を通ってトラップ
部3の前部にまで引き通されている。トラップ部3内と
ゼット水路10とを連通するようにトラップ部3の前面
壁にゼット孔11が設けられている。
【0008】給水口7から給水路8内に洗浄水が供給さ
れると、この洗浄水のうちの所要量はリム通水路6へ流
入し、射水孔6aから便鉢2内に流出される。洗浄水の
残部は、取水口9a,9bからゼット水路10a,10
bに流れ込み、ゼット孔11からトラップ部3内に噴出
される。この噴出水流により、トラップ部3内に、最高
位部3aに向う排出水流が強制的に形成され、サイホン
が形成される。
【0009】ところで、このようなサイホンゼット型の
洋風便器において、さらに脱臭機能を付加したものが実
願昭61−201557号に開示されている。
【0010】第9図は、この洋風便器1Bの一部を破断
して示す斜視図である。
【0011】リム部5のうち便鉢2の後部側の下面に吸
気口12が設けられており、この吸気口12と洋風便器
1Bの後面の排気口13とが脱臭通路14で連通されて
いる。
【0012】この洋風便器1Bでは、リム通水路6が脱
臭通路14の隔壁15,16によって、周回方向に分断
されており、洗浄水は片回りにてリム通水路6内を流れ
る。即ち、給水路8からの水は、矢印Wの如くリム通水
路6内を反時計方向にのみ流れる。
【0013】なお、第9図の洋風便器1Bのその他の構
成は洋風便器1Aと同様であり、同一部分に同一符号を
付してその説明を省略する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】第9図に示した脱臭式
のサイホンゼット型洋風便器1Bにおいては、給水路8
からリム通水路6に導入された水が片回りにリム通水路
6内を流れるため、右側の取水口9bには、左側の取水
口9aに比べ、多量の水が早期に流れ込むことになる。
【0015】このように、一方の取水口から早期に多量
の水が流れ込むと、ゼット水の取水方式にあっては、一
方の取水口からの水流の落下水勢が強いために、第8図
の矢印Yの如く、一方取水口からの落下水流の多くがゼ
ット孔11の前を素通りしてしまい、ゼット孔11から
の水の噴出が弱くなってしまうおそれがあった。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の洋風便器は、
リム通水路を便鉢上縁を周回させ、所謂両回り給水タイ
プとすると共に、吸気口をリム通水路よりも外周側に配
置したものである。
【0017】即ち、請求項1の洋風便器は、底部にトラ
ップ部を備え、上縁にリム部が周設された便鉢と、該リ
ム部内に設けられたリム通水路と、洋風便器後部の給水
口と該リム通水路とを連通している給水路と、該トラッ
プ部に設けられたゼット孔と、該リム通水路の路床面に
設けられた取水口と、該取水口と前記ゼット孔とを連通
しているゼット水路と、該便鉢内に臨むように前記リム
部の下面に設けられた吸気口と、該吸気口と洋風便器外
部とを連通する脱臭通路と、を備えてなり、前記取水口
は、洋風便器の左右両側に配置されており、前記ゼット
水路は洋風便器の左右両側にそれぞれ設けられており、
前記吸気口及び脱臭通路は前記リム通水路及び給水路か
ら隔絶されている洋風便器において、前記リム通水路
は、前記リム部の内周に沿ってリム部の全周を周回する
ように設けられ、前記給水路からの水は洋風便器の左右
の二手に別れてリム通水路内を洋風便器前方へ流通可能
となっており、前記吸気口及び脱臭通路は、該リム部に
おいて該リム通水路の外周側に配置されていることを特
徴とするものである。
【0018】請求項2の洋風便器は、請求項1におい
て、前記リム通水路は便鉢の後部側の洋風便器左右両側
の箇所において便鉢上縁よりも後方に張り出しており、
この後方に張り出したリム通水路の路床面に前記取水口
が配置されており、洋風便器の一方の側部に沿って前記
脱臭通路が延設されており、該一方の側部に沿うリム通
水路にあっては、該吸気口付近において、リム通水路の
幅が狭くなっており、前記取水口のうち該一方の側部に
近い方のものは、他方のものに比べ開口面積が小さいこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項3の洋風便器は、底部にトラップ部
を備え、上縁にリム部が周設された便鉢と、該リム部内
に設けられたリム通水路と、洋風便器後部の給水口と該
リム通水路とを連通している給水路と、該トラップ部に
設けられたゼット孔と、該リム通水路の路床面に設けら
れた取水口と、該取水口と前記ゼット孔とを連通してい
るゼット水路と、該便鉢内に臨むように前記リム部の下
面に設けられた吸気口と、該吸気口と洋風便器外部とを
連通する脱臭通路と、を備えてなり、前記取水口は、洋
風便器の左右両側に配置されており、前記ゼット水路は
洋風便器の左右両側にそれぞれ設けられており、前記吸
気口及び脱臭通路は前記リム通水路及び給水路から隔絶
されている洋風便器において、前記リム通水路は、前記
リム部の内周に沿ってリム部の全周を周回するように設
けられ、前記給水路からの水は、洋風便器の一方の側部
に沿う第1のリム通水路と他方の側部に沿う第2のリム
通水路とに流入可能となっており、前記吸気口及び脱臭
通路は、該第1のリム通水路の外周側に配置されてお
り、該第1及び第2のリム通水路は、便鉢の後部側の洋
風便器左右両側の箇所において便鉢上縁よりも後方に張
り出しており、この後方に張り出したリム通水路の路床
面に前記取水口が配置されており、該第1のリム通水路
にあっては、該取水口よりも洋風便器前方側において通
水路が遮断されており、前記取水口のうち該第1のリム
通水路のものは、第2のリム通水路のものに比べ開口面
積が小さいことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】請求項1の洋風便器においては、リム通水路へ
供給された水がリム通水路の左側及び右側の双方を通っ
て洋風便器前部側へ流れる。従って、洋風便器の左右両
側に設けられた取水口に対してほぼ同時期に水が流れ込
むようになり、左右両側のゼット水路から同じようにゼ
ット水が供給されるようになる。
【0021】請求項2の洋風便器においては、リム通水
路のうち左右の一方の側にあっては、吸気口付近で水路
幅が狭くなっている。このため、この狭くなった部分よ
りも上流側の取水口に多量の水が流れ込もうとする。
【0022】ところが、この一方の側の取水口は他方の
側の取水口に比べ開口面積が小さくなっているので、結
局左右のゼット水路にほぼ均等量のゼット水が流れ込む
ことになる。
【0023】請求項3の洋風便器においても、請求項2
の洋風便器と同様にして左右のゼット水路にほぼ均等量
のゼット水が流れ込む。
【0024】なお、この請求項3の洋風便器において
は、給水路からの水は第1及び第2のリム通水路に別々
に流入する。このうち、第1のリム通水路は、取水口よ
りも洋風便器前方側において通水路が遮断されている。
第1のリム通水路のこの遮断部分よりも前方のリム通水
路へは、第2のリム通水路からの水が回り込むようにし
て供給される。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。
【0026】第1〜3図は、実施例に係る洋風便器の従
来例を示すものであり、第1図は平面図、第2図は第1
図のII−II線に沿う縦断面図、第3図は第2図のIII −
III線に沿う破断斜視図、第4図は第1図のIV−IV線に
沿う断面図である。
【0027】この洋風便器1は壁掛型のものであり、便
鉢2の底部に連なるようにトラップ部3が設けられてい
る。このトラップ部3は、便鉢2の後方に向って斜めに
立ち上り、最高位部3aを経て排水口4に到っている。
【0028】便鉢2の上縁に設けられたリム部5の内部
のリム通水路6へは、洋風便器1の後面の給水口7から
の水が給水路8を経て供給される。
【0029】便鉢2の後部側においては、リム通水路6
が便鉢2の上縁よりも後方に張り出している。この張り
出した部分の洋風便器左右両側において、ゼット水の取
水口9a,9bが開口している。この取水口9a,9b
に連なるゼット水路10a,10bがトラップ部3の左
側(便器前方に向って左側)及び右側を通ってトラップ
部3の前部にまで引き通されている。トラップ部3内と
ゼット水路10とを連通するようにトラップ部3の前面
壁にゼット孔11が設けられている。
【0030】給水路8の左側が脱臭通路14となってい
る。洋風便器の後面に設けられた排気口13と、リム部
3に設けられた吸気口12とが脱臭通路14で連通され
ている。
【0031】この脱臭通路14は、洋風便器1の左側面
に沿って前方に延設され、その前端部がリム部3のうち
便鉢2内に臨む箇所に位置している。この脱臭通路14
の前端部に前記吸気口12が位置している。
【0032】第1図に示される通り、左側のリム通水路
6は、この脱臭通路14の前端部付近(吸気口12付
近)において水路幅が狭くなっている。また、左側の取
水口9aは、右側の取付口9bに比べ、開口面積が小さ
くなっている。
【0033】第3図に明瞭に示される通り、脱臭通路1
4及び吸気口13は、隔壁19,20によって給水路8
及びリム通水路6から隔絶されている。
【0034】なお、符号21は便座ボックスや便座、便
蓋等を固定するためのボルトの挿通孔である。この挿通
孔の周囲は隔壁22によって囲まれている。
【0035】このように構成された洋風便器1におい
て、給水口7から給水路8内に洗浄水が供給されると、
この洗浄水のうちの所要量はリム通水路6へ流入し、射
水孔6aから便鉢2内に流出される。洗浄水の残部は、
取水口9a,9bからゼット水路10a,10bに流れ
込み、ゼット孔11からトラップ部3内に噴出される。
この噴出水流により、トラップ部3内に、最高位部3a
に向う排出水流が強制的に形成され、サイホンが形成さ
れる。
【0036】なお、排気口13に排気ダクト(図示略)
が接続され、吸気口12、脱臭通路14、排気口13を
介して便鉢2内の臭気が吸引排出される。
【0037】本実施例にあっては、リム通水路6への給
水方式が両回り方式となっており、給水路8からの水が
左右の二手に別れてリム通水路6内を前方に向って流れ
る。このため、給水路8からの水はほ同時に2つの取水
口9a,9bに到達し、2つのゼット水路10a,10
bをほぼ同時に流下する。
【0038】しかも、左側のリム通水路6は、脱臭通路
14の前端部付近が幅狭となっているため、それよりも
上流の水位が増大し、取水口9aに多量の水が流れ込も
うとする。ところが、この取水口9aは、右側の取水口
9bに比べ開口面積が小さいので、結局、左右の取水口
9a,9bへの水の流入量はほぼ均等になる。
【0039】このようにして左右のゼット水路10a,
10bにほぼ同時に同量の水が流れ込むようになるた
め、両ゼット水路10a,10bからの水がゼット孔1
1にて合流し、強い噴出水流となってトラップ部3に噴
出するようになる。
【0040】この結果、トラップ部3では強力なサイホ
ンが著しく早期に形成されるようになる。
【0041】第10図は本発明の請求項3の実施例に係
るサイホンゼット型洋風便器の水平断面斜視図であり、
前記第3図と同一部分の断面を示している。
【0042】本実施例では、左側のリム通水路6の取水
口9aよりも便器前方側が遮断壁25によって遮断され
ている。給水路8からの水は、左右のリム通水路6,6
に分れて流れる。このうち、左側のリム通水路6に流れ
込んだ水は、その大部分が取水口9aに流れ込む。右側
のリム通水路6に流れ込んだ水は、洋風便器1の前端を
回り込んで遮断壁25の箇所まで流れる。
【0043】左側のリム通水路6の取水口9aは右側の
リム通水路6の取水口9bよりも開口面積が小さくなっ
ており、左右の取水口9a,9bにほぼ均等量の水が流
れ込む。
【0044】なお、第10図のその他の構成とその作用
効果は第3図と同様であり、同一符号は同一部分を示し
ている。
【0045】上記実施例では壁掛型の洋風便器が示され
ているが、本発明は床置き型や床壁型など各種の洋風便
器に適用できる。また、ロータンクを洋風便器の後部上
面に設置する密結型洋風便器にも本発明を適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上の通り、請求項1,2,3の洋風便
器によると、サイホンゼット型の脱臭式洋風便器におい
て、左右のゼット水路への水の流入がほぼ同時期にほぼ
均等に行なわれるようになり、トラップ部3へ強力なゼ
ット水流を早期に噴出させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るサイホンゼット型洋風便器の平面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】実施例に係るサイホンゼット型洋風便器の水平
断面斜視図である。
【図4】図1のVI−VI線に沿う断面図である。
【図5】従来のサイホンゼット型洋風便器の縦断面図で
ある。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線に沿う断面図である
【図9】従来のサイホンゼット型脱臭式洋風便器の水平
断面図である。
【図10】別の実施例に係るサイホンゼット型洋風便器
の水平断面斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 洋風便器 2 便鉢 3 トラップ部 5 リム部 6 リム通水路 8 給水路 9a,9b 取水口 10a,10b ゼット水路 11 ゼット孔 12 吸気口 13 排気口 14 脱臭通路 25 遮断壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部にトラップ部を備え、上縁にリム部
    が周設された便鉢と、 該リム部内に設けられたリム通水路と、 洋風便器後部の給水口と該リム通水路とを連通している
    給水路と、 該トラップ部に設けられたゼット孔と、 該リム通水路の路床面に設けられた取水口と、 該取水口と前記ゼット孔とを連通しているゼット水路
    と、 該便鉢内に臨むように前記リム部の下面に設けられた吸
    気口と、 該吸気口と洋風便器外部とを連通する脱臭通路と、を備
    えてなり、 前記取水口は、洋風便器の左右両側に配置されており、
    前記ゼット水路は洋風便器の左右両側にそれぞれ設けら
    れており、 前記吸気口及び脱臭通路は前記リム通水路及び給水路か
    ら隔絶されている洋風便器において、 前記リム通水路は、前記リム部の内周に沿ってリム部の
    全周を周回するように設けられ、前記給水路からの水は
    洋風便器の左右の二手に別れてリム通水路内を洋風便器
    前方へ流通可能となっており、 前記吸気口及び脱臭通路は、該リム部において該リム通
    水路の外周側に配置されていることを特徴とする洋風便
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リム通水路は便
    鉢の後部側の洋風便器左右両側の箇所において便鉢上縁
    よりも後方に張り出しており、 この後方に張り出したリム通水路の路床面に前記取水口
    が配置されており、 洋風便器の一方の側部に沿って前記脱臭通路が延設され
    ており、 該一方の側部に沿うリム通水路にあっては、該吸気口付
    近において、リム通水路の幅が狭くなっており、 前記取水口のうち該一方の側部に近い方のものは、他方
    のものに比べ開口面積が小さいことを特徴とする洋風便
    器。
  3. 【請求項3】 底部にトラップ部を備え、上縁にリム部
    が周設された便鉢と、 該リム部内に設けられたリム通水路と、 洋風便器後部の給水口と該リム通水路とを連通している
    給水路と、 該トラップ部に設けられたゼット孔と、 該リム通水路の路床面に設けられた取水口と、 該取水口と前記ゼット孔とを連通しているゼット水路
    と、 該便鉢内に臨むように前記リム部の下面に設けられた吸
    気口と、 該吸気口と洋風便器外部とを連通する脱臭通路と、を備
    えてなり、 前記取水口は、洋風便器の左右両側に配置されており、
    前記ゼット水路は洋風便器の左右両側にそれぞれ設けら
    れており、 前記吸気口及び脱臭通路は前記リム通水路及び給水路か
    ら隔絶されている洋風便器において、 前記リム通水路は、前記リム部の内周に沿ってリム部の
    全周を周回するように設けられ、前記給水路からの水
    は、洋風便器の一方の側部に沿う第1のリム通水路と他
    方の側部に沿う第2のリム通水路とに流入可能となって
    おり、 前記吸気口及び脱臭通路は、該第1のリム通水路の外周
    側に配置されており、 該第1及び第2のリム通水路は、便鉢の後部側の洋風便
    器左右両側の箇所において便鉢上縁よりも後方に張り出
    しており、 この後方に張り出したリム通水路の路床面に前記取水口
    が配置されており、 該第1のリム通水路にあっては、該取水口よりも洋風便
    器前方側において通水路が遮断されており、 前記取水口のうち該第1のリム通水路のものは、第2の
    リム通水路のものに比べ開口面積が小さいことを特徴と
    する洋風便器。
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